JP4210852B2 - トグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置 - Google Patents

トグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置 Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話やメール機能付固定電話やPDA等小型通信機器に付随するテンキー等、12前後の少数キーを使った文字入力手段において、トグル方式とマトリックス方式の両方を用いて文字入力を行う文字入力方式切替装置に関する。
メール機能が付いた固定電話や携帯電話は、通信ネットワークに接続して電子メールを送受信できる機能を備えている。そして、これらを使って文字メッセージを相手に送信するのであるが、小型であるがゆえにテンキー等の少数キーによる文字入力手段をとる。そして、携帯電話や固定電話はキーの数が少ないために、各キーに複数の文字等を分担する形態をとっている。
例えば、トグル方式による英字ならばABCは2番キーで、DEFは3番キーというぐあいに、複数の文字を一つの番号キーが受け持ち、各キーを連続して押下する回数に応じて、各キーが受け持つ文字が入力できるようになっている。また、他に一つの文字を入力するのにキーを二度押下することで文字が入力できる方式もある。換言すると、二桁の数字を使ったマトリックス方式による文字入力手段がある。また、PDAはタッチパネルを使ったペンタッチによる入力手段をとるが、ボタンキーによる入力が可能な機種もある。
トグル方式による文字入力は、三つの大きな欠点がある。一つは、各キーが担当する末側(後出し)の文字を入力するのが面倒である。例えば、英字の大文字が後出しの場合のCを入力するには、2番キーを6回も押下しなければならない。また、後出しの文字を入力する場合に、キーを押しすぎてしまって何度も同じキーを押下しなければならないことがよくある。
二つ目は、各キーが担当する文字を続けて入力する場合、例えばaの次がbを入力する場合に、aを入力した後に確定キーを押すか、一文字移動させてから、次のbを入力する必要がある。よくこの場合に、前に入力したaを消してしまって何度も同じキーを押下しなおすことがある。
三つ目は、トグル方式による数字の入力において、日本語の場合は数字モードに設定してから入力する機種が多い。また、英字モードでの数字入力が可能な機種は多いのであるが、各少数キーの分担が増えるわけで、各キー担当の文字列の後に加えるにしても、数字を入力するには何度も当該番号キーを押下しなければならない。
また、マトリックス方式による文字入力は、テンキーを二回押下する方式であるからして、毎回指を移動して押下しなければならないので、トグル方式の同じキーを押下することだけで複数の文字を入力できる操作に慣れた人にはマトリックス方式による文字入力手段は面倒である。また、最近の特許出願でトグル方式とマトリックス方式の併用案が日本で出願されているが、この案はテンキー等の各少数キーのそれぞれに切替機能が有るわけでなく、トグル方式からマトリックス方式に切り替えるには、一つの切替キーに指を移動してスイッチングしなければならない。また、マトリックス方式に切り替えた後に、この案の場合はそのままマトリックス方式で入力することになる。また、トグル方式に戻す場合は、前記した一つの切替キーを押下しなければトグル方式で入力することはできない。
また、PDAは数字や英字が個別に設けられているが、一つ一つの入力キーのスペースが狭いために指でタッチして入力するのが困難で専用ペンを使用しなければならない。また、最近では固定電話も電子メールが可能な機種が多く出回っている。やはり、この固定電話も文字入力の手段としては、従来の携帯電話と同じくテンキーを使ったトグル方式による文字入力手段によって行う形態をとる。
上記課題を解決するための本特許の基本コンセプトとして、トグル方式による押下回数が少なくて文字等が入力できる場合は、トグル方式による文字入力制御手段を使い、ユーザーがトグル方式では押下回数が多くて面倒だと判断した場合や、トグル方式で押下しすぎた時や、続けて同一キーによる文字入力をしなければならない時や、数字を入力した後に文字を入力しなければならない時に数字入力モードに切り替えるより文字入力モードのままで入力した方が最良だと判断した場合に、マトリックス方式による文字入力制御手段に切り替えて文字や数字等を入力する基本コンセプトである。
このことを説明するために一例として、携帯電話を使った本発明の文字入力手段によって使用方法を説明する。例えば、「光ネット01で」と入力したい場合に、「ひ」を入力するには6番キーを2回T秒未満で押下(押し放す)することで「ひ」が入力できる。次に「か」を入力するには、2番キーを1回T秒未満で押下することで「か」が入力できる。次に「り」を入力するには、9番キーを2回T秒未満で押下することで「り」を入力することができる。次に、変換キーを押下することで「ひかり」を「光」に漢字変換する。次に、「ネ」を入力するには5番キーをT秒未満で4回押下することより、5番キーを一度T秒以上長押し(押し続けてからT秒以上経ったら放す。)した後に、組み合わせキーを一度押下する方が楽だと判断した場合は、上記のようなマトリックスによる文字入力手段によって行う。次に、「ット」の「ッ」を入力するにはマトリックス方式の方が楽だし、次の「ト」も同一キーなので4番キーを一度T秒以上長押しした後に、組み合わせキーを一度押下することで「ッ」の入力が確定する。次に「ト」を入力するには、4番キーをT秒未満で5回押下するか、4番キーを一度T秒以上長押しした後に組み合わせキーを一度押下することで「ト」が入力できる。また、平仮名で「ねっと」と入力した場合は、変換キーを使って片仮名に変換する。
次に、数字の「01」を入力するのに数字モードに切り替えてもいいのであるがトグルやマトリックス方式の文字テーブルの文字列に数字が加えてあるかたちもあるので、ここではマトリックス方式による数字入力の方法によって説明すると、0番キーを一度T秒以上長押しした後に「0」を入力するのに必要な組み合わせキーを一度押下することで「0」が入力できる。次に、「1」を入力するには1番キーを一度T秒以上長押しした後に「1」を入力するのに必要な組み合わせキーを一度押下することて「1」が入力できる。次に、「で」を入力するには4番キーを4回T秒未満で押下するか、4番キーを一度T秒以上長押しした後に組み合わせキーを一度押下することで「て」が入力できる。また、濁点を加えるにはトグル方式により濁点を入力するキー、例えば キーをT秒未満で押下することで「て」を「で」にすることができる。
また、トグル方式によって少数キーをT秒未満で押下した場合に操作した少数キーが担当する複数の文字等が、小型通信機器の画面上に表示する機能もある。また、少数キーを一度T秒以上長押しした場合に、マトリックス方式に切り替えを行ったキーが担当する複数の文字等が組み合わせキーと対に画面上に表示する機能もあるのでユーザーにとって文字入力の間違いをおこしにくい。以上のことにより、トグル方式による文字入力の欠点をマトリックス方式の併用によって解決できる。また、前記したトグル方式とマトリックス方式の併用案よりも、文字入力の操作が簡単で便利になり、文章を入力する時間も短縮できる。
トグル方式での文字入力において、各担当キーの後出しの文字の入力は、押下回数が多くなるので、本案のトグル方式とマトリックス方式の併用の方が文字入力が楽になる。また、続けて同一キーによる文字入力を行う時も、いちいち確定キーや一文字移動をしなくても、初めの文字をマトリックス方式で入力さえすれば、後の文字入力はトグル方式でもマトリックス方式でもいいわけで、指の操作が楽になる。また、従来のマトリックス方式とトグル方式を併用する案は、上記したごとく切替キーが限られているために、指による操作が面倒である。その点も、本案は文字入力に必要な各少数キーのそれぞれに切替機能を有しているので操作が楽である。また、マトリックス方式だけの文字入力では毎回指を移動して押下しなければならないが、本発明はトグル方式に慣れている人はトグル方式で入力すればいいし、マトリックス方式に慣れた人はマトリックス方式で文字入力を行えばいいし、また少し本発明の文字入力方式に慣れれば、先出し側の文字はトグル方式で、後出し側の文字はマトリックス方式で文字入力を行えるので、何方の方式だけや従来のトグル方式とマトリックス方式の併用案よりも操作が楽になり、文章作成時間も短縮できる。また、文字入力の作業に慣れてない人でも、トグル方式には画面上に押下回数によって、どの文字が入力できるか判りやすく表示できる案もあるので文字入力の間違いが減る。もう一方のマトリックス方式の場合も、画面上に操作した少数キーの担当文字と、その各文字の組み合わせキーが、それぞれ対に表示されるので、マトリックス方式に慣れてない人でも文字の入力が判りやすく楽になる。よって、今までにない文字入力装置を世の中に提供でき、利便性に優れた商品を生み出すことができる。
発明の実施するための最良の形態
本発明の実施の形態を明記するにあたり、トグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置が設置された小型通信機器の内の携帯電話を主に用いて説明を行う。本発明のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替機能を可能にするためには、メール制御にかかわる制御手段や、その制御プログラムや設定データ等に新たなものが必要となる。
基本的にメモリ部は、ROMやRAM等の半導体メモリを記憶媒体としたもので、この記憶媒体には制御部の制御プログラムや制御データ、自機の設定データを記憶するエリアが設けられている。そして、メモリ部には送信メッセージ記憶エリアや、トグル入力データ記憶エリアとマトリックス入力データ記憶エリア等が設けられていて、ユーザがキー入力部の少数キーを操作して指定する文字等を、それぞれに対応する所定のテキストコードで記憶するエリアがある。また、メモリ部には各種フラグや各種カウンタ等も備わっている。
次に、制御部は基本的にマイクロコンピュータ等を主制御として備え、各部を制御するもので、その制御機能としては自機と局とを接続して音声通信や個人情報等を表示する機能、送信メッセージエリアに予め記憶させておいた文字や画像等をペイジャーや他の端末やパソコン通信ごと業者に送信する機能を備えている。更に、制御部はトグル入力制御手段、マトリックス入力制御手段、漢字変換制御手段、タイマ等を備えている。そして、図1は上記の一般的な携帯電話の基本形態の構成を示す回路ブロック図である。
そして、新たな制御手段としてはトグル方式による文字入力受付制御からマトリックス方式による文字入力受付制御へ切り替えたり、逆にマトリックス方式による文字入力受付制御を行った後に少数キーを一度T秒未満で押下することにより上記マトリックス入力制御手段からトグル方式による文字入力受付制御に切り替えを実行する「文字入力方式切替制御手段」や、少数キーを一度T秒未満で押下すると、操作したキーが担当する複数の文字等を画面表示する「トグル入力担当文字画面表示制御手段」、少数キーをT秒以上長押しすることにより文字入力方式が「マトリックス入力制御手段」に切り替わり、操作したキーが担当する複数の文字等を各組み合わせキーと、それぞれ対に画面表示する「マトリックス文字入力画面表示制御手段」等を本発明では備えている。
次に、従来のトグル方式による文字入力を説明すると、仮名モードにおいては仮名文字,句読点,濁点,半濁点等が、英字モードにおいては英字と一部の句読点
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均等または種別に分担させている。そして、上記トグル入力制御手段は、文字データの入力をトグル方式によって受け付ける制御を行うもので、少数キーから連続して入力される同じ数字データ毎に、トグル入力データ記憶エリアのテーブルを参照して、入力された数字データと、その連続入力回数とに対応する文字のテキストコードを求め、このコードを送信メッセージ記憶エリアに格納する。そして、図2は平仮名のトグル方式による文字入力時の押下されたキーと、その押下回数との対応を示す図である。図3は、英字のトグル方式による文字入力時の押下されたキーと、その押下回数との対応を示す図である。また、この図では各当該番号キーの当確数字も各文字列に加えた。そして、本発明と従来のトグル入力制御手段の違いは、従来の方式は少数キーを押してから放すまでの時間に制限はないが、本発明は少数キーをT秒未満で毎回押下する事によりトグル方式で文字が入力できるのと、指定する文字をトグル方式で入力している最中でも、マトリックス方式で指定する文字を入力した方が良いと判断した場合は、続けて同一キーをT秒以上長押しすることにより、トグル方式からマトリックス方式に切り替えることで、指定する文字をトグル方式によって行っていたものを、マトリックス方式に切り替えて指定する文字を入力できる点である。そして、図4は本発明のトグル方式による文字入力手段のフローチャートであり、例として平仮名の「す」を入力するのに必要な3番キーを3回押下する過程を表した簡単なフローチャートであうる。
次に、マトリックス方式による文字入力を説明すると、平仮名・片仮名モードにおいては仮名文字や句読点が入力でき、更には文字テーブルの文字列にも数字が加えてある場合には数字も入力できる。また、日本語の濁点や半濁点に関しては、一文字をマトリックス方式で入力した後に、その入力した一文字をトグル方式によって濁点や半濁点を加えるかたちがベストである。また、英字モードにおいては英字が入力でき、更に英字テーブルの文字列にも数字が加えてある場合には数字も入力できる。また、句読点の大部分もマトリックス方式で入力できるかたちでもいい。そして、従来のマトリックス方式での文字入力は番号キーを2回押下することによって文字が入力できるかたちである。また、同方式の文字入力モ
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キー等を組み合わせキーとして使い数字を入力するかたちである。上記内容を換言して説明すると、少数キーから入力される二桁の数字データ毎にマトリックス入力データ記憶エリアのテーブルを参照して、入力された二桁の数字データに対応する文字や数字等のテキストコードを求め、このコードを送信メッセージ記憶エリアに格納する。そして、図5はマトリックス方式による平仮名入力の組み合わせキーの対応を示す図であり、ここでは文字列にも数字を加えてあるかたちにしている。そして、この図での数字入力は当該番号キーと#キーによって当確数
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るかたちでもいいし、当該番号キーと他の組み合わせ可能なキーであれば、どのキーでもかわらない。そして、図6は英字入力の組み合わせキーの対応を示す図であり、この図も英字の文字列にも数字を加えたかたちである。また、この図で
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ることを表した。また、英字に関しての分担する各少数キーの配分は文字入力がしやすいかたちであれば、どのような配分でもかまわない。また、従来のマトリクス方式と本特許のマトリックス方式の違いは、従来の方式の場合は少数キーを押し続けてから放すまでの時間の制限は無いが、本特許の場合は2回押下するうちの初回は少数キーをT秒以上押し続けてから放した(長押し)場合に限りマトリックス方式での文字入力が可能となるものである。また、図7は本特許のマトリックス方式による英字モードの文字入力に関してのフローチャートであり、3番キーを初回T秒以上長押しして「f」を入力するためのフローチャートである。
次に、本発明の主要点である「文字入力方式切替制御手段」の一案を説明する。文字入力に必要な少数キーを押してから放すまでの時間の計測をメモリ部のカウンタにより計測し、判定フラグにより切り替え指示を制御部側に出す一案である。そして、上記少数キーを押し続けて放すまでの時間がT秒以上である場合にかぎり「マトリックス入力制御手段」による文字入力を行う。ただし、「マトリックス入力制御手段」による文字入力は、2回少数キーを押下するのであるが、一回目はT秒以上長押しし二回目はT秒未満でもかまわない。また、マトリックス方式で一文字の入力を確定した後に、少数キーをT秒未満で押し放した場合は「文字入力方式切替制御手段」により、今度はトグル方式による文字入力手段に切り替わる。また、それには新たに「T秒経過判定カウンタ」と「T秒経過判定フラグ」が必要となる。そして、制御部は「T経過判定カウンタ」がOFFの時のみ「T秒経過判定カウンタ」の値を1減らし「T秒経過判定カウンタ」の値が「0」になった場合に「T秒経過判定フラグ」をONにする。そして、制御部はそのONの判定を検知しマトリックス方式による文字入力受付制御を行うと共に「マトリックス入力データ記憶エリア」側にスイッチングし、今操作したキー信号と指定する文字等を入力するのに必要な組み合わせキーの信号、換言すると二桁の数字データに「マトリックス入力データ記憶エリア」の文字テーブルを参照して、入力された二桁の数字データに対応する文字等のテキストコードを求め、そのコードを送信メッセージ記憶エリアに格納する。また、マトリックス入力制御手段による少数キーの二回押下の内の二回目の押下を除いて、少数キーをT秒未満で押し放した場合には、「T秒経過判定カウンタ」は計測はするがT秒未満であるために、その値は「0」にならないためにトグル入力制御手段により、トグル方式による文字入力を行うかたちである。また、この制御を行うにはメモリ部に新たに「文字入力方式切替制御プログラム」が必要となる。なお、「トグル入力制御手段」によってT秒未満で毎回押下された後や、マトリックス方式によって一文字等を入力した後に、まだ少数キーが押下されてないと判定された場合に、制御部は「キー入力判定フラグ」,「T秒経過判定カウンタ」,「T秒経過判定フラグ」の初期化を行う。なお、マトリックス方式による文字入力に必要な二回のキーの押下の内、一回目の少数キーをT秒以上長押しした後は、「キー入力判定フラグ」だけ初期化を行う。
次に、文字入力方式の切替制御手段の別案としては、制御部のタイマを使って行う押下時間の計測方法で、その内容を説明すると制御部は文字入力モードにおいて、文字入力に必要な少数キーからの押下通知を受けると、制御部のタイマによって少数キーを押してから放すまでの時間がT秒未満であるかT秒以上であるかを計測し、T秒未満である場合はトグル方式による文字入力受付制御を行い、T秒以上である場合はT秒経過判定フラグまたは「それに準じた機能を持つ指示機」の信号を検知し、マトリックス方式による文字入力受付制御を行う。なお、この案もマトリックス方式による一文字等の入力に必要な、少数キーの二回押下する内の二回目の組み合わせキーの押下時間の計測は行わない。なお、この制御を行うには「T秒設定」や「文字入力方式切替制御手段」や「文字入力方式切替制御プログラム」が必要となる。以上のことにより
の違いはT秒未満でキーは押し放されたのか、T秒以上でキーは押し放されたのかの判定を行うのに必要なキー押下時間の時間計測を、どのような方法で計測し、判定を行うかであり、制御部はそのことにより切替制御を行うかであり、キー押下時間の計測方法は他の方法でもかまわない。そして、図8は
で記した「文字入力方式切替制御手段」の簡単で後の流れを省略したフローチャートである。
次に、加える案としてトグル方式やマトリックス方式で文字入力を行う場合に、押下された少数キーが担当する文字等を画面上に表示する機能を備えている。それに関して、本特許のトグル方式「トグル入力担当文字画面表示手段」による文字入力時の画面表示機能から説明する。「トグル入力担当文字画面表示手段」を携帯電話での具体例によって説明する。文字入力時の英字モードにおいて、二番キーをT秒未満で一度押下すると、携帯電話の画面上の下部にaからCまでの6文字が表示され、aの文字部分のみ色が被せてあるような施しが見られる。これは、一回目の押下でaの入力が可能であることを表している。そして、図9の説明ではcに同様な色の被せがあるかたちでである。また、たの方法でもそのことが判るような表示手段であればよい。他のかたちの一例として、cの上か下にカーソルの表示のかたち等も考えられる。また、T秒未満の一回の押下で、aからCまでの6文字の表示の他に、画面上部にaが表示される。また、2番キーを2回T秒未満で押下すると、画面下部にはbに色が被せてある表示に替わり、aにあった色の被せは消える。即ち、今度はbの入力が可能であることをユーザーに判らせる表示である。また、画面上部に表示されていたaが消えて、今度はbが表示される。そして、図9は2番キーを3回T秒未満で押下した時の画面表示を表している。また、この英字や他の文字とも各少数キーが分担する各文字の配分は、他のかたちでもかまわない。また、日本語に関しても英字モードで説明したかたちと同じ画面表示手段である。また、この制御を行うにはメモリ部側に「トグル入力担当文字画面表示制御プログラム」が必要となる。
次に、「マトリックス文字入力画面表示制御手段」を英字モードによって図面で説明すると、図10は2番キーを一度T秒以上長押しすると、携帯電話の画面上にaからCまでの6文字と数字2の組み合わせキーが各文字及び2と対に表示されている。例えば、数字の2を入力するには組み合わせキーである#キーを押下することにより数字2が入力できることを表している。また、英字モードによる
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も英字入力に必要な組み合わせキー以外のキーであれば、どのキーでもかまわない。また、入力された文字や数字は画面上部の左側から右側に順に表示される。このことはトグル方式でも同様である。また、日本語や他の文字に関しても、英字モードで説明したのと同様な画面表示手段である。また、この制御を行うにはメモリ部側に「マトリックス文字画面表示制御プログラム」が必要となる。また、この英字や他の文字も各少数キーが分担する各文字の配分は、他のかたちでもかまわない。
今まで説明した案は、各少数キーをT秒以上押し続けてから放すと「マトリックス入力制御手段」になるかたちであったが、ユーザーがトグル方式で文字入力を行おうとした時に、間違えてT秒以上少数キーを長押ししてしまうおそれもあるので「ある一定の時間間隔t」によって交互に一方の方式で文字入力ができるかたちでもよい。そして、少数キーを押し続けている場合に、同一キーを押してからT秒を越えて更に押し続けてからキーを放した場合は、またトグル方式で入力できる機能にする。この場合、メモリ部側には「連続交互切替制御プログラム」を設ける。そして、時間の経過とともにトグル方式 マトリックス方式 トグル方式 マトリックス方式というぐあいに切り替えられるかたちであり、そのことを図11によって表した。ただ、トグル方式の次にマトリックス方式の次にトグル方式まてでもいい。あまり、長く押し続けている操作は考えられないためである。また、少数キーを押し続けている時間の計測は、制御部のタイマ等時間の計測が可能のものによって計測を行う。
次に、上記したマトリックス方式による文字入力手段と一部異なる案を説明する。それは、指定する文字の入力キーを押し間違えて閉まった場合、例えばCを入力するには2番キーを使わなければならない場合に、間違えて1番キーをT秒以上長押ししてしまった場合、次に2番キーをT秒以上長押しすると前1番キーの入力は解除され、Cの入力が可能となる。この場合に、マトリックス入力制御手段による2回のキーの押下の内、二回目のキーの押下時間はT秒未満でなければならない。しかるに、
等で記したマトリックス入力制御手段の二回目のキーの押下時間の計測を行わないかたちであるが、この案の場合は二回目の少数キーの押下時間がT秒未満に限り文字入力が確定する。
次の案として「T秒」と「ある一定の時間間隔t」を、0.2秒から1秒の間に限定とした案であり、これは人によって文字入力の作業の速さの違いがあるからで巾をもたせた。そして、若い人は0.2秒でもいいだろうし、お歳をめした人でも1秒では長いかもしれないが、なかには文字入力にかかわる作業が遅い人もいると思うので巾をもたせた。また、「ある一定の時間間隔t」に関しても、0.6秒前後がいいと思うが、目の悪い人もいるし、目の良い人もいるわけで、0.2秒から1秒の間ぐらいが良い。また、この
の内容部分は、前もってメーカー側が時間の設定をしておくかたちである。
次の案として、「T秒」と「ある一定の時間間隔t」を複数の時間パターンの中からユーザーが選んで「T秒とt」を決めるかたちか、両方とも自由に時間設定ができる機能を有したかたちも都合がよい。前案は、時間設定時の画面上に複数の時間パターンに別れた表示が成されている。具体例としては、移動キーや番号キーを使い自分が求める時間枠を選び確定キーを押下することにより時間の設定が完了する。そして、そのことを図12で表している。次に、後案は「T秒」と「ある一定の時間間隔t」を自由に設定できるかたちで、時間設定時の画面を見ながら番号キーを使って入力を行う。例えば、T秒の設定に関して番号キーを使って設定時間の入力を行う。そして、T秒を0.3秒にしたい場合は0番キーを一度押下した後に、3番キーを押下し確定キーを押下することでT秒の時間設定が完了する。また、「ある一定の時間間隔t」を1秒としたい場合は、1番キーを一度押下した後に確定キーを押下することで1秒の時間間隔設定が完了する。そして、図13は「T秒」の自由な時間設定時の画面を表していて、0.3秒の入力は完了した後の画面表示で、後は確定キーを押下することにより「T秒」の時間設定が完了する。
次に、本特許の携帯電話の例に限らず、固定電話やPDAや小型化したいPC等はボタンキーが多いと指による操作が困難になるため、このような物に組み込んでもいい。そして、携帯電話と固定電話の違いは、有線か無線かの違いであり、あとはほとんどかわらない。よって、本特許の装置を画面付固定電話に組み込むのに、なんの支障はない。また、PDAは画面をタッチして入力するかたちをとっている。ただ、画面が小さい為に専用ペンが必要となり、必然的に各英字や数字の各枠が小さくて、指でタッチするのが困難である。しかるに、ペン入力の他に指タッチで入力を可能にするには、全番号キー等12個前後のキー枠が画面上に収まるぐらいが指タッチを可能にすることとなる。また、画面表示部と別な部分にボタンキーが少ない方がスペースが小さくなり、PDAは小さく軽く持ち運びが楽であるという特性を損なわずに、操作性の優れた良い商品をうむことができる。そして、図14はPDAの文字入力時の画面を表示している。また、固定電話は上記したように有線か無線であるかの違いが主なのであえて図に示さない。また、今まで日本語と英字の文字入力に関して説明を行ってきたが、他の文字や他の言語も上記内容により文字入力は可能であり、文字テーブルの文字や句読点を使いたい文字に置き換えることにより、どのような言語の文字入力も可能となる。
次の、追加案として文字入力方式に関して、一般的にマトリックス方式よりもトグル方式を多用すると思うので、マトリックス方式による一文字等の入力が確定した後に、自動的にトグル入力データ記憶エリア側にスイッチング(切り替え)を行う機能を有している案である。この方が、文字入力の反応速度が速くなる。それには、制御部側には「トグル入力自動切替制御手段」が、メモリ部側にはその制御を行う「トグル入力自動切替制御プログラム」か必要となる。また、今までに明記した、新たな制御手段とメモリ部側の設定や制御プログラム等を図15で表した。
一般的な携帯電話の基本形態の構成を示す回路ブロック図 トグル方式で押されたキーと押下回数との対応を示す図 トグル方式で押されたキーと押下回数との対応を示す図 トグル方式による文字入力手段のフローチャート マトリックス方式の文字入力の組み合わせキーの対応を示す図 マトリックス方式の文字入力の組み合わせキーの対応を示す図 マトリックス方式による文字入力手段のフローチャート 文字入力方式切替制御手段の簡素なフローチャート トグル方式による画面表示の形態説明図 マトリックス方式による画面表示の形態説明図 時間経過によるトグル方式とマトリックス方式の切替説明図 Tとtの時間設定手段の画面表示形態説明図 Tの自由な時間設定手段の画面表示形態説明図 PDAの文字入力モード時の画面表示形態説明図 新たな制御と設定や制御プログラムエリアの説明図

Claims (8)

  1. 少なくても0から9までの全数字の入力が可能な番号キーを含む少数キーによる文字入力手段を有する画面付小型通信機器における文字入力モードにおいて、前記少数キーの内の操作されたキーと、その操作においてキーを押してから放すまでの時間が毎T秒未満で連続して押下した回数によって文字指定を受け付けるトグル方式による文字入力の受付制御が行われる機能であるトグル入力制御手段と、一文字入力の初操作やトグル方式による操作途中において前記少数キーのどれもがキーを一度押し続けてから放すまでの時間がT秒以上、換言すると長押しした場合は文字入力受付制御がマトリックス方式によるマトリックス入力制御手段になると共に、操作した少数キーが担当する複数の文字を入力するのに必要な、もう一方の組み合わせキーを押下することで指定した文字の入力が行われることを特徴とするトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
  2. 上記文字入力方式の内のトグル方式による文字入力モードにおいて、数字入力を可能にするためにトグル方式テーブルの文字列にも当該番号キーの当数字を加えることを特徴とする請求項1記載のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
  3. 上記文字入力方式の内のマトリックス方式による文字入力モードにおいて数字入力を可能にするためにマトリックス方式テーブルの文字列にも当該番号キーの当数字を加えることを特徴とする請求項1記載のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
  4. 文字入力モードにおいて、前記各少数キーをT秒未満で押下した場合に、トグル方式による各少数キーが担当する複数の文字や数字を小型通信機器の画面上に表示する機能を有していることを特徴とする請求項1,2のいずれか1に記載のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
  5. 文字入力モードにおいて、前記各少数キーを一度T秒以上長押しした場合に、マトリックス方式による各少数キーが担当する複数の文字や数字を入力するのに必要な組み合わせキーを、各文字や数字と対に小型通信機器の画面上に表示する機能を有していることを特徴とする請求項1,3のいずれか1に記載のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
  6. 前記少数キーを押し続けていると、ある一定の時間間隔tでトグル入力制御手段とマトリックス入力制御手段とを交互に認識し、両方の入力方式による文字入力を時間帯によって、何方か一方の方式による文字入力が可能になることを特徴とする請求項1,2,3,4,5のいずれか1に記載のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
  7. T秒とある一定の時間間隔tを0.2秒から1秒の間とすることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6のいずれか1に記載のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
  8. T秒とある一定の時間間隔tを、設定した複数のパターンの中から選択するか、自由に時間設定が可能にできる機能を有していることを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6,7のいずれか1に記載のトグル方式とマトリックス方式の文字入力方式切替装置。
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