JP4200544B2 - 視覚障害者対応タッチパネル式入力装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動販売機、自動精算機、金融企業の接客用自動処理機等、接客用途に使用されるタッチパネル式入力装置に関し、特に、視覚障害者の利用に最適な視覚障害者対応タッチパネル式入力装置である。
【0002】
【従来の技術】
近時、自動販売機、自動精算機、金融企業の接客用自動処理機等が、これら業務にコンピュータ処理が採用されるのに対応して、無人接客窓口の入力装置として、タッチパネル式入力装置が使用されるようになってきている。
特に、金融企業の接客用自動処理機等には、その用途に対応してパネル部の表示が変わり、変化したパネルに対応し表示部をタッチすると、その表示部に関するデータが入力されるように形成されている。
このようなタッチスイッチの構造としては、次のような手段が考えられている。
▲1▼単純にタッチパネルを並べる手段。
▲2▼表示部の表面に、各スイッチの位置に対応させて直角方向に2組の光センサを配備し、同時に2組の光センサが遮蔽されたスイッチ部で入力する手段。
▲3▼表示部の表面に各スイッチの位置に対応させて直角方向に2組の透明に形成したマトリクス状の線状タッチスイッチを形成し、同時に2組のタッチスイッチがタッチされたスイッチ部で入力する手段。
しかしながら、これら各入力手段は、いずれも眼の健常な、いわゆる、晴眼者に適応する入力手段であって、視力の不自由な視覚障害者にとっては使用することができなかった。
そのために、視覚障害者によっても使用可能なタッチスイッチ式の入力装置が望まれていた。
【0003】
このような目的のための技術として、特開平9−120254号公報に開示の先行技術がある。
この先行技術のものでは、視覚障害者を指示する指示手段が操作されると、タッチ入力操作面を点字入力操作面に切り換え、点字入力操作面に入力された入力操作位置を検出する手段を設けるようにし、入力操作位置を検出するためには、点字入力操作面に指先が一定時間接触することによって、入力された座標位置を特定するか、確定ボタンを押下げることによって、次の入力操作面に手動で切り換えることにより入力操作するような手段を提案している。しかし、この先行技術のものでは、例えば、タッチ時間によって入力するようにすると、慣れない人だと点字を探る時間が長くなるというような問題があって、誤動作する危険性が大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、従来のものの上記課題(問題点)を解決し、上記先行技術のものよりも優れた視覚障害者対応タッチパネル式入力装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明に基づく視覚障害者対応タッチパネル式入力装置においては、タッチパネル表面を移動可能に透明部と点字構成部とを有して環状に形成した軟式シートでカバーするように形成し、一対のローラにより軟式シートを展張しながら移動を可能とし、晴眼者が使用する場合はタッチパネル表面に透明部が位置し、視覚障害者が使用する場合は、所定の操作によって点字構成部がタッチパネル表面に位置するように構成し、軟式シートとタッチパネル表面との間に空隙を設けると共に、軟式シートを一対のローラにより所定のテンションで展張することにより、点字構成部を触診してもタッチパネルに対してスイッチが操作されるだけの圧力がかからないように構成した。
また、複数の表示を切り替え使用されるタッチパネルにおいては、軟式シートに複数の点字構成部を形成し、視覚障害者が使用する場合は、所定の操作によってタッチパネルの表示に対応する点字構成部がタッチパネル表面に位置するように構成することも考えられる。
【0006】
上記の視覚障害者対応タッチパネル式入力装置において、点字構成部を形成した点字シートの裏面に各スイッチ部を区切るように凸状の格子を形成するのが望ましい。
上記のように構成すると、従来の晴眼者用のタッチパネル式入力装置を容易に視覚障害者対応可能なタッチパネル式入力装置に改造でき、視覚障害者にも容易にタッチパネル式入力装置を操作することができる。
また、軟式シートの裏面に各スイッチ部を区切るように凸状の格子を形成すると誤動作する危険性はない。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明に基づく視覚障害者対応タッチパネル式入力装置の実施の形態を図を参照して詳細に説明する。
第1の実施の形態:
図1は、視覚障害者対応タッチパネル式入力装置(以下入力装置と略称する)の1例を示していて、同図(A)は入力装置の構成を示す概略側面図、同図(B)はタッチ面の概念を示す平面図である。
同図において1は入力装置の表面を示し、2は表面パネル、2Aは表面パネルに開口して設けたタッチパネル部である。
3は入力装置としてのタッチスイッチ、3aはこの入力装置に対応して設ける夫々の単位表示部である。4は透明で所定の弾性を備え、エンドレスに形成した軟式の点字シートである。5A、5Bは点字シート4を所定のテンションで展張しながら移動を可能にするローラであって、ローラ5Bには駆動用のモータ6が結合されている。
【0008】
点字シート4はタッチパネル部2Aの横寸法よりも所定幅広く、縦寸法よりも所定長さより長い2面が形成され、1面は透明でタッチパネルの表面を透過して見えるように構成され、晴眼者が操作する場合に使用される。
他の1面には、表面に向けてタッチパネルの単位表示部3aに対応させて点字を設けた操作点字部4aが設けられ、視覚障害者が操作する場合に使用する。
点字シート4とタッチスイッチ3との間には適切な空隙4dを設けるように構成している。従って、点字シート4に設けた点字を触診してもタッチスイッチ3にはスイッチが操作されるだけの圧力はかからない。
この目的のために、軟式のシート材の特性とも対応し、前述したようにローラ5A、5Bには点字シート4を所定のテンションで展張するようにすると共に、必要に応じてその他の点字シート保持機能を設けても良いことはいうまでもない。
【0009】
上記の構成において、図2に示すように、常時は透明部がタッチパネル部2Aに現れていて晴眼者が操作するように設定されている(ステップ0)。
視覚障害者が図示しない所定の操作スイッチを操作する(ステップ1)と、操作点字部4aがタッチパネル部2Aに現れて視覚障害者の操作に対応するように設定される(ステップ2)。
点字シート4の弾性とシート4とタッチスイッチ3の表面との間隙4dによって、点字を操作する場合はタッチスイッチは機能しない(ステップ3)が、点字の内容を確認して強く押し込むと(ステップ5)、タッチスイッチが機能して、目的とする操作が実行される(ステップ6)と共に、モータ6が駆動されて、透明部がタッチパネル部2Aに現れて晴眼者が操作するように設定される。
【0010】
第2の実施の形態:
第1の実施の形態では操作画面が1画面だけの場合であったが、第2の実施の形態の場合は、操作機能が複数の機能を複合している場合、即ち、操作画面が操作機能の切り替えに対応して転換される場合である。以下本実施の形態について、図3を参照して説明する。
同図は図1(A)と同様、入力装置の構成を示す概略側面図、同図(B)はタッチ面の概念を示す平面図である。図3(A)において、3Aは、例えば、線状のタッチスイッチ部を各操作画面のスイッチ対応部で交差するように縦方向と横方向に形成した透明面を形成する入力装置としてのタッチスイッチ部である。晴眼者のためのタッチスイッチ部7は、各種の操作画面を転換できるように、液晶か、CRTを適用し、図示しない制御機能によって表示が転換されるようになっている。
【0011】
第1の実施の形態で示した点字シート4はエンドレスに構成したように説明したが本実施の形態で示す点字シート4Aは、2本のローラ5Cの夫々に巻き取るように構成している。従って、前述のようにタッチスイッチ部がCRTのような奥行きの深い表示機能に構成された場合にも対応できる。
ローラ5Cは夫々図示しない制御装置によって制御されるモータ6Aによって駆動され、所定の操作点字面がタッチパネル部2Aに現れる。
本実施の形態においては、晴眼者による通常の操作では、第1の操作画面での操作が完了すると、図示しない制御機能の働きで、タッチスイッチ部7の表示機能の表示画面が前記の操作によって選択された操作画面に転換される。以降、このような操作の繰り返しによって操作が完了される。
本実施の形態も前述した第1の実施の形態と同様に操作されるが、視覚障害者が図示しない所定の操作スイッチを操作すると、図示しない制御装置によってモータ6Aが制御されて点字シート4Aが移動し第1の操作画面に対応する第1の操作点字面がタッチパネル部2Aに現れて視覚障害者の操作に対応するように設定される。また、第1の操作点字面の操作をすると、操作点字面は、図示しない制御機能に制御されるモータ6Aの働きで、点字シート4Aが移動し前記の操作によって選択された操作点字面に転換される。以下、同様な操作の繰り返しによって操作が完了される。
操作が完了すると、晴眼者用の待機状態に戻る。
なお、点字シート4Aを適切な張力で展張するために、図示しない支持機構を設け、或いは2個のモータを逆方向にトルクを出力させるように制御するようにしても良いことは当然である。
【0012】
第3の実施の形態:
第1又は第2の実施の形態においては、点字シート4、4Aの材質とテンションとによって、点字を触診しても、タッチスイッチとしてのタッチパネルが機能しないようにすると説明したが、この機能を向上する手段を第3の実施の形態として図4を参照して説明する。
同図(A)は点字シートのタッチ面の概念を示していて、同図(B)は入力装置の構成を示す概略側面図であるが、文字シ−トの駆動機能は前述の各実施の形態と同様に構成すれば良いので、図示を省略している。
本実施の形態においては、点字シート4Bは所定の弾性と透明度を有する材質で形成し、表面の所定位置に点字を設けることは、前述した第1、第2の実施の形態と同様であるが、点字シート4Bには点字を形成した反対面に、操作画面のスイッチ対応部、即ち、点字を設けた各単位区画4Baを囲んで、縦方向及び横方向の小突起4Bb、4Bcを設けている。このタッチスイッチ部の機能は、第1の実施の形態で説明したような晴眼者に対応させた表示機能と共通に形成させても、第2の実施の形態で説明したような、夫々を別要素によって構成させても良い。
本図においては、タッチスイッチ部の表示部7Aのみを別の符号で示し,その他の符号は図1、図2と相当の機能は同一の符号を使用して説明を省略する。
同図において、点字を触診している場合は、小突起4Bb、4Bcの厚みでタッチスイッチはタッチされない。点字を確認して強く押すと、小突起4Bb、4Bcはタッチスイッチの表面で外方向にスリップして対応するタッチスイッチのみが押され、機能する。よって選択された操作が実行される。
上記の説明では、点字シート4Bの点字を形成した反対面に突起を設けるように説明したが、糸を格子状に構成して点字シートと表示面間に配置しても、表示面に突起を形成させても良いことは当然である。
【0013】
第4の実施の形態:
第4の実施の形態は、操作機能が複数の機能を複合している場合に対する、前記とは別の操作点字面が操作機能(操作画面)の切り替えに対応して転換される例で、以下図5を参照して説明する。
同図は図1(A)と同様、入力装置の構成を示す概略側面を示していて、前述した各図と相当の要素機能は同一の符号を使用して詳細説明は省略する。
同図において、11iは夫々の操作機能に対応して点字を設けた点字シートである。
即ち、第1乃至第3の実施の形態では、各操作点字部を1枚のシートを透明部と分割して設けた例について説明したが、本実施の形態では各操作点字面を個別の点字シート11iに分割している。
同図において、11Aは操作画面に対応する点字シート11iを選択する垂直軸シリンダ、11Bは操作画面に対応する点字シートを操作画面上に送出する水平軸シリンダである。
シリンダの駆動は、図示しない制御機能によって、選択された操作画面に対応して所定の駆動機構、例えば、リニアパルスモータによってシリンダを駆動して点字シートを選択移動し、水平軸シリンダ11Bによって操作画面上に送出する。
従ってこの操作画面上に送出された点字シートによって所望される操作が実行される。
なお、本実施の形態においても、第3の実施の形態で説明したような、格子状の突起を点字パネル裏面に設けるようにしても良いことは当然である。
また、2本のシリンダによって点字シートを選択するように説明したが、各シートをガイドに沿って駆動されるように構成し、ワイヤその他の手段で駆動機構と対応した手段で移動できるようにしても良い。
【0014】
第5の実施の形態:
前述した第1乃至第4の実施の形態では各種タッチスイッチを使用した例について説明したが、第5の実施の形態では、タッチスイッチを光センサに替えた例で、以下図6を参照して説明する。
同図(A)はタッチ面の概念を示す平面図で、同図(B)は入力装置の構成を示す概略側面図であるが、図4(B)同様シ−トの駆動機能等は前述の各実施の形態を参照して構成すれば良いので図示を省略し、前述した各図と相当の要素機能は同一の符号を使用して詳細説明は省略する。
ただし、本実施の形態においては、前述した第1乃至第4の実施の形態で説明したいずれの点字シートを使用しても良いので、点字シートの符号を4Cと記している。7Bはタッチパネルの表示部で、例えば液晶から構成されている。
同図において、31aと31c、31bと31dは夫々対向して配置され、各操作画面のスイッチ対応部で交差するように縦方向と横方向に形成した対を形成するスイッチ対応部の数だけ線状に形成した光センサである。
光センサは後述する機能を満足すれば、反射型でも透過型でも良い。
また、8は操作点字面の選択用プッシュスイッチ、9は点字入力用プッシュスイッチである。
各プッシュスイッチ8、9は、同図(B)への図記は省略している。
【0015】
本構成において、図2に示したフロー同様、常時は2Aには、晴眼者が操作するように表示されている。この状態において、画面の所定位置を指で選択すると、この位置で交差している2本の光センサが機能して、画面上で選択された機能が実行される。
視覚障害者が選択スイッチ8を操作すると、第1の操作点字面が2Aに現れて視覚障害者の操作に対応するように設定される。この状態において、点字面の所定位置を指で選択すると共に点字入力スイッチ9を操作すると、この位置で交差している2本の光センサが機能して、画面上で選択されたデータが入力して対応機能が実行される。
複数操作画面を必要とする場合は、上記の操作を順次実行することによって目的が達成される。
選択スイッチ8と点字入力スイッチ9は、図に示すように配置位置を確実に離反させるか又はスイッチ頭部の形状を異ならせることの一方の構成或いは双方の構成を適用することによって、誤操作を無くすことが可能である。
【0016】
上述の各実施の形態の説明は、本発明の技術思想を実現するための基本構成を示したものであって、本発明を適用する自動販売装置等に必要とする操作機能の条件に対応して、適当に改変し、または、組み合わせて活用するようにしても良いことは当然である。
例えば、第1の実施の形態では、操作点字面が1面であるように説明したが、この技術の適用システムと、タッチスイッチ等の使用要素機能との対応で複数面構成するようにしても良いし、逆に第2の実施の形態では、操作点字面が複数面であるように説明したが、1面の場合に適用しても良い。
【0017】
【発明の効果】
本発明は、視覚障害者が使用する場合は、所定の操作によって、タッチパネル表面に点字操作面が現れるようにしたので、この視覚障害者対応タッチパネル式入力装置を適用した自動販売装置等は、下記に示すような優れた効果が得られる。
(1)従来の晴眼者用のタッチパネル式入力装置を容易に障害者対応可能なタッチパネル式入力装置に改造できる。
(2)視覚障害者にも容易にタッチパネル式入力装置を操作できる。
(3)軟式の点字シートの裏面に各スイッチ部を区切るように凸状の格子を形成すると、点字の操作とプッシュが明確に区別できる他、誤って、隣の点字部がプッシュされる危険性がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく視覚障害者対応タッチパネル式入力装置の第1の実施の形態を説明する概略構造図であって、同図(A)は入力装置の構成を示す概略側面図、同図(B)はタッチ面の概念を示した平面図である。
【図2】本発明の作用を説明する概略フロー図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を説明する入力装置の概略構造図であって、同図(A)は入力装置の構成を示す概略側面図、同図(B)はタッチ面の概念を示した平面図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態を説明する入力装置の概略構造図であって、同図(A)はタッチ面の概念を示した平面図であって、同図(B)は入力装置の構成を示す概略側面図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態を説明する入力装置の構造を説明する概略側面図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態を説明する入力装置の概略構造図であって、同図(A)はタッチ面の概念を示した平面図、同図(B)は入力装置の構成を示す概略側面図である。
【符号の説明】
1:入力装置の表面
2:表面パネル
2A:タッチパネル部
3:タッチスイッチ
4:シート
4、4A、4B、4C:点字シート
5A、5B、5C:ローラ
6、6A:モータ
7:タッチスイッチ部
7A、7B:表示機能
8:選択用プッシュスイッチ
9:入力用プッシュスイッチ
11i:点字シート
11A、11B:シリンダ
31a、31c、31b、31d:光センサ
Claims (3)
- タッチパネル表面を移動可能に透明部と点字構成部とを有して環状に形成した軟式シートでカバーするように形成し、一対のローラにより前記軟式シートを展張しながら移動を可能とし、晴眼者が使用する場合はタッチパネル表面に透明部が位置し、視覚障害者が使用する場合は、所定の操作によって点字構成部がタッチパネル表面に位置するように構成し、前記軟式シートと前記タッチパネル表面との間に空隙を設けると共に、前記軟式シートを前記一対のローラにより所定のテンションで展張することにより、前記点字構成部を触診しても前記タッチパネルに対してスイッチが操作されるだけの圧力がかからないように構成したことを特徴とする視覚障害者対応タッチパネル式入力装置。
- 前記タッチパネルには、複数の表示を切り替え使用し、軟式シートには、複数の点字構成部を形成し、視覚障害者が使用する場合は、所定の操作によってタッチパネルの表示に対応する点字構成部がタッチパネル表面に位置するように構成したことを特徴とする請求項1に記載の視覚障害者対応タッチパネル式入力装置。
- 点字構成部を形成した軟式シートの裏面に各スイッチ部を区切るように凸状の格子を形成したことを特徴とする請求項1又は2に記載の視覚障害者対応タッチパネル式入力装置。
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JP14969898A JP4200544B2 (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 視覚障害者対応タッチパネル式入力装置 |
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JPH11338342A JPH11338342A (ja) | 1999-12-10 |
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