JP4189226B2 - 液晶表示装置、その転移駆動方法、そのプログラム、記録媒体 - Google Patents

液晶表示装置、その転移駆動方法、そのプログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、OCBモード液晶を使用した液晶表示装置、その転移駆動方法、そのプログラム、記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶表示装置は薄型、軽量であり、従来のブラウン管に代替するものとして、近年一層用途が拡大されてきた。しかし、現在広く使用されているTN(Twisted Nematic)配向液晶パネルは視野角が狭く、また応答速度が遅く、液晶素子が保持型であることもあって動画表示時には尾を引くように見える等、ブラウン管より画質が劣る。
【0003】
ベンド状態を有するOCB(Optically Compensated Bend)モード液晶(例えば特許文献1参照。)を用いれば、高速応答かつ広視野角で動画表示や大画面化に十分対応でき、ブラウン管よりも薄型で低消費電力の大画面ディスプレイを提供することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開昭61−116329号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置は、電源投入時にOCBモード液晶をスプレイ状態から映像表示が可能なベンド状態に移行させる転移駆動をしなければならない。従来の転移駆動では、図8(a)、(b)に示すようにゲートラインを順次走査し(以下、転移駆動期間のうち、転移駆動のための、1フレームにおけるゲートラインの走査開始から走査終了までの期間を、1フレーム転移駆動期間という。)、ソースラインにはゲートライン毎およびソースライン毎にその極性が異なる黒表示電位を与えていた。その結果、図7のように隣接する画素電極間で電界を発生させ、転移性能を向上させていた。しかし、ゲートライン毎に極性が異なる電圧をソースラインに書きこみ、また画素電極にも書きこむので、パネル容量が大きいと、ソースドライバへの平均電流が大きくなってしまう。またゲート1ライン分のON期間が短いと、ソースドライバへの電流が平衡しない状態で、次のゲートラインがONし、異なる電圧をソースラインに書きこみ、また画素電極にも書きこむので、図8(c)に示すように、1フレーム転移駆動期間中における突入電流の平均値が大きくなってしまう。よって、従来の転移駆動では、消費電力が大きくなり、また回路構成も困難になってしまい、高コストになっていた。
【0006】
本発明の目的は、上記の課題を鑑み、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置の転移駆動において、低電力化または低コスト化を実現することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための第1の本発明は、OCBモード液晶を使用したm×n(m、nは自然数)個の液晶素子(6)と、
前記液晶素子(6)を含む画素にゲート信号を伝達するためのm本のゲートライン(4)と、
前記液晶素子(6)を含む画素にソース信号を伝達するためのn本のソースライン(5)と、
前記ゲートライン(4)にゲート信号を供給するためのゲートドライバ(2)と、
前記ソースライン(5)にソース信号を供給するためのソースドライバ(3)と、を備え、
前記ゲートドライバ(2)は、前記液晶素子(6)を転移駆動させるための転移駆動期間内の所定期間において、前記m本のゲートライン(4)のうちの奇数番目の少なくとも2本のゲートライン(4)を選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、前記転移駆動期間内の、前記所定期間とは別の所定期間において、前記m本のゲートラインのうちの偶数番目の少なくとも2本のゲートラインを選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、
前記ソースドライバ(3)は、前記転移駆動期間において、前記ソースライン(5)に前記液晶素子(6)に印加することができる電圧であって、前記液晶素子(6)を転移駆動させるための最低電圧以上の所定の電圧を印加する、液晶表示装置である。
【0008】
第2の本発明は、前記ソースドライバ(3)は、前記n本のソースライン(5)のうち、互いに隣接するソースライン(5)に正負が反対の前記所定の電圧を印加し、前記ゲートドライバ(2)が各ゲートライン(4)を選択する毎に、前記所定の電圧の正負を反転させる、第1の本発明の液晶表示装置である。
【0009】
第3の本発明は、前記所定の電圧は、黒表示電圧である、第1または第2の本発明の液晶表示装置である。
【0010】
第4の本発明は、前記ゲートドライバがゲート信号を伝達する前記所定期間および前記別の所定期間は、少なくとも1水平期間である、第1〜3のいずれかの本発明の液晶表示装置である。
【0011】
第5の本発明は、前記ゲートドライバ(2)は、前記m本のゲートラインのうちの奇数番目の中からまたは偶数番目の中から選択された2本以上のゲートライン(4)のグループに同時にゲート信号を伝達し、前記各ゲートライン(4)のグループに順次ゲート信号を伝達する、第1〜4のいずれかの本発明の液晶表示装置である。
【0012】
第6の本発明は、奇数番目のゲートラインで構成される前記ゲートライン(4)のグループは、複数あり、それらのグループは互いに隣接するグループであり、
偶数番目のゲートラインで構成される前記ゲートラインのグループは、複数あり、それらのグループは互いに隣接するグループである、第5の本発明の液晶表示装置である。
【0013】
第7の本発明は、前記ゲートライン(4)のグループは、奇数番目の全てのゲートライン(4)で構成されたグループおよび偶数番目の全てのゲートライン(4)で構成されたグループの2つである、第5の本発明の液晶表示装置である。
【0014】
第8の本発明は、前記ゲートドライバ(2)は、少なくともいずれかの前記ゲートライン(4)のグループ対して、少なくとも2水平期間に渡ってゲート信号を供給する、第5の本発明の液晶表示装置である。
【0015】
第9の本発明は、前記ゲートドライバ(2)は、前記転移駆動期間において、前記所定期間と前記別の所定期間との間に設けられた所定の時間には、ゲート信号伝達しない、第1〜8のいずれかの本発明の液晶表示装置である。
【0016】
第10の本発明は、前記所定の時間は1水平期間である、第9の本発明の液晶表示装置である。
【0017】
第11の本発明は、OCBモード液晶を使用したm×n(m、nは自然数)個の液晶素子(6)と、
前記液晶素子(6)を含む画素にゲート信号を伝達するためのm本のゲートライン(4)と、
前記液晶素子(6)を含む画素にソース信号を伝達するためのn本のソースライン(5)と、
前記ゲートライン(4)にゲート信号を供給するためのゲートドライバ(2)と、
前記ソースライン(5)にソース信号を供給するためのソースドライバ(3)と、を備えている液晶表示装置の転移駆動方法であって、
前記ゲートドライバ(2)は、前記液晶素子(6)を転移駆動させるための転移駆動期間内の所定期間において、前記m本のゲートライン(4)のうちの奇数番目の少なくとも2本のゲートライン(4)を選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、前記転移駆動期間内の、前記所定期間とは別の所定期間において、前記m本のゲートラインのうちの偶数番目の少なくとも2本のゲートラインを選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、
前記ソースドライバ(3)は、前記転移駆動期間において、前記ソースライン(5)に前記液晶素子(6)に印加することができる電圧であって、前記液晶素子(6)を転移駆動させるための最低電圧以上の所定の電圧を印加する、液晶表示装置の転移駆動方法である。
【0018】
第12の本発明は、第1の本発明の液晶表示装置の、前記ゲートライン(4)にゲート信号を供給するための前記ゲートドライバ(2)、前記ソースライン(5)にソース信号を供給するための前記ソースドライバ(3)、としてコンピュータ機能させるプログラムである。
【0019】
第13の本発明は、第12の本発明のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体である。
【0020】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の液晶表示装置の構成を示す概略図である。本実施の形態の液晶表示装置1は、m×n個のOCBモード液晶の液晶素子6、液晶素子6を含む画素にゲート信号を伝達するためのm本のゲートライン4、上記画素にソース信号を伝達するためのソースライン5、ゲートライン4にゲート信号を供給するためのゲートドライバ2、ソースライン5にソース信号を供給するためのソースドライバ3を有する。
【0021】
図2〜4は、実施の形態1の液晶表示装置1の動作を示すタイムチャートである。以下、それらの図に基づいて説明する。
【0022】
画素電極間で電界を発生させて転移性能を向上させるために、ゲートドライバ2は、ゲートライン4のうちの奇数ラインを全ONさせ、ソースライン5のうち奇数ラインにはプラス極性の黒表示電圧を、ソースライン5のうちの偶数ラインにはマイナス極性の黒表示電圧を与える。その後、ゲートドライバ2は、ゲートライン4のうちの偶数ラインを全ONさせ、ソースライン5のうち奇数ラインにはマイナス極性の黒表示電圧を、ソースライン5のうち偶数ラインにはプラス極性の黒表示電圧を与える。以上の動作は図2(a)、(b)に表される。このような駆動をすることにより、パネルの画素電極電位の分布は図7のようになる。
【0023】
図2(c)に、このように転移駆動をしたときのソースドライバ3への電流波形を示す。図2(c)において、1水平期間、2水平期間においては、大きな突入電流がソースドライバ3に流れるが、3水平期間以降は、急激に電流が小さくなり、平衡状態に達した後はほとんど流れなくなる。ここで、ゲートドライバ2から1本のゲートラインを介して対応する画素に充電される時間を1水平期間としている。
【0024】
従来技術の液晶表示装置においても、本実施の形態の液晶表示装置1においても転移駆動するときに1画素に充電される電流は同一である。しかし、ソースライン5への充電電流に関しては、従来技術の液晶表示装置における場合は、各ゲートライン4が選択されるたびに全てのソースライン5に正負が逆転された充電電流が供給されていたが、本実施の形態の液晶表示装置1においては、1水平期間、および2水平期間の期間においてのみ、ソースライン5に充電電流が供給される。従って、本実施の形態の液晶表示装置1においては、1水平期間、2水平期間において大きな突入電流が生じるが、1フレーム転移駆動期間で平均すると、従来の液晶表示装置の電流の平均値よりも小さくなる。すなわち、図8(c)に示すソースドライバ3への電流波形と時間軸により形成される面積よりも図2(c)に示す電流波形と時間軸により形成される面積の方が小さくなる。このように、本実施の形態の液晶表示装置1によれば、1フレーム転移駆動期間の平均電流を低減することができるのでソースドライバにおいて消費される電力が削減される。
【0025】
なお、パネルによって異なるが、ある時間経過すると、画素電極電位が保持されなくなるので、再び上記の駆動をする必要がある。また画素電極電位の極性を変えるときは、ゲートライン4は上記と同じ動作をし、ソースライン5に印加する電圧の極性を変える。
【0026】
また、以上の説明では、奇数のゲートライン4および偶数のゲートライン4をONさせる期間をそれぞれ1水平期間としたが、図3に示すように、それぞれ1水平期間よりも長い期間ONされてもよい。ゲートライン4をONする期間を長くすることにより、ゲートライン4の奇数ラインを全ONさせる時に生じるソースドライバ3への電流がある程度平衡した状態で、ゲートライン4の奇数ラインを全ONさせることができるので、その時に生じるソースドライバ3への突入電流を低減することができる。また、中型〜大型パネルにおいてソースライン5または画素電極の負荷が大きくなっても、確実に所定の電圧を書き込むことが可能となる。
【0027】
あるいは、上記とは逆に奇数のゲートライン4および偶数のゲートライン4をONさせる期間を、それぞれ1水平期間よりも短くしてもよい。そのような場合でも、それぞれのON期間において、充分に転移駆動することができれば、上記と同様の効果を得ることができる。
【0028】
また、中型〜大型パネルでは、ゲートライン4の負荷が大きくなり、ゲートライン4の波形が図4のように鈍ることがある。このような場合は、図4に示すように、ゲートライン4の奇数ラインと偶数ラインが同時にONしないよう、奇数ラインのOFFタイミングと偶数ラインのONタイミングの間に例えば1水平期間等、ある程度の時間を空ける必要がある。
【0029】
(実施の形態2)
実施の形態1では、ゲートライン4のON期間を奇数ラインと偶数ラインに2分割し、画素電極電位の分布を図7のようにしているが、ゲートライン4を2分割より多くしても良い。実施の形態2の液晶表示装置1は、そのような場合の液晶表示装置1を示す。図5は、本実施の形態の液晶表示装置1のタイムチャートである。図5に示す例においては、ゲートライン4の1、3、5、7ラインを4水平期間の期間ONさせ、ソースライン5の奇数ラインにはプラス極性の電圧を、ソースライン5の偶数ラインにはマイナス極性の電圧を与える。その後、ゲートライン4の2、4、6、8ラインを次の4水平期間の期間ONさせ、ソースライン5の奇数ラインにはマイナス極性の電圧を、ソースライン5の偶数ラインにはプラス極性の電圧を与える。このような動作をゲートライン4の9ライン以降も同様に行うと、その結果、パネルの画素電極電位の分布は図7のようになる。
【0030】
図5に示す例の場合では、同時にONするゲートライン4は4本であるので、奇数のゲートライン4または偶数のゲートライン4を同時にONする場合に比べ、ソースドライバ3への突入電流を低減することが可能である。ソースドライバ3への突入電流を低減させることにより、ソースドライバ3の回路構成が簡略化され低コスト化を図ることが可能となる。またソースドライバ3への電流が完全に平衡した状態で、次のゲートライン4が4本分ONし、画素電極に所定の電圧を書きこむため、平均電流も従来の駆動に比べ、低減することが可能である。さらに、ゲートライン4のON期間が4水平期間と長いので、中型〜大型のパネルにおいてソースライン5または画素電極の負荷が大きくても、確実に所定の電圧を書き込むことが可能である。分割数を多くすることにより、ソースドライバ3への突入電流を低減させることができる。
【0031】
また大型パネルでは、ゲートライン4の負荷が大きくなり、ゲートライン4の波形が鈍ることがあるので、ゲートライン4の奇数ラインと偶数ラインが同時にONしないように、奇数ラインのOFFタイミングと偶数ラインのONタイミングの間および偶数ラインのOFFタイミングと奇数ラインのONタイミングの間にある程度、時間を空ける必要がある。図6(a)にそのような場合の動作を示す。
【0032】
以上のような駆動を行うことにより、ゲートライン4の波形の鈍りを改善することができる。また、1フレーム転移駆動期間において、ソースドライバ3への電流を低減できるので、低電力化が実現できる。また突入電流も低減できるので、回路構成が簡略化でき、低コスト化も実現できる。
【0033】
なお、本実施の形態では、ゲートライン4のうち、1、3、5、7のゲートライン4をONさせ、順次4本ずつゲートライン4をONさせる動作を説明したが、m本のゲートライン4のうち任意の4本のゲートライン4をまずONさせ、次に残りのゲートライン4から任意の4本のゲートライン4をONさせるように、次々と4本ずつONさせる動作であってもよい。
【0034】
また、本実施の形態では、ゲートラインを4本同時にONしていく駆動であるが、ゲートラインを2本以上同時にONしていく駆動であれば、同様の効果が得られる。
【0035】
さらに、複数のゲートライン4を同時に順次にONしていくのではなく、図8に示す従来例において、1フレーム転移駆動期間内においてm本のゲートライン4のうち任意の2以上のゲートライン4を同時にONする場合においても、ソースドライバ3への電流の平均値を低下させることができるので低電力化を実現することができる。
【0036】
また、以上までの説明において、ソースライン5に印加する電圧の正負は逆であってもよい。例えば、図2に示す例において、奇数のソースライン5に最初にマイナスのソース電圧が印加され、次にプラスの電圧が印加されてもよい。
【0037】
また、以上までの説明では、ソースライン5に印加される電圧は、黒表示電圧であるとしたが、液晶素子に印加することができる電圧であって、前記液晶素子を転移駆動させるための最低電圧以上の電圧であればどのような電圧であってもよい。
【0038】
また、以上までの説明における1水平期間は、ゲートドライバ2から1本のゲートラインを介して対応する画素に充電される時間であると定義したが、以上までの説明における1水平期間は、1本のゲートラインに対応する画素に本来の映像が表示されるための時間であってもよい。
【0039】
なお、本発明は、上述した本発明の液晶表示装置の全部または一部の手段の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムであって、コンピュータと協働して動作するプログラムであってもよい。
【0040】
また、本発明は、上述した本発明の液晶表示装置の全部または一部の手段の全部または一部の機能をコンピュータにより実行させるためのプログラムを記録した記録媒体であり、コンピュータにより読み取り可能且つ、読み取られた前記プログラムが前記コンピュータと協動して前記機能を実行する記録媒体であってもよい。
【0041】
なお、本発明の一部の手段とは、それらの複数の手段の内の、幾つかの手段を意味し、あるいは、一つの手段の内の、一部の機能または一部の動作を意味するものである。
【0043】
また、本発明のプログラムを記録した、コンピュータに読みとり可能な記録媒体も本発明に含まれる。
【0044】
また、本発明のプログラムの一利用形態は、コンピュータにより読み取り可能な記録媒体に記録され、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
【0045】
また、本発明のプログラムの一利用形態は、伝送媒体中を伝送し、コンピュータにより読みとられ、コンピュータと協働して動作する態様であっても良い。
【0047】
また、記録媒体としては、ROM等が含まれ、伝送媒体としては、インターネット等の伝送機構、光・電波・音波等が含まれる。
【0048】
また、上述した本発明のコンピュータは、CPU等の純然たるハードウェアに限らず、ファームウェアや、OS、更に周辺機器を含むものであっても良い。
【0049】
なお、以上説明した様に、本発明の構成は、ソフトウェア的に実現しても良いし、ハードウェア的に実現しても良い。
【0050】
【発明の効果】
本発明によれば、OCBモード液晶を用いた液晶表示装置の転移駆動において、低電力化または低コスト化を実現することができる液晶表示装置、液晶表示装置の転移駆動方法、そのプログラム、記録媒体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の液晶表示装置の構成を示す概略図である。
【図2】図2は、本発明の実施の形態1の液晶表示装置の動作を示す図である。
【図3】図3は、本発明の実施の形態1の液晶表示装置の動作を示す図である。
【図4】図4は、本発明の実施の形態1の液晶表示装置の動作を示す図である。
【図5】図5は、本発明の実施の形態2の液晶表示装置の動作を示す図である。
【図6】図6は、本発明の実施の形態2の液晶表示装置の動作を示す図である。
【図7】図7は、従来技術および本発明の液晶表示装置の液晶表示面における画素電極電位分布を示す平面図である。
【図8】図8は、従来技術の液晶表示装置の動作を示す図である。
【符号の説明】
1 液晶表示装置
2 ゲートドライバ
3 ソースドライバ
4 ゲートライン
5 ソースライン
6 液晶素子

Claims (13)

  1. OCBモード液晶を使用したm×n(m、nは自然数)個の液晶素子と、
    前記液晶素子を含む画素にゲート信号を伝達するためのm本のゲートラインと、
    前記液晶素子を含む画素にソース信号を伝達するためのn本のソースラインと、
    前記ゲートラインにゲート信号を供給するためのゲートドライバと、
    前記ソースラインにソース信号を供給するためのソースドライバと、を備え、
    前記ゲートドライバは、前記液晶素子を転移駆動させるための転移駆動期間内の所定期間において、前記m本のゲートラインのうちの奇数番目の少なくとも2本のゲートラインを選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、前記転移駆動期間内の、前記所定期間とは別の所定期間において、前記m本のゲートラインのうちの偶数番目の少なくとも2本のゲートラインを選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、
    前記ソースドライバは、前記転移駆動期間において、前記ソースラインに前記液晶素子に印加することができる電圧であって、前記液晶素子を転移駆動させるための最低電圧以上の所定の電圧を印加する、液晶表示装置。
  2. 前記ソースドライバは、前記n本のソースラインのうち、互いに隣接するソースラインに正負が反対の前記所定の電圧を印加し、前記ゲートドライバが各ゲートラインを選択する毎に、前記所定の電圧の正負を反転させる、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記所定の電圧は、黒表示電圧である、請求項1または2に記載の液晶表示装置。
  4. 前記ゲートドライバがゲート信号を伝達する前記所定期間および前記別の所定期間は、少なくとも1水平期間である、請求項1〜3のいずれかに記載の液晶表示装置。
  5. 前記ゲートドライバは、前記m本のゲートラインのうちの奇数番目の中からまたは偶数番目の中から選択された2本以上のゲートラインのグループに同時にゲート信号を伝達し、前記各ゲートラインのグループに順次ゲート信号を伝達する、請求項1〜4のいずれかに記載の液晶表示装置。
  6. 奇数番目のゲートラインで構成される前記ゲートラインのグループは、複数あり、それらのグループは互いに隣接するグループであり、
    偶数番目のゲートラインで構成される前記ゲートラインのグループは、複数あり、それらのグループは互いに隣接するグループである、請求項5に記載の液晶表示装置。
  7. 前記ゲートラインのグループは、奇数番目の全てのゲートラインで構成されたグループおよび偶数番目の全てのゲートラインで構成されたグループの2つである、請求項5に記載の液晶表示装置。
  8. 前記ゲートドライバは、少なくともいずれかの前記ゲートラインのグループ対して、少なくとも2水平期間に渡ってゲート信号を供給する、請求項5に記載の液晶表示装置。
  9. 前記ゲートドライバは、前記転移駆動期間において、前記所定期間と前記別の所定期間との間に設けられた所定の時間には、ゲート信号伝達しない、請求項1〜8のいずれかに記載の液晶表示装置。
  10. 前記所定の時間は1水平期間である、請求項9に記載の液晶表示装置。
  11. OCBモード液晶を使用したm×n(m、nは自然数)個の液晶素子と、
    前記液晶素子を含む画素にゲート信号を伝達するためのm本のゲートラインと、
    前記液晶素子を含む画素にソース信号を伝達するためのn本のソースラインと、
    前記ゲートラインにゲート信号を供給するためのゲートドライバと、
    前記ソースラインにソース信号を供給するためのソースドライバと、を備えている液晶表示装置の転移駆動方法であって、
    前記ゲートドライバは、前記液晶素子を転移駆動させるための転移駆動期間内の所定期間において、前記m本のゲートラインのうちの奇数番目の少なくとも2本のゲートラインを選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、前記転移駆動期間内の、前記所定期間とは別の所定期間において、前記m本のゲートラインのうちの偶数番目の少なくとも2本のゲートラインを選択してそれらのゲートラインに同時にゲート信号を伝達し、
    前記ソースドライバは、前記転移駆動期間において、前記ソースラインに前記液晶素子に印加することができる電圧であって、前記液晶素子を転移駆動させるための最低電圧以上の所定の電圧を印加する、液晶表示装置の転移駆動方法。
  12. 請求項1に記載の液晶表示装置の、前記ゲートラインにゲート信号を供給するための前記ゲートドライバ、前記ソースラインにソース信号を供給するための前記ソースドライバ、としてコンピュータ機能させるプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録した記録媒体であって、コンピュータで利用可能な記録媒体。
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