JP4192200B1 - 冷凍冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】野菜容器を効果的に冷却し、かつ高湿に維持できる冷凍冷蔵庫を提供する。
【解決手段】本発明の冷凍冷蔵庫は、冷蔵庫本体の上部に設けた冷蔵室と、前記冷蔵庫本体の下部に設けた冷凍室と、前記冷蔵室の背部に設けられ前記冷蔵室を冷却する冷蔵室冷却用蒸発器と、前記冷凍室の背部に設けられ前記冷凍室を冷却する冷凍室冷却用蒸発器と、前記冷蔵室内に設けられ前記冷却器より下方に配置した野菜容器と、前記野菜容器と対向しない前記冷蔵室の背部に設けられ、前記冷蔵室冷却用蒸発器により冷却された冷気を前記冷蔵室内に送風する冷気吹出口と、前記野菜容器の下方に位置し前記冷蔵室の背部に設けられ、前記冷蔵室内を冷却した空気を冷蔵室冷却用蒸発器に戻す冷気吸込口と、前記野菜容器の背部に設けられ、前記冷気吸込口から吸い込んだ空気を前記冷蔵室冷却用蒸発器に送風するリターンダクトとを設けたことを特徴とする。
【選択図】 図2

Description

本発明は、冷蔵室と冷凍室をそれぞれ専用の蒸発器で冷却する冷凍冷蔵庫に関する。
従来、冷蔵室と冷凍室をそれぞれ専用の蒸発器で冷却する冷凍冷蔵庫として、特開2000−220943号公報(特許文献1)に記載されたものが知られている。この従来の冷凍冷蔵庫は、その図2に示されているように、冷蔵庫本体の上部を冷蔵室、下部を冷凍室とし、冷蔵室と冷凍室との間を冷気が行き来しないように断熱仕切壁にて区画し、冷蔵庫本体の背部の上部に冷蔵室冷却用蒸発器、冷蔵庫本体の背部の下部に冷凍室冷却用蒸発器を設置し、冷蔵室の背壁の上部に形成された冷気吹出口から冷蔵室冷却用蒸発器を経て冷却された冷気を吹き出し、また冷蔵室の背壁の上下中間部に形成された冷気吸込口から庫内冷気を冷蔵室の背部に排気して冷蔵室冷却用蒸発器に戻す構成である。そして冷蔵室の下部に野菜容器を他から仕切って設けている。
しかしながら、このような従来の冷凍冷蔵庫の場合、野菜容器を冷蔵室の下部に設けているが、野菜容器よりも上方の位置で冷蔵室の背壁に冷却室を形成し、その冷却室から冷蔵室の前方に冷気が吹き出すように冷気吹出口を設け、冷却室の下面に冷蔵室から冷気を吸い込むように冷気吸込口を設けているので、冷気が主にこの冷却室の前方部分において冷蔵室内を循環するが、冷蔵室下部の野菜容器にまで十分に冷気が循環せず、野菜容器内の食料品を効果的に冷却できない問題点があった。
本発明は、上記従来技術の課題に鑑みてなされたもので、野菜容器が十分に冷却され、しかも、高湿に維持することができる冷凍冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明の特徴は、冷蔵庫本体の上部に設けた冷蔵室と、前記冷蔵庫本体の下部に設けた冷凍室と、前記冷蔵室の背部に設けられ前記冷蔵室を冷却する冷蔵室冷却用蒸発器と、前記冷凍室の背部に設けられ前記冷凍室を冷却する冷凍室冷却用蒸発器と、前記冷蔵室内に設けられ前記冷蔵室冷却用蒸発器より下方に位置する野菜容器と、前記野菜容器の上方に前記野菜容器の上面開口部を覆うように設けられた上側仕切り板と、前記野菜容器の上方に設けられ食品を載置する載置棚と、前記野菜容器の下方に設けられた下側仕切り板と、前記下側仕切り板の下方に設けられた低温室と、前記上側仕切り板の上方に設けられ前記冷蔵室冷却用蒸発器により冷却された冷気を前記冷蔵室内に送風する上側冷気吹出口と、前記低温室の背部に設けられ前記冷蔵室冷却用蒸発器により冷却された冷気を前記低温室内に送風する下側冷気吹出口と、前記上側仕切り板の上方において、前記上側仕切り板の上方かつ最下段に位置する前記載置棚の下方にのみ設けられ前記上側冷気吹出口より吹き出した冷気を前記冷蔵室冷却用蒸発器に戻す上側冷気吸込口と、前記下側仕切り板の下方に設けられ前記上側冷気吹出口及び下側冷気吹出口より吹き出した冷気を前記冷蔵室冷却用蒸発器に戻す下側冷気吸込口と、前記冷蔵室の背部に設けられ前記上側冷気吸込口と前記下側冷気吸込口から吸い込んだ空気を前記冷蔵室冷却用蒸発器に送風するリターンダクトとを備えた冷凍冷蔵庫である。
本発明の冷凍冷蔵庫によれば、野菜容器が十分に冷却され、しかも、野菜容器内を高湿に維持することができる。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて詳説する。図1〜図6は本発明の1つの実施の形態の冷凍冷蔵庫を示している。冷凍冷蔵庫は、箱形の冷蔵庫本体1内に断熱仕切壁4を設け、その上方に冷蔵室2、下方に冷凍室3を設けている。冷凍室3は、上部に製氷室3aおよび小冷凍室又は切替室3bを併設し、その下方に大冷凍室3cを区画形成してある。冷蔵室2には冷蔵室ドア6、製氷室3aには製氷室ドア8、小冷凍室3bには小冷凍室ドア9、そして大冷凍室3cには冷凍室ドア7をそれぞれ個別に設けている。
図2に示すように、冷蔵室2の上部には、食品を載置する載置棚21を複数段設けており、その下方には野菜容器26を配置している。野菜容器26の下方には他の収納スペースと区画する下側仕切り板25を設けてその下方を低温室23にしている。この低温室23には、チルド室27A、卵ケース27B、給水タンク27Cを収容するようにしている。
野菜容器26は収納された野菜を取り出しやすくするため、上方と前面上部が開口しており、この上方開口部の上方には上方開口部を覆うように載置棚となる上側仕切り板24を冷蔵庫本体側壁に設けている。また、前面上部開口部を覆うようにクリスパ蓋30を設けている。さらに、図3に示すように、野菜容器26は底面をスライドレール26Aで支持されており、前後方向に移動可能に取り付けられている。また、クリスパ蓋30は、野菜容器26を前方向に移動させると、上方にスライドして上方開口部を開放するようになっており、手動でも上方開口部を開放できるようになっている。なお、野菜容器26の形状は上記した形状に限らず、前面上部開口部を設けずに前面は前壁で形成していていもよく、また上方開口部も野菜容器26に直接着脱自在に設けた蓋体で覆ってもよく、種々の変更が可能である。
図2に示すように、冷蔵室2の背部には、冷蔵室冷却蒸発器13を設けており、この冷蔵冷却蒸発器13の前方には、この冷蔵室冷却蒸発器13を設けた冷却空間と貯蔵空間とを区画する冷蔵室ダクトカバー11を設けている。図4に示すように、冷蔵室ダクトカバー11は冷蔵室ダクト前パネル11A、冷蔵室ダクト後パネル11B、冷蔵室ダクト下パネル28から構成している。
図5にも示すように、冷蔵室冷却用蒸発器13の上方には冷気を循環させる冷蔵室冷却ファン14を配置しており、冷蔵室ダクト前パネル11A、冷蔵室ダクト後パネル11Bとの間に形成された左右の送風ダクトを介して冷気吹出口17から冷蔵室2内に冷気が供給されるようになっている。冷気吹出口17は、冷蔵室ダクト前パネル11Aの前面と側面と上面に設けており、前面に設けた冷気吹出口17から吹き出された冷気は、各棚21間の収納スペースを通風するように前方に吹き出され、側面と上面に設けられた冷気吹出口17からは、冷蔵庫の内壁に沿って前方へ吹き出されることで冷蔵室2内が均一に冷却されるようになっている。チルド室27Aには、右側の下側冷気送風ダクト19の先端に下側冷気吹出口20を設けており、この下側冷気吹出口20から吹き出された冷気はチルド室27A内に吹き出され、チルド室27Aと共に卵ケース27B、給水タンク27Cが冷却されるようになっている。
冷気吹出口17から吹き出された冷気の一部は、冷蔵室ダクト前パネル11Aの下部側面であって、上側仕切り板24より上方に形成した上部冷気吸込口18より冷蔵室2を冷却した冷気を吸い込む。また、冷気吹出口17から吹き出された冷気の残りと下側冷気吹出口20から吹き出された冷気とは、冷蔵室ダクト下パネル15の下部前面であって、下側仕切り板25より下方に形成した下側冷気吸込口29より冷蔵室2を冷却した空気を吸い込む。
図5に示すように、野菜容器26の背部であって、下側冷気送風ダクト19と併設して設けられたリターンダクト16は、下側冷気吸込口29より吸い込んだ空気を、冷蔵室冷却用蒸発器13に戻すように上方に延在しており、上側冷気吸込口18より吸い込んだ空気もリターンダクト16の上部で合流して蒸発器13に戻されるようになっている。
冷蔵室ダクト下パネル15における野菜室空間22の背方に相当する部分は開口部分のない閉塞部28としてあり、野菜容器26内に設けられた食品は、上側仕切り板24の上方を流れる冷気や、野菜容器26の前方を流れる冷気、下側仕切り板25の下方を流れる冷気又はリターンダクト16や下側冷気送風ダクト19により、間接的に冷却されることで十分に冷却される。特に野菜容器26の下方に冷気吸込口、ここでは下側冷気吸込口29を設け、野菜容器26の背面にリターンダクト16を配置することで、野菜容器26内に直接冷気が吹き込まれなくても野菜容器26の周囲を流れる冷気通路が形成され冷却される。しかも、野菜容器26を設けた野菜室空間22には、冷気吹出口や吸込口を設けていないため、送風による乾燥を抑制することができるようになっている。
一方、図1、図2に示すように、冷凍室3内には、複数段に冷凍ケース31が設置してある。また冷凍室ドア7を自動開放するためにソレノイド・プランジャ32が設置してある。冷凍室3の背部には冷凍室冷気ダクトカバー33が設置してあり、この冷凍室冷気ダクトカバー33と冷蔵庫本体1の背壁との間に冷凍室冷気ダクト34を形成している。冷凍室冷気ダクト34内には冷凍室冷却用蒸発器35が設置してあり、また冷気循環のために冷凍室冷却ファン36が設置してある。冷凍室冷気ダクトパネル33の前方には冷気吹出ダクト37が形成してある。冷蔵庫本体1の下部背面には圧縮機38が設置してある。
図6を用いて、本実施の形態の冷凍サイクルを説明する。圧縮機38、凝縮器39、三方弁40が冷媒パイプ41にて接続してあり、三方弁40の一方の出口には冷蔵室キャピラリチューブ42、冷蔵室冷却用蒸発器(R蒸発器)13が接続してある。三方弁40の他方の出口には冷凍室キャピラリチューブ43、冷凍室冷却用蒸発器(F蒸発器)35が接続してある。冷蔵室冷却用蒸発器13の出口は冷凍室冷却用蒸発器35の入口に冷凍室キャピラリチューブ43と共に接続してある。この冷凍室冷却用蒸発器35の出口側はアキュムレータ44を経て圧縮機38に戻るように冷媒パイプ41が接続してある。
図4に示した冷凍サイクルは、圧縮機38にて圧縮された冷媒を凝縮器39にて凝縮して液体にし、この液体状態の冷媒を三方弁40にて冷蔵室冷却用蒸発器13、冷凍室冷却用蒸発器35に切り替えて交互に通過させることで、それぞれの蒸発器13,35で液体冷媒を気化させてその時の気化熱にて蒸発器13,35を低温状態に冷やす。
そして前述の冷蔵室冷却ファン14の回転にて冷蔵室冷気ダクト12を循環する空気にこの冷蔵室冷却用蒸発器13を通過させることで冷却し、冷蔵室冷気61にして冷蔵室2内に吹き出させることで冷蔵室2内を冷却する。同様に、冷凍室冷却ファン36の回転にて冷凍室冷気ダクト34を循環する空気に冷凍室冷却用蒸発器35を通過させることで冷却し、冷凍室冷気64にして冷凍室3内に吹き出させて小冷凍室3a、製氷室3b、大冷凍室3cの各室を冷却する。
次に、上記の冷凍冷蔵庫による冷却動作について説明する。冷蔵室2側では、冷蔵室冷却ファン14により冷蔵室冷気ダクト12内に空気を吸い込み、冷蔵室冷却用蒸発器13と熱交換した冷気61を冷蔵室2内に各冷気吹出口から上部、側部、前部に吹き出させる。冷蔵室2内では、冷気61は各棚21部分を下降しながら食品を冷却し、矢印にて示すように一部の冷気62は上側仕切り板24の上方で、かつ、複数段の載置棚21のうちの最下段のものよりも下方に配置した冷気吸込口18から冷蔵室冷気ダクト12に吸い出させて循環させる。また、冷蔵室冷気61の残りの冷気63は野菜容器26の前方を通って、低温室23まで下降し、チルド室27Aの背部の下部冷気吸込口29から冷蔵室ダクト下パネル15の背面のリターンダクト16に吸い込み、冷気吸込口18から吸い込んだ空気と合流して再び冷蔵室冷却用蒸発器13と熱交換するようになっている。
この冷蔵室冷気61〜63の流れにより、載置棚21上の食品類を冷却し、また野菜室空間22の野菜容器26を間接的に冷却し、さらに低温室23内のチルド室27A、卵ケース27B、給水タンク27Cを冷却する。この冷蔵室冷却動作において、野菜室空間22の背部に相当する冷蔵室ダクト下パネル15の部分は閉塞部28となり、ここに冷気が通過する開口部分が設けられていないので、冷蔵室冷気61〜63が野菜室空間22内の野菜容器26の周囲を通過して野菜容器26内の野菜を間接的に冷却するが、冷気が直接に野菜容器26内の野菜類に当たることはない。このために低温度故に含有水蒸気が少ない乾燥状態の冷蔵室冷気61〜63が野菜類から水分を奪う割合は少なく、野菜容器26内の野菜類を鮮度良く冷却することができる。また、冷凍室冷却用蒸発器35に冷媒を流して冷凍室2等を冷却中に、冷蔵室冷却ファンを回転させて冷蔵室冷却用蒸発器13に付着した霜の水分を冷蔵室2内に還元することで、さらに野菜室内の湿度を高湿に保つことができる。野菜容器26の前面開口部にクリスパ蓋30を設けることにより野菜容器36内の野菜類の水分蒸発を抑制しているが、このクリスパ蓋30を設けなくても、あるいは開放した状態であっても上記した制御により水分蒸発を十分に抑制でき、鮮度維持ができる。
冷凍室3側の冷却については、冷凍室冷却ファン36により冷凍室冷気ダクト34内に空気を循環させ、冷凍室冷却用蒸発器35を通過させて冷却して冷気64にして冷凍室吹出ダクト37から冷凍室3内に吹き出させて製氷室3a、小冷凍室3b、大冷凍室3cを冷却する。冷凍室3内の冷気64は各部を下降しながら食品を冷却し、冷凍室冷気ダクト34にその下部から吸い出させて循環させる。
以上のように、本実施の形態の冷凍冷蔵庫によれば、冷蔵室2内に野菜室空間22を設け、そこに野菜容器26を収容して野菜容器26内の野菜類を冷却するようにし、かつ、野菜室空間22の背部には冷気が通過する開口部分を設けていないため、低温度故に含有水蒸気が少ない乾燥状態の冷蔵室冷気61が野菜類から水分を奪う割合は少なく、野菜容器26内の野菜類を鮮度良く、かつ効果的に冷却することができる。
また、冷蔵室2と冷凍室3にそれぞれ専用の蒸発器13,35を設けていることで、冷蔵室2内及び野菜容器26内の乾燥を抑制することができるとともに、特に冷凍室3を冷却中に冷蔵室冷却ファン14を回転させて冷凍室冷却用蒸発器35に付着した霜の水分を冷蔵室2内に還元させることで、さらに冷蔵室2内及び野菜容器26内を高湿にすることができる。
さらに、野菜容器26の下方に冷気吸込口29を設け、この冷気吸込口29から吸い込んだ空気を冷蔵室冷却用蒸発器13に送風するリターンダクト16を野菜容器26の背部に設けたことにより、野菜容器26の周囲を流れる風路が形成され、野菜容器26内に冷気が直接吹き出されなくても十分に間接的に冷却することができる。
さらにまた、野菜容器26の上面開口部には、上側仕切り板24を設けて覆っているため野菜容器26内の乾燥が抑制されるとともに、この上側仕切り板24の上方に冷気吸込口18を設けているため、野菜容器26の上方で冷気風路が形成され、特に野菜容器26の上面を密閉するような蓋体を有さなくても野菜容器26を上方から間接的に冷却することができる。また、野菜容器26の下方に設けられた下側仕切り板25の下方に、低温室23内のチルド室27Aなどを冷却する下側冷気吹出口20と、下側冷気吹出口より吹き出した冷気を冷蔵室冷却用蒸発器13に戻す下側冷気吸込口29とを設けたことで、野菜容器26の下方で冷気風路が形成され、より確実に野菜容器26を下方からも間接的に冷却することができる。
一方、下側冷気送風ダクト19をリターンダクト16の側方に設けたことで、収納スペースを有効活用することができるとともに、下側冷気送風ダクト19を通る冷気により、さらに確実に野菜容器26内の食品を冷却することができる。
野菜容器26の前方には、野菜容器26の前方開口部を覆うクリスパ蓋30を設けたことで、収納時には野菜容器26内の乾燥を抑制することができるとともに、使用時には蓋30を開閉することで野菜容器26内の食品を取り出しやすくすることができ使用者の使い勝手が向上する。
さらにまた、冷蔵室2と冷凍室3を区画する断熱仕切壁10を設け、この断熱仕切壁10と下側仕切り板25との間に低温室23を配置したことで、野菜容器26は温度の低い冷凍室3と断熱仕切壁10及び低温室23を介して離間させているため、野菜容器26内が過冷却されて氷結や結露してしまうことを抑制し、もって野菜容器26内を高湿に保持することができる。この場合、温度の低い冷蔵室冷却用蒸発器13も野菜容器26の上方に配置させているため、野菜容器26が過冷却されてしまうことを抑制することができる。さらに、野菜容器26内の冷えすぎを防止するための温度補償ヒータなどを用いなくても良いため省電力化とすることができる。なお、野菜容器26に悪影響を及ぼさないように断熱仕切壁10の厚みなどを考慮した設計とすれば、野菜容器26を断熱仕切壁10の上面に配置するような形態としてもよい。この場合、チルド室27Aなどは野菜容器26の上方に設けてもよい。
本発明の1つの実施の形態の冷凍冷蔵庫の正面図。 上記実施の形態の冷凍冷蔵庫の縦断面図。 上記実施の形態の冷凍冷蔵庫における冷蔵室内の機器配置を示す一部破断斜視図。 上記実施の形態の冷凍冷蔵庫の冷蔵室冷気ダクトパネル、冷蔵室ダクト下パネル、冷蔵室冷却用蒸発器を示す分解斜視図。 上記実施の形態の冷凍冷蔵庫における冷蔵室背部の断面図。 上記実施の形態の冷凍冷蔵庫の冷凍サイクルのブロック図。
符号の説明
1 冷蔵庫本体
2 冷蔵室
3 冷凍室
11 冷蔵室冷気ダクトパネル
12 冷蔵室冷気ダクト
13 冷蔵室冷却用蒸発器
14 冷蔵室冷却ファン
15 冷蔵室ダクト下パネル
16 リターンダクト
17 冷蔵室冷気吹出口
18 冷気吸込口
19 下側冷気送風ダクト
20 下側冷気吹出口
22 野菜室空間
23 低温室
24 上側仕切り板
25 下側仕切り板
26 野菜容器
27A チルド室
28 閉塞部
29 下部冷気吸込口
61 冷蔵室冷気
62 冷気
63 冷気
64 冷凍室冷気

Claims (4)

  1. 冷蔵庫本体の上部に設けた冷蔵室と、
    前記冷蔵庫本体の下部に設けた冷凍室と、
    前記冷蔵室の背部に設けられ前記冷蔵室を冷却する冷蔵室冷却用蒸発器と、
    前記冷凍室の背部に設けられ前記冷凍室を冷却する冷凍室冷却用蒸発器と、
    前記冷蔵室内に設けられ前記冷蔵室冷却用蒸発器より下方に位置する野菜容器と、
    前記野菜容器の上方に前記野菜容器の上面開口部を覆うように設けられた上側仕切り板と、
    前記野菜容器の上方に設けられ食品を載置する載置棚と、
    前記野菜容器の下方に設けられた下側仕切り板と、
    前記下側仕切り板の下方に設けられた低温室と、
    前記上側仕切り板の上方に設けられ前記冷蔵室冷却用蒸発器により冷却された冷気を前記冷蔵室内に送風する上側冷気吹出口と、
    前記低温室の背部に設けられ前記冷蔵室冷却用蒸発器により冷却された冷気を前記低温室内に送風する下側冷気吹出口と、
    前記上側仕切り板の上方において、前記上側仕切り板の上方かつ最下段に位置する前記載置棚の下方にのみ設けられ前記上側冷気吹出口より吹き出した冷気を前記冷蔵室冷却用蒸発器に戻す上側冷気吸込口と、
    前記下側仕切り板の下方に設けられ前記上側冷気吹出口及び下側冷気吹出口より吹き出した冷気を前記冷蔵室冷却用蒸発器に戻す下側冷気吸込口と、
    前記冷蔵室の背部に設けられ前記上側冷気吸込口と前記下側冷気吸込口から吸い込んだ空気を前記冷蔵室冷却用蒸発器に送風するリターンダクトとを備えたことを特徴とする冷凍冷蔵庫。
  2. 前記下側仕切り板の下方に卵ケース及び給水タンクを設け、前記下側冷気吸込口を前記低温室と、前記卵ケース及び/又は給水タンクの背部に設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍冷蔵庫。
  3. 前記冷蔵室冷却用蒸発器から下側冷気吹出口に冷気を送風する下側冷気送風ダクトを、リターンダクトの片側のみに設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の冷凍冷蔵庫。
  4. 前記野菜容器の前方に、前記野菜容器の前方開口部を覆うクリスパ蓋を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷凍冷蔵庫。
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