JP4193690B2 - Mri装置 - Google Patents

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Description

本発明は、MRI装置に関する。
近年患者の術後早期回復を目的とした、低侵襲手術の技術が目覚しく進歩している。一方無侵襲の画像診断装置であるMRI装置は、オープンMRIの普及ともに装置の新しい臨床利用方法が提案され、中でも術中MRIという新たな使用方法が注目されている。術中MRIとはMRI撮影と手術を並行して行う使用方法である。低侵襲治療の際、切開部が小さく術者から術部が肉眼では見えないことがある。そこでMRIによる画像で術部の様子を見ながら治療するものである。術中使用を目指したとき、現在のオープンMRIでは静磁場を発生するマグネットの配置により開口部が狭く、また開口部から術部までが遠い為、術者の術部へのアクセス性が悪いという問題点があった。
そこでアクセス性の向上を目指して、近年開口部から術部までの距離を短くする為、マグネットの体軸方向の長さを短くしたショートボア型MRIが開発された。しかしながら、この形状では上方がさえぎられ、術部へ上部から直接アクセスすることが困難であった。
そこで、新たに回転式ショートボア型マグネットが考案された。回転式のショートボア型マグネットとは、マグネットを支える支持部により静磁場中心を中心としてマグネットが回転することで、上部空間を開放したマグネットのことである(例えば、特許文献1を参照)。
静磁場の不均一の分布を求める技術は周知である(例えば、特許文献2を参照)。
特開2001−046355号公報
特開昭61−180130号公報
図1は、従来技術の真円形の回転式ショートボア型MRI装置の斜視図である。図1において、3は被検者、4は術者、5はマグネット、被検者3が置かれる2は被検者ベッドであり、1は術者の撮像部へのアクセスに障害となる場所を示す。
図2は、従来技術の真円形の回転式ショートボア型MRI装置を横から見た図であり、(A)真円形マグネットを回転させない状態、(B)真円形マグネットを回転させた状態を示す図である。図2において、L1は、マグネットを垂直に設置した場合のボア内上部の高さ、L2は、マグネットを傾けて設置した場合のボア内上部の高さを示す。
しかし、特許文献1では、例えば、撮像時に装置外部にいる者の撮像部位へのアクセスは、図1に示す形状の装置の場合、回転したマグネットによって図1に示す1の部分で足場が妨げられる。そのため、外部からボアの内部まで手が届きにくくなり、ボア内部での操作では困難が予想される。
また、マグネットが斜めに回転することで、ボア内の高さが、マグネットを通常のように垂直に設置した場合に図2(A)に示すL1であったのが、図2(B)に示すL2になるため、内部で作業することは困難な上、内部にいる撮像対象となる者にも圧迫感があり、MRI装置内での手術等を想定した場合の使い勝手は悪かった。そこで撮像時に、より外部からアクセスしやすいMRI装置が望まれていた。
また一方で、開放性を上げることを目的とした形状にすると、静磁場の均一性が極端に悪くなる。そこで静磁場の均一性が悪い空間でも画質の良い撮像が行えるよう、静磁場不均一の補正技術を組み込んだ装置を開発する必要がある。
本発明は、MRIによる画像撮像時の、装置外部から撮像対象位置へのアクセスを容易にし、マグネット回転時のボア内の空間を確保し、装置形状による静磁場不均一を補正することを課題とする。
本発明の目的は、アクセス性のよさと画質向上を可能とするMRI装置を提供することにある。
本発明のMRI装置は、静磁場を発生する静磁場発生手段と、互いに直交する第1、第2、及び第3方向の傾斜磁場を発生する傾斜磁場発生手段と、高周波磁場を発生する高周波磁場発生手段と、検査対象から発生する磁気共鳴信号を検出する手段と、検出された磁気共鳴信号を計算機のメモリ上に配置し所定の演算処理を施しMRI画像を作成する画像再構成手段と、前記傾斜磁場発生手段、前記高周波磁場発生手段、前記信号検出手段及び前記画像再構成手段を制御する制御手段とを有するMRI装置において、マグネットの形状が楕円であることを特徴とする。本発明のMRI装置は、以下の特徴を有する。(a)体軸方向幅40cm〜70cm程度をもつショートボア型マグネットを有する。(b)(1)床に固定した支持部にマグネットを固定し、そのマグネット固定位置を中心に前後45度程度マグネットが回転することにより、上部空間がフリー構造化すること、(2)上記マグネットの下部にステップを取り付け、外部からボア内部へのアクセスを容易にする。(c)ボア内側の縁が切り欠きになっている。(d)マグネットが縦長楕円形である。(e)MRI装置の静磁場に対して、磁場がほぼ垂直になるような形状を有する外付け受信コイルが使用される。(f)静磁場の影響の異なる二つの撮影方法により取得した二つの位相データの位相差を用いて作成した、任意の位置における静磁場分布図を使用し、取得した二つの位相データを補正し、補正した位相データによって作成した静磁場分布図を用いて、装置形状による磁場不均一による画像の歪を後処理で補正する。
即ち、本発明では、ボア外側の下部にステップを設け、外からボア内にアクセスする際問題となる足元の妨げを解消し、撮像時の装置外部から撮像対象位置へのアクセス性を向上した。また、マグネットの形状を縦長の楕円にすることで、回転させたときのボア内上部の空間を確保できるようにした。さらに、マグネットを傾けて使用する際に必要な、角度に合わせた受信コイルも設計し、傾けた際に狭くなるボアの開口部内側の縁を切り欠きした。
また、装置形状によって低下した磁場の不均一による画像の歪を補正するため、撮像対象物を磁場から受ける影響が異なる二つの撮影法によって撮像し、取得した二つの信号の差分から磁場分布図を作成し、撮像対象物の画像を補正する方法(特許文献2)を拡張した。即ち、予め磁場分布図を作成しておき、撮像した画像を補正する機能を装置に搭載した。
以上のように、本発明によれば、マグネット外部にステップを設けることで、MRI撮像時の装置外部から撮像対象へのアクセス性を向上させ、マグネットの形状を縦長楕円にすることで、ボア内の空間を広く確保し、静磁場不均一のある撮像環境において静磁場不均一の補正を実現できる。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
まず、本発明のMRI装置の特徴ある構成について説明する。本発明のMRI装置は、検査対象が置かれる空間に静磁場を発生する静磁場発生手段と、静磁場発生手段の傾きを変更可能に支持する支持手段とを有し、静磁場発生手段のマグネットの形状が楕円である。このマグネットは、体軸方向に幅40cm〜70cm程度をもつショートボア型マグネットであり、マグネットの下部にステップを取り付けており、マグネットのボア内側の縁が切り欠きになっており、マグネットが縦長楕円形である。
図3は、本発明が適用されるMRI装置の構成例を示す図である。図3において、101は水平な静磁場を発生する磁石、102は被験者などの検査対象、103は検査対象102を載せるベッド、104は高周波磁場を発生させるとともに検査対象102から生じるエコー信号を検出するための高周波磁場コイル、108、109、110はそれぞれx方向、y方向、z方向の傾斜磁場を発生させるための傾斜磁場発生コイルである。105、106、107はそれぞれ傾斜磁場発生コイル108、109、110に電流を供給するためのコイル駆動装置である。115は計測されたMR信号を処理し、画像再構成を行うための計算機、116は再構成画像を表示するためのCRTディスプレイ、117は処理途中のデータや最終結果を格納するメモリである。
MRI装置の動作の概要を説明する。まず、シンセサイザ111により発生させた高周波を、変調装置112で波形整形、増幅器113により電力増幅し、高周波磁場コイル104に電流を供給する。これにより、高周波磁場コイル104から高周波磁場が出力され、検査対象102の核磁化を励起する。検査対象102からのエコー信号は、高周波磁場コイル104により受信され、増幅器113で増幅、検波装置114で検波された後、計算機115に入力され、メモリ117上にk空間データの形式で保存される。その後、計算機115は画像再構成を行い、結果をCRTディスプレイ116上に表示する。
図4は、本発明の実施例のMRI装置のショートボア型マグネットの回転を説明する図であり、図4(A)は横から見た図、図4(B)は正面図である。図4において、2は被検者ベッド、5はマグネット、7は支柱、8は軸、9はステップを示す。
図4で示すように、体軸方向幅40cmのマグネットを床に固定した支柱7で固定する。マグネットは、この支柱を軸とし、軸を中心に、上部は体軸方向で被検者ベッド挿入口と反対側、下部は被検者ベッド挿入口側に45度回転する。
また、装置外部にいる者がボア内部へアクセスしやすいよう、図4(A)、図4(B)に示すようにステップ9を設ける。
図5は、本発明の実施例のMRI装置の受信コイルの例を示す図であり、(A)はコイル全体を示す斜視図、(B)は撮影時のコイル配置を横から示した図である。図5において、2は被検者ベッド、5はマグネット、6はガントリ、9はステップ、10は、コイル自身が地面に水平な面に対して45度の傾きをもつソレノイドコイル(45度ソレノイドコイル)を示す。
受信コイルは、ボアに内蔵されているバードケージコイルや、図5(A)で10に示した45度ソレノイドコイルやサーフェスコイルを用いて、図5(B)に示すようにマグネットの発生する静磁場に垂直になるよう設置する。
通常、水平磁場を発生するトンネル型マグネットを使用するMRI装置においては、静磁場の方向がソレノイドコイルの形成する磁場の方向と平行なため、高感度なソレノイドコイルは使用できない。しかしながら、45度傾けたショートボアマグネットでは45度ソレノイドコイルが使用可能であり、画像のS/Nを向上できる効果がある。
図6は、(A)従来技術の真円形状をもつマグネットの正面図、(B)本発明の実施例のMRI装置における縦長楕円形状をもつマグネットの正面図である。
図2は、従来技術の真円形の回転式ショートボア型MRI装置と楕円形回転式ショートボア型MRI装置のマグネット部分を横から見た図であり、(A)真円形マグネットを回転させない状態、(B)真円形マグネットを回転させた状態、(C)楕円形マグネットを回転させた状態、(D)楕円形マグネットを回転させた状態を示す。
図6(A)の真円のマグネットを横から見た図を図2(A)に示す。真円のマグネットを45度傾けると、図2(B)のようにボア内の奥側の被検者ベッド上部空間が狭くなり、被検者ベッドからの高さは距離L1であったのが距離L2になってしまう。
そこで、マグネットの形状を図6(B)のように縦長の楕円形にする。通常の円形マグネットのボア内部の縦横の径の比率を横1:縦1として横1:縦1.4の比率の楕円形にすると、横幅を変えずに高さ方向の空間を広げることができる。縦長楕円形状のマグネットを横から見た図(図2(C))を傾けたときにも、図2(D)に示すとおり奥側の被検者ベッド上部空間の高さはL1の高さを確保できる。
図7は、本発明の実施例の楕円形マグネットの内側の角の切り欠きを説明する図であり、(A)は切り欠きをしないマグネットを横から見た図、(B)は切り欠きしたマグネットを横から見た図である。図7において、2は被検者ベッド、5はマグネット、11は切り欠き部分を示し、L3は切り欠きしない場合のボア内上部の高さ、L4は切り欠きした場合のボア内上部の高さを示す。
マグネットの体軸方向幅が40cm〜70cmである根拠を示す。人体の幅がおよそ60cmである為、ボアの内側の横幅は60cmに設定される。横幅に対して高さは1.4倍である為、ボア内側の高さは84cmとなる。人の前後幅はおよそ20cmである為、被検者ベッドに寝た状態で人がこのボアの中に入っているためには、上部に20cmは必要である。
このことから、通常、マグネットが70cmでは、図7(A)に示すL3のように45度に回転させると20cmの高さが確保できないが、ボア開口部の内側の縁を図7(B)に示す11のように切り欠きにすることにより、L4で示したように高さ20cmが確保される。マグネットの体軸方向幅が70cmを越すと、切り欠きを用いても20cmの空間維持は困難である。一方40cmとは、マグネットの成立する限界の大きさであることによる。
以上のことによって、MRI撮像時の装置外部から撮像対象へのアクセス性を向上し、ボア内の空間を広く確保することが可能となるという効果がある。
また、ショートボア型マグネットは、体軸方向に短く、体軸方向の撮像可能な範囲が通常のオープンMRI装置やトンネル型MRI装置に較べ、狭いという問題点がある。このため、例えば、術前に全身像を撮像しておく必要がある場合など、体軸方向に広い視野を撮像範囲とするためには被検者ベッド2を可動式にし、被検者ベッドを動かして被検者自身を移動することで、撮像範囲を移動させながら撮像する。
図8は、本発明の実施例において、体軸方向に撮像領域が大きい時、(A)はマグネットが垂直な状態での可動式の被検者ベッドの移動距離、(B)はマグネットが45度に回転したときの可動式の被検者ベッド移動距離を説明する図である。図8において、2は可動式の被検者ベッド、6はガントリ、50は撮像範囲、51は静磁場が均一な範囲、L5はマグネットを垂直に設置した時の可動式の被検者ベッドの移動距離、L6はマグネットを45度傾けて設置した時の可動式の被検者ベッドの移動距離を示す。
図8に示すように、マグネットを傾けず垂直に設置したままで撮る(A)の時の、ベッドを体軸方向に動かす距離(L5)のほうが、傾けて設置して撮る(B)の時の、被検者ベッドを体軸方向に動かす距離(L6)に比べて、短い距離ですむ。
よって、撮像範囲を広げる為に被検者ベッドを移動する際、マグネットは傾けずに使用する。マグネットを傾けずに使用する場合は、45度ソレノイド受信コイルは使用しない。以上のように、被検者ベッドを移動させて撮像することで撮像範囲を広げる効果がある。
ところで、ショートボア型MRI装置は、従来のトンネル型MRI装置に較べ、磁石の大きさが小さくなることで静磁場不均一が極端に大きくなる。そこで不均一を含む、ボア内の空間の磁場分布図を事前に作成し、得られた画像データの位置情報を磁場分布図によって補正する機能を本装置に搭載する。
図9は、本発明の実施例における、静磁場の不均一による画像の歪補正方法を説明するフローチャートである。
図10は、本発明の実施例において画像補正に用いる、(A)は通常のスピン・エコー法のシーケンス、(B)は静磁場の影響の強い変形スピン・エコー法のシーケンスを示す図である。図10(A)、(B)において、RFは90度パルス、180度パルスを示し、Gx、Gy、Gzはそれぞれx、y、z方向の傾斜磁場を示し、Signalはエコー信号を示し、TEはエコータイムである。
静磁場不均一による画像の歪補正方法は以下の手順である。図9に流れ図を示す。補正には位相法(特許文献2)による静磁場分布図計測を利用する。図10(A)に示す通常のスピン・エコー法と、図10(B)に示す変形スピン・エコー法のシーケンスを用いてガントリ内に置いた試料を撮像し、二つのエコー信号F1、F2を計測する。
ここで90度パルスと180度パルスの間の時間と180度パルスとエコー中心間の時間差が、静磁場不均一により位相がずれる時間εとなる。図10(A)の通常のスピンエコー法では、90度パルスと180度パルスの間の時間と180度パルスとエコー中心間の時間の間隔を等しくすることにより静磁場不均一の影響を相殺するが、90度パルスと180度パルスの間の時間と180度パルスとエコー中心間の時間に時間差を設けることで静磁場不均一の影響を与えることができる。静磁場の影響が入らない図10(A)の位相と、時間εの分だけ静磁場の影響の入った図10(B)の位相との場所ごとの差を取り、時間で微分することによって、撮像範囲の静磁場の磁場分布がわかることになる。以上により、静磁場不均一の分布図(図9に示す磁場分布図A)が作成できる。
次に、上記で作成した静磁場不均一の分布図を使って図10(A)、(B)のシーケンスで取得した撮像範囲の位相分布(図9に示す位相分布a、b)の歪をそれぞれ補正する(図9に示す位相分布a´、b´)。さらに、図9に示す位相位相a´、b´を用いて、新たな静磁場不均一の分布図(図9に示す磁場分布図B)を作成し、対象画像Cを補正する。図9に示す補正された画像Dを得る。ただし、図9に示す不均一分布図Aを使って、対象画像Cを補正して補正された画像Dを得てもよい。以上により、マグネット形状や、マグネットの回転による静磁場不均一を補正する効果がある。
MRI撮像時の撮像対象へのアクセス性を向上させ、静磁場不均一のある撮像環境において静磁場不均一の補正を実現できるMRI装置を提供できる。
従来の真円形の回転式ショートボア型MRI装置の斜視図。 従来技術の真円形の回転式ショートボア型MRI装置と楕円形回転式ショートボア型MRI装置のマグネット部分を横から見た図であり、(A)真円形マグネットを回転させない状態、(B)真円形マグネットを回転させた状態、(C)楕円形マグネットを回転させた状態、(D)楕円形マグネットを回転させた状態を示す図。 本発明が適用されるMRI装置の構成例を示す図。 図4は、本発明の実施例のMRI装置のショートボア型マグネットの回転を説明する図であり、(A)は横から見た図、(B)は正面図。 本発明の実施例のMRI装置の受信コイルの例を示す図であり、(A)はコイル全体を示す斜視図、(B)は撮影時のコイル配置を横から示した図。 (A)従来技術の真円形状をもつマグネットの正面図、(B)本発明の実施例のMRI装置における縦長楕円形状をもつマグネットの正面図。 本発明の実施例の楕円形マグネットの内側の角の切り欠きを説明する図であり、(A)は切り欠きをしないマグネットを横から見た図、(B)は切り欠きしたマグネットを横から見た図。 本発明の実施例において、体軸方向に撮像領域が大きい時、(A)はマグネットが垂直な状態での可動式の被検者ベッドの移動距離、(B)はマグネットが45度に回転したときの可動式の被検者ベッド移動距離を説明する図。 本発明の実施例における、静磁場の不均一による画像の歪補正方法を説明するフローチャート。 本発明の実施例において画像補正に用いる、(A)は通常のスピン・エコー法のシーケンス、(B)は静磁場の影響の強い変形スピン・エコー法のシーケンスを示す図。
符号の説明
1…術者の撮像部へのアクセスに障害となる場所、2…被検者ベッド、3…被検者、4…術者、5…マグネット、6…ガントリ、7…支柱、8…軸、9…ステップ、10…45度ソレノイドコイル、11…切り欠き部分、50…撮像範囲、51…静磁場が均一な範囲、101…静磁場を発生する磁石、102…検査対象、103…ベッド、104…高周波磁場コイル、108…x方向の傾斜磁場を発生させるための傾斜磁場発生コイル、109…y方向の傾斜磁場を発生させるための傾斜磁場発生コイル、110…z方向の傾斜磁場を発生させるための傾斜磁場発生コイル、105…傾斜磁場発生コイル108に電流を供給するためのコイル駆動装置、106…傾斜磁場発生コイル109に電流を供給するためのコイル駆動装置、107…傾斜磁場発生コイル110に電流を供給するためのコイル駆動装置、111…シンセサイザ、112…変調装置、113…増幅器、114…検波装置、115…計算機、116…CRTディスプレイ、117…メモリ、L1…マグネットを垂直に設置した場合のボア内上部の高さ、L2…マグネットを傾けて設置した場合のボア内上部の高さ、L3…切り欠きしない場合のボア内上部の高さ、L4…切り欠きした場合のボア内上部の高さ、L5…マグネットを垂直に設置した時の可動式の被検者ベッドの移動距離、L6…マグネットを45度傾けて設置した時の可動式の被検者ベッドの移動距離。

Claims (7)

  1. 検査対象が置かれる空間に静磁場を発生する静磁場発生手段と、該静磁場発生手段の傾きを変更可能に支持する支持手段とを有し、前記静磁場発生手段のマグネットの形状が楕円であることを特徴とするMRI装置。
  2. 請求項1に記載のMRI装置において、前記マグネットは、体軸方向に幅40cm〜70cm程度をもつショートボア型マグネットであることを特徴とするMRI装置。
  3. 請求項1に記載のMRI装置において、前記マグネットの下部にステップを取り付けたことを特徴とするMRI装置。
  4. 請求項1のMRI装置において、前記マグネットのボア内側の縁が切り欠きになっていることを特徴とするMRI装置。
  5. 請求項1のMRI装置において、前記マグネットが縦長楕円形であることを特徴とするMRI装置。
  6. 請求項1に記載のMRI装置において、前記静磁場に対して磁場がほぼ垂直になるような形状をもつ外付け受信コイルを有することを特徴とするMRI装置。
  7. 請求項1に記載のMRI装置において、前記静磁場の影響の異なる二つの撮影方法により取得した二つの位相データの位相差を用いて作成した、任意の位置における静磁場分布図を使用し、前記取得した二つの位相データを補正し、補正した位相データによって作成した静磁場分布図を用いて、装置形状による磁場不均一による画像の歪を後処理で補正することを特徴とするMRI装置。
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