JP4209350B2 - 過給機の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、過給効率を可変制御する過給機の制御装置に関する。
内燃機関の過給機は、その排気通路を流れる排気の流動力を利用して吸気通路内の空気を燃焼室へ強制的に導入する、即ち過給することにより、吸入空気量の充填率を向上させるようにしている。
そして近年においては、例えば特許文献1に示されるように、その過給機の過給効率を可変制御することで、内燃機関の運転状態に応じて過給圧を最適なものとする過給機が実用されるに至っている。
特開平11−62602号公報
ところで、こうした過給機を備える内燃機関にあっては吸入空気の充填効率を向上させる上では有効であるものの、以下のような不都合の生じるおそれがある。
例えば、アクセルオフ等による機関回転速度の低下時には、機関ピストンの往復動速度が低下するのに伴って機関燃焼室内に吸入空気を吸引する際の吸引力、即ちポンピング力が低下する。一方、過給機は機関燃焼室から排出された排気を利用して駆動されるという構成上、機関回転速度の低下に対してその吐出量の低下が遅れる傾向にある。従って、機関回転速度の低下時には、過給機から吐出された吸入空気が機関燃焼室に導入されないまま、吸気通路に滞留する現象が一時的に発生する。こうした現象が発生すると、過給機の吸込側と吐出側との圧力差が増大し、吸気通路の吸入空気が過給機側に逆流することにより、吸入空気の脈動現象、いわゆるサージが発生して異音の発生を招くこととなる。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、サージの発生を抑制することのできる過給機の制御装置を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について記載する。
先ず、請求項1に係る発明は、過給効率を変更可能な可変機構を備える内燃機関の排気駆動式過給機についてその過給率を前記可変機構を通じて制御する過給機の制御装置において、前記内燃機関の機関回転速度が低下するときには前記過給効率を低下させ、実過給圧と目標過給圧との偏差に基づいて前記可変機構の制御量を設定するとともに、前記制御量には、機関回転速度が低下するときには第1の上限値が設定され、機関回転速度が低下しないときには第1の上限値よりも大きい値である第2の上限値が設定されることをその要旨とする。
機関回転速度が低下すると、過給機によって過給された吸入空気が機関燃焼室に導入され難くなるため、過給機の吸入空気吸込側と吐出側との圧力差が増大するようになる。上記構成によれば、機関回転速度が低下するときに可変機構を通じて過給効率を低効率側に制限するようにしているため、上記吸込側と吐出側との圧力差の増大を抑えることができ、こうした圧力差に起因するサージの発生を好適に抑制することができるようになる。
過給効率を低効率側に制限する態様としては、機関回転速度が低下するときに可変機構を通じて過給効率を直ぐに低下させるといった態様を採用することができる。同構成によれば、フィードバック制御量の上限値が更に大きいものに変更されるため、より迅速に過給効率を低効率側に変更することができるようになる。
こうしたフィードバック制御においてその制御量を大きく設定することは、過給効率についてその単位時間あたりの変化量を大きくすることができるようになる反面、その収束性が悪化する懸念がある。但し、機関回転速度の低下に基づくサージの発生を抑制する上では過給効率を速やかに低下させるのが望ましい。即ち本発明によれば、こうした収束性の悪化を極力回避しながらサージの発生をより好適に抑制することができるようになる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記制限手段は機関燃焼室への燃料供給量が減少することに基づき前記機関回転速度の低下を判断することをその要旨とする。
燃料供給量が減少するのに伴って、機関回転速度は徐々に低下する。このため、こうした燃料供給量の減少に基づいて上記過給効率が低効率側に制限されることで、サージの発生が早期に抑制されるようになる。
こうした燃料供給量の低下には、例えば請求項3記載の発明によるように、燃料供給の停止が含まれる。こうした燃料供給の停止は、例えば、アクセルオフに基づき行われる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載の発明において、前記制限手段は、前記内燃機関から出力される回転出力の変速を行うための変速機におけるシフトチェンジが実行されることに基づき前記機関回転速度の低下を判断することをその要旨とする。
シフトチェンジが実行される際には、アクセルの戻し動作等に伴い機関回転速度が低下する。また、クラッチ操作を通じて内燃機関の出力軸と動力伝達系が断接される車両にあっては、シフトチェンジの実行時に内燃機関と駆動輪側との間の動力伝達が一時的に遮断される。このように動力伝達が遮断された場合には、内燃機関の出力軸を回転させる回転力が動力伝達系から伝達されなくなるため、機関回転速度が急激に低下する傾向がある。このように、シフトチェンジが実行される際には、機関回転速度の低下度合がより急激なものとなり易く、サージが発生し易くなる懸念が生じる。
この点、本発明によれば、シフトチェンジが実行されるときこれに応じて上記過給効率を低効率側に制限することで、上記のような懸念が生じる場合であってもサージの発生が好適に抑制されるようになる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載の発明において、前記内燃機関は前記過給機の排気系下流側に設けられた排気浄化触媒が所定温度以上となるように排気再循環率を増大させる排気再循環装置を有するものであることをその要旨とする。
上記構成では、例えば、機関回転速度が低下した場合に、これに伴う排気流量の減少等に起因して排気浄化触媒の温度が下がるを抑制すべく、排気再循環率が増大される。その結果、排気浄化触媒の温度が所定以上に維持され、排気の浄化性能を好適に維持することができるようになる。但し、このように排気再循環率を増大させることにより、機関燃焼室に吸入される空気量、即ち過給機に吸い込まれる空気の量が減少するため、サージについていえばこれが発生し易くなる傾向がある。
この点、本発明によれば、こうした排気再循環装置を有する内燃機関であっても、そのサージの発生を好適に抑制することができるようになる。
上記した可変機構及び制御手段としては、例えば請求項6に記載されるように、前記可変機構は前記過給機を駆動するための排気の流路における流路面積を可変とするものであり、前記制御手段は同流路面積を調整することで前記過給効率を制御するものである、といった態様を採用することができる。
こうした態様においては、上記流路面積の調整を通じて、例えば、過給機のタービンホイールに吹き付けられる排気の流速が調整される。こうして排気の流速調整が行われることでタービンホイールの回転速度が調整され、内燃機関の過給圧が調整される、即ち過給効率が制御されるようになる。
以下、本発明の一実施形態を図1〜図3に従って説明する。
図1は、過給機の制御装置を示す概略構成図である。ディーゼル式内燃機関2は複数気筒、ここでは4気筒#1,#2,#3,#4からなる気筒群を有している。各気筒#1〜#4の燃焼室4は吸気マニホールド6を介してサージタンク8に連結されている。そしてサージタンク8は、吸気通路10を介して、インタークーラ12、及び排気駆動式過給機VNTにおけるコンプレッサ65の吐出側に連結されている。コンプレッサ65における吸入空気の吸込側はエアクリーナ14に連結されている。過給機VNTにおいては、吸気通路10を介してエアクリーナ14側から同過給機VNT内に吸い込まれた吸入空気がコンプレッサ65により昇圧されてインタークーラ12側に吐出される。
なお、吸気通路10のうち上記サージタンク8とインタークーラ12との間には、モータ15aによって駆動されるスロットルバルブ15が設けられており、このスロットルバルブ15の近傍には同スロットルバルブ15の開度を検出するスロットル開度センサ16が設けられている。また、吸気通路10のうち吸気マニホールド6とサージタンク8との間には、同吸気通路10内の圧力を検出する吸気圧センサ18が設けられている。過給機VNTの吐出圧即ち過給圧は、この吸気圧センサ18によって検出されることとなる。更に、吸気通路10における過給機VNTとエアクリーナ14との間の部分には吸入空気量を検出する吸気量センサ19が設けられている。
また、上記各気筒#1〜#4の燃焼室4はディーゼル式内燃機関2の排気系を構成する排気マニホールド20及び排気通路22を介して過給機VNTにおけるタービン61の入口側に連結され、タービン61の出口側には、排気を浄化する3つの排気浄化触媒が設けられている。
即ち、これら3つの排気浄化触媒からなる触媒装置37においてその最上流には、NOx吸蔵還元触媒30が設けられている。このNOx吸蔵還元触媒30ではNOxの浄化が行われる。そして触媒装置37におけるその中間には、排気フィルタ32が設けられている。この排気フィルタ32は、モノリス構造に形成された壁部を有するフィルタであって、この壁部の微小孔を排気が通過するように構成されている。この排気フィルタ32の表面にはNOxを浄化するためのNOx吸蔵還元触媒がコーティングされている。更に、排気フィルタ32の表面には排気中のPM(パティキュレートマター:微粒子)が捕捉されるようになっており、NOx吸蔵時に発生する活性酸素等によりPMが酸化されることで、NOxの浄化とともにPMの浄化も併せて行われる。因みにこの排気フィルタ32の目詰まりは同排気フィルタ32の上下流側を連通する配管に設けられた差圧センサ36の検出結果に基づいて把握される。
更に、触媒装置37におけるその最下流には酸化触媒34が設けられており、ここではHCやCOが酸化されて浄化される。
一方、上記排気通路22とサージタンク8との間には、排気通路22からサージタンク8へと排気を再循環させるための排気再循環装置45が設けられている。排気再循環装置45には排気通路22とサージタンク8とを連通するためのEGR通路40が設けられ、このEGR通路40には、同通路40を介してサージタンク8側へと再循環される排気、即ちEGRガスを冷却するためのEGRクーラ42や、EGR弁44が配置されている。このEGR弁44の開度調節を通じて排気通路22側からサージタンク8側へのEGRガス供給量の制御、即ち排気再循環率の制御が行われる。
本実施形態においては、こうした排気再循環率の制御を通じて、触媒装置37における浄化性能を維持すべくその活性温度の維持が図られるようになっている。即ち、例えば、排気通路22を介して触媒装置37に導入される排気の温度や量が低下すること等により触媒温度が低下されるとき、これが活性温度を下回ることのないように、排気再循環率を増大(高率側に変更)することでEGRガス量を増加させる。なお、上記した触媒装置37に導入される排気の温度や量の低下は、機関回転速度の低下等により生じる。
上記各気筒#1〜#4に配置されて、各燃焼室4内に燃料を直接噴射する燃料噴射弁50は、燃料供給管を介してコモンレールに連結されている。このコモンレール内へは電気制御式の吐出量可変燃料ポンプから燃料が供給され、この吐出量可変燃料ポンプからコモンレール内に供給された高圧燃料は各燃料供給管を介して各燃料噴射弁50に分配供給される。
上記内燃機関2は、同機関2を搭載する車両の駆動輪(図示なし)と同機関2との間の動力伝達を断接可能なクラッチ機構91を備えている。このクラッチ機構91には、これが接続状態とされ上記動力伝達が可能な状態にあるか否かを検出するためのクラッチセンサ85が設けられている。また、このクラッチ機構91と上記駆動輪との間には、内燃機関2から出力される回転出力の変速を行うための変速機92が配設されている。なお本実施形態においてこの変速機92は、車両運転者による図示しないシフトレバーの手動操作によって同変速機92におけるシフトチェンジが行われる、いわゆるマニュアル式の変速機である。
次に、上記排気駆動式過給機VNTについて更に説明する。
この過給機VNTは、排気通路22を流れる排気によって回転するタービンホイール60と、吸気通路10に配置され、且つロータシャフト62を介してタービンホイール60に一体回転可能に連結されたコンプレッサホイール(インペラ)64とを備えている。この過給機VNTでは、タービンホイール60に排気が吹付けられて同ホイール60が回転する。この回転は、ロータシャフト62を介してコンプレッサホイール64に伝達される。その結果、内燃機関2では、ピストンの移動に伴って燃焼室4内に発生する負圧によって空気が燃焼室4に送り込まれるだけでなく、その空気が過給機VNTのコンプレッサホイール64の回転によって強制的に燃焼室4に送り込まれる(過給される)。このようにして、燃焼室4への空気の充填効率が高められる。
また、過給機VNTでは、タービンホイール60の外周を囲うように、タービンホイール60の回転方向に沿って排気流路が形成されている。このため、排気は排気流路を通過し、タービンホイール60に向かって吹付けられる。排気流路には、弁機構からなる可変ノズル機構71が設けられている。可変ノズル機構71は開閉動作することで、排気流路における排気の流路面積を変更し、タービンホイール60に吹付けられる排気の流速を可変とする。このように排気の流速を可変とすることで、タービンホイール60の回転速度が調整され、ひいては燃焼室4に強制的に送り込まれる空気の量が調整される。
ここで、可変ノズル機構71の構造について図2を用いて説明する。
図2(a)は可変ノズル機構71の側断面構造を、図2(b)は可変ノズル機構71の正面構造を示している。図2(a)に示されるように、可変ノズル機構71はリング形状をしたノズルバックプレート72を備えている。このノズルバックプレート72には、複数の軸73がノズルバックプレート72の円心を中心とした等角度ごとに設けられている。これらの軸73は、ノズルバックプレート72をその厚さ方向に貫通して回動可能に支持されている。また、これら軸73の一端(図2(a)中の左側端)には、ノズルベーン74が固定されている。また、軸73の他端には、同軸と直交してノズルバックプレート72外縁方向に延びる開閉レバー75が設けられている。この開閉レバー75の先端は、二股に分岐した一対の狭持部75aが形成されている。
各開閉レバー75とノズルバックプレート72との間に狭持されるように、環状のリングプレート76が設けられている。このリングプレート76は、円心を中心として回転可能となっている。また、リングプレート76にはその円心を中心として等角度ごとに複数のピン77が設けられている。これらピン77は、上記開閉レバー75の狭持部75aの間に挟み込まれており、同開閉レバー75を回動可能に支持している。
このリングプレート76が先の図1に示すアクチュエータ68によって円心を中心として回動されると、各ピン77は狭持部75aをその回動方向へ押す。その結果、開閉レバー75は軸73を回動させることとなる。この軸73の回動に伴い各ノズルベーン74も同軸73の軸線を中心として回動する。こうした機構により、各ノズルベーン74をそれぞれ同期した状態で回動させることができる。また、こうしたノズルベーン74の回動によって、隣り合うノズルベーン74間の隙間の大きさが調整される。
そして、例えばノズルベーン74間の隙間が狭められるほど、即ちノズル開度が小さく設定されるほど、上記排気の流路面積が縮小され、タービンホイール60に吹き付けられる排気の流速が高くなる。このタービンホイール60に吹き付けられる排気の流速が高いほど同タービンホイール60の回転速度が高くなる、即ち過給機VNTの過給効率が高くなる。また、例えばノズルベーン74間の隙間が拡大されるほど、即ちノズル開度が大きく設定されるほど、上記排気の流路面積が拡大され、タービンホイール60に吹き付けられる排気の流速が低くなる。このタービンホイール60に吹き付けられる排気の流速が低いほど同タービンホイール60の回転速度が低くなる、即ち過給機VNTの過給効率が高くなる。このようにして可変ノズル機構71は、過給機VNTの過給効率を変更するための可変機構として機能している。
次に、上記過給機VNTの制御装置について説明する。
ECU(電子制御ユニット)80は、CPU、ROM、RAM等を備えたデジタルコンピュータと、各装置を駆動するための駆動回路とを主体として構成されている。そしてECU80は、上記クラッチセンサ85やスロットル開度センサ16、吸気圧センサ18、吸気量センサ19、差圧センサ36をはじめ、回転速度センサ82やアクセルセンサ84等、様々なセンサの検出信号を読み込んでいる。なお、上述した回転速度センサ82は内燃機関2のクランク軸の回転速度即ち機関回転速度を検出するためのものであり、アクセルセンサ84はアクセルペダルの開度を検出するためのものである。
そしてこれらの信号から得られる内燃機関2の運転状態に基づいて、ECU80は燃料噴射弁50による燃料噴射時期制御や燃料噴射量制御(燃料供給量制御)を実行し、更に排気再循環装置45における排気再循環率の制御、モータ15aによるスロットルバルブ15の開度制御、アクチュエータ68を操作する処理等を実行する。
例えば、上記燃料噴射量制御においては、アクセルオフがなされたとき(アクセル開度が「0」に変更されたとき)の燃料噴射量の急減によるエンジンストール等を防止すべく、上記アクセルオフに応じて、この燃料噴射量を徐々に減少させる制御、いわゆる、なまし制御を行うようにしている。
また例えば、排気再循環装置45については、上記した触媒装置37における触媒温度の維持を目的とする制御の他、排気再循環率を機関負荷(又は燃料噴射量)と機関回転速度とに基づいて設定される目標排気再循環率と一致させるための制御などが行われる。更に機関負荷(又は燃料噴射量)と機関回転速度とに基づいて設定される目標吸入空気量(内燃機関2の1回転当たりの目標値)となるようにEGR弁44の開度が調節される吸入空気量制御が行われる。
ここで、上記ECU80によって行われる過給機VNTの制御について説明する。具体的には、図3に示すように、過給機VNTにおける実際の過給圧を目標となる過給圧に一致させるべく行われる可変ノズル機構71のノズル開度についてのフィードバック制御、即ち過給機VNTにおける過給効率のフィードバック制御に関しそのフィードバック制御量の設定にかかる処理の手順を説明する。なお、図3に示す処理手順は、実際の過給圧が目標となる過給圧よりも高い状態にあるがためにこれを低下させるべく過給効率を低効率側に変更する際のフィードバック制御に関するものである。この処理は、上記ECU80によって所定の周期で繰り返し実行される。
この一連の処理では、まずステップS100において、吸気圧センサ18によって検出される実際の過給圧(実過給圧)と、目標となる過給圧(目標過給圧)との偏差が算出される。即ち実過給圧が目標過給圧に対してどれだけ高いかが算出される。なお目標過給圧の算出は、例えば、回転速度センサ82によって検出される機関回転速度と、燃料噴射量(燃料供給量)とに基づいて算出される。
そしてステップS110では、ステップS100において算出された上記偏差に基づき、可変ノズル機構71における現在のノズル開度からこの開度をどれだけ変化させるかを反映するフィードバック制御量についてその仮の値(仮制御量)が算出される。この仮制御量は、上記偏差が大きいほど大きい値が算出され、逆に上記偏差が小さいほど小さい値が算出される。
続くステップS120〜S170においては、変速機92におけるシフトチェンジの実行(シフトチェンジが実行されること)に応じて上記フィードバック制御量の上限値を変更する処理等が行われる。
シフトチェンジ時には、いわゆるターボサージの発生要因となる機関回転速度の低下が生じがちとなるため、こうしたシフトチェンジの実行に応じて上記フィードバック制御量の上限値を変更することで過給機VNTの過給効率の低下の迅速化を図ることが望ましい。こうして過給効率の低下が迅速化されることで実際の過給圧が早期に低下され、サージの発生が好適に抑制されるようになる。
こうした過給効率の制御についての一連の処理において、具体的には先ず、ステップS120においてシフトチェンジ中でないと判定された場合には、上記ステップS110にて算出された仮制御量が、予め設定された上限値Aよりも大きいか否かが判定される(ステップS130)。この上限値Aは、シフトチェンジが実行されていないときの上記フィードバック制御量の上限値である。
そしてこの判定結果がNO、即ち上記仮制御量が上限値A以下であると判定された場合には、実際に過給効率の制御に用いられるフィードバック制御量、即ちアクチュエータ68に対する出力信号に対応するフィードバック制御量としてこの仮制御量が採用される(ステップS140)。一方、ステップS130において上記仮制御量が上限値Aより大きいと判定された場合には、上限値Aを超えたフィードバック制御量の設定を回避すべくこの上限値Aがフィードバック制御量に採用される(ステップS150)。
他方、ステップS120においてシフトチェンジ中であると判定された場合には、上記ステップS110にて算出された仮制御量が、予め設定された上限値Bよりも大きいか否かが判定される(ステップS160)。この上限値Bは、上記した上限値Aよりも大きな値とされており、シフトチェンジ中にあるときのフィードバック制御量の上限値である。
そしてこの判定結果がNO、即ち上記仮制御量が上限値B以下であると判定された場合には、フィードバック制御量としてこの仮制御量が採用される(ステップS140)。一方、ステップS160において上記仮制御量が上限値Bより大きいと判定された場合には、上限値Bを超えたフィードバック制御量の設定を回避すべくこの上限値Bがフィードバック制御量に採用される(ステップS170)。
即ち、上記一連の処理によれば、シフトチェンジが実行されていないときに比べて、シフトチェンジが実行されているときには過給効率に関するフィードバック制御量の上限値がより大きなものに設定される。これにより、過給効率における低効率側への変更についてその変更度合をより大きなものとすることができるようになり、ひいては、過給圧の迅速な低下を実現し得るようになる。その結果、サージの発生を好適に抑制できるようになる。
上述したようにサージは機関回転速度の低下が要因となって発生しがちとなるが、本実施形態では、こうした機関回転速度の低下要因となり易い、シフトチェンジの実行を検出し、これによって機関回転速度の低下を判断するようにしている。こうすることにより、過給効率ひいては過給圧を早期に低下させることができるようになる。
シフトチェンジの態様には、より高速側への変速を行うためのシフトアップと、より低速側への変速を行うためのシフトダウンとがある。シフトアップ時には、変速機92において使用されるギヤが高速側に変更されることからこのシフトチェンジによって機関回転速度が低下し易くなる。一方、シフトダウン時には、変速機92において使用されるギヤが低速側に変更されるものの、その変更が行われる直前に機関回転速度の低下が生じ易くなる。即ち、例えば、車両の走行速度をエンジンブレーキによって低下させるとき等、いわゆる等速シフトを行う場合には、低速側へのギヤ変更後にクラッチを接続するその直前において、アクセルオンにより機関回転速度を一端上昇させた後アクセルオフによってこれを低下させることが一般に行われる。上記クラッチの接続は、この機関回転速度の低下中に行われる。即ち、シフトダウン時にあってもこうして機関回転速度が低下する状態が生じ易くなる。
また、シフトチェンジの実行時には、クラッチ機構91での動力伝達の遮断、即ち、いわゆるクラッチ切断が行われる。そしてこのクラッチ切断が行われているときには、車両の駆動輪と内燃機関2との間での動力伝達がなされないことから、上記クラッチが接続された状態と比べて、駆動輪側から内燃機関2の出力軸を回転させる回転力が伝達されなくなる。そのため、シフトチェンジが実行される際には、機関回転速度の低下度合がより急激なものとなり易く、サージが発生し易くなる懸念が生じる。
また、本実施形態では、シフトチェンジを実行するに際してアクセルオフがなされたときには、これに応じて燃料噴射量制御における上記なまし制御が禁止されるとともに、燃料噴射が停止されるようになっている。これにより、上記シフトチェンジを実行するに際してのクラッチ切断時において、これに伴う内燃機関2の負荷の急減に起因した機関回転速度の急上昇が回避されるようになる。しかし一方では、こうした上記なまし制御の禁止や燃料噴射の停止に伴い、上記クラッチ切断時に機関回転速度の低下度合がより急激なものになることとなる。
このように、シフトチェンジの実行時にはこうした機関回転速度の低下が生じ易くなるとともにその低下度合も急激なものとなり易く、よりサージの発生が生じ易い状態となる。その点、本実施形態では、サージの発生を抑制するための過給効率の制御をシフトチェンジの実行に応じて行うようにしたため、サージの発生をより確実に抑制できるようになる。
なお本実施形態では、シフトチェンジ中であるか否かを、アクセルセンサ84、及びクラッチセンサ85等からの検出信号に基づき判断するようにしている。即ち、車両の走行速度が「0」以外であるときに、アクセルオフ(アクセル開度が「0」)がなされており、且つクラッチ切断がなされた状態にあることを以てこれをシフトチェンジ中であると判断し、上記以外の状態にあるときこれをシフトチェンジ中ではないと判断する。
また本実施形態では、実過給圧が目標過給圧よりも低い状態にあるがためにこれを上昇させるべく過給効率を高効率側に変更する際には、上述したようなフィードバック制御量の上限値についての変更を行わない。但し、本発明はこうした変更の実施を阻むものではなく、例えば、シフトチェンジ中であると判定した場合に、過給効率を高効率側に変更する際のフィードバック制御量についてその上限値をより小さい上限値に変更するようにしてもよい。これにより過給効率が低効率側に制限されることとなる。即ち、過給効率の高効率側への変更度合を小さくすることができ、ひいては、過給圧の上昇を抑制することができ、これに伴いサージの発生を抑制できるようになる。
なお、本実施形態においてECU80は、過給効率を可変ノズル機構71を通じて制御する制御手段、及び過給効率を低効率側に制限する制限手段を構成するものである。
本実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
(1)変速機92におけるシフトチェンジが実行されることに基づき機関回転速度の低下を判断するとともに、この機関回転速度が低下するときに過給機VNTの過給効率を低効率側に制限するようにした。
機関回転速度が低下すると、過給機VNTによって過給された吸入空気が燃焼室4に導入され難くなるため、過給機VNTの吸入空気吸込側と吐出側との圧力差が増大するようになる。本実施形態では、過給効率を低効率側に制限することにより、上記吸込側と吐出側との圧力差の増大を抑えることができ、こうした圧力差に起因するサージの発生を好適に抑制することができるようになる。また、シフトチェンジの実行に基づき機関回転速度の低下を判断する上記態様は、こうしたサージ発生の抑制についてこれをより確実且つ早期に実現することを可能とする。
(2)本実施形態では、過給効率を低効率側に変更する際のフィードバック制御量についてその上限値が更に大きいものに変更されるため、より迅速に過給効率を低効率側に変更することができるようになる。
こうしたフィードバック制御においてその制御量を一律大きく設定することは、過給効率についてその単位時間あたりの変化量を大きくすることができるようになる反面、目標値に向けての収束性等の制御性が問題となる懸念がある。この点、本実施形態によれば、こうした制御性の悪化を極力回避しながらサージの発生をより好適に抑制することができるようになる。
(3)本実施形態では、排気の浄化性能を好適に維持すべく排気再循環装置45によって触媒温度を所定以上に維持するに際し、機関回転速度が低下した場合には、これに伴う排気流量の減少等に起因して触媒温度が下げられるのを防止すべく、排気再循環率が増大される。しかしこうした態様においては、この排気再循環率の増大に伴って、燃焼室4に吸入される空気量、即ち過給機VNTに吸い込まれる空気量が減少されることとなり、サージが発生し易くなるといった懸念が生じる。
この点、本実施形態によれば、上記の懸念を有する場合であっても、機関回転速度の低下要因となるシフトチェンジの実行に応じて過給効率を低効率側に制限することで、排気の浄化性能を好適に維持しつつサージの発生をも好適に抑制することができるようになる。
なお、実施の形態は前記に限定されるものではなく、例えば、以下の様態としてもよい。
・上記実施形態では、目標過給圧に関しこれを機関回転速度及び燃料噴射量に基づいて算出される、即ちこれらに基づいて変動し得るものとしたが、これに限らず、例えば一定値に固定されてもよい。この場合であっても、実過給圧と目標過給圧との偏差が大きく、算出される仮制御量が上記上限値Aよりも大きければ、過給効率のフィードバック制御量に関してその上限値が更に大きな値に変更されることの効果は得られる。
・シフトチェンジの実行に応じて、目標過給圧が低圧側に変更されるようにしてもよい。これにより、実過給圧と目標過給圧との偏差が、過給効率におけるその低効率側への変更度合を大きくし得るものに変更され得るようになる。
・上記実施形態では、シフトチェンジの実行に応じて、過給効率についてそのフィードバック制御量の上限値を変更するようにしたが、この上限値の変更を行なわないようにしてもよい。この場合、例えば、実過給圧が目標過給圧に対して高いほど、ノズル開度を大きく、即ち過給効率を低く設定するようにする。そしてシフトチェンジの実行に応じて過給効率を上記設定された過給効率よりも低くする。
・実過給圧と目標過給圧との偏差に応じたフィードバック制御を行うことなく、例えば、実過給圧が目標過給圧よりも高いときに過給効率を低効率側に一定の度合で推移させるようにし、シフトチェンジの実行に応じて、この度合を大きくしたり過給効率を徐変させることなく更に低い値に切り替えるようにしてもよい。
・上記実施形態では、過給効率を低効率側に変更するに際して同過給効率を低効率側に制限するようにしたが、高効率側に変更するに際して、同過給効率を低効率側に制限するようにしてもよい。即ち、例えば、過給効率を高効率側に変更する際のフィードバック制御量についてその上限値を、シフトチェンジの実行に応じて小さな値に変更する。なお、過給効率の高効率側への変更がなされているときにこれを低効率側に変更するようにしてもよい。また、例えば、実過給圧が目標過給圧よりも低いときに、シフトチェンジの実行に応じてこの目標過給圧をより低い値に変更することで過給効率を低効率側に制限することもできる。
・上記実施形態では、シフトチェンジの実行の判断においてクラッチが接続されているか否かをその判断基準に含めたが、これを含めないようにしてもよい。即ち、車両の走行速度が「0」以外であるときに、アクセルオフがなされた状態にあることを以てこれをシフトチェンジ中であると判断し、上記以外の状態にあるときこれをシフトチェンジ中ではないと判断する。アクセルオフによって燃料噴射を停止させることができるようになるため、そうした意味では、この上記判断において、アクセルオフに代えて燃料噴射(燃料供給)の停止を採用してもよい。
・変速機92のシフトレバーの位置を検出可能なシフト位置センサを設け、その検出結果に基づきシフトチェンジ中であるか否かを判断するようにしてもよい。
・上記ターボサージは過給効率が高いときに発生し易い傾向にある。従って、そもそも過給効率が低いときに更にこれを低下させる必要性は、上記ターボサージの発生を抑制する上では低いものであるといえる。従って、過給効率が高いときにこれを低効率側に制限し、低いときには制限しないようにしてもよい。
・シフトチェンジの実行に応じて排気再循環装置45における排気再循環率を高率側に変更するようにしてもよく、こうした変更を行わないようにしてもよい。
・燃料噴射の停止のみに応じて過給効率を低効率側に制限するようにしてもよい。また、停止にまで至らなくても、燃料噴射量の減少がなされればこれに応じて上述のように制限するようにしてもよい。
・回転速度センサ82による機関回転速度の検出結果に基づきその低下に応じて過給効率を低効率側に制限するようにしてもよい。
・例えば吸気量センサ19による吸入空気量の検出結果に基づきその減少に応じて過給効率を低効率側に制限するようにしてもよい。
・例えば図1において別例として示すように、排気通路22においてタービン61の入口側と出口側とを連通するバイパス通路95を設け、この通路95の途中に設けた開閉弁装置96におけるその開度調節に基づき、上述同様の過給効率の制御を行うようにしてもよい。この場合、開閉弁装置96の開度が大きいほど過給効率は低効率となり、上記開度が小さいほど高効率となる。
・例えば、コンプレッサ65の吸込側や吐出側における吸入空気の流路面積の調整を通じて過給効率を制御するようにしてもよい。
・オートマチック式の変速機を採用してもよい。
・ガソリン内燃機関に対して本発明を適用してもよい。
過給機の制御装置の概要を示す構成図。 (a)(b)可変ノズル機構の構成を示す図。 過給効率のフィードバック制御における処理手順を示すフローチャート。
符号の説明
2…ディーゼル式内燃機関、4…燃焼室、10…吸気通路、22…排気通路、37…触媒装置、45…排気再循環装置、71…可変ノズル機構、80…ECU、91…クラッチ機構、92…変速機、VNT…排気駆動式過給機。

Claims (6)

  1. 過給効率を変更可能な可変機構を備える内燃機関の排気駆動式過給機についてその過給効率を前記可変機構を通じて制御する過給機の制御装置において、
    実過給圧と目標過給圧との偏差に基づいて前記可変機構の制御量を設定するフィードバック制御を行い、この制御量を上限値により制限するものであって、
    機関回転速度が低下するとき、前記過給効率を低下させるとともに、前記上限値として機関回転速度が低下していないときの上限値よりも大きいものを用いる
    ことを特徴とする過給機の制御装置。
  2. 請求項1に記載の過給機の制御装置において、
    機関燃焼室への燃料供給量が減少することに基づき前記機関回転速度の低下を判断する
    過給機の制御装置。
  3. 請求項2に記載の過給機の制御装置において、
    前記機関燃焼室への燃料供給が停止されることに基づき前記機関回転速度の低下を判断する
    過給機の制御装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の過給機の制御装置において、
    前記内燃機関から出力される回転出力の変速を行うための変速機におけるシフトチェンジが実行されることに基づき前記機関回転速度の低下を判断する
    過給機の制御装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の過給機の制御装置において、
    前記内燃機関は前記過給機の排気系下流側に設けられた排気浄化触媒が所定温度以上となるように排気再循環率を増大させる排気再循環装置を有するものである
    過給機の制御装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の過給機の制御装置において、
    前記可変機構は前記過給機を駆動するための排気の流路における流路面積を可変とするものであり、前記制御手段は同流路面積を調整することで前記過給効率を制御するものである
    過給機の制御装置。
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