JP4209610B2 - 安全注射器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用後の注射針を注射器内に収容する使い捨ての安全注射器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、使用後の注射針は過って人に刺さると病気が感染して危険であるので、この使用後の注射針を注射器のシリンダ内に単に後退させて収納するものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来の使用後の注射針を注射器のシリンダ内に単に後退させて収納するものは、注射後にピストンを更に強く押し込んで注射針をこのピストンに掛合し、この後ピストンを引いてシリンダ内に注射針を収納しており、もしこのピストンを又押せば収納されている注射針がシリンダの先端の透孔より再度進出して危険である問題点があった。
【0004】
本発明はこのような問題点を解消し、使用後の注射針をシリンダ内に確実に収容し、注射針を再び外部に進出させない安全性の高い安全注射器を提供することを目的とする。
【0005】
本発明は上記の目的を達成すべく、シリンダと、前記シリンダ内で軸方向に摺動可能なピストンと、前記シリンダの先端から突出する注射針とを備え、前記シリンダの先端に突設して形成された保持筒内に、先端に注射針を突設した中空の針支持体を摺動可能に嵌挿し、前記針支持体の根部内周縁に係止受部を形成し、前記ピストンの先端部には細長い係止突部を突設し、該係止突部は、一端が前記ピストンの先端部に接続されて軸方向に伸びた支柱部と、該支柱部の他端から斜め下方に屈曲して自由端となる可撓性のあるアーム部とから成り、前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に前進させると、前記支柱部の他端が前記針支持体の中空内に進入し前記アーム部の前記自由端が前記針支持体の前記係止受部に1点で係止し、該係止状態で前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に後退させると、前記針支持体が前記保持筒から抜けて前記注射針および前記針支持体が傾いた状態で前記シリンダ内に収容されることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施の形態を図1乃至図4により説明する。
【0007】
図1に示す如く、本発明の安全注射器13は注射針1とピストン2とシリンダ3とを具備する。該注射針1はキャップ状の針支持体5の上端面にその内部に連通して突設され、又図2の如く該針支持体5はその内周面の下端部に係止受部となる環状の突条6が設けられていると共に、外周面に全周にわたって環状の小溝7が形成され、該小溝7にOリングなどのシールリング8を係止している。
【0008】
前記シリンダ3はその上端面に有蓋の保持筒4を設けており、該保持筒4内に前記針支持体5を前記シールリング8によりシール可能に嵌挿している。
【0009】
前記ピストン2の先端部の押圧板2aの上面にゴムなどの圧縮体で形成されたピストンシール部9が設けられ、該ピストンシール部9の外周面に2本の半円形の環状溝部12が設けられ、前記シリンダ3の内周面に摺接してシールする。
【0010】
又、ピストンシール部9の先端面の中央部に凹部10が設けられており、該凹部10の内底面に係止突部11が突設されている。
【0011】
該係止突部11は支柱部11aとその先端部から斜下方に突出したアーム部11bとからなり、該アーム部11bの下端は図3の如く該ピストンシール部9の上面部9aと同位置か或いは図4の如くやや低く位置する様に設けられており、そのため該ピストンシール部9が圧縮される程前記ピストン2を推進した時に前記針支持体5に設けられている前記環状の突条6に前記係止突部11のアーム部11bの下端が係合する様に形成されている。
【0012】
ここで該係止突部11は可撓性を有する金属線や合成樹脂で形成されている。
【0013】
次に本発明の1実施の形態である安全注射器13の使用方法を図面により説明する。
【0014】
図1に示す如く形成された本発明の安全注射器13のピストン2をピストンシール部9の上面9aがシリンダ3内の上端に到達するまで押圧移動すると、図5に示す如く該ピストンシール部9内の凹部10に設けた係止突部11の支柱部11aは針支持体5内に入り込んでもアーム部11bの下端は該針支持体5内に入り込まず、針支持体5の内周面の下端部の環状突条6とは係止しないので、正常の注射器として再度使用することができる。
【0015】
次に、この安全注射器13を注射器として使用した後に、図6に示す如くピストン2を更に押し込むと、ピストンシール部9が圧縮され、該ピストンシール部9の凹部10内に立設された可撓性を有する係止突部11は針支持体5内に入り込み該係止突部11のアーム部11bの下端が拡開して針支持体5内の突条6に係止する。
【0016】
更に、図7に示す如く、図6の係止状態からピストン2に掛ける力の向きを変えて引きもどすと針支持体5は保持筒4内から抜け出し、更に該ピストン2を引きもどすと、該針支持体5の先端面部に突設の注射針1は、シリンダ3内に入り、該針支持体5内でアーム部11bの下端が係止した側に該注射針1は斜めに倒れる。
【0017】
更に又、図8に示す如く、図7のシリンダ3内に注射針1が倒れた状態から再びピストン2を押し込むと、該注射針1はシリンダ3内で折れ曲る。
【0018】
この様に注射後の注射針1がシリンダ3内で折り曲げることにより危険な病気の感染を防止することができ、又ピストン2がシリンダ3内に短く収納されるので廃棄などの取扱いを簡単にすることができる。
【0019】
【発明の効果】
この様に本発明によると、使用後の注射針を単に収納するのでなく、シリンダ内で使用不能に折り曲げて収納することにより、注射針により刺さることを完全に防止できて安全性の高い効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施の形態の安全注射器の断面図である。
【図2】シリンダの先端部の個所の断面図である。
【図3】ピストンの先端部の個所の断面図である。
【図4】その変形例の断面図である。
【図5】安全注射器の注射時の状態を示す断面図である。
【図6】係止突部が係止受部に係止した状態を示す断面図である。
【図7】針支持体と共に注射針がシリンダ内に収納された状態を示す断面図である。
【図8】注射針が折り曲げられた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 注射針
2 ピストン
3 シリンダ
4 保持筒
5 針支持体
6 係止受部
7 小溝
8 シールリング
9 ピストンシール部
10 凹部
11 係止突部
11a 支柱部
11b アーム部
13 安全注射器

Claims (5)

  1. シリンダと、前記シリンダ内で軸方向に摺動可能なピストンと、前記シリンダの先端から突出する注射針とを備え、
    前記シリンダの先端に突設して形成され蓋を有する保持筒内に先端に注射針を突設した中空の針支持体を摺動可能に嵌挿し、前記針支持体の根部内周縁に係止受部を形成し、
    前記ピストンの先端部には細長い係止突部を突設し、該係止突部は、一端が前記ピストンの先端部に接続されて軸方向に伸びた支柱部と、該支柱部の他端から斜め下方に屈曲して自由端となる可撓性のあるアーム部とから成り、
    前記注射針の根部が前記蓋に形成の透孔に接して嵌挿していると共に、前記針支持体が前記保持体内に接して嵌挿し、
    前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に前進させると、前記支柱部の他端が前記針支持体の中空内に進入し前記アーム部の前記自由端が前記針支持体の前記係止受部に1点で係止し、該係止状態で前記ピストンを前記シリンダ内で軸方向に後退させると、前記針支持体が前記保持筒から抜けて前記注射針および前記針支持体が傾いた状態で前記シリンダ内に収容される
    ことを特徴とする安全注射器。
  2. 前記係止突部は、全体が金属或いは合成樹脂の可撓性材料により形成されていることを特徴とする請求項1に記載の安全注射器。
  3. 前記係止突部は、前記支柱部と前記アーム部とによる逆V字形状であることを特徴とする請求項1に記載の安全注射器。
  4. 前記ピストンの先端面に前記シリンダの内周面と摺接するピストンシール部を固定し、該ピストンシール部の先端面に前記支柱部を突設したことを特徴とする請求項1に記載の安全注射器。
  5. 前記ピストンシール部の先端面に凹部を形成して該凹部の内底面に前記支柱部を突設したことを特徴とする請求項4に記載の安全注射器。
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