JP4215721B2 - 少なくとも1つの光導波路を熱処理する装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ビーム源と、ビーム源から放出されたビームを光導波路に向けるための光学系とを有する、少なくとも1つの光導波路を熱処理する装置に関する。
光導波路をスプライス接続する方法では一般的に、結合されるべきグラスファイバーが熱源によって溶融温度まで加熱され、ここで接触接続される。今日のスプライス装置は通常、電気的なグロー放電を、スプライス過程に対するエネルギー源として使用する。この他にレーザ(有利にはCOレーザ)も熱源として使用される。これによって次のような利点が生じる。すなわち、スプライス箇所でビームプロフィルを形成することによって、および/またはスプライス部分の箇所にわたってレーザービームを動かすことによって、出力密度プロフィルを制御することによって、加熱ゾーンの形状に影響を与えることができるという利点が生じる。これは例えば、本出願の出願日の時点ではまだ公開されていないドイツ特許出願第10212716.6号に記載されている。スプライス過程の間には、スプライス接続されるべき光導波路は、レーザービームの影響ゾーンにあり、これによって溶融温度まで加熱される。得られるスプライス結合のクオリティのために、別のパラメータの他に、光導波路の加熱の強さも加熱ゾーンの大きさも重要である。
レーザービームを加熱源として使用する際の問題は、光導波路上でレーザビームが片側で生じたときに、光導波路の、レーザービームの方を向いている側と、レーザービームの方を向いていない側との間に、温度勾配が生じてしまうということである。これによってスプライス箇所の非対称性が生じてしまい、光導波路の2つの終端部が不完全に溶接されてしまう。殊に、生じる結合損失およびスプライスの抗張力(引張り強さ)によって特徴付けられるスプライスクオリティは、一般的に片側加熱時に劣る。
この問題の解決方法は、スプライス箇所の出力密度をレーザー出力の時間的な制御と関連させて、ファイバー断面にわたる温度勾配が低減するように調節することである。殊にこれは、スプライス持続時間の増大に関連して、出力密度を低減させることによって実現される。この解決方法の欠点は、スプライス持続時間の増大に、加熱ゾーンの拡大も関連してしまうことである。これは、従来のグロー放電の代わりにレーザビームを使用することによって、所期のように加熱ゾーンの形状に影響を与えるというアイディアと矛盾してしまう。
US4263495号には、光導波路をスプライス接続するためのエネルギー源としてレーザを使用する方法が記載されている。この方法ではレーザビームが焦点合わせされ、充分な出力密度が得られる。レーザのビームは、レンズないしはレンズと鏡の組み合わせによって次のように集束される。すなわち、より高い出力密度を伴って、光導波路にビームが入射する焦点合わせ領域が生じるように集束される。スプライス接続されるべきグラスファイバーはこの焦点合わせ領域内に配置され、光導波路は所望のように加熱される。
この文献では殊に、焦点合わせ鏡を使用することが提案されている。この鏡の対称軸に沿って、スプライス接続されるべきファイバーが配置される。対称軸に対して平行に鏡に入射し、その出力が対称軸を中心に対称に配分される平行レーザビームを使用することによって、光導波路ないしスプライス部分は鏡の焦点において全面から加熱される。このような解決方法での欠点は、鏡の焦点距離が大きい場合に、2つのファイバーの保持が光学的なビーム路内に存在することである。これによって再び、陰影が付いてしまう、ひいては不均一な加熱が生じてしまう。鏡の焦点距離が短い場合には、鏡がスプライス部分に近すぎて、スプライス処理時に蒸発した材料がこの上に堆積してしまうので、鏡はしばしばクリーニングされなければならない、または交換されなければならない。
本発明の課題は、上述した欠点なく、1つまたは複数の光導波路を均一に加熱することができる、少なくとも1つの光導波路を熱処理する装置を提供することである。
上述の課題は、請求項1に記載された装置によって解決される。
本発明では、第1の光学系によって、放出されたビームのビームプロフィルが形成される。ここでビームプロフィルの広がり(Ausdehnung)は、1つまたは複数の光導波路に対して横断方向に、少なくとも、光導波路の直径の2倍に相当する。1つまたは複数の光導波路は、光導波路のうち1つの光導波路の長手軸に対して横断方向で、ビームが1つまたは複数の光導波路に入射するビームの焦点合わせ領域において、完全にビームプロフィルの中央軸外に位置づけられる。第2の光学系によって、1つまたは複数の光導波路の側方を通過するビームが反射され、1つまたは複数の光導波路に第2の側から向けられる。この第2の光学系は、ビームのビーム路の方向において、1つまたは複数の光導波路の後方に位置づけられている。このようにして、1つまたは複数の光導波路に2つの側から、有利には2つの反対の方向から、ビームが入射し、光導波路が加熱される。ここで、一方の側から入射する出力密度プロフィルは有利には、他方の側から1つまたは複数の光導波路に入射する出力密度プロフィルとほぼ同じである。
本発明による装置は有利には、複数の光導波路をスプライス接続するのに用いられ、殊に冒頭で詳細に説明したように、2つの光導波路をスプライス接続するのに用いられる。しかしこの装置は1つまたは複数の光導波路を熱処理するのに一般的に適しており、殊に、ファイバーのコアの熱拡張または光導波路のファイバー直径の拡大または縮小(いわゆる「テーパー」)に適している。
有利には本発明によって、次のような容易な光学系を提供することができる。すなわち1つまたは複数の光導波路のポジションでのビームプロフィルの適切な形状および位置で2つの側から(有利には反対の方向から)ほぼ同じ出力密度で、ビームを1つまたは複数の光導波路に向ける光学系を提供することができる。ここでこの装置は次のように配置されている。すなわち1つまたは複数の光導波路への入射が2つの方向から同じ位置で長手軸に沿って行われるように配置されている。殊に、1つまたは複数の光導波路へのビームの入射点がその1つ/複数の長手軸に沿って動く場合もそうであるように設定される。
第2の光学系は殊に次のように設定されている。すなわちビーム源から放出されたビームプロフィルが、光導波路長手軸に対して平行な面において、光導波路長手軸に対して横断方向の面におけるそれとは異なって構成されるように設定されている。殊にこの第2の光学系は次のように構成されている。すなわちビームプロフィルが、光導波路長手軸に対して平行な面において反転(invertierend)結像されず、光導波路長手軸に対する横断面では反転して結像され、ここで殊にそれぞれほぼ1:1の比であるように構成されている。
本発明の別の有利な構成および発展形態は従属請求項に記載されている。
本発明を以下で、図面に基づいてより詳細に説明する。これらの図面は、本発明に対する有利な実施例を示している。
以下では、本発明の有利な構成および発展形態を、複数の光導波路をスプライス接続するための装置の有利な実施例に基づいて説明する。しかし、1つの光導波路のみを熱処理するための装置に対しても同じことがあてはまる。
図1は、レーザから送出されたレーザビームを、スプライス接続されるべき光導波路上に結像させるための、本発明による装置の実施形態の概略図であり、
図2は、第1の入射時、通過後および光導波路への再結像後の、光導波路箇所でのビームプロフィルの概略図であり、
図3は、レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第1の実施形態の概略図であり、
図4は、レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第2の実施形態の概略図であり、
図5は、レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第3の実施形態の概略図であり、
図6は、レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第4の実施形態の概略図であり、
図7は、隣り合っている複数の光導波路をスプライス接続するための、複数の実施例の概略図であり、
図8は、本発明の別の実施形態に関する基本図である。
図1には、本発明による装置の実施形態が概略的に示されている。レーザ源3とレーザ源から放出されたレーザビーム8を光導波路ファイバー1および2に向け、有利には焦点合わせする第1の光学系10が記載されている。第1の光学系10は、レーザビームを偏向させるレーザのビーム光学系も含む。
図1は例として、2つの直交方向からの、スプライス接続されるべきファイバーへのレーザビーム8の結像を示している。ファイバー1,2の長手軸に沿った方向では、レーザビーム8はその長手方向において動かされる。殊に周期的に動かされる(レーザビーム8の運動方向70)。これには、概略的に示された駆動装置7が用いられる。この駆動装置は、レンズ11状の光学的なコンポーネントを次のように動かす。すなわちレーザビームの焦点合わせ領域の位置がその長手方向において周期的に移動されるように、光学的なコンポーネントを動かす。この焦点合わせ領域内でビームが、光導波路ファイバーに入射する。これに関しては、図1に簡単な実施形態のみが記載されている。ここでは、レーザービーム8を相応する鏡状の光学的なコンポーネントを介して、屈折させることも可能であり、この種の鏡を相応する駆動装置を介して周期的に動かすことができる。このような鏡はビーム路においてレンズの前または後ろに配置される。
このレンズ11ないしは結像に使用される光学系10は、次のように設定されている。すなわち、ファイバー1, 2の箇所で、レーザビーム8のビームプロフィルの広がりが、ファイバーの長手軸に対する横断方向で少なくとも、ファイバーの最大直径の2倍の大きさであるように設定されている。
さらに図1には、X軸、Y軸およびZ軸から成る座標系が示されている。X軸はファイバーの長手軸に対して平行に延在し、Z軸はそれに対して垂直に延在している。同じように、X軸およびZ軸に対して垂直に、Y軸が、第3の次元で延在している。この光学系10の光軸はQA1によって示されている。
図2には、光導波路の箇所でのレーザビーム8のビームプロフィルが概略的に、第1の入射時(図2a)、通過後(図2b)および光導波路への再結像後(図2c)で示されている。図2aから分かるように、ファイバー1,2はファイバーの長手軸LAに対して横断方向において、レーザビームの有利には対称なビームプロフィル4の中央軸Aから完全にはずれている。ファイバー1,2はファイバー直径dfを有している。ここでファイバー1,2は、ビームプロフィル4の中央軸Aの上側または下側に位置する。図2bには、ファイバーを通る、ないしはファイバーの側方を通過するビームプロフィル5が示されている。ここでレーザビームの一部は、ファイバーによって吸収される(図示されたビームプロフィル5の明るい部分)。適切な第2の光学系によってレーザビームは、2度、ファイバー1,2上に結像され、逆の方向からファイバーに入射する。ファイバーの箇所で結果として生じるビームプロフィル6は、図2cに示されている。ここで、第1の結像後にファイバーの側方を通過したビームは、第2の結像後にファイバー1,2に入射する。
図3には、レーザビームを光導波路ファイバーに再結像させる第2の光学系に関する本発明の第1の実施例の概略図が示されている。レーザビームを再結像させるこの第2の光学系20は、平面鏡22および非球面レンズ21を有している。ここでレンズ21はファイバー1,2と平面鏡22の間に配置されている。非球面レンズ21は、2つの異なる焦点距離fxおよびfyを、ファイバー長手軸に対して平行なXZ面ないしはファイバー長手軸に対して横断方向のYZ面において有している。この実施例では、ファイバー長手軸に対して平行なXZ面において、レンズ21とファイバー1,2の間の間隔は、レンズ21と鏡22の間の間隔と同じである。レンズ21の焦点距離fxはこの面では、この間隔の半分である。これによってこの面において約1/1の縮尺での、ファイバーへのビームプロフィルの非反転結像が得られる。図3aで示されているように、ファイバー長手軸に沿ってレーザビームが偏向する(Auskenkung)する場合にも、この面においてビームは、第2の光学系20による第2の結像の後に、図1に記載されている第1の光学系10による第1の結像時と同じ位置でファイバー1,2に入射する。
ファイバー長手軸に対して横断方向のYZ面では、非球面レンズ21の焦点距離fyは実質的に、ファイバーまでのレンズの距離と同じである(図3b)。これによってこの面ではビームプロフィルの反転した結像が約1/1の縮尺でファイバー上で得られる。この結果、図1に示された第1の構成でファイバーの側方を通過したレーザビームが、光学系20を通じた第2の結像後にファイバーに入射する。
図3に記載された実施例の上述の間隔に対して、並びに以下で説明する実施例での間隔に対して、これらの間隔は強制的ではないことに注意されたい。むしろ、光学系を適切に設定することによって、送出されたレーザビームを反射性鏡上で縮小することが可能である。ここで縮小された結像は、ファイバーへの再結像時に、再び相応に拡大される。相応に、光学コンポーネント間の距離が調整されるべきである。さらに、光学素子とファイバーとの間の上述した間隔は、光学結像のより正確な設定時に変えることができるおおよその値を示しているに過ぎないことに留意されたい。この関連では、殊にレンズの厚さが重要である。これまでの認識によると、この間隔を約10%の範囲で、上述した正確な設定に基づいて変えることができるということから出発すべきである。
図4には、光導波路ファイバーにレーザビームを再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第2の実施形態の概略図が示されている。第2の光学系30に関する殊に有利なこの実施例は、光学素子として平面鏡33並びにシリンダレンズ31および32を有している。この実施例では、ファイバー1,2とレンズ31の距離は、鏡33とレンズ31の距離と同じである。レンズ31の焦点距離f31は、ファイバー軸に対して平行なXZ面において、この距離の半分に相当する。第2のレンズ32はXZ面において屈折力を有していない。これによってこの面においては、ビームプロフィルの非反転結像がほぼ1/1の縮尺でファイバー上で得られる。
ファイバー軸を横切るYZ面では、第2のレンズ32は焦点距離f32を有している。この焦点距離はファイバー1,2までの自身の距離に相応する。レンズ32と鏡33の間の距離aはここでは、実行可能な境界内で任意である。レンズ32をレンズ31の前に配置することも可能である(a>2f31ないしf32<2f31)。レンズ31は、YZ面において屈折力を有していない。これによってこの面においては、反転している結像が、ほぼ1/1の縮尺でファイバー上で得られる。
図5には、光導波路上にレーザビームを再結像させる第2の光学系に関する本発明の第3の実施例が概略的に示されている。第2の光学系40の、同じように特に有利なこの実施例は、シリンダレンズ41並びにYZ面において凹面シリンダ鏡42を有している。この実施例では、ファイバー1,2とシリンダレンズ41の距離は、鏡42とレンズ41の距離に等しい。レンズ41の焦点距離f41は、ファイバー長手軸に対して平行なXZ面において、この距離の半分に相当する。鏡42は、この面においてフォーカシング作用を有していない。すなわちこの鏡42は、XZ面において平らに構成されている。これによってこの面では、ビームプロフィルの非反転結像が約1/1の縮尺でファイバー上で得られる。
ファイバー長手軸に対して横断方向のYZ面では、鏡42は焦点距離f42を有している。これはこの実施例では、鏡42とファイバー1,2との距離の半分に相当する(図5b)。シリンダレンズ41は、YZ面において屈折力を有していない。これによってこの面では、光学系40を通じた反転結像が実質的に1/1の縮尺でファイバー上で得られる。
図6には、光導波路ファイバー上にレーザビームを再結像させる第2の光学系に関する本発明の第4の実施例の、さらなる概略図が示されている。第2の光学系50に関するこのような実施例は、光学エレメントとして平面鏡53並びにシリンダレンズ52および球面レンズ51を有している。球面レンズ51は、2つの面xzおよびyzにおいて同じ屈折力f51およびf52を有している。シリンダレンズ52は有利にはyz面において屈折力を有していない。球面レンズ51の焦点距離はこの実施例では、実質的に光導波路までのこのレンズの距離に等しい。レンズ51と鏡53との間の間隔aは、実行可能な範囲内で任意である。
焦点はずしレンズを焦点合わせ球面レンズと組み合わせて使用することも可能である。この場合に、このシリンダレンズはxz面において屈折力を有していない。この場合には結果として、yz面において2つのレンズから焦点距離が生じる。2つのレンズを合わせたものに等しい作用をする要素と光導波路との距離は、結果として生じるこのような焦点距離に等しい。
図7には、相互に隣り合って位置する光導波路ファイバーの溶接に対する本発明の複数の実施例が概略的に示されている。ここで本発明による装置は、次のように設定されている。すなわち複数の相互に隣り合って配置されている光導波路101〜103(これらは例えばファイバー小束を形成する)が、相応に対向する光導波路ファイバー201〜203と平行に溶接可能であるように設定されている。これによって2つの光導波路ファイバー小束の全てのファイバーが同時に相互に溶接される。このためには、例えば上述した実施例に基づいて説明されたような光学装置が原則的に、変えられずに使用される。光導波路ファイバーの箇所でのレーザビームの第1の光学的な結像のビームプロフィルのみが相応に設定される。このために3つのファイバーペアに対する2つの可能な実施例が例として図7に示されている。
図7aでは、相互に隣り合っている2つのファイバー101と102の間の間隔abは、少なくともファイバーのもっとも大きい直径dfに相当する。ビームプロフィルの広がりwyはファイバー軸に対して横断方向に、少なくとも、全ての隣接して位置する光導波路101〜103ないしは201〜203の直径dfと、その間にある間隔abの合計に相当する。外側のファイバー103ないし203にも、相応する間隔が割り当てられている。すなわちビームプロフィル4は外側の光導波路103,203を、ファイバーの少なくとも1つの直径dfの大きさの長さだけ越えて延在している。ファイバーは次のように配置されている。すなわち反射時に、ビームプロフィル4の水平な中央軸Aを中心に、各反射されたファイバーが反射されていない2つのファイバーの間のすき間に位置するように配置されている。
図7bに示されたこの実施例では、ファイバーペアはビームプロフィル4の中央軸Aの向こう側に位置する。すなわち水平な中央軸Aの上側または下側に位置する。ファイバー長手軸に対して横断方向でビームプロフィルの広がりWyは少なくとも、相互に隣り合って位置する全てのファイバーの直径と、その間に位置する間隔との合計の2倍に相当する。
上述した実施例に従って光導波路をスプライス接続する本発明の装置によって、スプライス接続されるべき光導波路ファイバーには、2つの逆の方向から、ほぼ同じ出力密度を有するレーザビームが入射し、ファイバーは加熱される。これによって、殊に結合損失とスプライスの抗張力によって特徴付けられるスプライスクオリティが、片側加熱と比べて改善される。ここでは光学系によって、レーザビームが2つの方向から、同じポジションに、ファイバー長手軸に沿って、ファイバーに入射することが実現される。図1に概略的に示されているように、レーザビームの入射点がファイバー上で、ファイバー軸に沿って移動する場合もそうである。
殊に複数のファイバーを溶接する場合には、ビームプロフィルは、ファイバーの場所で、殊に有利には、その広がりおよび出力密度がファイバー長手軸の方向において、各ポジションで、ファイバー長手軸に対して横断方向で実質的に同じ大きさである。これは例えば、回折作用をする光学要素によって実現される。これは例えば図1に示されたレンズ11と組み合わせられる。回折作用をする光学装置の大きな利点は、ビーム形状、ひいては焦点合わせ領域における出力分布が、回折作用をする光学要素の構成によって、広い境界において、スプライス装置の個々の条件に合わせられることである。回折作用をする光学要素の作用の仕方はここで、微細構造での光波の回折に起因する。
上述した全ての実施例において有利には、図1および図3と組み合わせて図8に基づいて概略的に示されているように、ファイバー長手軸に対して横断方向のYZ面内で、第1の光学系の光軸QA1と、第2の光学系の光軸QA2の間に僅かな角度αが設けられる。これによって、レーザビーム源におけるレーザビームの再反射が回避される、または低減される。
実施例で説明された各光学要素(レンズ、鏡)の代わりに、それぞれ、同じように作用する光学要素の組み合わせも使用可能である。これはその総合作用において、各個々の要素と実質的に同じ関連した特性を有している。これは殊に、結像エラーを調整するのに有利である。
本発明の装置によって、異なる外径を有するファイバーも相互に溶接可能になる。ここで種々異なる外径は、溶接されるべき2つのファイバーの間でも、異なるファイバーペアの間でも生じ得る。本発明による装置は、光学的な構成部分(例えば、いわゆる波長マルチプレクサ、カプラー等のチップ)で光導波路をスプライス接続するのにも使用される。光学的な構成部分で光導波路をスプライス接続するときに、いわば、スプライス接続されるべき光導波路の1つが、光学的構成部分における光導波路である。
レーザから送出されたレーザビームを、スプライス接続されるべき光導波路上に結像させるための、本発明による装置の実施形態の概略図。 第1の入射時、通過後および光導波路への再結像後の光導波路箇所でのビームプロフィルの概略図。 レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第1の実施形態の概略図。 レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第2の実施形態の概略図。 レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第3の実施形態の概略図。 レーザビームを光導波路に再結像させる第2の光学系に関する、本発明の第4の実施形態の概略図。 隣り合っている複数の光導波路をスプライス接続するための、複数の実施例の概略図。 本発明の別の実施形態に関する基本図。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの光導波路を熱処理する装置であって、
    少なくとも1つの光導波路(1,2)を熱処理するためのビーム源(3)と、
    当該ビーム源から放出されたビーム(8)を、第1の側から前記光導波路(1,2)に向ける第1の光学系(10)を有しており、
    当該第1の光学系(10)はビームのビームプロフィル(4)を形成し、当該ビームプロフィルの広がりは、前記光導波路の長手軸(LA)に対する横断方向で、少なくとも前記光導波路の直径(df)の2倍に相当し、
    前記光導波路(1,2)は、光導波路の長手軸(LA)に対して横断方向において、ビームが光導波路に入射するビームの焦点合わせ領域において、前記ビームプロフィル(4)の中央軸(A)の完全に外側に位置づけられており、
    第2の光学系(20,30,40)を有しており、当該第2の光学系はビームのビーム路の方向において前記光導波路(1,2)の後方に位置付けられており、光導波路の側方を通過したビーム(5)を反射し、第2の側から前記光導波路(1,2)に向ける形式のものにおいて、
    前記第2の光学系(20,30,40)は、前記光導波路の長手軸(x)および横軸(z)によって形成される第1の面(xz)において前記ビームプロフィル(4)が反転されずに結像されるように設定されており、かつ前記光導波路の横軸(z)および別の横軸(y)によって形成される第2の面(yz)において反転されて結像されるように設定されており、それぞれの場合においてほぼ1/1の比で結像され、
    前記長手軸(x)は光導波路の長手方向に延在しており、前記2つの横軸(z、y)は長手軸に対して横向きに延在しており、当該長手軸(x)と当該2つの横軸(z、y)は相互に直交して延在している、
    ことを特徴とする、少なくとも1つの光導波路を熱処理する装置。
  2. 前記第2の光学系(20)は、平面鏡(22)および非球面レンズ(21)ないしは、同様に作用する光学素子の各組み合わせを含み、前記光導波路と平面鏡との間にレンズが配置されている、請求項記載の装置。
  3. 前記非球面レンズ(21)は、2つの異なる焦点距離(fx,fy)を、前記第1の面(xz)、および前記第2の面(yz)において有している、請求項記載の装置。
  4. 前記第2の面(yz)において、前記非球面レンズ(21)の焦点距離(fy)は、前記光導波路までのレンズの距離に実質的に等しい、請求項2または3記載の装置。
  5. 前記第2の光学系(30)は平面鏡(33)と2つのシリンダレンズ(31,32)ないしは同様に作用する光学素子の各組み合わせを含み、
    前記光導波路と平面鏡の間にレンズが配置されており、
    前記レンズのうち第1のレンズ(32)は前記第1の面(xz)において屈折力を有しておらず、前記レンズのうち第2のレンズ(31)は前記第2の面(yz)において屈折力を有していない、請求項記載の装置。
  6. 第2の光学系(50)は平面鏡(53)と球面レンズ(51)とシリンダレンズ(52)ないしは同様に作用する光学素子の各組み合わせを含み、
    前記光導波路(1,2)と前記平面鏡の間にレンズが配置されており、
    前記球面レンズ(51)は、前記第1の面(xz)および前記第2の面(yz)において、同じ屈折力(f51x,f51y)を有しており、前記シリンダレンズは前記第2の面(yz)において屈折力を有していない、請求項記載の装置。
  7. 前記第2の面(yz)において、レンズ(32,51)の焦点距離(f32,f51y)は、前記光導波路までの前記レンズの間隔に実質的に等しい、請求項5または6記載の装置。
  8. 第2の光学系(40)は、前記第2の面(yz)において、凹面シリンダ鏡(42)およびシリンダレンズ(41)ないしは同様に作用する光学素子の各組み合わせを含み、
    前記光導波路と前記シリンダ鏡の間にシリンダレンズが配置されており、
    当該シリンダレンズ(41)は、前記第2の面(yz)において屈折力を有しておらず、前記シリンダ鏡(42)は前記第1の面(xz)において平らである、請求項記載の装置。
  9. 前記第2の面(yz)において、前記シリンダ鏡(42)の焦点距離(f42)は、前記光導波路までのシリンダ鏡の距離の半分に実質的に等しい、請求項記載の装置。
  10. 隣り合って配置された複数の光導波路(101〜103)が平行に熱処理され、殊に相応に対向する光導波路(201203)と平行に溶接されるように設定されている、請求項1から9までのいずれか1項記載の装置。
  11. 隣り合う2つの光導波路(101,102;201,202)間の間隔(ab)は、少なくとも光導波路の直径(df)に相当し、
    前記ビームプロフィル(4)の広がり(Wy)は前記光導波路のうちの1つの光導波路の長手軸に対して横断方向に、焦点合わせ領域において、少なくとも、隣り合っている全ての光導波路(101〜103;201〜203)の直径(df)とその間の間隔(ab)との合計に相当し、
    前記ビームプロフィル(4)は、外側の光導波路(103,203)を、1つの光導波路の少なくとも1つの直径(df)の大きさの長さだけ越えて延在している、請求項10記載の装置。
  12. 隣り合っている光導波路(101〜103;201〜203)は前記ビームプロフィル(4)の中央軸(A)の向こう側に配置されており、
    前記ビームプロフィル(4)の広がり(Wy)は前記光導波路のうちの1つの光導波路の長手軸に対して横断方向に、焦点合わせ領域において、少なくとも、相互に隣り合う全ての光導波路の直径とその間の間隔との合計の2倍に相当する、請求項11記載の装置。
  13. 前記第2の面(yz)において、前記第1の光学系の光軸(A1)と前記第2の光学系の光軸(A2)の間に角度(α)が設けられている、請求項1から12までのいずれか1項記載の装置。
  14. 前記第1の光学系(10)は、回折作用をする光学素子(11)を有している、請求項1から13までのいずれか1項記載の装置。
  15. 前記第1の光学系(10)は、ビーム(8)をスプライス接続されるべき光導波路(1,2)に向けるために光学コンポーネント(11)を有しており、
    前記装置は、当該光学コンポーネント(11)に対する駆動装置(7)を有しており、ビームの焦点合わせ領域の位置がその長手方向(70)において移動可能であり、殊に周期的に動くように、前記光学コンポーネント(11)が当該駆動装置によって動かされる、請求項1から14までのいずれか1項記載の装置。
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