JP4199677B2 - データをネットワーク上のコンピューターにストリームするためのシステム及び方法 - Google Patents

データをネットワーク上のコンピューターにストリームするためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

本発明はネットワークサーバーからネットワーク上のパソコン(PC)等の1つまたは複数のクライアント装置への、同時性のデータの伝送に関する。詳細に述べると、本発明は仮想ディスクエミュレーション及び所望のデータのブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを利用することによってクライアント装置の遠隔操作を促進する。いくつかの実施例において、前記データはネットワークサーバー上に存在し、1つまたは複数のクライアント装置をブートまたは初期設定するために使用されるオペレーティングシステム(O/S)、ハイバネーション、及びアプリケーションファイルを含む。
コンピューターネットワークはオフィスや企業の他の環境においてパソコン(PC)を相互接続するために使用されている。PCの使用の拡大とともに、コンピューターファイルの共有化及びインストール後の各PCの管理の促進に対する要求が増している。多数のPCから成るネットワークにおいて、組織が、各PCを実際に訪問及びサービスするためのIT用人員を保有することは非常にコストがかかることである。このようなコストを抑えるために、ソフトウェア及びコンピューターの製造業者はソフトウェア製品をネットワークサーバーで集中的に維持し、ネットワークを介して各クライアントPCに所望のソフトウェアをダウンロードするための技術を開発している。
ネットワーク中心的(network-centric)コンピューター化はまた、PCアーキテクチャに新しい要求を課している。組み込み型のシステムは通常小型かつ安価で、特定の目的の装置に専用の物として設計されている。PCはそれらの寿命の異なった時期において、多様な異なった役割を果たせるような、拡張可能な汎用型のコンピュータープラットフォームである。現在の組み込み型システムの多くの形式は、「通信プロトコル」と呼ばれるルールの組に従ってネットワーク上でデータパケットを送信することによって、それらが他のインテリジェント型装置と相互作用することを可能にする通信メカニズムに接続されている。サーバーとクライアント等の、ネットワーク上の2つのコンピューターが互いに通信するために、各コンピューターは特定のネットワークに対する適当な通信プロトコルを使用しなければならない。本発明はネットワーク通信のために標準的なTFTP(trivial file transport protocol)及びDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)を利用する。
組み込み型のインテリジェント接続された装置の設計者及び製造者はコストを削減し、管理性及び信頼性を向上させ、展開を促進し、装置内の知的財産を保護するための方法を模索している。これらを達成する1つの方法はクライアントPCがネットワークからブート(または、起動)される能力を導入することである。PCのブートプロセスの目的は必要なオペレーティングシステム要素をロードし、ハードウェア装置を初期化し、ユーザーにアプリケーションを提示すことである。これは長い処理であり、通常の条件下において、ハードウェアまたはソフトウェアの初期設定の変化及び認可されたユーザーの変化を考慮する必要がある。ネットワークブートは、PCに関連した(または、PCに直接接続した)ハードウェアが固定的であり、クライアントPCの役割がたびたび変化しない状況により適している。ネットワークブートはPCのハードディスクの除去を可能にし、ソフトウェアコンテントの中央管理を促進する。現状のネットワークの帯域(10/100Mbs及び1Gbs)はクライアントPCのローカルハードディスクの速度に達していないので、クライアントPCのオペレーティングシステム(O/S)の遠隔的な「コールドブート」は効率的ではなく、非常に時間がかかる。さらに、ネットワークの有効な帯域幅及びネットワークサーバーのリソースは多数のクライアント装置を同時にブート(「ブートストーム」)しようとしたときにさらに悪化する可能性がある。「コールドブート」のために必要な長い時間は通常の組み込み型装置の認知及び挙動の魅力を奪う。したがって、ネットワークサーバー等の、中央のリポジトリからネットワーク上の複数のクライアント装置への所望のデータの伝送をスピードアップするスケーラブルな(または、拡張及び縮小が容易な)方法が要求されている。
従来技術のシステムは、ネットワーク上のブートイメージからクライアント装置を遠隔的にブートすることに関連した長いブート時間を解決するための手法を提示している(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、この特許は各クライアントPCのローカル格納媒体に格納されたハイバネーションイメージから再生し、一種のリセットにしたがうことを教授している。この手法はクライアントPCがハイバネーションの前にPCの所望の状態の全ての再設定を実施することを必要とし、サーバーが多数のクライアントPCが接続されたネットワーク上で、対応する複数のクライアントPCに複数のハイバネーションイメージを個々に転送するのでネットワークの衝突を引き起こす可能性がある。
従来のシステムには、サーバーへのネットワーク接続を介してクライアントコンピューター上の32ビットPCオペレーティングシステム(O/S)をブートするためにディスクエミュレーションを使用する装置及び方法を使用しているものもある(例えば、特許文献2参照)。詳細に述べると、この特許はクライアントのO/Sがそれ自体でネットワーク処理を実施することができるようになるまで、「ガタピシモード(thunking)」と呼ばれる、ウィンドウズ9xO/Sの32ビット保護モード処理とBIOSによって使用される16ビットリアルモードとの間での(各ディスクI/Oコールでの)スイッチングの方法を教授している。この方法及び装置はO/Sを含むクライアントPC上で望まれるソフトウェアアプリケーションの完全なイメージのダウンロードによる、サーバーからのウィンドウズ95等のO/Sのブートに特に適している。しかしながら、この特許は特定の好まれる実施例においてハイバネーションファイルを含む、所望のデータの、ネットワーク上の複数のクライアントPCへのブロードキャスティングまたはマルチキャスティングを考えに入れていない。
米国特許第6101601号明細書 米国特許第5974547号明細書
本発明の目的は、ネットワーク上に接続されたネットワークサーバー及び1つまたは複数のクライアントコンピューターから成るネットワークシステムにおいて、ネットワークサーバーから1つまたは複数のPC上のO/Sを素早くブートするためのシステム及び方法を提供することによって、上述の問題を解決することである。
本発明はネットワークサーバーから1つまたは複数のクライアントPCへのデータのストリーミング(または、データの転送)のための装置及び方法を提供する。データはネットワークサーバーに関連した(または、サーバーに直接接続した)格納装置の複数のセクターから予め決められた様式で回復(または、検索)されてもよい。動作中、1つまたは複数のクライアントPCは複数のセクターのダウンロードに対する対応する数の要求(または、リクエスト)を発行する。要求は一時的にクライアントPCの各々のローカルディスクの動作をエミュレートするサーバーに転送(または、送信)される。サーバーはサーバーに関連した(または、サーバーに直接接続した)仮想ハードディスクから所望のデータを、要求しているクライアントに同時的に(または、同期的に)ブロードキャストまたはマルチキャストする。サーバーは好まれるものとして、所望のデータへの送信の前の、予め決められた勧誘期間中(または、インビテーション期間中)にダウンロード要求を受諾する。
特定の実施例において、エミュレーションはクライアントPCの各々に存在するエミュレーションコードを実行することによって達成される。好まれるものとして、エミュレーションコードは各クライアントPCのネットワークインターフェースカード(NIC)上に存在する実行時前ブート環境(PXE(pre-execution boot environment))コードである。代替的な実施例において、エミュレーションは実行されたときに割り込み操作プロシジャー(Int 13h)によってディスクアクセス制御を引き受け、所望のデータを要求する、ネットワークサーバーからダウンロードされた独創的なブートコードの結果である。もう1つの実施例において、エミュレーションは(好まれるものとして、ウィンドウズ2000、NT、またはXPである)O/Sの一部、及び、同様にクライアントのネットワークインターフェースの制御を引き受け、所望のデータを要求する、ネットワークサーバーからダウンロードされた2つの独創的なドライバーを実行することによって各クライアントPCで達成される。
ストリームされるデータ(または、転送されるデータ)はネットワークサーバーからダウンロードを要求しているクライアントPCへの、同時的なバーストモードでのブロードキャストまたはマルチキャストであってもよい。それゆえ、データは各クライアントPCに冗長的に送信されるのではなく、ネットワークサーバーから一度だけ送信されればよい。データセクターは各クライアントで受信されるので、それらは独創的なドライバーによって予めアロケートされたデータキャッシュにキュー登録(または、キューイング)される。これは各クライアントがO/Sデータストラクチャー、ドライバー、及び(または)アプリケーションを初期化する等の、他の動作に専念することを可能にする。
特定の実施例において、本発明は仮想ディスクエミュレーション及び、サーバーから1つまたは複数のクライアントへ予め設定されたディスクイメージの一部をマルチキャストまたはブロードキャストするためのストリーミング法(または、データ転送法)を利用することによって、ネットワークサーバーから1つまたは複数のクライアントPC上のO/Sをブートするためのシステム及び方法を提供する。独創的なドライバーは、1つの機能として、再ブート処理を完了するために必要なO/Sファイルを集合的に(または、共同的に)構成するディスクイメージの一部(複数のセクター)のブロードキャストまたはマルチキャストを受信(または、受諾)することによって、各クライアントPCが使用可能な状態に回復(または、再生)することを援助するように動作する。ブート処理の初期段階でのディスクアクセスに対する要求は最初に、PXEサービスを使用することにより各クライアントからネットワークサーバーにリダイレクトされる(または、向け直される)。PXEコードは各クライアントとサーバーとの間の初期仮想接続の確立を援助し、サーバーがもう1つのクライアントのドライブとして認識されることを可能にするだろう。PXEコードは付加的なエミュレーションコードのダウンロードを援助し、それ(すなわち、ダウンロードされたエミュレーションコード)は次に、送信されるディスクイメージの一部のダウンロードを援助するO/Sコードをダウンロードする。ブート処理の初期段階中、クライアントO/Sにサポートされたネットワークアクセスを与えるために不十分なO/S要素がロード及び起動される。結果として、クライアントのハードディスクアクセス要求はInt 13hハンドラー及びダウンロードされたエミュレーションコードを介して操作される。O/Sのブートの約25%において、O/Sは独創的なドライバーを使用してサーバーとの通信の制御を引き受け、BIOS Int 13hサービスに対する必要性を効果的に回避する。
もう1つの実施例において、本発明のネットワークサーバーから1つまたは複数のPC上のO/Sを素早くブートするためのシステム及び方法はハイバネーションファイルを使用する。この実施例において、ストリームされるデータはハイバネーションイメージ及び複数のO/Sファイルを含むハイバネーションファイルを含む。ストリーミング処理自体はハイバネーションの機能性に全く依存しないが、この実施例における1つまたは複数のPCはハイバネーションをサポートするO/Sを動作させる必要がある。そのようなシステムはマイクロソフトウィンドウズ2000及びXPを含む。同期性のストリーミング法を利用するネットワークブートのさらなる記述は本出願人の国際公開第03/090109号「System for and Method of Network Booting of an Operating System to a Client Computer Using Hibernation」に記載されており、それの内容全体は本願にも参照として取り込まれる。
本発明はクライアント装置がハードディスクとともに構成されなくてもよいので、必要とするハードウェアが少ない。本発明はまた、クライアントPCが同一の所望のデータをダウンロードすることを可能にする。これは各クライアントが同一のO/Sやアプリケーションの複製を実行する必要がないので、各クライアント装置の維持を容易にする。例えば、ソフトウェアのアップグレードはクライアントPCの数にかかわらず、単一のディスクイメージまたはデータセクターの特定のグループでのみ実施されることを必要とする。ストリーミングデータは複数のクライアントにブロードキャストまたはマルチキャストされるので、例えば、多数のクライアントが同時にブートしようとしたとき等の、トラフィックのピーク時に、ネットワークのトラフィックが大幅に減少される。したがって本発明の解決法は増大する数のクライアントPCをブートするために必要なリソースが少ないので、非常にスケーラブル(または、拡張及び縮小が容易)である。
以下に、本発明の特定の好まれる実施例を図面とともに説明する。
本願で使用される用語「MBR(Master Boot Record)(または、マスターブートレコード)」、「ストレージドライバー(または、格納装置ドライバー)」、及び「ネットワークフィルタードライバー」は出願人によって開発されたブートストラッピングソフトウェアモジュールを意味する。出願人以外の人によって開発されたソフトウェアモジュールを差別化するために、「O/S」等の従来の慣例的なモジュール名を採用する。また、用語「仮想ドライブ」、「ブートドライブ」及び「サーバードライブ」は以下の記述において同義的に使用される。
図1に示されているネットワークコンピューター環境は企業のネットワークまたはクライアント/サーバーコンフィグレーションであってもよく、そこにおいて、PC2のいずれかがファイルサーバーまたはネットワークサーバー4として機能してもよい。ネットワークサーバー4は比較的小さいPCから大きなメインフレームを含む、通常のタイプのシステムであってもよい。以下に説明する特定の実施例において、サーバー4は1つまたは複数のバス16によって接続された1つまたは複数の中央処理ユニット(CPU)6、ハードディスク8、それ自体のBIOS18を備えたリードオンリーメモリー(ROM)10、ランダムアクセスメモリー(RAM)12、及びネットワークアダプター14を備える中間的なコンピューターである。当業者にとって明白であるだろうが、BIOS18はネットワークサーバー内の構成要素間の情報の伝達を援助する基本的なルーチンの組である。以下に説明する特定の実施例において、ネットワークサーバーのハードディスク8はO/Sローダー(例えば、NTLDR)やユーティリティーファンクションファイル(例えば、WIN32.SYS)、または、1つまたは複数のハイバネーションファイル20、セクターシーケンスファイル22、MBR(マスターブートレコード)24等の多様なマイクロインストラクションコードの組、ストリーミングモジュール26、及び、少なくともネットワークフィルタードライバー30及びストレージドライバー(または、格納装置ドライバー)32を含むO/SMBR28等のO/Sファイルを格納する。
選択的に、1つまたは複数の付加的なサーバー34がネットワークに接続され、第1サーバー4及びクライアントPC2と通信してもよい。マルチサーバーネットワークの場合、クライアントモジュール36(例えば、HPPC)が第1サーバー4内に存在し、クライアント装置2からの要求への応答で、どの付加的なサーバー34がクライアントアドレッシング情報及びダウンロード情報を含むかを指定してもよい。
1つまたは複数のクライアント装置2はネットワーク上のネットワークルーターまたはネットワークスイッチ38を介してサーバー4に接続される。物理的な接続はケーブル、スイッチ式電話線、無線及び赤外線スペクトルで動作するワイヤレス装置、及び他の手段を含む多様な形式のいずれであってもよい。クライアント装置及びサーバーは標準的な通信プロトコルを使用して互いにデータを伝送する。O/S40は適当な数のO/Sモジュール及びO/Sドライバーが起動した後、各クライアント装置の物理的な機能または設備を管理する。各クライアント装置はインテルコーポレイションによって製造されているx86ファミリーマイクロプロセッサー等の、CPU42を備えている。各クライアントはまた、BIOS48を格納しているROM46及びRAM50を含むローカルメモリー44、ローカル格納装置(または、ローカルストレージ)52、及びシステムバス56によってCPUに接続しているネットワークアダプター54を含む。
図1はまた、適当な数のセクターがダウンロードされ、それらが含むコードが実行された後の、クライアントのRAM50の一部を図示している。示されているように、RAM50はダウンロードされたO/S40、O/Sドライバー76、O/Sローダー78、O/Sユーティリティーファンクションファイル(例えば、WIN32.SYS)72、ネットワークフィルタードライバー30、ストレージドライバー(または、格納装置ドライバー)32、及びO/Sネットワークスタック68を含んでもよい。いくつかの実施例において、RAM50はまた、ハイバネーションファイル20を含んでもよい。
図2を参照すると、各クライアントのネットワークアダプター54は好まれるものとして、クライアントのハードウェアとネットワークとの間にデータリンクを与えるネットワークインターフェースカード(NIC)である。各NIC54はクライアントシステムバス56に接続するためのバスインターフェース58、ネットワークに接続するための1つまたは複数のネットワークコネクター60を含む。ネットワークコネクター60はLANまたはWANに対応するものであってもよい。NIC54にはまた、NICの固有デスティネーションアドレスを格納するためのランダムアクセスメモリー(RAM)62及び、PXEエミュレーションコード66を格納するための選択的ROM(OPROM)64が備えられている。デスティネーションアドレスは各クライアント2がネットワーク上の他のコンピューターによって個々にアドレッシングされることを可能にする。
複数のクライアントへの所望のデータの同期的ストリーミング
上述したように、本発明は1つまたは複数のクライアント2によって発行されたリード要求(または、リードリクエスト)への応答で、ローカルディスクを透明(または、透過的)にエミュレートし(すなわち、クライアントの利用者からその介在が意識されないようにエミュレートし)、サーバーの「仮想ドライブ」8に存在するデータセクターの組の内容をブロードキャスティングまたはマルチキャスティングすることによって、ネットワークサーバーから1つまたは複数のクライアント2へデータをストリーム(または、データを転送)するためのシステム及び方法を与える。データはネットワークサーバー4に関連した(または、ネットワークサーバー4に直接接続した)格納装置内の複数のセクターから予め決められた様式で回復(または、検索)されてもよい。動作中、特定のデータのダウンロードが必要な1つまたは複数のクライアント2は所望のデータを集合的に(または、共同的に)構成する複数のセクターのダウンロードに対する要求(または、リクエスト)を発行する。ここで、異なった組のクライアントが異なったデータのダウンロードを要求してもよいことに注意しなければならない。要求はサーバーに転送され、サーバーは各クライアントのローカルディスクの動作を透明にエミュレートする。ネットワークサーバー4のストリーミングモジュール26は「仮想」格納装置から、要求しているクライアントの組に所望のデータをブロードキャストまたはマルチキャストする。ストリーミングモジュール26は好まれるものとして、所望のデータを送信する前に、予め決められた勧誘期間(または、インビテーション期間)の間、ダウンロード要求を受諾する。
図4は本発明に従った同期的データストリーミングに対する処理400を図示しているフローチャートである。ここで、以下の説明は同一のデータのダウンロードを必要としているクライアントの単一の組に対して記載されていることに注意しなければならない。これは本発明の理解を容易にするためであり、本発明を制限するためではない。当業者にとって明白であるだろうが、同期的ストリーミング法はネットワークサーバーから異なったデータのダウンロードを同時に要求しているクライアントの複数の組に対しても応用可能である。
ステップ402において、特定のデータのダウンロードを所望している各クライアントは初期の要求を発行する。所望のデータはサーバーの仮想ドライブ8に存在する多様なアプリケーションファイル、O/Sファイル、ブートプログラム、またはハイバネーションファイルであってもよい。これらの要求がサーバー4に発行されるとともに、サーバーはPXEコード66及びダウンロードされたMBR33のコードの実行を介して、または、ネットワークフィルター及びストレージドライバーと共にO/SMBR28のコードの実行を介して、ブートアップ(boot up)の多様な段階中に、クライアントのローカルディスク52をエミュレートする。
ステップ404において、サーバーのストリーミングモジュール26は予め決められた勧誘期間中に初期要求を発行している各クライアント2'を登録する。登録された各クライアントはストリーミングモジュール26からのデータパケットを待つ。
ステップ406において、ストリーミングモジュールはサーバー4上でセクターシーケンスファイル22を探す。セクターシーケンスファイル22は所望のデータを含んでいるデータセクターへのアクセス及びデータセクターのブロードキャストまたはマルチキャストの順序(オーダー)を決定する。セクターシーケンスファイル22が見つからない場合、プログラムフローは後で説明されるセクターシーケンスファイルを記録するためのラーニング処理(または、学習処理)450に進む。
ステップ408において、セクターシーケンスファイル22が見つかった場合、ストリーミングモジュール26はバーストモードで所望のデータを登録されたクライアント2'にブロードキャストまたはマルチキャストする。データパケットは好まれるものとして固定速度で送信される。
ステップ410において、登録された各クライアント2'によって受信されたデータパケットは転送レート及びクライアントのブート処理速度の差を補正するために固定長のキューに格納される。ネットワーク及びストレージドライバーは受信したデータを各クライアント内に予めアロケートされた、メモリー上の大型の一時的区分(「データキャッシュ」)にロードする。登録された各クライアントは、それが正常に受信したデータパケットを追跡する(または、場所を記録する)。これは送信されたデータパケットに連番を付けることによって実施されてもよい。
ステップ412において、登録された各クライアント2'はサーバーに、最も最近のN個のパケットが正常に受信されるように試みられたことを示す、アクノリッジメント(または、受け取り信号)を送信する。クライアントのアクノリッジメントの目的はローカルクライアントのバッファーがオバーランされていないことを確実にすることである。
ステップ414において、ストリーミングモジュール26は所望のデータが全てアクセスされ、それらのコンテント(または、内容)が送信されたことを確認する。これらの処理が完了していない場合、ステップ408及びステップ410は完了するまで繰り返される。
ステップ416において、所望のデータが全て送信されている場合、ストリーミングモジュールは送信が完了したことを示すメッセージを送信する。しかしながら、この時点において、全てのクライアントが情報の全てのブロックを問題なく受信していなくてもよい。すなわち、いくつかのパケットがなんらかの理由によって欠落していてもよい。また、いくつかのクライアントが送信の開始を見逃してもよい。
ステップ418において、登録されたクライアント2'の各々は所望のデータパケットの全ての送信が成功したことを示すメッセージ、または、見逃されたパケットの再送信に対する必要性を示すメッセージによって、ストリーミングモジュール26に応答してもよい。
ステップ420において、ストリーミングモジュール26は見逃されたまたは欠落した送信データパケットに対する必要性を示す、登録されたクライアント2'から受信された応答に基づいてパケットの再送信のリストを編集し、効果的に順序付ける。あるいは、パケットの再送信のリストは(ステップ414の前に)データパケットの送信中に、決められた数のバイト数ごとに繰り返し編集されてもよい。ステップ422において、ストリーミングモジュール26は必要なデータパケットを個々に、登録されたクライアント2'に再送信してもよい。この時点で、ほとんどのクライアントは受信したデータパケットの処理をしているので、ネットワークの帯域幅は大きく、それゆえ、個々の再送信はブート時間またはネットワークのトラフィックに対して認識可能な程度の影響を与えないだろう。
ステップ424において、ダウンロードされたデータが正常に処理された後、キャッシュのために事前に確保されたメモリーのアロケートが解除される。
上述したように、ストリーミング処理400の長所は、各クライアントにおいて、クライアントのO/SがO/Sのデータストラクチャー、ドライバー、またはアプリケーションの初期化に専念している間、O/Sがデータを必要とする前にデータパケットをメモリーに予めロードすることによって将来必要となるO/Sのデータが既に準備されているだろうということである。ストリーミングモジュール26はクライアントがパケットを利用できる状態になる前に、クライアントにパケットをブロードキャストまたはマルチキャストし、ブートアップ時間の依存性をパケットの送信時間からクライアントのブート処理時間に移す。
特定の実施例において、ストリーミングモジュール26は送信されるべき仮想ドライブセクターのコンテントの順序を決定するためにセクターシーケンスファイル22を利用する。セクターシーケンスファイル22は同期性のストリーミング処理を着手する前に、サーバー4上に格納されることが予期されるが、これが行われない場合、セクターシーケンスファイル22は以下に説明されるラーニング処理(または、学習処理)450中に生成されてもよい。
ストリーミングモジュール26がセクターシーケンスファイル22を見つけられない場合、ラーニング処理450が実行される。1つの実施例において、セクターシーケンスファイルはO/Sがディスクイメージ送信を完了するためにリードしなければならない、セクターのリストから成る。もう1つの実施例において、セクターシーケンスファイルはセクターのリストだけではなく、リストされたセクター内に含まれる、シーケンシャルに格納された実際データを含んでもよい。もう1つの実施例において、セクターシーケンスファイルは、要求を発行しているクライアントの異なった組への異なったデータの組の同時的な(または、同期的な)ストリーミングがサポートされるように、複数のセクターリスト及び対応するセクターデータを含む単一のファイルから構成されてもよい。実際のデータを格納することの利点は、シーケンシャルファイルのリードがランダムなリードに比べ極めて速く、それにより、サーバーのドライブスループットが増大し、複数のクライアントへの複数のストリームをより効果的にサポートする能力が増大することである。これの1つの結果は学習されたデータの全てがクライアントに送信されるまで、学習した実際のデータがセクターシーケンスファイルから独占的にリードできることである。この時点の後、サーバーは仮想ドライブイメージの使用に戻ることができる。
ステップ426において、ストリーミングモジュール26は登録されたクライアント2'から1つのクライアントを選択する。ステップ428において、選択されたクライアントに対して、それ自体に対する慣例的なディスクアクセス要求を発生することが許可されるとともに、ストリーミングモジュールは新規のセクターシーケンスファイルに、選択されたクライアントがそれの所望のデータのダウンロードを満たすために生成した全てのセクターアクセス要求(及び、いくつかの実施例においては、要求されたデータ自体)を記録する。ステップ430において、選択されたクライアントは、それがダウンロードを完了したことをストリーミングモジュール26に知らせる。この時点で、新規のセクターシーケンスファイルは仮想ドライブ8に格納され、ステップ408でストリーミング処理が再開される。以下に、ネットワークのブートアプリケーションにおけるストリーミング処理の使用を説明する。ネットワークブートとの関連においてセクターシーケンスファイル22を作成するためにラーニング処理450が要求された場合、選択されたクライアントに対して、独創的なMBR24及びドライバー(30及び32)を使用して慣例的にブートすることが許可されるとともに、ストリーミングモジュール26は新規のセクターシーケンスファイルに選択されたクライアントがブート中に生成した全てのセクターアクセス要求(及び、いくつかの実施例においては、要求されたデータ自体)を記録する。
ブートNIC(BootNIC)基本アーキテクチャ
本発明は、クライアントコンピューターが素早くブートするために必要とされる、ネットワークサーバーの「仮想」ドライブ上のデータセクターからアクセスされる同期的なデータのストリーミングのためのシステム及び方法を与える。特定の実施例において、クライアントコンピューターがダウンロードすることを必要とするデータセクターはブートのために必要なブートプログラム及びO/Sファイルを集合的に(または、共同的に)構成する。他の特定の実施例において、データセクターは付加的に1つまたは複数のハイバネーションファイルを含む。特定のデータのダウンロードを必要とする各クライアントは初期の要求を発行する。これらの要求はサーバー4に発行され、サーバーはPXEコード66及びダウンロードされたMBR33のコードの実行を介して、または、ネットワークフィルター及びストレージドライバーと共にO/SMBR28のコードの実行を介して、ブートアップの多様な段階中に、クライアントのローカルディスク52をエミュレートする。換言すると、クライアント上のO/Sの完全なネットワークブートとの関連において、同期的なストリーミング処理400はO/Sドライバーが初期化される前と後で、(いくつかの意味のある差異とともに)基本的に繰り返される。これは、O/Sブート処理が仮想ドライブ8からファイルをダウンロードするために、ブート処理の初期の段階中に割り込みハンドラープロシジャー(または、割り込みハンドラー処理)を使用するのに対し、その後、それらが初期化された後にストレージドライバー32及びネットワークフィルタードライバー30を使用するためである。これは実質的に同等なタスクを実行するために2つの解決法を必要とすることを意味する。
各クライアントがブートするとき、それらはPXEサービスを使用して最初にサーバー4と通信を行う。PXEコード66は各クライアントとサーバーとの間に、初期のエミュレートされる「仮想ドライブ」接続を確立する。PXE(実行時前ブート環境)サービスはMBR(マスターブートレコード)コード33がリード要求をサーバーに送ることを可能にし、それによって、サーバーに存在するブートファイルまたはハイバネーションファイル20が、各クライアントのCPU42によって、ローカルクライアントのハードディスク52に格納することができる複数のデータセクターとして認識されることを可能にする。ブートストラッピングの初期の段階中、BIOS割り込みハンドラーサービスはリアルモードでのみ動作するので、エミュレーションはMBRコード33のリアルモードの実行によって与えられる。処理の後半は、O/Sのカーネルコード及び(ガタピシモード(thunking)が発生しない)保護モードでのみ実行されるストレージドライバー32及びネットワークフィルタードライバー30によってエミュレーションが与えられる。
図3はネットワークフィルタードライバー30及びストレージドライバー(または、格納装置ドライバー)32がネットワークサーバーからダウンロードされ、実行された後の、クライアントのローカルメモリー44の一部をブロック図で図示している。ネットワークフィルタードライバーの唯一の役割はブートNICに特有(BootNIC specific)であるデータパケットを特定するために、クライアントのNIC54を介してネットワークからO/Sネットワークスタック68に送られる全てのデータパケットを監視し、前記特有のデータパケットがネットワークスタック68に送られないように遮断し、代わりにそれらのパケットをストレージドライバー32に送ることである。ストレージドライバー32は次に、マウントマネジャー(Mount manager)、ボリュームマネジャー(Volume manager)、及びパーティションマネジャー(Partition manager)等の、格納のための役割を持つウィンドウズの多様なマネジャー70と通信する。ネットワークデータパケットがブートNIC特有(BootNIC specific)でない場合、データパケットは影響を受けずにO/Sネットワークスタック(Network stack)68に送られる。当業者にとって明白であるだろうが、データパケットには以下の3つの異なった種類がある。(1)ブロードキャストパケット、ネットワーク上の全てのコンピューターにアドレッシングされるパケット。(2)マルチキャストパケット、2つ以上であるが、必ずしもネットワーク上の全てのコンピューターではない、コンピューターにアドレッシングされるパケット。(3)直接アドレス指定パケット、特定のクライアント装置だけにアドレッシングされるパケット。本発明に従うシステムはこれらのいずれのデータパケット送信手段を利用してもよい。
本発明は、クライアントが(オペレーティングシステムの有無にかかわらず)事前ブート環境(PXE)でネットワークと相互作用するための、予想可能で相互運用可能な方法を作成するための努力の結果である、事前ブート実行環境(PXE(pre-boot execution environment))として知られている、広く利用されているスペックの長所を利用する。PXEの現在のバージョンはWired for Management(WfM)のインテル主導産業イニシアチブとして確立されたものである。PXEはインテルアーキテクチャーベースのシステムのブートファームウェアとともに事前ブート(pre-boot)サービスの共通及び首尾一貫的な組を確立する、以下の3つの技術を包含する。(i)クライアント2がネットワークのIPアドレスのアロケートを要求し、結果的に、ネットワークブートサーバー4からブートストラッププログラム(MBR24及びO/SMBR28)のダウンロードを要求するための一律的なプロトコル。(ii)BIOS48またはブートストラッププログラムによって利用可能なサービスの首尾一貫的な組を構成するクライアント2のファームウェア環境の事前ブートで利用可能なAPIの組。(iii)クライアントPCでPXEプロトコルを実行するための事前ブートファームウェアを始動する標準的な方法。
PXEスペックの使用はクライアントのNIC54がブート装置として働くことを可能にする。それはまた、BIOS48がPOST処理前または処理中にOPROM64上に格納されたNICコードを直接的に使用することを可能にする。本発明は、特定の実施例において、選択的にブートサーバーディスカバリー(boot server discovery)のPXE特徴の長所を利用する。この特徴を使用することにより、ブートクライアント2はリモートブートの初期段階中にクライアント2に与えられる利用可能なブートサーバーのリストから適当なブートサーバー4または34を発見(または、ディスカバリー)することができる。ブートサーバーの種類はクライアントのシステムアーキテクチャーの種類または各クライアントの固有のIDに基づいてインフォメーションテクノロジーアドミニスター(information technology administrator)によって割り当て及び維持されることができる。PXEはサーバー4と通信するために動的ホスト構成プロトコル(DHCP)及びトリビアルファイル転送プロトコル(TFTP)を使用する。PXEがクライアントのブートを可能にしたとき、それはDHCPサーバー4からIPアドレスを取得する。そして、クライアント2はクライアントにブートサーバーのリストを与えるDHCPサーバー4を発見してもよい。図1には、ブートサーバーとして動作してもよい、付加的なサーバー34が示されている。しかしながら、本発明の説明を容易にするために、本発明の同時的なストリーミング処理の実施例は単一のクライアントの組が同一のデータのダウンロードを要求する、単一のサーバー4のネットワークの実施例との関連で説明されている。
あるいは、DHCP及びPXE法の代わりに、(フレキシビリティー及びコンフィグレーションの容易性が減少するが)静的なIPアドレスを有する、BOOTP可能なクライアントを使用することもできる。
ネットワークハイバネーションイメージからのストリーミングブート
本願において用語「ハイバネーション」はPCが「ポーズ(または、休止)」した状態でPCの電力がオフにされることを意味する。PCがオフにされている間、電力はそれの全てまたはほとんどの構成要素から除去される。そして、PCがオンに戻されると、または「再開」されると、PCはそれがオフされたときと同じ状態の通常の動作に戻る。Microsoft Corpの米国特許No.6,209,088等に記載されている「ハイバネーション機能」はPCがオフされる直前に呼び出され、全てのプログラム実行を中断し、PCの全ての状態情報を非揮発性の格納装置に「ハイバネーションイメージ」としてセーブする。「再開機能」は揮発性メモリーから実行され、通常、O/S及び(または)O/Sによって始動されるアプリケーションプログラムによって使用されるのと同じ実行可能アドレス空間から実行されるコードによって実施される。以下に説明する本発明の特定の環境において、「ハイバネーションファイル」はO/Sドライバー等のO/Sファイル及び、ハイバネーション機能の始動の前にPCの揮発性メモリーに読み込まれる初期化ファイルを含む。
本発明は、もう1つの側面において、クライアントPCのためのO/Sファイルを有するハイバネーションイメージ20を格納しているサーバー4から1つまたは複数のクライアント2にO/Sをブートするための改善されたシステム及び方法を与える。各クライアントのCPU42はDRAMまたは他の種類の揮発性電子メモリー等の、アドレス可能なメモリーからのインストラクション(または、命令)のみを実行する。このアドレス可能なメモリーを初期化するため、少量のPXEコード66がNIC54上のOPROM64に与えられる。PXEコード66はMBRコード24をリードするために、クライアントのローカルディスクをエミュレートするネットワークサーバー4に要求が発行されることを可能にする。ダウンロードされたMBRコード33はさらなるディスクのエミュレーションを可能にし、O/SMBR28の最初の部分がサーバーからクライアントに送信され、そこで、DRAMにロードされるように要求する。次に、O/SMBR28はO/Sの残りの部分のダウンロード及び初期化を行い、そして、それらの残りの部分はハイバネーションファイル20をダウンロードする。ここで、本発明の範囲のシステムのいくつかにおいては、異なった組のクライアントがハイバネーションファイルの異なったブートファイルのダウンロードを要求してもよいことに注意しなければならない。出願人は本発明の同期性ストリーミングがネットワーク上のO/S40のブートに必要な時間を従来の標準的なO/Sのローカルブートに対して50%以上減少させることができることを観測した。
ハイバネーショントランザクションプロトコルは2つの部分から成る。最初の半分はブートドライブ8にハイバネーションイメージを生成することであり、第2の半分はハイバネーションファイルからの実際の再開(または、回復)である。
本発明のブートアップ(boot up)の開始の前に、サーバー4に存在するハイバネーションファイル20は直接的な様式で生成される。クライアントPCが所望の状態に設定された後、ハイバネーションファイル20にハイバネーションイメージを生成するためにハイバネーション機能が利用される。ハイバネーションファイル20は次に、サーバーのブートドライブ8に送信される。あるいは、ハイバネーション処理はハイバネーションファイルがサーバーのブートドライブに直接セーブされるように実行されてもよい。ハイバネーション機能は全てのドライバーに対してパワーダウンするように命令するが、ストレージドライバー32だけはWIN32.SYS72をローカルメモリー50にキャッシュし、メモリーのコンテントをファイルHIBERFIL.SYS(O/Sローダーが再開時に正当性をチェックするファイル)にライトした後に、O/Sの要求によってパワーダウンする。ブート処理を始動する前に実施されることが好まれるもう1つのステップはブートドライブ8にMBR24エミュレーションコードを格納することである。
ウィンドウズのアーキテクチャにおいて、ドライバーは「タイプ」を呈することが要求され、1つのドライバーが同時にストレージドライバーとネットワークドライバーとなることができないので、ウィンドウズのアーキテクチャはサーバーと通信するために1つのドライバーではなく、2つのドライバー、ストレージドライバー32とネットワークフィルタードライバー30とを必要とする。ウィンドウズ2000及びXPのハイバネーションの実行は1つのO/Sドライバーだけがストレージドライバーと通信することが要求されると仮定しており、したがって、ハイバネーション処理が2つ以上のO/Sドライバーをサポートすることを可能にするためのメカニズムを与えていない。現在利用可能な標準的なO/Sドライバーはネットワーク上のファイルから再開するように記述されていないので、それらは上手く動作しないだろう。ローカルドライブからの標準的な再開において、O/Sストレージドライバーはローカルハードディスクとの通信方法だけを知ることが要求される(そして、実際にそうなっている)。
ストレージドライバー32はNICドライバー74の電力ハンドラー(power handler)に対するディスパッチアドレス(dispatch address)をストレージドライバー自体のハンドラーで置き換えることによってNICドライバー74の(ディスパッチルーチンdispatch routine)に「フック(hook)」する。ストレージドライバー32は次に、オリジナルのNICドライバー電力ハンドラールーチンを呼び出してもよい。
ブート処理は多くの処理から成るが、一般的に、1つのプログラムが事前のプログラムに対してより高度なプログラムを開始させることを含む。本発明の独創的な方法の主要なステップはBIOS初期化、PXE初期化、MBRロード及びInt 13hリダイレクション、ハイバネーションイメージのロード、及びO/Sの再開(または、回復)である。ここで、これらの解決法はウィンドウズ2000に特化したものであるが、以下に記載されるステップはこれらの解決法を他のオペレーティングシステムに拡張するための一般的な枠組を要約したものである。
図5を参照すると、パワーアップ直後、クライアント2のBIOS48の初期化はパワーオン/セルフテスト(POST(power-on/self-test))シーケンスの実行(ステップ502)とともに開始される。各クライアントはそれ自体のIPアドレスを確認するためにDHCPディスカバリー要求をブロードキャストする。このプロトコル(及び他のプロトコル)をサポートするサーバーのO/Sは、ネットワークサーバー4であっても、そうでなくてもよい、(クライアントがそこから)ブートされるサーバーのアドレスとともにこれらのパラメーターを戻す。仮想ブートドライブ8はネットワークサーバー4(または、代替的なブートサーバー34)に関連した(または、サーバーに直接接続した)非揮発性の格納装置を備えてもよい。ドライバーの種類はフロッピーディスク、ハードディスク、磁気テープ、DVD、CD−ROM、及びフラッシュROMを含む。仮想ブートドライブ8となるために、装置はO/Sファイルまたは、ダウンロードされることが意図されるマイクロインストラクションコードを含むハイバネーションファイルのコピーを保持しなければならない。
POST中、CPU42はOPROM64がクライアント2に存在するかを決定するためにバス56上でアドレスをチェックする。OPROMが見つかった場合、CPUはOPROM上の全てのハードウェア初期化ルーチンを処理し、NIC54を使用可能な状態に初期化する(ステップ504)。OPROMコードは次に、PXEコードを初期化する(ステップ506)。OPROMコードはまた、ハードディスク52のリード及びライトを制御する割り込み13hハンドラーサービスを介して、BIOSブート処理に「フック(hook)」する。PXEコードを使用して、NIC54の制御を引き受けることにより、OPROM64のコードはサーバー4と通信し、サーバーのハードディスク8がサーバーに対するディスクのリード及びライトのリダイレクションを介して、クライアント2のローカルハードディスク52を透明にエミュレートすることを可能にする。
POSTシーケンスの終了時に、BIOS48はO/Sのブートを開始するだろう。BIOSはサーバーの仮想ドライブ8の最初のセクター(シリンダー0、ヘッド0、セクター1)をリードする(ステップ510)。最初のセクターはO/S40をブートするための付加的なエミュレーションコードを含むMBR(マスターブートレコード)24を格納する。MBR24のコードは慣例的にO/Sの製造者によって供給されるが、以下に説明するハイバネーション再開処理を容易にするために、付加的なエミュレーションコードを開発する必要がある。MBRコードはクライアントのメモリーにロードされた後に実行される(ステップ512)。MBRのコードはネットワークサーバーと通信するためにPXE66を使用し続け、全ての格納装置アクセス要求を取得するために割り込み13hをフックし、ブート処理の初期の段階中にサーバーの仮想ハードディスク8へのライトを防止する(ステップ514)。リード要求は好まれるものとして、上述された同期的ストリーミング法400を使用して処理される。リード要求はオリジナルのInt 13hBIOSルーチンには送られず、代わりにPXEがネットワークサーバー4からデータを受信するためにMBRによって使用される。リード要求はMBRコードによって履行され、要求はネットワークサーバーからダウンロードされたデータとともに要求の発行元に戻される。ディスクライトは異なった様式で操作される。MBRコードはライトを実施しないが、正常なライトを示す信号をディスクライトの要求の発行元に戻す。ライトはオリジナルのInt 13hBIOSルーチンにも送られない。
MBRコードは次に、図1において「ウィンドウズ2000MBR」として示されているような、O/S製造者によって開発されたO/SMBR28をダウンロードする。各クライアント2のMBRコード33は、OPROM64が要求を調べるための機会を持つ前に、それのInt 13hベクトルのフッキング(hooking)を介してローカルディスクのリードに対する全ての要求を取得する。ダウンロードされたMBR88は次に、O/SMBR28をダウンロードするために、PXE66を使用して要求をネットワークサーバーに転送する(ステップ516)。
ステップ518において、ネットワークサーバー4はサーバーの仮想ドライブ8から、O/SMBR28を集合的に(または、共同的に)構成するデータパケットをO/SMBRのダウンロードを要求している各クライアント2に同期的にストリーム(または、データ転送)する。ストリーミングモジュール26は勧誘期間中にO/SMBRのダウンロードの要求を出した、全てのクライアント2へのダウンロードに対する登録を行う。勧誘期間は全てのクライアントに登録の機会を与える、予め決められた時間間隔を持つ。ストリーミングモジュール26は次に、リード要求元として最初のクライアントを指定する。すなわち、そのクライアントだけが、全ての登録されたクライアント2'に次のデータセクターのコンテントが転送されるための、ストリーミングモジュール26のリード要求を生成することを許可される。ストリーミングモジュール26は次に、登録されたクライアント2'の全てにアクセスし、リード要求元の識別及びO/SMBR28を集合的に格納する仮想ドライブ8のセクターのグループの第1のセクターのコンテントを同時的に送信する。ストリーミングモジュールは次に、O/SMBRのセクターのグループの全てのセクターが送信されたかを決定する。さらなるセクターが送信されることが必要な場合、かつ、2つ以上の登録されたクライアントが存在する場合、ストリーミングモジュールは新規のリード要求元を指定する。次に、ストリーミングモジュールは次のセクターにアクセスし、新規のリード要求元の識別とともに、それのコンテントを登録されたクライアント2'の全てに同時的に送信する。新規のリード要求元を指定するステップは好まれるものとして、順繰りに実施される。すなわち、各送信ラウンド後に、登録された1つのクライアントが順番に仮想ドライブのリード要求を生成する役割を引き受け、他の指定されていないクライアントはデータの送信を単に待つ。ストリーミング処理400はO/SMBR28全体が送信され各クライアントにロードされるまで繰り返され、その時点で、ダウンロードされたO/SMBRはネットワークインターフェース54の制御及び要求生成処理を引き受ける。
ここで、各リード要求はどの登録されたクライアントが発行したかにかかわらず、同一であることに注意しなければならない。それゆえ、MBRコードによって実施されるリード要求は密集行進法(lock-step)の様式で進行する。各クライアントは同一の仮想ドライブからリードを要求し、既に仮想ドライブからダウンロードされた同一のMBR28を実行しているので、各リード要求は同一となるだろう。
図5を参照すると、ステップ520において、各登録されたクライアント2'は送信されたO/SMBRのセクターを受信及び格納する。受信したデータセクターはRAM50に格納される。各セクターは連番とともに送信されてもよい。各クライアントは次に、クライアントが送信されたセクターの全てを正常に受信したかを決定してもよい(ステップ522)。クライアントがデータパケットを見逃している場合、クライアントはネットワークサーバーから見逃したデータセクターを非同期的に要求してもよい。しかしながら、データはそのクライアント単体だけに戻され、全ての登録されたクライアントにはブロードキャストまたはマルチキャストされない。
ステップ524において、O/SMBR28(例えば、ウィンドウズ2000MBR)が各クライアントのメモリー50にロードされ、実行される。次に、O/SMBRは仮想ドライブからO/Sの製造者によって記述されたO/Sローダー74(例えば、NTLDR)をダウンロードする(ステップ526)。ダウンロードされたO/Sローダー78は仮想ドライブ8に有効なハイバネーションイメージが存在するかをチェックしてもよい(ステップ528)。仮想ドライブは事前に有効なハイバネーションイメージ20を含むように設定されている。O/Sローダー78は次に、MBR33が取得かつネットワークサーバー4にリダイレクトする一連のInt 13hリード要求を介して、ハイバネーションイメージのロードを開始する(ステップ530)。ここで、ハイバネーションファイル20を集合的に格納する仮想ドライブ8上の複数のセクターのコンテントにアクセスし、それを送信するために、ストリーミング処理400が再び利用されてもよい(ステップ532)。
ハイバネーションイメージが各クライアントのローカルメモリー44にコピーされた後、O/Sローダー78はハイバネーションイメージから回復(または、再生)されたO/S40、すなわち、ウィンドウズXPまたは2000に実行を渡す(ステップ534)。ここで、この時点以降、リード要求は同期的な様式で実施されないことに注意しなければならない。すなわち、それらは単体ベースでネットワークサーバーに送信され、ネットワークサーバーによって回答される。
O/S40はこの時点で、ストレージドライバー32等のドライバーを起こし、システムを使用可能な状態に戻すためにいくつかの初期化を実施する必要がある。ここで発生する1つの難しい問題は、NICドライバー74及びネットワークフィルタードライバー30が初期化されるまで、ストレージドライバー32が全てのリード及びライトを防止しなければならないことである。しかしながら、ネットワークフィルタードライバーはO/S40がシステムにユーティリティー機能を与えるファイル(例えば、WIN32.SYS)をリードするまで初期化されないだろう。この問題はハイバネーションイメージを生成する前にWIN32.SYSの、クライアントのメモリー50への早めのキャッシュを行い、それによって、ファイルをこの時点でローカルメモリー50内にリードされるハイバネーションイメージ自体の一部にすることによって解決される。これにより、ファイルWIN32K.SYSは仮想ドライブ8をアクセスする必要なく、ローカルメモリーからリードすることができる。1つの例外として、ストレージドライバー32は全てのO/Sディスクのライト及びリード要求をハイバネーションイメージの生成中に、事前にアロケートされたキャッシュに、すなわち、この時点でクライアントシステムのメモリー50にキュー登録する。ストレージドライバー32は、要求の処理の許可が安全になるまで、すなわち、NICドライバー74及びネットワークフィルタードライバー30が初期化されるまで、単に要求を格納する(ステップ536)。ファイルWIN32K.SYSはローカルクライアントメモリーからリードされ、データがO/Sに戻される(ステップ538)。
O/S40は次に、NICドライバー74及びネットワークフィルタードライバー30を起こす(ステップ540)。ステップ542において、ネットワークフィルタードライバー30はストレージドライバー32に、NIC54が初期化され、ネットワークフィルタードライバー30がペンディング中のリード及びライト要求を受諾する準備ができていることを知らせる。あるいは、ストレージドライバー32は(ハイバネーションイメージの生成中に)事前に、NICドライバー74のディスパッチ機能に「フック」し、それの「IRP_MJ_POWER」のためのデータを監視する。これはネットワークドライバーが起きたときにストレージドライバー32に警告を出す。O/S40がIRP_MJ_POWERをNICドライバー74に送信した後、要求は常にフルパワーオン状態となる。ストレージドライバー32はNICドライバーがIRP_MJ_POWERの処理を終了するまで、すなわち、ネットワークドライバーが完全に起きるまで待つ。
ステップ544において、ストレージドライバーはO/S40が使用可能な状態に回復し、その後にユーザーが通常の様式でクライアントPCを使用することができるように、全てのキャッシュされたリード及びライト要求のキュー登録を解除する。ここで、この実施例において、ストレージドライバーがリードとライトを僅かに異なった様式で操作することに注意しなければならない。すなわち、ストレージドライバーはライトが仮想ドライブに対して実行されることによって、異なったクライアントが同一の仮想イメージに同時にライトしたときに、それのデータを破壊することを防止するために、全てのライトをローカル的にキャッシュする。逆に、リードは必要なセクターのコピーがクライアント上にキャッシュされないかぎり、仮想ドライブから実際のリードによって行われる。後者の場合、セクターはクライアントのメモリーからキャッシュされ、ネットワークトランザクションは一切行われない。
上述の本発明の特徴及び実施から当業者にとっては本発明の他の実施例が明白であるだろう。例えば、いくつかの実施例において、同期的ストリーミング処理400は割り込みハンドラープロシジャー(または、割り込みハンドラー処理)によって要求されたデータのダウンロードのみに使用されたり、サーバーの保護モードアクセスでのみ使用されたりしてもよい。または、同期的ストリーミング処理400はクライアントへのアプリケーションの事前ロードに使用されてもよい。同様に、他の実施例において、データパケットの要求及び受信を同期させるためのMBRコードを使用しない、ハイバネーションイメージのネットワークコピーからのブートも本発明の範囲に含まれる。それゆえ、上述の説明及び実施例は例としてだけのものであり、本発明の本来の範囲及び意図は付随する請求の範囲によって規定される。
本発明が実施されるクライアント/サーバーネットワーク環境を図示しているブロック図である。 本発明の1つの実施例に従ったネットワークアダプターを図示しているブロック図である。 独創的なドライバーがネットワークサーバーからダウンロードされ実行された後の、クライアントのローカルメモリーの一部の実施例を図示しているブロック図である。 本発明によって与えられる同期性ストリーミング処理の1つの実施例を図示しているフローチャートである。 ハイバネーションイメージファイルを利用しているネットワークブート処理の1つの実施例を図示しているフローチャートである。
符号の説明
2 クライアント
4 第1サーバー
6 CPU
8 ハードディスク(仮想ドライブ)
10 ROM
12 RAM
14 通信インターフェース(ネットワークアダプター)
16 バス
18 BIOS
20 ハイバネーションファイル
22 セクターシーケンスファイル
24 MBR
26 ストリーミングモジュール
28 O/SMBR
30 ネットワークフィルタードライバー
32 ストレージドライバー
33 MBR
34 第2サーバー
36 クライアントモジュール
38 ネットワークルーター/スイッチ
40 O/S
42 CPU
44 メモリー
46 ROM
48 BIOS
50 メモリー(RAM)
52 ハードディスク
54 ネットワークアダプター(NIC)
56 システムバス
58 バスインターフェース
60 ネットワークコネクター
62 RAM
64 OPROM
66 PXE
68 OSネットワークスタック
70 ウィンドウズの多様なマネジャー
72 初期化ファイル
74 NICドライバー
76 OSドライバー
78 OSローダー

Claims (43)

  1. 第1サーバーから1つまたは複数のクライアントコンピューターヘデ一タをストリーミングするための方法であって、前記第1サーバーは対応する数のクライアントコンピューターインターフェースを介してネットワーク上で1つまたは複数のクライアントコンピューターに接続しており
    前記方法は、
    前記第1サーバーに存在する複数のセクターのコンテントを前記第1サーバーから前記1つまたは複数のクライアントコンピューターにダウンロードするために、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターが、前記第1サーバーに1つまたは複数の要求を発行するステップであって、前記複数のセクターが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターによって望まれるデータを集合的に格納しており、前記第1サーバーが前記1つまたは複数の要求応答して、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターのローカルディスクドライブの動作をエミュレートするステップと、
    前記第1サーバーが予め決められた勧誘期間中に前記第1サーバーによって受信されたダウンロード要求を発行したクライアントコンピューターの各々を登録するステップと、
    前記第1サーバーが、前記第1サーバーにセクターシーケンスファイルが存在しないことを決定し、セクターの順序付けられたリストをセクターシーケンスファイルに記録することによってセクターシーケンスファイルを学習するステップと、
    前記セクターの実際のソースが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記エミュレートされたローカルディスクドライブとして認識されるように、前記第1サーバーが、前記第1サーバーに前記複数のセクターのダウンロードを要求している前記1つまたは複数のクライアントコンピューターに前記ネットワークを介して前記学習したセクターシーケンスファイルに規定されているシーケンスに従って前記複数のセクターをブロードキャスティングまたはマルチキャスティングするステップ
    を含み、
    前記ブロードキャスティングまたはマルチキャスティングするステップが
    全てのセクターの送信が終了するまで、前記第1サーバーが予め決められた順序で各セクター送信中に次のセクターのための要求を発行する、異なったクライアントコンピューターを指定するステップを含む方法。
  2. 前記複数のセクターの送信が前記複数のセクターのブロードキャスティングを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記複数のセクターの送信が前記複数のセクターのマルチキャスティングを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記サーバーのエミュレーションが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターによる前記1つまたは複数のクライアントコンピューターに存在する実行時前ブート環境(PXE)コードの実行、及びそれによる割り込みハンドラープロシジャー及び前記1つまたは複数の要求の発行を介したディスクアクセス操作の処理の結果である、請求項1に記載の方法。
  5. 前記所望のデータがローカルディスクドライブのエミュレート及びO/Sドライバーを含むオペレーティングシステム(O/S)ブートファイルのダウンロードの要求のためのエミュレーションコードである、請求項4に記載の方法。
  6. 前記サーバーのエミュレーションが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記第1サーバーから受信したエミュレーションコードの実行、及びそれによる割り込みハンドラープロシジャー及び前記1つまたは複数の要求の発行を介したディスクアクセス操作の処理の結果である、請求項1に記載の方法。
  7. 前記所望のデータが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記ネットワークヘのインターフェースの制御を引き受けるために、そして、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターがブート処理を完了するために必要な1つまたは複数のファイルのダウンロードのための1つまたは複数の要求を発行するためのO/Sブートファイル及びO/Sドライバーを含む、請求項6に記載の方法。
  8. 前記1つまたは複数のクライアントコンピューターがブート処理を完了するために必要な前記1つまたは複数のファイルが1つまたは複数のハイバネーションファイルを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記サーバーエミュレーションが、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記ネットワークヘのインターフェース及び前記1つまたは複数の要求の発行の制御を引き受けるための、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記第1サーバーから受信したO/Sブートファイル及びO/Sドライバーの実行の結果である、請求項1に記載の方法。
  10. 前記所望のデータが、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターがブート処理を完了するために必要な1つまたは複数のファイルを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記1つまたは複数のクライアントコンピューターがブート処理を完了するために必要な前記1つまたは複数のファイルが1つまたは複数のハイバネーションファイルを含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記1つまたは複数のクライアントコンピューターがブート処理を完了するために必要な前記1つまたは複数のファイルが1つまたは複数の初期化ファイルを含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記1つまたは複数のクライアントコンピューターが、前記第1サーバーから受信された前記複数の送信されたセクターのコンテントをクライアントコンピューターのローカルメモリーに格納するステップをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  14. 前記1つまたは複数のクライアントコンピューターが、1つまたは複数のハイバネーションファイルのコンテントを前記1つまたは複数のクライアントコンピューターローカルメモリーにロードするステップと、
    前記1つまたは複数のクライアントコンピューターが、前記ハイバネーションファイル内に組み込まれたクライアントコンピューターのO/S処理を起動するステップ
    をさらに含む、請求項9または10に記載の方法。
  15. 前記所望のデータが1つまたは複数のアプリケーションファイルを含む、請求項1に記載の方法。
  16. 前記セクターシーケンスファイルの学習が
    前記登録されたクライアントコンピューターの中から単一の登録されたクライアントコンピューターを選択するステップと、
    前記選択されたクライアントコンピューターがディスクアクセス要求を生成することを許可するとともに、学習されるセクターシーケンスファイルに前記選択されたクライアントコンピューターによって要求された前記セクターの順序付けられたリストを記録するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  17. 前記セクターシーケンスファイルの学習が
    前記登録されたクライアントコンピューターの中から単一の登録されたクライアントコンピューターを選択するステップと、
    前記選択されたクライアントコンピューターがディスクアクセス要求を生成することを許可するとともに、学習されるセクターシーケンスファイルに前記要求されたセクターのデータ順次記録するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  18. 送信ステップを完了するために学習されるセクターシーケンスファイルを使用するステップが
    前記学習されたセクターシーケンスファイルに明記されたシーケンスに従って、選択されていないクライアントコンピューターに前記複数のセクターをブロードキャスティングまたはマルチキャスティングするステップをさらに含む、請求項16または17に記載の方法。
  19. 各登録されたクライアントコンピューターに各登録されたクライアントコンピューターによって受信された、送信されたセクターを格納するステップと、
    前記第1サーバーから前記登録されたクライアントコンピューターに送信完了信号を送信するステップと、
    各登録されたクライアントコンピューターで正常に受信かつ格納された前記セクターを識別するステップと、
    正常に受信かつ格納されなかったセクターの前記第1サーバーからの再送信を個々に要求するステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  20. 前記セクターシーケンスファイルが1つまたは複数のO/Sブートファイルを集合的に格納する全てのセクターのリストを含む、請求項1に記載の方法。
  21. 前記セクターシーケンスファイルが1つまたは複数のハイバネーションファイルを集合的に格納する全てのセクターのリストを含む、請求項1に記載の方法。
  22. 前記セクターシーケンスファイルが1つまたは複数のアプリケーションファイルを集合的に格納する全てのセクターのリストを含む、請求項1に記載の方法。
  23. 前記第1サーバーが1つまたは複数のバスを介して前記1つまたは複数のクライアントコンピューターと通信可能である、請求項1に記載の方法。
  24. 前記要求を発行するステップが、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターからの前記1つまたは複数の要求に応答して、前記第1サーバーが、複数の第2サーバーのうちのどれがクライアントアドレッシング情報およびダウンロード情報を含むかを指定するステップをさらに含む請求項1に記載の方法。
  25. 前記第1サーバー及び前記複数の第2サーバーのうちの1つ前記ネットワークに接続された同一のサーバーまたは異なったサーバーである、請求項24に記載の方法。
  26. 第1サーバーから1つまたは複数のクライアントコンピューターにデータをストリーミングするためのシステムであって、前記第1サーバーが対応する数のクライアントコンピューターインターフェースを介してネットワーク上で前記1つまたは複数のクライアントコンピューターに接続しており
    各々のクライアントコンピューターが
    プロセッサーと、
    実行可能なコンピューター命令を格納するための前記プロセッサーと通信可能なメモリー
    を備え、
    前記プロセッサーが前記命令応答して前記第1サーバーに存在する複数のセクターのコンテントダウンロードするために前記第1サーバーに1つまたは複数の要求を発行し、前記複数のセクターが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターによって所望されるデータを集合的に格納し、前記第1サーバーが前記1つまたは複数の要求応答して、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターのローカルディスクドライブの挙動をエミュレート
    前記第1サーバーが
    サーバープロセッサーと、
    実行可能なコンピューター命令を格納するための前記サーバープロセッサーと通信可能なサーバーメモリー
    を備え、
    前記サーバープロセッサーが前記命令応答して
    予め決められた勧誘期間中に前記第1サーバーによって受信されたダウンロード要求を発行したクライアントコンピューターの各々を登録し
    前記第1サーバーにセクターシーケンスファイルが存在しないことを決定し、そして、単一の登録されたクライアントコンピューターを選択し、前記選択されたクライアントコンピューターをブートするとともに、そのブート中に、前記選択されたクライアントコン ピューターによって要求されたセクターの順序付けられたリストをセクターシーケンスファイルに記録することによってセクターシーケンスファイルを学習し
    前記第1サーバーに接続されたディスクドライブから複数のセクターをアクセスし
    予め決められた勧誘期間の後、前記セクターの実際のソースが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記エミュレートされたローカルディスクドライブとして認識されるように、前記学習したセクターシーケンスファイルに規定されているシーケンスに従って、前記ダウンロードを要求している前記1つまたは複数の選択されていない、登録されたクライアントコンピューターに前記ネットワークを介して前記複数のセクターを送信しさらに、
    全てのセクターの送信が終了するまで、順繰りに、各セクター送信中に次のセクターのための要求を発行する、異なったクライアントコンピューターを指定するシステム。
  27. 前記サーバーのエミュレーションが、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記1つまたは複数のクライアントコンピューターに存在する実行時前ブート環境(PXE)コードの実行、及びそれによる割り込みハンドラープロシジャー及び前記1つまたは複数の要求の発行を介したディスクアクセス操作の処理の結果である、請求項26に記載のシステム。
  28. 前記所望のデータがローカルディスクドライブのエミュレート及びオペレーティングシステム(O/S)ドライバーを含むO/Sブートファイルのダウンロードの要求のためのエミュレーションコードである、請求項27に記載のシステム。
  29. 前記サーバーのエミュレーションが、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記第1サーバーから受信したエミュレーションコードの実行、及びそれによる割り込みハンドラープロシジャー及び前記1つまたは複数の要求の発行を介したディスクアクセス操作の処理の結果である、請求項26に記載のシステム。
  30. 前記所望のデータが前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記ネットワークヘのインターフェースの制御を引き受けるため、そして、ハイバネーションファイルをダウンロードするための要求を発行するためのO/Sブートファイル及びO/Sドライバーを含む、請求項29に記載のシステム。
  31. 前記サーバーエミュレーションが、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記ネットワークヘのインターフェース及び前記1つまたは複数の要求の発行の制御を引き受けるための、前記1つまたは複数のクライアントコンピューターの前記第1サーバーから受信したO/Sブートファイル及びO/Sドライバーの実行の結果である、請求項26に記載のシステム。
  32. 前記所望のデータがハイバネーションファイルを含む、請求項31に記載のシステム。
  33. 前記ハイバネーションファイルが1つまたは複数の初期化ファイルを含む、請求項32に記載のシステム。
  34. 前記命令応答して、各プロセッサーが
    前記第1サーバーから受信された前記複数の送信されたセクターのコンテントクライアントコンピューターローカル格納システムに格納する、請求項26に記載のシステム。
  35. 前記命令応答して、各プロセッサーが
    前記ハイバネーションファイルのコンテントを前記1つまたは複数クライアントのローカルメモリーにロードし
    前記ハイバネーションファイル内に組み込まれたクライアントコンピューターのO/S処理を起動する、請求項32または33に記載のシステム。
  36. 前記所望のデータが1つまたは複数のアプリケーションファイルを含む、請求項26に記載のシステム。
  37. 前記命令応答して、各プロセッサーが
    クライアントコンピューターによって受信された、前記複数の送信されたセクターのコンテントクライアントコンピューターローカルメモリーに格納し
    前記第1サーバーから送信完了信号を受信し
    正常に受信かつ格納された前記セクターを識別しさらに、
    正常に受信かつ格納されなかったセクターの前記第1サーバーからの再送信を個々に要求する、請求項26に記載のシステム。
  38. 前記セクターシーケンスファイルがO/Sブートファイルを集合的に格納する全てのセクターのリストを含む、請求項26に記載のシステム。
  39. 前記セクターシーケンスファイルがハイバネーションファイルを集合的に格納する全てのセクターのリストを含む、請求項26に記載のシステム。
  40. 前記セクターシーケンスファイルが1つまたは複数のアプリケーションファイルを集合的に格納する全てのセクターのリストを含む、請求項26に記載のシステム。
  41. 前記第1サーバーが1つまたは複数のシリアルまたはパラレルバスを介して前記1つまたは複数のクライアントコンピューターと通信可能である、請求項26に記載のシステム。
  42. 前記1つまたは複数のクライアントコンピューターからの前記1つまたは複数の要求に応答して、前記第1サーバーが、複数の第2サーバーのうちのどれがクライアントアドレッシング情報およびダウンロード情報を含むかを指定する、請求項26に記載のシステム。
  43. 前記第1のサーバー及び前記複数の第2サーバーのうちの1つ前記ネットワークに接続された同一のサーバーまたは異なったサーバーである、請求項42に記載のシステム。
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