JP4190516B2 - ディスクドライブ装置のバランス修正装置 - Google Patents
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Description
従って、ディスクドライブ装置のバランス修正装置を製造ライン中に設けるには、以下のような方法となる。
(1)コンベア等のディスクドライブ装置を搬送する搬送手段と離れた箇所にディスクドライブ装置のバランス修正装置を配置し、ロボット等のアクチュエータをもちいて、搬送手段で搬送されてきたディスクドライブ装置をピックアップし、バランス修正装置にセットし、ディスクドライブ装置のバランス修正を行う。そして、アクチュエータを用いて、バランス修正装置からバランス修正が完了したディスクドライブ装置をピックアップし、ディスクドライブを搬送手段に戻す方法。
(2)コンベア等の搬送手段内の下方にディスクドライブ装置のバランス修正装置を配置し、バランス修正装置を上昇させ、ディスクドライブ装置をバランス修正装置にセットさせる方法。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、製造ライン中に設ける場合、設備コストの低減が可能なディスクドライブ装置のバランス修正装置を提供することにある。
第2の弾性手段5を介してディスクドライブ装置7が載置された昇降手段9が上昇して、ディスクドライブ装置7がベースプレート1の下面に当接する。バランス修正手段11がディスクドライブ装置7のディスクのバランス修正を行う。バランス修正が終了すると、昇降手段が降下する。
請求項2に係る発明は、前記バランス修正手段は、前記ディスクドライブ装置に当接して、前記ディスクドライブ装置を一方向に振動させる加振アクチュエータと、前記ディスクドライブ装置のゆれを検出するゆれ検出センサと、を有し、前記第1の弾性手段は、板ばねであり、前記加振アクチュエータによって振動する前記ディスクドライブ装置の振動方向に撓むように設けられたことを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置である。
磁気ディスク装置71はパレット73上に載置され、磁気ディスク装置71はパレット73と共に搬送されるようになっている。
(ベースプレート61)
フロアF上には、ローラコンベア101に沿って、支持板111が設けられている。この支持板111の上部には、ローラコンベア101の上方でローラコンベア101を横切るように2本のアーム113が設けられている。
(昇降手段81)
支持板111の下部には、ハンド83が支持板111に沿って上下方向に移動可能に設けられている。そしてハンド83は支持板111の下部に設けられたアクチュエータ85により上下方向に駆動されるようになっている。
(バランス修正手段91)
バランス修正手段91は、図4に示すように、加振アクチュエータ181と揺れ検出センサ183とからなっている。加振アクチュエータ181は、ローラコンベア101の搬送方向に設けられた貫通穴185aが形成されたブロック185の貫通穴185a内に配置されている。加振アクチュエータ181の先端部181aは、外部に露出し、ローラコンベア101の搬送方向と直交する方向の磁気ディスク装置71の側面に当接可能となっている。なお、本形態例では、加振アクチュエータ181の先端部181aの形状を半球状とした。
次に、上記構成の作動を説明する。
クランプ58により、ローラコンベア101の搬送方向に沿った磁気ディスク装置71の側面がローラ57に当接することにより、また、クランプ58’により、ローラコンベア101の搬送方向と直交する磁気ディスク装置71の側面がバランス修正手段91(加振アクチュエータ181)に当接することにより、磁気ディスク装置71の搬送面と平行な面上での移動が禁止される。
このような構成によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)ローラコンベア101の上方にベースプレート61を設け、ローラコンベア101で搬送されてきた磁気ディスク装置71を昇降手段81で上昇させ、ベースプレート61の下面に当接させるだけで、磁気ディスク装置71のバランス修正を行うことができる。従って、設備コストの低減が可能である
(2)磁気ディスク装置71がベースプレート61の下面に当接する状態では、第1の弾性手段である4枚の板ばね115と、第2の弾性手段である押し付け用プランジャ151があることにより、ベースプレート61、磁気ディスク装置71には、外部からの振動がほとんど伝達されない。
(3)第1の弾性手段である4枚の板ばね115の撓む方向は、ローラコンベア101の搬送方向である。一方、加振アクチュエータ181によって振動するディスクドライブ装置の振動方向もローラコンベア101の搬送方向である。従って、加振アクチュエータ181は、効率よく磁気ディスク装置71を一方向に振動させることができる。
(4)ベースプレート61に、加振アクチュエータ181によって振動する磁気ディスク装置71の振動方向(ローラコンベア101の搬送方向)に磁気ディスク装置71を移動可能に案内するガイド手段として機能するローラ53、ローラ57を設けたことにより、加振アクチュエータ181は、効率よく磁気ディスク装置71を一方向に振動させることができる。
(5)ベースプレート61に、塵埃を吸引する塵埃吸引手段191の吸引口を設けたことにより、加振アクチュエータ181によって磁気ディスク装置71が振動した際に発生する塵埃を効率よく吸引し、周囲に塵埃が飛散することを防止できる。
(6)加振アクチュエータ181の先端部181aの形状を半球状としたことにより、磁気ディスク装置71を加振した際に、磁気ディスク装置71のエンクロージャ72の側面を傷つけることがない。
(7)与圧用プランジャ161、与圧用プランジャ161’を設けた。このため、クランプ58、クランプ58’の駆動が解除された際に、与圧用プランジャ161、与圧用プランジャ161’の押圧力により、磁気ディスク装置71がローラ57や加振アクチュエータ181より容易に離反することができる。
(8)本形態例では、 昇降手段81により、磁気ディスク装置71の上面がローラ53に当接することにより、磁気ディスク装置71の上下方向の移動が禁止される。クランプ58により、ローラコンベア101の搬送方向に沿った磁気ディスク装置71の側面がローラ57に当接することにより、また、クランプ58’により、ローラコンベア101の搬送方向と直交する磁気ディスク装置71の側面がバランス修正手段91(加振アクチュエータ181)に当接することにより、磁気ディスク装置71の搬送面と平行な面上での移動が禁止される。
第1の弾性手段を介して支持されたベースプレートと、
該ベースプレートの下方に配設され、第2の弾性手段を介してディスクドライブ装置が載置され、前記ディスクドライブ装置を前記ベースプレートの下面に当接/離反させる昇降手段と、
前記ベースプレートの下面に設けられ、前記ベースプレートの下面に当接した前記ディスクドライブ装置のバランスを修正するバランス修正手段と、
を有することを特徴とするディスクドライブ装置のバランス修正装置。
前記バランス修正手段は、
前記ディスクドライブ装置に当接して、前記ディスクドライブ装置を一方向に振動させる加振アクチュエータと、
前記ディスクドライブ装置のゆれを検出するゆれ検出センサと、
を有し、
前記第1の弾性手段は、板ばねであり、
前記加振アクチュエータによって振動する前記ディスクドライブ装置の振動方向に撓むように設けられたことを特徴とする付記1記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。
前記ベースプレートに、
前記加振アクチュエータによって振動する前記ディスクドライブ装置の振動方向に前記ディスクドライブ装置を移動可能に案内するガイド手段を設けたことを特徴とする付記2記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。
前記ベースプレートに、塵埃を吸引する塵埃吸引手段の吸引口を設けたことを特徴とする付記1乃至3のいずれかに記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。
前記ベースプレートの下面に、
前記ベースプレートの下面と交差する前記ディスクドライブ装置の4つの面のうちの対向関係にある2面のうちの一方の面を押すクランプと、
前記クランプの押す方向に移動可能に設けられ、前記ディスクドライブ装置の4つの面のうちの対向関係にある2面のうちの他方の面が当接可能なプランジャと、
該プランジャを前記ディスクドライブ方向に付勢する付勢手段と、
からなる拘束手段を設けたことを特徴とする付記1乃至4のいずれかに記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。
前記加振アクチュエータの先端形状は、半球状であることを特徴とする付記2記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。
前記塵埃吸引手段の吸引口内に、前記アクチュエータが設けられていることを特徴とする付記4記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。
3 第1の弾性手段
5 第2の弾性手段
7 ディスクドライブ装置
9 昇降手段
11 バランス修正手段
Claims (3)
- 第1の弾性手段を介して支持されたベースプレートと、
該ベースプレートの下方に配設され、第2の弾性手段を介してディスクドライブ装置が載置され、前記ディスクドライブ装置を前記ベースプレートの下面に当接/離反させる昇降手段と、
前記ベースプレートの下面に設けられ、前記ベースプレートの下面に当接した前記ディスクドライブ装置のバランスを修正するバランス修正手段と、
を有することを特徴とするディスクドライブ装置のバランス修正装置。 - 前記バランス修正手段は、
前記ディスクドライブ装置に当接して、前記ディスクドライブ装置を一方向に振動させる加振アクチュエータと、
前記ディスクドライブ装置のゆれを検出するゆれ検出センサと、
を有し、
前記第1の弾性手段は、板ばねであり、
前記加振アクチュエータによって振動する前記ディスクドライブ装置の振動方向に撓むように設けられたことを特徴とする請求項1記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。 - 前記ベースプレートに、
前記加振アクチュエータによって振動する前記ディスクドライブ装置の振動方向に前記ディスクドライブ装置を移動可能に案内するガイド手段を設けたことを特徴とする請求項2記載のディスクドライブ装置のバランス修正装置。
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JP2005157116A JP4190516B2 (ja) | 2005-05-30 | 2005-05-30 | ディスクドライブ装置のバランス修正装置 |
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JP2006331599A JP2006331599A (ja) | 2006-12-07 |
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Family Applications (1)
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EP3406461B1 (en) * | 2016-12-07 | 2020-08-26 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Pneumatic tire |
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2005
- 2005-05-30 JP JP2005157116A patent/JP4190516B2/ja active Active
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