JP4201325B2 - 物品洗浄方法及び装置 - Google Patents
物品洗浄方法及び装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4201325B2 JP4201325B2 JP2003029263A JP2003029263A JP4201325B2 JP 4201325 B2 JP4201325 B2 JP 4201325B2 JP 2003029263 A JP2003029263 A JP 2003029263A JP 2003029263 A JP2003029263 A JP 2003029263A JP 4201325 B2 JP4201325 B2 JP 4201325B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cleaning
- article
- nozzles
- cleaned
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/08—Cleaning containers, e.g. tanks
- B08B9/20—Cleaning containers, e.g. tanks by using apparatus into or on to which containers, e.g. bottles, jars, cans are brought
- B08B9/28—Cleaning containers, e.g. tanks by using apparatus into or on to which containers, e.g. bottles, jars, cans are brought the apparatus cleaning by splash, spray, or jet application, with or without soaking
- B08B9/30—Cleaning containers, e.g. tanks by using apparatus into or on to which containers, e.g. bottles, jars, cans are brought the apparatus cleaning by splash, spray, or jet application, with or without soaking and having conveyors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/08—Cleaning containers, e.g. tanks
- B08B9/083—Removing scrap from containers, e.g. removing labels
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B08—CLEANING
- B08B—CLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
- B08B9/00—Cleaning hollow articles by methods or apparatus specially adapted thereto
- B08B9/08—Cleaning containers, e.g. tanks
- B08B9/0861—Cleaning crates, boxes or the like
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning In General (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、樹脂ケース等の物品の表面に付着したラベルやラベル貼付用の糊などの頑固な付着物の除去に好適な物品洗浄技術に関する。特に、より少ない個数の噴射ノズルによって、物品の被洗浄面全体を的確に洗浄できるように改良した物品洗浄技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
流通過程などで物品の収容ケースとして使用される樹脂ケースは、表面にラベル等を貼付した状態で使用される場合が多く、使用後には回収してラベル等を除去した上で再使用されるのが一般的である。この種の樹脂ケース等の物品に対する洗浄手段として、偏平状の噴射流を形成する複数の噴射ノズルを使用し、それらの噴射ノズルから噴射される偏平状噴射流を相対移動する物品の表面に吹付けることによって被洗浄面全体を洗浄するものが知られている(特許文献1)。しかしながら、ラベルのケース表面からの剥離自体は手作業や高圧の噴射流の吹付けによって比較的容易であるが、ラベルの除去後に残るケース表面に付着したラベル貼付用の糊は更に強固にこびり付いており、これをきれいに除去することは技術的に簡単ではなかった。特に、完全に除去されていない糊の上に更に別のラベルが繰返し貼付された場合には、糊が益々強固にこびり付いてしまい、非常に強力な噴射流を使用しないと除去することはできなかった。この点では、前記従来技術においても例外ではなかった。そして、頑固な付着物の除去に必要な強力な噴射流を形成するには、それに適応し得る高級な噴射ノズルが要求されるばかりでなく、強力な高圧ポンプも必要となることから、その分、設備コストも高くついた。しかも、頑固な付着物を確実に除去するには、噴射ノズルと被洗浄面との間の距離をある程度小さくして大きな吹付け力を維持する必要があるため、個々の噴射ノズルの洗浄範囲は自ずと縮小されることになる。したがって、物品の全洗浄範囲を洗浄するために要する噴射ノズルや高圧ポンプの設置数も増加することから、この点でも設備コストが嵩むといった問題があった。
【0003】
【特許文献1】
特開昭52−103866号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、物品の被洗浄面に付着した付着物は、ラベル貼付用の糊のように強固にこびり付いた頑固な付着物に限られず、泥やほこり等の除去の容易なものもあり、その除去に必要とされる洗浄の難易度が異なる付着物が混在するのが一般的である。したがって、従来技術のように、複数の噴射ノズルを同一の吹付け条件で使用することは効率的ではなかった。本発明は、以上のような従来の技術的状況に着目して開発したものであり、複数の噴射ノズルを総合的な観点から洗浄の難易度に合わせて効率よく使用することにより、少ない個数の噴射ノズルにより全洗浄範囲を的確に洗浄し得る物品洗浄技術を提供し、もって噴射ノズルや高圧ポンプなどの設置数を削減して設備コストの低減を図ることを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明では、物品の相対移動方向に直交する方向に位置をずらして設けた複数の噴射ノズルから噴射される偏平状噴射流によって物品の全洗浄範囲を洗浄する物品洗浄技術において、前記噴射ノズルに対応するそれぞれの被洗浄領域における洗浄の難易度に応じて、それらの噴射ノズルと被洗浄面との間の距離を調整し、洗浄の困難な被洗浄領域に対しては噴射ノズルを近付け、洗浄の容易な被洗浄領域に対しては噴射ノズルを遠ざけることにより、個々の噴射ノズルの洗浄力を調整するとともに、物品の相対移動方向に直交する方向の各噴射ノズルによる洗浄範囲の位置を調整して個々の噴射ノズルの洗浄範囲を相互に補完することにより、少ない個数の噴射ノズルにより物品の全洗浄範囲を洗浄するという技術手段を採用した。すなわち、本発明では、噴射ノズルと被洗浄面との間の距離を調整して、それぞれの被洗浄領域における洗浄の難易度に応じて個々の噴射ノズルの洗浄力を調整するとともに、それらによって非洗浄範囲が生じるような場合には、物品の相対移動方向に直交する方向の各噴射ノズルによる洗浄範囲の位置に関する調整によって補完することにより、物品の全洗浄範囲をもれのないように洗浄するという技術手段を採用した。なお、ここで物品の全洗浄範囲とは、当該洗浄工程において洗浄の対象となっている被洗浄面全体の範囲をいう。因みに、前記噴射ノズルは、物品の相対移動方向に直交する方向に隣接する噴射ノズルとの間で、物品の相対移動方向に位置をずらして設けてもよい(請求項3)。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明に係る洗浄技術は、前述の樹脂ケースに限らず種々の物品の表面に付着した付着物を除去する場合に広く適用することができる。前記噴射ノズルや高圧ポンプとしては、その噴射ノズルを物品の被洗浄面に最も近付けた状態において、前述の樹脂ケースに強力にこびり付いたラベル貼着用の糊のように、洗浄の対象として想定する最も洗浄難易度の高い頑固な付着物を除去できる噴射流を形成し得るものを使用する。その設置数に関しては、当該洗浄システムにおいて想定する物品に付着する付着物の状況を勘案し、洗浄難易度の低い被洗浄領域を洗浄するに際して、対応する噴射ノズルを遠ざけた場合にカバーし得る洗浄範囲などを検討して、物品の全洗浄範囲を的確に洗浄し得るように、各噴射ノズルの位置関係を割出して算出することになる。この場合、本発明においては、洗浄難易度の高い被洗浄領域には対応する噴射ノズルのみが近付き、それによって縮小した洗浄範囲は、洗浄難易度の低い被洗浄領域に対応した被洗浄面から遠ざかった他の噴射ノズルの拡大された洗浄範囲によって補完されることから、従来技術の場合に比べて、物品の相対移動方向に直交する方向の噴射ノズル相互間の設置間隔を拡張して設置数を削減することが可能である。この噴射ノズルの設置数の削減と同時に高圧ポンプの設置数あるいは容量も削減できるので、その分、設備コストの低減を図ることができる。
【0007】
前記洗浄液の種類に関しては、水道水などの普通水や加熱した温水に限らず、更に界面活性剤などの適宜の洗浄剤を加えて洗浄力や殺菌力を向上させたものでもよい。さらに、噴射ノズルへ至る途中あるいは貯留部において洗浄液に適宜の粉粒体からなる研掃材などを加え、その物理的作用により剥離力を向上させることも可能である。噴射ノズルの種類に関しては、付着物の種類などに応じて、洗浄液からなる液体流を噴射する形態のものや、洗浄液に気体を混合して気液混合流を噴射する形態のものの採用が可能である。また、その噴射ノズルから噴射される噴射流の形状に関しては、偏平状の幅広の噴射流を噴射するものを使用する。噴射ノズルの噴射方向は、物品の相対移動方向に対して直交する方向でもよいし、物品の相対移動方向の上流側へ向くように傾斜させた方向でもよい。また、噴射ノズルから噴射される偏平状噴射流の向きに関しては、その偏平状噴射流の幅方向が物品の相対移動方向と直交するように垂直方向に向いた形態だけでなく、噴射ノズルをその軸線を中心に回転して、偏平状噴射流を斜めに傾斜させた状態で洗浄を行うことも可能である。洗浄の仕方に関しては、物品の一面ずつ洗浄する形態でもよいし、物品の両側面を同時に洗浄し、その下流側で物品の向きを水平方向に90度回転して同様の洗浄装置を用いて他の両側面を洗浄する形態でもよい。さらには、物品の四側面を同時に洗浄する形態も可能である。ただし、いずれの形態においても、本発明に係る洗浄装置としては、一面を洗浄する複数の噴射ノズルを単位として取扱うことになる。なお、個々の噴射ノズルの位置調整に関しては、以下の実施例のように手作業による形態のものでもよいし、送り機構等により自動化した形態のものでもよい。
【0008】
【実施例】
以下、図面を用いて本発明の実施例に関して説明する。図1は本発明の実施例における各噴射ノズルの洗浄状態を例示した概略説明図である。図中、1は洗浄の対象物品である樹脂ケース等の物品を示したものであり、紙面に対して垂直方向に搬送される場合を示している。2a〜2d及び3a〜3dは、物品1の左右両側に個々の設置高さを変えながら配設された噴射ノズルを示したものである。なお、本実施例では、噴射ノズル2a〜2d,3a〜3dは、その噴射流の幅方向が物品1の相対移動方向と直交するように設けられている。これらの噴射ノズル2a〜2d,3a〜3dは、それぞれ図示しない高圧ポンプに接続されており、所定圧に昇圧された洗浄液を噴射することにより洗浄を行うように構成されている。前述のように、噴射ノズル2a〜2d,3a〜3dに供給される洗浄液の圧力は、物品1に関して想定される最も洗浄難易度の高い頑固な付着物を除去できる噴射流を形成し得るように設定する。
【0009】
図示のように、本例では、物品1の両側面の、上から2番目の噴射ノズル2b,3bに対応する被洗浄領域に最も洗浄難易度が高い頑固な付着物が付着し、他の領域は洗浄難易度の高くない軽度の付着物が付着している場合を示した。因みに、洗浄難易度が高い頑固な付着物の位置は、一般的に物品1の種類によってラベルの貼付位置などがほぼ決ることから、同種の物品においてはほぼ一定している場合が多い。しかして、本例では、上から2番目の噴射ノズル2b,3bは、物品1の被洗浄面に近付いた状態にセットし、近い距離から噴射流を吹付けることにより洗浄難易度が高い頑固な付着物を除去する。その他の噴射ノズル2a,2c,2d,3a,3c,3dは、物品1の被洗浄面から遠ざかった状態にセットし、離れた距離から噴射流を吹付けることにより軽度の付着物を除去するとともに、それらの広い洗浄範囲により噴射ノズル2b,3bの小さな洗浄範囲を補完する。すなわち、全体の噴射ノズル2a〜2d,3a〜3dによって、洗浄難易度に応じた洗浄力により頑固な付着物及び軽度の付着物が効率的に除去されるとともに洗浄範囲が相互に補完され、物品1の全洗浄範囲が的確に洗浄されることになる。
【0010】
因みに、図1に示した本発明の場合と図2に示した従来技術の場合とを比較すれば明らかなように、本発明の場合には、同じ物品1を洗浄するために必要とされる噴射ノズルの設置数を左右両側で計2個の削減が可能である。これは、従来技術の場合には、付着物の洗浄難易度に関わらず、全ての噴射ノズル4a〜4e,5a〜5eが、洗浄難易度の高い頑固な付着物を除去し得る強力な噴射流で近い距離から物品1に吹付けるという非効率的な洗浄を行っていることに起因する。すなわち、従来技術の場合には、軽度の付着物に対しては必要以上に強力な洗浄力が付与される結果になり、しかも噴射ノズル4a〜4e,5a〜5eの全体を物品1に近付けるため、物品1の全洗浄範囲を洗浄するために必要とされる噴射ノズルの設置数が増えることになる。前述のように、頑固な付着物の除去に必要な強力な噴射流を形成するには、それに適応し得る噴射ノズルが要求されるばかりでなく、強力な高圧ポンプも必要とされ、その分、設備コストも高くつくことから、噴射ノズルの設置数の削減は大きな効果がある。特に、下流側で物品1の向きを変えて他の両側面を洗浄するために同様の洗浄装置を有する場合には、その効果も倍加される。
【0011】
図3は本発明の前記実施例における各噴射ノズルの他の洗浄状態を例示した概略説明図である。本例では、物品1の右側面の、上から3番目の噴射ノズル2cに対応する被洗浄領域と、左側面の、上から2番目及び3番目の噴射ノズル3b,3cに対応する被洗浄領域に最も洗浄難易度が高い頑固な付着物が付着するとともに、他の領域は洗浄難易度の高くない軽度の付着物が付着している場合を例示した。本例においては、右側の上から3番目の噴射ノズル2cと左側の上から2番目及び3番目の噴射ノズル3b,3cは物品1に近い位置にセットし、他の噴射ノズル2a,2b,2d,3a,3dは物品1から遠い位置にセットして洗浄を行う。なお、図示したように、場合に応じて噴射ノズル3aと噴射ノズル3dとの間で更に物品1からの距離を変化させることも可能である。以上のように、物品1に対する洗浄難易度が高い頑固な付着物の付着位置が変動した場合には、その位置変動に応じて噴射ノズルの位置を調整することになる。
【0012】
次に、図4〜図6により更に具体化した本発明の実施例に関して説明する。図4は本発明の一実施例の要部を示した正面図であり、図5はその平面図、図6はA−A矢視図である。図示のように、本実施例では、樹脂ケースからなる物品1の右側面を洗浄するため、物品1のガイドレール6〜10の右側方に噴射ノズル2a〜2dを配設した場合を例示した。これらの噴射ノズル2a〜2dは、それぞれ縦方向に幅広の偏平状噴射流を形成し、図4に示したように、それらの4つの偏平状噴射流によって物品1の右側面の上下方向の全幅をカバーする。前記噴射ノズル2a〜2dは、それらの噴射ノズル2a〜2dに洗浄液を供給する供給管11a〜11dの途中を壁板12に固着された略コ字状の支持部材13に形成した上下方向の長孔14a〜14dを介して固着することにより、物品1と各噴射ノズル2a〜2dとの間の距離及びそれらの個々の設置高さを調整し得るように構成した。すなわち、供給管11a〜11dを長孔14a〜14dに挿通して、両面からナット15,16により締付け固定する際に、供給管11a〜11dの軸方向の締付け位置を調整することにより物品1と各噴射ノズル2a〜2dとの間の距離を調整できるとともに、長孔14a〜14dに対する締付け位置を調整することにより各噴射ノズル2a〜2dの高さを調整することができる。なお、それらの長孔14a〜14dは、図6に示したように、それぞれ支持部材13に対して上下方向及び水平方向に位置をずらして形成してあり、上述のように各供給管11a〜11dを挿通して両面からナット15,16により締付けることにより、個々の噴射ノズル2a〜2dが、図4及び図5に示したように上下方向及び水平方向に間隔をあけた状態にセットされることになる。したがって、噴射ノズル2a〜2dの個々の高さは、長孔14a〜14d自体の高さ方向のずれを前提に、長孔14a〜14dに対する締付け位置の調整により設定することになる。なお、図5中の17はガイドレール7の接続部を示したものである。
【0013】
しかして、物品1を洗浄する際には、当該物品1におけるラベルの貼付位置等を勘案して、図1及び図3に関連して説明したように、物品1と各噴射ノズル2a〜2dとの間の距離が付着物の洗浄難易度に対応するとともに、個々の各噴射ノズル2a〜2dの洗浄範囲を相互に補って物品1の上下方向の全幅をカバーできるように各噴射ノズル2a〜2dの位置をセットした上、物品1を搬送しながら洗浄を行うことになる。図4はその洗浄状態の一例を示したものであり、このようにすれば、より少ない個数の噴射ノズルにより物品1の全洗浄範囲に対して効率的かつ的確に洗浄することが可能である。因みに、本実施例では、右側の噴射ノズル2a〜2dのみを示したが、図1及び図3にも例示したように、左側の噴射ノズル3a〜3dに関しても、同様の設置が可能なことはいうまでもない。さらに、下流側において物品1の向きを水平方向に変えて、同様の洗浄装置により他の側面を洗浄するように構成することも可能である。
【0014】
【発明の効果】
本発明によれば、個々の噴射ノズルに対応するそれぞれの被洗浄領域における洗浄の難易度に応じて、それらの噴射ノズルと被洗浄面との間の距離を調整し、個々の噴射ノズルの洗浄力を調整するとともに、個々の噴射ノズルの洗浄範囲を相互に補完するという技術手段を採用したので、個々の噴射ノズルがより効率的に機能することから、より少ない個数の噴射ノズルによって物品の全洗浄範囲を的確に洗浄することができる。したがって、噴射ノズルや高圧ポンプなどの設置数を削減して設備コストの低減を図ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例における各噴射ノズルの洗浄状態を例示した概略説明図である。
【図2】 従来技術における各噴射ノズルの洗浄状態を例示した概略説明図である。
【図3】 本発明の実施例における各噴射ノズルの他の洗浄状態を例示した概略説明図である。
【図4】 本発明の実施例の要部を示した正面図である。
【図5】 同実施例の平面図である。
【図6】 図5のA−A矢視図である。
【符号の説明】
1…物品、2a〜2d,3a〜3d,4a〜4e,5a〜5e…噴射ノズル、6〜10…ガイドレール、11a〜11d…供給管、12…壁板、13…支持部材、14a〜14d…長孔、15,16…ナット、17:ガイドレールの接続部
Claims (3)
- 物品の相対移動方向に直交する方向に位置をずらして設けた複数の噴射ノズルから噴射される偏平状噴射流によって物品の全洗浄範囲を洗浄する物品洗浄方法において、前記噴射ノズルに対応するそれぞれの被洗浄領域における洗浄の難易度に応じて、それらの噴射ノズルと被洗浄面との間の距離を調整し、洗浄の困難な被洗浄領域に対しては噴射ノズルを近付け、洗浄の容易な被洗浄領域に対しては噴射ノズルを遠ざけることにより、個々の噴射ノズルの洗浄力を調整するとともに、物品の相対移動方向に直交する方向の各噴射ノズルによる洗浄範囲の位置を調整して個々の噴射ノズルの洗浄範囲を相互に補完することにより、少ない個数の噴射ノズルにより物品の全洗浄範囲を洗浄することを特徴とする物品洗浄方法。
- 物品の相対移動方向に直交する方向に位置をずらして設けた複数の噴射ノズルから噴射される偏平状噴射流によって物品の全洗浄範囲を洗浄する物品洗浄装置において、前記噴射ノズルはそれぞれ物品の被洗浄面との間の距離を調整可能に設けられるとともに、物品の相対移動方向に直交する方向の洗浄範囲の位置を変更可能に設けられ、それらの噴射ノズルに対応するそれぞれの被洗浄領域における洗浄の難易度に応じて前記距離を調整することにより、個々の噴射ノズルの洗浄力を調整するとともに、前記洗浄範囲の位置を調整して個々の噴射ノズルの洗浄範囲を相互に補完することにより、少ない個数の噴射ノズルにより物品の全洗浄範囲を洗浄し得るように構成したことを特徴とする物品洗浄装置。
- 前記噴射ノズルは、物品の相対移動方向に直交する方向に隣接する噴射ノズルとの間で、物品の相対移動方向に位置をずらして設けた請求項2に記載の物品洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003029263A JP4201325B2 (ja) | 2003-02-06 | 2003-02-06 | 物品洗浄方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003029263A JP4201325B2 (ja) | 2003-02-06 | 2003-02-06 | 物品洗浄方法及び装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004237214A JP2004237214A (ja) | 2004-08-26 |
JP4201325B2 true JP4201325B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=32956484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003029263A Expired - Fee Related JP4201325B2 (ja) | 2003-02-06 | 2003-02-06 | 物品洗浄方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4201325B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008296081A (ja) * | 2007-05-29 | 2008-12-11 | Tokyo Food System:Kk | シール剥がし機 |
KR101832242B1 (ko) * | 2016-11-30 | 2018-02-26 | 홍경만 | 실린더헤드 세척장치 |
DE102018221811A1 (de) | 2018-12-14 | 2020-06-18 | Krones Ag | Waschmaschine |
-
2003
- 2003-02-06 JP JP2003029263A patent/JP4201325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2004237214A (ja) | 2004-08-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI244719B (en) | Substrate processing apparatus and substrate cleaning unit | |
JP5362623B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JP4201325B2 (ja) | 物品洗浄方法及び装置 | |
CN1919470B (zh) | 处理液供给喷管和基板处理装置 | |
JP3550277B2 (ja) | 基板処理装置 | |
JP2504916B2 (ja) | 基板洗浄装置 | |
KR100684048B1 (ko) | 유체분사장치 | |
JP4201324B2 (ja) | 洗浄装置 | |
JP2010051839A (ja) | 洗浄装置 | |
US20190039101A1 (en) | Specific device for cleaning electronic components and/or circuits | |
US7694376B2 (en) | Cleansing module for fluid-supply apparatus | |
JP2004275849A (ja) | 洗浄装置 | |
KR101388505B1 (ko) | 대면적 기판용 세정장치 | |
KR20080059691A (ko) | 대면적 기판 세정장치 | |
JP2001104897A (ja) | 超音波洗浄装置及び洗浄方法 | |
JP2006122784A (ja) | 基板洗浄方法および基板洗浄装置 | |
JP5717244B2 (ja) | 基板処理装置及び基板処理方法 | |
KR101611333B1 (ko) | 분수식 초음파 세정 장치 | |
JP2007160283A (ja) | 基板洗浄装置 | |
JP2005087804A (ja) | 容器及び管状体の洗浄方法 | |
KR20130131924A (ko) | 디스플레이 기판 세정장치 | |
JP2700046B2 (ja) | 洗浄機 | |
CN1695818A (zh) | 冲洗喷嘴和洗净设备 | |
US11534804B2 (en) | Systems and methods to clean a continuous substrate | |
KR100809596B1 (ko) | 기판 세정 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050927 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080704 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080828 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20081003 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20081006 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4201325 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017 Year of fee payment: 5 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |