JP4214100B2 - 無段自動変速機の変速制御装置 - Google Patents

無段自動変速機の変速制御装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4214100B2
JP4214100B2 JP2004274001A JP2004274001A JP4214100B2 JP 4214100 B2 JP4214100 B2 JP 4214100B2 JP 2004274001 A JP2004274001 A JP 2004274001A JP 2004274001 A JP2004274001 A JP 2004274001A JP 4214100 B2 JP4214100 B2 JP 4214100B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time constant
lower limit
limit value
basic time
continuously variable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2004274001A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006090365A (ja
Inventor
拓郎 河住
辰夫 落合
淳文 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
JATCO Ltd
Original Assignee
JATCO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by JATCO Ltd filed Critical JATCO Ltd
Priority to JP2004274001A priority Critical patent/JP4214100B2/ja
Publication of JP2006090365A publication Critical patent/JP2006090365A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4214100B2 publication Critical patent/JP4214100B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

本発明は、無段自動変速機の変速制御装置、特に無段変速機の変速制御に際して用いる変速時定数の好適な決定技術に関するものである。
従来より、自動車等の車両に搭載される自動変速機として無段階で変速を行なう無段自動変速機が開発されている。また、このような無段自動変速機としては、例えば溝幅を変更可能に構成された一対のプーリ間に無端ベルトを掛け渡したベルト式変速装置、いわゆるCVT(=Continuously Variable Transmission)が広く知られている。
このような無段変速機においては、車速やエンジンスロットル開度などの車両運転状態に応じて求めた到達変速比(最終的な目標変速比)へ一気に変速させると、変速ショックが大きくなるなど変速フィーリングの悪化が生じるため、当該変速フィーリングの悪化が生じない程度の速度で変速が進行するよう、到達変速比i*と所定の変速時定数Tとに基づいて過渡的な時々刻々の目標変速比RTOを求め、無段変速機をこの目標変速比RTOとなるよう変速制御するのが一般的である。
以下、具体的に説明すると、一般的な無段変速機では、車速及びスロットル開度から変速機のプライマリプーリの回転数(到達入力回転数)Ni* を求め、その後、上記の到達入力回転数Ni*を変速機の出力回転数Noで割ることにより到達変速比i*を求める。
そして、到達変速比i*が設定されると、上述したように目標変速比RTOが設定される。すなわち、この場合には、最初に所定の時定数と到達変速比i*とから目標変速比RTOを設定する。そして、上記到達変速比i*と上記目標変速比RTOとの偏差eipに応じて基本時定数Tcを求め、この基本時定数Tcと車速に応じて設定される車速係数K2との積を時定数Tとして設定し、この時定数Tと到達変速比i*とから新たな目標変速比RTOを設定する。
そして、このような制御を繰り返し実行することにより、目標変速比RTOが逐次更新されていき、最終的に目標変速比RTOと到達変速比i*との偏差がなくなると、一連の変速制御が終了する。なお、このような変速制御については、例えば特許文献1に開示されている。
特許第3427734号公報
しかしながら、従来の技術では、同じ回転変化量を伴うダウンシフトでは高車速域になるほど加速感が得られなくなるという課題がある。
つまり、基本時定数Tcを図6に示すようなマップから求めるようにした場合、同じ回転変化量を伴う変速では低車速域ほどダウンシフト量(変速比の変化量)が大きく、高車速域になるほどダウンシフト量が小さくなるため、同じ回転変化量を伴うダウンシフトでは、高車速域のほうが変速制御開始時の偏差eip(=i*−RTO)が小さくなる。
ここで、基本時定数Tcを一定にした場合、目標変速比RTOの変化特性が滑らかになるので、偏差eipが微小になると基本時定数Tcを一定値とすることにより変速終了時の目標変速比RTOの特性を滑らかにしてショックの発生を防止している。
しかしながら、上述のように、高車速域のほうが早く偏差eipが微小となるため、基本時定数Tcも早い段階で一定となる。そして、このように基本時定数Tcが早い段階で一定値となると、目標変速比RTOの変化特性も早い段階で滑らかなものとなる。この場合、具体的には、図7(a),(b)に示すように、変速時の目標変速比RTOの到達変速比i*への追従性が鈍化するとともに、目標変速比RTOが到達変速比i*に近づいた際の変化率(折れ方)も滑らかになる。
ここで、変速時の加速感(Gのインフォメーション)は、上記の目標変速比RTOの変化率に大きく影響している。すなわち、目標変速比RTOの変化率を小さくした場合(折れ方を滑らかにした場合:図8の線a参照)と、目標変速比RTOの変化率を大きくした場合(折れ方を鋭角にした場合:図8の線b参照)との変速時の加速度を比較すると、図9に示すように、目標変速比RTOの折れ方が鋭い方が明らかに加速度が大きい。このように、高車速域のダウンシフトでは、目標変速比RTOの折れ方が滑らかになることに起因して加速感が損なわれ、応答性が低下してしまう。
そこで、高車速域でのダウンシフトの応答性を改善するべく基本時定数Tcを変更することも考えられるが、このように基本時定数Tcを変更した場合には低車速域でのダウンシフト時に応答性が鋭くなりすぎてショックが生じるという課題がある。
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、低車速域でのダウンシフト時の応答性に影響を与えることなく高車速域でのダウンシフト時の応答性を改善するようにした、無段自動変速機の変速制御装置を提供することを目的とする。
本発明の無段自動変速機の変速制御装置は、車両の運転状態に応じて求めた到達変速比に対して過渡的な目標変速比を逐次求め、この目標変速比に向けて変速制御を実行するようにした無段自動変速機の変速制御装置であって、該到達変速比と前回求めた目標変速比との偏差に基づき基本時定数を設定する基本時定数設定手段と、該無段自動変速機のダウンシフト時に該車両の速度に応じて該基本時定数の下限値を設定する下限値設定手段と、該基本時定数設定手段で設定された基本時定数と該下限値設定手段で設定された下限値とを比較して大きいほうの値をあらためて基本時定数として出力する比較手段と、該比較手段から出力された基本時定数と該到達変速比とに基づき今回の目標変速比を設定する目標変速比設定手段とをそなえることを特徴としている(請求項1)。
なお、好ましくは、該下限値設定手段は、該車両のアクセル踏み込みによるダウンシフト時にのみ該下限値を設定する(請求項2)。
また、該下限値設定手段は、高車速域では該基本時定数の下限値を小さく設定し、低車速域では該基本時定数の下限値を大きく設定する(請求項3)。
本発明の無段自動変速機の変速制御装置によれば、ダウンシフト時に車速に応じて基本時定数の下限値を設定するという簡素な構成で、高車速域でのダウンシフト時の応答性を大幅に改善することができ、ドライバビリティの向上を図ることができる。また、低車速域でのダウンシフト時の応答性になんら影響を与えないので、低車速域でのダウンシフト時にショックが生じるようなこともないという利点があるほか、制御ロジックを追加するだけでよいのでコストや重量の増加を招くこともない。また、アクセル開放時には下限値が設定されないので、加速が必要とされない場合の制御内容を簡素化することができるという利点がある。
以下、本発明の一実施形態に係る無段自動変速機の変速制御装置について図面に基づき詳細に説明する。図1は本発明が適用される車両のパワートレーンを示す模式図、図2は本発明の一実施形態に係る無段自動変速機の変速制御装置の要部構成を示す模式的なブロック図、図3〜図5はいずれもその作用について説明するための図である。
図1に示すように、パワートレーンはエンジン1と無段自動変速機(以下、単に無段変速機という)2とで構成されている。また、エンジン1には、ドライバによるアクセルペダル操作に基づいて開度が決定されるスロットルバルブ3が付設されている。
無段変速機2は周知のVベルト式無段変速機であって、トルクコンバータ6を介してエンジン1の出力軸に結合されたプライマリプーリ7と、これに並列に配設されたセカンダリプーリ8と、これら両プーリ7,8のV字溝に掛け渡されたVベルト9とを備えている。また、セカンダリプーリ8はファイナルドライブギヤ10を介してディファレンシャルギヤ11に接続されており、このディファレンシャルギヤ11に図示しない車輪が接続されている。
また、無段変速機2のプライマリプーリ7及びセカンダリプーリ8はそれぞれ可動フランジと固定フランジとを備えて構成され、このうち可動フランジを固定フランジに対して相対的に移動させてV溝幅を狭めたり広めたりすることで変速比が変更されるようになっている。また、両可動フランジは、油圧アクチュエータ12から供給される油圧に応じて位置が変更されるようになっている。具体的には、後述するコントローラ13により自動変速機2の目標変速比RTOが設定されると、この目標変速比RTOの指令信号に応じて油圧アクチュエータ12が作動して、油圧源からプライマリプーリ7に油圧(プライマリプーリ圧)Ppriが供給されるとともにセカンダリプーリ8に油圧(セカンダリプーリ圧)Psecが供給されるようになっている。そして、これらの油圧の大きさに応じて各プーリ7,8のV溝幅が変更されるようになっている。
また、図示するように、車両にはスロットル開度TVOを検出するスロットル開度センサ16と、セカンダリプーリ8の回転数(即ち、変速機出力回転数)Noを検出する変速機出力回転センサ18と、車速VSPを検出する車速センサ19と、図示しないアクセルペダルの開度を検出するアクセル開度センサ20とが設けられている。
また、車両には自動変速機の変速状態を制御するコントローラ13が設けられており、コントローラ13に上記各センサ16,18,19,20が電気的に接続されている。したがって、コントローラ13には、スロットル開度TVO,変速機出力回転数No,車速VSP,アイドルオン信号が入力される。
次に、図2を用いて本発明の要部について説明すると、コントローラ13には、最終的に目標とする到達変速比i*を求める変速比設定部(到達変速比設定手段)130と、前回の制御周期で算出された目標変速比RTOと変速比設定部130で設定された到達変速比i*との偏差eipを算出する偏差算出部(偏差算出手段)131と、偏差算出部131で算出された偏差eipに基づき基本時定数Tcを設定する基本時定数設定部(基本時定数設定手段)132と、アクセル開度センサ20からの情報に基づきアクセルの踏み込み時か否かを判定するアクセル踏み込み判定手段133と、車速VSPに応じて基本時定数Tcの下限値TLMTを設定するリミッタ134と、アクセル踏み込み時にのみリミッタ134で設定された下限値TLMTを後述のコンパレータ135に出力するスイッチ139と、基本時定数設定手段132で設定された基本時定数とリミッタ134で設定された下限値とを比較して大きいほうの値をあらためて基本時定数として出力するコンパレータ(比較手段)135と、車速VSPに応じた係数K2を求める車速係数設定部(車速係数設定手段)136と、上記比較手段135から出力された基本時定数Tcと上記車速係数設定部136で設定された車速係数K2とから時定数Tを設定する時定数設定部(時定数設定手段)137と、時定数Tと到達変速比i*とに基づき今回の目標変速比RTOを設定する目標変速比設定部(目標変速比設定手段)138とをそなえている。
このうち、変速比設定部130では、以下のようにして到達変速比i*が算出される。まず、車速センサ19及びスロットル開度センサ16で得られた車速VSP及びスロットル開度TVOから、図3に示す変速マップに基づき現在の運転状態で最終的に目標とすべき定常的な到達入力(プライマリプーリ)回転数Ni*を求める。そして、上記の到達入力回転数Ni*を変速機出力回転数Noで除算することにより、到達入力回転数Ni*を実現するための到達変速比i*が算出される。
このようにして到達変速比i*が算出されると、次に偏差算出部131において、前回の制御周期で算出された目標変速比RTO(n-1)と上記到達変速比i*との偏差eipが算出される。そして、基本時定数設定部132により、図4に示すようなマップから偏差eipに基づき基本時定数Tcが設定される。
一方、リミッタ134では車速VSPに応じて基本時定数Tcの下限値TLMT(図4参照)が設定される。具体的には、図5に示すように、リミッタ134には車速VSPと下限値TLMTとの関係が規定されたマップ(図5参照)が記憶されており、このマップに基づいて下限値TLMTが設定されるようになっている。また、この下限値TLMTは車速VSPが上昇するほど小さい値に設定されるようになっており、逆に車速が低下するほど大きい値に設定されるようになっている。
また、アクセル踏み込み判定手段133では、アクセル開度センサ20でえられたアクセル開度θACCに基づきアクセル開度変化量ΔθACCを算出し、アクセル開度変化量ΔθACCが正であればアクセル踏み込み時であると判定するとともに、アクセル開度変化量ΔθACCが負であればアクセル開放時であると判定するようになっている。
そして、アクセル踏み込み時と判定されると、スイッチ139がオフからオンに切り替えられることにより、リミッタ134で設定された下限値TLMTがコンパレータ135に出力されるようになっている。なお、本実施形態においては、上記アクセル踏み込み判定手段133,リミッタ134及びスイッチ139により下限値設定手段が構成されている。
また、コンパレータ135では基本時定数設定手段132で設定された基本時定数Tcとリミッタ134で設定された下限値TLMTとを比較して大きいほうの値を選択し、選択された値をあらためて基本時定数Tcと設定して出力する。なお、アクセル開放時にはスイッチ139がオフとなるので、この場合には下限値TLMTが入力されず、したがって、この場合にはコンパレータ135では基本時定数設定手段132で設定された基本時定数Tcがそのまま選択されるとともに出力される。また、スイッチ139をリミッタ134の前に配置して、アクセル開放時には最初から下限値を設定しないように構成してもよい。
また、車速係数設定部136では車速VSPに応じた車速係数K2が設定されるようになっている。ここで、図示はしないが、車速係数設定部136には車速VSPと車速係数K2との関係を規定したマップが設けられており、このマップから車速係数K2が設定されるようになっている。
そして、基本時定数Tcと車速係数K2とが設定されると、時定数設定部137ではこれらの値Tc,K2から変速制御のための時定数Tを設定する。具体的には、本実施形態では時定数T=Tc×K2として時定数を設定する。
なお、基本時定数Tcは主に目標変速比RTOの全体の形状(シェイプ)、特に目標変速比RTOが到達変速比i*に近づいたときの目標変速比RTOの変化率(折れ方)に大きな影響を与えるパラメータであって、車速係数K2は目標変速比RTOの傾きに大きな影響を与えるパラメータである。
以上のようにして時定数Tが設定されると、目標変速比設定部138において時定数Tと偏差算出部131で算出された偏差eipとに基づいて目標変速比RTOが設定される。なお、この目標変速比設定部138においても時定数Tと偏差eipとから目標変速比RTOを求めるマップが記憶されており、このマップから目標変速比RTOが設定されるようになっている。また、時定数Tが大きいほど目標変速比RTOが到達変速比i*に近い値に設定されるようになっている。
また、目標変速比RTOが設定されると、この目標変速比RTOに応じた信号が油圧アクチュエータ12へ出力されて、無段変速機2の実変速比が目標変速比RTOに一致するよう無段変速制御が実行される。なお、このような目標変速比RTOは、所定の制御周期ごとに逐次算出されて更新されるようになっており、今回の制御周期で算出された目標変速比RTOは、次の制御周期での目標変速比RTOの算出のために偏差算出部131にフィードバックされる。なお、以下では必要に応じて、任意の制御周期において偏差算出部131にフィードバックされて用いられる目標変速比をRTO(n-1)と記し、目標変速比設定部138で設定される目標変速比をRTO(n)と記す。
そして、本発明の無段自動変速機の変速制御装置では、上述のようにアクセル踏み込み時に、そのときの車速VSPに応じて基本時定数Tcの下限値TLMTを設定しているので、高車速域でのダウンシフト時における加速感を大幅に向上させることができる。
すなわち、一般に変速機において、同じ回転変化量を伴う変速では、高車速域になるほどダウンシフト量(変速比の変化量)が小さくなるため、高車速域のほうが偏差算出部131で算出される偏差eip(=i*−RTO)が小さくなる。ここで、偏差eipが微小となると、基本時定数Tcを一定値とし、変速終了時の目標変速比RTOの特性を滑らかにするのが好ましいが、高車速域のほうが早く偏差eipが微小となるため、基本時定数Tcも早い段階で一定となってしまう。基本時定数Tcが一定値となると、目標変速比RTOの変化特性が滑らかなものとなるが、この場合は加速感が損なわれてしまいドライバビリティが低下する
これに対して、本実施形態に係る無段自動変速機の制御装置では、アクセル踏み込みによるダウンシフト時には車速に応じて基本時定数Tcの下限値TLMTを設定するので、高車速時に早期に基本時定数Tcが一定となしまうような事態が回避され、これにより加速感不足が解消されて、ドライバビリティを向上させることができる利点がある。
また、本装置では、基本時定数Tcを変更するのではなく、基本時定数Tcの下限値を設定するように構成されているので、低車速域でのダウンシフト時の応答性に影響を与えることもない。また、制御ロジックを追加するだけでよいのでコストや重量の増加を招くこともない。
さらには、下限値TLMTを車速VSPに応じて最適な値に設定することができる利点があるほか、アクセル開放時には下限値TLMTが設定されないので、加速が必要とされない場合の制御内容を簡素化することができるという利点がある。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、本実施形態は無段自動変速機としてVベルト式の無段変速機を適用した場合について説明したが、本発明はこのようなVベルト式の無段変速機に限定されず、他の種々の無段変速機に適用可能である。
本発明の一実施形態にかかる無段自動変速機の変速制御装置が適用される車両のパワートレーンを示す模式図である。 本発明の一実施形態にかかる無段自動変速機の変速制御装置の要部構成を示す模式的なブロック図である。 本発明の一実施形態にかかる無段自動変速機の変速制御装置の作用について説明するための図である。 本発明の一実施形態にかかる無段自動変速機の変速制御装置の作用について説明するための図である。 本発明の一実施形態にかかる無段自動変速機の変速制御装置の作用について説明するための図である。 無段自動変速機の基本時定数を設定するマップの一例を示す図である。 (a)は低車速時における無段変速機の目標変速比の変化特性の一例を示す図、(b)は高車速時における無段変速機の目標変速比の変化特性の一例を示す図である。 無段変速機の目標変速比の変化特性の例を示す図である。 無段変速機の目標変速比の変化特性と加速度との関係を示す図である。
符号の説明
1 エンジン
2 無段自動変速機(無段変速機)
3 スロットルバルブ
6 トルクコンバータ
7 プライマリプーリ
8 セカンダリプーリ
9 Vベルト
10 ファイナルドライブギヤ
11 ディファレンシャルギヤ
12 油圧アクチュエータ
13 コントローラ
130 変速比設定部(到達変速比設定手段)
131 偏差算出部(偏差算出手段)
132 基本時定数設定部(基本時定数設定手段)
133 アクセル踏み込み判定手段
134 リミッタ
135 コンパレータ(比較手段)
136 車速係数設定部(車速係数設定手段)
137 時定数設定部(時定数設定手段)
138 目標変速比設定部(目標変速比設定手段)
139 スイッチ
16 スロットル開度センサ
18 変速機出力回転センサ
19 車速センサ
20 アクセル開度センサ

Claims (3)

  1. 車両の運転状態に応じて求めた到達変速比に対して過渡的な目標変速比を逐次求め、この目標変速比に向けて変速制御を実行するようにした無段自動変速機の変速制御装置であって、
    該到達変速比と前回求めた目標変速比との偏差に基づき基本時定数を設定する基本時定数設定手段と、
    該無段自動変速機のダウンシフト時に該車両の速度に応じて該基本時定数の下限値を設定する下限値設定手段と、
    該基本時定数設定手段で設定された基本時定数と該下限値設定手段で設定された下限値とを比較して大きいほうの値をあらためて基本時定数として出力する比較手段と、
    該比較手段から出力された基本時定数と該到達変速比とに基づき今回の目標変速比を設定する目標変速比設定手段とをそなえる
    ことを特徴とする、無段自動変速機の変速制御装置
  2. 該下限値設定手段は、該車両のアクセル踏み込みによるダウンシフト時にのみ該下限値を設定する
    ことを特徴とする、請求項1記載の無段自動変速機の変速制御装置。
  3. 該下限値設定手段は、高車速域では該基本時定数の下限値を小さく設定し、低車速域では該基本時定数の下限値を大きく設定する
    ことを特徴とする、請求項1又は2に記載の無段自動変速機の変速制御装置。
JP2004274001A 2004-09-21 2004-09-21 無段自動変速機の変速制御装置 Active JP4214100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004274001A JP4214100B2 (ja) 2004-09-21 2004-09-21 無段自動変速機の変速制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004274001A JP4214100B2 (ja) 2004-09-21 2004-09-21 無段自動変速機の変速制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006090365A JP2006090365A (ja) 2006-04-06
JP4214100B2 true JP4214100B2 (ja) 2009-01-28

Family

ID=36231545

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004274001A Active JP4214100B2 (ja) 2004-09-21 2004-09-21 無段自動変速機の変速制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4214100B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5458539B2 (ja) * 2008-09-24 2014-04-02 日産自動車株式会社 無段変速機の変速制御装置および変速制御方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006090365A (ja) 2006-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2372195B1 (en) Shift control device for continuously variable transmission
JP4660584B2 (ja) 無段変速機及びその変速制御方法
JP3754188B2 (ja) 車両の駆動力制御装置
RU2712713C1 (ru) Способ управления трансмиссией и устройство управления трансмиссией для бесступенчатой трансмиссии
JP3087001B2 (ja) 無段変速機の制御装置
US20110015838A1 (en) Shift control of continuously variable transmission
JP4358495B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
KR20130059285A (ko) 무단 변속기의 변속 제어 장치
US20110015837A1 (en) Control of and control method for vehicle continuously variable transmission
US20020065597A1 (en) Vehicle drive force control
JP3211737B2 (ja) 無段変速機の変速比制御装置
US8620541B2 (en) Vehicle driving-force control device
JP5217018B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
US6485391B2 (en) Control system for continuously variable automatic transmission
JP3423840B2 (ja) 無段変速機の制御装置
JP4214100B2 (ja) 無段自動変速機の変速制御装置
JP6110677B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
JP3551776B2 (ja) 車両の駆動力制御装置
JP3915442B2 (ja) 手動変速モード付き無段変速機の変速制御システム
JP2006336796A (ja) ベルト式無段変速機の制御装置
JP2020085049A (ja) 変速制御装置
JP6110676B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置
WO2016042654A1 (ja) 車両制御装置、及び車両の制御方法
JP2007032688A (ja) 無段変速機の制御装置
JP4924494B2 (ja) 無段変速機の変速制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060210

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071127

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081014

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081031

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4214100

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111107

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121107

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131107

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141107

Year of fee payment: 6