JP4192504B2 - Semiconductor memory device - Google Patents

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JP4192504B2 JP2002166583A JP2002166583A JP4192504B2 JP 4192504 B2 JP4192504 B2 JP 4192504B2 JP 2002166583 A JP2002166583 A JP 2002166583A JP 2002166583 A JP2002166583 A JP 2002166583A JP 4192504 B2 JP4192504 B2 JP 4192504B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5は、従来の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。図5に示されるように、従来の半導体記憶装置はビット線対BL0,/BL0とダミービット線対DBL,/DBL、ワード線WL0、プリチャージ線PRE、イコライズ線EQ、カラムセレクト線WR、センスイネーブル線SE、メモリセルMC、ダミーメモリセルDMC、センスアンプSA,ダミーセンスアンプDSA、ラッチ回路51,52、及び書き込みドライバ53を備える。
【0003】
このような構成を有する半導体記憶装置の書き込み動作においては、まずプリチャージ線PREが活性化されることによりビット線対BL0,/BL0がプリチャージされ、イコライズ線EQが活性化されることによりビット線BL0と相補ビット線/BL0の電位が等しくされる。
【0004】
その後、入力データDIがラッチ回路52に格納されてカラムセレクト線WRが活性化されると、該入力データはセンスアンプSAが活性化された状態において書き込みドライバ53によりビット線対BL0,/BL0へ供給され、メモリセルMCへ書き込まれる。
【0005】
一方、読み出し動作においては、まずプリチャージ線PREが活性化されることによりビット線対BL0,/BL0がプリチャージされ、イコライズ線EQが活性化されることによりビット線BL0と相補ビット線/BL0の電位が等しくされる。
【0006】
そして、ワード線WL0が活性化されるとメモリセルMCに記憶されたデータがビット線対BL0,/BL0に読み出され、該ビット線対BL,/BL0に生じた差電圧がセンスアンプSAにより増幅される。このとき、該増幅により得られた読み出しデータはラッチ回路51に格納され、ラッチ回路51から出力データDOとして外部へ出力される。
【0007】
ここで一般的に、データ読み出し時に保持データが破壊されるDRAMのような半導体記憶装置では、ビット線対BL0,/BL0の電位差が増幅されて最大化された後にメモリセルMCへデータが再書き込みされ、その後に次サイクルにおけるビット線対BL0,/BL0のプリチャージ動作が許可されることにより正常な動作が実現される。
【0008】
そして、プリチャージ動作の実行許可タイミングは、プリチャージ実行許可信号/PREが活性化されることにより決定されるが、プリチャージ実行許可信号/PREは、例えば図6に示されるように、センスアンプSAを起動させるセンスアンプイネーブル信号/SAEを反転回路41,42や容量素子C1,C2を含むタイミング調整回路40により所定時間遅延させることによって生成される。
【0009】
このとき、プリチャージ動作の実行許可タイミングを決定するための該遅延量は、反転回路41,42を構成するトランジスタの駆動能力や容量素子C1,C2の容量の大きさに依存する。一方、ビット線対BL0,/BL0の電位差が最大化される(フル振幅する)タイミングは、主にビット線対BL0,/BL0の配線抵抗や配線容量、あるいはビット線対BL0,/BL0に接続されたアクセストランジスタの駆動能力に依存する。
【0010】
従って、上記両タイミングは別個独立に形成された部位によりそれぞれ決定されるため、プリチャージ動作の実行許可タイミングを決定するための該遅延量は、該部位におけるプロセスばらつきまでも考慮した十分なマージンを取る必要があるため、半導体記憶装置の高速動作を妨げているという問題があった。
【0011】
このような問題を考慮して、図5に示された従来の半導体記憶装置では、メモリセルMCやビット線対BL0,/BL0と同じプロセスにおいてダミーメモリセルDMCやダミービット線対DBL,/DBLが形成される。そして、ダミーメモリセルDMCからダミービット線対DBL,/DBLへ読み出されたデータをダミーセンスアンプDSAでセンシングすることにより得られたダミー出力データDSを基準として、プリチャージ動作の実行許可タイミングが決定される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、図5に示された従来の半導体記憶装置においては、上記のようにプリチャージタイミングがダミービット線対DBL,/DBLの電位差により決定され、ダミービット線DBLあるいは相補ダミービット線/DBLの電位の絶対値に関係なく決定されるため、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)のように読み出し時にデータが破壊されるメモリでは、正常なデータ読み出しがなされないいわゆるリテンション不良が発生してしまうという問題がある。以下において、この問題をより詳しく説明する。
【0013】
図7は、図5に示された従来の半導体記憶装置の動作を示すタイミング図である。ここで、図7(a)はイコライズ線EQとセンスイネーブル線SE、及びワード線WL0の電位変化を示し、図7(b)はメモリセルMCのセル電位とビット線対BL0,/BL0の電位の時間変化を示し、図7(c)はダミーメモリセルDMCのセル電位とダミービット線対DBL,/DBLの電位の時間変化をそれぞれ示す。
【0014】
図5に示された従来の半導体記憶装置では、図7(a)及び図7(c)に示されるように、ダミービット線対DBL,/DBLの電位差がフル振幅する前の時刻T1においてワード線WL0が不活性化されると、図7(b)に示されるように、時刻T2においてメモリセルMCには電源電圧VCCより低いデータが再書き込みされる。
【0015】
このとき、DRAM等の揮発性メモリにおいては、メモリセルMCに蓄積された電荷はリークすることから、再書き込み時に電源電圧VCCとなるまで充電されない場合には、反転データが読み出されてしまうというリテンション不良が発生する恐れがある。
【0016】
また、図5に示された従来の半導体記憶装置では、ダミービット線対DBL,/DBLや、ワード線WL0に接続されるダミーメモリセルDMCをメモリセルアレイと同じプロセスにより形成する必要があるという問題もある。
【0017】
本発明は上記のような問題を解消するためになされたもので、簡易な構成により高速なデータの読み書きを確実に実現する半導体記憶装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明の目的は、複数のメモリセルと前記メモリセルに接続されたビット線対と、前記ビット線対の一方と同じ配線抵抗及び配線容量を有するダミービット線と、前記メモリセルから前記ビット線対に読み出されたデータを増幅する増幅手段と、前記増幅手段を活性化させるイネーブル信号に応じて、前記ダミービット線を駆動するダミービット線駆動手段と、予め設定された参照電位と前記ダミービット線の電位とを比較する比較手段と、前記比較手段による比較において、前記ダミービット線の電位が前記参照電位に到達したと判断された後に、前記ビット線対に対するプリチャージ動作を許可する制御手段とを備える半導体記憶装置を提供することにより達成される。
【0019】
このような手段によれば、増幅手段によりビット線対の電位差が最大限増幅されメモリセルへデータが再書き込みされるタイミングが、プロセスばらつきに起因するマージンを見越すことなく決定されるため、ビット線対に対するプリチャージ動作の実行を許可するタイミングを簡易な構成により確実に最速化することができる。
【0020】
本発明の半導体記憶装置では、ダミービット線がビット線対の一方と同じ配線抵抗及び配線容量を有している。ここで、ダミービット線駆動手段が、増幅手段がビット線対を駆動する場合と同じ駆動力によりダミービット線を駆動するものとすれば、ダミービット線の電位変動をビット線対の一方の電位変動に近似させることができるため、該プリチャージ動作の理想的な実行許可タイミングを精度良く決定することができる。
【0021】
また、比較手段を、制御手段がビット線対に対するプリチャージ動作を許可するときに不活性化されるものとすれば、一旦プリチャージ動作が許可された後における比較手段の消費電力を低減することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下において、本発明の実施の形態を図面を参照しつつ詳しく説明する。なお、図中同一符号は同一または相当部分を示す。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。図1に示されるように、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置1は、コラム部2とデータバス3、センスアンプ部4、メモリセル部5、制御部6、ロウデコーダ7、外部回路10とを備える。なお、コラム部2はコラムアドレスデコーダや、データバス3に読み出されたデータを増幅する読み出しアンプを含む。
【0024】
ここで、制御部6は外部回路10に接続され、コラム部2とセンスアンプ部4及びロウデコーダ7は共に制御部6に接続される。また、コラム部2とセンスアンプ部4はデータバス3により接続されると共に、メモリセル部5のビット線対BL,/BLはセンスアンプ部4に接続され、ワード線WLはロウデコーダ7に接続される。
【0025】
図2は、図1に示されたメモリセル部5の構成を示す回路図である。図2に示されるように、メモリセル部5は例えば揮発性のDRAMとされ、ワード線WL0〜WLnとビット線対BL0,/BL0〜BLm,/BLm、ビット線対のいずれか一方及びワード線に接続されたメモリセルMC00〜MCnmとを含むものとすることができる。なお、各メモリセルMC00〜MCnmは、例えば図2に示されるように、一つのトランジスタと一つの容量素子とにより構成される。
【0026】
以下において、上記のような構成を有する半導体記憶装置の動作の概要を説明する。
【0027】
まず、外部回路10から制御部6へアクティブコマンドCd及びアドレスADが供給されると、制御部6は該コマンド及びアドレスに応じてロウデコーダ7へロウアドレスRADを供給し、センスアンプ部4へ不活性のビット線イネーブル信号BLEを供給する。なお、センスアンプ部4は制御部6から供給されるビット線イネーブル信号BLEが活性化された場合にビット線対BL,/BLをイコライズし、不活性化された場合にビット線対BL,/BL間の電気的接続を切断する。
【0028】
次に、ロウデコーダ7は供給されたロウアドレスRADをデコードし、該ロウアドレスRADに応じて選択的にワード線WLをハイレベルに活性化する。ここで、図2に示されるワード線WL0〜WLnが選択的に活性化されると、活性化されたワード線に接続されるメモリセルの保持するデータに応じてビット線対BL0,/BL0〜BLm,/BLmに電位差が生じる。
【0029】
そして、該電位差が生じた後に制御部6はセンスアンプ部4へ活性化されたセンスアンプイネーブル信号/SAEを供給し、センスアンプ部4は該センスアンプイネーブル信号/SAEに応じてビット線対BL0,/BL0〜BLm,/BLm間に生じた該電位差を増幅して0又は1のデータを生成する。
【0030】
このような一連の動作により、図1に示された半導体記憶装置1はスタンバイ状態からアクティブ状態に遷移する。そして、読み出し動作では、アクティブ状態となった後に、センスアンプ部4により生成された該データをコラム部2がコラムアドレスCADに応じて選択的にデータバス3へ転送し、制御部6を介して外部回路10へ出力する。
【0031】
一方、書き込み動作では、該アクティブ状態になった後に、制御部6により外部回路10から受領された書き込みデータをコラム部2がコラムアドレスCADに応じて選択的にデータバス3へ転送し、メモリセル部5に該書き込みデータを書き込む。
【0032】
そして、上記のような読み出しあるいは書き込み動作が終了した後は、外部回路10から制御部6へプリチャージコマンドが供給され、該コマンドに応じてワード線WLがロウレベルに不活性化され、センスアンプイネーブル信号/SAEがハイレベルに不活性化される。さらに、ビット線イネーブル信号BLEがハイレベルに活性化されて、半導体記憶装置1はアクティブ状態からスタンバイ状態へ遷移する。
【0033】
ここで、プリチャージを自動的に実行するいわゆる自動プリチャージ式半導体記憶装置の場合には、アクティブ状態からスタンバイ状態に遷移する際に、外部回路10から上記のようなプリチャージコマンドが供給されることを必要としないものの、制御部6内で該プリチャージコマンドに代わる自動プリチャージ実行許可信号/PREが生成される。このとき、この自動プリチャージ実行許可信号/PREは、制御部6に含まれたタイミング調整回路20によりセンスアンプイネーブル信号/SAE等に基づいて生成される。以下において、図3を参照しつつ、このタイミング調整回路20について詳しく説明する。
【0034】
図3に示されるように、タイミング調整回路20はダミービット線22とカレントミラー回路25、NチャネルMOSトランジスタNT1、PチャネルMOSトランジスタPT1、反転回路21,28,31、NOR回路27、及びNAND回路29,30とを含む。そして、カレントミラー回路25は、NチャネルMOSトランジスタNT2〜NT4及びPチャネルMOSトランジスタPT2,PT3を含む。
【0035】
なお、カレントミラー回路25においては、PチャネルMOSトランジスタPT2,PT3のソースが電源電圧ノードに共通接続され、PチャネルMOSトランジスタPT2,PT3のゲートは相互接続されると共に、PチャネルMOSトランジスタPT2のドレインに接続される。また、PチャネルMOSトランジスタPT2にはNチャネルMOSトランジスタNT2が接続され、PチャネルMOSトランジスタPT3にはNチャネルMOSトランジスタNT3が接続される。さらに、NチャネルMOSトランジスタNT2,NT3のソースはNチャネルMOSトランジスタNT4のドレインに共通接続され、NチャネルMOSトランジスタNT4のソースは接地ノードに接続される。
【0036】
一方、反転回路21及びNOR回路27にはセンスアンプを活性化させるためのセンスアンプイネーブル信号/SAEが供給され、反転回路21の出力ノードはダミービット線22に接続される。また、反転回路21の出力ノードと接地ノードの間にNチャネルMOSトランジスタNT1が接続され、NチャネルMOSトランジスタNT1のゲート及び反転回路28にはビット線イネーブル信号BLEが供給される。
【0037】
また、ダミービット線22の他端はNチャネルMOSトランジスタNT3のゲートに接続され、NチャネルMOSトランジスタNT2のゲートには参照電圧Vrefが供給される。また、NOR回路27の出力ノードはNチャネルMOSトランジスタNT4のゲート及びPチャネルMOSトランジスタPT1のゲートに接続される。
【0038】
上記のような構成を有するタイミング調整回路20において、ダミービット線22はメモリセル部5に形成されたビット線対BL,/BLと同一の材質で同じ配線抵抗及び配線容量を持つものとされる。また、ダミービット線22は反転回路21を構成するトランジスタにより駆動されるが、該トランジスタのトランジスタサイズはセンスアンプ部4を構成するトランジスタのトランジスタサイズと同じものとされる。これによって、ダミービット線22にメモリセル部5内のビット線対BL,/BLと同じ電気的特性を持たせることができる。
【0039】
以下において、図4のタイミング図を参照しつつ、図3に示されたタイミング調整回路20の動作を詳しく説明する。なお、図4(a)はビット線イネーブル信号BLEとセンスアンプイネーブル信号/SAE及びワード線WL0の電位変化を示し、図4(b)はメモリセルMCのセル電位とビット線対BL0,/BL0の電位の時間変化を示し、図4(c)はダミービット線22の電位変化を示し、図4(d)は自動プリチャージ実行許可信号/PREを示す。
【0040】
時刻T1までの初期状態においては、図4(a)に示されるように、ビット線イネーブル信号BLEがハイレベル(H)とされ、ビット線対の電位がイコライズされる。このとき、図4(c)に示されるように、NチャネルMOSトランジスタNT1がオンすることによってダミービット線22の電位が接地レベルとされると共に、反転回路28からロウレベル(L)の信号がNAND回路30へ供給されるため、図4(d)に示されるように自動プリチャージ実行許可信号/PREはハイレベル(H)とされる。
【0041】
そして、時刻T1においてビット線イネーブル信号BLEがロウレベルに遷移することにより、ビット線対の電気的接続が切断される。その後、図4(a)及び図4(b)に示されるように、時刻T2においてワード線WL0が活性化されると、メモリセルMCに保持されたデータがビット線BL0に読み出され、時刻T3においてセンスアンプイネーブル信号/SAEがロウレベルに活性化されることによりビット線対BL0,/BL0の電位差が増幅される。
【0042】
なお、図4(a)に示されるように、時刻T1から時刻T7までの間においてビット線イネーブル信号BLEはロウレベルとされるため、NチャネルMOSトランジスタNT1がオフされると共に、反転回路28からはハイレベルの信号がNAND回路30へ供給される。しかしながら、時刻T3まではセンスアンプイネーブル信号/SAEがハイレベルとされるため、反転回路21からはロウレベルの信号がダミービット線22へ供給される。このため、図4(c)に示されるようにダミービット線22の電位は時刻T3まで接地レベル(GND)とされる。
【0043】
また、時刻T3まではNOR回路27からロウレベルの信号が出力されるため、PチャネルMOSトランジスタPT1がオンするため、カレントミラー回路25の出力ノードはハイレベルとされる。このことから、NAND回路29の出力信号はロウレベルとなるため、図4(d)に示されるように自動プリチャージ実行許可信号/PREはハイレベルにラッチされる。
【0044】
ここで、上記のように時刻T3においてセンスアンプイネーブル信号/SAEがロウレベルに活性化されると、反転回路21の出力信号はハイレベルとされるため、図4(c)に示されるようにダミービット線22の電位は上昇する。
【0045】
なお、センスアンプイネーブル信号/SAEがロウレベルに活性化されると、NOR回路27から出力される信号はハイレベルとされるため、PチャネルMOSトランジスタPT1がオフされるが、カレントミラー回路25の出力ノードはハイレベルに保持されるため、図4(d)に示されるように自動プリチャージ実行許可信号/PREはハイレベルとされる。また、NOR回路27から出力される信号がハイレベルとされることにより、NチャネルMOSトランジスタNT4がオンし、カレントミラー回路25が活性化される。
【0046】
ここで、図4(c)に示されるように、時刻T4においてダミービット線22の電位が参照電圧Vrefを超えると、カレントミラー回路25においてはNチャネルMOSトランジスタNT3及びNチャネルMOSトランジスタNT4を介して接地ノードに電流が流れるため、カレントミラー回路25の出力ノードはロウレベルとなる。このとき、NAND回路29の出力はハイレベルとなることから、図4(d)に示されるように自動プリチャージ実行許可信号/PREはロウレベルに遷移して活性化される。
【0047】
そして、自動プリチャージ実行許可信号/PREが活性化された後における時刻T5において、図4(a)に示されるようにワード線WL0が不活性化されるが、このタイミングにおいては図4(b)に示されるようにビット線対BL0,/BL0の電位差はフル振幅しているため、メモリセルMCには電源電圧VCCのデータが再書き込みされる。
【0048】
この後、図4(a)に示されるように、時刻T6においてセンスアンプイネーブル信号/SAEはハイレベルに遷移するが、NAND回路29の出力はハイレベルとされるため、図4(d)に示されるように自動プリチャージ実行許可信号/PREはロウレベルにラッチされる。
【0049】
そして、図4(a)に示されるように、時刻T7においてビット線イネーブル信号BLEがハイレベルに活性化されると、図4(b)に示されるようにビット線対BL0,/BL0の電位がイコライズされると共に、NチャネルMOSトランジスタNT1がオンされるため、図4(c)に示されるようにダミービット線22の電位が接地レベルへ低下する。またこのとき、反転回路28からNAND回路30へはロウレベルの信号が供給されるため、図4(d)に示されるように自動プリチャージ実行許可信号/PREはハイレベルに遷移する。
【0050】
以上より、図3に示されたタイミング調整回路20においては、自動プリチャージ実行許可信号/PREの活性タイミングは、センスアンプイネーブル信号/SAEが活性化される時刻T3の所定時間後の時刻T4と調整される。ここで、自動プリチャージ実行許可信号/PREは、ダミービット線22の電位が参照電圧Vrefを超えたときに初めて活性化されるため、時刻T4から時刻T5までの間にメモリセルMCへデータを再書き込みする時点においてはビット線対BL0,/BL0もフル振幅しており、その結果として電源電圧レベル(VCC)のデータをメモリセルMCへ確実に再書き込みすることができる。このことは、DRAM等のようにデータ読み出し時に保持データの破壊を引き起こすメモリにおいて、リテンション不良を回避する上で有効なこととなる。そして、該再書き込みがなされた後において、ビット線対は次サイクルの動作のためにプリチャージされることになる。
【0051】
さらに、図3に示されたタイミング調整回路20においては、カレントミラー回路25を構成するNチャネルMOSトランジスタNT2のゲートに供給される参照電圧Vrefの大きさを変えて、ダミービット線22の電位の参照電圧Vrefへの到達時間を変化させることにより、自動プリチャージ実行許可信号/PREの活性タイミングを調整することができる。
【0052】
また、図3に示されたタイミング調整回路20においては、一旦自動プリチャージ実行許可信号/PREがロウレベルに活性化されると、NOR回路27の出力はロウレベルとなるため、NチャネルMOSトランジスタNT4がオフされてカレントミラー回路25が不活性化される。これより、自動プリチャージ実行許可信号/PREが活性化された後においては、カレントミラー回路25での無駄な消費電流が低減される。
【0053】
以上より、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置によれば、ダミービット線22の電位を参照電圧Vrefと比較することにより自動プリチャージ実行許可信号/PREの活性タイミングが決定されるため、ビット線対BL,/BL等のプロセスばらつきにより要求されるマージンを考慮する必要やリテンション不良が回避され、自動プリチャージ実行許可信号/PREの活性タイミングを確実に最速化することができる。
【0054】
従って、このことから、本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置によれば、ダミーメモリセルを必要としない簡易な構成により高速なデータの読み書きを確実に実現することができる。
【0055】
【発明の効果】
本発明に係る半導体記憶装置によれば、ビット線対に対するプリチャージ動作の実行許可タイミングを簡易な構成により確実に最速化することができ、メモリセルに対する高速なデータの読み書きを確実に実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る半導体記憶装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示されたメモリセル部の構成を示す回路図である。
【図3】図1に示された制御部に含まれるタイミング調整回路の構成を示す回路図である。
【図4】図1に示された半導体記憶装置の動作を示すタイミング図である。
【図5】従来の半導体記憶装置の構成を示す回路図である。
【図6】従来のタイミング調整回路の構成を示す回路図である。
【図7】図5に示された半導体記憶装置の動作を示すタイミング図である。
【符号の説明】
1 半導体記憶装置、2 コラム部、3 データバス、4 センスアンプ部、5メモリセル部、6 制御部、7 ロウデコーダ、10 外部回路、20,40タイミング調整回路、21,28,31,41,42 反転回路、22,DBL ダミービット線、25 カレントミラー回路、27 NOR回路、29,30 NAND回路、51,52 ラッチ回路、53 書き込みドライバ、MC00,MC10,MCn0,MC0m,MC1m,MCnm,MC メモリセル、BL0,BLm ビット線、/BL0,/BLm 相補ビット線、WL0〜WLn ワード線、/DBL 相補ダミービット線、NT1〜NT4 NチャネルMOSトランジスタ、PT1〜PT3 PチャネルMOSトランジスタ、C1,C2 容量素子、DMC ダミーメモリセル、DSA ダミーセンスアンプ、SAセンスアンプ、PRE プリチャージ線、EQ イコライズ線、WR カラムセレクト線、SE センスイネーブル線。
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a semiconductor memory device.
[0002]
[Prior art]
FIG. 5 is a circuit diagram showing a configuration of a conventional semiconductor memory device. As shown in FIG. 5, the conventional semiconductor memory device includes a bit line pair BL0, / BL0 and a dummy bit line pair DBL, / DBL, a word line WL0, a precharge line PRE, an equalize line EQ, a column select line WR, a sense. An enable line SE, a memory cell MC, a dummy memory cell DMC, a sense amplifier SA, a dummy sense amplifier DSA, latch circuits 51 and 52, and a write driver 53 are provided.
[0003]
In the write operation of the semiconductor memory device having such a configuration, first, the precharge line PRE is activated to precharge the bit line pair BL0, / BL0, and the equalize line EQ is activated to activate the bit line. The potentials of the line BL0 and the complementary bit line / BL0 are made equal.
[0004]
Thereafter, when the input data DI is stored in the latch circuit 52 and the column select line WR is activated, the input data is transferred to the bit line pair BL0, / BL0 by the write driver 53 in a state where the sense amplifier SA is activated. And supplied to the memory cell MC.
[0005]
On the other hand, in the read operation, first, the precharge line PRE is activated to precharge the bit line pair BL0, / BL0, and the equalize line EQ is activated to activate the bit line BL0 and the complementary bit line / BL0. Are made equal to each other.
[0006]
When the word line WL0 is activated, the data stored in the memory cell MC is read to the bit line pair BL0, / BL0, and the difference voltage generated in the bit line pair BL, / BL0 is read by the sense amplifier SA. Amplified. At this time, the read data obtained by the amplification is stored in the latch circuit 51 and output from the latch circuit 51 to the outside as output data DO.
[0007]
Here, in general, in a semiconductor memory device such as a DRAM in which retained data is destroyed when data is read, data is rewritten to the memory cell MC after the potential difference between the bit line pair BL0 and / BL0 is amplified and maximized. Thereafter, normal operation is realized by allowing the precharge operation of the bit line pair BL0, / BL0 in the next cycle.
[0008]
The execution permission timing of the precharge operation is determined by activating the precharge execution permission signal / PRE. The precharge execution permission signal / PRE is detected by, for example, a sense amplifier as shown in FIG. The sense amplifier enable signal / SAE for starting SA is generated by being delayed for a predetermined time by the timing adjustment circuit 40 including the inverting circuits 41 and 42 and the capacitive elements C1 and C2.
[0009]
At this time, the delay amount for determining the execution permission timing of the precharge operation depends on the drive capability of the transistors constituting the inverting circuits 41 and 42 and the size of the capacitors C1 and C2. On the other hand, the timing at which the potential difference between the bit line pair BL0 and / BL0 is maximized (full amplitude) is mainly connected to the wiring resistance and wiring capacitance of the bit line pair BL0 and / BL0 or the bit line pair BL0 and / BL0. Depends on the drive capability of the access transistor.
[0010]
Accordingly, since both timings are determined by the parts formed independently, the delay amount for determining the execution permission timing of the precharge operation has a sufficient margin considering the process variation in the part. Therefore, there is a problem that the high-speed operation of the semiconductor memory device is hindered.
[0011]
In consideration of such a problem, in the conventional semiconductor memory device shown in FIG. 5, the dummy memory cell DMC and the dummy bit line pair DBL, / DBL are processed in the same process as the memory cell MC and the bit line pair BL0, / BL0. Is formed. The precharge operation execution permission timing is determined based on the dummy output data DS obtained by sensing the data read from the dummy memory cell DMC to the dummy bit line pair DBL, / DBL by the dummy sense amplifier DSA. It is determined.
[0012]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the conventional semiconductor memory device shown in FIG. 5, the precharge timing is determined by the potential difference between the dummy bit line pair DBL and / DBL as described above, and the dummy bit line DBL or the complementary dummy bit line / DBL is Since it is determined regardless of the absolute value of the potential, a memory such as a dynamic random access memory (DRAM) in which data is destroyed at the time of reading has a problem that a so-called retention failure in which normal data reading is not performed occurs. is there. In the following, this problem will be described in more detail.
[0013]
FIG. 7 is a timing chart showing an operation of the conventional semiconductor memory device shown in FIG. Here, FIG. 7A shows potential changes of the equalize line EQ, the sense enable line SE, and the word line WL0, and FIG. 7B shows the cell potential of the memory cell MC and the potentials of the bit line pairs BL0 and / BL0. FIG. 7C shows the time change of the cell potential of the dummy memory cell DMC and the potential of the dummy bit line pair DBL, / DBL.
[0014]
In the conventional semiconductor memory device shown in FIG. 5, as shown in FIGS. 7 (a) and 7 (c), at time T1 before the potential difference between the dummy bit line pair DBL, / DBL becomes full amplitude, When the line WL0 is deactivated, data lower than the power supply voltage VCC is rewritten to the memory cell MC at time T2, as shown in FIG. 7B.
[0015]
At this time, in a volatile memory such as a DRAM, the charge accumulated in the memory cell MC leaks. Therefore, if the battery is not charged until it reaches the power supply voltage VCC at the time of rewriting, inverted data is read out. Retention failure may occur.
[0016]
Further, in the conventional semiconductor memory device shown in FIG. 5, it is necessary to form the dummy bit line pair DBL, / DBL and the dummy memory cell DMC connected to the word line WL0 by the same process as the memory cell array. There is also.
[0017]
The present invention has been made to solve the above problems, and an object of the present invention is to provide a semiconductor memory device that reliably realizes high-speed data reading and writing with a simple configuration.
[0018]
[Means for Solving the Problems]
An object of the present invention is to provide a plurality of memory cells , a bit line pair connected to the memory cell, a dummy bit line having the same wiring resistance and wiring capacitance as one of the bit line pair, and the bit from the memory cell to the bit. Amplifying means for amplifying data read to the line pair ; dummy bit line driving means for driving the dummy bit line in response to an enable signal for activating the amplifying means; a preset reference potential; Comparing means for comparing the potential of the dummy bit line and the comparison by the comparing means permit a precharge operation for the bit line pair after it is determined that the potential of the dummy bit line has reached the reference potential. It is achieved by providing a control unit, a semi-conductor memory device Ru comprising a.
[0019]
According to such a means, the timing at which the potential difference of the bit line pair is amplified to the maximum by the amplifying means and the data is rewritten to the memory cell is determined without allowing for a margin due to process variations. The timing for permitting the execution of the precharge operation for the pair can be reliably maximized with a simple configuration.
[0020]
In the semiconductor memory device of the present invention, the dummy bit line has the same wiring resistance and wiring capacitance as one of the bit line pairs . Here, if the dummy bit line driving means drives the dummy bit line with the same driving force as that when the amplifying means drives the bit line pair, the potential fluctuation of the dummy bit line is detected as one potential of the bit line pair. Since the variation can be approximated, the ideal execution permission timing of the precharge operation can be accurately determined.
[0021]
Further, if the comparison means is inactivated when the control means permits the precharge operation for the bit line pair, the power consumption of the comparison means once the precharge operation is permitted can be reduced. Can do.
[0022]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings. In the drawings, the same reference numerals indicate the same or corresponding parts.
[0023]
FIG. 1 is a block diagram showing an overall configuration of a semiconductor memory device according to an embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, a semiconductor memory device 1 according to an embodiment of the present invention includes a column unit 2 and a data bus 3, a sense amplifier unit 4, a memory cell unit 5, a control unit 6, a row decoder 7, and an external circuit. 10. The column unit 2 includes a column address decoder and a read amplifier that amplifies data read to the data bus 3.
[0024]
Here, the control unit 6 is connected to the external circuit 10, and the column unit 2, the sense amplifier unit 4, and the row decoder 7 are all connected to the control unit 6. The column section 2 and the sense amplifier section 4 are connected by a data bus 3, the bit line pair BL, / BL of the memory cell section 5 is connected to the sense amplifier section 4, and the word line WL is connected to the row decoder 7. Is done.
[0025]
FIG. 2 is a circuit diagram showing a configuration of memory cell unit 5 shown in FIG. As shown in FIG. 2, the memory cell unit 5 is, for example, a volatile DRAM, and includes word lines WL0 to WLn, bit line pairs BL0, / BL0 to BLm, / BLm, one of bit line pairs, and a word line. And memory cells MC00 to MCnm connected to each other. Each of the memory cells MC00 to MCnm is composed of one transistor and one capacitor element as shown in FIG. 2, for example.
[0026]
The outline of the operation of the semiconductor memory device having the above configuration will be described below.
[0027]
First, when an active command Cd and an address AD are supplied from the external circuit 10 to the control unit 6, the control unit 6 supplies a row address RAD to the row decoder 7 in accordance with the command and address, and the sense amplifier unit 4 is disabled. An active bit line enable signal BLE is supplied. The sense amplifier unit 4 equalizes the bit line pair BL, / BL when the bit line enable signal BLE supplied from the control unit 6 is activated, and the bit line pair BL, / BL when the bit line enable signal BLE is inactivated. Disconnect the electrical connection between the BLs.
[0028]
Next, the row decoder 7 decodes the supplied row address RAD and selectively activates the word line WL to a high level according to the row address RAD. Here, when the word lines WL0 to WLn shown in FIG. 2 are selectively activated, the bit line pairs BL0 and / BL0 to BL0 according to the data held in the memory cells connected to the activated word lines. A potential difference is generated between BLm and / BLm.
[0029]
Then, after the potential difference occurs, the control unit 6 supplies the activated sense amplifier enable signal / SAE to the sense amplifier unit 4, and the sense amplifier unit 4 responds to the sense amplifier enable signal / SAE to the bit line pair BL0. , / BL0 to BLm, / BLm are amplified to generate 0 or 1 data.
[0030]
Through such a series of operations, the semiconductor memory device 1 shown in FIG. 1 shifts from the standby state to the active state. In the read operation, after the active state is established, the column unit 2 selectively transfers the data generated by the sense amplifier unit 4 to the data bus 3 according to the column address CAD, and passes through the control unit 6. Output to the external circuit 10.
[0031]
On the other hand, in the write operation, after entering the active state, the write data received from the external circuit 10 by the control unit 6 is selectively transferred to the data bus 3 by the column unit 2 according to the column address CAD. The write data is written into the unit 5.
[0032]
After the read or write operation as described above is completed, a precharge command is supplied from the external circuit 10 to the control unit 6, and the word line WL is deactivated to a low level according to the command, and the sense amplifier enable Signal / SAE is inactivated to a high level. Further, the bit line enable signal BLE is activated to a high level, and the semiconductor memory device 1 changes from the active state to the standby state.
[0033]
Here, in the case of a so-called automatic precharge type semiconductor memory device that automatically executes precharge, the precharge command as described above is supplied from the external circuit 10 when transitioning from the active state to the standby state. Although not required, an automatic precharge execution permission signal / PRE is generated in the control unit 6 instead of the precharge command. At this time, the automatic precharge execution permission signal / PRE is generated by the timing adjustment circuit 20 included in the control unit 6 based on the sense amplifier enable signal / SAE or the like. Hereinafter, the timing adjustment circuit 20 will be described in detail with reference to FIG.
[0034]
As shown in FIG. 3, the timing adjustment circuit 20 includes a dummy bit line 22, a current mirror circuit 25, an N-channel MOS transistor NT1, a P-channel MOS transistor PT1, inversion circuits 21, 28, 31, a NOR circuit 27, and a NAND circuit. 29,30. Current mirror circuit 25 includes N channel MOS transistors NT2 to NT4 and P channel MOS transistors PT2 and PT3.
[0035]
In current mirror circuit 25, the sources of P channel MOS transistors PT2 and PT3 are commonly connected to the power supply voltage node, the gates of P channel MOS transistors PT2 and PT3 are interconnected, and the drain of P channel MOS transistor PT2 is connected. Connected to. N channel MOS transistor NT2 is connected to P channel MOS transistor PT2, and N channel MOS transistor NT3 is connected to P channel MOS transistor PT3. Further, the sources of N channel MOS transistors NT2 and NT3 are commonly connected to the drain of N channel MOS transistor NT4, and the source of N channel MOS transistor NT4 is connected to the ground node.
[0036]
On the other hand, the inverting circuit 21 and the NOR circuit 27 are supplied with a sense amplifier enable signal / SAE for activating the sense amplifier, and the output node of the inverting circuit 21 is connected to the dummy bit line 22. An N channel MOS transistor NT1 is connected between the output node of the inverting circuit 21 and the ground node, and a bit line enable signal BLE is supplied to the gate of the N channel MOS transistor NT1 and the inverting circuit 28.
[0037]
The other end of the dummy bit line 22 is connected to the gate of the N-channel MOS transistor NT3, and the reference voltage Vref is supplied to the gate of the N-channel MOS transistor NT2. The output node of NOR circuit 27 is connected to the gate of N channel MOS transistor NT4 and the gate of P channel MOS transistor PT1.
[0038]
In the timing adjustment circuit 20 having the above configuration, the dummy bit line 22 is made of the same material as the bit line pair BL, / BL formed in the memory cell portion 5 and has the same wiring resistance and wiring capacitance. . The dummy bit line 22 is driven by a transistor constituting the inverting circuit 21, and the transistor size of the transistor is the same as the transistor size of the transistor constituting the sense amplifier unit 4. As a result, the dummy bit line 22 can have the same electrical characteristics as the bit line pair BL, / BL in the memory cell portion 5.
[0039]
Hereinafter, the operation of the timing adjustment circuit 20 shown in FIG. 3 will be described in detail with reference to the timing chart of FIG. 4A shows potential changes of the bit line enable signal BLE, the sense amplifier enable signal / SAE, and the word line WL0, and FIG. 4B shows the cell potential of the memory cell MC and the bit line pair BL0, / BL0. 4C shows a change in potential of the dummy bit line 22, and FIG. 4D shows an automatic precharge execution permission signal / PRE.
[0040]
In the initial state up to time T1, as shown in FIG. 4A, the bit line enable signal BLE is set to the high level (H), and the potentials of the bit line pairs are equalized. At this time, as shown in FIG. 4C, the potential of the dummy bit line 22 is set to the ground level by turning on the N-channel MOS transistor NT1, and the low level (L) signal is output from the inverting circuit 28 to the NAND level. Since it is supplied to the circuit 30, the automatic precharge execution permission signal / PRE is set to the high level (H) as shown in FIG.
[0041]
At time T1, the bit line enable signal BLE transitions to a low level, thereby disconnecting the electrical connection between the bit line pair. Thereafter, as shown in FIGS. 4A and 4B, when the word line WL0 is activated at time T2, the data held in the memory cell MC is read to the bit line BL0, and the time At T3, the sense amplifier enable signal / SAE is activated to a low level, thereby amplifying the potential difference between the bit line pair BL0 and / BL0.
[0042]
As shown in FIG. 4A, since the bit line enable signal BLE is at a low level between time T1 and time T7, the N-channel MOS transistor NT1 is turned off and the inverter circuit 28 A high level signal is supplied to the NAND circuit 30. However, since the sense amplifier enable signal / SAE is kept at a high level until time T3, a low level signal is supplied from the inverting circuit 21 to the dummy bit line 22. Therefore, as shown in FIG. 4C, the potential of the dummy bit line 22 is set to the ground level (GND) until time T3.
[0043]
Since the low level signal is output from the NOR circuit 27 until time T3, the P-channel MOS transistor PT1 is turned on, so that the output node of the current mirror circuit 25 is set to the high level. Therefore, since the output signal of the NAND circuit 29 is at a low level, the automatic precharge execution permission signal / PRE is latched at a high level as shown in FIG.
[0044]
Here, when the sense amplifier enable signal / SAE is activated to the low level at time T3 as described above, the output signal of the inverting circuit 21 is set to the high level, so that the dummy signal as shown in FIG. The potential of the bit line 22 rises.
[0045]
When sense amplifier enable signal / SAE is activated to a low level, the signal output from NOR circuit 27 is set to a high level, so that P channel MOS transistor PT1 is turned off. Since the node is held at the high level, the automatic precharge execution permission signal / PRE is set to the high level as shown in FIG. Further, when the signal output from the NOR circuit 27 is set to the high level, the N-channel MOS transistor NT4 is turned on and the current mirror circuit 25 is activated.
[0046]
Here, as shown in FIG. 4C, when the potential of the dummy bit line 22 exceeds the reference voltage Vref at time T4, the current mirror circuit 25 passes through the N-channel MOS transistor NT3 and the N-channel MOS transistor NT4. Since current flows through the ground node, the output node of the current mirror circuit 25 is at a low level. At this time, since the output of the NAND circuit 29 is at a high level, the automatic precharge execution permission signal / PRE is transitioned to a low level and activated as shown in FIG.
[0047]
At time T5 after activation of the automatic precharge execution permission signal / PRE, the word line WL0 is inactivated as shown in FIG. 4A. At this timing, FIG. ), Since the potential difference between the bit line pair BL0 and / BL0 has a full amplitude, the data of the power supply voltage VCC is rewritten in the memory cell MC.
[0048]
Thereafter, as shown in FIG. 4A, the sense amplifier enable signal / SAE transitions to a high level at time T6. However, since the output of the NAND circuit 29 is set to a high level, FIG. As shown, the automatic precharge execution permission signal / PRE is latched at the low level.
[0049]
Then, as shown in FIG. 4A, when the bit line enable signal BLE is activated to a high level at time T7, the potentials of the bit line pair BL0, / BL0 as shown in FIG. 4B. Is equalized and N channel MOS transistor NT1 is turned on, so that the potential of dummy bit line 22 is lowered to the ground level as shown in FIG. At this time, since a low level signal is supplied from the inverting circuit 28 to the NAND circuit 30, the automatic precharge execution permission signal / PRE transitions to a high level as shown in FIG.
[0050]
As described above, in the timing adjustment circuit 20 shown in FIG. 3, the activation timing of the automatic precharge execution permission signal / PRE is the same as the time T4 that is a predetermined time after the time T3 when the sense amplifier enable signal / SAE is activated. Adjusted. Here, since the automatic precharge execution permission signal / PRE is activated only when the potential of the dummy bit line 22 exceeds the reference voltage Vref, data is transferred to the memory cell MC between time T4 and time T5. At the time of rewriting, the bit line pair BL0, / BL0 also has full amplitude, and as a result, the power supply voltage level (VCC) data can be reliably rewritten to the memory cell MC. This is effective in avoiding a retention failure in a memory such as a DRAM that causes destruction of retained data when data is read. After the rewriting, the bit line pair is precharged for the next cycle operation.
[0051]
Further, in the timing adjustment circuit 20 shown in FIG. 3, the magnitude of the reference voltage Vref supplied to the gate of the N-channel MOS transistor NT2 constituting the current mirror circuit 25 is changed, and the potential of the dummy bit line 22 is changed. By changing the arrival time to the reference voltage Vref, it is possible to adjust the activation timing of the automatic precharge execution permission signal / PRE.
[0052]
In the timing adjustment circuit 20 shown in FIG. 3, once the automatic precharge execution permission signal / PRE is activated to the low level, the output of the NOR circuit 27 becomes the low level, so that the N-channel MOS transistor NT4 The current mirror circuit 25 is deactivated by being turned off. As a result, useless current consumption in the current mirror circuit 25 is reduced after the automatic precharge execution permission signal / PRE is activated.
[0053]
As described above, according to the semiconductor memory device of the embodiment of the present invention, the activation timing of the automatic precharge execution permission signal / PRE is determined by comparing the potential of the dummy bit line 22 with the reference voltage Vref. It is necessary to consider the margin required due to process variations of the bit line pair BL, / BL, etc. and the retention failure can be avoided, and the activation timing of the automatic precharge execution permission signal / PRE can be surely maximized.
[0054]
Therefore, according to the semiconductor memory device of the embodiment of the present invention, high-speed data reading / writing can be reliably realized with a simple configuration that does not require dummy memory cells.
[0055]
【The invention's effect】
According to the semiconductor memory device of the present invention, the execution permission timing of the precharge operation for the bit line pair can be surely maximized with a simple configuration, and high-speed data reading / writing to the memory cell can be reliably realized. Can do.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing an overall configuration of a semiconductor memory device according to an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a circuit diagram showing a configuration of a memory cell unit shown in FIG. 1;
FIG. 3 is a circuit diagram showing a configuration of a timing adjustment circuit included in the control unit shown in FIG. 1;
4 is a timing chart showing an operation of the semiconductor memory device shown in FIG. 1. FIG.
FIG. 5 is a circuit diagram showing a configuration of a conventional semiconductor memory device.
FIG. 6 is a circuit diagram showing a configuration of a conventional timing adjustment circuit.
FIG. 7 is a timing chart showing an operation of the semiconductor memory device shown in FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Semiconductor memory device, 2 Column part, 3 Data bus, 4 Sense amplifier part, 5 Memory cell part, 6 Control part, 7 Row decoder, 10 External circuit, 20, 40 Timing adjustment circuit, 21, 28, 31, 41, 42 inversion circuit, 22, DBL dummy bit line, 25 current mirror circuit, 27 NOR circuit, 29, 30 NAND circuit, 51, 52 latch circuit, 53 write driver, MC00, MC10, MCn0, MC0m, MC1m, MCnm, MC memory Cell, BL0, BLm bit line, / BL0, / BLm complementary bit line, WL0 to WLn word line, / DBL complementary dummy bit line, NT1 to NT4 N channel MOS transistor, PT1 to PT3 P channel MOS transistor, C1, C2 capacitance Element, DMC dummy memory cell, DSA dummy Nsuanpu, SA the sense amplifier, PRE precharge line, EQ equalizing line, WR column select lines, SE sense enable line.

Claims (3)

複数のメモリセルと
前記メモリセルに接続されたビット線対と
前記ビット線対の一方と同じ配線抵抗及び配線容量を有するダミービット線と、
前記メモリセルから前記ビット線対に読み出されたデータを増幅する増幅手段と、
前記増幅手段を活性化させるイネーブル信号に応じて、前記ダミービット線を駆動するダミービット線駆動手段と、
予め設定された参照電位と前記ダミービット線の電位とを比較する比較手段と、
前記比較手段による比較において、前記ダミービット線の電位が前記参照電位に到達したと判断された後に、前記ビット線対に対するプリチャージ動作を許可する制御手段と
を備える半導体記憶装置。
A plurality of memory cells ;
A pair of bit lines connected to the memory cell ;
A dummy bit line having the same wiring resistance and wiring capacitance as one of the bit line pairs ;
Amplifying means for amplifying data read from the memory cell to the bit line pair;
Dummy bit line driving means for driving the dummy bit line in response to an enable signal for activating the amplifying means;
A comparison means for comparing a preset reference potential with the potential of the dummy bit line;
Control means for permitting a precharge operation for the bit line pair after it is determined in the comparison by the comparison means that the potential of the dummy bit line has reached the reference potential ;
Ru comprising a semi-conductor memory device.
前記ダミービット線駆動手段は、前記増幅手段が前記ビット線対を駆動する場合と同じ駆動力により前記ダミービット線を駆動する
請求項1に記載の半導体記憶装置。
The semiconductor memory device according to claim 1, wherein the dummy bit line driving unit drives the dummy bit line with the same driving force as when the amplification unit drives the bit line pair.
前記比較手段は、前記制御手段が前記ビット線対に対するプリチャージ動作を許可するときに不活性化される
請求項1に記載の半導体記憶装置。
The semiconductor memory device according to claim 1, wherein the comparison unit is deactivated when the control unit permits a precharge operation for the bit line pair.
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