JP4212614B2 - 指静脈パターン入力装置 - Google Patents

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Description

本発明は、生体情報を利用した個人認証技術に係り、特に、指静脈パターンを用いる技術に関する。
近年、指静脈パターンを用いて個人認証を行う技術が利用されるようになり、種々の静脈パターン入力装置が考案されている。最近では、特に、装置を小型化し易くかつ毎回同一の位置で指静脈パターンを撮影できるようにするための技術が多く提案されている。
指静脈パターンによる認証装置では、予め登録されている指静脈パターンと、認証を要する際に撮影された指静脈パターンとが一致するか否かで認証を行う。このため、指静脈パターンの読み取りに際しては、周囲環境の影響をなくし、同一条件で指静脈パターンを撮影できるようにすることが望ましい。また、比較される2つの指静脈パターンに位置や角度のずれがある場合には、撮影された画像を画像処理で補正して比較するが、このずれが大きいと、画像処理に要する処理時間が長くなり、適切な応答性能が得られない場合がある。
撮影される指静脈パターンの周囲環境から受ける影響では、静脈パターンの読み取りに用いる近赤外光による影響が大きい。太陽の位置などによる周囲環境の変化によって、撮影される近赤外光による指静脈パターンのコントラストが変化してしまい、適切に指静脈パターンの撮像が行えない場合がある。例えば、外光が多く進入した場合には指静脈パターンのコントラストが低下し認証精度が低下する。一方、近赤外光が外光として撮像部に入らないようにするため撮像対象である生体を被覆する構造にすると、生体の状態が確認できないため、位置がずれ易くなるとともに利用者に恐怖感や不安感を抱かせるという問題がある。
この問題の対策技術の検討も行われ、例えば、特開2003−30632公報(特許文献1)、特開2005−301552公報(特許文献2)及び特開2006−99493公報(特許文献3)に記載されたものがある。特開2003−30632公報や特開2005−301552公報には、天井照明などの外光が撮像空間に入らないようにするため、認証対象の指の周りを被覆部材で覆ったり、光源を屋根のように斜めに配置し、上部の一部をなくしたりし、また、被覆部材を透明にすることによって、指の状態を確認できるようにし、位置決めを容易にするとともに、利用者の不安感を低減するとした技術が記載されている。また、特開2006−99493公報には、側面に光源を配置し上部をなくすことによって、利用者の不安感を排除するともに、認証対象の指の位置決めを容易にするとした技術が記載されている。
特開2003−30632公報 特開2005−301552公報 特開2006−99493公報
上記公報記載の従来技術のうち、特開2003−30632公報記載の技術で、図1の認証装置では、撮像空間に対し側面方向から外光が進入するし、また、図7の認証装置では、屋根状の光源部の隙間から天井照明などの外光が撮像空間に進入すると考えられる。また、特開2005−301552公報記載の技術では、被覆部材内の閉鎖状の撮像空間内に認証対象の指を挿入するため、認証対象者が、指挿入時に不安感や閉塞感を覚えることが懸念される。さらに、指置き部の点検や清掃なども行いにくいことも予想される。また、特開2006−99493公報記載の技術では、撮影される像に対し外光による影響を抑えることが困難であると考えられる。
本発明の課題点は、上記従来技術の状況に鑑み、個人認証用の指静脈パターン入力装置において、認証対象者が指挿入時に閉塞感や不安感を抱かずかつ指の位置決めも容易に行え、さらに、外光の進入を有効に阻止して認証精度も高められるようにすることである。
本発明の目的は、かかる課題点を解決し、使い勝手が良く、高い認証精度が得られる指静脈パターン入力装置を提供することにある。
上記課題点を解決するために、本発明では、認証対象の指の指静脈パターンを撮像する指静脈パターン入力装置として、該認証対象の指をその腹側部分に接して支持しかつ位置決めする指置き部をケース内に形成し、該ケースの構成を、基本的に、該認証対象の指の上下に対応する部分及び左右に対応する部分は閉鎖状態とし、該指の前後に対応する部分は開口状態にするとともに、該左右に対応する部分の内部に、撮像素子等撮像手段の撮像範囲が形成される構成とする。具体的には、指静脈パターン入力装置として、指置き部を、認証対象の指をその腹側部分に接して支持しかつ位置決めする第1の部分と、該指を透過し指静脈パターンを形成した近赤外光を通過させる第2の部分とを有する構成とし、ケースを、発光部が設けられ上記指置き部の上方側を覆う天蓋部と、上記指置き部の上記第2の部分の両側において指の長さ方向に対し部分的に設けられ、該指置き部の上記第1の部分の上方側に開口を形成するとともに該第2の部分の側面側を覆いかつ上記天蓋部を支持する側面側部分と、上記指置き部及び撮像手段が設けられた底面側部分とを備え、該天蓋部と該側面側部分と該底面側部分との間に認証対象の指の指静脈パターンの撮像空間を形成し、かつ当該装置の外面を形成する構成とし、かつ、上記撮像手段の撮像範囲が該ケースの上記側面側部分の対向内面間領域内に形成される構成とする。
本発明によれば、使い勝手が良く、高い認証精度が得られる指静脈パターン入力装置を提供することができる。
以下、本発明の実施例につき、図面を用いて説明する。
図1〜図9は、本発明の第1の実施例の指静脈パターン入力装置の説明図である。図1は、本発明の第1の実施例としての指静脈パターン入力装置の外観斜視図、図2は、図1の指静脈パターン入力装置の外観正面図、図3は、図1の指静脈パターン入力装置に認証対象の指が置かれたときの状態を示す図、図4は、図2のA−A'断面を示す図、図5は、図4のB−B'断面を示す図、図6は、図5のC−C'断面を示す図、図7は、撮影される指静脈パターンの外光による影響の説明図、図8は、図1の指静脈パターン入力装置の動作フロー図、図9は、図1の指静脈パターン入力装置における撮像時の画像処理の説明図である。
図1において、1は指静脈パターン入力装置、10は、指静脈パターン入力装置1の外面を形成するケース、11は、認証対象の指を支持しかつ所定の位置で所定の姿勢となるように位置決めする指置き部、111は、該指置き部11の一部であって、認証対象の指の第1関節よりも先端側の腹側部分に接して該指を支持し位置決めする第1の部分、112は、同じく該指置き部11の一部であって、上記第1の部分111とは離間した位置に構成され、認証対象の指の第1関節よりも指根元側の腹側部分に接して該指を支持し位置決めする同じく第1の部分、113は、同じく該指置き部11の一部を構成し、上記第1の部分111、112間に配され、指を透過し指静脈パターンを形成した近赤外光を通過させる第2の部分としてのガラス面、101は、ケース10の一部であって、指置き部11の上方側を覆う天蓋部、102a、102bはそれぞれ、ケース10の一部であって、上記指置き部11の上記第2の部分113の両側において指の長さ方向に対し部分的に設けられ、指置き部11の第2の部分113の側面側の一部を覆いかつ上記天蓋部101を支持する側面側部分、102aiは、側面側部分102aの内面、1021aは、側面側部分102aの内面102aiに設けられ天蓋部101の方向に伸びたリブ状部、103は、同じくケース10の一部であって、上記指置き部11が設けられた底面側部分である。上記天蓋部101には、指置き部11に置かれた認証対象の指(図示なし)に照射する近赤外光を発生する発光部(図示なし)が設けられ、また、上記底面側部分103には、上記認証対象の指をその背中側から腹側に向かって透過した近赤外光によって形成される指静脈パターンの像を撮影する撮像手段(図示なし)が設けられている。また、104a、104bはそれぞれ、ケース10において、上記側面側部分102a、102bに隣接し指置き部11の第1の部分111、112の上方(Z軸方向)側に形成された開口である。上記ケース10は、上記天蓋部101と上記側面側部分102a、102bと上記底面側部分103との間に撮像空間、すなわち、発光部からの近赤外光を認証対象の指の背中側に導き該導いた近赤外光を該の中を透過させて指静脈パターンの像を形成させ、該像を形成した近赤外光を撮像素子などの撮像手段側に導くための空間を形成し、かつ当該指静脈パターン入力装置の外面を形成する。該撮像空間において、撮像手段の撮像範囲であって認証対象の指の長さ方向に直角な方向(±Y軸方向)の撮像範囲は、ケース10の上記側面側部分102a、102bの対向内面間領域内に形成される。すなわち、ケース10の上記側面側部分102a、102bは、対向内面間領域内に上記撮像手段の全撮像範囲が含まれるようにした構成を有する。
上記構成において、認証対象の指は、その腹側部分を下方(−Z軸方向)にした状態で、指静脈パターン入力装置1内に、開口104aから−X軸方向に挿入され、第1関節よりも先端側の腹側部分が指置き部11の第1の部分111の所定位置に到達すると、該位置で挿入移動動作を停止して該先端側の腹側部分が該第1の部分111に当接した状態で位置決めされ静止状態になるとともに、第1関節よりも指根元側の腹側部分が指置き部11の第1の部分112に当接した状態で位置決めされ静止状態になる。該状態で該指の第1関節部とその前後部分(±X軸方向の部分)は、指置き部11の第2の部分113の上部に位置することになる。かかる状態で、該指の第1関節部とその前後部分とから成る領域のうち、少なくとも認証対象領域に対し、上方の天蓋部101に設けた発光部から近赤外光が照射される。照射された近赤外光は指中を透過する過程で該指の静脈の血液中のヘモグロビンによって散乱光を吸収され、該指静脈を暗い影パターンの像すなわち指静脈パターンの像として形成する。該指静脈パターンの像を形成した近赤外光は所定の光路を経てケース10の底面側部分103に設けられた撮像素子などの撮像手段に入射し、該像に対応した電気信号に変換される。
上記側面側部分102a、102bは、指置き部11の第2の部分113の側面側の一部を覆うことで、近赤外光が照射される撮像空間内の認証対象領域内へ外光が進入しないようにする。また、リブ状部は、認証対象領域内へX軸方向などの横方向からの外光の進入を抑えたり、天蓋部101の内面側への斜め下方からの外光の進入を阻止したりする。
図2は、図1の指静脈パターン入力装置1の外観正面図である。
図2において、1021bは、側面側部分102bの内面に設けられ天蓋部101の方向に伸びたリブ状部である。他の符号は、図1の場合と同様である。リブ状部1021a、1021bはそれぞれ、指置き部11から離間した位置ほど、−Y軸方向、Y軸方向への突出量が増大する構成とされている。かかる側面側部分102a、102bの内面構成により、認証対象領域内へX軸方向などの横方向からの外光の進入を抑えかつ天蓋部101の内面側への斜め下方からの外光の進入をより一層効率的に阻止することが可能となる。認証対象領域内や天蓋部101の内面側への外光の進入を阻止することにより、指静脈パターンの像を撮影するときの指の輪郭部のコントラストを向上させることができるため、該指の輪郭の抽出を容易かつ確実に行うことが可能となる。
以下、説明中または図面中で用いる図1及び図2の構成要素には、図1及び図2の場合と同じ符号を付して用いるとする。
図3は、図1の指静脈パターン入力装置1に認証対象の指が置かれたときの状態を示す図である。
図3において、20は認証対象の指である。認証対象の指20は、その腹側部分を下方(−Z軸方向)にした状態で、指静脈パターン入力装置1内に、開口104aから−X軸方向に挿入され、所定位置まで移動したとき該位置に位置決めされる。
図4は、図2の構成のA−A'断面を示す図である。
図4において、1021a、1021aはそれぞれ、側面側部分102aの内面102aiに設けられたリブ状部(リブ状部1021aと同じ)で、1021aは、リブ状部1021aのうち、指置き部11の第1の部分111寄りのリブ状部、1021aは、リブ状部1021aのうち、指置き部11の第1の部分112寄りのリブ状部である。該リブ状部1021a、1021aはそれぞれ、ケース10の天蓋部101の方向に伸びた構成である。また、ケース10の側面側部分102aは、その認証対象の指の長さ方向(±X軸方向)の幅寸法w10が、該方向に対する撮像素子14の、指置き部11の第2の部分113の位置における撮像範囲の寸法w11よりも小さい構成である。これは、ケース10の側面側部分102bについても同様である。また、12は発光部としてのLED、13は集光用のレンズ、14は、撮像手段としての撮像素子、114は、指置き部11の第1の部分111に設けられ認証対象の指の位置決めを行うための突起である。他の符号は、図1、図2の場合と同様である。LED12は、認証対象の指の長さ方向(±X軸方向)に配列されている。指置き部11の第1の部分111、112はともに指の腹側部分が当接する凹曲面とされている。位置決め用の突起114は、指置き部11の第1の部分111の凹曲面内において指の長さ方向(±X軸方向)に2個設けられ、認証対象者は、指の第1関節よりも先端側の部分が該2個の突起114に当接した位置で指の挿入移動動作を停止させ指置き部11に対し位置決めする。
図5は、図4の構成のB−B'断面を示す図である。
図5において、101iは、天蓋部101の撮像空間側の内面、15は、認証対象の指20を透過し指静脈パターンの像を形成した近赤外光を反射するミラー、30は、撮像素子14の撮像範囲である。他の符号は、図1、図2及び図4の場合と同様である。ケース10の側面側部分102a、102bはそれぞれ、その内面102ai、102biが、撮像素子14の撮像範囲の画角θと略等しい角度で傾斜し、かつ、該撮像範囲の外側となるようにされている。すなわち、側面側部分102a、102bは、その対向内面102ai、102bi間の領域内に撮像素子14の全撮像範囲が含まれるようにした構成を有する。かかる構成は、外光や、指の表面で反射された近赤外光を側面側部分102a、102bにおいて反射させ、これらの光が撮像素子14に入射することを抑える。
図6は、図5の構成のC−C'断面を示す図である。
図6において、1021b、1021bはそれぞれ、側面側部分102bの内面102biに設けられたリブ状部で、1021bは、指置き部11の第1の部分111寄りのリブ状部、1021bは、指置き部11の第1の部分112寄りのリブ状部である。他の符号は、図1、図2、図4及び図5の場合と同様である。該リブ状部1021b、1021bはそれぞれ、ケース10の天蓋部101の方向に伸びた構成である。ケース10の側面側部分102a、102bは、認証対象の指の長さ方向(±X軸方向)に対し、指の先端側に寄った位置に設けられている。また、該側面側部分102a、102bは、指置き部11の第2の部分113の側面側で指の第1関節とその前後の近傍部分に該当する位置に設けられている。指置き部11は、第1の部分111が、認証対象の指を、その第1関節よりも先端側の腹側部分と当接して支持し、第1の部分112が、該指を、第1関節よりも指根元側の腹側部分と当接して支持し、第2の部分であるガラス面113は、該2つの第1の部分111、112間に設けられる。ガラス面113のZ軸方向高さ位置は、第1の部分111、112それぞれの指当接面のZ軸方向高さ位置よりも低い位置とされている。これは、指置き部11の2つの第1の部分111、112で支持された指の認証対象部分すなわち、近赤外光を透過させる第1関節とその前後部分の腹側部分がガラス面113で圧迫されないようにして、鮮明な指静脈パターンの像を形成することができるようにするためである。
図7は、撮影される指静脈パターンの外光による影響の説明図である。
図7において、(a)〜(c)は、認証対象の指に近赤外光を透過させたときに得られる指静脈パターンの画像例を示す。静脈中の血液のヘモグロビンは近赤外光の散乱光を吸収するため、指を透過した出射光は、静脈の部分だけが影パターンとなった像すなわち指静脈パターン40の像を形成している。(a)は、外光がない場合の画像例であり、指20の輪郭201の外側50は近赤外光がないために暗くなっている。(b)は、指20の上部に被覆するものがなく外光が強い場合の画像例である。この場合は、外光に含まれる近赤外光も撮像範囲内に進入するため、指20の輪郭201が不明瞭になっている。(c)は、外光が強い場合であって、図1〜図6で説明した指静脈パターン入力装置1を用いた場合の画像例である。指静脈パターン入力装置1では、ケース10の側面側部分102a、102bで外光が遮られ、天蓋部101の撮像空間側内面101iが写されるため、該側面側部分102a、102bのある部分は暗く、該側面側部分102a、102bがない部分は外光によって明るく写されている。詳細は後述するが、該暗く写される部分から指20の輪郭201を抽出し、該輪郭201の情報を基に指20以外の部分の画像はノイズとして除去する処理を行う。これにより、外光の影響のない指20の静脈パターンの抽出を行うことができる。また、指20の輪郭201の情報は指20の位置のずれを検出するためにも用いることができる。
図8及び図9は、図1の指静脈パターン入力装置1の動作説明図である。図8は、図1の指静脈パターン入力装置1の動作フロー図、図9は、該指静脈パターン入力装置1における画像処理の説明図である。なお、指静脈パターン入力装置1の本動作は、装置内の光学系が制御手段(図示なし)と電気的に接続された状態で行われる。該制御手段は、例えばマイコンやパソコンなどで構成され、例えばマイコンなどで構成された場合には該指静脈パターン入力装置1に内蔵されてもよいし、パソコンなどで構成された場合は該指静脈パターン入力装置1に外付け状態で接続されてもよい。以下、図8、図9は、指静脈パターン入力装置1内に該制御手段が内蔵されているものとして説明する。
図8において、
(1)認証時には、指静脈パターン撮影を指示する信号が指静脈パターン入力装置1に入力され、これに基づいて該指静脈パターン入力装置1は指静脈パターン撮影の処理を開始する(ステップS801)。
(2)指静脈パターン入力装置1は、近赤外光の照射及び透過によって形成した指静脈パターンの像を含む画像を撮像素子14によって撮影する(ステップS802)。撮影で得られる画像の例を図9(a)に示す。図9(a)中、40は指静脈パターンである。ハッチングされた部分(影の部分)は、ケース10の側面側部分102a、102bにより外光の近赤外光が遮光された部分を示している。
(3)制御手段は、ケース10の側面側部分102a、102bによって形成される像部分を利用して指の輪郭の抽出処理を行う(ステップS803)。抽出処理方法を図9(b)に示す。まず、側面側部分102a、102bの影になる部分を通り、指の画像を横切るように設定した3本の直線L1、L2、L3上で、それぞれ側面側部分102a、102bの影になっている端から指の中央に向かってコントラストが暗から明に大きく変化する最初の点を求める。次に、求めた指の右側の3点、左側の3点それぞれに対し、最小二乗法によって近似直線を得、この近似直線を指の輪郭とする。
(4)制御手段は、予め登録されている指の輪郭と上記撮影された画像から抽出された指の輪郭とを比較し、該抽出された指の輪郭に位置や角度のずれがあれば、撮影された画像を移動、回転することによって補正を行う(ステップS804)。このように、撮影された画像を補正しておくことにより、後に行う指静脈パターンの照合や判定時の処理情報量や処理時間を大幅に削減することができる。
(5)制御手段は、必要に応じて補正された画像から、上記ステップS803で抽出した指の輪郭を基に、指以外の部分の画像をノイズとみなして黒く塗り潰して除去する(ステップS805)。詳しくは、ケース10の側面側部分102a、102bは指20の長さより短いため、直線L1、L3と上記指の輪郭で囲まれる領域は矩形領域となり、該矩形領域を指方向に拡大した領域を指の領域とし、それ以外の部分の画像を除去している。処理結果の例を図9(c)に示す。外光の強弱による影響は指以外の部分の画像に現れるため、本ステップS805での処理によって外光の影響をほとんど取り除くことができる。外光の影響として残るのは、上記ステップS803で指の輪郭を抽出する際の誤差に相当する部分による影響であるが、これによる認証精度の劣化はほとんど生じない。この誤差に相当する外光の影響をさらに少なくする必要があれば、ステップS803で抽出した指の輪郭より少し内側を境界にして塗り潰しを行ってもよい。本ステップS805での処理によって、この後の静脈パターンの抽出処理や光量調整処理において、外光に影響されない処理を実現することが可能となる。
(6)制御手段は、撮影した画像を画像処理して、指静脈パターンの抽出処理を行う(ステップS806)。
(7)制御手段は、上記ステップS806で抽出した指静脈パターンを、予め登録されているパターンと照合し一致・不一致を判定するのに適した鮮明さを有しているか否かを判断する(ステップS807)。
(8)ステップS807での判断の結果、鮮明さが不足している場合には、制御手段はは、発光部としてのLED12の出射光量の調整などを行い(ステップS808)、ステップS802に戻る。これを例えば5〜6回程度やり直しても適正な鮮明さの画像が得られない場合には、指静脈パターンによる認証が失敗となるようにしてもよい。
(9)ステップS807での判断の結果、鮮明さが不足せず適正レベルである場合には、制御手段は、撮影した指静脈パターンを返す(ステップS809)。
上記説明した第1の実施例によれば、ケース10の側面側部分102a、102bに隣接して開口104a、104bを設けてあるため、認証対象の指は、指静脈パターン入力装置1内において、ほとんど覆われずに開放状態で指置き部11に置かれる。このため、視認性が良く、位置決めも容易かつ精度良く行うことができ、さらに、使用者に不安感を起こさせないようにすることができる。また、ケース10の側面側部分102a、102bによって外光が遮られてできる暗部を利用して指の輪郭を容易に判別することができるため、開口104a、104bがあっても外光による影響を有効に排除することができる。上記側面側部分102a、102bに設けたリブ状部1021a、1021a、1021b、1021bによっても、外光による影響をさらに一層低減することが可能である。また、側面側部分102a、102bは、その対向内面102ai、102bi間の領域内に撮像素子14の全撮像範囲が含まれるようにした構成を有しているため、撮影される画像内に側面側部分102a、102bが写り込むことがなく、画像内の外乱を減らし、認証のための有効な画像領域を増大させることができる。これらの結果、第1の実施例の指静脈パターン入力装置1によれば、良好な使い勝手性と高い認証精度の実現が可能となる。
図10は、本発明の第2の実施例としての指静脈パターン入力装置の構造図である。
図10において、1'は指静脈パターン入力装置、10'はケース、102ao、102boはそれぞれ、ケース10'の側面側部分102a、102bの外面である。他の符号は、上記図5に示した第1の実施例の指静脈パターン入力装置1の場合と同様である。本第2の実施例としての指静脈パターン入力装置1'は、ケース10'の側面側部分102a、102bの内面102ai、102bi及び外面102ao、102boが、撮像素子14の撮像範囲の画角θと略等しい角度で傾斜し、かつ、該撮像範囲の外側となるようにされている。他の構成は、第1の実施例の指静脈パターン入力装置1の場合と同様である。ケース10'の側面側部分102a、102bにおいて、外面102ao、102boを内面102ai、102biとともに傾斜させることで、該外面102ao、102boの外側の、ケース10'の底面側部分103に近い部分には、凹部105a、105bが形成され、指置き部11の第1の部分112と該外面102aoとの間の距離及び該第1の部分112と該外面102boとの間の距離が短くなる。
上記第2の実施例によっても、上記第1の実施例の場合と同様の効果が得られる。特に、本第2の実施例では、ケース10'の側面側部分102a、102bの外面102ao、102boの位置が指置き部11の第1の部分112と近くなるため、認証対象者は指間を広げずに認証対象の指を指置き部11に載せ、他の隣接する指を凹部105a、105bの位置に置くことができる。認証対象者の指が短い場合には、該認証対象者は指間を大きく広げないで済むため、指を圧迫しないようにすることができる。装置外形寸法の縮小化も図れる。
図11は、本発明の第3の実施例としての指静脈パターン入力装置の構造図である。
図11において、1''は指静脈パターン入力装置、10''はケースである。他の符号は、上記図5に示した第1の実施例の指静脈パターン入力装置1の場合と同様である。本第3の実施例としての指静脈パターン入力装置1''は、ケース10''の側面側部分102a、102bの内面102ai、102bi及び外面102ao、102boは、上記第2の実施例の指静脈パターン入力装置1'のように傾斜した構造とはされず、Z軸方向に平行状の直立した構造とされ、かつ、撮像素子14の撮像範囲に対してはその外側となるようにされている。他の構成は、第1の実施例の指静脈パターン入力装置1の場合と同様である。
上記第3の実施例によっても、上記第1の実施例の場合と同様の効果が得られる。
なお、上記各実施例において、指置き部11は、ケース10、10'、10''と一体化された構成であってもよいし、または、別個に独立した構成であってもよい。ケース10、10'、10''それぞれの天蓋部101、側面側部分102a、102b、底面側部分103なども互いに一体化された構成であってもよいし、一部のものまたはそれぞれが別個に独立した構成であってもよい。
本発明の第1の実施例としての指静脈パターン入力装置の外観斜視図である。 図1の指静脈パターン入力装置の外観正面図である。 図1の指静脈パターン入力装置に認証対象の指が置かれたときの状態を示す図である。 図2の構成のA−A'断面を示す図である。 図4の構成のB−B'断面を示す図である。 図5の構成のC−C'断面を示す図である。 撮影される指静脈パターンの外光による影響の説明図である。 図1の指静脈パターン入力装置の動作フロー図である。 図1の指静脈パターン入力装置における撮像時の画像処理の説明図である。 本発明の第2の実施例としての指静脈パターン入力装置の構造図である。 本発明の第3の実施例としての指静脈パターン入力装置の構造図である。
符号の説明
1、1'、1''…指静脈パターン入力装置、
10、10'、10''…ケース、
101…天蓋部、
101i…天蓋部の内面、
102a、102b…側面側部分、
102ai、102bi…側面側部分の内面、
1021a、1021a、1021a、1021b、1021b、1021b …リブ状部、
103…底面側部分、
104a、104b…開口、
11…指置き部、
111、112…指置き部の第1の部分、
113…ガラス面、
114…突起、
12…LED、
13…レンズ、
14…撮像素子、
15…ミラー、
20…指、
30…撮像範囲。

Claims (8)

  1. 指静脈パターンを個人認証用の生体情報として撮像する指静脈パターン入力装置であって、
    認証対象の指をその腹側部分に接して支持しかつ位置決めする第1の部分と、該指を透過し指静脈パターンを形成した近赤外光を通過させる第2の部分とを有する指置き部と、
    上記指置き部に置かれた認証対象の指に照射する近赤外光を発生する発光部と、
    上記認証対象の指をその背中側から腹側に向かって透過した近赤外光によって形成される指静脈パターンの像を撮影する撮像手段と、
    上記発光部が設けられ上記指置き部の上方側を覆う天蓋部と、上記指置き部の上記第2の部分の両側において指の長さ方向に対し部分的に設けられ、該指置き部の上記第1の部分の上方側に開口を形成するとともに該第2の部分の側面側を覆いかつ上記天蓋部を支持する側面側部分と、上記指置き部及び上記撮像手段が設けられた底面側部分とを備え、該天蓋部と該側面側部分と該底面側部分との間に認証対象の指の指静脈パターンの撮像空間を形成し、かつ当該装置の外面を形成するケースと、
    を備え、上記撮像手段の撮像範囲が上記ケースの上記側面側部分の対向内面間領域内に形成される構成としたことを特徴とする指静脈パターン入力装置。
  2. 上記ケースの上記側面側部分は、その認証対象の指の長さ方向の幅寸法が、該方向に対する上記撮像手段の、上記指置き部の第2の部分の位置における撮像範囲の寸法よりも小さい構成である請求項1に記載の指静脈パターン入力装置。
  3. 上記ケースの上記側面側部分は、内面に上記天蓋部方向に伸びたリブ状部を有する構成である請求項1または請求項2に記載の指静脈パターン入力装置。
  4. 上記ケースの上記側面側部分は、内面または内面及び外面が、上記撮像手段の撮像範囲の画角と略等しい角度で傾斜した構成である請求項1または請求項2に記載の指静脈パターン入力装置。
  5. 上記ケースの上記側面側部分は、認証対象の指の長さ方向に対し、指の先端側に寄った位置に設けられる請求項1または請求項2に記載の指静脈パターン入力装置。
  6. 上記ケースは、上記側面側部分が、上記指置き部の上記第2の部分の側面側で上記指の第1関節とその前後の近傍部分に該当する位置に設けられる構成である請求項1または請求項2に記載の指静脈パターン入力装置。
  7. 上記指置き部は、上記第1の部分が、認証対象の指を、その第1関節よりも先端側の腹側部分と、第1関節よりも指根元側の腹側部分とに接して支持し、上記第2の部分が、該第1の部分の該2つの支持部間に設けられる構成である請求項1または請求項2に記載の指静脈パターン入力装置。
  8. 上記発光部は、認証対象の指の長さ方向に配列されたLEDで構成される請求項1または請求項2に記載の指静脈パターン入力装置。
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