JP4193720B2 - 回路形成体へのコネクタの固定構造 - Google Patents

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本発明は、バスバーと制御回路基板とが接着された回路形成体へのコネクタの固定構造に関するものである。
従来、制御回路基板に形成された制御回路を外部回路と接続するためのコネクタとして、ネジ止めにより制御回路基板上に直接固定されるものがよく知られている。例えば特許文献1には、入力された電力を複数の出力部に出力する電気接続箱において、この出力を制御する制御回路を備えた制御回路基板上に、当該制御回路と外部回路とを接続するためのコネクタがネジ止めされた形態が記載されている。
特開2003−218562号公報
しかしながら、近年では制御回路基板のコストダウン及び軽量化を図るため、制御回路基板が薄型化されてきている。このような制御回路基板は薄くしかも剛性が低いので、この制御回路基板上にコネクタを十分な強度でネジ止めするのは難しい。
本発明は、このような事情に鑑み、薄型化された制御回路基板であっても、この制御回路基板上にコネクタを十分な強度で固定できるようにすることを目的とする。
近年の電気接続箱においては、その小型化を実現するために、薄型の制御回路基板と電力回路を構成する複数本のバスバーとを絶縁層を介して接着して回路形成体を構成し、この回路形成体のバスバー側を放熱部材に固着したものが開発されてきている。そして、上記バスバーは、一般に剛性の高い金属材料でできている。
本発明は、このようなバスバーの特性に着目してなされたものであり、請求項1に係る発明は、電力回路を構成する複数本の金属製のバスバーとその電力回路の開閉を制御する制御回路基板とが絶縁層を介して接着された回路形成体の当該制御回路基板上に、この回路形成体のうち上記制御回路基板に形成された制御回路と外部回路とを接続するためのコネクタを、頭部を有する固定ネジにより固定する固定構造であって、上記コネクタは、上記制御回路基板上に取付けられる取付部を有する絶縁性のハウジングと、このハウジングに保持されて上記制御回路と外部回路とを電気的に接続する端子とを備え、上記ハウジングの取付部と、上記制御回路基板と、上記絶縁層とには、これらを厚み方向に貫通してその内側に上記固定ネジが挿入可能な貫通孔が設けられ、上記バスバーには、上記貫通孔と対応する位置に上記固定ネジと螺合可能なネジ孔が設けられ、このネジ孔に、上記取付部、上記制御回路基板、及び上記絶縁層にそれぞれ設けられた貫通孔を通じて上記コネクタ側から上記固定ネジが螺入され、この固定ネジの頭部が上記取付部の上面に当接するまで当該固定ネジが締め付けられることにより、上記ハウジングの取付部が上記制御回路基板上に固定されるものである。
請求項2に係る発明は、上記請求項1に記載の回路形成体へのコネクタの固定構造において、上記コネクタにおけるハウジングの取付部には、上記制御回路基板に設けられた貫通孔内に嵌入される嵌入部が設けられ、この嵌入部を含む部分に上記制御回路基板の貫通孔よりも小径の貫通孔が設けられており、この取付部の貫通孔内に上記固定ネジが挿入可能となっているものである。
請求項3に係る発明は、上記請求項1または2に記載の回路形成体へのコネクタの固定構造において、上記バスバーのネジ孔が設けられている部分は、当該バスバーが折り返されて重なり合う部分であり、この重なり合う部分を貫通するように上記ネジ孔が形成されているものである。
請求項4に係る発明は、上記請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回路形成体へのコネクタの固定構造において、上記回路形成体のバスバー側に絶縁層を介して放熱部材が固着されており、この放熱部材における上記バスバーのネジ孔に対応する位置に、上記ネジ孔を貫通する固定ネジの先端部との接触を回避する形状の接触回避部が形成されているものである。
請求項1に係る発明によれば、制御回路基板と絶縁層を介して接着される金属製のバスバーにネジ孔を設け、上記制御回路基板、上記絶縁層、及びコネクタのハウジングの取付部にそれぞれ設けられた貫通孔を通じて固定ネジをコネクタ側から上記ネジ孔に螺入して当該固定ネジの頭部が上記取付部の上面に圧接するまで当該固定ネジを締め付けることにより、上記制御回路基板に形成された制御回路と外部回路とを接続するためのコネクタを上記制御回路基板上に固定することができる。すなわち、制御回路基板の厚さを問わず、この制御回路基板に接着される上記バスバーの剛性を利用して制御回路基板上に十分な強度でコネクタを固定することができる。
請求項2に係る発明によれば、上記コネクタにおける絶縁性のハウジングの取付部に設けられた嵌入部が上記制御回路基板に設けられた貫通孔に嵌入され、この嵌入部を含む部分に設けられた貫通孔に固定ネジが挿通されるので、当該固定ネジと制御回路基板との間には上記嵌入部を構成する絶縁材料が介在することになり、これによって固定ネジと制御回路基板とを確実に絶縁することができる。従って、上記固定ネジを例えば金属材料で形成したとしても、この固定ネジを媒介として制御回路基板とバスバーとの間で短絡が生じるおそれがない。
請求項3に係る発明によれば、バスバーの厚さが比較的に薄い場合であっても、このようにバスバーが折り返されて重なり合う部分にネジ孔を形成することにより、ネジ山をより多く形成することができるとともに、このネジ孔が形成される部分のバスバーの剛性を高めることができるので、上記固定ネジを十分なトルクで締め付けて強固に固定することができる。
請求項4に係る発明によれば、上記回路形成体のバスバー側に固着されている放熱部材における上記バスバーのネジ孔に対応する位置に、上記ネジ孔を貫通する固定ネジの先端部との接触を回避する形状の接触回避部が形成されていることにより、上記固定ネジが上記バスバーを貫通した状態でも、当該固定ネジの先端部と上記放熱部材とが接触することがないので、上記バスバーと上記放熱部材との絶縁状態を保つことができる。
本発明を実施するための最良の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の回路形成体へのコネクタの固定構造を利用して構成された電気接続箱の平面図であり、図2は、図1におけるI−I断面図である。
この電気接続箱は、入力された電力を複数の出力部に出力するものであり、その配電用電力回路が形成された回路形成体20と、この回路形成体20が固着される放熱部材40と、この放熱部材40に固着された上記回路形成体20を覆うケース80とを備えている。上記回路形成体20は、電力回路を構成する複数本のバスバー22とその電力回路の開閉を制御する制御回路基板24とが絶縁層26(図3参照)を介して接着されたものである。また、この電気接続箱には、上記回路形成体20のバスバー22を外部回路と接続するための電力用コネクタ90と、上記回路形成体20の制御回路基板24に形成された制御回路を外部回路と接続するための制御回路用コネクタ10とが設けられている。この制御回路用コネクタ10が、本発明において固定対象となっているコネクタに該当する。
上記バスバー22は、銅等の導電性の金属材料からなり、上記電力回路の入力端子及び出力端子を構成している。このバスバー22のうち所定の入力端子及び出力端子の間には、回路の開閉を行うFET70やリレー60等のスイッチング素子が配設されている。
上記制御回路基板24には、上記FET70やリレー60等のスイッチング素子の駆動を制御する制御回路が形成されており、このような制御回路基板24は、例えば通常のプリント回路基板(絶縁基板に制御回路を構成する導体がプリント配線されたもの)によって構成することが可能である。また、この制御回路基板24は、その厚みが非常に小さく(例えば0.5mm)構成されている。さらにこの制御回路基板24には適所に開口24bが設けられている。
上記バスバー22と上記制御回路基板24との間に介在する絶縁層26は、上記制御回路基板24におけるバスバー22と接着される側の面に絶縁性の接着剤が塗布されることにより形成されている。従って、当該絶縁層26にも上記制御回路基板24に設けられた開口24bと対応する位置に同じ大きさの開口が形成されている。
上記FET70のドレイン端子及びソース端子は、上記制御回路基板24に設けられた開口24bを通じて上記入力端子及び出力端子を構成する所定のバスバー22上に実装されているとともに、FET70のゲート端子は、上記開口24b以外の部分で上記制御回路基板24上に実装されてこの制御回路基板24に形成された制御回路に電気的に接続されている。
そして、このゲート端子とソース端子との間に上記制御回路を通じて電圧がかけられることにより、ドレイン端子が実装されている入力端子に入力された電力は、当該入力端子からソース端子が実装されている出力端子に供給され、上記ゲート端子とソース端子との間にかけられる電圧が0(ゼロ)になれば、上記入力端子から出力端子への電力の供給は遮断される。
上記リレー60についても同様に、その出力端子が上記制御回路基板24に設けられた開口24bを通じて上記バスバー22上に実装されているとともに、制御信号入力端子が上記開口24b以外の部分で上記制御回路基板24上に実装されてこの制御回路基板24に形成された制御回路に電気的に接続されている。そして、このリレー60に上記制御回路及び制御信号入力端子を通じて制御信号が入力されることにより、上記出力端子間が通電または遮断される。
この制御回路基板24とバスバー22とが接着された回路形成体20は、そのバスバー22側が当該バスバー22から上記放熱部材40に熱伝達可能となるように当該放熱部材40に固着されている。
この放熱部材40は、例えばアルミニウム合金や銅合金のように熱伝導性の高い材料で板状に形成されたものであり、その一方の上面は平坦な回路固着面42とされ、下面には多数の放熱フィン44が突設されている。そして、この放熱部材40の回路固着面42上に上記回路形成体20のバスバー24側が熱伝導率の高い絶縁層50(図3参照)を介して接着剤等により固着されている。
このように回路形成体20が熱伝達可能な状態で放熱部材40に固着されることにより、上記FET70やリレー60等のスイッチング素子から発せられる熱を、当該放熱部材40を介して良好に放熱させることができる。
この放熱部材40に固着された上記回路形成体20を覆う上記ケース80は、合成樹脂等の絶縁材料で構成されている。また、このケース80には、上記電力用コネクタ80及び制御回路用コネクタ10をケース80内外に貫通させる開口が形成されている。そして、この開口から上記電力用コネクタ90及び制御回路用コネクタ10がケース80外に突出しているので、このコネクタ90,80に外部回路と接続されたコネクタ(図示せず)を嵌合させることにより、外部回路とケース80内のバスバー22及び制御回路基板24に形成された制御回路とを接続できるようになっている。
上記電力用コネクタ90は絶縁性のハウジング92を有し、この電力用コネクタ90のコネクタ端子22cは、上記入出力端子を構成するバスバー22の端部が上向きに垂直に折り曲げられることにより形成されている。
上記制御回路用コネクタ10は、絶縁性のハウジング12と、このハウジング12に保持されて上記制御回路基板24に形成された制御回路と外部回路とを電気的に接続する端子14とを備えている。そして、上記ハウジング12は上記制御回路基板24上に取付けられる取付部16を有しており、この取付部16が固定ネジ30により回路形成体20に固定されているとともに、上記端子14が上記制御回路基板24に形成された制御回路に半田付け等により電気的に接続されている。
この制御回路用コネクタ10が上記回路構成体20上に取付けられる構造を具体的に説明するために、図3に制御回路用コネクタ10の取付部16部分の正面断面図を示す。
上記制御回路基板24及び絶縁層26には、これらをその厚み方向に貫通する貫通孔24a,26aが設けられている。上記絶縁層26は、前述したように上記制御回路基板24に絶縁性の接着剤を塗布して硬化させることにより形成されるものであるため、この絶縁層26の貫通孔26aは、上記制御回路基板24に対しその貫通孔24aを避けるようにして上記接着剤を塗布するだけで簡単に形成することができる。
また、上記制御回路用コネクタ10におけるハウジング12の取付部16の下面には、上記制御回路基板24に設けられた貫通孔24aに嵌入される嵌入部18が設けられている。そして、この嵌入部18の中心付近に上記制御回路基板24の貫通孔24aよりも小径の貫通孔16aがその厚み方向に貫通するように設けられており、この取付部16の貫通孔16a内に上記固定ネジ30が挿通可能となっている。
さらに、上記バスバー22には、上記制御回路基板24及び絶縁層26の貫通孔24a,26aと対応する位置にネジ孔22aが設けられている。このネジ孔22aは、上記固定ネジ30と螺合するものである。このネジ孔22aが設けられている部分は、上記バスバー22が折り返されて重なり合う部分22bであり、この重なり合う部分22bを貫通するように上記ネジ孔22aが形成されている。
そして、上記制御回路基板24の貫通孔24aに上記制御回路用コネクタ10における取付部16の嵌入部18が嵌入された状態で、上記制御回路用コネクタ10側から上記取付部16の貫通孔16aを通じて上記バスバー22のネジ孔22aに上記固定ネジ30が螺入され、この固定ネジ30の頭部が取付部16の上面に圧接するまで当該固定ネジ30が締め付けられることにより、上記ハウジング12の取付部16が上記制御回路基板24上に固定される。
このように、制御回路基板24と接着される金属製のバスバー22にネジ孔22aを設け、このネジ孔22aを利用して制御回路基板24に形成された制御回路と外部回路とを接続するための制御回路用コネクタ10を上記制御回路基板24上に固定することにより、本実施形態のような制御回路基板24の厚さが非常に薄い場合であっても、上記バスバー22の剛性を利用して制御回路基板24上に十分な強度で制御回路用コネクタ10を固定することができる。
また、上記制御回路用コネクタ10における絶縁性のハウジング12の取付部16に設けられた嵌入部18が上記制御回路基板24に設けられた貫通孔24aに嵌入され、この嵌入部18の中心付近に設けられた貫通孔16aに固定ネジ30が挿通されるので、当該固定ネジ30と制御回路基板24との間には上記嵌入部18を構成する絶縁材料が介在することになり、これによって固定ネジ30と制御回路基板24とを確実に絶縁することができる。従って、上記固定ネジ30を例えば金属材料で形成したとしても、この固定ネジ30を媒介として制御回路基板24とバスバー22との間で短絡が生じるおそれがない。
さらには、本実施形態のようにバスバー22が折り返されて重なり合う部分22bにネジ孔22aを形成することにより、バスバー22の厚さが比較的に薄い場合であっても、ネジ山をより多く形成することができるとともに、このネジ孔22aが形成される部分のバスバー22の剛性を高めることができるので、上記固定ネジ30を十分なトルクで締め付けて強固に固定することができる。
一方、上記バスバー22の下側に位置する放熱部材40には、上記バスバー22のネジ孔22aに対応する位置に上記ネジ孔22aを貫通する固定ネジ30の先端部32との接触を回避する形状の接触回避部46が形成されている。本実施形態ではこの接触回避部46を上記回路固着面42が窪むような形状で形成しているが、この接触回避部46は放熱部材40を貫通するような貫通孔であってもかまわず、上記固定ネジ30の先端部32との接触を回避する形状であればよい。
このような接触回避部46を放熱部材40に形成することにより、上記固定ネジ30が上記バスバー22を貫通した状態でも、当該固定ネジ30の先端部32と上記放熱部材40とが接触することがないので、上記バスバー22と上記放熱部材40との絶縁状態を保つことができる。
なお、本発明の回路形成体へのコネクタの固定構造は、本実施形態で示した形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、上記バスバー22と制御回路基板24との間に絶縁層26を形成する方法としては、上記のように絶縁性の接着剤を塗布するものに限らず、絶縁性の接着シートをバスバー22と制御回路基板24との間に介在させて熱圧着させるといったことも可能である。この場合には、絶縁性の接着シートにおける制御回路基板24に設けられた開口24b及び貫通孔24aと対応する位置に、上記開口24b及び貫通孔24aと同じ形状若しくはそれよりも大きな開口及び貫通孔を設けておくのがよい。
さらには、本実施形態では、制御回路用コネクタ10における絶縁性のハウジング12の取付部16に嵌入部18を設け、この嵌入部18を制御回路基板24の貫通孔24aに嵌入させることで、この嵌入部18の中心付近に設けられた貫通孔16a内に挿通される固定ネジ30と上記制御回路基板24とを絶縁しているが、上記固定ネジ30が絶縁材料で形成されている場合には、上記絶縁手段を設ける必要はない。また、上記固定ネジ30が金属材料で形成されている場合でも、上記絶縁手段は図示の構造に限られない。例えば、制御回路基板24を通常のプリント回路基板によって構成して、その絶縁基板部分に上記貫通孔24aを形成することにより、上記嵌入部18を設けずに上記取付部16の下面をフラットな形状に形成しても、上記取付部16の貫通孔16a及び上記制御回路基板24の貫通孔24a内に挿通される固定ネジ30と制御回路基板24とを絶縁させることができる。
なお、本実施形態では、本発明の回路形成体へのコネクタの固定構造が電気接続箱に採用された形態を示したが、本発明は電気接続箱のみに用いられるものではなく、バスバー22と制御回路基板24とが接着された回路形成体20に制御回路用コネクタ10を固定する際に広く用いることができる。
本発明の回路形成体へのコネクタの固定構造を利用して構成された電気接続箱の平面図である。 上記図のI−I断面図である。 本発明の回路形成体へのコネクタの固定構造を示す正面断面図である。
符号の説明
10 コネクタ
12 ハウジング
14 端子
16 取付部
16a,24a,26a 貫通孔
18 嵌入部
20 回路形成体
22 バスバー
22a ネジ孔
22b 重なり合う部分
24 制御回路基板
26 絶縁層
30 固定ネジ
32 先端部
40 放熱部材
46 接触回避部
50 絶縁層

Claims (4)

  1. 電力回路を構成する複数本の金属製のバスバーとその電力回路の開閉を制御する制御回路基板とが絶縁層を介して接着された回路形成体の当該制御回路基板上に、この回路形成体のうち上記制御回路基板に形成された制御回路と外部回路とを接続するためのコネクタを、頭部を有する固定ネジにより固定する固定構造であって、
    上記コネクタは、上記制御回路基板上に取付けられる取付部を有する絶縁性のハウジングと、このハウジングに保持されて上記制御回路と外部回路とを電気的に接続する端子とを備え、
    上記ハウジングの取付部と、上記制御回路基板と、上記絶縁層とには、これらを厚み方向に貫通してその内側に上記固定ネジが挿入可能な貫通孔が設けられ、
    上記バスバーには、上記貫通孔と対応する位置に上記固定ネジと螺合可能なネジ孔が設けられ、
    このネジ孔に、上記取付部、上記制御回路基板、及び上記絶縁層にそれぞれ設けられた貫通孔を通じて上記コネクタ側から上記固定ネジが螺入され、この固定ネジの頭部が上記取付部の上面に当接するまで当該固定ネジが締め付けられることにより、上記ハウジングの取付部が上記制御回路基板上に固定されることを特徴とする回路形成体へのコネクタの固定構造。
  2. 上記コネクタにおけるハウジングの取付部には、上記制御回路基板に設けられた貫通孔内に嵌入される嵌入部が設けられ、この嵌入部を含む部分に上記制御回路基板の貫通孔よりも小径の貫通孔が設けられており、この取付部の貫通孔内に上記固定ネジが挿入可能となっていることを特徴とする請求項1に記載の回路形成体へのコネクタの固定構造。
  3. 上記バスバーのネジ孔が設けられている部分は、当該バスバーが折り返されて重なり合う部分であり、この重なり合う部分を貫通するように上記ネジ孔が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の回路形成体へのコネクタの固定構造。
  4. 上記回路形成体のバスバー側に絶縁層を介して放熱部材が固着されており、この放熱部材における上記バスバーのネジ孔に対応する位置に、上記ネジ孔を貫通する固定ネジの先端部との接触を回避する形状の接触回避部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の回路形成体へのコネクタの固定構造。
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