JP5885293B2 - 加入者ユニット密度を考慮したネットワーク設備配置用のプログラム、装置及びシステム - Google Patents
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複数の加入者ユニットの位置を、設定された初期クラスタ数以上のクラスタ数のクラスタに分類し、これらクラスタの各セントロイドを、ネットワーク設備の設置候補位置として決定するクラスタリング処理手段と、
クラスタの各々について、当該クラスタの単位面積当たりの加入者ユニット数である加入者ユニット密度を決定し、この加入者ユニット密度に応じて、設計パラメータとして記憶された複数の最大許容線路長のうちの1つを選択する線路長設定手段と、
決定されたセントロイドと当該クラスタに所属する加入者ユニットとを接続する線路長の全てが、選択された最大許容線路長以下であるか否かを判定する線路長判定手段と、
線路長判定手段が真の判定を行った際、決定されたセントロイドをネットワーク設備の設置位置として確定するネットワーク設備配置手段と
してコンピュータを機能させ、
線路長判定手段が偽の判定を行った際、クラスタリング処理手段は、分類するクラスタ数を増分して再度、複数の加入者ユニットの位置をクラスタに分類して当該セントロイドを決定する処理を行い、線路長設定手段は、再度分類されたクラスタの各々について決定した加入者ユニット密度に応じて、再度、複数の最大許容線路長のうちの1つを選択し、線路長判定手段は、再度、選択された最大許容線路長に係る判定を行う
ことを特徴とするネットワーク設備配置用のプログラムが提供される。
クラスタの各々について、所属する加入者ユニットの位置座標(xi,yi)群であって、第1座標x及び第2座標yの各々について当該位置座標(x i ,y i )群に含まれるある2つの位置座標の間に原点が位置するような座標空間をなす位置座標(x i ,y i )群を、この原点を中心に所定の角度だけ回転させる位置座標変換手段と、
回転後又は回転前における全ての位置座標(xi,yi)の中から、第1座標xが最大値をとる位置座標、第1座標xが最小値をとる位置座標、第2座標yが最大値をとる位置座標、及び第2座標yが最小値をとる位置座標を抽出する位置座標抽出手段と、
抽出された位置座標を結ぶ擬凸包を構成し、この擬凸包がなす多角形の面積をクラスタの面積に設定し、当該クラスタに所属する加入者ユニット数と設定されたユニットの面積とから加入者ユニット密度を決定するユニット密度決定手段と
を有することも好ましい。
位置座標抽出手段は、位置座標(xi,yi)群が(π/2M)ラジアンだけ回転する毎に、第1座標x又は第2座標yが最大値又は最小値をとる位置座標を全て抽出する
ことも好ましい。
クラスタの各々に所属する加入者ユニット数の最大値及び最小値を取得するユニット数比較手段と、
設計パラメータとして最大許容収容数比を使用し、最大値と最小値との比がこの最大許容収容数比以下であるか否かを判定し、偽の判定を行った際、クラスタ数を増加させて再度クラスタリング処理を行わせる収容数比判定手段と
を有することも好ましい。
設計パラメータとして最大収容可能数を使用し、クラスタの各々に所属する加入者ユニット数がこの最大収容可能数以下であるか否かを判定し、偽の判定を行った際、クラスタ数を増加させて再度クラスタリング処理を行わせる収容数判定手段
を有することも好ましい。
複数の加入者ユニットの位置と少なくとも1つのネットワーク設備の設置可能な位置とであるノードの集合Vと、伝送線路を敷設可能な経路であってノードを結ぶエッジの集合Eとから構成されるグラフG=(V,E)を使用し、
ノードを設定された初期クラスタ数以上のクラスタに分類し、これらクラスタの各々について所属するノードからのエッジ経由での経路長の総和が最小となるノード位置をセントロイドとして算出し、このセントロイドをネットワーク設備の設置候補位置として決定する
ことも好ましい。
複数の加入者ユニットの位置を記憶する位置情報データベースと、
設計パラメータとして複数の最大許容線路長を記憶するパラメータ記憶手段と、
複数の加入者ユニットの位置を、設定された初期クラスタ数以上のクラスタ数のクラスタに分類し、これらクラスタの各セントロイドをネットワーク設備の設置候補位置として決定するクラスタリング処理手段と、
クラスタの各々について、当該クラスタの単位面積当たりの加入者ユニット数である加入者ユニット密度を決定し、この加入者ユニット密度に応じて複数の最大許容線路長のうちの1つを選択する線路長設定手段と、
決定されたセントロイドと当該クラスタに所属する加入者ユニットとを接続する線路長の全てが、選択された最大許容線路長以下であるか否かを判定する線路長判定手段と、
線路長判定手段が真の判定を行った際、決定されたセントロイドをネットワーク設備の設置位置として確定するネットワーク設備配置手段と
を有し、
線路長判定手段が偽の判定を行った際、クラスタリング処理手段は、分類するクラスタ数を増分して再度、複数の加入者ユニットの位置をクラスタに分類して当該セントロイドを決定する処理を行い、線路長設定手段は、再度分類されたクラスタの各々について決定した加入者ユニット密度に応じて、再度、複数の最大許容線路長のうちの1つを選択し、線路長判定手段は、再度、選択された最大許容線路長に係る判定を行う
ことを特徴とする設備配置設計装置が提供される。
複数の加入者ユニットの位置を記憶する位置情報データベースと、
この位置情報データベースとネットワークを介して接続された設備配置設計装置と
を有し、
設備配置設計装置は、
設計パラメータとして複数の最大許容線路長を記憶するパラメータ記憶手段と、
複数の加入者ユニットの位置を、設定された初期クラスタ数以上のクラスタ数のクラスタに分類し、これらクラスタの各セントロイドを、ネットワーク設備の設置候補位置として決定するクラスタリング処理手段と、
クラスタの各々について、当該クラスタの単位面積当たりの加入者ユニット数である加入者ユニット密度を決定し、この加入者ユニット密度に応じて複数の最大許容線路長のうちの1つを選択する線路長設定手段と、
決定されたセントロイドと当該クラスタに所属する加入者ユニットとを接続する線路長の全てが、選択された最大許容線路長以下であるか否かを判定する線路長判定手段と、
線路長判定手段が真の判定を行った際、決定されたセントロイドをネットワーク設備の設置位置として確定するネットワーク設備配置手段と
を有し、
線路長判定手段が偽の判定を行った際、クラスタリング処理手段は、分類するクラスタ数を増分して再度、複数の加入者ユニットの位置をクラスタに分類して当該セントロイドを決定する処理を行い、線路長設定手段は、再度分類されたクラスタの各々について決定した加入者ユニット密度に応じて、再度、複数の最大許容線路長のうちの1つを選択し、線路長判定手段は、再度、選択された最大許容線路長に係る判定を行う
ことを特徴とするネットワーク設備配置システムが提供される。
(a)ネットワーク設備と加入者ユニットとを結ぶ回線における最大許容線路長Lmaxを考慮する
点に特徴を有する。
(b)複数の加入者ユニットの位置を分類したクラスタ間における加入者ユニット数の比(公平性)を考慮する
ことも好ましい。さらに、このネットワーク設備配置用のプログラムでは、設計パラメータとして最大収容可能数nmaxを使用し、
(c)ネットワーク設備が収容可能な加入者ユニット数を考慮する
ことも好ましい。
最大収容可能数nmax、最大許容収容数比Rmax、擬凸包計算パラメータM、
加入者ユニット密度閾値Dth、クラスタ最小幅Δ、及び
最大許容線路長Lmax1、Lmax2
を記憶する。また、後述するように、ネットワーク設備配置設計時に発生する所定のONU3の位置情報を記憶する。上記設計パラメータは、キーボード等の入力部102を介してパラメータ記憶部101に入力可能である。
線路長設定部12は、位置座標変換部120と、位置座標抽出部121と、ユニット密度決定部122と、許容線路長選択部123とを有する。
(1) ci=(xi,yi)(i=1〜n)
を取得する。ここで、nは、全ONU数である。
(S32、S33)その上で、対象領域を全てのONU3を含む全体とし、初期のクラスタ数Ncを、
(2) Nc=ceil(n/nmax)
として、クラスタリング処理を行う。ここで、ceil(x)は天井関数であり、実数xに対してx以上となる最小の整数を出力する。また、クラスタリング処理とは、2次元平面上における多数の点(ONU3の位置)の集合を、一定の規則(本実施形態ではユークリッド距離)に従って幾つかのクラスタ(組)に分類するとともに、各クラスタのセントロイド(中心位置)を算出する処理である。
(3) D>Dth
の条件を満たすか否かを判定し、真の判定が行われた際、最大許容線路長Lmax1を当該クラスタにおける線路長の上限として選択し、一方、偽の判定が行われた際、最大許容線路長Lmax2(>Lmax1)を当該クラスタにおける線路長の上限として選択する。
D≦Dth1ならば、当該クラスタを低密度エリアとしてLmax3を選択し、
Dth1<D≦Dth2ならば、当該クラスタを中密度エリアとしてLmax2を選択し、
Dth2<Dならば、当該クラスタを高密度エリアとしてLmax1を選択する
ことも好ましい。さらに、3つ以上の加入者ユニット密度閾値Dthと4つ以上の最大許容線路長Lmaxとを使用することも可能である。
(4) n>nmax
の条件を満たすか否かを判定する。ここで、真の判定が行われた際、次のクラスタリング処理(ステップS41及びS42)に移行する。一方、偽の判定がなされた場合は、初期のクラスタ数Nc=ceil(n/nmax)が1となってONU3をクラスタに分類するクラスタリング処理ができない。それ故、エラーとして扱い、クラスタ数Ncを現時点の全クラスタ数(=1)として(ステップS49)、本手順を終了する。
(S42)次いで、ONU3をNc個のクラスタに分類し、セントロイドYkの位置座標を最適化する。このようなクラスタリング処理を行う方法として、データマイニング(Data Mining)の分野で広く使用されているk-means法等が挙げられる。
(S47、S48)これら最大値と最小値との比Rが、最大許容収容数比Rmax以下であるか否かを判定する。ここで、真の判定が行われた際、次のステップS49に移行する。一方、偽の判定が行われた際、対象領域を、Rmaxを超える比Rを有する当該クラスタとし、クラスタ数Ncを2として(即ち2分割して)、比RをRmax以下に収めるべく再度クラスタリング処理を行う。その後、ステップS47に戻る。
(S61)次いで、当該クラスタに所属するONU3の位置座標c'i=(x'i,y'i)を、座標原点を中心に角度(π/2M)rad(ラジアン)だけ回転させる。
(S640)保存された位置座標ciの個数が1個と判定された際、当該クラスタの面積Sを、この1個の位置座標ciを中心とする半径Δの円の面積に決定する。
(S641)保存された位置座標ciの個数が2個と判定された際、当該クラスタの面積Sを、これら2個の位置座標ci間の距離とΔとの積に決定する。
(S642)保存された位置座標ciの個数がそれ以外(3個以上)と判定された際、当該クラスタの面積Sを、これら3個以上の位置座標ciを結ぶ多角形の面積に決定する。
(a)グラフG=(V,E)(設計情報)を取得し(図3のステップS30)、
(b)ノードvを初期クラスタ数Nc以上のクラスタに分類し、これらクラスタの各々について、所属するノードvからのエッジe経由での経路長の総和が最小となるノードvの位置をセントロイドとして算出し、これらセントロイドをネットワーク設備の設置候補位置として決定する(図4のステップS41及びS42)。
100 位置情報データベース
101 パラメータ記憶部
102 入力部
103 表示部
11 クラスタリング処理部
110 セントロイド決定部
111 収容数判定部
112 収容数比較部
113 収容数比判定部
12 線路長設定部
120 位置座標変換部
121 位置座標抽出部
122 ユニット密度決定部
123 許容線路長選択部
13 線路長判定部
14 ネットワーク設備配置部
15 設計結果出力部
2 ネットワーク設備
3 ONU(加入者ユニット)
50、500、500a、500b、501、51、52、81、82 クラスタ
50c、500c、500ac、500bc、501c、51c、52c、81c、82c セントロイド
80 設置可能点(地点)
Claims (8)
- 設計パラメータに基づいて少なくとも1つのネットワーク設備を配置し、該ネットワーク設備と複数の加入者ユニットとの接続経路を決定する、ネットワーク設備配置用のプログラムであって、
前記複数の加入者ユニットの位置を、設定された初期クラスタ数以上のクラスタ数のクラスタに分類し、該クラスタの各セントロイドを、当該ネットワーク設備の設置候補位置として決定するクラスタリング処理手段と、
前記クラスタの各々について、当該クラスタの単位面積当たりの加入者ユニット数である加入者ユニット密度を決定し、該加入者ユニット密度に応じて、設計パラメータとして記憶された複数の最大許容線路長のうちの1つを選択する線路長設定手段と、
決定された当該セントロイドと当該クラスタに所属する加入者ユニットとを接続する線路長の全てが、選択された前記最大許容線路長以下であるか否かを判定する線路長判定手段と、
前記線路長判定手段が真の判定を行った際、決定された当該セントロイドを当該ネットワーク設備の設置位置として確定するネットワーク設備配置手段と
してコンピュータを機能させ、
前記線路長判定手段が偽の判定を行った際、前記クラスタリング処理手段は、分類するクラスタ数を増分して再度、前記複数の加入者ユニットの位置をクラスタに分類して当該セントロイドを決定する処理を行い、前記線路長設定手段は、再度分類されたクラスタの各々について決定した加入者ユニット密度に応じて、再度、複数の最大許容線路長のうちの1つを選択し、前記線路長判定手段は、再度、選択された前記最大許容線路長に係る判定を行う
ことを特徴とするネットワーク設備配置用のプログラム。 - 前記線路長設定手段は、
前記クラスタの各々について、所属する加入者ユニットの位置座標(xi,yi)群であって、第1座標x及び第2座標yの各々について当該位置座標(x i ,y i )群に含まれるある2つの位置座標の間に原点が位置するような座標空間をなす位置座標(x i ,y i )群を、当該原点を中心に所定の角度だけ回転させる位置座標変換手段と、
回転後又は回転前における全ての位置座標(xi,yi)の中から、第1座標xが最大値をとる位置座標、第1座標xが最小値をとる位置座標、第2座標yが最大値をとる位置座標、及び第2座標yが最小値をとる位置座標を抽出する位置座標抽出手段と、
抽出された当該位置座標を結ぶ擬凸包を構成し、該擬凸包がなす多角形の面積を前記クラスタの面積に設定し、当該クラスタに所属する加入者ユニット数と設定された該ユニットの面積とから加入者ユニット密度を決定するユニット密度決定手段と
を有することを特徴とする請求項1に記載のネットワーク設備配置用のプログラム。 - 前記位置座標変換手段は、設計パラメータとして擬凸包計算パラメータMを使用し、前記位置座標(xi,yi)群を、角度(π/2M)ラジアンだけM回又は(M−1)回、回転させ、
前記位置座標抽出手段は、位置座標(xi,yi)群が(π/2M)ラジアンだけ回転する毎に、第1座標x又は第2座標yが最大値又は最小値をとる位置座標を全て抽出する
ことを特徴とする請求項2に記載のネットワーク設備配置用のプログラム。 - 前記クラスタリング処理手段は、
前記クラスタの各々に所属する加入者ユニット数の最大値及び最小値を取得するユニット数比較手段と、
設計パラメータとして最大許容収容数比を使用し、前記最大値と前記最小値との比が該最大許容収容数比以下であるか否かを判定し、偽の判定を行った際、クラスタ数を増加させて再度クラスタリング処理を行わせる収容数比判定手段と
を有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のネットワーク設備配置用のプログラム。 - 前記クラスタリング処理手段は、
設計パラメータとして最大収容可能数を使用し、前記クラスタの各々に所属する加入者ユニット数が該最大収容可能数以下であるか否かを判定し、偽の判定を行った際、クラスタ数を増加させて再度クラスタリング処理を行わせる収容数判定手段
を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のネットワーク設備配置用のプログラム。 - 前記クラスタリング処理手段は、
前記複数の加入者ユニットの位置と前記少なくとも1つのネットワーク設備の設置可能な位置とであるノードの集合Vと、伝送線路を敷設可能な経路であって前記ノードを結ぶエッジの集合Eとから構成されるグラフG=(V,E)を使用し、
前記ノードを設定された初期クラスタ数以上のクラスタに分類し、該クラスタの各々について所属するノードからのエッジ経由での経路長の総和が最小となるノード位置をセントロイドとして算出し、該セントロイドを当該ネットワーク設備の設置候補位置として決定する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のネットワーク設備配置用のプログラム。 - 設計パラメータに基づいて少なくとも1つのネットワーク設備を配置し、該ネットワーク設備と複数の加入者ユニットとの接続経路を決定する設備配置設計装置であって、
前記複数の加入者ユニットの位置を記憶する位置情報データベースと、
設計パラメータとして複数の最大許容線路長を記憶するパラメータ記憶手段と、
前記複数の加入者ユニットの位置を、設定された初期クラスタ数以上のクラスタ数のクラスタに分類し、該クラスタの各セントロイドを、当該ネットワーク設備の設置候補位置として決定するクラスタリング処理手段と、
前記クラスタの各々について、当該クラスタの単位面積当たりの加入者ユニット数である加入者ユニット密度を決定し、該加入者ユニット密度に応じて前記複数の最大許容線路長のうちの1つを選択する線路長設定手段と、
決定された当該セントロイドと当該クラスタに所属する加入者ユニットとを接続する線路長の全てが、選択された前記最大許容線路長以下であるか否かを判定する線路長判定手段と、
前記線路長判定手段が真の判定を行った際、決定された当該セントロイドを当該ネットワーク設備の設置位置として確定するネットワーク設備配置手段と
を有し、
前記線路長判定手段が偽の判定を行った際、前記クラスタリング処理手段は、分類するクラスタ数を増分して再度、前記複数の加入者ユニットの位置をクラスタに分類して当該セントロイドを決定する処理を行い、前記線路長設定手段は、再度分類されたクラスタの各々について決定した加入者ユニット密度に応じて、再度、複数の最大許容線路長のうちの1つを選択し、前記線路長判定手段は、再度、選択された前記最大許容線路長に係る判定を行う
ことを特徴とする設備配置設計装置。 - 設計パラメータに基づいて少なくとも1つのネットワーク設備を配置し、該ネットワーク設備と複数の加入者ユニットとの接続経路を決定するネットワーク設備配置システムであって、
前記複数の加入者ユニットの位置を記憶する位置情報データベースと、
前記位置情報データベースと、ネットワークを介して接続された設備配置設計装置と
を有し、
前記設備配置設計装置は、
設計パラメータとして複数の最大許容線路長を記憶するパラメータ記憶手段と、
前記複数の加入者ユニットの位置を、設定された初期クラスタ数以上のクラスタ数のクラスタに分類し、該クラスタの各セントロイドを、当該ネットワーク設備の設置候補位置として決定するクラスタリング処理手段と、
前記クラスタの各々について、当該クラスタの単位面積当たりの加入者ユニット数である加入者ユニット密度を決定し、該加入者ユニット密度に応じて前記複数の最大許容線路長のうちの1つを選択する線路長設定手段と、
決定された当該セントロイドと当該クラスタに所属する加入者ユニットとを接続する線路長の全てが、選択された前記最大許容線路長以下であるか否かを判定する線路長判定手段と、
前記線路長判定手段が真の判定を行った際、決定された当該セントロイドを当該ネットワーク設備の設置位置として確定するネットワーク設備配置手段と
を有し、
前記線路長判定手段が偽の判定を行った際、前記クラスタリング処理手段は、分類するクラスタ数を増分して再度、前記複数の加入者ユニットの位置をクラスタに分類して当該セントロイドを決定する処理を行い、前記線路長設定手段は、再度分類されたクラスタの各々について決定した加入者ユニット密度に応じて、再度、複数の最大許容線路長のうちの1つを選択し、前記線路長判定手段は、再度、選択された前記最大許容線路長に係る判定を行う
ことを特徴とするネットワーク設備配置システム。
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