JP4196104B2 - スピーカ - Google Patents

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Description

本発明は各種音響機器や情報通信機器に使用されるスピーカに関するものである。
従来の技術を図により説明する。図は従来のスピーカの断面図である。
に示すように、着磁されたマグネット1を上部プレート2およびヨーク3により挟み込んで内磁型の磁気回路4を構成している。この磁気回路4のヨーク3にフレーム6を結合している。
このフレーム6の周縁部に第1の振動板7を装着し、この第1の振動板7に上記磁気回路4の磁気ギャップ5にはまり込むようにボイスコイル8を結合している。
さらに、前記フレーム6の周縁部にパネル9を結合し、このパネル9に略平面状の第2の振動板10を装着し、第1の振動板7と第2の振動板10の間を密閉空間11により音響結合してスピーカ13を構成している。
尚、この出願の発明に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2003−179988号公報
上述のスピーカは、そのセットである携帯電話等の電子機器の薄型化が市場より強く要請されている。よって、これら電子機器の薄型化には、スピーカ13の薄型化が必要不可欠である。
ところが、上述のスピーカは音響結合されたスピーカであり、振動板を2つスピーカの厚み方向に有しているため、その設計上薄型化を図るのは非常に困難であるという課題を有するものであった。
本発明は前記課題を解決し、薄型化を図ることができる優れたスピーカを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明の請求項1に記載の発明は、磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された第1の振動板と、この第1の振動板に結合されるとともに、その一部が前記磁気回路の磁気ギャップに嵌め込まれたボイスコイルと、前記フレームに結合したパネルと、このパネルに設けた窪み部内に埋設した第2の振動板とを備え、前記第1の振動板と第2の振動板とを音響結合し、第2の振動板はパネルに形成した窪み部内に埋設構成するとともに、窪み部の内側に、少なくとも3箇所以上の第2の振動板ガイド用突起を設けて構成したスピーカであり、この構成により、2つの振動板を有する音響結合スピーカの薄型化を図ることができ、パネルの窪み部の寸法をある程度大きく確保して生産性を向上させると共に、パネルの窪み部の内側に、少なくとも3箇所以上の第2の振動板ガイド用突起を設けることで高精度ガイドとして使用することができる。
以上のように本発明は、パネルに窪み部を形成して、この窪み部に第2の振動板を埋設構成するとともに、窪み部の内側に、少なくとも3箇所以上の第2の振動板ガイド用突起を設けて音響結合スピーカを構成したものである。この構成により、大きな第2の振動板を使用してモジュールや電子機器の小型化やデザイン自由度向上を図ることができる音響結合スピーカの薄型化を実現することができ、パネルの窪み部の寸法をある程度大きく確保して生産性を向上させると共に、パネルの窪み部の内側に、少なくとも3箇所以上の第2の振動板ガイド用突起を設けることで高精度ガイドとして使用することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて、本発明について説明する。
図1は、本発明の一実施形態のスピーカの断面図を示したものである。図1に示すように、着磁されたマグネット21を上部プレート22およびヨーク23により挟み込んで内磁型の磁気回路24を構成している。この磁気回路24のヨーク23にフレーム26を結合し、このフレーム26の周縁部に第1の振動板27の外周を接着し、この第1の振動板27に反対の一端を上記磁気回路24の磁気ギャップ25に嵌り込むようにボイスコイル28を結合している。
さらに、フレーム26にパネル29を結合構成している。そして、このパネル29のフレーム26との反対側に窪み部29Aを形成して、この窪み部29Aの内側に、少なくとも3箇所以上の第2の振動板30のガイド用突起29Bを設けて構成し、このガイド用突起29Bに沿わせて略平面状の第2の振動板30を、その外周部に接着剤もしくは粘着剤32を配して結合している。これにより、第1の振動板27と第2の振動板30とを密閉空間31を介して音響結合してスピーカ40を構成している。
この構成とすることにより、パネル29に窪み部29Aを形成して、この窪み部29Aに第2の振動板30を埋設構成することで、スピーカの薄型化を図ることができ、パネル29の窪み部29Aの寸法をある程度大きく確保して生産性を向上させると共に、パネル29の窪み部29Aの内側に、少なくとも3箇所以上の第2の振動板30のガイド用突起29Bを設けることで高精度ガイドとして使用することができる。
さらに、パネル29に第2の振動板30を埋設構成していることで、第2の振動板30が、外的要因によりその外周部に接触等することによるめくれやはがれ等の接着はずれを防止することができ、品質向上を図ることもできる。
また、パネル29の前面部と第2の振動板30の前面部とを略同一高さにして構成することにより、パネル29と第2の振動板30の関係上、スピーカの厚みを最薄値とすることができる。さらに、パネル29と第2の振動板30が一平面状に構成され、凹凸が無いため、パネル29からの音響反射を含めた位相特性を向上させることができる。
さらに、当実施の形態に示すように、パネル29の外周部の高さを、第2の振動板30の高さよりも高く設定することで、スピーカ40の梱包、輸送時等の第2の振動板30の保護を実施することができる。
また、パネル29に接着剤もしくは粘着剤32を塗布して構成したことにより、接着剤もしくは粘着剤32の効果で、パネル29と第2の振動板30との間の空気漏れをなくし、音響結合された密閉空間31の気密性確保とビリツキ音の防止を図ることができる。よって、音響結合スピーカ40の品質および信頼性の向上を図ることができる。
また、第1の振動板27を第2の振動板30よりも小さくして構成し、さらに当実施の形態の場合は、第1の振動板27を平面的に見て第2の振動板30の範囲内に設けて構成したことにより、大きな第2の振動板30を使用してもスピーカの更なる小型化、薄型化、デザイン自由度向上を実現することができる。
また、第2の振動板30をシート状の透明なフィルムにより構成していることにより、このシート状の透明なフィルムの下空間を利用してデザインすることで、透明なフィルムの下のものが透視可能となる。このため部品の配列が横方向のみならず、高さ方向も有効に利用しながら配列することができる。よって、大きな第2の振動板30を使用してもスピーカのさらなる小型化、薄型化、デザインの自由度向上を実現させることができる。
また、パネル29を透明な材料により構成していることにより、前述したシート状の透明なフィルムから構成された第2の振動板30を用い、さらにこの透明なパネル29の下空間を利用してデザインすることで、透明なパネル29の下のものが透視可能となる。このため部品の配列が横方向のみならず、高さ方向も有効に利用しながら配列することができる。よって、大きな第2の振動板30とパネル29とを使用しても、スピーカのさらなる小型化、薄型化、デザインの自由度向上を実現させることができる。
さらに、このスピーカをスピーカモジュールとして構成した場合は、第2の振動板を表示部の前面に、表示部を覆う形状で配置して、第2の振動板とパネルとを透明なフィルムシートにより構成することで、透明なフィルムの下のものが透視可能となる。
この構成により、音響結合スピーカモジュールの薄型化を実現させることができる。さらに、このようにモジュール化することで、セット生産時の工程削減や、部品流通段階での合理化を図ることが可能となり、コスト低減を実現させることもできる。
ここで、このモジュールの表示部の配置場所に関しては、第2の振動板である透明なフィルムシートの直下でも、透明なパネルの下でも良い。
さらに、このスピーカモジュールを携帯電話装置に搭載した場合は、表示部とスピーカとからなるスピーカモジュールと操作部とにより携帯電話装置を構成し、外装ケースにスピーカモジュールを結合し、その横に操作部を結合してその要部を構成することにより、このシート状の透明なフィルムである第2の振動板と透明パネルの下空間に表示部が設定され、さらにその横に操作部を設定することで、携帯電話装置の薄型化、小型化、デザインの自由度向上を実現させることができる。
また、当実施の形態は、携帯電話装置への応用について説明したが、これに限定されることなく、携帯用の音響機器や映像機器、さらにはこれらの機器の充電装置等の電子機器への応用についても広範囲に展開することができる。
本発明にかかるスピーカおよびスピーカモジュールは、音を出す機能以外に、透明フィルム、透明パネルを使用することで、表示部から放音が可能となり、映像音響機器や情報通信機器、ゲーム機器等に適用できる。
本発明の一実施の形態におけるスピーカの断面図 従来の音響結合タイプのスピーカの断面図
符号の説明
21 マグネット
22 上部プレート
23 ヨーク
24 磁気回路
25 磁気ギャップ
26 フレーム
27 第1の振動板
28 ボイスコイル
29 パネル
29A 窪み部
29B ガイド用突起
30 第2の振動板
31 密閉空間
32 接着剤もしくは粘着剤
40 スピーカ

Claims (1)

  1. 磁気回路に結合されたフレームと、このフレームの外周部に結合された第1の振動板と、この第1の振動板に前記磁気回路の磁気ギャップに嵌め込まれるように結合したボイスコイルと、前記フレームに結合されたパネルと、前記第1の振動板を結合した前記パネルで囲まれた空間と、このパネルで囲まれた空間に結合した第2の振動板とで構成されるスピーカであって、前記第2の振動板は前記パネルに形成した窪み部内に埋設構成するとともに、前記窪み部の内側に、少なくとも3箇所以上の第2の振動板ガイド用突起を設けて構成したスピーカ。
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