JP4209910B2 - ロールベーラにおけるフィルム繰出し装置、及びロールベールに対するフィルムの巻付け方法 - Google Patents

ロールベーラにおけるフィルム繰出し装置、及びロールベールに対するフィルムの巻付け方法 Download PDF

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Description

本発明は、ロールベール成形装置により牧草類がロール状に圧縮成形されたロールベールの外周面にフィルムを被覆して梱包するために、当該ロールベール成形装置の手前側に配置されて、前記フィルムを繰り出すためのロールベーラにおけるフィルム繰出し装置、及びロールベールに対するフィルムの巻付け方法に関するものである。
ロールベーラは、圃場に刈り倒されている牧草類をピックアップ装置でピックアップして、圧縮成形室内に投入し、当該圧縮成形室の外周を周回走行する多数本の成形バーによりロール状のベールに圧縮成形し、成形後においては、ロールベールの「ばらけ」を防止するために、その外周を梱包している。従来のロールベールの当該梱包には、トワインと称される紐を外周面に巻き付ける「トワイン巻き」と、ネットを外周面に巻き付ける「ネット巻き」(特許文献1参照)とがある。更に、サイレージ調整(乳酸発酵させて飼料価値を高めること)においては、外周全体をフィルムで密封している。
「トワイン巻き」は、ロールベール1個当たりの梱包材料コストは安いが結束時間が長く、ベール解体が容易でないという問題があった。一方、「ネット巻き」は、梱包時間は短いが、「トワイン巻き」と同様にベール解体が容易でないという問題があった。即ち、「トワイン巻き」及び「ネット巻き」の双方において、保管しているロールベールの表面が凍結するような寒冷地においては、冬季において給餌のためにロールベールを解体する場合に、ロールベールの外周面のトワイン又はネットが飼料の茎等の内部に喰い込んだ状態で凍結してしまう。よって、両者(トワイン又はネットと飼料の茎等)が一体となってしまって、トワイン又はネットを容易に引き剥がすことができなくて、ロールベールの解体に多大な手間を要していた。
上記「トワイン巻き」又は「ネット巻き」の場合のロールベール解体時における上記不具合は、ロールベールの外周をフィルムで巻き付けることにより解決できる。即ち、ロールベールの梱包材料としてフィルムを選択することにより、冬季においてロールベール表面に凍結が発生した場合でも、トワイン、ネット等の紐状梱包材料と異なって、フィルムはロールベールの幅に対応した帯状梱包材料であって、外周面の全体を被覆しているために、飼料と一体化しないため、フィルムのみを比較的容易に引き剥がしてロールベールを解体できる利点を有している。
しかし、「フィルム巻き」の場合には、フィルムに霧、雨等の水分が付着し易いと共に、静電気が発生し易いために、フィルム走行経路を走行中においてローラ類に巻き付いて、フィルムの繰り出しをスムーズに行えないという問題があった。また、フィルムは風にたなびき易いために、フィルムの幅方向の両端部が折り重なったり、或いはぐちゃぐちゃとなって巻き付けられるという問題もあった。後者の問題は、フィルムに作用する張力が小さいか、或いは殆どない時点であるロールベールに対するフィルムの巻付け開始時、及び巻付け終了時に発生し易い。
特開2006−67917号公報
本発明は、ロールベーラにおいて、ロールベールをフィルムで梱包する際に、当該フィルムが風によりたなびくことにより発生する上記問題点を簡単な構成によって解消することを課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、フィルムがロール状に巻回された原反フィルムロールを支持するロール支持軸にブレーキドラムが一体に取付けられ、前記ブレーキドラムにブレーキシューが解除可能に摺接された構成の原反フィルムロール装置と、前記原反フィルムロール装置の繰出し部とロールベール装置により成形されたロールベールに対してフィルムの被覆を開始する被覆開始部との間のフィルム走行経路の途中に配設されて、原反フィルムロールに巻回されたフィルムに引張り力を付与して当該フィルムを引き出すための駆動ローラ装置と、前記ロールベールの回転と前記駆動ローラ装置の駆動との協働により、前記ロールベールに対するフィルムの被覆を終了した後に、当該フィルムを切断するために前記被覆開始部の直前部分に配設されたフィルム切断装置と、前記フィルム切断装置により切断されたフィルムの端部を、次のロールベールに対するフィルムの被覆までの間に支持しておくために、前記フィルム切断装置の直前部分に傾斜配設されたフィルム端部支持装置とを備え、前記ロールベールの外周面にフィルムを被覆して梱包するためにロールベール成形装置の手前側に配置されて、前記フィルムを繰り出すためのロールベーラにおけるフィルム繰出し装置において、前記ロールベールに対してフィルムを被覆している途中において、前記原反フィルムロール装置から繰り出されているフィルムの幅を狭めるために、当該フィルムの幅方向に配置された一対の幅絞りローラがセンタリングしながら互いに接近・離間する構成の幅絞込み装置が、前記原反フィルムロール装置と前記駆動ローラ装置との間に配設されていることを特徴としている。
請求項1の発明においては、ロールベール成形装置によってロールベールの成形を終えると、駆動ローラ装置が作動して、原反フィルムロール装置で支持されている原反フィルムロールは、ブレーキ力に抗して駆動ローラ装置により引き出される。一方、直前のロールベールの梱包(フィルム巻付け)を終えたフィルムの先端部は、フィルム端部支持装置に支持されているため、原反フィルムロールからフィルムが引き出されることにより、当該フィルムの先端部は、成形を終えて回転しているロールベールの外周に巻き付けられて、ロールベールに対するフィルムの巻き付けが開始される。フィルムの巻付け終了の直前において、幅絞込み装置が作動されて、一対の幅絞りローラがセンタリングしながら互いに接近することにより、ロールベールに供給されるフィルムの幅が絞られて狭くなり、ロールベールに対するフィルムの巻付け終了時には、ロールベールは、狭幅となったフィルムにより巻き付けられて、巻付け梱包を終了する。
このように、ロールベールに対するフィルムの巻付け終了の直前には、フィルム幅が狭くなるように規制された状態でフィルムが供給されて、ロールベーラの最外周部に巻き付けられたフィルムは、その両端部がそれぞれ外側から内側に向けて一カ所に集められる形態となって折曲がり強度が高められるため、巻付け前の走行時において風によりたなびくことがなく、整然と巻き付けられる。また、フィルムの巻付け終了後においては、フィルム切断装置の作動によりフィルムが切断されて、当該フィルムの先端部は、次のロールベールの巻付けのために、傾斜配置されたフィルム端部支持装置で支持される。なお、フィルムの切断は、フィルム幅が狭い状態で行われるので、ロールベールに対する巻付け当初のフィルムは狭幅となっていて、所定長の狭幅のフィルムが巻き付けられた後に、規定幅のフィルムが巻き付けられ、巻付け終了の直前において、一対の幅絞りローラが接近することにより、フィルム幅は再度狭幅となる。このため、巻付け当初においてもロールベールに対するフィルムの巻付けをスムーズに行える。
請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記幅絞込み装置は、左右一対のスプロケットの間に無端チェーンが掛装された無端チェーン装置と、前記無端チェーンの対向走行部にそれぞれ連結板を介して一体に連結された一対の幅絞りローラとから成ることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、左右一対のスプロケットの間に無端チェーンが掛装された無端チェーン装置を利用して、左右一対の幅絞りローラをセンタリングさせながら互いに接近・離間するようになっているため、フィルム幅を狭めるための幅絞込み装置の構成が簡単となる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記一対の幅絞りローラは、軸心方向に沿った両端部から中央部に向けて外径が急激に小さくなった形状であることを特徴としているため、走行中のフィルムの幅方向の両端部を浮遊することなく保持できて、フィルムの幅を安定した状態で狭めることができる。
請求項4の発明は、請求項1に記載のフィルム繰出し装置を使用して、ロールベール成形装置により成形されたロールベールに対してフィルムを巻き付ける方法であって、前記ロールベールに対するフィルムの巻付け終了の直前において、前記一対の幅絞りローラをセンタリングさせながら互いに接近させて、ロールベールに供給されるフィルム幅を狭くして巻き付けることを特徴としており、その作用効果は、請求項1の発明の作用効果として記載した通りである。
本発明によれば、フィルムの幅方向に配置された一対の幅絞りローラがセンタリングしながら互いに接近・離間する構成の幅絞込み装置を既存のフィルム繰出し装置に単に組み込むという簡単な構成により、成形されたロールベールの「バラケ」を防止するために当該ロールベールの外周面にフィルムを被覆する際に、当該フィルムの巻付け終了の直前において、フィルム幅を規定幅よりも狭くして巻き付けることができる。即ち、ロールベーラの最外周部に巻き付けられたフィルムは、その両端部がそれぞれ外側から内側に向けて一カ所に集められる形態となって折曲がり強度が高められるため、巻付け前の走行時において風によりたなびくことがなく、整然と巻き付けられる。
以下、最良の実施例を挙げて、本発明を更に詳細に説明する。最初に、図1ないし図4を参照して、本発明に係るフィルム繰出し装置Aについて説明する。図1は、本発明に係るフィルム繰出し装置Aを備えたロールベールの全体図であり、図2は、フィルム繰出し装置Aの拡大図であり、図3は、図2のX矢視図(原反フィルムロール装置Eの平面断面図)であり、図4は、原反フィルムロール装置Eのブレーキシュー25の側の部分斜視図である。最初に、ロールベーラの全体概略構成について簡単に説明し、次に、本発明に係るフィルム繰出し装置Aの部分について詳細に説明する。
走行輪1を備えた機体2の大部分は、ロールベールVを成形するためのロールベール成形装置Bとなっていて、当該成形装置Bの手前側に本発明に係るフィルム繰出し装置Aが配設されている。ロールベール成形装置Bは、機体2と一体となった前チャンバー3と、当該チャンバー3に対して後斜上方に回動する後チャンバー4とで圧縮成形室5が形成される。エンドレスに周回走行する左右一対の無端チェーン6は、一定間隔をおいて多数本の成形バー7で連結されていて、1個の駆動スプロケット8及び複数個の被動スプロケット9a〜9c間に前記無端チェーン6が内外二重となった形態で掛装されて、内側を走行する左右一対の無端チェーン6に連結された多数本の成形バー7により圧縮成形室5が形成される。圧縮成形室5の斜前下方には、切断された牧草類を投入するための投入口11が形成され、当該投入口11の斜上方及び斜下方には、成形中のロールベールVの回転を促進させるためのフロントローラ12及びボトムローラ13がそれぞれ配設されている。また、機体2には、刈り倒されて圃場に散在している牧草類をピックアップするためのピックアップ装置14と、ピックアップされた牧草類を前記投入口11から圧縮成形室5内に送り込むための送込みローラ15とを備えている。なお、図1において、16は、機体2の先端部に設けられた牽引棹を示す。
次に、図1ないし図4を参照して、フィルム繰出し装置Aについて説明する。原反フィルムロール装置Eは、原反フィルムロールRを繰り出す装置であって、原反フィルムロールRを支持する支持軸21と、原反フィルムロールRと一体回転するブレーキドラム22と、原反フィルムロールRの繰出し部に前記支持軸21と平行に配置されたブレーキドラムシャフト23と、当該ブレーキドラムシャフト23を中心に回動するブレーキアーム24の一方のアーム部24aの先端部に装着されて、前記ブレーキドラム22に摺接するブレーキシュー25と、前記ブレーキアーム24の他方のアーム部24bの先端部と引張バネ26を介して連結されたテンションアーム27の先端部に装着されて、前記原反フィルムロールRの外周面に接触して押し付けられる樹脂ローラ32とを備えている。フィルム支持軸21に左右一対のフィルムブッシュ31a,31bを介して支持されていて、一方のフィルムブッシュ31aにブレーキドラム22が一体に取付けられていて、当該ブレーキドラム22にブレーキシュー25が摺接する構成となっている。テンションアーム27は、平面視で屈曲されていて、先端部に回転可能に装着された樹脂ローラ32が引張バネ26の復元力により原反フィルムロールRのほぼ直下に押し付けられて、原反フィルムロールRと樹脂ローラ32との接触は転がり抵抗となる。
また、ブレーキアームシャフト23は、軸受33及びユニット軸受34を介して両側板35に回転可能に支持されているが、通常のフィルム繰出し時には回転せずに、非常時において、ブレーキアームシャフト23の一端部に一体に取付けられた自動ブレーキ解除リンク36を油圧シンリダ(図示せず)により下方に回動させて、前記ブレーキアームシャフト23を回動させることにより、ブレーキが電気的に解除される構成となっている。このため、通常のフィルム繰出し時には非回転のブレーキアームシャフト23の外側に左右一対の軸受37を介してアイドルローラ38が回転可能に嵌め込まれている。また、ブレーキアームシャフト23の他端部には、手動ブレーキ解除レバー39が一体に取付けられていて、当該レバー39を押し下げることによりブレーキを解除して、原反フィルムロールRの交換を容易にしている。また、支持軸21は、原反フィルムロールRの交換を可能にするために、平面視において回動可能なように、一方の軸端部に支点ピン41を介して連結されている。
また、駆動ローラ装置Dは、駆動回転するゴムローラ51と、当該ゴムローラ51に接触して被動回転するアルミローラ52とで構成される。駆動ローラ装置Dを構成する各ローラ51,52の材質を上記のように定めたのは、フィルムFに静電気が発生するのを防止するためである。駆動ローラ装置Dにより、原反フィルムロールRに巻回されているフィルムFに引張力が作用すると、当該フィルムFは、ブレーキシュー25とブレーキドラム22との摩擦力に抗して非回転のブレーキアームシャフト23の外側に嵌め込まれたアイドルローラ38の回転により繰り出される。引張バネ26の復元力により、ブレーキシュー25及び樹脂ローラ32は、それぞれブレーキドラム22及び原反フィルムロールRに常に所定の力で押し付けられている。原反フィルムロールRの巻径が小さくなるにつれて、引張バネ26の両端の各連結部の間隔が短くなって、引張バネ26の復元力は小さくなるため、前記「所定の力」は、原反フィルムロールRの巻径が小さくなるに従って小さくなる。即ち、原反フィルムロールRからフィルムFを引き出すトルクは、当該原反フィルムロールRの巻径が小さくなるに従って小さくなるが、フィルムFの引張り力(引出し力)は、ほぼ一定となっている。逆に、原反フィルムロールRの巻径とは無関係に、フィルムの引張り力(引出し力)を常にほぼ一定にするために、上記機構を採用している。
また、駆動ローラ装置Dを構成するアルミローラ52は、アーム軸53を支点に回動するテンションアーム54の一方のアーム部54aの先端部に支承され、当該テンションアーム54の他方のアーム部54bの先端部は、一端が固定された引張バネ55の他端に連結されて、前記引張バネ55の復元力により、アルミローラ52をゴムローラ51に押し付けている。
また、次の梱包までの間においてフィルム端部Faを支持しておくためにフィルム走行経路におけるロールベールVの直前部分に、常時周回走行するコンベアベルト42が傾斜して配設されている。即ち、大径の駆動用カゴローラ43と小径の被動用ローラ44との間にコンベアベルト42が掛装され、被動用ローラ44は、案内ローラ62の斜後下方にまで達している。このため、フィルム端部Faは、常時周回走行するコンベアベルト42の上面42aに垂れ下がっていて、常時ロールベールVの側に向けて送られ続けているため、駆動ローラ装置Dの側に巻き込まれることはない。よって、当該駆動ローラ装置Dの起動によりフィルムFが送り込まれると、フィルム端部Faは、そのままロールベールVの側に向けてスムーズに送り込まれる。
次に、図5及び図6を参照して、駆動ローラ装置Dのゴムローラ51及びコンベアベルト42を周回走行させる駆動用カゴローラ43の動力伝動機構について簡単に説明する。図5及び図6は、それぞれ上記動力伝動機構の正面図、及び平面図である。駆動ローラ装置Dのゴムローラ51、及び駆動用カゴローラ43は、いずれもロールベール成形装置Bを構成する駆動スプロケット8の駆動軸45の動力により駆動回転され、駆動ローラ装置Dは、ロールベールVの成形を終えて後に行なうフィルムFの梱包時においてのみ作動させる必要があるため、ゴムローラ51の駆動軸71には、クラッチ72が組み込まれている。駆動軸45に取付けられた別の駆動スプロケット46、ゴムローラ51の駆動軸71に取付けられたスプロケット73、及び駆動用カゴローラ43の駆動軸74に取付けられたスプロケット75には、チェーン76が掛装されている。なお、図5において、77,78は、いずれもテンション用スプロケットを示す。また、ゴムローラ51の駆動軸71には、軸受79を介して前記スプロケット73が取付けられていて、駆動軸71の一端部に形成されたスプライン軸部71aには、軸方向に僅かに移動可能となってスライダ81が嵌め込まれ、当該スライダ81の溝部81aに、クラッチシフター82を構成する上下一対の爪体82aが係止している。また、ゴムローラ51を嵌め込んだエンドブッシュ84に、前記駆動軸71が軸受85a,85bを介して回転可能に支持されていると共に、前記エンドブッシュ84と駆動軸71の間には、一方向クラッチ86が介装されている。また、前記エンドブッシュ84とゴムローラ51とは、連結ピン87を介して一体に連結されている。よって、前記クラッチシフター82をシフター作動機構83によって、駆動軸71の軸方向に微動させて、スライダ81の一端部に取付けられたクラッチ72と、スプロケット73の軸部73aとを分離させると(図6は、この状態で、クラッチ72と、スプロケット73の軸部73aとの間に所定の隙間80が形成されている)、伝達動力が遮断されて、ゴムローラ51は非回転となると共に、前記クラッチ72を介してスプロケット73の軸部73aとスライダ81とが連結されると、駆動軸71の動力は、一方向クラッチ86及び連結ピン87を介してゴムローラ51に伝達されて、当該ゴムローラ51は駆動回転される。また、ロールベール成形装置Bの駆動スプロケット8、及びゴムローラ51のスプロケット73の各歯数、及びゴムローラ51の外径は、ロールベールV、及びゴムローラ51の各周速度が同一となるように定められている。
このように、ロールベール成形装置Bを構成する駆動軸45の動力は、駆動ローラ装置Dを構成するゴムローラ51に対しては前記クラッチ72を介して断続的に伝達されるが、コンベアベルト42の駆動用カゴローラ43に対しては常に伝達されている。よって、コンベアベルト42は、常時周回走行している。
次に、図1,図2,図7ないし図9を参照にして、原反フィルムロール装置Eと駆動ローラ装置Dとの間に配設される幅絞込み装置Hについて説明する。図7(イ),(ロ)は、それぞれ規定幅(通常幅)、及び狭幅でフィルムFを繰り出す場合における幅絞込み装置Hの正面図(図2のJ矢視図)であり、図8は、図7(ロ)のY−Y線拡大断面図であり、図9(イ),(ロ)は、それぞれ図7(ロ)のZ1 −Z1 線及びZ2 −Z2 線拡大断面図である。幅絞込み装置Hは、成形されたロールベールVの外周面にフィルムFを巻き付けて梱包する際に、巻付け終了の直前において原反フィルムロール装置Eから繰り出されるフィルムFの幅を狭くするための装置である。断面略コの字形をしたチェーンケース91は、側面視において開口面が駆動ローラ装置Dの側を向き、しかもフィルムFの走行面に対して90°に近い鋭角となるように水平に固定配置されて、前記チェーンケース91の長手方向の両端部に支持されたチェーン歯車92の間に無端状のローラチェーンKが掛装され、ブレーキアーム24と反対側の端部に配置されたチェーン歯車92の回転軸92aと、モータ94の駆動軸94aとがカップリング95を介して連結され、モータ94の駆動力によりローラチェーンKは、正逆両方向に周回走行する。図7及び図9に示されるように、ローラチェーンKの各直線走行部Ka,Kbには、一対の幅絞りローラ96がセンタリングしながら互いに接近・離間するように連結板97を介してそれぞれ連結されている。幅絞りローラ96は、走行中のフィルムFの端部が浮遊することなく保持できるように、軸心方向に沿った両端から中央に向けて急激に外径が小さくなるような形状になっている。なお、図8において、98は、チェーン歯車92の回転軸92aを支持するために、チェーンケース91の背面側に取付けられたハウジングを示し、図9(イ)において99は、チェーンケース91の開口を覆うカバーを示す。
即ち、ローラチェーンKを構成している特定の2個のローラ93aからは、チェーンケース91の開口側に向けてピン93bが突出している。ピン93bが突出している特定の2個のローラ93aは、ローラチェーンKの各直線走行部Ka,Kbにそれぞれ配置され、しかも原反フィルムロール装置Eから繰り出されるフィルムFの幅方向の中心線Cから同一距離に配置されている。一方、連結板97の横方向(チェーンケース91の長手方向)の中央部には、長孔97aが縦方向に沿って形成され、左右一対の連結板97のうち一方の連結板97の長孔97aには、ローラチェーンKを構成している特定の2個のローラ93aの一方から突出したピン93bが挿通されていると共に、他方の連結板97の長孔97aには、ローラチェーンKを構成している特定の2個のローラ93aの他方から突出したピン93bが挿通されている。また、左右一対の各連結板97の外側の端部には、幅絞りローラ96の支持軸96aが溶接により固定されている。幅絞りローラ96の支持軸96aは、フィルムFの走行面に対して垂直となるように、連結板97の板面に対して僅かに傾斜した状態で溶接されている。
このため、モータ94によりローラチェーンKが周回走行すると、左右一対の幅絞りローラ96は、フィルムFの幅方向の中心線Cに対してセンタリングしながら互いに接近・離間するため、原反フィルムロール装置EからフィルムFが繰り出されている途中において、左右一対の幅絞りローラ96を互いに接近させると、前記フィルムGの幅方向の両端部が中央部の側に寄せられて、フィルムFの幅が狭められる。本発明においては、ロールベールVに対してフィルムFを巻き付けて梱包する際に、フィルムFの巻付け終了の直前において、左右一対の幅絞りローラ96を互いに接近させることによりフィルムFの幅を狭め、この状態で巻き付けを終了して、幅が狭くなったフィルムFを切断する。
次に、図1ないし図13を参照し、上記したフィルム繰出し装置Aの作用について説明する。図10ないし図13は、ロールベールVの外周にフィルムFが巻き付けられる順序を説明する模式的斜視図であって、図10は、フィルムFの巻付け当初の状態を示し、図11は、フィルムFの巻付け途中の状態を示し、図12は、フィルムFの巻付け終了の直前の状態を示し、図13は、フィルムFの巻付けを終了して、当該フィルムFが切断された状態を示す。なお、図10ないし図13は、一対の幅絞りローラ96と一対一組となったゴムローラ51及びアルミローラ52とのフィルムFが走行する方向に沿った距離等は無視して、フィルムFの幅が狭められることを主体にして図示してある。ロールベールVの成形を終えて、当該ロールベールVの外周面にフィルムFが巻き付けられる巻付け開始時には、図7(イ)及び図10に示されるように、左右一対の幅絞りローラ96は最大に離間していて、規定幅のフィルムFの両端縁から更に離れていて、フィルムFの幅方向の両端縁に接触することはない。
図1において、ロールベーラが牽引されながらロールベール成形装置Bが駆動されると、刈り取られて圃場に散在している牧草類は、ピックアップ装置14によりピックアップされた後に、送込みローラ15の回転により投入口11から圧縮成形室5内に投入される。圧縮成形室5を形成する内周側の多数の成形バー7は、時計方向に周回走行しているため、当該圧縮成形室5に投入された牧草類は成形バー7により連れ廻り回転させられながら、順次大径のロールベールVに成長してゆく。最大外径に達したロールベールVの成形圧は感圧装置(図示せず)により検出されていて、当該成形圧が所定の大きさに達すると、前記シフター作動機構83が作動して、クラッチ72が「ON」となって、ゴムローラ51の駆動軸71に対して自由回転していたスプロッケット73は、当該駆動軸71と一体となって回転して、ゴムローラ51を駆動回転させる。即ち、駆動ローラ装置Dが起動する。
ここで、駆動ローラ装置Dの作動により、フィルムFに引出し力(引張り力)が作用すると、ブレーキドラム22に対するブレーキシュー25の摺接によるブレーキ力に抗して原反フィルムロールRが回転させられて、当該原反フィルムロールRからフィルムFが繰り出される。原反フィルムロールRから繰り出されるフィルムFは、ブレーキアームシャフト23の外周に回転可能に嵌め込まれたアイドルローラ38に巻き掛けられているため、フィルムFの繰り出しによって、前記アイドルローラ38が回転される。即ち、繰り出されるフィルムFとブレーキアームシャフト23とは直接には接触せずに、当該ブレーキアームシャフト23の外周に嵌め込まれたアイドルローラ38とフィルムFとが直接に接触して、フィルムFの繰り出しに対応してアイドルローラ38が回転するために、フィルムFの繰出し時におけるアイドルローラ38との接触抵抗は転がり抵抗となる。よって、フィルムFは、極めて小さな抵抗で原反フィルムロールRから引き出されるために、フィルムFの繰り出しがスムーズになると共に、繰出し時においてフィルムFは、自由回転するアイドルローラ38に接触するのみであるので、損傷されることもない。
また、一端の支点ピン29を中心に回動可能に支持されたテンションアーム27の中間部と、ブレーキアームシャフト23に回動可能に支持されたクランク状のブレーキアーム24のアーム部24bの先端部とは、引張バネ26で連結されていて、前記テンションアーム27の先端部には、樹脂ローラ32が回転可能に支持されている。原反フィルムロールRの外周面には、テンションアーム27の先端部の樹脂ローラ32が接触して、フィルムFの繰り出しにより徐々に小さくなる原反フィルムロールRの巻径を検出する構成となっている。このため、原反フィルムロールRと、外周接触部材である樹脂ローラ32との抵抗は、転がり抵抗となって、滑り抵抗に比較して著しく小さくなると共に、原反フィルムロールRの損傷もなくなる。また、外周接触部材であるローラ32は樹脂製であるために、回転する原反フィルムロールRと接触しても静電気の発生がなく、このこともフィルムFがスムーズに繰り出される原因となっている。
一方、ロールベール成形装置Bを構成する駆動スプロケット8の動力が駆動用カゴローラ43に常時伝達されてコンベアベルト42は、常時周回走行しているために、図2で2点鎖線で示されるように、直前のロールベールVに対する巻付けを終了して、コンベアベルト42の上面42aに垂れ下がっていたフィルム端部Faは、駆動ローラ装置Dの起動によりフィルムFがコンベアベルト42の側に送り込まれると、コンベアベルト42の周回走行により斜後下方にスムーズに送り込まれた後に、ボトムローラ13の回転にも助けられて、ロールベールVの外周面に巻き付けられる(図10及び図11参照)。
ロールベールVに対するフィルムFの総巻付け長は、原反フィルムロール装置Eの繰出し部に配設されたアイドルローラ38の回転数をセンサー(図示せず)により電気的に読み取っており、フィルムFが設定長だけ繰り出されると、モータ94が作動して、左右一対の幅絞りローラ96は、図7(ロ)及び図12に示されるように、フィルムFの幅方向の中心線Cに対する距離を等しく維持しながら、即ちセンタリングしながら、設定位置まで互いに接近する。このため、繰出し中のフィルムFの両端部は、前記中心線Cの側に強制的に寄せられて、それぞれ一カ所に集められるため、フィルムFの両端部の折曲り強度が大幅に高められる。このように、フィルムFの両端部の折曲り強度が大幅に高められているのに加えて、フィルムFの繰出し装置の左右の各側板35(図3参照)と、幅が狭められたフィルムFの両端部との間に、風の流れる隙間が形成されることにより、フィルムFの両端部が風により「たなびく(バタつく)」ことがなくなって、フィルムFの最終部分がロールベールVの外周面にスムーズに巻き付けられる。なお、フィルムFの最終巻付け部分の両端部の折曲り強度が高められているために、下側のフィルムFには巻付きにくくなるが、ロールベールVは、フィルム巻きされた後にラッピングマシンでラッピングされることが多いため、フィルムFの最終巻付け部分の巻付けが不十分なことは問題とならない。
そして、原反フィルムロール装置Eから設定長のフィルムFが繰り出されると、ロールベール成形装置Bが停止して、駆動ローラ装置Dが停止すると共に、モータ94が起動して、最も接近している左右一対の幅絞りローラ96は、互いに離間して原位置に復帰する。その後に、ナイフベース63の回動により先端のナイフ64によって所定の張力が付与された状態のフィルムFを切断すると、切断されたフィルム端部Faは、傾斜配置されて、常時周回走行しているコンベアベルト42の上面42aにそのまま垂れ下がり、次のロールベールVに対する巻付けのために垂下り状態が保持される。また、コンベアベルト42の上面42aに垂れ下がっているフィルムFの先端部Faは、その幅が狭いままであるため、次のロールベールVに対するフィルムFの巻付け開始時において、フィルムFの両端部が風によりたなびかないため、巻付け開始がスムーズに行われる。なお、図10ないし図13において、Fbは、幅が狭められたフィルムの両端部を示し、Fcは、フィルムFの切断端部を示す。
また、ロールベール成形装置Bが停止すると、モータ94が逆回転して、左右一対の幅絞りローラ96は、図7(イ)及び図10に示される原位置に復帰する。なお、外周面にフィルムFが数回だけ巻回されて梱包されたロールベールV(図12参照)は、回動支点ピン17を中心にして後チャンバー4を斜後上方に回動させることにより、機体2の後方に転動して排出される。
また、左右一対の幅絞りローラ96をセンタリングさせながら接近・離間させる機構としては、無端状のローラチェーンKの他に、対向配置した一対のラックと、当該一対のラックの双方に噛合するピニオンとからなるラック・ピニオン機構を用いることも可能である。
本発明に係るフィルム繰出し装置は、幅絞込み装置Hのみを使用せずに、原反フィルムロール装置Eに原反フィルムロールRに替えて原反ネットロールを支持させることによりネットを繰り出して、ロールベールVに対してネットによる巻付け梱包も可能である。
本発明に係るフィルム繰出し装置Aを備えたロールベールの全体図である。 フィルム繰出し装置Aの拡大図である。 図2のX矢視図(原反フィルムロール装置Eの平面断面図)である。 原反フィルムロール装置Eのブレーキシュー25の側の部分斜視図である。 駆動ローラ装置D及びコンベアベルト42を周回走行させる駆動用カゴローラ43の動力伝動機構の正面図である。 同じく平面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ規定幅(通常幅)、及び狭幅でフィルムFを繰り出す場合における幅絞込み装置Hの正面図(図2のJ矢視図)である。 図7(ロ)のY−Y線拡大断面図である。 (イ),(ロ)は、それぞれ図7(ロ)のZ1 −Z1 線、及びZ2 −Z2 線拡大断面図である。 ロールベールVに対するフィルムFの巻付け当初の状態を示す模式的斜視図である。 ロールベールVに対するフィルムFの巻付け途中の状態を示す模式的斜視図である。 ロールベールVに対するフィルムFの巻付け終了の直前の状態を示す模式的斜視図である。 フィルムFの巻付けを終了して、当該フィルムFが切断された状態を示す模式的斜視図である。
符号の説明
A:フィルム繰出し装置
B:ロールベール成形装置
C:フィルムの幅方向の中心線
D:駆動ローラ装置
E:原反フィルムロール装置
F:フィルム
Fa:フィルム端部
H:幅絞込み装置
K:ローラチェーン
R:原反フィルムロール
V:ロールベール
21:支持軸(フィルムロール支持軸)
22:ブレーキドラム
25:ブレーキシュー
42:コンベアベルト(フィルム端部支持装置)
43:駆動用カゴローラ(フィルム端部支持装置)
63:ナイフベース(フィルム切断装置)
64:ナイフ(フィルム切断装置)
94:モータ
96:幅絞りローラ

Claims (4)

  1. フィルムがロール状に巻回された原反フィルムロールを支持するロール支持軸にブレーキドラムが一体に取付けられ、前記ブレーキドラムにブレーキシューが解除可能に摺接された構成の原反フィルムロール装置と、
    前記原反フィルムロール装置の繰出し部とロールベール装置により成形されたロールベールに対してフィルムの被覆を開始する被覆開始部との間のフィルム走行経路の途中に配設されて、原反フィルムロールに巻回されたフィルムに引張り力を付与して当該フィルムを引き出すための駆動ローラ装置と、
    前記ロールベールの回転と前記駆動ローラ装置の駆動との協働により、前記ロールベールに対するフィルムの被覆を終了した後に、当該フィルムを切断するために前記被覆開始部の直前部分に配設されたフィルム切断装置と、
    前記フィルム切断装置により切断されたフィルムの端部を、次のロールベールに対するフィルムの被覆までの間に支持しておくために、前記フィルム切断装置の直前部分に傾斜配設されたフィルム端部支持装置とを備え、
    前記ロールベールの外周面にフィルムを被覆して梱包するためにロールベール成形装置の手前側に配置されて、前記フィルムを繰り出すためのロールベーラにおけるフィルム繰出し装置であって、
    前記ロールベールに対してフィルムを被覆している途中において、前記原反フィルムロール装置から繰り出されているフィルムの幅を狭めるために、当該フィルムの幅方向に配置された一対の幅絞りローラがセンタリングしながら互いに接近・離間する構成の幅絞込み装置が、前記原反フィルムロール装置と前記駆動ローラ装置との間に配設されていることを特徴とするロールベーラにおけるフィルム繰出し装置。
  2. 前記幅絞込み装置は、左右一対のスプロケットの間に無端チェーンが掛装された無端チェーン装置と、前記無端チェーンの対向走行部にそれぞれ連結板を介して一体に連結された一対の幅絞りローラとから成ることを特徴とする請求項1に記載のロールベーラにおけるフィルム繰出し装置。
  3. 前記一対の幅絞りローラは、軸心方向に沿った両端部から中央部に向けて外径が急激に小さくなった形状であることを特徴とする請求項1又は2に記載のロールベーラにおけるフィルム繰出し装置。
  4. 請求項1に記載のフィルム繰出し装置を使用して、ロールベール成形装置により成形されたロールベールに対してフィルムを巻き付ける方法であって、
    前記ロールベールに対するフィルムの巻付け終了の直前において、前記一対の幅絞りローラをセンタリングさせながら互いに接近させて、ロールベールに供給されるフィルム幅を狭くして巻き付けることを特徴とするロールベールに対するフィルムの巻付け方法。
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