JP4196327B2 - カーテンの襞形状安定化装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、タック取りして縫製されたカーテンのタック襞形状を安定的に保持させるカーテンの襞形状安定化装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
カーテンの縫製時にその上端側をタック取りして、高級感のある優美な襞を連続的に形成させたものが好まれ、近時その襞形状を保持させる方法あるいは装置が特公平4−23025号及び特開平8−196414号において提案されている。特公平4−23025号は、予め2枚の型紙を波形状に形成させて形状を固定し、これを平面状に引き伸ばした状態でその中間に加工したいカーテンを挟み込ませ、形状復元させた状態で処理窯内で蒸熱と減圧冷却を繰り返しながらカーテン生地の襞付けを行なうものである。また、特開平8−196414号は、カーテンを吊り下げた状態で蒸気噴射ノズルから噴射される蒸気を直接にカーテンの表面に噴射させて襞形状仕上げを行なうものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特公平4−23025号の襞付け加工方法では、両型紙自体の波形襞付け加工、この型紙の波形の固定化加工、波形を伸ばした状態で加工すべきカーテンの挟み込み処理、波形形態の復元後型紙のままで処理釜内へ搬入させての蒸熱、冷却加工等の多くの処理工程を必要とし、作業が煩雑であるとともに、1枚のカーテンに対する加工時間が長く、仕上げ加工コストを大幅に高いものとしていた。また、型紙自体への波形襞付け加工装置や、波形を伸ばした状態でのカーテンの挟み込み用等の専用の装置が必要で、装置コストが極めて高いものであった。さらに、縫い襞を形成したカーテンの天部よりも下の部分のみを型紙に挟んで上記のような加工を行なうことは無理があり、現実には、実用しにくいものであった。また、特開平8−196414号では、ノズル口から噴射される蒸気は常温室内空間に放出され、カーテン生地表面に局部的にのみ当り、局部的な皺等を伸ばす効果はあるものの上端から下端に至る全長のフレア状の襞による曲面を形成させにくいものであった。また、カーテンの襞数に対応する数の蒸気噴射ノズルを蒸気分配器に接続させて設け、該蒸気分配器を移動させる構成であるから、構造が複雑であり、かつ製造もしにくいばかりでなく、室内空間に高温蒸気を放出するから作業上の安全のために、蒸気の吸引装置を設けねばならず、同様に製造コストが高いという問題があった。
【特許文献1】
特公平4−23025号(明細書第2頁第3欄、第1〜第7図)
【特許文献2】
特開平8−196414号(明細書段落番号0027、図6、図7)
【0004】
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡単な構造で低コストであり、襞形状安定化のための処理時間が短く、さらに、形状安定効果が高く、維持時間を長く保持させることのできるカーテンの襞形状安定化装置並びにその方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、密閉ケース内でカーテン300を吊支する吊支手段(16)と、吊支されるカーテンの襞Wの内側に進退自在に挿入され複数の型具94、74を列状に併設してなる型付け補助装置18、100と、カーテンを吊支させた密閉ケース内全体に蒸気を供給する蒸気供給手段(20)と、を含み、型付け補助装置18、100は、吊支されるカーテンの前部側からカーテンの襞の内側に進退自在に挿入される前部型具列(94)と、吊支されるカーテンの後部側からカーテンの襞の内側に進退自在に挿入される後部型具列(74)と、を有し、前部型具列と後部型具列の複数の型具94、74は対向配置された一対の軸杆76,78により支持され、かつ、上下動可能に支持された基板の水平方向の前後離隔対向位置に枢支されており、型具94、74は、軸杆76,78の回動による円弧状の移動によりカーテンの襞Wの内側に進退自在に挿入されるようになっており、さらに、型具94、74は、カーテンの襞の内側に回動により正しく挿入された状態でカーテンの襞の内側に当る面を円弧面とする縦長円筒形のコマ体98,84と、コマ体の直径の半分以下の幅で軸杆から突設されたアーム96,82と、を含むことを特徴とするカーテンの襞形状安定化装置から構成される。型付け補助装置は、カーテンを自然に襞ができるように吊支した状態でその襞の内側に進退自在に型具を挿入させるものであり、基本的には任意の形状で、任意の素材の成形体あるいはコマ体をアームなどで支持させてこれを移動させるようにするとよい。成形体は、例えば木製、合成樹脂製、軽金属、紙、セラミック等で形成してもよい。形状も任意に設定してよいが、カーテンを吊支した際にできる自然な波型の曲面に沿う曲面を一部あるいは全部に含むと良い。さらに、型コマはアームなどの支持体に対して着脱自在、あるいは着脱可能な構成として任意の形状のものと簡易に交換し得るようにするとなお良い。これによって、カーテンの襞の大小に対応して最適の型コマをセットし得る。密閉ケースは、少なくとも横幅が1m80cm程度、丈が1m程度の1枚のカーテンが十分な余裕をもって出し入れでき、かつ内部の密閉スペースを有するものであるのが良い。より多くのカーテンを一度に吊支させるためにより大型に構成しても良いことは勿論である。カーテン生地は、レーヨン、ポリエステル等の化学繊維品などがあるが、綿製その他の必要があれば密閉室に吊支させて蒸気雰囲気処理を行なう前に薬品を含浸させておいてもよい。
【0006】
この場合、型付け補助装置18,100の型具74、94がカーテン300の表裏面両側から襞Wの内側に向けて進退自在に挿入されるように設けるとよい。カーテンの表裏の襞山が連続して接続することにより波形状の襞が形成されるから、このように、表裏両面からそれらの襞の内側に型具をあてがうと、型付け補助をより効果的に行なえる。なお、カーテンの高さ方向の高さ位置を違えて複数列について型付け補助装置を設けても良いし、特に最も高位置に設置されるものよりも下方位置に設置されるものについては表裏のいずれかのみの方向から型具が挿入されるようにしてもよい。
【0007】
また、その際、型付け補助装置18,100により、それぞれ、1つの軸杆の回転動作により一度に多数の型具がカーテンの襞の内側にセットされる。
【0008】
また、型具74、94は襞Wの内側に当る面を円弧面とするコマ部材84,98を有するとよい。型コマを円筒形状とすると襞Wの内側に当る面を円弧面とする構造を作成しやすいので有利である。
【0009】
さらに、少なくともカーテン300の上端側のタック部よりも下部側であって、型具74、94を襞Wの内側に挿入させた状態でカーテン300を把持してカーテンを上下方向に緊張させた状態で保持させる上下緊張保持手段を含むと有利である。カーテンを吊支させ、方付け補助を行ないつつカーテンの下部側を把持して上下に緊張させるから、カーテンの襞形状を効果的に安定化させる。なお、吊支されたカーテンを上下方向にカーテン300の外側から該型具とともに挟み込むようにすると、カーテンを吊支させた後に挟んで把持でき、作業を簡単に行なえる。挟持するようにカーテンを係止させる際の緊張保持力は弱い係止力でもよく、クリップのような部材を用いることができる。上下緊張保持のためにカーテンを把持する機構は、予め密閉ケース本体側から支持をとって、カーテンの下部側で固定板あるいは可動板等に他の可動部材を押し付けることにより把持しても良いし、その他任意の把持させる構成としても良い。好ましくは、複数のアーム部材の先端に型具をカーテンの外面から挟む構成とするとよい。
【0010】
その際に、上下緊張保持手段は、カーテン300の外側からカーテンを挟み込んだ状態で襞Wの内側に当る型具74、94の円弧面に対応する円弧当接部104を形成するクリップ部材(102)からなるようにするとなおよい。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。本発明のカーテンの襞形状安定化装置は、カーテンの幅接ぎ、裾部、耳部とともにカーテンの天部にタックを取って縫製し、それによってカーテンの天部から裾部の高さ方向全長にわたって均等な山と谷で連続する波形状の襞を付けた襞付け加工後のカーテンであって、このカーテンの襞形状を安定的にカーテンに対して定着させてユーザへ供給させるようにした装置であり、特に、密閉空間内でカーテンを吊支させて襞形状を保持させた状態でカーテン全体に対してスチームブローさせることにより、コスト、作業性、作業時間短縮、形状安定効果保持を実現させる点が主な特徴点である。
【0012】
図1ないし図13は、本発明のカーテンの襞形状安定化装置の実施の形態を示しており、本実施形態においては内部を気密状に密閉し得る密閉ケース10内に安定化処理すべきカーテン300が配置される。実施形態において、密閉ケース10は、カーテンの天部に複数の隣接する襞山と襞谷をタック取り縫いした少なくとも1つのカーテンを広げて吊支させ得る広さの密閉室内空間200を有するルームタイプのケース体からなり、前面に開閉ドア12が設けられて前面側から処理すべきカーテンが出し入れされる。詳しくは、図2、図4にも示すように、密閉ケース10は、例えば縦長の直方体形状であり、内部を前部空間と後部空間とに分割するように仕切り壁14で密閉状に仕切られている。前部密閉空間200aには処理すべきカーテンが吊支されて所定の安定化処理が施されるとともに、後部空間200bには、直接的にカーテンに対して襞形状安定化のためのブロー装置等が配置されている。なお、図中13は、ドア開閉用ハンドルである。
【0013】
実施形態において、カーテンの襞形状安定化装置は、密閉ケース10内でカーテン300を吊支する吊支装置16と、カーテンの型付け補助装置18と、蒸気供給装置20と、を備えている。図4において、前部密閉空間200aのほぼ全幅にわたって横長状に吊支装置16の係止部材が設けられている。本実施形態において、吊支装置16は上下移動する基板22に支持された移動式の吊支装置から構成されており、例えばカーテンを吊支させるために架ける場合には下降させ、吊支後、上昇させてカーテン全体を密閉室内で完全に吊支させた状態にして蒸気処理等を行なう。
【0014】
図2、3、5、6、7において、前部密閉空間200aの両側壁には縦にそれぞれ1個つづのレール24が設けられ、該レール24に案内されて縦に移動自在にそれぞれ両側2個の基板22が設けられ、この基板22に立設された両縦支持板26間に架設されて横方向に長く吊支杆28が連結されている。縦支持杆26は、図11に示すように、縦長孔27a、横長孔27bを介して基板22に対してその上端部の吊支杆28との連結側が上下調整自在、並びに前後方向へ係合位置調整自在に設けられ、これによって、吊支杆28あるいはそれに支持された後述する型コマ84が基板22に対して前後動、あるいは上下動調整可能に支持されている。そして、図6、図9、図11、図12に示すようにこれらの吊支杆28に基部を固定され先端側を前方FF側に向けて複数のU字状係止部材30が一定間隔で隣接配置されている。これらのU字状係止部材30には、処理すべきカーテンのタック部に装着された吊支フック32がそれぞれ掛けられてカーテンの上端部が係止される。実施形態において、吊支装置16は、吊支杆28と、U字状係止部材30を含む。
【0015】
前述のように、基板22は、上下駆動機構を介して前部密閉空間内で上下駆動させられるものであり、図2において、後部空間200bの上端部には、上下駆動モータ34が設置され、該モータ34とVベルト35によりベルト連結されたベルトプーリ36と同軸に図示しない巻き取りプーリが取り付けられている。そして、この巻き取りプーリに一端を固定されて巻き取り、巻き戻し自在にワイヤ38が巻装され、さらにこのワイヤ38の他端がテンションプーリ40、上プーリ42を介して基板22に連結固定されている。上下駆動モータ34を駆動させるとこれらの要素を介して基板22をレール24に沿って上下動させ、さらに基板22に連結支持された横並びの複数のU字状係止部材30を同時に上下動させる。
【0016】
図5ないし7、並びに図9において、基板22から側壁側に向けて2本の支持杆44が突設固定され、それらの支持杆44の先端側に断面コ字型のレール24に係合するH字状の可動基体46が取り付けられている。可動基体46は、縦に平行に配置される縦杆とそれらの中間部に横に架設された横杆とを含むH字体からなり、それぞれの縦杆の上下端にレール24の側壁に側方から密着状に挟むようにして摺動するローラ48が設けられるとともに、中間の横杆にはレールの正面となる平面に密着当接しつつ摺動する他のローラ50が設けられている。これらの可動基体46は、レール24に沿う一定の縦軌道上を上下動する装置であり、これに連結された基板22の一定軌道上の上下動を行なわせる。
【0017】
蒸気供給装置20は、カーテンを吊支させた密閉ケース内全体に蒸気を供給する蒸気供給手段の主要な構成要素であり、実施形態において蒸気供給装置20は、図示しないボイラ等の蒸気発生装置と接続配管により連通接続され後部空間200b内に配置されたスチームタンク52と、図示しないスチームタンクの圧力調整弁と、スチームタンク52からの蒸気を前部密閉空間200a内に吹き出すスチームブロー管54と、を含む。図2に戻って、後部空間200bの高さ方向中央からやや下方寄り位置には、図示しない蒸気発生装置から供給される蒸気を保持するスチームタンク52が配置され、ブロー用配管56を介して該スチームタンク52とスチームブロー管54とが連通接続されている。スチームブロー管54は、前部密閉空間200aの底部に設置されたグレーチング板等からなる多孔床58の下面の蒸気チャンバ59内に図3のように幅方向に長く横長に敷設されており、少なくとも、その管54の上面側には多数の蒸気のブロー孔60が穿孔されて、このブロー孔から吹き出される蒸気が多孔床58の孔を通過して上方となる前部密閉空間200a内に吹き出される。
【0018】
また、図2に示すように、後部空間200bの高さ中央部位置には、送風機62と、その下流側に配置される加熱ヒータ64と、が設置され、さらに加熱ヒータにダクト66が連通接続されてそのダクト66の下端側が前部密閉空間200aの下端部の蒸気チャンバ59に連通接続するように配置されている。さらに、後部空間200b内であって、上下駆動モータ34の下方であり、密閉ケース10の全長高さの上部位置にエアダンパ68が設けられ、該エアダンパ68が設けられる位置に対応する仕切り壁部分に設けた開口70と外気とを必要に応じて連通させて高圧蒸気を排気させる。エアダンパ68は、ダンパケース内に横方向に長い軸に支持させて回転自在に開閉羽根体72を設けてあり、回転駆動用のエアシリンダ等を介して、羽根体72を開閉させる。駆動用エアシリンダは、図示しないシーケンサ等の制御装置に電気的に接続されており、設定された制御シーケンスに従って、羽根体を回転駆動させる。エアダンパ68は、前部密閉空間200a内に蒸気を吹き出させる場合には該密閉空間200a内を密閉すべくその羽根体72を閉鎖させ、密閉空間内を乾燥させる際には外気を取り込んでさらに外部に放出させるべく羽根体を開放させる気密、開閉手段である。すなわち、密閉室内空間200a内を乾燥させたいときには、羽根体72を開放し、送風機62から送られて加熱乾燥された空気を密閉室200a内に送り込んで、蒸気を該エアダンパ68から外部に排気させる。実施形態において、送風機62と、加熱ヒータ64と、蒸気チャンバ59と、エアダンパ68は、カーテンの襞形状安定化の際のカーテンの乾燥行程を行なわせる乾燥手段を形成し、特に、本実施形態では、密閉室内処理に対応する密閉室内への蒸気噴射工程から外気で生成される熱風による蒸気の追い出し法となる室内換気工程により効率よくこれを実現する。なお、実施形態において、スチームブロー杆54は前方側と後方側に平行に2列配置されており、これに伴って前方側(手前側)あるいは後方側(奥行き側)の送風機、圧力調整弁がそれぞれ2レーンの蒸気吹き出しに対応して2個づつ設置されている。
【0019】
型付け補助装置18は、密閉室の蒸気雰囲気中で全体を蒸気に晒されるカーテン300の襞型の保持を補助する装置であり、特に、本実施形態では、吊支されるカーテンの襞Wの内側に進退自在に挿入される型具74を含む。図4、5、7、9〜11において、型付け補助装置18は、カーテン吊支用のU字状係止部材30を固定した吊支杆28と共に基板22に共通に固定され、上下駆動モータ34を含む上下動機構によりレール24に沿って上下動自在に設けられている。図7、図9において、左右の基板22の間に介在させ、両端側を該左右の基板22に支持させた前後の軸杆76、78が設けられている。図9、10において、後軸杆78は、両端部を基板22の後方RR側に設けられた軸受孔に貫挿されて回転自在に支持された角棒部材からなり、その幅方向端部には操作ハンドル80が突設固定されるとともに、図7に示すように、該後軸杆78に支持されて多数の型具74が前方FF側に向けて先端部を突出させて設置されている。
【0020】
実施形態において、型具74は、後軸杆78に基部を固定させた多数のアーム82と、これらのアーム82の先端部に固定支持された型コマ84と、からなり、ハンドル80を例えば手動で回転操作することにより後軸杆78を介してすべての型具74が図10に示すように、例えば枢支点を中心として鎖線示120度の角度位置から0度の実線示水平位置まで回動する。すなわち、投げ降ろし下り回転状に回転して水平位置で図示しないストッパに規制されて停止する。ここに、型付け補助装置18は、隣接する多数の襞Wの内側に進退自在にそれぞれ挿入され併列配置された多数の型具74と、これらを共通に支持しかつ回転自在に軸支された後軸杆78と、を含む。後軸杆78は、図10において、例えば鎖線示略120度の角度のカーテンの吊支セットのための退避位置と、水平状態での型付け補助位置と、に変位自在に設けられている。
【0021】
実施形態において、型コマ84は、図9、10、12に示すように、アーム82をセット状態とした水平状態では縦長の木製の円筒体からなり、その表面の円弧面が図7に示すように、カーテンの襞Wの内側に当接し、蒸気雰囲気中の暴露、乾燥を経て形状安定化する襞形状の型付けの補助を直接的に行なう。型コマ84はアーム82に対して交換可能に取り付けられており、カーテンの襞の大小に対応して必要に応じて交換しながら使用可能である。これによって、1つの装置で種々の襞形状、大きさのカーテンに対してそれらの襞形状安定化を行なうことができる。
【0022】
一方、前軸杆76は、両端部を基板22に係合して前後方向に移動可能な可動軸支板86に回転自在に支持されて設けられている。基板22の前方FF側には、水平方向に長孔88が穿孔され、両端にこの長孔を貫通させて角棒部材からなる前軸杆76が設けられている。前軸杆76の両端は、基板22の長孔88の外面側に沿って配置された可動軸支板86の軸受により回転自在に軸支されている。可動軸支板86は、前軸杆76の両端を受ける軸受を担持する横長のブロック状部材からなり、前軸杆76の一端側を軸受で受けた状態で引張バネ90により常時後方FF側に引張されている。そして、該可動軸支板86の前端側には操作ノブ92が突設固定されており、該ノブ92を回動操作することにより、図10のように、前軸杆76は前部下方側から後方側にせり上がり状に回動する。
【0023】
前軸杆76は、両側の可動軸支板86に回転自在に支持された角棒部材からなり、図7に示すように、後軸杆78から突設された型具74と同様の多数の型具94が前軸杆76に支持されて後方RR側に向けて先端部を突出させて設置されている。実施形態において、型具94は、前軸杆76に基部を固定させた多数のアーム96と、これらのアーム96の先端部に固定支持された型コマ98と、からなり、操作ノブ92を例えば手動で回転操作することにより前軸杆76を介してすべての型具94が図10に示すように、例えば枢支点を中心として鎖線示250度程度の角度位置から180度の実線示水平位置まで回動する。すなわち、先端側は下方位置からせり上がるように回転して水平位置で図示しないストッパに規制されて停止する。なお、前軸杆76は、図7、図9のように長孔88に沿って矢示前後方向に移動し得るようになっており、引張バネ90のバネ付勢力に抗して可動軸支板86を前方側に引っ張った状態で基板22側に立設したピン95に可動軸支板86のフック部97を係合させることにより、前軸杆76の前後方向位置を調整し得るようになっている。前軸杆76は、図10において、例えば鎖線示略250度程度の角度のカーテンの吊支セットのための退避位置と、水平状態での型付け補助位置と、に変位自在に設けられている。
【0024】
実施形態において、型コマ98は、図9、10、12に示すように、アーム96を回動してセット状態とした水平状態で後軸杆78側の型コマ84と同一形状で形成された縦長の円筒体からなり、その表面の円弧面がカーテンの襞Wの内側に当接し、蒸気雰囲気中の暴露、乾燥を経て形状安定化する襞形状の型付けの補助を直接的に行なう。
【0025】
図10に示すように、後軸杆78、及び前軸杆76がそれぞれ投げ降ろし下り回転状及びせり上がり状に回転してそれぞれ水平位置で停止された状態では、図7に示すように、前後の型具94、74は交互に差し違え状に並設される。したがって、両軸杆78、76の間に処理すべきカーテン300を吊支してそれぞれの型具を水平状にセットした状態でそれぞれ同カーテンの表裏面側からそれぞれのカーテンの襞の内側に型コマ84、98が当接し、型付け補助を直接に行なう。
【0026】
さらに、図4、5、8、12において、吊支したカーテン300の下端の裾部には上下緊張部材が配置されている。上下緊張部材は、吊支されたカーテン300を上下方向に緊張させた状態で保持させる上下緊張保持手段であり、少なくともカーテンの上端側のタック部、すなわち、カーテンの吊支フック32により吊支された部分よりも下部側であって、型具94、74を襞の内側に挿入させた状態でカーテンを把持する。特に本実施形態では、カーテンの把持に際しては、カーテンの襞の外側から該型具とともに挟み込むように設けられる。すなわち、本実施形態において、処理すべきカーテン300を吊支させた状態でその下端部の裾部に対応する位置に上方に配置された型付け補助装置18と同様の下部型付け補助装置100が密閉ケースの側壁に回転自在に支持されて横方向に架設されている。下部型付け補助装置100は、型付け補助装置18と同様の、アーム82、型コマ84を有する型具74を備えており、図示しないハンドルを介して操作することにより側面視、投げ降ろし状に回動して退避位置からセット位置となる水平位置まで変位する。そして、セットされてカーテンの裏面側から襞の内側に型コマ84を挿入させた襞の外面側に上部緊張部材が取り付けられる。したがって、カーテンを吊支後に簡単、かつ円滑に上下緊張およびその解除を行なえ、上下緊張による襞型付け補助、並びにその際の係合、離脱を簡易に行なわせることができる。
【0027】
特に、本実施形態では、上下緊張部材は図12に見られるようなクリップ部材102から構成されており、このクリップ部材102は、カーテン300の外側からカーテンを挟み込んだ状態で襞Wの内側に当る型具の円弧面に対応する円弧当接部104を形成している。したがって、カーテンを吊支させたままでその表面側から簡単にカーテンの裾部を挟み込んで係止し上端タック側との間を軽い張力で緊張状態として張らせた状態で保持させるとともに、作業終了後にカーテンを取り外す作業に際しては、簡単に取り外しできる。すなわち、クリップ部材102は、それぞれ円弧当接部104を一端に形成したクリップ片105をバネ106により常時それらの円弧当接部の近接方向に付勢させた構造である。なお、下部型付け補助装置の軸杆101は、その型コマ84を前方に突設させた状態で保持させるように、固定状態として回転させないようにしてもよい。
【0028】
実施形態のカーテンの襞形状安定化装置は、各要素を電気的に接続させて制御装置を介してその運転を制御するようになっている。図1において、例えば制御基盤を含むシーケンサ等の制御装置を内蔵する操作ボックス107が密閉ケース10の側壁に付設されている。制御装置は、上下駆動モータ34、エアダンパ駆動用エアシリンダ、送風機62、加熱ヒータ64、ボイラの圧力調整弁等と電気的に接続されている。該操作ボックス107は、図13に示すように、その表面パネルに主電源のオン、オフと、ダンパ68、送風機62、スチームの自動、手動切替スイッチと、各種タイマの設定時間調整ダイアルが設置されている。特に、タイマ用ダイアルでは、蒸気の密閉室内への噴射工程152、蒸気の充満後の所定時間の静置によるなじませ工程153、さらにその後の乾燥工程154についての時間設定ダイアルが設けられ、各種のカーテン生地に対応した最適の時間を設定し得るようになっている。また、電源の運転、停止時の表示ランプが設けられている。
【0029】
次に、実施形態のカーテンの襞形状安定化装置の作用について説明する。まず、処理すべきカーテン300を吊支するが、この際、主電源スイッチ150をオンし、上下動スイッチ151を自動に設定し、図示しない足踏みスイッチをワイヤの巻き戻し側に踏圧すると上下駆動モータ34を介して基板22を下降させる。これによって、作業者がカーテンを吊支杆28のU字状係止部材30に掛けやすい位置に降ろす。カーテンのタック部に一端側を装着させたすべてのフック32を、併設されたU字状係止部材30に係止させカーテンを自然に広げた状態で吊支させる。そして、駆動モータ34の上昇方向に足踏みスイッチを踏圧すると、基板22が上昇し、カーテンの上端のタック部に沿った山と谷を形成させる襞Wが自然に表れる状態でカーテン全体を吊支させ、開閉ドア12を閉めると、密閉ケース10内でカーテン全体が吊支される。
【0030】
その状態で、高さ方向中間位置の型付け補助装置18の前後軸杆76、78をそれぞれせり上り回転、あるいは投げ降ろし回転後、それぞれ水平状態として、それぞれの型コマ98、84をカーテン300の表裏の襞の内側に配置させセット状態とする。さらに、下部型付け補助装置100についても同様にその軸杆101を回動させて型コマ84をカーテンの裏面の襞の内側に装着させる。そして、上端のタック部側を吊支フック32で係止させる一方、下端の裾側をある程度張った状態として、下部型付け補助装置の各型コマに対応するカーテンの外面側からその内側の型コマ84を挟み込むようにクリップ部材102を挟ませることにより、上下方向に緊張させてカーテンを保持させる。このときには、蒸気のように、それぞれの型付け補助装置18あるいは下部型付け補助装置100のそれぞれの型コマがカーテンの襞の内側に挿入された状態で、襞型付けの補助を行なうようになっている。
【0031】
ここで、例えば、蒸気噴射、乾燥工程を自動に設定し、蒸気噴射時間(スチームタイマ)を3分、なじませ時間(ソフトタイマ)を3分、乾燥時間を3分に設定し、No1のスイッチ155すなわち、手前側のブロー用配管155を指示し、送風機スイッチ156、蒸気スイッチ157をそれぞれオンしてスイッチ151を自動運転にオンすると、電磁弁を開いて圧力蒸気がスチームタンク52から送られ、ブロー用配管54を通って蒸気チャンバ59内のスチームブロー管54のブロー孔60から例えば130℃程度の蒸気が吹き出され、この蒸気は多孔床58の孔から密閉室内空間200a内に供給される。この間、ダンパ68の羽根体72は開口70を閉鎖して室内を密閉空間に保持する。3分間の蒸気の供給後、電磁弁を閉じて蒸気供給を停止し、その停止状態で3分間静置させる。この3分間の静置工程では、蒸気供給はなく、単に蒸気が充満した密閉室内にカーテンを晒して放置しておくだけであり、この工程で、カーテン生地に十分な蒸気が含浸されて生地になじませられる。これによって、局部的にできている小さな皺と同時にカーテン生地全体に賦与された皺や曲がり癖なども自然な状態に伸ばされる。この後、エアダンパ68の羽根体72が開き、送風機62及び加熱ヒータ64がオンして加熱した外気をダクト66、蒸気チャンバ59を介して密閉室内に送る。これによって、蒸気はダンパ68を介して外部に排気され、かつ、熱風乾燥が行なわれてカーテンを乾燥させる。必要に応じて、No1,No2の2レーンのブロー用配管56による運転を行なっても良い。その際、No2スイッチ158、ブロワ159、スチーム160の各スイッチがオンに設定される。ここにおいて、密閉空間内でカーテンを自然な状態で広げて吊支させて襞形状を保持させた状態でカーテン全体に対してスチームブローさせることにより、局部的な蒸気の放出のための多数のノズルの製造、それらに対応する吸引装置が不要となり製造コストを低廉にして製造し得る。同時に、広げた状態で作業を行なって作業性、作業時間短縮を図れるうえに、カーテン全体を蒸気雰囲気中に配置し、かつ静置させるから形状安定保持の効果に優れるものである。
【0032】
以上説明した本発明のブラスト用噴射ノズル装置及びブラストホースと噴射ノズルとの連結構造は、上記した実施の形態にのみ限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した発明の本質を逸脱しない範囲の変形も本発明に含まれる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のカーテンの襞形状安定化装置によれば、密閉ケース内でカーテンを吊支する吊支手段と、吊支されるカーテンの襞の内側に進退自在に挿入される型具を含む型付け補助装置と、カーテンを吊支させた密閉ケース内全体に蒸気を供給する蒸気供給手段と、を含み、型具により型付け補助を行ないつつ密閉ケース内に蒸気を供給してカーテン全体に蒸気を当て、さらに、その密閉状態での充満蒸気を保持させて襞形状を安定化させる構成であるから、密閉空間内でカーテンを自然な状態で広げて吊支させて襞形状を保持させた状態でカーテン全体に対してスチームブローさせる結果、局部的な蒸気の放出のための多数のノズルの製造、それらに対応する吸引装置が不要となり製造コストを低廉にして製造し得ると同時に、カーテンを広げた状態で作業を行なって作業性、作業時間短縮を図れるうえに、カーテン全体を蒸気雰囲気中に配置し、かつ静置させるから形状安定保持の効果に優れるものである。特に、型付け補助装置は、単に補助のための型具でよく、構造を極めて簡易化し得る。
【0034】
また、型付け補助装置の型具がカーテンの表裏面両側から襞の内側に向けて進退自在に挿入されるように設けられた構成とすることにより、吊支したカーテンの表裏両面からの各襞に対してそれらの内側に型具を挿入して当接させることができ、よって、襞型の賦与の補助効果を確実に行なわせ得る。
【0035】
また、型付け補助装置は、隣接する多数の襞の内側に進退自在にそれぞれ挿入される隣接する多数の型具と、これらを共通に支持しかつ回転自在に軸支された軸杆と、を含む構成とすることにより、軸杆の回転によりすべての型具を回転させて短時間に吊支されたカーテンの各襞の内側への型具の挿入を行なえる。
【0036】
また、型具は襞の内側に当る面を円弧面とするコマ部材を有する構成とすることにより、例えば木製、軽金属、紙等の任意の素材でコマ体を形成し、低廉なコストでの製造を実現し得るとともに、コマ部材に円弧面を形成させることにより、カーテンの襞の内側に当接する際に、その美しい襞形状を確実に型保持させ得る。
【0037】
また、少なくともカーテンの上端側のタック部よりも下部側であって、型具を襞の内側に挿入させた状態でカーテンを把持してカーテンを上下方向に緊張させた状態で保持させる上下緊張保持手段を含む構成とすることにより、密閉室内での吊支状態で、さらに上下方向へ緊張させて型付け補助を行なうから、その型付け補助を確実に行なわせる。特に、例えば、カーテンの外側から挟み込みようにして緊張保持させると、緊張状態を保持させるための作業を簡単かつ短時間に行なえる。
【0038】
また、上下緊張保持手段は、カーテンの外側からカーテンを挟み込んだ状態で襞の内側に当る型具の円弧面に対応する円弧当接部を形成するクリップ部材からなる構成とすることにより、軽易で安価な構成で緊張保持を行なえるとともに、そのカーテンの保持のための係脱作業が極めて簡単で作業性を良好に保持させ得る。
【0039】
また、本発明のカーテンの襞形状安定化方法によれば、密閉ケース内で襞付けを行なったカーテンを吊支させて高さ方向中間に型付け補助用の型具を襞の内側に挿入させた状態でカーテンの高さ方向中間位置を把持して緊張状態に保持し、密閉ケース内に蒸気を供給してカーテン全体に蒸気を当て、所要時間経過後、カーテンを熱風乾燥させる構成であるから、密閉空間内でカーテンを自然な状態で広げて吊支させて襞形状を保持させた状態でカーテン全体に対してスチームブローさせる結果、作業性が極めて良好であり、作業時間短縮を図れるとともに、型付け補助用の型具の構成を簡易化し得て、装置全体の製造容易性を確保し、装置コストの低廉化に資する。
【0040】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のカーテンの襞形状安定化装置の実施形態に係る正面図である。
【図2】 図1のA−A線矢示図である。
【図3】 図1のB−B線矢示図である。
【図4】 図1の開閉ドアを開放した状態を示す図である。
【図5】 図4の密閉ケース内部の一部を拡大して示した一部省略拡大正面説明図である。
【図6】 図5の一部省略C−C線矢示図である。
【図7】 同図5のD−D線矢示図である。
【図8】 同図5のE−E線矢示図である。
【図9】 同図5のF−F線矢示図である。
【図10】 図9の型コマの作用説明図である。
【図11】 図5のG−G線矢示図である。
【図12】 下部型付け補助装置を含む型付け補助装置部分の一部省略斜視説明図である。
【図13】 操作ボックスのスイッチ類の説明図である。
【符号の説明】
10
密閉ケース、14 仕切り壁、16 吊支装置、18 型付け補助装置、20 蒸気供給装置、22 基板、28
吊支杆、30 係止板、32 吊支フック、46 可動基体、54 スチームブロー管、60 ブロー孔、62
送風機、64 加熱ヒータ、68 エアダンパ、72 羽根体、74,94 型具、76,78,101 軸杆、84,98
型コマ、86 可動軸支板、100 下部型付け補助装置、102 クリップ部材、104 円弧当接部、200
密閉室内空間、300 カーテン、W 襞、FF 前方、RR 後方
Claims (3)
- 密閉ケース内でカーテンを吊支する吊支手段と、
吊支されるカーテンの襞の内側に進退自在に挿入され複数の型具を列状に併設してなる型付け補助装置と、
カーテンを吊支させた密閉ケース内全体に蒸気を供給する蒸気供給手段と、を含み、
型付け補助装置は、吊支されるカーテンの前部側からカーテンの襞の内側に進退自在に挿入される前部型具列と、吊支されるカーテンの後部側からカーテンの襞の内側に進退自在に挿入される後部型具列と、を有し、
前部型具列と後部型具列の複数の型具は対向配置された一対の軸杆により支持され、かつ、上下動可能に支持された基板の水平方向の前後離隔対向位置に枢支されており、
型具は、軸杆の回動による円弧状の移動によりカーテンの襞の内側に進退自在に挿入されるようになっており、
さらに、型具は、カーテンの襞の内側に回動により正しく挿入された状態でカーテンの襞の内側に当る面を円弧面とする縦長円筒形のコマ体と、コマ体の直径の半分以下の幅で軸杆から突設されたアームと、を含むことを特徴とするカーテンの襞形状安定化装置。 - 少なくともカーテンの上端側のタック部よりも下部側であって、型具を襞の内側に挿入させた状態でカーテンを把持してカーテンを上下方向に緊張させた状態で保持させる上下緊張保持手段を含む請求項1記載のカーテンの襞形状安定化装置。
- 上下緊張保持手段は、カーテンの外側からカーテンを挟み込んだ状態で襞の内側に当る型具の円弧面に対応する円弧当接部を形成するクリップ部材からなる請求項2記載のカーテンの襞形状安定化装置。
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