JP4214073B2 - 尿素水添加装置 - Google Patents

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Description

本発明は、選択還元型触媒の上流側に還元剤として尿素水を添加するための尿素水添加装置に関するものである。
従来より、ディーゼルエンジンにおいては、排気ガスが流通する排気管の途中に、酸素共存下でも選択的にNOxを還元剤と反応させる性質を備えた選択還元型触媒を装備し、該選択還元型触媒の上流側に必要量の還元剤を添加して該還元剤を選択還元型触媒上で排気ガス中のNOx(窒素酸化物)と還元反応させ、これによりNOxの排出濃度を低減し得るようにしたものがある。
他方、プラント等における工業的な排煙脱硝処理の分野では、還元剤にアンモニア(NH3)を用いてNOxを還元浄化する手法の有効性が既に広く知られているところであるが、自動車の場合には、アンモニアをそのまま搭載して走行することに関し安全確保が困難であるため、近年においては、毒性のない尿素水を還元剤として使用することが研究されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−161732号公報
即ち、尿素水を選択還元型触媒の上流側で排気ガス中に添加すれば、該排気ガス中で尿素水がアンモニアと炭酸ガスに熱分解され、選択還元型触媒上で排気ガス中のNOxがアンモニアにより良好に還元浄化されることになる。
ただし、このような尿素水を還元剤として使用する場合、その還元反応時における十分な触媒活性を得るのに約200℃以上の排気温度が必要となるので、排気温度が200℃を下まわるような低い運転状態(一般的に低負荷運転領域に排気温度が低い領域が拡がっている)が続くと、NOx低減率がなかなか高まらないという不具合も起こり得る。
例えば、都市部の路線バス等のように渋滞路ばかりを走行するような運行形態の車両では、必要な所定温度以上での運転が長く継続しないため、NOx低減率が低いまま推移してしまって良好なNOx低減効果を得ることができない虞れがある。
そこで、図5に示す如き排気温度が低い時の対策を施した尿素水添加装置が検討されており、ここに図示している例では、エンジンからの排気ガス1が流通する排気管の途中に、酸化触媒を一体的に担持したパティキュレートフィルタ2と選択還元型触媒3とを連続配置し、これらパティキュレートフィルタ2と選択還元型触媒3との間を接続するベンチュリ形の連絡管4の中央に尿素水添加装置5を設けている。
この尿素水添加装置5は、排気ガス1の一部を尿素水分解触媒6を経由させて流すバイパス流路7を設け、該バイパス流路7における前記尿素水分解触媒6の入口付近に噴射ノズル8を装着し、該噴射ノズル8と尿素水分解触媒6との間に、筒形のキャッチ板9と該キャッチ板9をコイル状に取り巻くヒータ10とを設けた構造となっており、排気温度の低い運転状況下でも、噴射ノズル8から噴射した尿素水11をヒータ10で昇温した上で尿素水分解触媒6に導入し、該尿素水分解触媒6にて次式
[化1]
(NH22CO+H2O→2NH3+CO2
により効率良くアンモニアと炭酸ガスに分解させるようになっている。
ここで、還元剤に尿素水を用いる場合に適した選択還元型触媒3としては、バナジウム,チタン,タングステンの酸化物を組み合わせた触媒や、銅,ゼオライトを組み合わせた触媒や、白金,ゼオライトを組み合わせた触媒等が好ましく、また、尿素水分解触媒6には、酸化鉄(Fe23)等の比較的酸化作用の弱いものを用いれば良い。
尚、図中12はバイパス流路を経由した排気ガスの流れを排気流路の広範囲に拡散し得るように配設された複数枚の導風板、13は噴射ノズル8の連絡管4側に対峙する部分に設けられた冷却用尿素水チャンバを示す。
しかしながら、図5に示す如き従来の尿素水添加装置5においては、構造上の制約からコンパクトなものとなる尿素水分解触媒6に対し尿素水11が常に全量添加されてしまうことになり、高いNOx濃度に対応して多量の尿素水11を添加しなければならない場合に、尿素水分解触媒6が多量の尿素水11を含んだびしょ濡れの状態となり、ここで尿素水11の分解が停滞して選択還元型触媒3へのアンモニアの供給が遅れ、NOx濃度の変化に尿素水11の添加量をいくら追従させても実際の選択還元型触媒3における還元反応が良好に追従しないという不具合があった。
更に付言すれば、縦軸に負荷をとり且つ横軸に回転数をとった場合の排気ガス1の等流量線及び等温度線は図6にグラフで示す如きものとなり、しかも、NOx濃度が概ね等流量線と近似することが既に知見として得られているので、高いNOx濃度に対し多量の尿素水11が要求される時とは、負荷及び回転数が共に高くなっていて排気流量が多くなっている状況を指すことになるが、このように排気流量が多い状況下では、排気ガス1がメインの排気流路にばかり流れてバイパス流路7へ流れ難くなってしまうので、単に尿素水分解触媒6に多量の尿素水11が全て添加されるというだけでなく、びしょ濡れの状態の尿素水分解触媒6に対し十分な排気流量が与えられないことでも尿素水11の分解が著しく停滞してしまうのである。
尚、この際には、排気ガス1の温度も大幅に上昇しているので、特に尿素水分解触媒6を経由させなくても、触媒活性が高まっている選択還元型触媒3に対し尿素水11を添加できれば、ここで尿素水11を分解して良好にNOxの還元浄化を図ることができるわけであるが、図5の従来構造では、尿素水11の全量が尿素水分解触媒6を経由するようになっているので、尿素水11を選択還元型触媒3に直接添加することができなかった。
本発明は上述の実情に鑑みてなしたもので、低い排気温度でも良好なNOx低減効果が得られ且つ多量の尿素水が要求された時でも該尿素水の添加量の増加に遅滞なく還元反応を追従させて高いNOx低減率を維持し得るようにした尿素水添加装置を提供することを目的としている。
本発明は、NOxを還元浄化する選択還元型触媒の上流側に還元剤として尿素水を添加し得るようにした尿素水添加装置であって、選択還元型触媒の入側の排気流路内に該排気流路の外周部から中心部付近まで延在する筒体を設け、該筒体の内部の先端側に尿素水をアンモニアと炭酸ガスに分解する尿素水分解触媒を収容せしめると共に、前記筒体の基端側に上流側からの排気ガスの流れをそのまま直進させるべく導入口と排出口を開口せしめ、この導入口から排出口へ向かう排気ガスの流れを横断して前記尿素水分解触媒へ尿素水を噴射し得るよう排気流路外に噴射ノズルを設け、該噴射ノズルの噴射方向における前記尿素水分解触媒の入口付近にヒータを配置したことを特徴とするものである。
而して、負荷や回転数が共に低くて排気ガスの温度が低くなっている時に噴射ノズルから尿素水を噴射すると、このように排気ガスの温度が低い時の排気流量は少なくなっているので、噴射ノズルからの尿素水はそのままヒータ及び尿素水分解触媒に到達し、該尿素水がヒータにより昇温されてから尿素水分解触媒に導入され、該尿素水分解触媒にて効率良くアンモニアと炭酸ガスに分解されるので、後段の選択還元型触媒にて反応性の高いアンモニアによりNOxが効率良く窒素に還元処理されることになる。
他方、負荷や回転数が徐々に増加して排気ガスの温度上昇してくると、排気流量も徐々に増加してきて、筒体の基端側における導入口から排出口へ向かう流れが強くなるので、この流れを横切って噴射ノズルから噴射される尿素水が排出口へ流され易くなり、排気流量が増加するにつれ(排気温度が上昇するにつれ)尿素水分解触媒を経由せずに選択還元型触媒へ直接流れ込む分量が多くなる。
この時、排気ガスの温度上昇に伴い後段の選択還元型触媒における触媒活性も高まってくるので、尿素水が選択還元型触媒へ直接流れ込んでも、該選択還元型触媒上で尿素水が直ちにアンモニアと炭酸ガスに分解され、反応性の高いアンモニアによりNOxが効率良く窒素に還元処理されることになる。
即ち、負荷や回転数が徐々に増加して排気流量が増加すれば、NOx濃度も高まって尿素水の添加量も多くなってくるわけであるが、これに伴い尿素水分解触媒を経由せずに選択還元型触媒へ直接流れ込む尿素水の分量が多くなるので、高いNOx濃度に対応して多量の尿素水を添加しなければならない場合であっても、尿素水分解触媒が多量の尿素水を含んだびしょ濡れの状態となるような事態が未然に回避されることになる。
また、本発明をより具体的に実施するに際しては、筒体の排出口の直後に該排出口からの排気ガスの流れを排気流路の広範囲に拡散し得るよう導風板を配設したり、筒体の導入口に排気ガスを整流して取り込むベルマウスを設けたりすることが可能である。
上記した本発明の尿素水添加装置によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
(I)低い排気温度であっても、噴射ノズルからの尿素水をヒータにより昇温した上で尿素水分解触媒に導入して効率良くアンモニアと炭酸ガスに分解することができるので、その反応性の高いアンモニアによりNOxを効率良く還元処理して良好なNOx低減効果を得ることができ、しかも、高いNOx濃度に対応して多量の尿素水が要求された時でも、該尿素水を尿素水分解触媒を経由させずに選択還元型触媒へ直接導いて該選択還元型触媒上で尿素水を直ちにアンモニアと炭酸ガスに分解し、その反応性の高いアンモニアによりNOxを効率良く窒素に還元処理することができるので、尿素水の添加量の増加に遅滞なく還元反応を追従させて高いNOx低減率を維持することができる。
(II)尿素水分解触媒に対しNOx濃度があまり高くない比較的低い排気温度の時にしか尿素水が導かれないので、比較的少ない添加量の尿素水を昇温できる程度の容量のヒータで済み、従来の如き尿素水の全量がヒータに導かれる場合と比較して、ヒータの大幅な小型化と省電力化を図ることができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1〜図4は本発明を実施する形態の一例を示すもので、図5と同一の符号を付した部分は同一物を表わしている。
図1に示す如く、本形態例においては、パティキュレートフィルタ2と選択還元型触媒3との間が特にベンチュリ形状を付していない連絡管14により接続されており、この連絡管14により画成される排気流路15内に、該排気流路15の外周部から中心部付近まで延在する筒体16が設けられている。
そして、この筒体16の内部の先端側には、尿素水11をアンモニアと炭酸ガスに分解する尿素水分解触媒6が収容されており、前記筒体16の基端側には、上流側からの排気ガス1の流れをそのまま直進させるべく導入口17と排出口18が開口されている。
ここで、筒体16の排出口18の直後には、該排出口18からの排気ガス1の流れを排気流路15の広範囲に拡散し得るよう導風板19が配設されており、また、筒体16の導入口17には、排気ガス1を整流して取り込むベルマウス20が設けられている。
尚、このベルマウス20の上流側端は、前段のパティキュレートフィルタ2を抜けた排気ガス1を前記筒体16の先端側に集めるガイドコーン21の一部に接続して開口するようにしてあり、更に、このガイドコーン21の下流側端にも、ここに集めた排気ガス1の主流を再び排気流路15の広範囲に拡散し得るよう適宜な枚数の導風板22が配設されている。
また、この導入口17から排出口18へ向かう排気ガス1の流れを横断して前記尿素水分解触媒6へ尿素水11を噴射し得るよう連絡管14の外周部分の適宜箇所に噴射ノズル8が設けられており、図示する例では、この噴射ノズル8が上流側に向け噴射方向を若干傾けた状態で配置されている。
ここで、前記噴射ノズル8の連絡管14側に対峙する部分には、冷却用尿素水チャンバ13が設けられており、ここを経由させてから尿素水11を噴射するようにして前記噴射ノズル8が焼損しないようにしてある。
更に、前記噴射ノズル8の噴射方向における前記尿素水分解触媒6の入口付近に、筒形のキャッチ板9をコイル状に取り巻くようにしたヒータ10が配置されており、このヒータ10は、前述した導入口17から排出口18へ向かう排気ガス1の流れを極力干渉しないような配置となっている。
而して、以上の如く構成した尿素水添加装置23において、図2に示す如く、負荷や回転数が共に低くて排気ガス1の温度が低くなっている時に噴射ノズル8から尿素水11を噴射すると、このように排気ガス1の温度が低い時の排気流量は少なくなっているので、噴射ノズル8からの尿素水11はそのままヒータ10及び尿素水分解触媒6に到達し、該尿素水がヒータ10により昇温されてから尿素水分解触媒6に導入され、該尿素水分解触媒6にて効率良くアンモニアと炭酸ガスに分解されるので、後段の選択還元型触媒3にて反応性の高いアンモニアによりNOxが効率良く窒素に還元処理されることになる。
他方、図3に示す如く、負荷や回転数が徐々に増加して排気ガス1の温度が上昇してくると、排気流量も徐々に増加してきて、筒体16の基端側における導入口17から排出口18へ向かう流れが強くなるので、この流れを横切って噴射ノズル8から噴射される尿素水11が排出口18へ流され易くなり、排気流量が増加するにつれ(排気温度が上昇するにつれ)尿素水分解触媒6を経由せずに選択還元型触媒3へ直接流れ込む分量が多くなる。
この時、排気ガス1の温度上昇に伴い後段の選択還元型触媒3における触媒活性も高まってくるので、尿素水11が選択還元型触媒3へ直接流れ込んでも、該選択還元型触媒3上で尿素水11が直ちにアンモニアと炭酸ガスに分解され、反応性の高いアンモニアによりNOxが効率良く窒素に還元処理されることになる。
即ち、負荷や回転数が徐々に増加して排気流量が増加すれば、NOx濃度も高まって尿素水11の添加量も多くなってくるわけであるが、これに伴い尿素水分解触媒6を経由せずに選択還元型触媒3へ直接流れ込む尿素水11の分量が多くなるので、高いNOx濃度に対応して多量の尿素水11を添加しなければならない場合であっても、尿素水分解触媒6が多量の尿素水11を含んだびしょ濡れの状態となるような事態が未然に回避されることになる。
尚、図4に示す如く、高負荷、高回転で排気流量が所定以上になると、噴射ノズル8から噴射された尿素水11が全て排出口18へと流され、該尿素水分解触媒6の全量が選択還元型触媒3へ添加されることになり、尿素水分解触媒6へは尿素水11が殆ど導かれなくなる。
従って、上記形態例によれば、低い排気温度であっても、噴射ノズル8からの尿素水11をヒータ10により昇温した上で尿素水分解触媒6に導入して効率良くアンモニアと炭酸ガスに分解することができるので、その反応性の高いアンモニアによりNOxを効率良く還元処理して良好なNOx低減効果を得ることができる。
しかも、高いNOx濃度に対応して多量の尿素水11が要求された時でも、該尿素水11を尿素水分解触媒6を経由させずに選択還元型触媒3へ直接導いて該選択還元型触媒3上で尿素水11を直ちにアンモニアと炭酸ガスに分解し、その反応性の高いアンモニアによりNOxを効率良く窒素に還元処理することができるので、尿素水11の添加量の増加に遅滞なく還元反応を追従させて高いNOx低減率を維持することができる。
また、尿素水分解触媒6に対しNOx濃度があまり高くない比較的低い排気温度の時にしか尿素水11が導かれないので、比較的少ない添加量の尿素水11を昇温できる程度の容量のヒータ10で済み、従来の如き尿素水11の全量がヒータ10に導かれる場合と比較して、ヒータ10の大幅な小型化と省電力化を図ることができる。
尚、本発明の尿素水添加装置は、上述の形態例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明を実施する形態の一例を示す断面図である。 排気温度が低い時の尿素水の噴射状況を示す断面図である。 排気温度が図2より高い時の尿素水の噴射状況を示す断面図である。 排気温度が図3より高い時の尿素水の噴射状況を示す断面図である。 従来例を示す断面図である。 排気ガスの等流量線及び等温度線のグラフである。
符号の説明
1 排気ガス
3 選択還元型触媒
6 尿素水分解触媒
8 噴射ノズル
10 ヒータ
11 尿素水
15 排気流路
16 筒体
17 導入口
18 排出口
19 導風板
20 ベルマウス
23 尿素水添加装置

Claims (3)

  1. NOxを還元浄化する選択還元型触媒の上流側に還元剤として尿素水を添加し得るようにした尿素水添加装置であって、選択還元型触媒の入側の排気流路内に該排気流路の外周部から中心部付近まで延在する筒体を設け、該筒体の内部の先端側に尿素水をアンモニアと炭酸ガスに分解する尿素水分解触媒を収容せしめると共に、前記筒体の基端側に上流側からの排気ガスの流れをそのまま直進させるべく導入口と排出口を開口せしめ、この導入口から排出口へ向かう排気ガスの流れを横断して前記尿素水分解触媒へ尿素水を噴射し得るよう排気流路外に噴射ノズルを設け、該噴射ノズルの噴射方向における前記尿素水分解触媒の入口付近にヒータを配置したことを特徴とする尿素水添加装置。
  2. 筒体の排出口の直後に該排出口からの排気ガスの流れを排気流路の広範囲に拡散し得るよう導風板を配設したことを特徴とする請求項1に記載の尿素水添加装置。
  3. 筒体の導入口に排気ガスを整流して取り込むベルマウスを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の尿素水添加装置。
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