JP4191076B2 - 二重ロックコネクタ - Google Patents

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Description

この発明は、例えば、雄雌コネクタの接続外れ、および、端子の接続外れを防止する二重ロックコネクタに関する。
従来の二重ロックコネクタには、雄雌コネクタの接続外れを防止する場合と、端子の接続外れを防止する場合とがある。
雄雌コネクタの接続外れを防止する場合では、例えば、実開平6−79081号公報(特許文献1)および実開平2−20287号公報(特許文献2)に、雄雌両コネクタを二重ロックし、さらに、雄雌両コネクタの接続が多少不完全な状態であってもこれを完全に接続させ得る二重ロックコネクタが開示されている。
端子の接続外れを防止する場合では、例えば、実開平3−106669号公報(特許文献3)に、端子を二重ロックし、さらに、端子のコネクタ内への挿入を確実に行うことができる二重ロックコネクタが開示されている。
しかしながら、上記従来の二重ロックコネクタでは、雄雌コネクタの不完全な接続(半接続)および雄雌コネクタの接続外れを防止する場合と、端子のコネクタ内への不完全な挿入(半挿入)および端子のコネクタからの抜けを防止する場合とは、別の部材が必要になる。すなわち、雄雌コネクタと端子のそれぞれについて、対応部品が必要となり、同時に防止できないという課題がある。
実開平6−79081号公報 実開平2−20287号公報 実開平3−106669号公報
そこで、この発明の課題は、雄雌コネクタの半接続、雄雌コネクタの接続外れ、端子のコネクタへの半挿入、および、端子のコネクタからの抜けを、同時に防止することができる二重ロックコネクタを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明の二重ロックコネクタは、
第1の端子を内部に取り付け可能な雄コネクタと、
第2の端子を内部に取り付け可能な雌コネクタと、
対向した状態にある上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付け可能なストッパと
を備え、
上記ストッパは、
対向した状態にある上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けられて、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを(完全に)接続させるように案内し、かつ、上記雄コネクタと上記雌コネクタとの接続の外れを規制するコネクタ案内規制部と、
対向した状態にある上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けられて、上記雄コネクタの内部に挿入されている上記第1の端子を上記雄コネクタに(完全に)取り付けるように案内し、かつ、上記第1の端子の上記雄コネクタからの外れを規制すると共に、上記雌コネクタの内部に挿入されている上記第2の端子を上記雌コネクタに(完全に)取り付けるように案内し、かつ、上記第2の端子の上記雌コネクタからの外れを規制する端子案内規制部と
を有し、
上記第1の端子の上記雄コネクタ内部への挿入方向、および、上記第2の端子の上記雌コネクタ内部への挿入方向と、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタへの上記ストッパの取付方向とは、略垂直であり、
上記雄コネクタの内部に挿入されている上記第1の端子、および、上記雌コネクタの内部に挿入されている上記第2の端子は、それぞれ、上記取付方向と反対方向へ突出している端子突起部を有し、
上記ストッパの上記端子案内規制部は、上記取付方向へ突出していると共に上記雄コネクタの内部および上記雌コネクタの内部のそれぞれに挿入されるストッパ突起部を有し、
上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面と、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面とは、対向するように傾斜しており、
上記第1の端子の上記端子突起部は、上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を摺動して上記挿入方向へ移動すると共に、上記第2の端子の上記端子突起部は、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を摺動して上記挿入方向へ移動することを特徴としている。
この発明の二重ロックコネクタによれば、上記ストッパは、上記コネクタ案内規制部を有するので、上記ストッパは、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けられて、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを完全に接続させ、かつ、上記雄コネクタと上記雌コネクタとの接続の外れを規制する。また、上記ストッパは、上記端子案内規制部を有するので、上記ストッパは、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けられて、上記第1の端子を上記雄コネクタに完全に取り付け、かつ、上記第1の端子の上記雄コネクタからの外れを規制すると共に、上記第2の端子を上記雌コネクタに完全に取り付け、かつ、上記第2の端子の上記雌コネクタからの外れを規制する。
したがって、上記ストッパを上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けることにより、上記雄雌コネクタの不完全な接続(以下、半接続という)、上記雄雌コネクタの接続外れ、上記第1と上記第2の端子の上記雄雌コネクタ内への不完全な挿入(以下、半挿入という)、および、上記第1と上記第2の端子の上記雄雌コネクタからの抜けを、同時に防止できる。
また、上記第1の端子および上記第2の端子は、それぞれ、上記端子突起部を有し、上記ストッパの上記端子案内規制部は、上記ストッパ突起部を有し、上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面と、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面とは、対向するように傾斜しており、上記第1の端子の上記端子突起部は、上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を摺動して上記挿入方向へ移動すると共に、上記第2の端子の上記端子突起部は、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を摺動して上記挿入方向へ移動する。このように、簡単な構成にて、上記第1の端子を上記雄コネクタに完全に取り付けるように確実に案内できると共に、上記第2の端子を上記雌コネクタに完全に取り付けるように確実に案内できる。
また、一実施形態の二重ロックコネクタでは、
上記雄コネクタと上記雌コネクタとの接続方向と、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタへの上記ストッパの取付方向とは、略垂直であり、
上記雄コネクタおよび上記雌コネクタは、それぞれ、上記接続方向および上記取付方向に垂直な方向に突出しているコネクタ突起部を有し、
上記ストッパの上記コネクタ案内規制部は、上記取付方向と反対方向へ延在しているストッパ溝部を有し、
このストッパ溝部は、このストッパ溝部の上記接続方向の幅寸法が、上記取付方向と反対方向へ次第に狭くなっているテーパ部を有し、
上記雄コネクタのコネクタ突起部は、上記ストッパ溝部の上記テーパ部の一方の内面を摺動すると共に、上記雌コネクタのコネクタ突起部は、上記ストッパ溝部の上記テーパ部の他方の内面を摺動して、上記雄コネクタと上記雌コネクタとは、上記接続方向に移動する。
この一実施形態の二重ロックコネクタによれば、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタは、それぞれ、上記コネクタ突起部を有し、上記ストッパの上記コネクタ案内規制部は、上記ストッパ溝部を有し、上記雄コネクタのコネクタ突起部と上記雌コネクタのコネクタ突起部とは、上記ストッパ溝部の上記テーパ部の内面を摺動して、上記雄コネクタと上記雌コネクタとは、上記接続方向に移動する。このように、簡単な構成にて、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを完全に接続させるように確実に案内できる。
また、一実施形態の二重ロックコネクタでは、上記ストッパ溝部は、上記テーパ部よりも上記取付方向と反対方向に、上記テーパ部における最小の上記幅寸法よりも大きな上記幅寸法を有する係止部を有する。
この一実施形態の二重ロックコネクタによれば、上記ストッパ溝部は、上記係止部を有するので、上記ストッパは、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けられて、上記雄コネクタのコネクタ突起部および上記雌コネクタのコネクタ突起部は、上記テーパ部を乗り越えて、上記係止部に位置する。このように、簡単な構成にて、上記雄コネクタと上記雌コネクタとの接続の外れを確実に規制できる。
また、一実施形態の二重ロックコネクタでは、
上記第1の端子が上記雄コネクタに(完全に)取り付けられた状態で、上記第1の端子の上記端子突起部は、上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を乗り越えて、上記ストッパ突起部の側面に接触すると共に、上記第2の端子が上記雌コネクタに(完全に)取り付けられた状態で、上記第2の端子の上記端子突起部は、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を乗り越えて、上記ストッパ突起部の側面に接触する。
この一実施形態の二重ロックコネクタによれば、上記第1の端子が上記雄コネクタに完全に取り付けられた状態で、上記第1の端子の上記端子突起部は、上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の側面に接触すると共に、上記第2の端子が上記雌コネクタに完全に取り付けられた状態で、上記第2の端子の上記端子突起部は、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の側面に接触する。このように、簡単な構成にて、上記第1の端子の上記雄コネクタからの外れを確実に規制すると共に、上記第2の端子の上記雌コネクタからの外れを確実に規制することができる。
また、一実施形態の二重ロックコネクタでは、
上記ストッパは、
上記コネクタ案内規制部により、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを(完全に)接続させた後に、
上記端子案内規制部により、上記第1の端子を上記雄コネクタに(完全に)取り付けると共に上記第2の端子を上記雌コネクタに(完全に)取り付ける。
この一実施形態の二重ロックコネクタによれば、上記ストッパは、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを完全に接続させた後に、上記第1の端子を上記雄コネクタに完全に取り付けると共に上記第2の端子を上記雌コネクタに完全に取り付ける。このように、上記第1の端子と上記第2の端子とを相互に接続するときに、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを接続させてから、上記第1の端子と上記第2の端子とを取り付けるので、上記第1の端子と上記第2の端子とに負担をかけることがなく、上記第1の端子と上記第2の端子との損傷を防止できる。
この発明の二重ロックコネクタによれば、上記ストッパは、上記コネクタ案内規制部および上記端子案内規制部を有しているので、上記ストッパを上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けることにより、上記雄雌コネクタの半接続、上記雄雌コネクタの接続外れ、上記第1と上記第2の端子の上記雄雌コネクタ内への半挿入、および、上記第1と上記第2の端子の上記雄雌コネクタからの抜けを、同時に防止できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
図1は、この発明の二重ロックコネクタの一実施形態である斜視図を示している。この二重ロックコネクタは、例えば、冷蔵庫や自動車等の機械製品に用いられ、第1の端子10を内部に取り付け可能な雄コネクタ1と、第2の端子20を内部に取り付け可能な雌コネクタ2と、対向して略接続した状態にある上記雄コネクタ1および上記雌コネクタ2に取り付け可能なストッパ3とを備える。
ここで、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2との接続方向と、上記雄コネクタ1および上記雌コネクタ2への上記ストッパ3の取付方向とは、略垂直であり、以下の説明において、上記接続方向を、前後方向といい、上記取付方向を、上方向という。
上記第1の端子10は、雌端子であり、上記第2の端子20は、雄端子である。なお、上記第1の端子10は、雄端子であり、上記第2の端子20は、雌端子であってもよい。
図1と図2に示すように、上記雄コネクタ1は、略角筒状であり、上記第1の端子10を内部に収容するための前後方向に延在する収容孔部12を有する。この実施形態では、左右方向に並んでいる二つの上記収容孔部12,12を有するが、上記収容孔部12の数量は、限定されない。
上記雄コネクタ1の上面には、弾性変形可能なロック部13が設けられ、上記雄コネクタ1の左右側面には、それぞれ、左右方向に突出しているコネクタ突起部11が設けられている。
図1と図3に示すように、上記雌コネクタ2は、略角筒状であり、上記第2の端子20および上記雄コネクタ1の一部を内部に収容するための前後方向に延在する収容孔部22を有する。すなわち、この収容孔部22の一方から上記第2の端子20を収容し、この収容孔部22の他方から上記雄コネクタ1の一部を収容する。この実施形態では、左右方向に並んでいる二つの上記収容孔部22,22を有するが、上記収容孔部22の数量は、限定されない。
上記雌コネクタ2の上面には、上記雄コネクタ1の上記ロック部13が挿入されて上記ロック部13と係合するロック受け部23が設けられ、上記雌コネクタ2の左右側面には、それぞれ、左右方向に突出しているコネクタ突起部21が設けられている。
図4に示すように、上記雄コネクタ1の底面には、上記収容孔部12に連通している挿入孔部14が設けられ、上記雌コネクタ2の底面には、上記収容孔部22に連通している挿入孔部24が設けられている。
図1と図5と図6に示すように、上記ストッパ3は、底壁33と、この底壁33の左右の端面に取り付けられている左右の側壁34,34とを有する。左側壁34の内面と右側壁34の内面との間の距離は、上記雄コネクタ1および上記雌コネクタ2の左右幅寸法よりも、若干大きい。
上記左右の側壁34,34の内面には、それぞれ、下方向に延在しているストッパ溝部40を有する。このストッパ溝部40は、下方向へ順に配置された、(前後方向の)幅寸法が下方向へ次第に狭くなっているテーパ部41と、幅寸法が一定である直線部43と、上記テーパ部41における最小の幅寸法よりも大きな上幅寸法を有する係止部42とを有する。
上記底壁33の上面には、(図4に示す)上記雄コネクタ1において上記挿入孔部14から上記収容孔部12内へ挿入されると共に上方向へ突出している雄コネクタ用ストッパ突起部51と、(図4に示す)上記雌コネクタ2において上記挿入孔部24から上記収容孔部22内へ挿入されると共に上方向へ突出している雌コネクタ用ストッパ突起部52とを有する。
上記雄コネクタ用ストッパ突起部51の先端面51aと、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52の先端面52aとは、対向するように傾斜している。
次に、この発明の二重ロックコネクタの使用方法、作用および効果を説明する。
まず、二重ロックコネクタの組立を説明する。図1に示すように、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とを不完全な状態で接続する。ここで、不完全な状態で接続するとは、上記雄コネクタ1の上記ロック部13が、上記雌コネクタ2の上記ロック受け部23に、完全に係止していない状態をいう。なお、予め、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とを完全な状態で接続するようにしてもよい。
また、上記雄コネクタ1の上記収容孔部12に上記第1の端子10を挿入すると共に、上記雌コネクタ2の上記収容孔部22に上記第2の端子20を挿入する。
その後、略接続した状態にある上記雄コネクタ1および上記雌コネクタ2へ上記ストッパ3を取り付けていく。すると、図7Aに示すように、上記雄コネクタ1のコネクタ突起部11は、上記ストッパ溝部40の上記テーパ部41の一方の内面に接触すると共に、上記雌コネクタ2のコネクタ突起部21は、上記ストッパ溝部40の上記テーパ部41の他方の内面に接触する。
そして、上記ストッパ3を押し込んでいくと、上記両方のコネクタ突起部11,21は、上記テーパ部41の内面を摺動して、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とは、前後方向に移動して、完全に接続する。さらに、上記ストッパ3を押し込んでいくと、図7Bに示すように、上記両方のコネクタ突起部11,21は、上記ストッパ溝部40の上記直線部43を摺動する。このとき、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51は、上記雄コネクタ1の上記挿入孔部14に挿入し始める共に、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52は、上記雌コネクタ2の上記挿入孔部24に挿入し始める。
その後、上記ストッパ3をさらに押し込んでいくと、図7Cに示すように、上記両方のコネクタ突起部11,21は、上記ストッパ溝部40の上記係止部42に位置する。すなわち、上記両方のコネクタ突起部11,21は、上記直線部43では弾性変形しており、上記係止部42では復元する。
このように、上記テーパ部41により、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とを完全に接続でき、上記係止部42により、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2との接続の外れを確実に規制できる。
さらに、図7Bに示すように、上記両方のコネクタ突起部11,21が、上記ストッパ溝部40の上記直線部43を摺動するときに、図8Aに示すように、上記雄コネクタ1の内部に挿入されている上記第1の端子10の下方向に突出している端子突起部10aに、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51の先端面51aが接触すると共に、図8Bに示すように、上記雌コネクタ2の内部に挿入されている上記第2の端子20の下方向に突出している端子突起部20aに、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52の先端面52aが接触する。
ここで、図8Aと図8Bに示すように、上記第1の端子10と上記第2の端子20とは、不完全な状態で挿入されている(取り付けられている)。不完全な状態で挿入されているとは、上記第1の端子10のランス10bが、上記雄コネクタ1の上記収容孔部12の内面に設けられた弾性変形可能なランス受け部15に係止しておらず、上記第2の端子20のランス20bが、上記雌コネクタ2の上記収容孔部22の内面に設けられた弾性変形可能なランス受け部25に係止していない状態をいう。なお、予め、上記第1の端子10と上記第2の端子20とを完全な状態で挿入するようにしてもよい。
そして、上記ストッパ3を押し込んでいくと、上記第1の端子10の上記端子突起部10aは、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51の先端面51aを摺動して挿入方向へ移動すると共に、上記第2の端子20の上記端子突起部20aは、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52の先端面52aを摺動して挿入方向へ移動する。
その後、図9Aに示すように、上記第1の端子10の上記端子突起部10aは、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51の先端面51aを乗り越えて、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51の側面に接触すると共に、上記第1の端子10のランス10bが、上記雄コネクタ1の上記ランス受け部15に係止して、上記第1の端子10が上記雄コネクタ1に完全に取り付けられる。
一方、図9Bに示すように、上記第2の端子20の上記端子突起部20aは、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52の先端面52aを乗り越えて、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52の側面に接触すると共に、上記第2の端子20のランス20bが、上記雌コネクタ2の上記ランス受け部25に係止して、上記第2の端子20が上記雌コネクタ2に完全に取り付けられる。
このように、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51により、上記第1の端子10を上記雄コネクタ1に完全に取り付けることができると共に、上記第1の端子10の上記雄コネクタ1からの外れを確実に規制できる。また、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52により、上記第2の端子20を上記雌コネクタ2に完全に取り付けることができると共に、上記第2の端子20の上記雌コネクタ2からの外れを確実に規制できる。
なお、図7Cと図9Aと図9Bに示すように、上記雄コネクタ1および上記雌コネクタ2に上記ストッパ3を完全に取り付けた状態では、図示しないが、上記第1の端子10と上記第2の端子20とは、接続した状態にある。
次に、二重ロックコネクタの分解を説明する。図7Cと図9Aと図9Bに示す二重ロックコネクタの組立状態から、上記雄コネクタ1および上記雌コネクタ2から上記ストッパ3を取り外し、上記第1の端子10と上記第2の端子20とを取り外すと共に、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とを分離する。
以上まとめると、上記ストッパ3は、
上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とを接続させるように案内し、かつ、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2との接続の外れを規制するコネクタ案内規制部31と、
上記雄コネクタ1の内部に挿入されている上記第1の端子10を上記雄コネクタ1に取り付けるように案内し、かつ、上記第1の端子10の上記雄コネクタ1からの外れを規制すると共に、上記雌コネクタ2の内部に挿入されている上記第2の端子20を上記雌コネクタ2に取り付けるように案内し、かつ、上記第2の端子20の上記雌コネクタ2からの外れを規制する端子案内規制部32と
を有する。
すなわち、上記コネクタ案内規制部31は、上記ストッパ溝部40を含み、上記端子案内規制部32は、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51と上記雌コネクタ用ストッパ突起部52とを含む。
また、上記ストッパ3は、上記コネクタ案内規制部31により、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とを接続させた後に、上記端子案内規制部32により、上記第1の端子10を上記雄コネクタ1に取り付けると共に上記第2の端子20を上記雌コネクタ2に取り付ける。このように、上記第1の端子10と上記第2の端子20とを相互に接続するときに、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2とを接続させてから、上記第1の端子10と上記第2の端子20とを取り付けるので、上記第1の端子10と上記第2の端子20とに負担をかけることがなく、上記第1の端子10と上記第2の端子20との損傷を防止できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、上記雄コネクタ1のコネクタ突起部11を一方のストッパ溝部40に接触させると共に、上記雌コネクタ2のコネクタ突起部21を他方のストッパ溝部40に接触させるようにしてもよい。また、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51の先端面51aを傾斜面にする代わりに、上記第1の端子10の端子突起部10aの先端面を傾斜面にするようにしてもよく、同様に、上記雌コネクタ用ストッパ突起部52の先端面52aを傾斜面にする代わりに、上記第2の端子20の端子突起部20aの先端面を傾斜面にするようにしてもよい。また、上記雄コネクタ1と上記雌コネクタ2との接続と、上記第1の端子10と上記第2の端子20との取り付けとのタイミングをずらすように調整するために、上記ストッパ溝部40に上記直線部43を設ける代わりに、上記雄コネクタ用ストッパ突起部51および上記雌コネクタ用ストッパ突起部52の長さを長くするようにしてもよい。
本発明の二重ロックコネクタの一実施形態を示す斜視図である。 雄コネクタを示す斜視図である。 雌コネクタを示す斜視図である。 雄コネクタおよび雌コネクタの底面側の斜視図である。 ストッパを示す斜視図である。 ストッパの内側の斜視図である。 半接続の状態の雄コネクタおよび雌コネクタにストッパを装着し始めている状態を示す側面図である。 ストッパの装着により、雄コネクタおよび雌コネクタが、半接続の状態から完全接続した状態を示す側面図である。 雄コネクタおよび雌コネクタにストッパが、完全接続した状態を示す側面図である。 雄コネクタに第1の端子を半挿入している状態で、ストッパを装着しようとしている状態を示す断面図である。 雌コネクタに第2の端子を半挿入している状態で、ストッパを装着しようとしている状態を示す断面図である。 ストッパの装着により、雄コネクタに第1の端子を完全挿入した状態を示す断面図である。 ストッパの装着により、雌コネクタに第2の端子を完全挿入した状態を示す断面図である。
符号の説明
1 雄コネクタ
2 雌コネクタ
3 ストッパ
10 第1の端子
10a 端子突起部
11 コネクタ突起部
20 第2の端子
20a 端子突起部
21 コネクタ突起部
31 コネクタ案内規制部
32 端子案内規制部
40 ストッパ溝部
41 テーパ部
42 係止部
51 雄コネクタ用ストッパ突起部
51a 先端面
52 雌コネクタ用ストッパ突起部
52a 先端面

Claims (5)

  1. 第1の端子を内部に取り付け可能な雄コネクタと、
    第2の端子を内部に取り付け可能な雌コネクタと、
    対向した状態にある上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付け可能なストッパと
    を備え、
    上記ストッパは、
    対向した状態にある上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けられて、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを接続させるように案内し、かつ、上記雄コネクタと上記雌コネクタとの接続の外れを規制するコネクタ案内規制部と、
    対向した状態にある上記雄コネクタおよび上記雌コネクタに取り付けられて、上記雄コネクタの内部に挿入されている上記第1の端子を上記雄コネクタに取り付けるように案内し、かつ、上記第1の端子の上記雄コネクタからの外れを規制すると共に、上記雌コネクタの内部に挿入されている上記第2の端子を上記雌コネクタに取り付けるように案内し、かつ、上記第2の端子の上記雌コネクタからの外れを規制する端子案内規制部と
    を有し、
    上記第1の端子の上記雄コネクタ内部への挿入方向、および、上記第2の端子の上記雌コネクタ内部への挿入方向と、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタへの上記ストッパの取付方向とは、略垂直であり、
    上記雄コネクタの内部に挿入されている上記第1の端子、および、上記雌コネクタの内部に挿入されている上記第2の端子は、それぞれ、上記取付方向と反対方向へ突出している端子突起部を有し、
    上記ストッパの上記端子案内規制部は、上記取付方向へ突出していると共に上記雄コネクタの内部および上記雌コネクタの内部のそれぞれに挿入されるストッパ突起部を有し、
    上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面と、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面とは、対向するように傾斜しており、
    上記第1の端子の上記端子突起部は、上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を摺動して上記挿入方向へ移動すると共に、上記第2の端子の上記端子突起部は、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を摺動して上記挿入方向へ移動することを特徴とする二重ロックコネクタ。
  2. 請求項1に記載の二重ロックコネクタにおいて、
    上記雄コネクタと上記雌コネクタとの接続方向と、上記雄コネクタおよび上記雌コネクタへの上記ストッパの取付方向とは、略垂直であり、
    上記雄コネクタおよび上記雌コネクタは、それぞれ、上記接続方向および上記取付方向に垂直な方向に突出しているコネクタ突起部を有し、
    上記ストッパの上記コネクタ案内規制部は、上記取付方向と反対方向へ延在しているストッパ溝部を有し、
    このストッパ溝部は、このストッパ溝部の上記接続方向の幅寸法が、上記取付方向と反対方向へ次第に狭くなっているテーパ部を有し、
    上記雄コネクタのコネクタ突起部は、上記ストッパ溝部の上記テーパ部の一方の内面を摺動すると共に、上記雌コネクタのコネクタ突起部は、上記ストッパ溝部の上記テーパ部の他方の内面を摺動して、上記雄コネクタと上記雌コネクタとは、上記接続方向に移動することを特徴とする二重ロックコネクタ。
  3. 請求項2に記載の二重ロックコネクタにおいて、
    上記ストッパ溝部は、上記テーパ部よりも上記取付方向と反対方向に、上記テーパ部における最小の上記幅寸法よりも大きな上記幅寸法を有する係止部を有することを特徴とする二重ロックコネクタ。
  4. 請求項に記載の二重ロックコネクタにおいて、
    上記第1の端子が上記雄コネクタに取り付けられた状態で、上記第1の端子の上記端子突起部は、上記雄コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を乗り越えて、上記ストッパ突起部の側面に接触すると共に、上記第2の端子が上記雌コネクタに取り付けられた状態で、上記第2の端子の上記端子突起部は、上記雌コネクタの内部に挿入される上記ストッパ突起部の先端面を乗り越えて、上記ストッパ突起部の側面に接触することを特徴とする二重ロックコネクタ。
  5. 請求項1に記載の二重ロックコネクタにおいて、
    上記ストッパは、
    上記コネクタ案内規制部により、上記雄コネクタと上記雌コネクタとを接続させた後に、
    上記端子案内規制部により、上記第1の端子を上記雄コネクタに取り付けると共に上記第2の端子を上記雌コネクタに取り付けることを特徴とする二重ロックコネクタ。
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