JP4211469B2 - 携帯端末、誤操作訂正方法および誤操作訂正プログラム - Google Patents
携帯端末、誤操作訂正方法および誤操作訂正プログラム Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、誤操作訂正機能を有する携帯端末、誤操作訂正方法および誤操作訂正プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話市場では、半年から1年周期で新製品が投入されており、製品ライフサイクルは短くなっている。一方、携帯電話の加入者人口は飽和状態になりつつあり、端末購入者の中心は新規契約から機種変更にシフトしている。
【0003】
一方で携帯電話のユーザインターフェイスは、メーカやキャリア毎に異なっている。また、同一メーカであっても、新機能の追加等により、ユーザインターフェイスが変更されていることも少なくない。このため、機種変更時に端末の操作感が変わってしまうことは避けられない状態にある。ユーザは、機種変更により別の端末を操作しているにもかかわらず、変更前の端末操作になれているため、変更後の端末でも同じ操作をしてしまい、誤操作を行ってしまうという問題が発生していた。
【0004】
また、誤操作後は、初期画面から再度操作をやり直すか、取扱説明書を確認しなければ同じ操作手順を認知できず、操作の障害となっていた。
【0005】
ユーザの機器操作に係る従来技術例として、計算機システムにおいて使用され、システム内の記憶装置に入力操作誤り情報および正しい入力操作情報を記憶しておき、ユーザによって入力された情報は、記憶装置内の入力操作誤り情報と比較され、その比較結果から入力操作誤りを検出し、正しい入力操作処理を行う「自動入力操作誤り訂正機構」がある(例えば、特許文献1参照)。また、ユーザが端末の入力操作最中に押しボタン操作手順に行き詰まっても、目的に応じた操作手順を示すヘルプ表示により、容易に正確な操作手順を知ることができる「移動体通信端末」がある(例えば、特許文献2参照)。
【0006】
【特許文献1】
特開平2−28711号公報
【特許文献2】
特開平8−272572号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記特許文献1記載の発明は、携帯端末の複数機種の操作情報を記憶しておく手段を有しておらず、多岐に渡る機種の変更時における誤操作に対応できない。また、上記特許文献2記載の発明は、ユーザによる誤操作がなされた場合に、適正な操作手順をユーザに対し告知するのみであり、端末自身が誤操作を訂正して適正な処理を行うことはできない。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、携帯電話端末内にユーザが以前使用していた機種等の他機種の操作手順情報を持ち、誤操作時にこの情報を参照し、誤操作が他機種の操作手順と一致する場合に、その操作に相当する正しい操作手順を実行することにより、操作性の改善を行う誤操作訂正機能を有する携帯端末、誤操作訂正方法および誤操作訂正プログラムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために、本発明の携帯端末は、入力操作が行われる操作手段と、所定の情報を記憶する記憶手段と、所定の情報を表示する表示手段と、操作手段、記憶手段及び表示手段を制御する制御手段と、を有し、記憶手段は、予め設定される、他機種を示す機種設定情報を記憶するとともに、複数の他機種毎に、所定の機能を実行するための、他機種における操作手順と、自機種における操作手順とが対応した端末操作情報を記憶し、制御手段は、操作手段で実行された入力操作に対応する表示を表示手段で行った後に、操作手段で実行された入力操作のやり直しの指示を受け付けた場合、記憶手段に記憶している機種設定情報及び操作手段で実行された入力操作に基づいて、記憶手段に記憶している端末操作情報の中から、機種設定情報が示す他機種を特定するとともに、特定した他機種における操作手順を特定し、端末操作情報の中に、特定した他機種における操作手順に対応した、自機種における操作手順があるかを判断する第1の判断を行い、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順を実行することを特徴とする。
【0010】
また、本発明の携帯端末において、制御手段は、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順は最終的に通信機能を実行する操作であるかを判断する第2の判断を行い、第2の判断の結果、最終的に通信機能を実行する操作である場合、自機種における操作手順は通信機能を実行するまでに、表示手段における画面遷移の段階が複数あるかを判断する第3の判断を行い、第3の判断の結果、画面遷移の段階が複数ある場合、自機種における操作手順を通信機能開始の1段階前まで実行することを特徴とする。
【0011】
また、本発明の携帯端末において、制御手段は、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順は表示手段における画面遷移の段階が複数あるかを判断する第4の判断を行い、第4の判断の結果、画面遷移の段階が複数ある場合、画面遷移の段階の一覧をすべて表示手段に表示し、画面遷移の段階の一覧の中から所定の段階が選択された場合、選択された段階まで、自機種における操作手順を実行することを特徴とする。
【0013】
また、本発明の携帯端末において、端末操作情報は、プリセットによって記憶手段に記憶されることを特徴とする。
【0014】
また、本発明の携帯端末において、端末操作情報は、ダウンロードによって記憶手段に記憶されることを特徴とする。
【0015】
また、本発明の携帯端末において、制御手段は、第1の判断の結果、自機種における操作手順がない場合、自機種における操作手順がない旨を表示手段に表示させることを特徴とする。
【0016】
また、本発明の携帯端末において、制御手段は、第3の判断の結果、画面遷移の段階が複数ない場合、自機種における操作手順は実行不可能であることを表示手段に表示させることを特徴とする。
【0018】
本発明の誤操作訂正方法は、携帯端末で用いられる誤操作訂正方法であって、予め設定される、他機種を示す機種設定情報を記憶するとともに、複数の他機種毎に、所定の機能を実行するための、他機種における操作手順と、自機種における操作手順とが対応した端末操作情報を記憶しておき、実行された入力操作に対応する表示を行った後に、実行された入力操作のやり直しの指示を受け付けた場合、機種設定情報及び実行された入力操作に基づいて、端末操作情報の中から、機種設定情報が示す他機種を特定するとともに、特定した他機種における操作手順を特定し、端末操作情報の中に、特定した他機種における操作手順に対応した、自機種における操作手順があるかを判断する第1の判断を行い、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順を実行することを特徴とすることを特徴とする。
【0019】
また、本発明の誤操作訂正方法において、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順は最終的に通信機能を実行する操作であるかを判断する第2の判断を行い、第2の判断の結果、最終的に通信機能を実行する操作である場合、自機種における操作手順は通信機能を実行するまでに、画面遷移の段階が複数あるかを判断する第3の判断を行い、第3の判断の結果、画面遷移の段階が複数ある場合、自機種における操作手順を通信機能開始の1段階前まで実行することを特徴とする。
【0020】
また、本発明の誤操作訂正方法において、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順は画面遷移の段階が複数あるかを判断する第4の判断を行い、第4の判断の結果、画面遷移の段階が複数ある場合、画面遷移の段階の一覧をすべて表示し、画面遷移の段階の一覧の中から所定の段階が選択された場合、選択された段階まで、自機種における操作手順を実行することを特徴とする。
【0021】
本発明の誤操作訂正プログラムは、携帯端末で用いられる誤操作訂正プログラムであって、予め設定される、他機種を示す機種設定情報を記憶するとともに、複数の他機種毎に、所定の機能を実行するための、他機種における操作手順と、自機種における操作手順とが対応した端末操作情報を記憶する処理と、実行された入力操作に対応する表示を行った後に、実行された入力操作のやり直しの指示を受け付けた場合、機種設定情報及び実行された入力操作に基づいて、端末操作情報の中から、機種設定情報が示す他機種を特定するとともに、特定した他機種における操作手順を特定する処理と、端末操作情報の中に、特定した他機種における操作手順に対応した、自機種における操作手順があるかを判断する第1の判断を行う処理と、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順を実行する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0022】
また、本発明の誤操作訂正プログラムにおいて、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順は最終的に通信機能を実行する操作であるかを判断する第2の判断を行う処理と、第2の判断の結果、最終的に通信機能を実行する操作である場合、自機種における操作手順は通信機能を実行するまでに、画面遷移の段階が複数あるかを判断する第3の判断を行う処理と、第3の判断の結果、画面遷移の段階が複数ある場合、自機種における操作手順を通信機能開始の1段階前まで実行する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0023】
また、本発明の誤操作訂正プログラムにおいて、第1の判断の結果、自機種における操作手順がある場合、自機種における操作手順は画面遷移の段階が複数あるかを判断する第4の判断を行う処理と、第4の判断の結果、画面遷移の段階が複数ある場合、画面遷移の段階の一覧をすべて表示する処理と、画面遷移の段階の一覧の中から所定の段階が選択された場合、選択された段階まで、自機種における操作手順を実行する処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態である携帯端末について添付図面を参照にしながら詳細に説明する。
【0025】
まず、本発明の携帯端末の構成について、図1を参照にして説明する。図1は携帯電話や簡易携帯電話などの移動電話の一構成例を示している。アンテナ1は電波を受信し、無線部2は受信した高周波無線信号を周波数変換、雑音除去後、復調を行う。操作部6は、図6に示すような操作ボタンで構成される。制御部3は、操作部6に入力されたユーザ操作を検出する。制御部3は、検出した操作手順に従って、表示部5に画面を表示する。制御部3は、記憶部4に格納されている機種設定情報と端末操作情報を参照する。制御部3は、対応する端末操作情報に基づき、操作手順を実行する。制御部3は、ユーザ設定操作に基づき、機種設定情報を設定する。記憶部4は、図2に示すように、ROMとRAMにより構成され、RAM領域に機種設定情報、ROM領域に端末操作情報を格納している。端末操作情報の領域は、予め登録された複数の端末操作情報の領域とダウンロードによる取得・保存用の領域から構成される。表示部5は、制御部3により指定された画面を表示する。電源部7は、各部に電源を供給している。ここで、機種設定情報とは、ユーザが機種変更以前に使用していた携帯電話を示す情報である。
【0026】
次に、本発明の第1の実施形態の動作について、図3を用いて説明する。ユーザが機能呼出等を行うために操作部6で操作実行する(S201)。制御部3は、行われた操作手順に従って、対応する画面を表示部5に表示する。表示された画面がユーザの意図した画面ではなかった場合、ユーザは専用ボタン操作等により誤操作やり直しを実行する(S202)。
【0027】
誤操作やり直しが実行された場合(S202/YES)、制御部3は、記憶部4のRAM領域内に設定されている機種設定情報を参照する(S203)。機種設定情報は、予め、ユーザが設定しておくものとする。次に、制御部3は、ROM領域内に格納されている機種設定情報に対応する端末操作情報を参照する(S204)。端末操作情報は、複数機種の情報をプリセットし、また、ダウンロードによる取得も可能とする。実行されたユーザ操作に対応する操作情報がある場合(S205/YES)、制御部3は、使用端末に対応する操作手順を実行する(S207)。対応操作がない場合(S205/NO)、図8(a)に示すような、対応操作がないことを表す通知画面を表示する(S206)。
【0028】
詳細を図6、図7を用いて説明する。図6は、操作部6のキーレイアウト例を表したものである。図7は、他端末と使用端末の操作手順対応と起動機能の関係を表していたものである。ユーザが行った操作を誤操作手順とし、機種設定情報が端末Aだった場合を例に説明する。
【0029】
ユーザが、以前使用していた端末がA1−01であり、その端末の操作を現在使用の端末Aで行った場合、端末Aでは「メール編集」を起動する操作に値する。現在の使用端末での「メール編集」を起動する操作は、"S4→上→決定→下→決定"となるため、制御部3は、自動的にこの操作手順を実行する。
【0030】
以上のように、本発明の第1の実施形態によれば、ユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能である。
【0031】
次に、本発明の第2の実施形態の動作について図4を用いて説明する。この実施例は、対応操作実行時に、課金が発生するような通信を自動実行しないように配慮したものである。
【0032】
ユーザが機能呼出等を行うために操作部6で操作実行する(S301)。制御部3は、行われた操作手順に従って、対応する画面を表示部5に表示する。表示された画面がユーザの意図した画面ではなかった場合、ユーザは専用ボタン操作等により誤操作やり直しを実行する(S302)。
【0033】
誤操作やり直しが実行された場合(S302/YES)、制御部3は、記憶部4のRAM領域内に設定されている機種設定情報を参照する(S303)。機種設定情報は、予めユーザが設定しておくものとする。次に、制御部3は、ROM領域内に格納されている機種設定情報に対応する端末操作情報を参照する(S304)。実行されたユーザ操作に対応する操作情報がない場合(S305/NO)、制御部3は、図8(a)に示すような、対応操作がないことを表す通知画面を表示部5に表示する(S306)。操作情報がある場合(S305/YES)、制御部3は、その操作が最終的に通信機能が実行される操作であるかどうかの判断処理を行う(S307)。
【0034】
通信機能を実行する操作ではない場合(S307/NO)、制御部3は、使用端末に対応する操作手順を実行する(S308)。通信機能を実行する操作の場合(S307/YES)、制御部3は、通信機能実行まで複数のステップがあるかどうかの判断処理を行う(S309)。ステップとは、画面遷移の段階を表すものとする。図10に示すように、操作によって画面が遷移する場合をステップとして定義する。
【0035】
複数のステップがない場合(S309/NO)、制御部3は、図8(b)に示すような、対応操作は実行不可であることを表す通知画面を表示部5に表示する(S310)。複数のステップがある場合(S311/YES)、対応する操作手順を通信開始1ステップ前まで実行する(S311)。
【0036】
次に、本発明の第3の実施形態の動作について、図5を参照して説明する。この実施例は、対応操作実行時に、どのステップまで実行するかを選択可能としたものである。
【0037】
ユーザが機能呼出等を行うために操作部6で操作実行する(S401)。制御部3は、行われた操作手順に従って、対応する画面を表示部5に表示する。表示された画面がユーザの意図した画面ではなかった場合、ユーザは専用ボタン操作等により誤操作やり直しを実行する(S402)。
【0038】
誤操作やり直しが実行された場合(S402/YES)、制御部3は、記憶部4のRAM領域内に設定されている機種設定情報を参照する(S403)。機種設定情報は、予めユーザが設定しておくものとする。次に、制御部3は、ROM領域内に格納されている機種設定情報に対応する端末操作情報を参照する(S404)。実行されたユーザ操作に対応する操作情報がない場合(S405/NO)、制御部3は、図8(a)に示すような、対応操作がないことを表す通知画面を表示部5に表示する(S406)。操作情報がある場合(S405/YES)、制御部3は、その操作手順が複数ステップであるかどうかの判断処理を行う(S407)。
【0039】
複数ステップではない場合(S407/NO)、制御部3は、使用端末に対応する操作手順を実行する(S408)。複数ステップの場合(S407/YES)、制御部3は、表示部5にすべてのステップを一覧で表示する(S409)。一覧表示された画面例を図9に示す。ユーザが操作部6で一覧画面上から選択すると(S410/YES)、選択されたステップまでの操作手順を実行する(S411)。例えば、図9で、"メール編集"を選択すると、メール編集画面に遷移するまでの操作手順を実行する。
【0040】
以上、本発明の第1〜第3の実施形態によれば、通常機能のみならず、通信機能についての誤操作を訂正することが可能な携帯端末、誤操作訂正方法および誤操作訂正プログラムを実現することが可能となる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の携帯端末によれば、ユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能である。
【0042】
請求項2記載の携帯端末によれば、通信機能を実行する操作においてユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能であり、また、課金が発生するような通信の自動実行を防止できる。
【0043】
請求項3記載の携帯端末によれば、ユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能であり、また、ユーザはどのステップまで実行するかを選択できる。
【0045】
請求項4記載の携帯端末によれば、数多くの機種の操作に対応できる。
【0046】
請求項5記載の携帯端末によれば、数多くの機種の操作に対応できる。
【0047】
請求項6記載の携帯端末によれば、ユーザは自装置における操作手順がないことを認識できる。
【0048】
請求項7記載の携帯端末によれば、ユーザは操作不可能であることを認識できる。
【0050】
請求項8記載の誤操作訂正方法によれば、ユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能である。
【0051】
請求項9記載の誤操作訂正方法によれば、通信機能を実行する操作においてユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能であり、また、課金が発生するような通信の自動実行を防止できる。
【0052】
請求項10記載の誤操作訂正方法によれば、ユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能であり、また、ユーザはどのステップまで実行するかを選択できる。
【0053】
請求項11記載の誤操作訂正プログラムによれば、ユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能である。
【0054】
請求項12記載の誤操作訂正プログラムによれば、通信機能を実行する操作においてユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能であり、また、課金が発生するような通信の自動実行を防止できる。
【0055】
請求項13記載の誤操作訂正プログラムによれば、ユーザが以前使用していた端末の操作を誤って行ってしまったとき、その操作に対応する使用端末での操作手順を自動的に行うことができるため、操作を最初からやり直す必要がなく、操作性の改善を図ることが可能であり、また、ユーザはどのステップまで実行するかを選択できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態である携帯端末の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の記憶部の構成例を示す図である。
【図3】本発明の第1の実施例を示す図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図である。
【図6】本発明の操作部の構成例を示す図である。
【図7】本発明の誤操作、正常操作の対応を示す図である。
【図8】本発明で表示される各種通知画面例を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例のステップ選択画面例を示す図である。
【図10】本発明の操作ステップ例を示す図である。
【符号の説明】
1 アンテナ
2 無線部
3 制御部
4 記憶部
5 表示部
6 操作部
7 電源部
8 バックライト
Claims (13)
- 入力操作が行われる操作手段と、
所定の情報を記憶する記憶手段と、
所定の情報を表示する表示手段と、
前記操作手段、前記記憶手段及び前記表示手段を制御する制御手段と、を有し、
前記記憶手段は、
予め設定される、他機種を示す機種設定情報を記憶するとともに、複数の他機種毎に、所定の機能を実行するための、他機種における操作手順と、自機種における操作手順とが対応した端末操作情報を記憶し、
前記制御手段は、
前記操作手段で実行された入力操作に対応する表示を前記表示手段で行った後に、前記操作手段で実行された入力操作のやり直しの指示を受け付けた場合、
前記記憶手段に記憶している機種設定情報及び前記操作手段で実行された入力操作に基づいて、前記記憶手段に記憶している端末操作情報の中から、前記機種設定情報が示す他機種を特定するとともに、前記特定した他機種における操作手順を特定し、
前記端末操作情報の中に、前記特定した他機種における操作手順に対応した、自機種における操作手順があるかを判断する第1の判断を行い、
前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順を実行することを特徴とする携帯端末。 - 前記制御手段は、
前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順は最終的に通信機能を実行する操作であるかを判断する第2の判断を行い、
前記第2の判断の結果、最終的に通信機能を実行する操作である場合、前記自機種における操作手順は前記通信機能を実行するまでに、前記表示手段における画面遷移の段階が複数あるかを判断する第3の判断を行い、
前記第3の判断の結果、前記画面遷移の段階が複数ある場合、前記自機種における操作手順を前記通信機能開始の1段階前まで実行することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記制御手段は、
前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順は前記表示手段における画面遷移の段階が複数あるかを判断する第4の判断を行い、
前記第4の判断の結果、前記画面遷移の段階が複数ある場合、前記画面遷移の段階の一覧をすべて前記表示手段に表示し、
前記画面遷移の段階の一覧の中から所定の段階が選択された場合、前記選択された段階まで、前記自機種における操作手順を実行することを特徴とする請求項1記載の携帯端末。 - 前記端末操作情報は、プリセットによって前記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末。
- 前記端末操作情報は、ダウンロードによって前記記憶手段に記憶されることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の携帯端末。
- 前記制御手段は、
前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がない場合、前記自機種における操作手順がない旨を前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の携帯端末。 - 前記制御手段は、
前記第3の判断の結果、前記画面遷移の段階が複数ない場合、前記自機種における操作手順は実行不可能であることを前記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2記載の携帯端末。 - 携帯端末で用いられる誤操作訂正方法であって、
予め設定される、他機種を示す機種設定情報を記憶するとともに、複数の他機種毎に、所定の機能を実行するための、他機種における操作手順と、自機種における操作手順とが対応した端末操作情報を記憶しておき、
実行された入力操作に対応する表示を行った後に、前記実行された入力操作のやり直しの指示を受け付けた場合、
前記機種設定情報及び前記実行された入力操作に基づいて、前記端末操作情報の中から、前記機種設定情報が示す他機種を特定するとともに、前記特定した他機種における操作手順を特定し、
前記端末操作情報の中に、前記特定した他機種における操作手順に対応した、自機種における操作手順があるかを判断する第1の判断を行い、
前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順を実行することを特徴とすることを特徴とする誤操作訂正方法。 - 前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順は最終的に通信機能を実行する操作であるかを判断する第2の判断を行い、
前記第2の判断の結果、最終的に通信機能を実行する操作である場合、前記自機種における操作手順は前記通信機能を実行するまでに、画面遷移の段階が複数あるかを判断する第3の判断を行い、
前記第3の判断の結果、前記画面遷移の段階が複数ある場合、前記自機種における操作手順を前記通信機能開始の1段階前まで実行することを特徴とする請求項8記載の誤操作訂正方法。 - 前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順は画面遷移の段階が複数あるかを判断する第4の判断を行い、
前記第4の判断の結果、前記画面遷移の段階が複数ある場合、前記画面遷移の段階の一覧をすべて表示し、
前記画面遷移の段階の一覧の中から所定の段階が選択された場合、前記選択された段階まで、前記自機種における操作手順を実行することを特徴とする請求項8記載の誤操作訂正方法。 - 携帯端末で用いられる誤操作訂正プログラムであって、
予め設定される、他機種を示す機種設定情報を記憶するとともに、複数の他機種毎に、所定の機能を実行するための、他機種における操作手順と、自機種における操作手順とが対応した端末操作情報を記憶する処理と、
実行された入力操作に対応する表示を行った後に、前記実行された入力操作のやり直しの指示を受け付けた場合、前記機種設定情報及び前記実行された入力操作に基づいて、前記端末操作情報の中から、前記機種設定情報が示す他機種を特定するとともに、前記特定した他機種における操作手順を特定する処理と、
前記端末操作情報の中に、前記特定した他機種における操作手順に対応した、自機種における操作手順があるかを判断する第1の判断を行う処理と、
前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順を実行する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする誤操作訂正プログラム。 - 前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順は最終的に通信機能を実行する操作であるかを判断する第2の判断を行う処理と、
前記第2の判断の結果、最終的に通信機能を実行する操作である場合、前記自機種における操作手順は前記通信機能を実行するまでに、画面遷移の段階が複数あるかを判断する第3の判断を行う処理と、
前記第3の判断の結果、前記画面遷移の段階が複数ある場合、前記自機種における操作手順を前記通信機能開始の1段階前まで実行する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11記載の誤操作訂正プログラム。 - 前記第1の判断の結果、前記自機種における操作手順がある場合、前記自機種における操作手順は画面遷移の段階が複数あるかを判断する第4の判断を行う処理と、
前記第4の判断の結果、前記画面遷移の段階が複数ある場合、前記画面遷移の段階の一覧をすべて表示する処理と、
前記画面遷移の段階の一覧の中から所定の段階が選択された場合、前記選択された段階まで、前記自機種における操作手順を実行する処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11記載の誤操作訂正プログラム。
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