JP4195611B2 - 人工足 - Google Patents
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Description
[発明の分野]
本発明は、機能において人間の足によく似た人工足が開示されている。人工足は、歩く、走る、そして、跳ぶ行動において、切断手術をうけた人の歩行と、心地よさの質を改良するために、後足の3面の運動性能と、中間足の2面の運動性能と、前足の運動性能と、高低の動的応答特性とを有している。既存の高さの低い人工足の品質を良くするため、後足の3面の運動性能を備える人工足首要素についても開示されている。
【0002】
[背景技術]
人工器官の分野における背景技術は、従来、運動性能の程度を変えることを可能とする人工足を製造してきた。知られた人工足の大部分は、この運動性能を可能にするために、ゴムバンパを有するメタルヒンジを利用している。これらの要素は、機械的破損および摩耗の原因である。知られた人工足は、さらに、一般に、製造および維持するのに費用がかかる。従来の人工足は、人間の歩行特性に似ていない、たとえば、周知の構造は、ある運動性能を可能にするとはいえ、従来の人工足は、ヒトそっくりの特性を反映していない。これらの特性は、歩行における人間の足および足首のジョイントの生体力学的機能に関係している。従来技術の人工足は、それらの構造特性が人間の足によく似ていないので、本当の人間の歩行に達していない。
【0003】
[発明の概要]
人間の足は、26の独立した骨から構成される複合体である。足の骨は、関節を生成するために、互いに関節でつながっている。足の関節は、これらの関節を介して、動かすことを可能とする。特定の関節の運動の特性は、骨の関節と、靭帯の強化と、筋肉のコントロールとに依存している。足の特定の関節の運動性能は、歴史を通して確かに広く研究されてきた。これらの科学的研究は、人間のすべての関節の14の異なる回転の軸を明らかにした。それらは、思慮深い分析によって、人間の歩く、走るおよび跳ぶ行動において回転および運動性能のこれらの軸が機能する方法を決定した。本発明の人工足は、これらの科学的研究を考えて、切断手術をうけた人に通常のヒトの歩行特性を供給し、そして、切断手術をうけた人の生活の質を改善するために、機能において人間の足によく似た改良された人工足を提供する目的で製造された。
【0004】
本発明による人工足は、前足部と、中間足部と後足部とを備え、後足部は、歩行において、人工足の閉じられた連鎖運動を可能にする第1のジョイントと第2のジョイントとを含んでいる。その第1のジョイントは、少なくとも主として矢状面にある第1のジョイント軸周りでの後足部分の運動を可能とするために傾斜されるジョイント軸を有している。第2のジョイントは、少なくとも主として前頭面と、横断面とにある第2のジョイント軸回りの後足部の運動を可能にするために方向づけられたジョイント軸を有している。開示された例示の実施の形態において、第1ジョイントおよび第2ジョイントは、後足部の弾力性の材料のそれぞれのストラット(strut)によって、後足部分と一体的に形成されている。とくに、一実施の形態において、人工足の前足部、中間足部および後足部は、成形および/または機械加工によって、合成樹脂の単一体ないしは単一ピースから形成されている。
【0005】
第2の実施の形態において、本発明の改良された人工足は、機能的な品質向上として、既存の高さの低い人工足に取り付けられる本発明の人工足首要素を使用して形成されている。人工足首要素は、足の後足部分の部分を形成する第1ジョイントと第2ジョイントとを含んでいる。2つの実施の形態において、後足部分の第1ジョイントは、足首のジョイントを擬態し、そして、第2ジョイントは、足が通常の足のように機能することを可能とする。
【0006】
開示した実施の形態の後足部の距骨下ジョイントは、歩行において人工足の3面の閉られた連鎖運動を可能にする手段を構成する。この3面の運動性能は当該足を改良しており、歩行のスタンス状態のあいだ、足底勾配を維持している。それは、さらに、横断面における運動と関連するせん断力を受けることが残りのリム(limb)を減少する。
【0007】
本発明の人工足の第1の例示の実施の形態において、中間足部の足底表面は、前頭面運動性能と矢状面運動性能とを生成するために、横断面から25゜〜42゜前頭面において偏向される長手方向軸を有する陥凹部ないしは凹部が形成される縦の弓状を有している。縦の弓状の陥凹部の内側の面は、半径が大きく、そして、凹所の外側の面よりいっそう近位である。縦の弓状の内側の面が、比較的高い動的応答性能を有し、そして、縦の弓状の外側外観が、比較的低い動的応答性能を有するように、縦の弓状は、歩行において足の高低の動的応答性能を生成するように形状されている。
【0008】
人工足の前足部分の後方ないしは後部は、背面表面と足底表面とのあいだの前足部分を延通する少なくとも1つの拡大ジョイント孔を有している。拡大ジョイントは、前足部分の改良された2面の運動性能を生成する複数の拡大ストラットを形成するために、拡大ジョイント孔から前足部分の前方端部へ前方に延在している。陥凹部および凸部は、人間の足に似た動的な反応と運動性能とを生成するように選択される縦軸の傾斜を有して人工足の単一体の表面領域に利用されている。
【0009】
これらおよび本発明の他の目的、特徴または利点は、添付の図面を参照にして、開示した例示の実施の形態の以下の詳細な説明からより明らかになるであろう。
【0010】
本発明の前述のことおよびよりよい理解は、添付の図面に関連して読むとき、例示の実施の形態の以下の詳細な説明および特許請求の範囲から明らかであり、すべての図面は、本発明の開示の部分を形成している。前述のことおよび以下の記述されて、図示された開示は、本発明のいくつかの例示の実施の形態に焦点をあわせているが、前述のことおよび以下の記述されて、図示された開示は、例としてまた例示としてのものであり、本発明がそれらに限定されるものでないことは、明確に理解されるべきである。本発明の精神および範囲は、添付された特許請求の範囲によってだけに限定されるものである。
【0011】
以下は、図面の簡単な説明を表わしている。
【0012】
[発明を実施するための最良の形態]
ここでは図面を参照すると、本発明の第1の実施の形態の人工足1は、開示された実施の形態において、弾性の、半剛体の材料である合成樹脂から形成される本体2を備え、その本体には、それぞれに、前足部2Aと、中間足部2Bと、後足部2Cとが形成されている。足の化粧カバー3は、図2に示されるように、本体2を囲んでいる。開示された実施の形態における本体2は、成形によって、あるいは、実物とは反対の凸凹をもつ型への本体の材料の注入によって形成される。しかしながら、他のプロセスが、弾力性の、半剛体材料の中実体から本体を機械加工するなど、あるいは、たとえば、成形と機械加工との組合せを使用して、本体2を形成するために利用されることが可能である。本体2の合成樹脂は、図示された例示において、エラストマー、ポリウレタンであるが、他の合成樹脂、あるいは、複合材料が使用されることが可能である。足の本体2は、ここに論議されているような、人間の足の後足の3つの平面、前足の2つの平面、および後足、中間足もしくは前足の動的な応答すなわち曲折のない効果の運動性能に模倣する(似る)ように形成されて、構成されている。
【0013】
後足の3つの面の運動性能は、歩行における人工足の閉じられた連鎖運動を可能にする第1ジョイント4と第2ジョイント5とを含んでいる後足部分2Cによって達成される。第1ジョイント4は、足首ジョイント軸として機能を果たす。第2ジョイント5は、距骨下ジョイントとして機能を果たす。足首ジョイントの回転軸4Aは、少なくとも主として矢状面にあるジョイント軸4Aの回りでの後足部分2Cの運動を可能とするために傾斜されている。とくに、足首ジョイント軸4Aは、足の長い軸X−Xに対して垂直に引かれる線から8゜から30゜の角度αで外部に回転されることが好ましい(図4を参照)。その足首ジョイント軸4Aは、さらに、外側より近位の内側で8゜の角度βで横断面から偏向している(図6参照)。この足首ジョイント軸の回転方向は、人工足が、人間の足の足首ジョイントの矢状面と前頭面の運動性能を模倣することを可能とする。
【0014】
開放された連鎖における運動は、筋肉制御がないために、人工足において生じることがない。しかしながら、閉じられた連鎖運動において、背屈ないしは外反での背屈は、脚部の内部回転で足における脚部の前方の動きとして現れる。内転での足底の屈曲は、脚部の外部回転で足における脚部の後方の動きとして現れる。地面への反力は、人工足1によって、これらの運動を生成する。
【0015】
足首ジョイント4および距骨下ジョイント5は、後足部分の弾力性の材料のそれぞれのストラット4B、5Bによって、後足部分2Cと一体化して形成されている。そのストラットそれぞれは、それらのそれぞれのジョイント軸の方向に長く伸ばされている。足首ジョイントストラット4Bの前方と後方側面、および、距骨下ジョイントストラット5Bの内側と外側面は、足首と距骨下ジョイント軸回りでの後足部分の運動における力を伝達し、そして、吸収するために陥凹状に湾曲されている。その突っ張り4Bの陥凹状に湾曲された前方側面は、ストラット4Bの前方側に沿って後足部分2Cを延通している孔6の周辺部によって形成されている。足1の孔6の直径d1は、5/8インチであるが、これは、足1の本体2の全体のサイズによって変わることがある。
【0016】
孔6の前方に、ジョイント軸4A回りの後足部分2Cの運動を可能にする隙間7がある。隙間7の高さ8は、隙間7に隣接する本体2の下方表面ないしは下面が、背屈における足首ジョイント軸4A回りの後足部2Cの運動の量を制限するために、隙間を画定する対向上面に対するストッパないしは障害物として機能を果たすように選択される。前方の隙間が広ければ広いほど、運動の背屈範囲の可能性が多くなる。図示された実施の形態における孔6は、ジョイント軸4Aに平行な方向に延在している。
【0017】
後足部分2Cの足首ジョイントストラット4Bの後部面は、実施の形態において、1.5〜2インチの直径d2を有する陥凹部であるが、これは、化することができ、本体2の全体のサイズによって決定される。たとえば、幼児、あるいは、小さな子供の足のためには、その直径d2は、小さくなる。陥凹部ないしは凹部の近位面は、足首ジョイント軸4Aに平行な方向に延在することが好ましい。陥凹部ないしは凹部9の遠位面は、足首ジョイント軸4Aに平行な方向に延在するか、あるいは、前頭面に平行な方向に延在することが可能である。この湾曲は、衝撃を吸収し、そして、足首ジョイント回りでの運動のより自由な足底屈曲範囲を可能とするのに必要である。足首ジョイントの運動性能を生成するために、合成樹脂の足首ストラット4Bの幅wおよび厚さt(図7を参照)は、使用される材料の密度、硬度および他の特性により変えられることが可能である。たとえば、膝の人工足の上にあるものは、膝の人工足の下にあるものとは異なる運動特性を必要とする。
【0018】
かかとのレバーは、屈曲トルクを生成し、そして、足の足指のレバーは、拡大トルクを生成することは、人工器官の専門家において、充分に理解されている。ゆえに、運動の必要条件は、膝の人工足の上と膝の下の人工足とでは異なる。その結果、膝の人工足の上にあるものは、曲率の異なる後方の足首のジョイントの陥凹部の曲率半径を有することができ、それは、密度の小さい材料で形成されることができる。効果においてこれは、かかとのレバーと、それに関連して結果として生ずる屈曲トルクとを低下する。矢状面に突出するような足首のジョイント軸4Aは、後方より、より近位の前方で角度θで横断面から傾斜している(図8参照)。実施の形態における角度θは、図6の角度βと同じ8゜である。
【0019】
人工足1における距骨下ジョイント5は、下方に間隔が置かれ、足首ジョイント4とは異なる方向に延在している。距骨下ジョイント軸5Aは、距骨下ジョイントストラット5Bに沿って延在し、前頭面、横断面および矢状面のすべてにおいて、とはいえ、主として、前頭面および横断面において、ジョイント軸5A回りの後足部分2Cの運動を可能にするように傾斜される。ジョイント軸5Aは、後足部分2Cにおいて、後方足底から前方背面および内側へ横方に走っている。横断面に突出するようなジョイント軸5Aは、図4のX−Xの足の長手方向軸で角度9゜から23゜の角度Δ1で傾斜されることが好ましい。角度Δ1は、実施の形態では、23゜である。図1の矢印Bの方向で示されるように、矢状面に突出するようなジョイント軸5A(ジョイント5の斜めの軸)は、横断面に対して29゜から45゜の角度Ψを生成している(図9参照)。この角度Ψは、開示された実施の形態では、30゜である。
【0020】
距骨下ジョイント5は、ジョイント軸5Aに平行に延在するそれぞれの孔10、11によって内側に、そして、外側に、拘束されている。それらの孔の直径d3は、本体2のサイズ全体によって変えられ得る。それは、実施の形態では、3/16インチである。内側隙間12および外側隙間13は、距骨下ジョイント軸5A回りの後足部分2Cの運動を可能とするために、距骨下ジョイントに沿って、孔10、11から外方に、足の本体2の周辺に延在している。内側隙間12の高さ14および外側隙間13の高さ15は、歩行における外返しおよび内反のジョイント軸5A回りの後足部分の屈曲、あるいは、回転運動の量を制限するために、各隙間を画定する後足部分2Cの下方表面が、その隙間を画定する対抗する上面に対するストッパとして機能を果たすように選択される。内側隙間14の高さは、たとえば外側隙間15の高さよりも2倍大きいことが好ましい。実施の形態では、その高さ14は、1/8インチであり、そして、高さ15は、1/16インチである。図2の矢印Aの方向に示されるように、前頭面に突出するようなジョイント軸5Aは、外側より、より近位の内側で横断面に角度ω傾斜されている(図10参照)。
【0021】
人工足1における距骨下ジョイントの回転軸5Aは、機能において人間の足の距骨下ジョイントを模している。足の長軸から9゜から23゜外部に傾斜されるジョイント5の縦方向回転回転軸5Aの意義は、内側および外側、あるいは、前頭面運動の性能を可能とすることにある。ジョイント5での人工足の可能な前頭面運動の量は、内側および外側距骨下ジョイント隙間の高さ14、15によって指示される。人間の足は、一般に、人間の足の距骨下ジョイント回りに20゜内反および10゜外返し運動性能を有しているので、人工足1の内側隙間14は、上述のように、外返しより内反の範囲を大きくするように、外側隙間15の2倍の広さであることが好ましい。
【0022】
孔10,11によって設けられる5Bの内側と外側との湾曲は、合成樹脂が、応力集中を減少することによる破損を防止する。図9の回転の距骨下ジョイントの斜めの軸は、ジョイントが、留め継ぎヒンジとして機能を果たすことを可能とする。簡単なトルクコンバータが、作成されて、そして、足1に接続される脚部、あるいは、鉛直セグメントの回転は、水平セグメントの回転にほとんど近い結果を生じる(この場合、Ψは、45゜である)。この傾斜は、横断面運動性能と前頭面運動性能とを改善する。距骨下ジョイント5の斜めの軸の角度Ψが、45゜の代わりに30゜であるとき、その軸は、鉛直平面に関して水平平面への近接の2倍であり、そして、2倍の足の運動が、その縦方向軸回りに脚部の所定の回転で横断面におけるように、前頭面に生じる。距骨下ジョイント5での横断面運動性能の重要な点は、横断面トルク吸収のため、インターフェースを受け入れるため残りのリムにおけるせん断力の減少のため、そして、人工足に独立したトルク吸収装置を加える必要を回避するためである。
【0023】
歩行における人の下方脚部の平均横断面回転は、19゜である。距骨下ジョイントは、人間の足における、そして、さらに、人工足1におけるメカニズムであり、それは、これらの19゜の回転を生じることを可能とする。足1における距骨下ジョイント5の閉鎖された連鎖運動は、前頭面において外返しを有する内反および回内を有する外返しとなる。歩行における距骨下ジョイントの機能的な範囲は、運動全体で6゜である。前平面運動の6゜だけが、人工足1に必要とされる場合、快い利点を導くために、ジョイント5の斜めの軸を30゜から45゜の範囲の上方端部の方に傾斜することが可能である。
【0024】
足1の後足部分2Cは、さらに、歩行の当初の接触状態のあいだ、後足の外返しを促進するために、かかとの内側コーナーよりも、いっそう後方、外側にある後方外側コーナー17を有するかかと16で形成される。図4および図5に示されるように、かかと16の後方の面は、内側コーナーより、より後方に1/2から3/4インチの間隔11をオフセットされる外側後方コーナー17を有するダックテール形状のねじりバーである。たとえば、16゜のより小さい角度Δの使用、あるいは、後で開示されるような距骨下ジョイントストラット5Bのいっそうの内側への位置決めは、かかとのコーナー17を距骨下ジョイントの突出した軸よりいっそう外側に1/2インチの間隔12をオフセットさせる。この1/2インチの外側オフセットは、かかとの打撃で後足を傾かせ、距骨下ジョイントを裏返させる。この当初の接触距骨下ジョイントの外返しは、かかとの打撃の衝撃を低下するためのバンパーとして機能を果たす。そのうえ、矢状面の足の後方外側コーナーの形状は、開示された実施の形態では、1.5から3インチの曲率半径を有して上方に湾曲されている(図2および図3を参照)。この曲率半径は、足のサイズ全体により変えることが可能である。この大きい半径の湾曲は、後方外側コーナーを、さらに、バンパーとして機能を果たすかかとの打撃で基部近くに偏向することを可能とする。足1の本体2の後方面における合成樹脂の密度は、さらに、いっそうの衝撃吸収性能を生成するために、足の本体の支えにそれよりも小さく選択されることを可能とする。
【0025】
人工足1の後足部分2Cの頂部23は、フラットに作られ、そして、合成樹脂に埋設されるメタルアタッチメント装置18を有している。そのメタル装置18は、足1においてステンレススチールから作られているが、Ti合金などの他の高い強度、軽量メタル合金が、使用されることが可能である。その装置18は、人工器官要素24への人工足のアタッチメント装置(ないしは取付装置)を、図2に概略的に示されるように、足上部の人の肢に固定させることを可能とする。アタッチメント装置18の下方部分19は、成形のあいだに後方足部分2Cの材料に埋設される。この下方部分19は、成形と同時に、本体2の成形されたエラストマーにその装置を係留することを目的に、貫通するいくつかの孔を有することが好ましい。開示された実施の形態において、アタッチメント装置は、図面に示されるような複数の固定具21によって、下方取付平面19に対して間隔をおいて接続される上方ピラミッド状(ないしは四角錐状)取付平面20を備えている。別の方法として、上方取付平面および下方取付平面もしくは接続要素は、図14に示されるように、一体化して形成されることが可能である。アタッチメント装置18は、図面に示されるように、足1の長手方向軸X−Xに沿って、後足部分2Cに配置されている。
【0026】
図14のメタルアタッチメント装置18′は、一体化して形成された下方取付平面19′と、上方ピラミッド状取付平面20′と、接続ストラット21′とを備えている。下方平面19′は、前方可動部分に、近位オフセット41、そして、内側オフセット42、また、外側オフセット43を、それぞれに1/8インチで形成されている。内側孔44および外側孔45ならびに前方孔46および後方孔47は、成形のあいだ合成樹脂本体2に装置を係留するのを助ける。孔44、45を通る線C−Cは、通常から外側よりはるかに前方にある内側を有する矢状面X−Xに対して直角から外部に8゜〜30゜だけで回転される。線C−Cは、孔44、45が、足首ジョイント軸ストラット4Bの中間にあるように、中間の傾斜、あるいは、同等の傾斜D−Dから間隔X′後方にオフセットされることが好ましい。孔44、45の後方オフセットは、後方孔47とともに、足指レバーの長さを計算する。これらの特徴は、さらに、固定具ジョイントが、上方取付平面20と下方取付平面19とに分離する装置18にも使用されることが可能である。
【0027】
隙間7より前方の中間足部2Bの背面は、重量が、歩行において、後方足の前方部に移されるとき、中間足部分2Bと前足部分2Aとを背面に曲げることを可能とする背面陥凹部(ないしは凹部)25で形成されている。中足骨の弓形状の凸部26は、背面陥凹部25から前方および内側の中間足部分2Bの背面に設けられている。そのうえ、中間足部分2Bおよび前足部分2Aの背面は、機能において、人間の足の運動の第5の放物線の軸を模倣する陥凹部(ないしは凹部)27で形成されている。本体2の背面表面の陥凹部25、27および凸部26の位置を示す図11における異なる陰付けを参照されたい。凹部27は、人間の足における第2から第5の中足骨の回転の斜めの下方ギア軸として、歩行における運動の第5の放物線(ray)の軸に機能において模倣するために、35゜の角度Yで、横方より、いっそう前方にある内側で足の縦軸X−Xに傾斜される縦軸Y−Yを有している。角度γは、35゜より少ないが、15゜から35゜の範囲内にあることが好ましい。
【0028】
足1の本体2の足底表面は、縦の弓状部28(図12を参照)を有し、それは、中間に舟状骨に対応する位置と人間の足の外側に第4の中足骨のベースとの付近に、機能を模倣するために、人間の足における運動の第1の放物線の軸である軸Z−Zに対して垂直に傾斜されている縦軸を有する陥凹部29を含み(図12を参照)、その陥凹部の位置は、足1の本体2の足底表面の図面に加えられている陰付けによって示されている。例示の実施の形態における軸Z−Zは、外側より、いっそう後方の内側で足の縦軸X−Xに対して45゜の角度Σである。角度Σは、45゜より小さいが、30゜から45゜の範囲内であることが好ましい。明記した範囲の下方端部で、γ、Σの角度の使用により、高速ギア原則と、低速ギアの原則とのあいだの差を減少する。低速ギアの原則は、たとえば、高いアクティビティのレベルの切断手術をうけた人に利用されることができる。縦の弓状部の陥凹部の前方部分における足1の足底表面は、さらに、図12に示されるように、31で輪郭が描かれている前足の足底表面の接触領域後方表面を線で輪郭を描いているほぼ環状中足骨の弓形状の凹所、あるいは、盆状窩領域30を含んでいる。後足の接触領域は、31′で輪郭が描かれている。
【0029】
縦の弓状部28自体は、人間の足における中間足根骨のジョイントでのように、前頭面運動性能と矢状面運動性能とを生成するために、前頭面に突出するように、外側より、いっそう高い内側で、25゜から42゜の角度Eで偏向されている(図13を参照)図12の長手方向軸A−Aを有する陥凹部で形成されている。縦の弓状凹所の内側の面32は、半径が大きくて、そして、陥凹部の外側の面33よりもいっそう近位にある。縦の弓状陥凹部の前方面は、外側より、いっそう前方にある内側で足の縦軸X−Xに対して35゜の角度ηで傾斜される縦軸B−Bを有している。縦の弓状陥凹部の内側の面は、足の縦軸X−Xに垂直に傾斜される長手方向軸A−Aを有している。
【0030】
縦の弓状部28は、歩行において足のこの三次元のファン形状が設けられている。前方縦の弓状凹所は、第1の放物線の陥凹部29と、中足骨弓形状の陥凹部30とで混ぜ合わされている。形状のこの混合は、本体2の高速ギアの機能的な応答性能を改良するために、前方縦の弓状陥凹部をいっそう前方、かつ、内側に、傾斜させる。縦の弓状陥凹部の後方面は、外側より、いっそう後方にある内側で、前頭面に対して30゜の角度kで偏向される縦方向軸C−Cを有している(図12を参照)。
【0031】
中間足部分2Bは、上述のように、半剛体材料から形成され、弾力性の本体2の縦の弓状28は、縦の弓状の内側の面32が、縦の弓状の外側面33のものよりも比較的高い動的応答性能を有するように、歩行において足の動的応答性能を生成するように形成されている。これと、足1の前述の特徴との結果、2つの面の運動の可能性が、人間の足の中間足根骨の領域のそれに対応する中間足部分2Bに存在し、その中間足根骨の領域で、運動は、歩行中の後足の位置を収容するあいだ、前足が足底の勾配を留めることを可能にする前頭面および矢状面に生じる。中間足部分2Bの斜めの軸は、歩行の推進状態において外返しさせる。かかとの持ち上げで活動化される足底の腱膜の曲折のない効果は、推進のあいだ、これらの斜めの軸の外返しを促進する。歩行における前頭面の運動の4゜から6゜は、足の足底の勾配を保つのに必要とされる。人工足の物理的特性、および、その表面形状は、運動の可能性の結果を指図する。人工足1の縦の弓状領域は、優れた機能的な運動の結果を達成するためにとくに形成されている。上述のように、矢状面からの縦の弓状領域の偏向は、足1の前頭面運動および機能的な応答特性を高める。
【0032】
中間足部分2Bの近位セクションは、前方足首のジョイントの背屈抑制隣接隙間7の力を受容するためにフラットに作られている。中間足部分2Bは、前足部分2Aよりも厚い。中間足部分の内側面32、26は、外側面33、27よりも厚い。足1の底は、3/8インチ、あるいは、3/4インチのかかとの高さを収容するように作られている。前足と中間足接合の領域における本体2の足底表面は、上述のように、中足骨の凹所、あるいは、盆状窩領域30を有している。この盆状窩領域は、盆状窩の外側エッジへの接触を生成するために機能する。この一段高い領域31は、第5の放物線の図11のY−Yの運動の軸に平行に走っている。
【0033】
本体2の前足部2Aは、前足の後方端部に切断されている2つの拡大ジョイント34、35を有している。内側拡大ジョイント34は、それが拡大ジョイント孔36で終端する盆状窩に凹所が設けられた領域30へ中間足部の足底表面の地面接触の後方ポイントをちょうど過ぎるように長手方向に走っている。外側拡大ジョイント35は、さらに、それが拡大ジョイント孔37で終端する内側拡大ジョイント34よりも前足の方へ後方に走っている。その結果、2つの拡大ジョイントは、人間の足における高速ギアと低速ギアを行なうように機能する。図12に示されるように、2つの拡大ジョイント孔36、37を接続する直線B−Bは、足の長い軸から外部に35゜の角度ηで偏向されている。足首のジョイントから斜めの軸B−Bへの間隔は、内側より外側で短いので、この軸は、高速ギアの機能へのシフトの前に、かかとの持ち上げに先ず使用される。高速ギア、あるいは、内側への押し付けの機能は、回内された前足から後足の位置と内側の前足のもとに支える重量の増大とを結果として生ずる。それゆえ、前足部2Aは、2つの平面の前足の運動が生じることを可能とする。
【0034】
とくに、拡大ジョイント34、35は、独立して、前足を屈すること、内へ返すこと、および足底を曲げること、さらに、外へ返すことを可能とする。この2面の運動性能は、平坦でない地面の上で前足の足底の勾配を保持する。足1は、この点において人間の足を模している。後足部2Cが、位置を変更するとき、前足部分および中間足部分は、反対方向に位置を変更するのに必要とされる。この反対のねじりは、足の足底の勾配を保持する。
【0035】
切断手術をうけた人によって装着される人工足1は、人間の歩行時において生成される地面への力に応答する閉じた連鎖人工装置として機能を果たす。歩行の初期の接触状態において、後方外側のかかとは、地面を踏み付ける。後方外側のかかとの領域の設計は、前述に論じられるように、カーフシャンク(calf shank)の屈曲トルクを生成するかかとのレバーの力を吸収するために上方に偏向するあひるの尾の形状の拡大部を介して重量を移すためにオフセットされている。このトルク吸収のさらなる向上および人工足1の改善された衝撃吸収特性は、力の印加で、距骨下ジョイントが外返しされるように、後方の凹所(ないしは陥凹部)9と距骨下ジョイント5の回転の軸に対してかかとの外側オフセット12とによって与えられる。この外返しは、歩行の当初の接触重量移動状態を低下するためにバンパーとして機能を果たす。そのうえ、力の印加は、足首ジョイントに足底を曲げ、そして、足の中間足部分2Bおよび前足部分2Cを地面に対して低くさせる後方の足首ジョイント4の回転軸4Aに対して後方である。
【0036】
図12に示されるように、足の足底重量担持面31、31′を参照とすると、重量が、歩行のスタンス状態全体において、かかとの部分から前足部に前方に移動されるとき、地面の反力は、人工足1の足底表面を押圧する。重量が、後足部分2Cを介して移動されるとき、距骨下ジョイント5は、人工足1における動きが、人間の運動の3つの基本的な平面に相当することを、すなわち、横断面、前頭面および矢状面を生じることを可能とする。この3面の運動性能は、前述のように、横断面、前頭面および矢状面から偏向される人工足の距骨下ジョイントの回転軸5Aの傾斜により達成される。この傾斜は、3つの平面における運動性能を可能とする。矢状面の要素は、前頭面および横断面における要素よりは少ない。距骨下ジョイント5の減少された矢状面運動は、距骨下ジョイントのずっと近位に配置される足首ジョイント4によって補償される。
【0037】
運動が横断面において生じることを可能とする距骨下ジョイントの能力は、歩行のスタンス状態において、距骨下ジョイントを介する主として下肢が、脛骨、およびひ骨から足首ジョイント、それから、距骨下ジョイントへと移動される19゜の横断面運動を吸収する必要があるという点で意義がある。距骨下ジョイント5は、留め継ぎヒンジとして機能を果たし、そして、この運動を後足部2Cおよび中間足部2Bへと移動する。この運動は、中間足の動的応答特性において、および中間足−前足の2面の運動性能において吸収される。その結果、改善された足底表面の重量担持特性が達成される。足が、歩行のスタンス状態において平らになる前に、重量移動線が足の前方に動き、足首のジョイント4に近づくとき、地面反力は、足全体が地面に踏み当たるまで、足首のジョイントに足底を曲げさせる。この足底の曲げ運動は、さらに、広がり、あるいは、開く足首ジョイントの前方隙間7によって、そして、圧縮する後方足首ジョイントの凹所9によって達成される。
【0038】
足1が、地面で平らになると、重量は、次に、足首ジョイント4の方に移動される。重量が、足のいっそう前方に移動するとき、前方背屈隙間7は、噛合い、そして、さらに、背屈運動が阻止される。すなわち、その運動は、隣接する前方の足首ジョイント隙間を画定する対向面によって阻止される。隙間7が大きければ大きいほど、背屈運動の能力は高くなる。前方足首ジョイントのストッパに隣接する隙間7への重量移動は、意義あることである。その重量は、それによって、足1の中間足部分2Bの方に移動される。ゆえに、足1の縦の弓状28の領域は、荷重がかけられ、そして、それは、これらの垂直方向の力を拡大し、そして、吸収する凹所で応答する。その結果は、いっそうの衝撃吸収をすることになる。
【0039】
近位内側縦の弓形状領域は、外側遠位よりも半径がずっと大きい。ゆえに、その内側は、弓形状の遠位外側の長手方向(縦軸方向)凹所よりも、拡大の可能性と、高い動的応答を増大する。重量が、図12のZ−Zの第1の放物線の長手方向回転軸の内側の面に近い人工足1においていっそう前方に移動するとき、重量移動は、足の中央前頭面に近づく。
【0040】
人工足の足底面および背面は、特定の運動を生じさせるか、あるいは、促進するように構成されている。より詳細には、第1の放物線の回転軸Z−Zおよび人間の足において、この軸と関連する運動性能は、凹所29に形成される前足部分2Aの足底表面によって人工足1において模される。凹所29の長手方向軸Z−Zは、人間の足における第1の放物線の長手方向回転軸に平行に傾斜される。この傾斜は、足の長軸に対して回転される内部に45゜である(図12の角度Σを参照)。
【0041】
この凹所およびその勾配の特定の傾斜への力の印加からの運動の結果は、垂直方向の衝撃吸収および改善された動的応答性能である。第1の放物線の凹所29および縦の弓状凹所28は、機能的な反応性能を生成する。これらの機能的な反応性能は、拡大する凹所と凸面との両側に重量を移動する地面への力によって示される。したがって、凹所の拡大は、歩行中に人工足1に生じ、そして、力が取り除かれるとき、足1は、蓄積されたエネルギーを開放するその原形に勢いよく戻る。
【0042】
人工足1における足首ジョイント4および距骨下ジョイント5は、さらに、機能的な反応性能を生成する可能性を有している。たとえば、足首ジョイント4が、足底を曲げ、そして、前方背屈隙間7が広がり、後方凹所9が圧縮するとき、エネルギーは、足首ジョイントストラット4Bに蓄積される。そのストラット4Bは、垂直方向の力が取り除かれると、その通常の位置に戻る。
【0043】
したがって、地面への反力に応じる人工足1の動的応答は、凹所および凸面の拡大および圧縮に関連し、より小さい勾配に対して、生じる動きと、特定のジョイントのストラットの設計上の特徴に関連する。ストラット4B,5Bは、後足部分2Cにおいて、クラス1のレバー(class 1 lever)の中央回転点を構成する。足首ジョイントストラットおよび距骨下ジョイントストラットそれぞれは、エネルギー蓄積性能を有している。物理的特性および設計特性は、機能的な反応性能を生成する。力の印加は、動きを生じさせる。力が取り除かれると、ストラットの物理的特性は、その元の静止形状に戻させ、その結果、動的応答が生じる。人工足の第1の放物線および第5の放物線の軸は、別個のジョイント軸ではないので、人工足の本体2の表面の形状および構造は、前述したように、これらの特定の運動が生じるのを促進するように、機能的な運動性能を示す。
【0044】
中間足の足底と背面形状とのあいだの相互関係は、存在する動的応答性能を理解することに意義がある。人工足1のこの領域において、内側表面と外側表面の形状は、特定の形状であり、そして、これらの形状は、機能的な動きの結果を提供する。歩行時において、外側背面第5の放物線状凹所27は、圧縮され、抵抗運動の可能性を少なくさせる、これは、低速ギア(gear)原理に関連する。以前に記述したように内側の中間足底面および背面領域(機能における第1の放物線)は、拡大によって力の印加に反応する。拡大は、抵抗特性を増大し、その結果、動的応答性能が高められる。この高められた動的応答性能は、高速ギア原理と関連する。
【0045】
高速ギアおよび低速ギアの原理は、歩行の加速度、減速度および速度要素に関連する。高速ギアの改善された動的応答性能は、歩行の加速度と減速度との状態において利用されることが可能である。低速ギア原理は、前述の加速度と減速度よりもむしろ、いっそう歩行の速度に関係する。人工足1の低速ギア要素は、切断手術をうけた人が、ゆっくりした速度で歩くあいだ、少ないエネルギー消費で歩き回ることを可能とする。エネルギー消費におけるこの減少は、2つの原理に関連する、すなわち、これらの足指レバーの長さのような足指レバーの長さは、カーフシャンクの拡大トルクと、人工足の内側領域および外側領域の動的応答特性とに関連する。
【0046】
高速ギアは、低速ギアよりも長い足指レバーを有している。切断手術をうけた人が、ゆっくり歩くとき、少ない運動量および慣性が生成される。効率よく長い足指レバーを克服する能力は小さい。体の重心は、歩行のスタンス状態でゆっくり歩くあいだ、いっそう外側にシフトする。人工足1の改良された前頭面の運動性能で、患者のカーフシャンクは、中間足領域および前足領域の低速ギアセクション、あるいは、高速ギアセクションの方に移動するように位置決めされることが可能である。足1を装着する切断手術をうけた人が、加速したり、あるいは、減速する場合、その人は、心地よい歩行速度に達すると、より高速ギア機能を利用する。切断手術をうけた人は、心地よい歩行速度が連続することが可能な前足2Aの領域を探す。力の移動は、切断手術をうけた人が、いっそうの動的応答特性を望む場合、いっそう内側に生じ、あるいは、少ない動的応答特性のためには、いっそう外側に生じる。人工足1を用いて、切断手術をうけた人は、機能的な動きの結果の選択をする。
【0047】
切断手術をうけた人の改良された歩行パターン全体は、そのような選択の結果として生ずる。重量移動が、人工足1においてさらに前方に移動するとき、第5の放物線の軸は、2つの拡大ジョイント孔36、37の配置に、および、足の本体2の足底面と背面の形状および構造とに置き換えられる。すなわち、第5の放物線の回転軸Y−Y周りでの本体2の背面は、凹所27の方に形成される。この凹所は、長手方向軸傾斜Y−Yに直交させる運動を促進する。通常の歩行において、カーフシャンク、脛骨およびひ骨は、矢状面において単独で前進しないことは周知である。中間スタンスにおいて、膝、あるいは、カーフシャンクは、外側に移動し、そして、前頭面運動が、さらに、生じることは周知である。これは、人間の膝において、内側大体部ジョイント丘のより大きい表面領域によって示される。
【0048】
足1の第5の放物線の回転軸Y−Yの機能は、重要である。重量が人工足1に対して前方に、そして、外側に移動されるとき、第5の放物線の長手方向軸Y−Yは、運動をその長手方向軸の向きに直交させる。そのうえ、2つの拡大ジョイント孔36、37は、第5の放物線の長手方向回転軸に位置決めされる前足の運動を促進するように位置決めされ、その結果、改良された2面の運動性能が生成される。前述される低速ギアおよび高速ギアの効果は、さらに、高められる。その結果、人工足の歩行特性が、改善され、そして、人間の歩行が、模倣される。
【0049】
人工足1の2面前足特性は、前述されたように、拡大ジョイントと拡大ジョイント孔とによって高められる。2つの拡大ジョイント孔は、特定の運動性能を生成するために有利な配置がなされている。すなわち、矢状面に突出するような、2つの孔は、前頭面に平行な線B−Bから45゜の角度bで長手方向に傾斜されている(図2参照)。この傾斜は、距骨下ジョイントの留め継ぎヒンジのような留め継ぎヒンジとして機能を果たす。改良された2面の運動性能は、その結果である。
【0050】
前足部分2Aの足底面重量担持面31および後足部分2Cの足底面重量担持面31′は、さらに、特定の構造であり、かつ、特別の形状である。足底面拡大ジョイント孔36、37は、中足骨の弓形状領域30に配置されている。その結果、重量が、中足骨の頭部に相当する足1の領域に移動されるとき、重量は、拡大ジョイントストラット38、39、40に押圧される。足1の足底外観の重量担持面が、地面に接触するとき、重量は、拡大ストラットによって支えられ、懸垂されたくもの巣の効果を生じる。これにより、かなりの量の形成能力を可能とし、同時に、安全で、安定した足に必要とされる構造上の安定性を維持する。人工足の改良された2面の前足運動性能で、人間の歩行は、改善される。
【0051】
歩行における重量移動が、拡大ジョイントストラットおよび放物線の領域の領域の方にさらに前方に移動するとき、人工足1は、特定の運動結果を生成するように形成されて、構成される。本体2の前述の領域の背面および足底外観は、上方に延びる弓形状に形成される(図2参照)。背面外観の凹所は、第5の放物線の凹所27に流れ込むように傾斜されている。次から次への形状のこの成形は、歩行の最後のスタンス状態と揺動状態とのあいだの円滑な移行に役立つ。上方に形成された放物線の領域は、前述の歩行シーケンスにおける背屈された足指として機能する。
【0052】
本発明の人工足は、第1の例示の実施の形態に関連して記述されてきたが、別の実施の形態も可能である。たとえば、人工足の足首ジョイントの高さの空間的関係およびこの高さが、足における距骨下ジョイントストラットの斜行軸の可能な傾斜をもたらす方法がある。開示された実施の形態において、後足(ピラミッド状アタッチメント表面に対する足底面)の高さは、3−31/2インチである。この高さは、より大きく作られ、そして、足首ジョイントの傾斜をいっそう近位に移動させることが可能である。足首ジョイントのこの別の傾斜は、距骨下ジョイントの斜めの軸が、近接して、そして、たとえば、29−30゜から42−45゜の角度に変更されることを可能とする。開示された実施の形態における30゜の傾斜は、内回しと外回しとを増大し(前頭面運動)、そして、外転および内転とを減少する(横断面運動)。いっそう近位に位置決めさせる足首ジョイントを有する別の実施の形態では、45゜の斜めの距骨下ジョイント軸は、横断面と前頭面との運動を等しくする。この後者の傾斜のネットの効果は、例示の実施の形態の足と比較すると、内回し/外回しの前頭面運動を減少させ、足の外転および内転を増大する。外転および内転における増大は、地面への反力によって高められ、そして、その結果、内回しおよび外回し性能における減少ならびに横断面運動における増大がある。
【0053】
別の可能な変更は、足1においていっそう中間に距骨下ジョイントストラットをシフトし、その結果、図4の外側オフセット11を増大する。これは、距骨下ジョイントを歩行の初期の接触状態における外回しの増大を生じやすくさせる。ネット効果は、衝撃吸収性能を改善させる。さらに、2つの拡大ジョイント孔の矢状面傾斜は、第1の図示された実施の形態におけるそれから変更されることが可能である。これらの孔は、前頭面において内側に、あるいは外側に偏向されること可能である。これら2つの孔の矢状面の傾斜がないと、拡大ジョイントおよび拡大ストラットが、いっそう内側および外側に移動するという結果になる。たとえば、2つの拡大ジョイント端部は、矢状面から20−30゜外側に偏向される場合、地面への反力によって行動されるとき、3つの拡大ジョイントストラットは、背屈と内転とを促進しやすくする。矢状面から内側に20−30゜偏向されるように拡大ジョイント孔の背面外観を傾斜することは、ストラットの背屈と外転とを促進する。そのうえ、1つの孔が、内側に偏向され、そして、もう1つの孔が、外側に偏向されるように、2つの拡大ジョイント孔を傾斜することが可能である。たとえば、外側拡大ジョイント孔の背面は、矢状面から35゜内側に偏向されることが可能である。この傾斜は、外側拡大ジョイントストラットが、容易に背屈と外転との方に移動させやすくする−これは、改良された低速ギアの効果である。内側拡大ジョイント孔の背面は、矢状面から外側に45゜偏向されることが可能である。この傾斜は、内側拡大ストラットが、背屈と内転との方に移動する要因をつくる。ネット効果は、運動が高速ギアの効果に関連するとき、内側拡大ジョイントストラットの運動性能を改善することになる。
【0054】
人工足のさらに別の実施の形態は、内側および外側拡大ジョイントストラットだけが形成されるように、単一の拡大ジョイントと拡大ジョイント孔を有することである。これは、前足の剛性を増大し、そして、その2面の運動性能を減少する。前述したように、この単一の拡大ジョイント孔構造は、記述されるように、矢状面から偏向されることが可能である。1つの拡大ジョイント、または複数の拡大ジョイントは、さらに、平らでない表面のかかと保持足底勾配の足底面を改善するために、足のかかと領域に設けられることが可能である。足首ジョイントは、さらに、人工足の距骨下ジョイントの下に移動されることが可能である。これは、足の高さ全体に影響をおよぼすことなく、距骨下ジョイントの傾斜の増大を可能とする、これは、人工足の低い外観の態様における利点である。
【0055】
人工足1の本体2は、さらに、前足部分2Aおよび中間足部分2Bにおいてだけでなく後足部部2Cにおいても、異なる密度およびデュロメーターの材料を使用してハイブリッドタイプの足として成形されることが可能である。足の物理的特性だけでなく構造特性にも、その機能的な反応性能を生成する。
【0056】
本発明の第2の実施の形態による人工足50が、図28に示されている。その人工足50は、足の後足の機能的な特性を改良するために、従来の高さの低い外観のシアトル(Seattle)、あるいは、類似する人工足52に取り付けられる足首装置、たとえば、本発明による人工足首要素51を備えている。その人工足首要素は、ボルト55によって足52の足の竜骨54にその要素を取り付けるために、その遠位端部に埋設されるT形状のナット53(図23ないし図25を参照)を有している。そのボルトは、足の竜骨において階段状孔56と、足52の化粧カバー57とを延通している。
【0057】
人工足首要素の形状および機能的特性は、第1の例示の実施の形態の人工足1の後足2Cのものと類似している。人工足の頂部に取り付けられると、後方の凹所57が形成される。円滑な流線を有する前方の凹所58は、さらに、図面に示されるように形成される。人工足首要素51は、第1の例示の実施の形態の人工足の後足部分2Cに関連して記述される前述の特徴により、3面の後足の運動性能を有する。これらの特徴は、それぞれに、足首および距骨下ジョイントとして機能を果たす第1のジョイント60と第2のジョイント61の存在を含んでいる。T形状ナット、あるいは、類似の固定具は、製造と同時に、要素51の弾力のある合成樹脂材料のミスタル(mistal)表面に埋設される。
【0058】
例示の実施の形態および可能な変更、あるいは、別の実施の形態の説明をここで終わる。しかしながら、本発明の原理の精神と範囲内にある多数の他の修正および実施の形態が、当業者によって考案されることが可能であることは理解されるべきである。より詳細には、妥当な変更および修正は、前述の開示、図面および添付の特許請求の範囲の範囲内で、本発明の精神から逸脱することなく、構成の部品および/または主要な組合せの配列において可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の例示の実施の形態による、右前方、わずかに上方からの右側人工足の斜視図である。
【図2】 破線で示されている、足の化粧カバー内に、そして、さらに、破線で示される切断手術を受けた人の脚部の補綴術での接合のため正しい位置に配置される図1の人工足の外側面図である。
【図3】 図1の人工足の内側の側面図である。
【図4】 図1の人工足の上面図である。
【図5】 図1の人工足の底面図である。
【図6】 前頭面に突出されるような人工足の足首のジョイント軸の概略図であり、足首のジョイント軸が、外側が外側より近位の状態で、角度βだけ横断面から偏向されていることが分かる図である。
【図7】 図3のVII−VII線についての足首ジョイントストラットの断面図である。
【図8】 矢状面に突出されるような人工足の足首ジョイント軸の概略図であり、足首ジョイント軸が、前方側が後方側より近位の状態で、角度θだけ横断面から偏向されていることが分かる。
【図9】 前方側が後方側より近位の状態で、横断面で角度Ψを作る距骨下ジョイント軸を示す矢状面に突出されるような人工足の距骨下ジョイント軸の概略図である。
【図10】 内側が外側より近いにある状態で、横断面で角度ωを作る軸をを有する前頭面に突出されるような人工足の距骨下ジョイントの概略図である。
【図11】 図1の人工足の拡大された頂部の背面の図であり、陰影をつけている線は、歩行における足の運動をもたらすための足の本体の背面の凹所および凸面の配置を示すために加えられている図である。
【図12】 図1の人工足の本体の拡大された底部の足底面の図でり、それに、線が、歩行時におけるレベル表面の足の中間スタンスの接触領域を示すために加えられ、そして、それに、陰影をつける線は、歩行時における足の運動をもたらすために本体の足底表面の凹所を示すために加えられている図である。
【図13】 内側が外側より近いにある状態で、横断面で角度Eで縦の弓状の傾斜を示す図2の線XIII−XIIIについての人工足の本体の中間足部分の下方部分全体の断面図である。
【図14】 人工足のための一体化して形成された金属製アタッチメント装置の側面図である。
【図15】 図14の装置の上面図である。
【図16】 図14の装置の下方アタッチメントプレートの平面図である。
【図17】 上方表面に取り付けられた人工足首を有する本発明の足首装置の斜視図であり、該足首装置が、足への機能的な品質向上の要素として既存の高さの低い外観のシアトル、あるいは、類似の人工足へのアタッチメントとして有用であり、その組み合わせが、本発明による改善された人工足の別の実施の形態を形成している図である。
【図18】 図17の足首装置の右側の側面図である。
【図19】 図17の足首装置の正面図である。
【図20】 図19の足首装置の左側の側面図である。
【図21】 図17の足首装置の背面図である。
【図22】 図21に示されるように傾斜される足首装置の底面図である。
【図23】 図21に類似する足首装置の背面図であるが、破線で、ねじ付きボルトを使用して、人工足に足首装置を取り付けるための足首装置の弾力のある本体に埋設されるT形状ナットを示している図である。
【図24】 図23の破線で明らかであるT形状ナットの上面図である。
【図25】 図24のT形状ナット側面図であり、ねじ付きボルトが、それに受容される図である。
【図26】 XXVII−XXVII線に沿って長手方向に断面図が描かれている従来の低い外観のSeattle、あるいは、類似の人工足の部分の上面図である。
【図27】 図26の人工足の側面図である。
【図28】 本発明の別の実施の形態により改善された人工足を形成するために、図17〜い図23の足首装置のアタッチメントで機能的に改善された図27の人工足の側面図である。
Claims (118)
- 前足部、中間足部および後足部を備えた人工足であって、
前記後足部が、歩行時に当該人工足の閉じられた動的な連鎖的運動を可能にする第1および第2ジョイントを含み、
前記第1ジョイントが第1ジョイント軸を有し、当該第1ジョイント軸が、当該第1ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために偏向し、当該第1ジョイント軸が主として矢状面内にあり、
前記第2ジョイントが第2ジョイント軸を有し、当該第2ジョイント軸が、当該第2ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために偏向し、当該第2ジョイント軸が主として前頭面および横断面にある人工足であって、前記第1ジョイントおよび第2ジョイントが、それぞれのジョイント軸の方向に延設された弾性材料のストラットによってそれぞれ形成されてなることを特徴とする人工足。 - 前記第2ジョイント軸が、前記前頭面、横断面および矢状面において、前記第2ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために偏向してなる請求項1記載の人工足。
- 前記第2ジョイント軸が、前記後足部において、後方で、足底で、かつ外側から、前方で、背部で、かつ内側へ延びる請求項2記載の人工足。
- 横断面に突出する前記第2ジョイント軸が、前記足の長手方向軸において9度から23度の範囲内で外側に回転する請求項1記載の人工足。
- 矢状面に突出する前記第2ジョイント軸が、前記足の長手方向軸において30度から45度の範囲内で角度をなす請求項1記載の人工足。
- 前記第1ジョイントが、前記後足部において、前記第2ジョイントの上に配置されてなる請求項1記載の人工足。
- 前記ストラットが、前記後足部と一体的に形成されてなる請求項1記載の人工足。
- 前記第1ジョイントの前記ストラットの前方および後方側面、および前記第2ジョイントの前記ストラットの内側および外側面が、第1および第2ジョイント軸回りの前記後足部の運動において力を移動させるとともに吸収するために、凹状に曲げられている請求項1〜7のいずれかに記載の人工足。
- 孔が、前記第1ジョイントのストラットの前方側面に沿って、前記後足部を通って延び、前記孔の前方の後足部が、前記第1ジョイント軸回りの前記後足部の運動を可能にするための隙間を含む請求項1〜7のいずれかに記載の人工足。
- 前記隙間の高さが、前記隙間を画定する前記後足部の下面が、当該隙間を画定する前記後足部の対向する上面に対するストッパの役目をして、背屈における前記第1ジョイント軸回りの前記後足部の運動量を制限するように、選択されてなる請求項9記載の人工足。
- 前記ストッパの前方の前記人工足の前記中間足部の背面において、歩行時に重量が前記人工足の前方部に移動されるときに前記中間足部および前足部が背屈するのを可能にする背側凹部をさらに備える請求項10記載の人工足。
- 前記孔が、前記第1ジョイントの前記ジョイント軸に平行な方向に延びる請求項9記載の人工足。
- 横断面に突出する前記第1ジョイント軸が、前記足の長軸に対して内側が外側よりも前方である状態で、外側へ8度から30度で回転する請求項1記載の人工足。
- 矢状面に突出した前記第1のジョイント軸が、前部が後部よりも近位にある状態で、前記横断面から傾斜されてなる請求項13記載の人工足。
- 前頭面に突出した前記第1のジョイント軸が、内側が外側よりも近位にある状態で、前記横断面から傾斜されてなる請求項13記載の人工足。
- 前記後足部が、歩行時の初期接触段階のあいだの後足の外返しを促進させるために、内側コーナよりも後方かつ外側にある後方外側コーナを有するかかとを含む請求項1記載の人工足。
- 前記後足部の前記第1ジョイントの後方面が、変化可能な曲率半径を有する凹部である請求項1記載の人工足。
- 前記第2のジョイントが、前記後足部を通って延びるそれぞれの孔によって、内側および外側に拘束されてなる請求項1記載の人工足。
- 前記後足部が、前記第2ジョイント軸回りの前記後足部の運動を可能にするために、前記第2ジョイントに沿って延びる、内側および外側の隙間を含む請求項1記載の人工足。
- 前記隙間の高さが、前記隙間を画定する前記後足部の下面が、当該隙間を画定する前記後足部の対向する上面に対するストッパの役目をして、歩行時の外返しおよび内返しにおける前記第2ジョイント軸回りの前記後足部の運動量を制限するように、選択されてなる請求項19記載の人工足。
- 前記内側の隙間の高さが、前記外側の隙間の少なくとも2倍である請求項20記載の人工足。
- 前記人工足の前記中間足部の足底面が、前頭面および矢状面の運動能力を生み出すために、内側が外側よりも近位にある状態で、前頭面で横断面から25度から42度反れる長手方向軸を有する凹部で形成された長手方向の弓形状を有する請求項1記載の人工足。
- 前記長手方向の弓形状凹部の内側面が、前記凹部の外側面よりも、半径が大きく、かつ近位にある請求項22記載の人工足。
- 前記長手方向の弓形状凹部の前方部における前記人工足の足底面において、中足骨弓形状凹部をさらに備える請求項22記載の人工足。
- 前記人工足の前記中間足部の背面において背側凹部を備え、当該背側凹部から前方かつ内側に中足骨弓形状凹部をさらに備える請求項22記載の人工足。
- 前記長手方向の弓形状凹部の前方面が、内側が外側よりも前方にある状態で、前記足の長手方向軸に対してある角度で横断面に突出した長手方向の軸傾斜を有する請求項22記載の人工足。
- 前記長手方向の弓形状凹部の中間面が、前記前頭面に平行な長手方向の軸傾斜を有する請求項22記載の人工足。
- 前記長手方向の弓形状凹部が、軸がファン形状をなすように、横断面において偏向している長手方向の軸偏向を有する請求項22記載の人工足。
- 前記長手方向の弓形状凹部の後方面が、軸が足の長軸に対して内側に回転されるように、横断面において偏向している長手方向の軸偏向を有する請求項22記載の人工足。
- 前記中間足部が、半剛性材料で形成され、前記長手方向の弓形状が、歩行時の前記足の動的応答能力を生み出すために、成当該長手方向の弓形状の内側面が相対的に高い動的応答能力を有するとともに前記長手方向の弓形状の外側面が相対的に低い動的応答能力を有するように成形されてなる請求項22記載の人工足。
- 前記前足部および前記中間足部の下の前記足の前記足底面が、第5の放物線の軸に類似する弓形状の重量担持面を有する請求項1記載の人工足。
- 前記重量担持面の弓状部が、内側が外側よりも前方にある状態で、前記足の長手方向軸と35度の角度を全体的になす請求項31記載の人工足。
- 前記中間足部および前記前足部の前記背面が、機能において運動の第5の放物線の軸に類似する凹部で形成され、該凹部が、人間の足における第2から第5までの中足骨の回転の斜行低速ギア軸のように歩行時における第5の放物線の運動を促進するために、内側が外側よりも前方にある状態で、前記足の長手方向軸に対して20度から35度の角度で傾斜される長手方向軸を有する請求項1記載の人工足。
- 前記前足部の後方部が、背面と足底面とのあいだで前記前足部を通って延びる内側および外側拡大ジョイント孔を含み、前記拡大ジョイントが、前記足の前記前足部の改良された2面の運動を生み出す、内側、中間および外側拡大ストラットを形成するために、前記孔のおのおの1つから前足部の前方縁まで前方に延びてなる請求項1記載の人工足。
- 前記拡大ジョイント孔が、前記内側拡大ジョイント孔が前記外側拡大ジョイント孔よりも前方にある状態で、前記足の長手方向軸に対して35度の角度で延びる横断面において一列に沿って配置されてなる請求項34記載の人工足。
- 矢状面に突出した前記拡大ジョイント孔が、当該孔の背面が足底面よりも前方にある状態で、前記横断面に対して45度の角度で傾斜されてなる請求項34記載の人工足。
- 前記外側拡大ジョイント孔が、歩行時の前記足の運動の第1番目および第5の放物線の軸の交差点を通って延びる請求項34記載の人工足。
- 前記前足部の前方端が、歩行時の末期姿勢のかかとが上がって足指が離れる位置で背屈される人間の足指を模倣するために上方向に反った弓形状に成形されてなる請求項34記載の人工足。
- 歩行時の前記前足部の運動を促進するために、前記前足部の前記前方端の厚さが、前記中間足部の厚さより薄い請求項38記載の人工足。
- 前記外側第1ジョイント軸から前記外側拡大ジョイント孔までの距離が、中間足の上下動的応答を可能ならしめるために前記人工足の外側部が内側よりも短い足指レバーを有するように、前記内側第1ジョイント軸から前記内側拡大ジョイント孔までの距離よりも短い請求項34記載の人工足。
- 前記人工足の足底面に中足骨弓形状凹部を備え、前記内側および外側拡大ジョイント孔が前記中足骨弓形状凹部で終わっている請求項34記載の人工足。
- 前記中間足部の足底面が、内側での舟状骨および外側での第4の中足骨の基部の近傍において、機能が人工足で模倣するように、人間の足における運動の第1番目の軸に対して直交して偏向された長手方向軸を有する凹部を含む弓形状を有する請求項1記載の人工足。
- 前記凹部の前記長手方向軸が、前記足の長手方向軸に対して30度から45度の角度である請求項42記載の人工足。
- 前記前足部の前方部が、前記足の前足部の改善された2面の運動を生み出す複数の拡大ストラットを形成するために、拡大ジョイントが前記拡大ジョイント孔から前足部の前方縁まで前方に延びる状態で、背面と足底面とのあいだに、前記前足部を通って延びる少なくとも1つの拡大ジョイント孔を含む請求項1記載の人工足。
- 前記人工足を前記足の上の人工要素に取り付けるために、アタッチメント装置が、前記後足部の頂部に接続されてなる請求項1記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置の下部が、前記後足部の材料に埋め込まれてなる請求項45記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置が、上部ピラミッド状アタッチメントプレートと、空間をあけた関係で前記上部ピラミッド状アタッチメントプレートに接続された下部アタッチメントプレートとからなり、前記装置を前記後足部内に接続させるために、前記下部アタッチメントプレートが、前記後足部の材料に埋め込まれてなる請求項45記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置の前記上部および下部プレートが、複数の留め具によって、空間をあけた状態で互いに接続されてなる請求項47記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置の前記上部および下部プレートが、前記装置の側壁によって、空間をあけた状態で互いに接続され、前記アタッチメントプレートおよび側壁が一体に形成されてなる請求項47記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置が、前記第1ジョイント軸の上に長手方向の中心を置く前記後足部内部に配置されてなる請求項44記載の人工足。
- 前記前足部、中間足部および後足部が、少なくとも1回の型成形または加工によって、合成樹脂の単体で形成されてなる請求項1記載の人工足。
- 前記前足部、中間足部および後足部回りの化粧カバーをさらに備える請求項1記載の人工足。
- 前記人工足が人間の足のような機能を可能にするために、前記第1ジョイントが足首関節に類似しており、前記第2ジョイントが距骨下ジョイントを模してなる請求項1記載の人工足。
- 前記後足部が、前記足の長軸の法線に沿って8〜30度外側に回転した線に沿って配置された内側および外側のくるぶしとともに形成され、前記内側のくるぶしが前記外側よりも近位にある状態で、前記くるぶしが前記第1ジョイント軸の上に配置されてなる請求項1記載の人工足。
- 前記第1および第2ジョイントが、前記人工足の後足部に取り付けられるとともに部分を形成する足首装置の部分である請求項1記載の人工足。
- 前記第1および第2ジョイントが、前記足首装置の弾性材料のそれぞれのストラットによって、前記足首装置と一体に形成されてなる請求項55記載の人工足。
- 前記ストラットが、それぞれの前記ジョイント軸の方向にそれぞれ延びてなる請求項56記載の人工足。
- 前記第1ジョイントの前記ストラットの前方および後方側面、および前記第2ジョイントの前記ストラットの内側および外側面が、前記第1および第2ジョイント軸回りの前記後足部の運動における力を移動および吸収させるために、凹状に曲げられてなる請求項56記載の人工足。
- 孔が、前記足首装置を通って前記第1ジョイントの前記ストラットの前方側面に沿って延び、前記孔よりも前方の前記足首装置が、前記第1ジョイント軸回りの前記後足部の移動を可能にするために隙間を含む請求項56記載の人工足。
- 前記隙間の高さが、前記隙間を画定する前記足首装置の下面が、当該隙間を画定する前記後足部の対向する上面に対するストッパの役目をして、背屈における前記第1ジョイント軸回りの前記後足部の運動量を制限するように、選択されてなる請求項59記載の人工足。
- 前記孔が、前記第1ジョイントの前記ジョイント軸に平行な方向に延びる請求項59記載の人工足。
- 前記足首装置が、前記第2ジョイント軸回りの前記後足部の運動を可能にするために、前記第2ジョイントに沿って延びる、内側および外側の隙間を含む請求項55記載の人工足。
- 前記隙間の高さが、前記隙間を画定する前記足首装置の下面が、当該隙間を画定する対向する上面に対するストッパの役目をして、歩行時の外返しおよび内返しにおける前記第2ジョイント軸回りの前記後足部の運動量を制限するように、選択されてなる請求項62記載の人工足。
- 前記内側の隙間の高さが、前記外側の隙間の少なくとも2倍である請求項63記載の人工足。
- 前記人工足を前記足の上の人工要素に取り付けるために、アタッチメント装置が、前記足首装置の頂部に接続されてなる請求項55記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置の下部が、前記足首装置の材料に埋め込まれてなる請求項65記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置が、上部ピラミッド状アタッチメントプレートと、空間をあけた関係で前記上部ピラミッド状アタッチメントプレートに接続された下部アタッチメントプレートとからなり、前記装置を前記足首装置内に接続させるために、前記下部アタッチメントプレートが、前記足首装置の材料に埋め込まれてなる請求項65記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置の前記上部および下部プレートが、複数の留め具によって、空間をあけた状態で互いに接続されてなる請求項67記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置の前記上部および下部プレートが、前記装置の側壁によって、空間をあけた状態で互いに接続され、前記アタッチメントプレートおよび側壁が一体に形成されてなる請求項67記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置が、前記第1ジョイント軸の上に長手方向の中心を置く前記足首装置内部に配置されてなる請求項65記載の人工足。
- 前記前足部、中間足部および後足部が、少なくとも1回の型成形または加工によって、弾性を有する半剛体の合成樹脂で形成されてなる請求項1記載の人工足。
- 前足部、中間足部および後足部を備えた人工足であって、
前記後足部が、歩行時に当該人工足の閉じられた動的な連鎖運動を可能にする足首ジョイントおよび拒骨下ジョイントを含み、該足首ジョイントが足首ジョイント軸を有し、該足首ジョイント軸が該足首ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために傾斜し、該足首ジョイント軸が少なくとも主として矢状面内にあり、前記拒骨下ジョイントが拒骨下ジョイント軸を有し、該拒骨下ジョイント軸が該拒骨下ジョイント軸の回りの運動を可能にするために偏向し、該拒骨下ジョイント軸が少なくとも主として前頭面および横断面内にあり、前記足首ジョイントおよび拒骨下ジョイントが、前記後足部の弾力性を有する材料のそれぞれのストラットによって一体的に形成され、前記ストラットがそれぞれのジョイント軸の方向に長く延びてなる人工足。 - 前記足首ジョイントのストラットの前部側面および後部側面と、前記拒骨下ジョイントのストラットの前部側面および後部側面とが、前記足首ジョイント軸および拒骨下ジョイント軸の運動中の伝達力および吸収力のために凹面状に曲げられてなる請求項72記載の人工足。
- 孔が前記後足部を通し、前記足首ジョイントのストラットの後部側面に沿って延び、前記孔の前の後足部が、前記足首の回りの後足部の運動を可能にする隙間を含んでなる請求項72記載の人工足。
- 前記隙間の高さが、前記隙間を画定する前記後足部の下面が、背屈時の足首ジョイント軸回りの前記後足部の運動量を制限するために前記隙間を画定する対向上面に対するストッパとして作用するように選択されてなる請求項74記載の人工足。
- 前記ストッパに対して前部の人工足の中間足部の背面上に背部陥凹部をさらに備え、歩行のあいだ荷重が人工足の前部に伝達されると、中間足部および前足部を背屈させる請求項75記載の人工足。
- 前記孔が、前記足首ジョイントのジョイント軸に平行な方向に延びてなる請求項74記載の人工足。
- 前足部、中間足部および後足部を備えた人工足であって、
前記後足部が後足部に取りつけられた足首装置を含み、該足首装置が歩行時に当該人工足の閉じられた動的な連鎖運動を可能にする足首ジョイントおよび拒骨下ジョイントを有し、該足首ジョイントが足首ジョイント軸を有し、該足首ジョイント軸が該足首ジョイント軸の回りの前記後足部の運動を可能にするために配向し、該足首ジョイント軸が少なくとも主として前頭面および横断面内にあり、前記足首ジョイントおよび拒骨下ジョイントが、前記足首装置の弾力性を有する材料のそれぞれのストラットによって前記足首装置と一体的に形成され、前記ストラットが、それぞれのジョイント軸の方向に長く延びてなる人工足。 - 前記足首ジョイントのストラットの前部および後部側面と、前記拒骨下ジョイントのストラットの内側および外側の表面が、前記足首および拒骨下ジョイント軸の回りの前記後足部の運動中の力の伝達および吸収のために曲げられてなる請求項78記載の人工足。
- 前記孔が前記足首装置を通り、前記足首ジョイントのストラットの前部および後部側面に沿って延び、前記孔の前部の足首装置が、前記足首ジョイントの回りの前記後足部の運動を可能にする隙間を含んでなる請求項78記載の人工足。
- 前記隙間の高さが、前記隙間を確定する足首装置の下面が背屈時の足首ジョイント軸回りの前記後足部の運動量を制限するために前記隙間を画定する対向上面に対するストッパとして作用するように選択されてなる請求項80記載の人工足。
- 前記孔が、前記足首ジョイントのジョイント軸に平行の方向に延びてなる請求項80記載の人工足。
- 人工足に取りつけることができて、人工足の後足部を形成する足首装置であって、
当該足首装置が第1および第2ジョイントを備え、当該足首装置が人工足に取りつけられたとき、歩行時に人工足の閉じられた鎖状の運動を可能にし、
前記第1ジョイントが第1ジョイント軸を有し、該第1ジョイント軸が該第1ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために偏向し、当該第1ジョイント軸が少なくとも主として矢状面内にあり、
前記第2ジョイントが第2ジョイント軸を有し、該第2ジョイント軸が該第2ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために偏向し、該第2ジョイント軸が少なくとも主として前頭面および横断面内にある人工足であって、前記第1ジョイントおよび第2ジョイントが、それぞれのジョイント軸の方向に延設された弾性材料のストラットによってそれぞれ形成されてなることを特徴とする人工足。 - 人工足に足首装置を取りつけるためのねじ切りされた留め具を受け入れるために、当該足首装置の下面に埋め込まれたT字状のナットを備えてなる請求項83記載の足首装置。
- 前頭面、横断面および矢状面内の第2ジョイント軸回りの後足部の運動を可能にするために、前記第2ジョイント軸が偏向してなる請求項83記載の足首装置。
- 前記第2ジョイント軸が、後部、足底および外側から前部、背部および内側まで延びる請求項85記載の足首装置。
- 横断面状に投影されたとおりの第2ジョイント軸が、足の縦軸に対して9度〜23度の範囲内の角度で外向きに回転する請求項83記載の足首装置。
- 矢状面に投影されたとおりの第2ジョイント軸が、角度を横断面に対して30度〜45度の範囲内とする請求項83記載の足首装置。
- 前記足首装置が人工足に取りつけられたとき、前記第1ジョイントが前記足首装置の第2ジョイント上に設けられてなる請求項83記載の足首装置。
- 前記ストラットが、前記足首装置と一体的に形成されてなる請求項83記載の足首装置。
- 前記第1および第2ジョイント軸の回りの前記足首装置の運動中に力を伝達し、吸収するために、前記第1ジョイントのストラットの前部および後部側面と、前記第2ジョイントのストラットの内側および外側表面とが陥凹状に曲げられてなる請求項83〜90のいずれかに記載の足首装置。
- 孔が前記足首装置を通り、前記第1ジョイントのストラットの前部表面に沿って延び、前記孔の前部の足首装置が、前記第1ジョイント軸の回りの足首装置の運動を可能にする隙間を含んでなる請求項90記載の足首装置。
- 前記隙間の高さが、前記隙間を画定する前記足首装置の下面が、背屈時の足首ジョイント軸回りの前記後足部の運動量を制限するために前記隙間を画定する対向上面に対するストッパとして作用するように選択されてなる請求項92記載の足首装置。
- 前記孔が前記第1ジョイントのジョイント軸に平行の方向に延びてなる請求項92記載の足首装置。
- 前記足首装置が人工足に取りつけられるとき、横断面上に投影されたとおりの前記第1ジョイント軸が、当該足の長軸の外側よりさらに前部の内側に外向きに8度〜30度回転してなる請求項83記載の足首装置。
- 矢状面上に投影されたとおりの前記第1ジョイント軸が横断面から傾斜し、前記前部が後部よりさらに近位である請求項95記載の足首装置。
- 前頭面上に投影されたとおりの前記第1ジョイント軸が横断面から傾斜し、内側が外側よりさらに近位である請求項96記載の足首装置。
- 前記足首装置の第1ジョイントの前面が変化し得る曲率半径を有する陥凹面である請求項83記載の足首装置。
- 前記第2ジョイントが、前記足首装置を通って延びるそれぞれの孔によって内側および外側に結合されてなる請求項83記載の足首装置。
- 前記第2ジョイント軸の回りの運動を可能にする第2ジョイントに沿って延びる内側および外側の隙間をさらに備えてなる請求項83記載の人工足。
- 前記足首装置が人工足に取りつけられるとき、前記隙間を画定する足首装置の下面が、歩行時の外反および内反の際の前記第2ジョイント軸回りの運動量を制限する隙間を画定する対向上面に対するストッパとして作用するように、前記隙間のそれぞれの高さが選択されてなる請求項100記載の人工足。
- 前記内側の隙間の高さが、前記外側の隙間の高さの少なくとも2倍である請求項101記載の人工足。
- 前記足首装置を取りつけるために前記足首装置の頂部と、ヒトの脚上の人工要素に取りつけられる人工足とに連結されるアタッチメント装置をさらに備えてなる請求項83記載の人工足。
- 前記アタッチメント装置の下部が前記足首装置の材料内に埋め込まれてなる請求項103記載の足首装置。
- 前記アタッチメント装置が、上部四角錐の取付プレートと、前記上部四角錐の取付プレートに離間して接続された下部取付プレートとを備え、前記下部取付プレートが、当該装置を足首装置内に接続するために足首装置の材料内に埋め込まれてなる請求項104記載の足首装置。
- 前記アタッチメント装置の上部および下部プレートが、複数の留め具によって互いに離間して接続されてなる請求項105記載の足首装置。
- 前記アタッチメント装置の上部および下部プレートが、当該装置の側壁によって互いに離間して接続され、前記取付プレートおよび側壁が単一のピースとして形成されてなる請求項105記載の足首装置。
- 前記アタッチメント装置が、前記第1ジョイント軸上の縦軸中心の足首装置に設けられた請求項103記載の足首装置。
- 前記足首装置が少なくとも1回の成形および加工によって弾性の半剛性の合成樹脂から形成される請求項83記載の足首装置。
- 切断患者の脚への支持部材との接続のために足首装置の上面に接続された人工器官を備えてなる請求項83記載の足首装置。
- 人工足に取りつけることができて、人工足の後足部を形成する足首装置であって、
当該足首装置が足首ジョイントおよび拒骨下ジョイントを備え、
当該足首装置が人工足に取りつけられたとき、該足首ジョイントおよび拒骨下ジョイントが、歩行時に人工足の閉じられた鎖状の運動を可能にし、
前記足首ジョイントが足首ジョイント軸を有し、該足首ジョイント軸が足首ジョイント軸の回りの運動を可能にするために配向し、該足首ジョイント軸が少なくとも主として前頭面および横断面内にあり、前記足首ジョイントおよび拒骨下ジョイントが前記足首装置の弾力性を有する材料のそれぞれのストラットによって形成されてなる足首装置であって、前記ストラットがそれぞれのジョイント軸の方向に長く延びてなることを特徴とする足首装置。 - 前記足首ジョイントのストラットの前部および後部側面と、前記拒骨下ジョイントのストラットの内側および外側の側面とが、足首および拒骨下ジョイント軸の回りの取りつけられた人工足の後足部の運動中に力を伝達し、吸収するために陥凹状にまげられてなる請求項111記載の足首装置。
- 前記孔が足首装置を通って、前記足首ジョイントのストラットの前部表面に沿って延び、前記孔に対して前部の足首ジョイント軸回りの足首装置の運動を可能にする隙間を含む請求項112記載の足首装置。
- 前記隙間の高さが、前記足首装置が人工足に取りつけられたとき、関連する人工足の背屈の際に足首ジョイント軸の回りの足首装置の運動量を制限するために、隙間を画定する足首装置の下面が前記隙間を画定する対向上面に対するストッパとして作用するように選択されてなる請求項113記載の足首装置。
- 前記孔が前記足首ジョイントのジョイント軸に平行の方向に延びてなる請求項113記載の足首装置。
- 足の縦方向に延びるフットキールと該フットキールの回りの化粧用の被覆を備えた人工足において、
改良が該フットキールの上面に取りつけられた人工足首要素を備え、
該人工足首要素が、歩行時に人工足の閉じられた鎖状の運動を可能にする第1および第2ジョイントを備え、
前記第1ジョイントが第1ジョイント軸を有し、該第1ジョイント軸が該第1ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために配向し、該第1ジョイント軸が少なくとも主として矢状面内にあり、前記第2ジョイントが第2ジョイント軸を有し、該第2ジョイント軸が該第2ジョイント軸の回りの後足部の運動を可能にするために配向し、該第2ジョイント軸が少なくとも主として前頭面および横断面内にある人工足であって、前記第1および第2ジョイントが、前記人工足首要素の弾性材料のそれぞれのストラットによって形成され、該ストラットがそれぞれのジョイント軸の方向に長く延びてなることを特徴とする人工足。 - 前記ストラットが、前記人工足首要素の材料の単体の一部として一体的に形成されてなる請求項116記載の人工足。
- 前記第1ジョイントが、前記人工足首要素の前記第2ジョイントの上に配置されてなる請求項116記載の人工足。
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