JP4212986B2 - 住宅用空気攪拌機 - Google Patents

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本発明は、住宅内の空気を撹拌する機器に係り、特に、床下や天井裏の換気システムに用いるのに適する住宅用空気撹拌機に関する。
従来、図15〜図17に示す様な、床下或いは天井裏の基礎の外枠部分101の内側の適切な設置位置113に、または床下と天井裏の基礎の外枠部分101の内側の適切な設置位置113に送風装置110を配設し、送風装置110から送り出される風の流路を、送風ガイド109と、その送風ガイド109を支持するガイド支持部材108とにより、前記送風装置110の周囲に数方向に形成し、この数方向に形成された流路の吹出口107から水平方向に放出される空気を、該流路を形成する送風ガイド109とガイド支持部材108とにより、床下或いは天井裏の基礎の外枠部分101の隅の部分にまでも送風し得るようにしたことを特徴とする床下と天井裏の換気装置が知られている(特許文献1)。
実開平6−14843号公報(要約、図1〜図3)
ところが、上記従来の「床下と天井裏の換気装置」は、シロッコファン110から吹き出した風をガイド支持部材108及び送風ガイド109に衝突させ、ガイド支持部材108及び送風ガイド109によって形成された流路104を介して吹出口107に導く様に構成されているため、シロッコファン110から吹き出した風は、無理矢理に方向を変更されることとなり、圧力損失が大きく、吹出口107から吹き出す風の到達距離が短くなり、床下全体を十分に撹拌するには、多数の同種装置を設置しなければならないという問題がある。
また、上記従来の「床下と天井裏の換気装置」は、本体内に深く入り込む様にガイド支持部材108及び送風ガイド109が設けられているため、本体内の気流が乱されて騒音や振動を発生させるため、風力を大きくすることができないという問題もある。特に、送風ガイド109が薄板を折り曲げたもので構成されていることも騒音・振動の問題を大きくしている。このこともまた、同種装置を多数設置しなければならない原因となっている。
さらに、上記従来の「床下と天井裏の換気装置」は、水平方向の撹拌は可能であるが、垂直方向に撹拌することはできず、床下や天井裏の空気を十分に撹拌することができないという問題もある。このこともまた、同種装置を多数設置しなければならない原因となっている。
加えて、上記従来の「床下と天井裏の換気装置」は、図16に示す様に、固定式電源部を設けた基部103の下端から下に伸びる様にシロッコファン110が取り付けられ、基部103の上面に根太への固定部105が設けられているので、全体の高さが大きく、狭い床下や天井裏に持ち込み難く、設置作業がやり難いという問題もある。
そこで、本発明は、三次元的に空気を撹拌することのできる住宅用空気撹拌機を提供することを他の目的(第1の目的)とする。
また、本発明は、騒音や振動の少ない住宅用空気撹拌機を提供することを一つの目的(第2の目的)とする。
さらに、本発明は、コンパクトで輸送や設置作業の容易な住宅用空気撹拌機を提供することをさらに他の目的(第3の目的)とする。
第1の目的を達成するためになされた本発明の住宅用空気撹拌機は、課題解決手段として、以下の構成を有する。
(A) 住宅用空気撹拌機であること。
(B) シロッコファンを内蔵した本体ハウジングを備えていること。
(C) 前記本体ハウジングの底部に空気取り入れ口を備えていること。
(D) 前記本体ハウジングの側壁部に空気吹き出し口を備えていること。
(E) 前記空気吹き出し口は、水平方向に伸びる複数の仕切部材により仕切られた複数のスリット開口からなる鎧戸の様な構造を有していること。
(F) 前記仕切部材は、前記複数のスリット開口の内、上部のスリット開口からは斜め上方に空気を吹き出し、下部のスリット開口からは斜め下方に空気を吹き出す様に傾斜していること。
(G) 前記本体ハウジングの側壁部は、前記空気吹き出し口が形成された部分と、前記空気吹き出し口が形成されていない部分とを周方向に交互に備えていること。
(H) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内面は、前記シロッコファンの回転中心に対して螺旋状の曲面とされていること。
(I) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の外面は、内面よりも大きな曲率の曲面とされていること。
(J) 前記シロッコファン駆動モータから伸びるワイヤハーネスを、前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内の少なくとも一つの内部空間を通して前記本体ハウジングの上面から外部に延出したこと。
この第1の目的を達成するための住宅用空気撹拌機によれば、本体ハウジングから吹き出す空気は、構成要件(E)、(F)を採用した結果、上下方向に広がり、床下等の空間を垂直方向にも撹拌することができる。よって、シロッコファン本来の機能による水平方向の撹拌に加えて垂直方向の撹拌も行われる結果、空気は三次元的に撹拌され、床下や天井裏等で下方に停滞する湿気や上方に停滞する熱気を十分に撹拌することができる。従って、床下等に設置すべき空気撹拌機の設置数を減らすことができる。この結果、第1の目的を達成するための住宅用空気撹拌機は、騒音・振動発生源を減らすという効果も発揮する。このことから、第1の目的を達成する本発明の住宅用空気撹拌機は、換気システム全体として考えたときには第2の目的をも達成することができるものでもあるということができる。
ここで、本発明の住宅用攪拌機は、騒音・振動抑制効果を高めると共に撹拌能力をもより高めるために、上述した(G),(H)の構成をも備えている。
構成要件(G)をも備えることで、空気吹き出し口が堅牢な構造となり、スリット開口を構成する仕切部材の振動を抑制することができ、騒音・振動の発生を抑制することができる。また、構成要件(H)をも備えることで、スリット開口から上下に広がる様に吹き出す空気流を水平方向の旋回流に載せることができ、三次元的な撹拌の能力をより一層向上させることができる。
また、本発明の住宅用攪拌機は、さらに、撹拌能力を向上させるために、上述した(I)の構成も備えている。
構成要件(I)をも備えることで、スリット開口から吹き出した気流は、空気吹き出し口が形成されていない部分の外面の方が内面よりも流速が大きくなる。従って、本体ハウ
ジングの外側に、圧力差による吸い出し力が働き、スリット開口から吹き出す気流をより遠くまで到達させることができる。この結果、撹拌能力をより一層高めることができる。
さらに、本発明の住宅用攪拌機は、騒音・振動を抑制するために、上述した(J)の構成をも備えている。
ここで、騒音・振動を抑制するために、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
構成要件(J)をも備えることで、シロッコファン駆動用モータに電力を供給するためのワイヤハーネスの本体ハウジング内の敷設部分を最小限にすることができ、ワイヤハーネスが騒音・振動の発生源となるのを抑制することができる。
ここで、騒音・振動をより一層抑制すると共に組立を容易にするために、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(K) 前記本体ハウジングは、
(k1) 上蓋部材と、
(k2) 底蓋部材と、
(k3) 前記空気吹き出し口が形成された部分と前記空気吹き出し口が形成されていない部分とを対とする複数個の側壁部材と
から構成されていること。
(L) 前記本体ハウジングを構成する前記各部材が、合成樹脂射出成形品であること。
構成要件(K)を採用することで、本体ハウジングの組立は、例えば、底蓋部材の上に、複数の側壁部材を取り付け、その上から上蓋部材を側壁部材に取り付けるという作業で良く、他に支柱を取り付けるなどの作業をしなくてよい。また、これら上蓋部材、底蓋部材及び側壁部材を合成樹脂射出成形品とすることで(構成要件(L)))、各部材を軽量で剛性の高い部材に仕上げることができ、騒音・振動を抑制する効果を高めることができる。特に、上述した様な多くの効果を達成するための本体ハウジングを所望のデザインに仕上げることができ、住宅用機器に要求されるデザイン性の高い製品を製造する上で有利である。また、微妙に角度を代えた仕切部材を備えた側壁部材を製造する上で、側壁部材が複数に分割されていることは、極めて有利である。
ここで、本発明の住宅用空気攪拌機は、構成要件(J)をも備えていることから、特に、(M)前記空気吹き出し口が形成されていない部分の外面を、着脱式とするとよい。
この様に、構成要件(J)を備えたものにおいて構成要件(K)、(L)のみではなく構成要件(M)をも備える様にすることで、空気吹き出し口が形成されていない部分の内部空間に、ワイヤハーネスを敷設する作業を容易にし、また、この部分で結線する様に構成するなどすることで、より一層組立を容易にすることができる。
第2の目的を達成するためになされた本発明の住宅用空気撹拌機は、課題解決手段として、以下の構成を有する。
(A) 以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
(B) シロッコファンを内蔵した本体ハウジングを備えていること。
(C) 前記本体ハウジングの底部に空気取り入れ口を備えていること。
(D) 前記本体ハウジングの側壁部に空気吹き出し口を備えていること。
(E) 前記空気吹き出し口は、水平方向に伸びる複数の仕切部材により仕切られた複数のスリット開口からなる鎧戸の様な構造を有していること。
(F) 前記仕切部材は、前記複数のスリット開口の内、上部のスリット開口からは斜め上方に空気を吹き出し、下部のスリット開口からは斜め下方に空気を吹き出す様に傾斜していること。
(G) 前記本体ハウジングの側壁部は、前記空気吹き出し口が形成された部分と、前記空気吹き出し口が形成されていない部分とを周方向に交互に備えていること。
(H) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内面は、前記シロッコファンの回転中心に対して螺旋状の曲面とされていること。
(I) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の外面は、内面よりも大きな曲率の曲面とされていること。
(J) 前記シロッコファン駆動モータから伸びるワイヤハーネスを、前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内の少なくとも一つの内部空間を通して前記本体ハウジングの上面から外部に延出したこと。
(N) 前記本体ハウジングの底部の中心に、下向き凸形状の整流コーンを備えていること。
(O) 前記空気取り入れ口は、前記整流コーンの根元から伸びる渦巻き状の開口部によって構成されていること。
第2の目的を達成するための住宅用空気撹拌機によれば、整流コーン(構成要件(N))と渦巻き状開口部(構成要件(O))の作用により、空気取り入れ口(構成要件(C))から本体ハウジング(構成要件(B))内に取り込まれる空気の気流の乱れは十分に抑制される。従って、騒音や振動を抑制することができる。よって、風力を大きくすることもできる。このの結果、少ない設置台数で床下等の空気を十分に撹拌することができる。
ここで、従来の空気撹拌機では、コンデンサをモータの側面に設置していた。このため、ハウジング内が軸対象の空間とならなかった。この結果、ハウジング内に気流の乱れが作り出されていた。
そこで、第2の目的を達成するための本発明の住宅用空気撹拌機は、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(P) シロッコファン駆動モータは、前記本体ハウジングの底部に固定されていること。
(Q) 前記整流コーンは、裏面側にコンデンサ収納空間を有すること。
(R) 前記コンデンサ収納空間内にコンデンサを収納したこと。
この様に、構成要件(P),(Q)及び(R)をも備えることで、本発明の住宅用空気撹拌機では、コンデンサの出っ張りがなく、ハウジング内に取り入れられた気流は乱されることなくシロッコファンで側方へ吹き出される。よって、より一層、騒音や振動を抑制することができる。
ここで、上述の様に構成してハウジング内をほぼ軸対象の空間としても、例えばコンデンサ収納空間に気流が入り込む構造であると、それに伴う騒音が生じる可能性がある。
そこで、上述した住宅用空気撹拌機が、さらに以下の構成をも備える様にするとよい。
(S) 前記コンデンサ収納空間の上部を前記シロッコファン駆動モータの後端面で覆ったこと。
この様に、構成要件(S)をも備えることで、本発明の住宅用空気撹拌機は、コンデンサ収納空間に空気が流入して同空間内の空気を振動させるということがないので、より一層、騒音・振動抑制効果が高まる。
第3の目的を達成するためになされた本発明の住宅用空気撹拌機は、課題解決手段として、以下の構成を有する。
(A) 以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
(B) シロッコファンを内蔵した本体ハウジングを備えていること。
(C) 前記本体ハウジングの底部に空気取り入れ口を備えていること。
(D) 前記本体ハウジングの側壁部に空気吹き出し口を備えていること。
(E) 前記空気吹き出し口は、水平方向に伸びる複数の仕切部材により仕切られた複数のスリット開口からなる鎧戸の様な構造を有していること。
(F) 前記仕切部材は、前記複数のスリット開口の内、上部のスリット開口からは斜め上方に空気を吹き出し、下部のスリット開口からは斜め下方に空気を吹き出す様に傾斜していること。
(G) 前記本体ハウジングの側壁部は、前記空気吹き出し口が形成された部分と、前記空気吹き出し口が形成されていない部分とを周方向に交互に備えていること。
(H) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内面は、前記シロッコファンの回転中心に対して螺旋状の曲面とされていること。
(I) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の外面は、内面よりも大きな曲率の曲面とされていること。
(J) 前記シロッコファン駆動モータから伸びるワイヤハーネスを、前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内の少なくとも一つの内部空間を通して前記本体ハウジングの上面から外部に延出したこと。
(T) 前記本体ハウジングを住宅内の所望の位置に設置・固定するための金具を備えていること。
(U) 前記金具は、前記本体ハウジングに収納可能に構成されていること。
(V) 前記シロッコファンは、下方が開放され、上部にモータシャフト取付部を有する円筒形状を呈し、前記シロッコファン駆動モータの上方から該シロッコファン駆動モータの本体を覆う様に装着されていること。
この第3の目的を達成するための住宅用空気撹拌機によれば、金具を本体ハウジングに収納させておくことで全体の高さを小さくすることができる(構成要件(U))。また、
シロッコファンをモータの上方から被す様にしたので、これによってもさらに、装置全体の高さを小さくすることができる(構成要件(V))。従って、撹拌機を床下や天井裏に搬入する際に、金具が邪魔にならず、搬入作業を容易にする。また、撹拌機の出荷や保管の際にも、金具を本体ハウジングに収納することで全体の高さを小さくできるので、輸送や保管を容易にするという効果もある。
金具の収納の仕方としては、例えば、下端にヒンジを備えさせた起倒式とすることもできる。しかし、起倒式の場合、本体ハウジングが振動し易くなる。
そこで、振動し難い構造として、以下の構成をも備える様にするとよい。
(W) 前記金具は、前記本体ハウジングの内部から外部へと上下方向にスライド可能に構成されていること。
(X) 前記本体ハウジング内に、前記金具を上下方向にスライドさせた後に固定する固定具を備えていること。
この様に、構成要件(W)、(X)を備えることにより、金具を引き出したときもその下端部は本体ハウジング内に位置する構造となるので、本体ハウジングがぐらつき難い。従って、この構成要件(W)、(X)をも備えた住宅用空気撹拌機は、本体ハウジングの振動抑制効果が高い。また、スライド方式なので、例えば、金具に係合溝を設け、本体ハウジング内にスナップ係合爪を設けておけば、金具の長さを段階的に変更することができ、かつ、複数の金具を備える場合に、それらを引き出したときの長さを容易に一致させることができるので、撹拌機の設置作業が容易になるという利点もある。
なお、第1の目的を達成するための住宅用空気撹拌機に第2の目的を達成するための住宅用空気撹拌機の構成をも備えさせてもよいし、第1の目的を達成するための住宅用空気撹拌機に第3の目的を達成するための住宅用空気撹拌機の構成をも備えさせてもよい。また、第1の目的を達成するための住宅用空気撹拌機に、第2の目的を達成するための住宅用空気撹拌機の構成と、第3の目的を達成するための構成の両方を備えさせる様にしても構わない。第2及び第3の目的を達成するための住宅用空気撹拌機が備えるべき構成を加えても、第1の目的である三次元的な撹拌の作用効果を著しく妨げることはない。また、第2の目的である騒音・振動抑制効果についても、第1の目的を達成するための構成や第3の目的を達成するための構成がこれを害することはなく、特に、第1の目的を達成するための構成を加えた場合には、撹拌効果の向上による設置台数の減少が期待でき、換気システムとして考えたときの騒音・振動防止効果を高めることができる。さらに、第3の目的である輸送や設置作業の容易化は、第1の目的を達成するための構成や第2の目的を達成するための構成によって阻害されることもない。この様に、第1の目的を達成するために本発明が採用した構成と、第2の目的を達成するために本発明が採用した構成と、第3の目的を達成するために本発明が採用した構成は、それぞれが、並列的関係にあり、かつ、他の目的を阻害しないものである。
本発明の住宅用空気撹拌機によれば、三次元的に空気を撹拌することができる。
また、本発明の住宅用空気撹拌機によれば、騒音や振動を抑制することができる。
さらに、本発明の住宅用空気撹拌機によれば、輸送や設置作業を容易にすることができる。
次に、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。実施の形態の住宅用空気撹拌機1は、図1〜図4に示す様に、シロッコファン10を内蔵した本体ハウジング20を備えている。本体ハウジング20は、図2に示す様に、上蓋部材21と、底蓋部材23と、複数個(4個)の側壁部材25とから構成されている。
底蓋部材23には、図1〜図4、図6、図8及び図9に示す様に、その中心に、下向き凸形状の整流コーン30が形成されている。また、空気取り入れ口40として、整流コーン30の根元から伸びる渦巻き状の開口部41が設けられている。この渦巻き状の開口部
41は、8個の螺旋状枠部材43の間に形成され、底面側から見たとき時計方向の渦巻き形状を呈している。また、各渦巻き状開口部41は、3個のリング状枠部材45によって半径方向に4つの開口41a〜41dに区分されている。
4個の側壁部材25は、図1、図2に示す様に、空気吹き出し口50が形成された部分25aと空気吹き出し口50が形成されていない部分25bとを対としたものである。4個の側壁部材25は、いずれも同じ形状をしており、それぞれは、角度90度分の円弧状の部材となっている。従って、4個の側壁部材25を組み立てると、本体ハウジング20の側壁部として、空気吹き出し口50が形成された部分と、空気吹き出し口50が形成されていない部分とを周方向に交互に備えた円筒を構成する。
空気吹き出し口50は、図3、図10に示す様に、水平方向に伸びる複数個(7個)の仕切部材51a〜51gにより仕切られた複数個(8個)のスリット開口53a〜53hからなる鎧戸の様な構造を有している。ここで、図3に示す様に、上側の仕切部材51a〜51cは、外に向かって斜め上方に傾斜しており、上に行くほど傾斜角度が大きくなっている。逆に、下側の仕切部材51e〜51gは、外に向かって斜め下方に傾斜しており、下に行くほど傾斜角度が大きくなっている。真ん中の仕切部材51dは傾斜していない。この結果、スリット開口53a〜53hの内、上部の開口53a〜53dは、斜め上方に広がる様に空気を吹き出し、下部の開口53e〜53hは、斜め下方に広がる様に空気を吹き出すことになる。
側壁部材25の空気吹き出し口50が形成されていない部分25aの内面25eは、図11に示す様に、シロッコファン10の回転中心に対して螺旋状の曲面とされている。また、側壁部材25の空気吹き出し口50が形成されていない部分25bの外面は、内面25eよりも大きな曲率の曲面とされている。
シロッコファン駆動モータ60は、図3、図4に示す様に、本体ハウジング20の底蓋部材25の中心に、モータシャフト61を上にした状態で固定されている。底蓋部材25に一体に形成した整流コーン30は、裏面側にコンデンサ収納空間31を有する。このコンデンサ収納空間31内にコンデンサ63が収納されている。コンデンサ収納空間31の上部は、シロッコファン駆動モータ60の後端面で覆われて塞がれている。
シロッコファン10は、下方が開放され、図12〜図14に示す様に、上部にモータシャフト取付部11を有する円筒形状を呈している。各フィン13は、底面側から見たとき、外へ行くほど右方向に湾曲したカーブを呈している。そして、シロッコファン10は、図3、図4に示す様に、上方からシロッコファン駆動モータ60の本体を覆う様に装着されている。
側壁部材25の空気吹き出し口50が形成されていない部分25bは、図4に示す様に、その外面側が着脱式の外面部材25cとされ、内部空間25dを形成する構造となっている。シロッコファン駆動モータ60から伸びるワイヤハーネス70は、この空気吹き出し口50が形成されていない部分25bの内の一つの内部空間25dを通して本体ハウジング20の上面から外部に延出される様に配線されている。
本体ハウジング20には、図4に示す様に、撹拌機1を住宅内の所望の位置に設置・固定するための金具80が備えられている。金具80は、本体ハウジング20に収納可能に構成されている。より具体的には、金具80は、本体ハウジング20の内部から外部へと上下動可能に構成されている。また、金具80には、クリック係合用の溝81が上下方向に所定間隔で、例えば、3個以上設けられている。そして、本体ハウジング20内に、金具80のクリック係合用の溝81に係合して、金具80の上下方向出没位置を固定する金
具固定具としてのスプリング部材83を備えている。
実施の形態の住宅用空気撹拌機1によれば、仕切部材51a〜51gを傾斜させて、上方に広がる気流と下方に広がる気流とを形成する様にしたので、本体ハウジング20から吹き出す空気は、上下方向に広がり、床下等の空間を垂直方向にも撹拌することができる。よって、この住宅用空気撹拌機1によれば、シロッコファン10の本来の機能による水平方向の撹拌に加えて垂直方向の撹拌も行われる。この結果、空気は三次元的に撹拌され、床下や天井裏等で下方に停滞する湿気や上方に停滞する熱気を十分に撹拌することができる。
また、実施の形態の住宅用空気撹拌機1によれば、吹き出す気流に上下方向の広がりを持たせるために空気吹き出し口50を上下方向に分割する複数の仕切部材51a〜51gを備えたが、側壁部を開口のある部分25aと開口のない部分25bとが周方向に交互に並んだ構造としたので、空気吹き出し口50が堅牢な構造となり、スリット開口を構成する仕切部材51a〜51gの振動を抑制することができ、騒音・振動の発生を抑制することができる。また、開口の内部分25bの内面25eを螺旋面の一部となる様に構成したので、スリット開口53a〜53hから上下に広がる様に吹き出す空気流に、水平方向の旋回運動を与えることができ、三次元的な撹拌の能力をより一層向上させることができている。
さらに、空気を吹き出すための開口のない部分25bの外面の曲率を大きくしたので、スリット開口から吹き出した気流は、開口が形成されていない部分25bでは、外面の方が内面よりも流速が大きくなる。従って、本体ハウジング20の外側に、圧力差による吸い出し力が働き、スリット開口53a〜53hから吹き出す気流をより遠くまで到達させることができる。この結果、撹拌能力をより一層高めることができる。
また、シロッコファン駆動モータ60から伸びるワイヤハーネス70を、空気吹き出し口が形成されていない部分25bの内の一つの内部空間25dを通して本体ハウジング20の上面から外部に延出したので、シロッコファン駆動用モータ60に電力を供給するためのワイヤハーネス70の本体ハウジング20内の敷設部分を最小限にすることができ、ワイヤハーネス70が騒音・振動の発生源となるのを抑制することができる。
また、本体ハウジング20を、上蓋部材21と、底蓋部材23と、複数個の側壁部材25とから構成したので、本体ハウジング20の組立は、例えば、底蓋部材23の上に、複数の側壁部材25をネジで取り付け、その上から上蓋部材21を側壁部材25にネジで取り付けるという作業で良く、他に支柱を取り付けるなどの作業をしなくてよい。また、これら上蓋部材21、底蓋部材23及び側壁部材25を合成樹脂射出成形品とすることで、各部材21,23,25を軽量で剛性の高い部材に仕上げることができ、騒音・振動を抑制する効果を高めることができる。特に、上述した様な多くの効果を達成するための本体ハウジング20を所望のデザインに仕上げることができ、住宅用機器に要求されるデザイン性の高い製品を製造する上で有利である。また、微妙に角度を代えた仕切部材51a〜51gを備えた側壁部材25を製造する上で、側壁部材25が複数に分割されていることは、極めて有利である。
さらに、空気吹き出し口50が形成されていない部分25bの外面25cを、着脱式としたので、空気吹き出し口50が形成されていない部分25bの内部空間25dに、ワイヤハーネス70を敷設する作業を容易にし、また、この部分で結線する様に構成するなどすることで、より一層組立を容易にすることができる。
また、実施の形態の住宅用空気撹拌機1によれば、整流コーン30と渦巻き状開口部4
1の作用により、空気取り入れ口40から本体ハウジング20内に取り込まれる空気の気流の乱れは十分に抑制される。従って、騒音や振動を抑制することができる。よって、風力を大きくすることもできる。この結果、少ない設置台数で床下等の空気を十分に撹拌することができる。
さらに、住宅用空気撹拌機1は、整流コーン30の裏面側にコンデンサ収納空間31を形成し、そこにコンデンサ63を収納したので、コンデンサ63の出っ張りがなく、ハウジング20内に取り入れられた気流は乱されることなくシロッコファン10で側方へ吹き出される。よって、より一層、騒音や振動を抑制することができる。
加えて、コンデンサ収納空間31の上部をシロッコファン駆動モータ60の後端面で覆ったので、住宅用空気撹拌機1は、コンデンサ収納空間31に空気が流入して同空間内の空気を振動させるということがないので、より一層、騒音・振動抑制効果が高まる。
また、設置・固定用の金具80を、本体ハウジング20に収納可能に構成したので、輸送時や、床下への搬入時には、金具80を収納状態として高さを小さくすることができる。また、シロッコファン10をモータ60の上方から被せる様にしたので、これによっても装置全体の高さを小さくすることができる。従って、実施の形態の住宅用空気撹拌機1を床下や天井裏に搬入する際に金具80が邪魔にならず、搬入作業を容易にする。また、撹拌機1の出荷や保管の際にも、金具80を本体ハウジング20に収納することで全体の高さを小さくできるので、輸送や保管を容易にするという効果もある。
加えて、金具80の収納の仕方として、本体ハウジング20の内部から外部へと上下方向にスライド可能に構成し、本体ハウジング20内に、金具80を上下方向にスライドさせた後に固定する固定具としてクリック係合用の溝81とスプリング部材83とを備えたので、金具80を引き出したときもその下端部は本体ハウジング20内に位置する構造となる。よって、金具80と本体ハウジング20との固定は堅牢となり、本体ハウジング20がぐらつき難い。従って、この住宅用空気撹拌機1は、金具80を収納式としたにも拘わらず、住宅内に設置したときに、本体ハウジング20の振動抑制効果が高いといえる。また、金具80にクリック係合用の溝81を設け、本体ハウジング20内にスプリング部材83を設けたので、金具80の長さを段階的に変更することができ、設置すべき場所に応じた高さに取り付けることができる。また、係合位置が自動的に決まるので、複数の金具80を備える場合に、それらを引き出したときの長さを容易に一致させることができるので、撹拌機1の設置作業における位置合わせが容易になるという利点もある。
なお、実施の形態の住宅用空気撹拌機1は、実験によると、40Wモデルで比較したときに、従来品よりも重量で約1Kg軽くなり、騒音について約5dB低くなり、風量について1.3倍になることが確認できた。
以上、本発明の一実施の形態について詳細に説明してきたが、本発明はこれに限られるものではない。
例えば、床下や屋根裏以外の場所に設置するためのものとして実施することもできるし、その場合、金具によって上部から吊り下げないで、足を付けて床面に設置したり、壁面に設置したりしても構わない。
本発明の住宅用空気撹拌機は、住宅の床下の湿気を除去したり、屋根裏の熱気を逃がしたりするための住宅換気システムに利用することができる。
実施の形態の住宅用空気撹拌機を示し、(A)は上方から見た斜視図、(B)下方から見た斜視図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機の分解斜視図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機の垂直方向断面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機の他の面で切断した垂直方向断面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられる上蓋部材の平面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられる底蓋部材の底面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられる底蓋部材の平面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられる底蓋部材の側面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられる底蓋部材の垂直方向断面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられる側壁部材の背面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられる側壁部材の水平方向断面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられるシロッコファンの正面図であ 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられるシロッコファンの平面図である。 実施の形態の住宅用空気撹拌機に用いられるシロッコファンの底面図である。 従来技術における換気装置の水平方向断面図である。 従来技術における換気装置の垂直方向断面図である。 従来技術における換気装置の設置位置を示す水平方向断面図である。
符号の説明
1・・・住宅用空気撹拌機、
10・・・シロッコファン、
11・・・モータシャフト取付部、
13・・・フィン、
20・・・本体ハウジング、
21・・・上蓋部材、
23・・・底蓋部材、
25・・・側壁部材、
25a・・・空気吹き出し口が形成された部分、
25b・・・空気吹き出し口が形成されていない部分、
25c・・・着脱式の外面部材、
25d・・・内部空間、
25e・・・空気吹き出し口が形成されていない部分の内面、
30・・・整流コーン、
31・・・コンデンサ収納空間、
40・・・空気取り入れ口、
41・・・渦巻き状の開口部、
41a〜41d・・・開口、
43・・・螺旋状枠部材、
45・・・リング状枠部材、
50・・・空気吹き出し口
1a〜51g・・・仕切部材、
53a〜53h・・・スリット開口
0・・・シロッコファン駆動モータ、
61・・・モータシャフト
3・・・コンデンサ
0・・・ワイヤハーネス、
80・・・金具、
81・・・クリック係合用の溝、
83・・・スプリング部材。

Claims (8)

  1. (A) 以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (B) シロッコファンを内蔵した本体ハウジングを備えていること。
    (C) 前記本体ハウジングの底部に空気取り入れ口を備えていること。
    (D) 前記本体ハウジングの側壁部に空気吹き出し口を備えていること。
    (E) 前記空気吹き出し口は、水平方向に伸びる複数の仕切部材により仕切られた複数のスリット開口からなる鎧戸の様な構造を有していること。
    (F) 前記仕切部材は、前記複数のスリット開口の内、上部のスリット開口からは斜め上方に空気を吹き出し、下部のスリット開口からは斜め下方に空気を吹き出す様に傾斜していること。
    (G) 前記本体ハウジングの側壁部は、前記空気吹き出し口が形成された部分と、前記空気吹き出し口が形成されていない部分とを周方向に交互に備えていること。
    (H) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内面は、前記シロッコファンの回転中心に対して螺旋状の曲面とされていること。
    (I) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の外面は、内面よりも大きな曲率の曲面とされていること。
    (J) 前記シロッコファン駆動モータから伸びるワイヤハーネスを、前記空気吹き出し口が形成されていない部分の内の少なくとも一つの内部空間を通して前記本体ハウジングの上面から外部に延出したこと。
  2. 請求項記載の住宅用空気撹拌機であって、さらに以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (K) 前記本体ハウジングは、
    (k1) 上蓋部材と、
    (k2) 底蓋部材と、
    (k3) 前記空気吹き出し口が形成された部分と前記空気吹き出し口が形成されていない部分とを対とする複数個の側壁部材と
    から構成されていること。
    (L) 前記本体ハウジングを構成する前記各部材が、合成樹脂射出成形品であること。
  3. 請求項記載の住宅用空気撹拌機であって、さらに以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (M) 前記空気吹き出し口が形成されていない部分の外面は、着脱式とされていること。
  4. 請求項1〜のいずれか記載の住宅用空気撹拌機であって、さらに以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (N) 前記本体ハウジングの底部の中心に、下向き凸形状の整流コーンを備えていること。
    (O) 前記空気取り入れ口は、前記整流コーンの根元から伸びる渦巻き状の開口部によって構成されていること。
  5. 請求項記載の住宅用空気撹拌機であって、さらに以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (P) シロッコファン駆動モータは、前記本体ハウジングの底部に固定されていること。
    (Q) 前記整流コーンは、裏面側にコンデンサ収納空間を有すること。
    (R) 前記コンデンサ収納空間内にコンデンサを収納したこと。
  6. 請求項記載の住宅用空気撹拌機であって、さらに以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (S) 前記コンデンサ収納空間の上部を前記シロッコファン駆動モータの後端面で覆ったこと。
  7. 請求項1〜のいずれか記載の住宅用空気撹拌機であって、さらに以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (T) 前記本体ハウジングを住宅内の所望の位置に設置・固定するための金具を備えていること。
    (U) 前記金具は、前記本体ハウジングに収納可能に構成されていること。
    (V) 前記シロッコファンは、下方が開放され、上部にモータシャフト取付部を有する円筒形状を呈し、前記シロッコファン駆動モータの上方から該シロッコファン駆動モータの本体を覆う様に装着されていること。
  8. 請求項記載の住宅用空気撹拌機であって、さらに以下の構成を備えることを特徴とする住宅用空気撹拌機。
    (W) 前記金具は、前記本体ハウジングの内部から外部へと上下動可能に構成されていること。
    (X) 前記本体ハウジング内に、前記金具の上下方向位置を固定する金具固定具を備えていること。
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