JP4195269B2 - 健康管理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、舌の状態より身体の健康状態を判断し、健康管理に役立てる健康管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
中国医学では、舌診と呼ばれる診察法があり、患者の舌質(舌の色合、形等)及び舌苔(舌苔の厚さ、舌苔の色等)を診て患者の体質や病状を判断したり、舌の変化により病状が悪化しているか又は回復しているかを判断したりする。体調の良いときと悪いときとでは、舌の色に変化があるからである。
【0003】
この舌診を自宅で行うことができれば、日々の健康状態を確認することができ、病気の早期発見、早期治療にもつながる。しかしながら、舌診における判断には長年の経験と熟練が必要であり、舌診の経験のない者には判断することが難しかった。
【0004】
そこで、舌診の診断をし得る比較舌診器が、特開平7−398号公報(特許文献1)に記載されている。該公報記載の比較舌診器は、患者舌像と標準舌像を比較可能に接近して投影し、両舌像を比較しながら患者舌像に類似する標準舌像を選びだし、それにより病態変化を判定するものである。
【0005】
【特許文献1】
特開平7−398(段落番号0005)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平7−398号公報記載の比較舌診器は、使用者が、患者舌像と標準舌像とを比較して、類似する標準舌像を選びださないとならず、そこにはやはり専門的な知識が必要となってしまっていた。したがって、舌診について知識のない一般の人にとってはやはり、舌診の判断をすることは困難であり、誤診の可能性もあった。
【0007】
本発明は、上記に鑑み、専門知識がなくても舌の情報を入力するだけで、自己の身体の健康状態を判断することができる健康管理装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明は、舌の状態を入力する舌状態入力手段と、使用者の自覚体調を入力するコメント入力手段と、環境情報を入力する環境情報入力手段と、舌状態入力手段により入力された情報より舌情報を分析し、コメント入力手段により入力された情報より自覚体調を分析し、環境情報入力手段により入力された情報より環境情報を分析する分析手段と、分析手段により分析された舌情報、自覚体調及び環境情報から健康状態を判断する判断手段とを備える。入力された舌の状態、使用者の自覚体調及び環境情報を分析して健康状態を判断するので、使用者は自己の舌の状態、自覚体調及び環境情報を入力するだけで、専門的な知識が全くなくても自己の身体の健康状態を知ることができる。
【0009】
舌状態入力手段としては、デジタルカメラ、CCDカメラ、ビデオカメラ等の撮像装置が挙げられ、舌の状態として舌の画像を入力する。または、パソコンのキーボード入力、PDA(Personal Digital Assistants)によるペン入力及び携帯電話からのボタン操作による入力(カメラ付き携帯電話の場合は画像入力も含む)により、舌の状態を入力するようにしてもよい。
【0010】
舌情報とは、舌質及び/又は舌苔の状態等である。舌質とは、舌本体の状態のことであり、舌の色、形、溝(亀裂)の有無等のことである。舌苔は、舌の表面にたまった白色や褐色等の苔(こけ)状のものであり、舌苔の状態とは、舌苔の色、湿潤、厚さ等のことである。舌情報は、これらの舌の色、舌の形、舌の溝(亀裂)の有無、舌苔の色、舌苔の湿潤、舌苔の厚さのうち1又は複数のものを指す。
【0011】
自覚体調とは、使用者が自ら自覚する体調のことである。コメント入力手段としては、パソコンのキーボード入力、PDAによるペン入力及び携帯電話からのボタン操作による入力(カメラ付き携帯電話の場合は画像入力も含む)等が挙げられる。
【0012】
健康状態の判断については、予め舌情報と健康状態との関係の複数のデータを基準テーブルとして制御装置のメモリに記憶させておき、判断手段が、この舌の基準テーブルと分析した舌情報の結果とを照合して健康状態を判断する。この判断の際、コメント入力手段により入力された使用者の自覚体調及び環境情報入力手段により入力された環境情報も組み合わせて判断する。コメント入力手段により入力された自覚体調を健康状態の判断材料として加えれば、舌情報から判断される症状が複数となった場合に、症状を絞り込み選択することが可能となる。すなわち、入力された自己体調が、複数の症状のうちのどの症状に伴って通常みられるものかを判断すれば、複数の症状から絞り込みすることが可能となる。また、舌情報からの判断の裏付け的な証拠ともできる。
【0013】
環境情報とは、天気、気温、湿度等の気象情報や花粉の有無等である。環境情報入力手段としては、それぞれの条件を検出可能なセンサを用いる。また、上記と同様にパソコンのキーボード入力、PDAによるペン入力及び携帯電話からのボタン操作による入力(カメラ付き携帯電話の場合は画像入力も含む)等により入力できるようにしてもよい。
【0014】
舌状態入力手段として撮像装置を用いた場合、分析手段は、撮像装置の画像信号から、舌の色、舌の形、舌の溝の有無、舌苔の色、舌苔の湿潤、舌苔の厚さに関する舌情報を作成し、判断手段は、舌情報と舌の状態に関する基準テーブルとを照合すると共に自覚体調及び環境情報を組み合わせることにより、舌情報の個人差を補正しながら健康状態を判断する。舌状態入力手段として撮像装置を用いれば、使用者は自己の舌の状態を撮るだけでよく、自ら舌の状態を観察して舌の状態を判断しないでもよいため、知識不足等による誤診が少なく、また面倒でない。
【0015】
同じ舌の状態であっても人によって健康状態が異なるものである。そこで、舌情報、自覚体調及び環境情報を組み合わせて健康状態を判断する際に、舌情報の個人差を補正しながら健康状態を判断すれば、使用者に応じたより適切な健康状態を判断することができる。具体的には、舌情報、自覚体調及び環境情報を記録、蓄積していき、判断部は分析部からの舌情報よりある症状が発症していると判断したが、自覚体調ではそのような症状が入力されないということが数回みられた場合、その舌情報のときには使用者にその症状は発症していないと考えられる。そこで、判断部は、その舌情報のときは、その症状が発症しているとは判断しない。逆に、判断部は舌情報より症状が発症していないと判断したが、自覚体調では症状が入力されるということが数回みられた場合、その舌情報のときには使用者にはその症状が発症していると考えられるので、判断部は、その舌情報のときは、その症状が発症していると判断する。
【0016】
このように、舌情報と自覚体調及び環境情報との使用者特有の関係を蓄積していけば、舌情報と健康状態との関係において使用者に応じた傾向を出すことができ、これを加味して健康状態を判断すれば正確な健康状態を判断することが可能となる。
【0017】
健康状態の時系列変化より、将来の身体の健康状態を予測する予測手段を設けた。記録手段に蓄積された健康状態の時系列変化により、将来の健康状態を判断する。使用者は、将来の健康状態を知ることができ、その結果が良好であったときは安心できるし、悪いときには病院等に行く等すれば早期発見、早期治療にもつながる。
【0018】
舌情報、自覚体調及び環境情報を記録して、これらの情報を所定の様式で出力する出力手段を設けた。所定の様式とは、グラフ形式、一覧可能な表形式等が挙げられ、使用者の所望する様式で表示できるようにすればよい。出力手段としては、モニター等へ表示してもよいし、プリントアウトできるようにしてもよい。また、音声により報知できるようにしてもよい。蓄積された舌情報、自覚体調及び環境情報が所定の様式で出力されるので、後で使用者はそれらの情報を確認することができるため、健康管理に役立つ。また、医者に過去の健康状態を報告する際に、正確な過去の健康状態及びその変化等を報告することができる。
【0019】
【発明の実施形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本健康管理装置の電気回路図である。図1に示すように、本健康管理装置は、舌の状態の入力手段であるデジタルカメラ1と、パソコンとからなり、デジタルカメラ1とパソコンとがケーブルにより接続される。パソコンは、パソコン本体2と、コメント入力手段及び環境情報入力手段となるキーボード3と、出力手段であるモニター4とからなり、それぞれケーブルにより接続される。
【0020】
パソコン本体2は、通信機能を有し、制御装置5及びメモリ6が内蔵される。制御装置5は、CPU、ROM及びRAM等から構成される。制御装置5は、デジタルカメラ1及びキーボード3より入力された情報を分析する分析部と、分析部により分析された情報から健康状態を判断する判断部と、判断部により判断された健康状態を記録する記録部と、記録部に蓄積された健康状態の変化より、将来の身体の健康状態を予測する予測部とを有する。
【0021】
分析とは、デジタルカメラ1及びキーボード3の入力手段からの信号より、舌の色、舌の形、舌の溝の有無、舌苔の色、舌苔の湿潤、舌苔の厚さ等の舌に関する情報(舌情報)、自覚体調に関する情報及び環境情報を収集することである。すなわち、分析部は、デジタルカメラ1で撮影された画像より、舌の色、形、溝(亀裂)等の舌質及び舌苔の厚さ、色等の舌苔の状態が下記のように分類された項目のうちどれに該当するかを判別し、また、コメント入力手段及び環境情報入力手段であるキーボード3よりどのような情報が入力されたか判別する。舌の色は、「青」、「淡白」、「淡紅」、「紅」、「深紅」で分類され、舌の形は、「肥大」、「歯痕あり」、「やや厚い」、「正常な大きさ」、「痩せて小さい(萎縮)」で分類され、舌の溝は、「有り」、「無し」で分類され、舌苔の厚さは、「厚い」、「薄い」で分類され、舌苔の色は、「白」、「薄白」、「やや黄色」、「黄色」、「褐色」、「黒」で分類され、それぞれどれに属するか判断する。
【0022】
判断とは、分析部で収集された情報からどのような健康状態にあるかを判定することである。判断部は、予め舌情報と健康状態との関係の複数のデータを基準テーブルとして制御装置5のメモリ6に記憶させておき、この舌の基準テーブルと、使用者の舌の画像より分析した舌情報の結果とを照合し、健康状態を判断する。この際、自己体調及び環境情報も勘案する。ここで、健康状態の判断とは、健康状態が良好な場合は「良好」と判断し、悪い場合はその悪い部分や症状を判断する。
【0023】
例えば、舌の色については、「青」、「淡白」、「淡紅」、「紅」、「深紅」の順に、「青」に近い程、身体が寒タイプで冷えやすい体質であり、「深紅」に近くなる程、身体が熱タイプで熱が体内にこもりやすい体質である。「淡紅」が正常である。「青」と判別された場合は、元気不足で体が冷えており、「体の血液循環の異常」と判断する。「深紅」と判別された場合は、血液の中の水分が減少しており、「脱水」、「熱性疾患」、「口腔乾燥」、「感染症」、「炎症」、「胃炎」、「胃腸病」と判断する。
【0024】
舌の形については、「肥大」、「歯型あり」、「やや厚い」、「正常な大きさ」、「痩せて小さい」の順に、「肥大」に近い程、寒タイプであり、「痩せて小さい」に近い程、熱タイプである。「肥大」及び「歯痕あり」と判別された場合は、水分の代謝に障害があり、細胞内外に水分貯蓄傾向があり、「便秘」や「下痢」等の消化管症状や「唾液の粘性亢進」等と判断する。「痩せて小さい」と判別された場合は、「血液や体液が不足している」と判断される。
【0025】
舌の溝については、「溝がある」と判別された場合は、粘膜再生力低下があり、「血液の栄養状態不良」等と判断する。その他、舌の表面のお点の有無を診てもよい。お点とは、毛細血管がうっ血してできる紫色の点状のものである。「お点がある」と判別された場合は、「血行障害」と判断する。
【0026】
舌苔の状態からは、上部消化管の症状や熱の有無等が分かる。舌苔の厚さについては、「薄い」が正常であり、詳しくは、舌苔が透けて舌本体がみえる状態である。「厚い」場合は、「胃の消化機能の低下」と判断する。
【0027】
舌苔の色については、「白」、「薄白」、「やや黄色」、「黄色」、「褐色」、「黒」の順に、「白」に近い程寒タイプであり、「黒」に近い程熱タイプであり、「薄白」が正常である。舌苔の色は熱の有無や中に定着している細菌と関連する。「黒」と判別された場合は、細菌が定着しており、「急激な口腔乾燥」や「唾液分泌低下」等と判断する。「重度の疾患」を発症して、かなり危ない場合もある。「黄色」と判別された場合は、「胃腸が弱っている」と判断する。
【0028】
また、これらの舌情報を組み合わせてもよく、より適切な判断をすることができるので好ましい。例えば、舌の色が「紅」で、「お点有り」と判別された場合、血流の流れが悪く、「肩こり」、「中高年の場合心臓病や脳梗塞に注意」と判断する。舌苔の色が「白」で、舌苔の厚さが「厚い」と判別された場合は、「消化管の感染症」、「消化管疾患」と判断する。舌の色が「赤」であり、「亀裂がある」と判別された場合、「口腔乾燥」、「手足ののぼせ」、「皮膚の乾燥」と判断する。舌の色が「白」で、「亀裂がある」と判別された場合、「低血圧」、「食欲不振」と判断する。
【0029】
さらに、上述の舌情報による健康状態の判断において、自己体調及び環境情報も勘案する。自己体調及び環境情報は、舌情報より複数の症状が挙げられた場合に絞り込む条件ともなるし、舌情報による判断を肯定するものともできる。例えば、舌情報で舌の色が「深紅」又は「紅」、舌苔の色が「黄」、「溝がある」と判別されて、胃腸に関する疾病が予想され、自己体調で胃がんの際にみられる「胃が痛い」「食欲が無い」「胸やけ」との入力があった場合、「胃がんの可能性がある」と肯定的に判断できる。
【0030】
環境が雨の場合、病気等に関係なく身体の一部が痛くなることがあるが、環境情報として「晴れ」と入力された場合にも、舌情報により身体のある部分に痛みがあると判断された場合、その判断は信頼度が高いと判断できる。
【0031】
また、舌情報、自覚体調及び環境情報を組み合わせて健康状態を判断する際に、舌情報の個人差を補正しながら健康状態を判断する。舌情報、自覚体調及び環境情報の関係をメモリに蓄積して、使用者の体質に応じた傾向を算出し、これを加味して健康状態を判断する。使用者に応じた適切な健康状態を判断することができる。
【0032】
例えば、分析部により舌の色が「紅」と判別されたが、コメント入力手段においては自覚体調は「良い」と入力されることが数回あった場合、分析部において舌の色が「紅」と判別されても使用者には症状は発症していないと考えられる。そこで、判断部は、分析部において「紅」と判別される場合でも、使用者には健康状態には問題がないと判断する。
【0033】
なお、上記実施形態では、健康状態を良好なときは「良好」とし、悪い部分がある場合はその症状を判断したが、同時に「非常に良い」、「良い」、「悪い」、「非常に悪い」等と段階的に判断できるようにしてもよい。例えば、「非常に良い」とは、どこにも異常がない場合であり、「良い」とは軽い症状のものが1、2つみられる場合であり、「悪い」とは軽い症状のものが多数みられる場合であり、「非常に悪い」とは重い症状がみられる場合とする。使用者は、相対的な健康状態の判断を知ることができる。
【0034】
予測部は、記録部に蓄積された健康状態の時系列変化より、数時間後〜数日後までの将来の健康状態を予測する。例えば、健康状態を段階的に「非常に良い」、「良い」、「悪い」、「非常に悪い」と判断した場合、将来の健康状態がこのうちのいずれになるかを予測判断するようにする。すなわち、健康状態の時系列変化からファジー処理により数時間(又は数日後)後の健康状態を予測するプログラムを予め制御装置に記憶させておく。そして、記録部に蓄積された健康状態の時系列変化を算出し、将来の健康状態を予測するプログラムに従って将来の健康状態を予測する。一般に、将来の健康状態を予測するプログラムは、健康状態の変化により数時間(数日)後の健康状態を予測する。また、時系列変化により、回復までの期間も算出できるようにしてもよい。
【0035】
そして、これらの健康状態の判断結果、舌情報、自覚体調、環境情報及び将来の健康状態は、メモリに記憶され、必要に応じてこれらの情報が所定の様式でモニター4に出力される。これをプリントアウトしたり、インターネットで送信できるようにしてもよい。所定の様式としては、棒グラフ、折れ線グラフ等のグラフ形式又は表形式が挙げられる。その様式の例を図2〜図3に示す。図2は、横軸を日数とし、縦軸を健康状態の段階評価とした折れ線グラフであって、過去から現在までの健康状態の変化を実線で示し、将来の健康状態の予測を点線で示す。図3は、日々の舌の状態、健康状態、自己体調、環境を一覧できる表形式としている。
【0036】
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多くの修正及び変更を加え得ることは勿論である。例えば、舌状態の入力手段、コメント入力手段及び環境情報入力手段として携帯電話又はカメラ付き携帯電話7を使用する。携帯電話7に入力された情報をメール機能等を用いてパソコンに送信し、パソコンでその情報を分析し、健康状態を判断するようにしてもよい。そして、その判断結果を再び携帯電話7に送信し、携帯電話7で確認できるようにしてもよい。
【0037】
【発明の効果】
以上の説明から明らかな通り、本発明によると、使用者は自己の舌の状態、自覚体調及び環境情報を入力するだけで、専門的な知識が全くなくても自己の身体の健康状態を知ることができる。また、判断された健康状態は記録されていくため、後で確認することができて健康管理に役立ち、また、医者の診察の報告の際に正確な過去の健康状態の変化を報告することができる。
【0038】
また、将来の健康状態を予測することができるので、その結果が悪いときは使用者は安静にする等して、症状が悪化してしまうのを防いだり、その結果が良いときは安心できる等、適切な健康管理をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本健康管理装置のブロック図
【図2】健康状態の推移をグラフ形式で表した図
【図3】舌の状態等を表形式で表した図
【符号の説明】
1 デジタルカメラ
2 パソコン本体
3 キーボード
4 モニター
5 制御装置
6 メモリ
7 携帯電話

Claims (4)

  1. 舌の状態を入力する舌状態入力手段と、使用者の自覚体調を入力するコメント入力手段と、環境情報を入力する環境情報入力手段と、前記舌状態入力手段により入力された情報より舌情報を分析し、前記コメント入力手段により入力された情報より自覚体調を分析し、前記環境情報入力手段により入力された情報より環境情報を分析する分析手段と、該分析手段により分析された舌情報、自覚体調及び環境情報から健康状態を判断する判断手段とを備えた健康管理装置。
  2. 前記舌状態入力手段として撮像装置を用い、前記分析手段は、該撮像装置の画像信号から、舌の色、舌の形、舌の溝の有無、舌苔の色、舌苔の湿潤、舌苔の厚さに関する舌情報を作成し、前記判断手段は、該舌情報と舌の状態に関する基準テーブルとを照合すると共に前記自覚体調及び前記環境情報を組み合わせることにより、舌情報の個人差を補正しながら健康状態を判断する請求項1記載の健康管理装置。
  3. 健康状態の時系列変化より、将来の身体の健康状態を予測する予測手段が設けられた請求項1又は2記載の健康管理装置。
  4. 前記舌情報、自覚体調及び環境情報を記録して、これらの情報を所定の様式で出力する出力手段が設けられた請求項1〜3のいずれかに記載の健康管理装置。
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