JP4207191B2 - 高ジャンプを有する非常弁を備えたブースト式ブレーキ装置及びこの装置のためのブースタ - Google Patents
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Description
本発明は、少なくとも1つのブレーキ回路の圧力を制御するマスターシリンダと、マスターシリンダ内に摺動可能に装架されて内部に圧力の変動を生じさせ、手動操作部材により発揮される入力及びこの手動操作部材に結合されるブースタにより発揮されるブースト力からなる作動力を受けるプライマリピストンとを包含する型式の自動車用ブースト式ブレーキ装置に関する。
【0002】
ブースタは、空気圧で働き、手動操作部材によって作動される弁の作用の下で室間の圧力差を受ける可動隔壁によって2つの空気圧室に分割される剛性ケーシングを含み、この可動隔壁が空気圧ピストンを駆動する。
【0003】
この種のブレーキ装置は、例えば、FR−B−2 658466あるいはEP−B−0 662 894から公知である。
【0004】
制動が行われる状態は変わり得る。障害物が遠くから確認され、制動が比較的ゆるやかに行われる場合、第1のシナリオは通常の状態に相当する。この制動は、「通常制動」あるいは「緩制動」として公知である。他のシナリオは、例えば、障害物が、自分の自動車をできるだけ早く停止しなければならない運転手の前に突然現れる場合、突然の制動あるいは「非常制動」のシナリオである。
【0005】
これらのいろいろな制動条件を満たすために、前述された型式のブースト式ブレーキ装置は、緩制動及び非常制動にそれぞれ対応する少なくとも2つのブースト比率を必要とすることがあり得る非常補助弁によって付加される。緩制動のためのブースト比率は、比較的低く、手動操作部材の前進に対する液圧反力は比較的高い。非常制動の場合、ブースト比率は比較的高く、手動操作部材を阻止し、運転手が比較的激しく、比較的長い間ブレーキできることを示す液圧反力は比較的低い。
【0006】
取り決めにより、以下において、用語「前部」は、マスターシリンダの方へ操作部材から配置された方向を示し、用語「後部」は、反対方向に示すために使用される。
【0007】
非常補助弁は、休止位置に戻す弾性復帰手段の作用を受け、マスターシリンダの内部容積に前部で連通するプライマリピストンの孔内を密封態様で摺動する反動ピストンと、対応する直径の他の孔内を密封態様で摺動する反動ピストンの断面よりも小さい断面の急速ピストンと、手動操作部材により駆動されるプランジャディストリビュータによって作動される比率制御装置とを包含し、非常制動の下で、液圧反力が前記急速ピストンの断面だけに発揮されるようになっている。
【0008】
非常補助弁を有するこのようなブレーキ装置は、作動見地及びブレーキ作用力見地の両方から申し分ないことが分かる。しかしながら、今まで提出された実施例は、比較的高価であり、その定義の残りは図2を参照して後で示されるジャンプの値に比較的低い制限を与える。さらに、これらの実施例は、特にその直径が19.6mmから24.5mmまで変わり得るマスターシリンダに対して3から6.6まで変わり得るブースト比率の場合に、設計がいろいろのバージョンのマスターシリンダに対して標準化できる。
【0009】
本発明の第1の目的は、ジャンプの値が非常補助弁上の間隔を減らすと同時に増加できる非常補助弁に対する経済的な解決策を生じさせることにある。
【0010】
本発明の他の目的は、かなり異なる直径のマスターシリンダバージョンに対する標準化を可能にする解決策を提案することにある。
【0011】
本発明によれば、非常補助弁を包含する前記型式の自動車用ブースト式ブレーキ装置は、反動ピストンを復帰させる弾性復帰手段が、プライマリピストンの外部に配置され、伝達要素が、弾性復帰手段の復帰力を反動ピストンに伝達するために設けられていることを特徴としている。
【0012】
従って、ジャンプを形成する反動ピストンを復帰させる弾性復帰手段は、ジャンプの値が増加することを可能にするプライマリピストンに収容される場合よりも大きい寸法を有してもよい。
【0013】
弾性復帰手段は、通常圧縮スプリングからなる。ジャンプスプリングとして公知のこのスプリングは、有利なことには、ブースタ内部に配置されている。空気圧ピストンは、前方に面する空所を備えていてよく、ジャンプスプリングは、特にプランジャディストリビュータの周りのこの空所に配置されている。
【0014】
空気圧ピストン補強部材が設けられ、反動ピストンの通過のための中央開口を有するディスクからなり、このディスクは、空気圧ピストンに接続され、ジャンプスプリングを配置した室をこのピストンとで画定する。ディスクは、その前部でプライマリピストンに当接する。
【0015】
このディスクは、空気圧ピストン内に保持され、ディスクの後部で空気圧ピストンの肩部に当接する。第1の可能性によれば、このディスクは、その外周部に、雄ねじを形成され空気圧ピストンのシリンダ部の内面に設けた結合ねじにねじ込まれる前方突出円筒状スカートを包含する。他の可能性によれば、ディスクは、ねじ込まれたスカートを全然有していなく、前部で、空気圧ピストンの溝に固定される分割弾性リングによって保持される。
【0016】
伝達要素は、好ましくは円形のプレートを包含していてもよく、このプレートは、比率制御装置の通過のための中央開口を含み、反動ピストンに対して一方の側面で当接し、弾性復帰手段に対して他方の側面で当接する。このプレートは、空気圧ピストン内でピストン補強部材の後部まで移動できるように配置されている。有利なことには、プレートは、少なくともプランジャディストリビュータに向かうその面に、プレートとディストリビュータとの接触を弱める反動弱化手段を包含する。この反動弱化手段は、プレートに結合され、プランジャディストリビュータに向かって後方に突出する少なくとも1つのバルジを有する多数の弾性材料からなっていてもよい。好ましくは、他のバルジは前方へ突出する。
【0017】
プレートを案内する案内手段は、プランジャディストリビュータに対してプレートを案内するために設けられていてもよい。この案内手段は、プレートに固定され、プランジャディストリビュータに向かって突出する中央円筒状スリーブを包含していてもよく、このスリーブは、前部に開いているプランジャディストリビュータの盲孔に摺動可能に収容されている。スリーブは、プランジャディストリビュータに設けられたプッシュロッド及び比率制御装置のための中央通路を備えている。
【0018】
本発明は、非常弁を備えたブースト式ブレーキ装置のための空気圧ブースタにも関し、このブースタは、可動隔壁によって2つの空気圧室に分割される剛性ケーシングを包含しており、この可動隔壁が、手動操作部材によって作動される弁の作用のもとで室間の圧力差を受け、空気圧ピストンを駆動することができ、ジャンプスプリングの力を伝達する伝達要素がブースタに設けられていることを特徴としている。
【0019】
空気圧ピストンは、前方に面する空所を有してもよいのに対して、空気圧ピストンに接続されたピストン補強部材は、この空所の前部に配置され、ジャンプスプリングは、空所の底部とプレートとの間に配置され、このプレートは、空気圧ピストン内を移動でき、ピストン補強部材を介して前部で停止される。
【0020】
本発明は、上述した装備とは別に、多数の他の装備を包含しており、添付図面を参照して詳述する幾つかの典型的かつ非限定的な実施例に関して下記により明確となるであろう。
【0021】
本発明の種類のブーストブレーキ装置の全構造及び一般的作用は、特に特許EP−B−0 662 894あるいはFR−B−2 658 466から公知てあり、その簡単な残りが示される。他の詳細に関して、さらに参照して説明に組み込まれる2つの引用特許に対して参照を行うことができる。
【0022】
図1は、部分的に示されるマスターシリンダ2及びマスターシリンダ2に摺動するように取り付けられるプライマリピストン3を含む自動車のためのブレーキ装置1を示している。プライマリピストン3と同軸のリンク装置を含む手動操作部材4は、後部前方から、言い換えれば図1の図による右から左への入力の力をこのピストンに加えるために設けられる。プライマリピストン3の前方運動は、少なくとも1つの液圧ブレーキ回路に接続されたマスターシリンダの内部容積5の液体の圧力の増加を形成する。この操作部材4は、通常概略が示されたブレーキペダル4aによって作動される。
【0023】
空気圧ブースタ6は作動部材4に連結されている。このブースタ6は剛性ケーシング7を包含し、可動仕切り又は隔壁8によってシール状態に二つの空気圧室7a、7bに内部が分割されており、この隔壁は弾性材料で作られたダイアフラム8aと剛性スカート部8bからなる。室7aはノズルAによって部分的真空源(図示せず)に永久的に連結されている。プライマリピストン3と同軸をなすスリーブの形態にある空気圧ピストン9が剛性スカート部8bに固定されている。空気圧ピストン9は、シールド状態で、全体的にシリンダ形状をなすプランジャディストリビュータ10に摺動可能に取り付けられている。シーリングはO−リング11によって提供されている。
【0024】
プランジャディストリビュータ10は、前方に向かうヘッド10aと後方に向かう軸方向ブラインドハウジング10bとを包含し、このハウジングは後方に開放してリンケージ4の端に設けられた孔4bと連通している。プランジャディストリビュータ10は、ピストン3の対向側に、空気圧ピストン9を伴う軸方向並進によって連結された弾性材料で作られたリング13に抗してシール状態に支持できる台形状拡大部12を有している。集合体12、13は三方弁B(一部図示)のパーツを構成し、室7bを大気から遮断して、室7a,7bを連絡状態にするか、あるいは拡大部12が軸方向にリング13から離れるように移動したときに、室7a,7bを互いに遮断して、大気圧の空気を室7bに取り入れる。
【0025】
空気圧ピストン9は、このピストン9と、マスターシリンダ2の固定されたケーシング7の対向壁間に配備された圧縮スプリング14によって図1に示したその休止位置に復帰される。空気圧ピストン9はいくぶんベルの形状をなし、水平方向に垂れ下がり、その空所9aと対面する方向にピストン3と同心をなしている。ピストン9は剛性プラスチックから作られる。
【0026】
例えば金属のようなディスク15からなるピストン補強部材が、ピストン9の幾何学的軸に対して直角に空所9aの前方に配備されている。このディスク15はピストン9に連結されるとともに、軸方向に後方に、その周辺に空気圧ピストン9の肩部16に抗して保持されている。図1、3及び4の実施例において、ディスク15は前方向に対面し、雄ねじが設けられるとともに空気圧ピストン9のシリンダ部の雌ねじに螺合されるシリンダ状周辺スカート部17からなる。ピストン補強部材15が中央開口部18を包含し、またこの開口部18の外郭近傍でプライマリピストン3の前部と接触するようになる。補強部材15は空所9aに対応する閉止チェンバーの前壁を構成している。
【0027】
非常補助弁VAが、それぞれ通常制動と非常制動に対応する少なくとも二つのブースト比を実行するように設けられている。
【0028】
非常補助弁VAは反動ピストン19を包含し、その表面は一定直径のシリンダである。反動ピストン19はプライマリピストン3の軸方向孔20内のO−リング19aのおかげによってシール状態に摺動する。反動ピストン19の後端は開口部18を通過することができ、その直径はピストン19の直径よりも大きく、力伝達要素Tに抗して軸方向に支持されるようになっている。伝達要素Tは好ましくは円形の金属板21を包含し、ピストン3から離れてピストン補強部材15のサイド上にピストン9の空所9a内に配備されている。金属板21は中央開口部21aを有し、ピストン9内を軸方向に移動可能である。
【0029】
ジャンプスプリングとして知られる圧縮コイルスプリング22がプライマリピストン3の外部上に設けられている。
【0030】
スプリング22はプランジャディストリビュータ10の回りで空気圧ピストン9の空所9a内に、プライマリピストン3に対して補強部材15の対向側上に好都合に配置されている。スプリング22は金属プレート21に抗して前方軸方向に、また環状溝23を有する空気圧ピストン9に抗して後方に支持され、この環状溝内にスプリング22の一部が収容されている。スプリング22のスラストが印加された金属プレート21は、ピストン9に結合された補強部材15によって前方で係止されている。
【0031】
ジャンプスプリング22は、プライマリピストン3の外径よりも大きい大径を有している。
【0032】
金属プレート21は、弾性材料からなるマス25によって形成された反動弱化手段24を備えており、このマスは金属プレート21の開口部内に収容されこれに添着されている。弾性マス25は、後方に突出する二つの環状バルジ25a,25bと前方に突出する環状バルジ25cを有している。バルジ25aは金属プレート21とプランジャディストリビュータ10間の接触を許容して緩和される。プランジャディストリビュータ10の幾何学的軸からさらに軸方向に離れたバルジ25bが空気圧ピストン9の端との接触を弱める。バルジ25bの外径がスプリング22のターンの内径に好都合に対応していて、金属プレート21をこのスプリング内に中心付けている。
【0033】
金属プレート21の他方側上に設けられたバルジ25cがピストン補強部材15との接触を弱めている。
【0034】
反動ピストン19は軸方向孔26を包含し、この中にロッドで形成された比率制御部27がO−リング27aのおかげでシール状態に摺動可能に取り付けられている。比率制御部27の後端が金属プレート21内の開口部21aを通過して、プランジャディストリビュータ10のヘッド10aに抗して支持されている。比率制御部27の前端が、反動ピストン19と、孔20内でさらに前方に収容されたブッシング30との間に配備された孔20の室29内に配置されたヘッド28を有する。
【0035】
ブッシング30が例えば圧力嵌めによって孔20内に軸方向にブロックされている。このブッシング30はこれを完全に貫通する軸方向孔31を包含し、さらに、この中で急速ピストン32がO−リングの助けによりシール状態で摺動可能に取り付けられている。急速ピストン32の外径は反動ピストン19の外径よりも小さくなっている。急速ピストン32はその軸方向に径路33が通過しており、各端部で開口されている。急速ピストン32の前端は、ブッシング30に抗して係止スプリング35によって弾性的に押圧される。他端でスプリング35が孔20の底部に抗して支持されている。
【0036】
スプリング35が収容された孔20の前方ゾーン20a内が、マスターシリンダ2の内容積5と径路36を介して連絡している。急速ピストン32の後端32a(図3)が比率制御部のヘッド28近傍で室29内に配備されている。ヘッド28を伴って弁37を形成するこの後端32aが、例えば後端32aの環状ベアリング面とヘッド28内に固定された弾性材料28aのプラグを包含し、後端32aに抗してシール状態にプレスするように突出している。圧縮スプリング38がピストン32とヘッド28にそれぞれ設けられた二つの肩部との間に配備され、弁の開口部の方向に作用している。休止状態において、弁37が開される。
【0037】
こういう事情のなかで、本発明による上昇されたブレーキデバイスの方法において、作用は次のようになる。緩制動の場合を考慮する。
【0038】
図1及び3の休止位置において、ジャンプスプリング22が空気圧ピストン補強部材15に抗して金属プレート21を押圧する。反動ピストン19がこの金属プレート21に抗してその後端を介して支持する。比率制御部27がプランジャディストリビュータ10のヘッド10aに抗して支持される。
【0039】
手動制御部材4が、比較的ゆっくり前方に移動される。弁Bが作動され、室7aと7b間の連絡がカットオフされ、台形状拡大部12が弾性リング13から離れるように移動して、大気圧の空気がブースタ6の室7bに流入するにまかせる。
【0040】
図2のカーブCにおいて、弁Bを作動するための部材4のこの移動相はY軸のゼロ値を伴うセグメントC1に対応している。これは部材4を移動させる力はマスターシリンダ2内の圧力Pの増大に起因しないからである。
【0041】
一度弁Bが開されると、室7b内の圧力が増大し、可動隔壁8がブースト力を空気圧ピストン9に伝達して、スプリング14の作用に抗して前方に移動させる。ピストン9が補強部材15を駆動してプライマリピストン3を前方に押しやる。弁37が開するために、液体の圧力が容積5内で、またこの容積と連絡している室29内で増大する。圧力が反動ピストン19上に逆方向の力を発生させる。この力がスプリング22の予荷重に達し、これを超えたときに、反動ピストン19が退却し、金属プレート21が図4に示したようにヘッド10aに抗して当接するまで、これが押圧される。バルジ25aが衝撃を緩和し、雑音を回避する。
【0042】
この相はジャンプとして知られており、また図2の垂直セグメントC2によって表わされる。マスターシリンダ5内の圧力が増大し、部材4に加わる力は増大しない。
【0043】
図4は緩制動中の形態を示し、均衡のとれた、すなわち、弁Bが閉止し、部材4が図4で示した位置に停止された状態を示す。
【0044】
運転者がブレーキ操作を続行して、部材4への入力が増大し続けた場合、プランジャティストリビュータ10がその前方向移動を続行し、空気圧ピストン9がプランジャティストリビュータ10に従属して、ブースト力でプライマリピストン3を押しやる。容積5内の液体の圧力が図2のセグメントC3に沿って増大し続ける。
【0045】
ブースタ6がその最大力を発生させたときに、飽和状態に到達する。これはX軸の値F4となるセグメントC3の頂端に対応する。
【0046】
飽和点を超えると、制御部材4が手動による入力の作用下で前進を続行する。比率制御部27がプライマリピストン3に関して前進し、またヘッド28が端部32aに抗して押圧されて、弁37が閉止する。
【0047】
プランジャティストリビュータ10によって押圧された金属プレート21が、ピストン補強部材15に抗して支持するようになり、またバルジ21cが衝撃を弱める。次に、部材4上に印加された手動入力が補強部材15によってプライマリピストン3に伝達され、これが図2のセグメントC4に沿ったマスターシリンダ2内の圧力を増大させるが、その傾斜はセグメントC3ほど急ではない。
【0048】
急制動の場合において、プランジャティストリビュータ10は始動時に、ピストン9よりももっと急速に作用する。このことは、比率制御部27がプライマリピストン3に関して前進することを意味し、結果として、弁37が閉止する。プランジャティストリビュータのヘッド10aが金属プレート21のバルジ25aに抗して支持されることになり、それ自体がプライマリピストン3を押しやるピストン補強部材15に抗して支持される。弁37が閉止されるにつれて、空気作用が急速ピストン32の小さい断面積上のみに作用することになる。
【0049】
本発明によれば、プライマリピストン3の外部に配備されたジャンプスプリング22は大きい寸法、特に大きい直径を有している。従って、大きい予荷重が与えられることが可能になり、高いセグメントC2(図2)、例えば15から20バール台を得ることができる。次に、これが大きいジャンプをもたらす。これがブレーキパッドのよりシャープな操作によるブレーキ作用により大きいバイト(食い込み)を与えることになる。
【0050】
さらに、スプリング22の長さを正確に合わせることができ、これがジャンプの拡散を少なくすること可能にしている。ブースタ6内でピストン3の外部でスプリング22の機構に何かが発生すると、作用パラメータの決定に包含される製造寸法のビルドアップを減少させることができる。寸法を調節する非常補助弁VAはもはや使用されたスプリングの長さに影響しない。
【0051】
ブースタ6のピストン9内に配備されたスプリング22により、補強部材15によって閉止されたただ一つのシステムが工場で組み立てられ、次にブレーキデバイスが、ジャンプスプリング22を包含するサブアッセンブリに触れることなしに続いて調整される。
【0052】
図5及び6は、伝達要素Tの改善されたガイダンスが考慮された実施例の別の形態を示す。これまでの図に関して既に説明した要素と類似するか、または同様のパーツの役割を果たす要素を、再度説明することなしに、同じ参照符号に100を加えて示す。
【0053】
伝達要素を形成するベアリングプレート121が後方対面同軸スリーブ39に固定される。反動ピストン19の孔26よりも大きい直径の孔40が、スリーブ39内を正しく同軸に貫通している。比率制御部27の後部が孔40内に係合されている。
【0054】
その前端において、プランジャティストリビュータ10が盲孔41を包含し、その内径は、摺動のための多少の公差を伴うがスリーブ39の外径に等しくなっている。スリーブ39はこの孔41内に係合されている。シリンダ状プッシュ−ロッド42が、盲孔41の底部内に設けられプランジャティストリビュータ10の同軸ハウジング内に係合されている。プッシュ−ロッド42は孔41内に突出しており、スリーブ39の孔40内に嵌合して比率制御部27の後端に抗して当接状態になっている。
【0055】
図1及び3とは異なり平坦なディスクからなるピストン補強部材15は、外部にねじ付きシリンダ状スカートを有していない。補強部材15はピストン9内に係止され、肩部16にスプリット弾性リング15aに抗して支持されている。このリングは、補強部材15の前面に抗して当接してピストン9の環状溝9b内に係留されている。
【0056】
図5の別の形態を稼働する方法は、これまでに説明した方法と類似している。決められた利点が維持され、さらにベアリングプレート121の摺動が、スリーブ39と盲孔41間の協同によってよりよく案内される。
【0057】
本発明はマスターシリンダ2(特に、19mmから25.4mmまで変化する)の直径及びジャンプの所望の値(マスターシリンダ2の直径が23.8mm未満のときに、20バールであり、またマスターシリンダ2の直径が25.4mmに等しいときは、15バールである)とは関係なしに、主要な設計上の修正をせずに、種々のブースタ比、特に3.5から6.6をカバーすることを可能にする。
【0058】
緩和(弱める)は考察された解決策全てに対して同じであり、また、ただ一つの要素21、121によって達成される。要素の寸法は緩和パーツのサイズを大きくし、またこれによって雑音の大きさを実質上低減することになる。
【0059】
反動ピストン19の形状は簡略化され、またこのピストン19のガイダンスは改良される。
【0060】
ジャンプスプリング22のために取っておいたスペースの増大は、スプリングの剛性を下げることによってジャンプの値の公差を小さくする。
【図面の簡単な説明】
【図1】 休止位置における本発明によるブレーキ装置の部分的に破断した部分断面図である。
【図2】 手動操作部材に発揮された力の関数としてY軸上にプロットされたマスターシリンダの流体圧力Pの変動のグラフ図である。
【図3】 休止位置における図1の要素及び非常補助弁の拡大部分断面図である。
【図4】 図3と同様に平衡状態での緩制動中の要素の位置を示す図である。
【図5】 他の形式の実施例の部分断面図である。
【図6】 図5の詳細VIの拡大断面図である。
Claims (18)
- 少なくとも1つのブレーキ回路の圧力を制御するマスターシリンダ(2)と、マスターシリンダ内に摺動可能に装架されて内部に圧力の変動を生じさせ、手動操作部材(4)により発揮される入力及びこの手動操作部材(4)に結合されるブースタ(6)により発揮されるブースト力からなる作動力を受けるプライマリピストン(3)と、非常補助弁(VA)とを包含しており、非常補助弁(VA)が、休止位置に戻す弾性復帰手段(22)の作用を受け、マスターシリンダの内部容積(5)に前部(20a)で連通するプライマリピストンの孔(20)内を密封態様で摺動する反動ピストン(19)と;対応する直径の他の孔(33)内を密封態様で摺動する、反動ピストン(19)の断面よりも小さい断面の急速ピストン(32)と;手動操作部材(4)により駆動されるプランジャディストリビュータ(10)によって作動される比率制御装置(27)とを包含し、非常制動の下で、液圧反力が前記急速ピストン(32)の断面だけに発揮されるようになっている自動車用ブーストブレーキ装置において、反動ピストン(19)を復帰させる弾性復帰手段が、プライマリピストン(3)の外部に配置され、伝達要素(T)が、弾性復帰手段(22)の復帰力を反動ピストン(19)に伝達するために設けられていることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項1記載のブレーキ装置において、反動ピストンを復帰させる弾性復帰手段(22)が、前記ブースタ(6)の内部に配置されていることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項1又は2記載のブレーキ装置において、ブースタ(6)が、前方に面する空所(9a)を備えた空気圧ピストン(9)を包含し、弾性復帰手段が、この空所(9a)に配置されている圧縮スプリング(22)あるいはジャンプスプリングからなることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項3記載のブレーキ装置において、反動ピストン(19)の通過のための中央開口(18)を有するディスク(15)からなる空気圧ピストン補強部材を包含しており、このディスクが空気圧ピストン(9)に接続され、ジャンプスプリング(22)を配置した室をこのピストンとで画定し、ディスク(15)がその前部でプライマリピストン(3)に当接することを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項4記載のブレーキ装置において、ディスク(15)が空気圧ピストン(9)内に保持され、ディスクの後部で空気圧ピストンの肩部(16)に当接することを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項5記載のブレーキ装置において、ディスク(15)が、その外周部に、雄ねじを形成され空気圧ピストン(9)のシリンダ部の内面に設けた結合ねじにねじ込まれる前方突出円筒状スカート(17)を包含することを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項5記載のブレーキ装置において、ディスク(15)が、前部で、空気圧ピストン(9)の溝(9b)に固定される分割弾性リング(15a)によって保持されることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載のブレーキ装置において、伝達要素(T)が、比率制御装置(27)の通過のための中央開口(21a、40)を含むプレート(21、121)を包含し、このプレートが、反動ピストン(19)に対して一方の側面で当接し、弾性復帰手段(22)に対して他方の側面で当接することを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項4及び8記載のブレーキ装置において、プレート(21、121)が、空気圧ピストン(9)内でピストン補強部材(15)の後部まで移動できるように配置されていることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項8又は9記載のブレーキ装置において、プレート(21、121)が、プランジャディストリビュータ(10)に向かう少なくともその面に、プレートとプランジャディストリビュータ(10)との接触を弱める反動弱化手段(24)を包含することを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項10のブレーキ装置において、反動弱化手段(24)が、プレート(21、121)に結合され、プランジャディストリビュータ(10)に向かって後方に突出する少なくとも1つのバルジ(25a、25b)を有する多数の弾性材料(25)からなることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項11記載のブレーキ装置において、多数の弾性材料(25)が、前方に突出する他のバルジ(25c)を備えることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項8ないし12のいずれか1項に記載のブレーキ装置において、プレート(121)を案内する案内手段(39、41)が、プランジャディストリビュータ(10)に対してプレートを案内するために設けられていることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項13記載のブレーキ装置において、案内手段が、プレート(121)に固定され、プランジャディストリビュータに向かって突出する中央円筒状スリーブ(39)を包含し、このスリーブ(39)が、前部に開いているプランジャディストリビュータの盲孔(41)に摺動可能に収容されることを特徴とするブレーキ装置。
- 請求項14記載のブレーキ装置において、スリーブ(39)が、プランジャディストリビュータに設けられたプッシュロッド(42)及び比率制御装置(27)のための中央通路(40)を備えていることを特徴とするブレーキ装置。
- 可動隔壁(8)によって2つの空気圧室(7a、7b)に分割される剛性ケーシング(7)を包含しており、この可動隔壁が、手動操作部材(4)によって作動される弁(B)の作用のもとで室間の圧力差を受け、空気圧ピストン(9)を駆動することができる、請求項1ないし15のいずれか1項に記載の非常補助弁を備えたブースト式ブレーキ装置のための空気圧ブースタにおいて、非常補助弁のためのジャンプスプリング(22)がブースタ内に収容され、ジャンプスプリングの力を伝達する伝達要素(T)がブースタ(6)に設けられていることを特徴とする空気圧ブースタ。
- 請求項16記載のブースタにおいて、空気圧ピストン(9)が、前方に面する空所(9a)を有し、空気圧ピストンに接続されたピストン補強部材(15)が、この空所の前部に配置され、ジャンプスプリング(22)が空所の底部とプレート(21、121)との間の空所(9a)内に配置され、このプレートが、空気圧ピストン内を移動でき、ピストン補強部材(15)を介して前部で停止されることを特徴とするブースタ。
- 請求項17記載のブースタにおいて、ピストン補強部材(15)が、非常補助弁の反動ピストン(19)の通過のための中央開口(18)を備えるのに対し、プレート(21、121)が、非常補助弁の比率制御装置の通過のための中央開口(21a、40)を備えることを特徴とするブースタ。
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