JP4199650B2 - 機器情報設定方法および装置 - Google Patents

機器情報設定方法および装置 Download PDF

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Description

この発明は、施設内の各種機器の設置位置やアドレスなどの機器情報を設定する機器情報設定方法および装置に関するものである。
事務所ビル,商業,ホテル,学校,病院,工場,集合住宅などの施設においては、各種の機器が設けられている。例えば、センサやポンプ,バルブなどの機器が設けられており、これらの機器はコントローラに接続されている。コントローラは、施設内に分散して設けられており、ネットワークを介して管理装置に接続されている(例えば、非特許文献1参照)。
図14はビル内に構築されたビル管理システムの要部を示す図である。同図において、1−1は部屋2−1に設けられたコントローラ、1−2は部屋2−2に設けられたコントローラ、3はビル内に構築されたネットワーク、4はネットワーク3に接続された管理装置である。部屋2−1には機器として温度センサT1,T2が設置されている。部屋2−2には機器として温度センサT3,T4が設置されている。
部屋2−1において、温度センサT1,T2は、フィールドバスBUS1を介してコントローラ1−1に接続されている。部屋2−2において、温度センサT3,T4は、フィールドバスBUS2を介してコントローラ1−2に接続されている。コントローラ1−1は、温度センサT1,T2からの温度データをフィールドバスBUS1を介して定期的に収集し、収集した温度データをネットワーク3を介して管理装置4へ送る。コントローラ1−2は、温度センサT3,T4からの温度データをフィールドバスBUS2を介して定期的に収集し、収集した温度データをネットワーク3を介して管理装置4へ送る。
温度センサT1〜T4には、それぞれアドレス(センサアドレス)が設定されており、温度センサT1〜T4からのコントローラ1−1,1−2への温度データには発信元のセンサアドレスが付される。コントローラ1−1,1−2にもそれぞれアドレス(コントローラアドレス)が設定されている。コントローラ1−1,1−2は、収集した温度データに自己のコントローラアドレスを付し、ネットワーク3を介して管理装置4へ送る。
管理装置4は、ネットワーク3を介して送られてくる温度データを受信し、その温度データに付されているコントローラアドレスとセンサアドレスとから、どの部屋のどの温度センサからの温度データであるのかを判断する。例えば、コントローラアドレスが「C001」でセンサアドレスが「S001」であれば、部屋2−1に設置された温度センサT1からの温度データであると判断する。
(株)山武 Savemation Review Vol.6 p17-24 1988-6
上述したビル管理システムにおいて、管理装置4は、送信されてきた温度データがどの部屋のどの温度センサからのものであるのかを判断することができるが、その温度データの計測位置については知ることができない。すなわち、コントローラアドレスが「C001」でセンサアドレスが「S001」であった場合、部屋2−1に設置された温度センサT1からの温度データであることは分かるが、部屋2−1における温度センサT1の位置は知ることができない。このため、温度センサからの温度データにその設置位置に応じた重み付けを行うなど、温度センサの設置位置を考慮に入れた高度なビル管理を行うことができなかった。
これに対して、例えば、「部屋の中央」、「部屋の東側」、「部屋の西側」というように、温度センサの設置位置をセンサアドレスに対応づけて管理装置4に記憶させておくことが考えられる。しかしながら、このような方法では、あまりにも大まかであり、正確さに欠ける。
本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、その目的とするところは、所望の機器にアドレスを設定しながら、その機器の設置位置を簡単且つ正確に設定することができる機器情報設定方法および装置を提供することにある。
このような目的を達成するために本発明は、施設内の各種機器の配置を示す下地となる図面情報をデータベースに記憶させる工程と、ネットワークを介してデータベースにアクセスし、このデータベースに格納されている図面情報を基に所要の図面を携帯端末の画面に表示する工程と、前記図面上に所望の機器に対応する機器シンボルを移動させてその機器の設置位置を特定する工程と、前記図面上で設置位置を特定した所望の機器に対する所定のコードを空白とした未完成のアドレスを自動生成しネットワークを介して携帯端末に送る工程と、ネットワークを介して送られてきた未完成のアドレスをその空白とされたコードに対して携帯端末の画面から入力されるコードを設定して完成されたアドレスとする工程と、前記図面上で設置位置を特定した所望の機器に完成されたアドレスを携帯端末から設定する工程と、前記図面上で特定した所望の機器の設置位置をその機器に対して設定したアドレスと対応づけてデータベース内の図面情報に付加する工程とを設けたものである。
この発明において、施設内の各種機器の配置を示す下地となる図面情報とは、例えばビルの各階の平面図である。この図面情報をデータベースに記憶させ、このデータベースにネットワークを介してアクセスすることによって、そのデータベースに格納されている図面情報を基に所要の図面を携帯端末の画面に表示させる。そして、この図面上に所望の機器に対応する機器シンボルを移動させてその機器の設置位置を特定する。図面上で機器の設置位置が特定されると、その特定した機器に対する所定のコードが空白とされた未完成のアドレスが自動生成され、ネットワークを介して携帯端末に送られてくる。作業員は、携帯端末の画面から空白とされたコードを入力することによって、未完成のアドレスを完成されたアドレスとする。また、図面上で設置位置を特定した所望の機器に対して、携帯端末から完成されたアドレスを設定する。図面上で特定した所望の機器の設置位置は、その機器に対して設定したアドレスと対応づけてデータベース内の図面情報に付加される。なお、本発明は、上述した方法を適用した装置(携帯端末)としても構成することができる。
本発明によれば、携帯端末を使用し、ネットワークの稼働中であっても、施設内に追加したい所望の機器にアドレスを設定しながら、その機器の設置位置を図面情報中に簡単且つ正確に設定することができるようになり、例えば温度センサからの温度データにその設置位置に応じた重み付けを行うなど、施設内の機器の設置位置を考慮に入れた高度な管理を行うことが可能となる。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明する。
参考例1:ネットワーク稼働前の場合〕
図1は本発明に係る機器情報設定方法の説明に入る前の参考例(参考例1)を示すシステム構成図である。同図において、図14と同一符号は、図14を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示す。
なお、図1は、ネットワーク3に温度センサT1〜T4などの機器を接続する前の状態、すなわちシステムを運用する前の状態を示している。例えば、新設ビルの場合、温度センサT1〜T4や無線センサT5の設置は終わっているが、フィールドバスBUS1,BUS2を介するネットワーク3への接続が未だ行われていないことがある。このような状態を本明細書では「ネットワーク稼働前」と定義する。なお、以下では、フィールドバスBUS1,BUS2に温度センサT1〜T4を接続する例で説明するが、例えば温度センサT5のように無線によってコントローラ1−1に接続する場合もある。
ネットワーク稼働前の場合、例えばパーソナルコンピュータ(パソコン)をエンジニアリグツール5として使用し、このエンジニアリングツール5から図面情報とアドレス情報を携帯端末(PDA(Personal Digital Assistant)等)6にダウンロードする。そして、この図面情報とアドレス情報をダウンロードした携帯端末6を用いて、温度センサT1〜T4の機器情報の設定を行う。以下、この携帯端末6を用いた温度センサT1〜T4の機器情報の設定について、図2に示すフローチャートを参照しながら具体的に説明する。
なお、この参考例1では、図面情報(ビル内の各種機器の配置を示す下地となる情報)としてビルの各階の平面図を、アドレス情報としてビル内に設置する各種機器に対するアドレス(IPアドレス+管理アドレス)を、それぞれエンジニアリングツール5で作成し、そのハードディスクに記憶させている。
各種機器に対するアドレスのうち、IPアドレスは、「IP001」,「IP002」・・・・「IP00n」というように、連続番号とされる。管理アドレスはポジションコードとも呼ばれ、「AAA.BBB.RRR.PPP」というように、エリアを示すコード「AAA」、ビルを示すコード「BBB」、部屋を示すコード「RRR」、ポイントを示すコード「PPP」とから構成される。例えば、温度センサT1に対するアドレスは、IPアドレスが「IP001」とされ、管理アドレスが「001.001.001.001」とされる。
先ず、作業員は、エンジニアリングツール(上位装置)5に携帯端末6を接続し、エンジニアリングツール5から携帯端末6に図面情報とアドレス情報をダウンロードする(ステップ201:図3参照)。そして、温度センサT1が設置されている部屋2−1まで赴き(図4参照)、携帯端末6の画面に部屋2−1を含む平面図を表示させる(ステップ202)。
この部屋2−1を含む平面図の表示は、携帯端末6にダウンロードされている図面情報を基に行われ、作業員は、拡大させたり、縮小させたり、スクロールするなどして、部屋2−1を含む平面図を携帯端末6の画面に表示させる。
図5(a)に携帯端末6の画面に表示される部屋2−1を含む平面図の一例を示す。この例では、部屋2−1を含む平面図として、部屋2−1と部屋2−2とを合わせた平面図G1を表示させている。携帯端末6の画面には、平面図G1の外側に、温度センサを示す機器シンボルS1やポンプを示す機器シンボルS2やバルブを示す機器シンボルS3などが表示される。
〔温度センサT1の機器情報の設定〕
作業員は、携帯端末6の画面上で、部屋2−1に配置されている温度センサT1(所望の機器)に対応する機器シンボルを選択する。この場合、温度センサを示す機器シンボルS1を選択する。そして、平面図G1上に、選択した機器シンボルS1を移動させて(図5(b)参照)、部屋2−1における温度センサT1の設置位置(X,Y)を特定する(ステップ203)。なお、この場合、図5(c)に示すように、平面図G1中には機器シンボルS1のコピーS1’が移動され、平面図G1の外側の機器シンボルS1は残る。
そして、作業員は、設置位置を特定した平面図G1上の温度センサT1に対応する機器シンボルS1’をダブルクリックする(ステップ204)。すると、携帯端末6の画面に、図6(a)に示すようなアドレス指定表F1が表示される(ステップ205)。このアドレス指定表F1の表示は、携帯端末6にダウンロードされているアドレス情報を基に行われ、ビル内に設置する各種機器に対するアドレス(IPアドレス+管理アドレス)がスクロール可能に表示される。なお、この表示されるアドレスには、付与する予定の機器の機器番号が付されている。
作業員は、携帯端末6の画面に表示されたアドレス指定表F1において、温度センサT1に対するアドレスを選択指定する(ステップ206)。そして、携帯端末6を温度センサT1に向けて、発信ボタン(図示せず)を押す。すると、その選択指定されたアドレスが温度センサT1に送信され、温度センサT1に設定される(ステップ207:図6(b)参照)。また、これと同時に、平面図G1上で特定した温度センサT1の設置位置(X,Y)が、アドレスを設定した温度センサT1の機器番号を付して携帯端末6内の図面情報に書き込まれる(ステップ208:図6(c)参照)。具体的には、機器番号と設定位置のX,Yアドレスとを対応づけたテーブルが作成される。これにより、温度センサT1の設置位置とこの温度センサT1に設定したアドレスとが対応づけられる。
このようにして、温度センサT1に対するアドレスの設定と図面情報への温度センサT1の設置位置の書き込みが終了すると、すなわち温度センサT1の機器情報の設定が終了すると、平面図G1上の温度センサT1に対応する機器シンボルS1’の表示色が変わり、温度センサT1の機器情報の設定が終了したことを知らせる。
以下、同様の作業を繰り返すことにより、温度センサT2,T3,T4の機器情報の設定を行うことができる。作業員は、温度センサT1〜T4と同様にして、ビル内の全ての機器に対して機器情報の設定を完了すると(ステップ209のYES)、携帯端末6をエンジニアリングツール5に接続し、携帯端末6内の図面情報をエンジニアリングツール5に渡す(ステップ210)。これにより、エンジニアリングツール5内の図面情報は、各種機器の設置位置が設定された図面情報に書き替えられる。
実施の形態1:ネットワーク稼働中の場合〕
図7は本発明に係る機器情報設定方法を実施したビル管理システムの一例(実施の形態1)を示すシステム構成図である。同図において、図14と同一符号は、図14を参照して説明した構成要素と同一或いは同等構成要素を示す。なお、図7は、ネットワーク3に温度センサT1〜T4などの機器を接続し、システムを運用している状態を示している。この状態を本明細書では「ネットワーク稼働中」と定義する。
この実施の形態1では、ネットワーク3にサーバ機能を有するデータベース7を接続し、このデータベース7に各種機器の機器情報を記憶させておく。このデータベース7に記憶させる各種機器の機器情報は、参考例1のエンジニアリングツール5からダウンロードされたものであり、図面情報とアドレス情報とから構成され、その図面情報には各種機器の設置位置が設定されている。
また、この実施の形態1において、管理装置4は、データベース7に格納されている各種機器の機器情報を利用して、機器の設置位置を考慮に入れた管理を行う。例えば、温度センサからの温度データにその設置位置に応じた重み付けを行うなど、ビル内の機器の設置位置を考慮に入れた高度な管理を行う。
〔機器の追加〕
図7において、例えば部屋2−1に機器として温度センサTn+1を追加したい場合がある。この場合、作業員は、携帯端末6を用いて追加したい温度センサTn+1の機器情報の設定を行う。以下、この携帯端末6を用いた温度センサの機器情報の設定について、図8に示すフローチャートを参照しながら具体的に説明する。
先ず、作業員は、図9に示すように、温度センサTn+1を追加しようとするフィールドバスBUS1の空スペースに携帯端末6を接続する(ステップ801)。そして、コントローラ1−1を経由し、ネットワーク3を介してデータベース7にアクセスし(ステップ802)、携帯端末6の画面に部屋2−1を含む平面図を表示させる(ステップ803)。
この部屋2−1を含む平面図の表示は、データベース7に格納されている図面情報を基に行われ、作業員は、拡大させたり、縮小させたり、スクロールするなどして、部屋2−1を含む平面図を携帯端末6の画面に表示させる。
図10(a)に携帯端末6の画面に表示される部屋2−1を含む平面図の一例を示す。この例では、部屋2−1を含む平面図として、部屋2−1と部屋2−2とを合わせた平面図G1を表示させている。携帯端末6の画面には、平面図G1の外側に、温度センサを示す機器シンボルS1やポンプを示す機器シンボルS2やバルブを示す機器シンボルS3などが表示される。また、平面図G1には、部屋2−1や2−2に既に設置されている機器の機器シンボルが表示される。
作業員は、この平面図G1中に表示される機器シンボルから、既に設置されている機器の種類や設置位置を知ることができる。また、平面図G1中に機器シンボルが表示されているにも拘わらず、その機器シンボルに対応する機器が現場にないような場合、その機器が何らかの理由によって移動されていることを知ることができる。
〔機器情報の設定〕
作業員は、携帯端末6の画面上で、追加したい温度センサTn+1(所望の機器)に対応する機器シンボルを選択する。この場合、温度センサを示す機器シンボルS1を選択する。そして、平面図G1上に、選択した機器シンボルS1を移動させて(図10(b)参照)、部屋2−1における温度センサTn+1の設置位置(X,Y)を特定する(ステップ804)。なお、この場合、図10(c)に示すように、平面図G1中に機器シンボルS1のコピーS1’が移動され、平面図G1の外側の機器シンボルS1は残る。
そして、作業員は、設置位置を特定した平面図G1上の温度センサTn+1に対応する機器シンボルS1’をダブルクリックする(ステップ805)。すると、携帯端末6は、温度センサの追加をネットワーク3を介してデータベース7へ知らせる(ステップ806:図11参照)。データベース7は、携帯端末6からの温度センサの追加の知らせを受けて、追加された温度センサに対するアドレスを自動生成する。
このデータベース7におけるアドレスの自動生成は次のようにして行われる。データベース7はビル内に配置されている現在の各種機器のアドレス情報(IPアドレス+管理アドレス)を記憶している。携帯端末6からの温度センサの追加の知らせを受けると、データベース7は、現在の各種機器のアドレス情報を参照し、現在使用されている最後のIPアドレスの次のIPアドレスを自動生成し、この自動生成したIPアドレスを追加された温度センサに対するIPアドレスとする。また、追加された温度センサに対する管理アドレスとして、部屋を示すコード「RRR」とポイントを示すコード「PPP」を空白とした管理アドレスを自動生成する。この例では、IPアドレスとして「IP00n+1」を、管理アドレスとして「001.001.???.???」を生成し、この生成したIPアドレスと管理アドレスとを合わせたものを追加された温度センサに対するアドレスとする。
データベース7において自動生成されたアドレスはネットワーク3を介して携帯端末6に返送される。携帯端末6は、データベース7から送られてくるアドレスを取得し(ステップ807)、取得したアドレスのうち管理アドレスを画面に表示する(ステップ808)。この管理アドレスにおいて、部屋を示すコード「RRR」とポイントを示すコード「PPP」は空白とされている。
作業員は、この管理アドレスに対し、「RRR」に対応するコードと「PPP」に対応するコードを入力し、管理アドレスを完成させる(ステップ809)。この例では、「RRR」として部屋2−1を示すコード「001」を入力し、「PPP」として温度センサTn+1を示すコード「00n+1」を入力する。これにより、データベース7からのアドレスは、『「IP00n+1」(IPアドレス)+「001.001.001.00n+1」(完成された管理アドレス)』となる。
そして、作業員は、追加したい温度センサTn+1に携帯端末6を向けて、発信ボタンを押す。すると、データベース7からのアドレス(IPアドレス+管理アドレス(完成された管理アドレス))が温度センサTn+1に送信され、温度センサTn+1に設定される(ステップ810:図12参照)。また、これと同時に、携帯端末6は、平面図G1上で特定された温度センサTn+1の設置位置(X,Y)と温度センサTn+1に設定したアドレスをネットワーク3を介してデータベース7に送る。これにより、温度センサTn+1に設定したアドレスがデータベース7内のアドレス情報に追加されると共に(ステップ811)、温度センサTn+1の設置位置(X,Y)が温度センサTn+1に対して設定したアドレスと対応づけてデータベース7内の図面情報に書き込まれる(ステップ812)。
このようにして、温度センサTn+1に対するアドレスの設定と図面情報への温度センサTn+1の設置位置の書き込みが終了すると、すなわち温度センサTn+1の機器情報の設定が終了すると、携帯端末6の画面に表示されている平面図G1上の温度センサTn+1に対応する機器シンボルS1’の表示色が変わり、温度センサTn+1の機器情報の設定が終了したことを知らせる。
〔追加した機器の接続確認〕
温度センサTn+1の機器情報の設定が終了すると、作業員は、携帯端末6をフィールドバスBUS1から外し、携帯端末6に代えて温度センサTn+1をフィールドバスBUS1の空スペースに接続する。すると、図13に示すように、温度センサTn+1からネットワーク3を介して管理装置4にセットアップ信号が送られる。このセットアップ信号には温度センサTn+1に設定されたアドレス(IPアドレス+管理アドレス)が付加されている。
管理装置4は、温度センサTn+1からのセットアップ信号を受けて、このセットアップ信号に付加されているアドレスをデータベース7へ送り、データベース7から温度センサTn+1の設置位置を含む図面を取得し、表示する。この際、その図面中、温度センサTn+1とフィールドバスBUS1とを実線で結び、温度センサTn+1がフィールドバスBUS1に接続されたことを知らせる。
本発明に係る機器情報設定方法の説明に入る前の参考例(参考例1(ネット ワーク稼働前))を示すシステム構成図である。 このシステムにおける携帯端末を用いた機器情報の設定について説明するためのフローチャートである。 エンジニアリングツールから携帯端末に図面情報とアドレス情報をダウンロードしている状況を示す図である。 機器が設置されている部屋に作業員が赴いた状態を示す図である。 携帯端末の画面上に機器シンボルを移動させての機器の設置位置の特定を説明する図である。 携帯端末に表示されるアドレス指定表およびこのアドレス指定表から選択指定されるアドレスの実際の機器への設定ならびにそのアドレスに対応づけた図面情報への機器の設置位置の書き込みを説明する図である。 本発明に係る機器情報設定方法を実施したビル管理システムの一実施の形態 (実施の形態1(ネットワーク稼働中))を示すシステム構成図である。 このシステムにおける携帯端末を用いた機器情報の設定について説明するためのフローチャートである。 このシステムにおいてフィールドバスの空スペースに携帯端末を接続した状態を示す図である。 携帯端末の画面上に機器シンボルを移動させての機器の設置位置の特定を説明する図である。 このシステムにおいて機器が追加された場合のデータベースでのアドレスの自動生成を説明する図である。 携帯端末からの実際の機器へのアドレスの設定およびデータベース内のアドレス情報へのアドレスの追加ならびにそのアドレスに対応づけたデータベース内の図面情報への機器の設置位置の書き込みを説明する図である。 管理装置での追加した機器の接続確認を説明する図である。 従来の機器情報設定方法を説明するためのビル内に構築されたビル管理システムの要部を示す図である。
符号の説明
1−1,1−2…コントローラ、2−1,2−2…部屋、3…ネットワーク、4…管理装置、5…エンジニアリングツール(パソコン)、6…携帯端末、7…データベース、T1〜T4,Tn+1…温度センサ、BUS1,BUS2…フィールドバス、S1,S2,S3…機器シンボル、G1…平面図、F1…アドレス指定表。

Claims (2)

  1. 施設内の各種機器の配置を示す下地となる図面情報をデータベースに記憶させる工程と、
    ネットワークを介して前記データベースにアクセスし、このデータベースに格納されている図面情報を基に所要の図面を携帯端末の画面に表示する工程と、
    前記図面上に所望の機器に対応する機器シンボルを移動させてその機器の設置位置を特定する工程と、
    前記図面上で設置位置を特定した所望の機器に対する所定のコードを空白とした未完成のアドレスを自動生成し前記ネットワークを介して前記携帯端末に送る工程と、
    前記ネットワークを介して送られてきた未完成のアドレスをその空白とされたコードに対して前記携帯端末の画面から入力されるコードを設定して完成されたアドレスとする工程と、
    前記図面上で設置位置を特定した所望の機器に前記完成されたアドレスを前記携帯端末から設定する工程と、
    前記図面上で特定した所望の機器の設置位置をその機器に対して設定したアドレスと対応づけて前記データベース内の図面情報に付加する工程と
    を備えたことを特徴とする機器情報設定方法。
  2. 施設内の各種機器の配置を示す下地となる図面情報が格納されたデータベースにネットワークを介してアクセスし、このデータベース内の図面情報を基に所要の図面を画面に表示する手段と、
    前記画面上の任意の位置に移動可能な各種機器の機器シンボルを表示する手段と、
    前記図面上に所望の機器に対応する前記機器シンボルを移動させて特定された位置をその機器の設置位置として記憶する手段と、
    前記図面上で設置位置が特定された所望の機器に対して自動生成される所定のコードが空白とされた未完成のアドレスを前記ネットワークを介して受信する手段と、
    前記ネットワークを介して受信された未完成のアドレスをその空白とされたコードに対して前記画面から入力されるコードを設定して完成されたアドレスとする手段と、
    前記図面上で設置位置が特定された所望の機器に前記完成されたアドレスを設定する手段と、
    前記図面上で特定された所望の機器の設置位置をその機器に対して設定したアドレスと対応づけて前記データベース内の図面情報に付加する手段と
    を備えたことを特徴とする機器情報設定装置。
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