JP4191174B2 - 量子化方法 - Google Patents

量子化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4191174B2
JP4191174B2 JP2005183672A JP2005183672A JP4191174B2 JP 4191174 B2 JP4191174 B2 JP 4191174B2 JP 2005183672 A JP2005183672 A JP 2005183672A JP 2005183672 A JP2005183672 A JP 2005183672A JP 4191174 B2 JP4191174 B2 JP 4191174B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
block
level
value
minimum value
dynamic range
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2005183672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006020306A (ja
Inventor
哲二郎 近藤
泰弘 藤森
健治 高橋
邦雄 川口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005183672A priority Critical patent/JP4191174B2/ja
Publication of JP2006020306A publication Critical patent/JP2006020306A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4191174B2 publication Critical patent/JP4191174B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
  • Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

この発明は、テレビ信号等の伝送あるいは記録に用いられる量子化方法に関するものである。
従来、テレビ信号等の画像の伝送あるいは記録を行うために、その画像に対して圧縮のための符号化が行われていた。その符号化の一例のダイナミックレンジ適応符号化(以下、ADRCと称する)装置のブロック図を図3に示す。21で示す入力端子からブロック毎、例えば8画素×8ライン(以下、(8×8)ブロックと称する)のデータが供給され、その(8×8)ブロックの入力データは、最大値検出回路22、最小値検出回路26および減算器28へ供給される。最大値検出回路22では、(8×8)ブロック内の画素の最大値MAXとなるレベルが検出され、減算器23へ供給され、最小値検出回路26では、ブロック内の画素の最小値MINとなるレベルが検出される。検出された最小値MINは、減算器23および28へ供給され、さらに出力端子27から取り出される。
減算器23では、最大値MAXから最小値MINが減算されることによってダイナミックレンジDRが生成され、そのダイナミックレンジDRはステップ幅算出回路24へ供給されると共に、出力端子25から取り出される。ステップ幅算出回路24では、供給されたダイナミックレンジDRから所望のステップ幅が算出され、算出されたステップ幅は量子化回路29へ供給される。また、減算器28では、入力データから最小値MINが減算され、正規化がなされる。その正規化された値は、量子化回路29において、供給されたステップ幅に基づいて量子化され、量子化値qが出力端子14を介して取り出される。
上述した従来のADRC装置では、例えば空の背景のように入力データが特定レベルへ集中している場合、入力データが復号されるときの代表値と、その特定レベルとが異なると、面積を持ったオフセット歪みとなって現れるような問題が生じた。例えば背景の空を共に含む隣接する2つのブロックの一方に影などの暗い輝度が存在する場合、2つのブロックのダイナミックレンジが大きく相違するために互いの歪みが相違し、その結果、隣接するブロックの境界が目に見えるような劣化が生じる。
従って、この発明の目的は、入力データが特定レベルへ集中しているときには、その特定レベルの画素がそのレベルで復号されるように、入力データの符号化を行うことが可能となる量子化方法を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、空間的および時間的に近傍する複数の画素からなるブロックを形成するブロック化ステップと、
ブロック内の複数の画素値の最大値および最小値の差であるダイナミックレンジを検出するダイナミックレンジ検出ステップと、
ダイナミックレンジ検出処理と並行してブロック内の複数の画素のレベル毎の度数を計測し、最大の度数であると共に、ブロックに含まれる画素の1/4以上の画素が特定レベルに集中しているか否かを検出するレベル検出ステップとを備え、
レベル検出ステップにおいて、ブロックに含まれる画素の1/4以上が特定のレベルに集中していると検出される場合、
検出された特定レベルと、複数のステップ幅の中の値で、復号値とされる代表値との差分を検出し、差分の中で絶対値が最小となる差分を補正量として算出する補正量生成ステップと、
補正量を最小値に加算することによって、ブロック内の最小値をシフトする補正ステップと、
ブロック内の複数の画素値のそれぞれからシフトされた最小値を減算する正規化ステップと、
正規化ステップにより正規化された画素値をダイナミックレンジに対応するステップ幅で量子化する量子化ステップとを実行し、
補正量生成ステップおよび補正ステップにおいて、レベル検出ステップにおいて、ブロックに含まれる画素の1/4以上が特定のレベルに集中していないと検出される場合には、補正量の算出および最小値のシフトが実行されないと共に、
正規化ステップにおいて、ブロック内の複数の画素値のそれぞれから最小値が減算され、量子化ステップにおいて、正規化された画素値がダイナミックレンジに対応するステップ幅で量子化される
とを特徴とする量子化方法である。
入力データは、ブロック毎に特定レベルが検出され、その特定レベルが代表値となるように、補正量と最小値MINが加算され、その結果生成された最小値MIN´に基づいて入力データが正規化されその正規化された入力データに対して量子化を行うことにより、ダイナミックレンジDR、最小値MIN´、量子化値qが伝送される。
この発明に依れば、画像信号の量子化器において、入力データが特定レベルに集中している場合においても、そのレベルがそのまま復号されるため、面積を持ったオフセット歪みを除去することが可能となる。また、ダイナミックレンジ検出処理と並行して画素のレベル毎の度数の計測処理を行うので、処理時間の短縮化、メモリを二つの処理で共用することができる。
以下、図面を参照し、この発明の実施形態について説明を行う。図1は、この発明の一実施形態の量子化器のブロック図を示す。1で示す入力端子から(8×8)ブロックに分割された入力データが供給され、その入力データはレベル分布計測回路2、最大値検出回路5、最小値検出回路9および減算器12へ供給される。レベル分布計測回路2では、ブロック内のレベル毎に度数のカウントが行われ、特定レベル検出回路3では、(8×8)ブロック内の64個の画素が1つのレベルに、例えば1/4以上の画素が集中しているか否かが検出される。
1つのレベルに1/4以上の画素が集中している場合、このレベルが特定レベルとされ、検出された特定レベルが補正量算出回路4へ供給される。入力データが供給された最大値検出回路5では、ブロック毎に入力データの最大値MAXが検出され、検出された最大値MAXは、減算器6へ供給される。減算器6では、最大値MAXから最小値検出回路9で検出された最小値MINが減算され、ダイナミックレンジDRが生成される。そのダイナミックレンジDRは、ステップ幅算出回路7へ供給されると共に、出力端子8から取り出される。
ステップ幅算出回路7では、供給されたダイナミックレンジDRからステップ幅が算出され、その算出されたステップ幅は、量子化回路13へ供給され、さらに算出されたステップ幅に対応する複数の代表値がステップ幅算出回路7から補正量算出回路4へ供給される。補正量算出回路4では、特定レベル検出回路3から供給される特定レベルと、ステップ幅算出回路7から供給される複数の代表値とが比較され、誤差が最小となる補正量Δが加算器10へ供給される。加算器10において、最小値MINと補正量Δが加算され、その加算結果は、最小値MIN´として減算器12へ供給されると共に、出力端子11から取り出される。
減算器12では、最小値MIN´に基づいて入力データの正規化がなされ、その正規化された入力データは、量子化回路13において、供給されたステップ幅に基づいて量子化が行われ、量子化値qが出力端子14から取り出される。また、レベル分布計測回路2において、1つのレベルに1/4以上の画素が集中していない場合、図3に示した従来のADRCと同様な処理が行われる。
ここで、この発明の動作例を図2を用いて説明する。レベル分布計測回路2において、図2Aに示すようにレベル毎に入力データの1ブロックについての度数が計測され、特定レベル検出回路3において、計測されたレベル毎の度数から1つのレベルに1/4以上の画素が集中している特定レベルが検出される。補正量算出回路4では、ステップ幅算出回路7からダイナミックレンジDRに基づく複数の代表値が供給され、それらの代表値と特定レベルとの差分の絶対値が求められる。これらの差分の絶対値の中の最小値が検出され、この最小の差分が補正量Δとして加算器10へ供給される。加算器10では、検出された最小値MINと補正量Δとが加算される。
すなわち、図2Bに示すように、最小値MINが補正量Δだけシフトする。一方、ダイナミックレンジDRは変更していないので、最小値MINと最大値MAXが補正量Δ分だけシフトされることになる。シフト後のデータのレベル分布は、図2Bに示すように、ブロック内の1/4以上の画素が集中している特定レベルと代表値とが同一になるように変更されている。
この実施形態では、ダイナミックレンジDRを変更せず、特定レベルと代表値が同一とするために、最小値MINと最大値MAXの両方を補正量Δ分だけシフトする手法を使用しているが、最小値MINおよび/または最大値MAXを補正することによって、ダイナミックレンジDRを変更することにより特定レベルと代表値が同一となる手法を用いることも可能である。
さらに、上述の実施形態は、8画素×8ラインの2次元ブロックの例であるが、時間方向の画素を用いる3次元ブロックに対してもこの発明は適用することが可能である。
この発明の量子化器の一実施形態のブロック図である。 この発明に係る特定レベル検出回路の説明に使用する略線図である。 従来の量子化器の一例のブロック図である。
符号の説明
2 レベル分布計測回路
3 特定レベル検出回路
4 補正量算出回路
5 最大値検出回路
7 ステップ幅算出回路
9 最小値検出回路
13 量子化回路

Claims (1)

  1. 空間的および時間的に近傍する複数の画素からなるブロックを形成するブロック化ステップと、
    上記ブロック内の複数の画素値の最大値および最小値の差であるダイナミックレンジを検出するダイナミックレンジ検出ステップと、
    上記ダイナミックレンジ検出処理と並行して上記ブロック内の複数の画素のレベル毎の度数を計測し、最大の度数であると共に、上記ブロックに含まれる画素の1/4以上の画素が特定レベルに集中しているか否かを検出するレベル検出ステップとを備え、
    上記レベル検出ステップにおいて、上記ブロックに含まれる画素の1/4以上が特定のレベルに集中していると検出される場合、
    検出された上記特定レベルと、複数の上記ステップ幅の中の値で、復号値とされる代表値との差分を検出し、上記差分の中で絶対値が最小となる差分を補正量として算出する補正量生成ステップと、
    上記補正量を上記最小値に加算することによって、上記ブロック内の最小値をシフトする補正ステップと、
    上記ブロック内の複数の画素値のそれぞれから上記シフトされた最小値を減算する正規化ステップと、
    上記正規化ステップにより正規化された画素値を上記ダイナミックレンジに対応するステップ幅で量子化する量子化ステップとを実行し、
    上記補正量生成ステップおよび上記補正ステップにおいて、上記レベル検出ステップにおいて、上記ブロックに含まれる画素の1/4以上が特定のレベルに集中していないと検出される場合には、上記補正量の算出および上記最小値のシフトが実行されないと共に、
    上記正規化ステップにおいて、上記ブロック内の複数の画素値のそれぞれから上記最小値が減算され、上記量子化ステップにおいて、正規化された画素値が上記ダイナミックレンジに対応するステップ幅で量子化される
    とを特徴とする量子化方法。
JP2005183672A 2005-06-23 2005-06-23 量子化方法 Expired - Lifetime JP4191174B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183672A JP4191174B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 量子化方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005183672A JP4191174B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 量子化方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08467695A Division JP3769770B2 (ja) 1994-12-29 1995-03-16 量子化器および量子化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006020306A JP2006020306A (ja) 2006-01-19
JP4191174B2 true JP4191174B2 (ja) 2008-12-03

Family

ID=35794069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005183672A Expired - Lifetime JP4191174B2 (ja) 2005-06-23 2005-06-23 量子化方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4191174B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5115203B2 (ja) * 2008-01-11 2013-01-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置、符号化方法及び復号化方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006020306A (ja) 2006-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102033229B1 (ko) 픽셀 전처리 및 인코딩
JP5502336B2 (ja) 映像信号符号化装置及び、映像信号符号化方法
KR101526031B1 (ko) 이미지에서 콘트라스트를 보존하면서 노이즈를 저감시키기 위한 기술
US20090103829A1 (en) Noise correction circuit, imaging apparatus, and noise correction method
Gaj et al. Drift-compensated robust watermarking algorithm for H. 265/HEVC video stream
JP4682866B2 (ja) 信号処理装置および信号処理方法
CA2648125C (en) Method and system for real-time adaptive quantization control
JP2005286645A (ja) 画像符号化装置、画像符号化方法および画像符号化プログラム
US20130107083A1 (en) Method of Noise Reduction in Image and Device Thereof
US10477219B2 (en) Image-processing apparatus and lossless image compression method using intra-frame prediction
JP4191174B2 (ja) 量子化方法
JP3769770B2 (ja) 量子化器および量子化方法
JP2010041191A (ja) 画像符号化方法及び画像符号化装置
JPWO2007094329A1 (ja) 動画像処理装置、動画像処理方法、および動画像処理プログラム
JP5292355B2 (ja) 信号修正装置、符号化装置、復号装置及びプログラム
JP5488168B2 (ja) 画像符号化装置
JP2010283739A (ja) 動画像符号化装置
JP5471135B2 (ja) 画像処理装置
JP3853257B2 (ja) モスキート歪み低減装置およびモスキート歪み低減方法
JP2933563B2 (ja) 画像符号化装置、画像復号化装置および画像符号化・復号化装置
JP2924279B2 (ja) 画像信号予測符号化・復号装置
JP5238735B2 (ja) 信号修正装置、符号化装置、復号装置及びプログラム
JP5552290B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法、フィルタ装置、その制御方法及びプログラム
JPH1056639A (ja) 画像符号化装置と画像復号化装置
JP3309639B2 (ja) 量子化装置および量子化方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060210

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132

Effective date: 20060502

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060627

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061024

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20061204

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20070119

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080917

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term