JP4189211B2 - 音声データの伝送方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声データの伝送方法に係り、特に、記録媒体に記録されている映画等の映像情報を再生し、映像に伴う音声をブルートゥース(Bluetooth)、無線LAN等の無線により離れた場所にあるスピーカ等に送信して出力させる際に、表示させる映像と出力させる音声とを容易に同期させることができる音声データの伝送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、家庭内機器相互間で、無線通信により情報の送受信を行うことを可能にして、機器のワイヤレス制御等を行うことができるようになってきている。その例として、映像を再生、表示するDVDプレーヤ、PC等の機器と、その音声を出力するスピーカとの相互間を無線により接続し、機器からの音声信号をスピーカに無線により送信して出力させるような映像音響システムが各種提案されている。
【0003】
図2は従来技術による映像音響システムの構成例を示すブロック図、図3は従来技術でのDVDデータの読み出しと音声データの伝送について説明する図である。図2において、21はPC、22は画像表示部、23はDVD再生装置、24はスピーカである。
【0004】
図2に示す従来技術による映像音響システムは、映画等の映像情報をDVDから再生するDVD再生装置24、画像表示部22及び図示しないブルートゥースモジュールを備えるPC21と、図示しなしブルートゥースモジュールを備えたスピーカ24とにより構成されている。
【0005】
このような映像音響システムにおいて、PC21は、DVD再生装置24で再生される映像及び音響信号のうち映像信号を画像表示部22に出力して表示すると共に、音響信号をブルートゥースモジュールを介して音声データとしてスピーカ24に送信する。スピーカ24は、スピーカが持つブルートゥースモジュールにより送信されてきた音声データを再生して音響信号として出力する。
【0006】
よく知られているように、DVD再生装置24は、映像及び音響信号の再生に際して、図3に示すように、映像情報としての画像Aとそれに伴う音響信号としての音楽Aとを同時に読み出している。そして、PC21は、読み出された映像情報を表示すると共に、ブルートゥースモジュールを介して音声データとしてスピーカ24に送信する。この結果、図3に示すように、音声データは、ブルートゥースモジュールを介する信号の伝送遅延を受けることになり、表示されている画像Aと出力される音楽Aとの間の同期がとれないことになる。
【0007】
従って、前述したような映像音響システムは、表示される映像と出力される音声との同期を図ることが必要となる。
【0008】
前述したような映像音響システムにおいて、表示される映像と出力される音声との同期に関する従来技術として、例えば、特許文献1、特許文献2等に記載された技術が知られている。
【0009】
【特許文献1】
特開2001−128171号公報
【0010】
【特許文献2】
特開2001−309301号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
前述で説明した従来技術による映像音響システムは、表示される映像と出力される音声との間で同期ずれを生じるという問題点を有している。前述の従来技術における音声データの遅延は、PC側で音声データをエンコードする際の処理時間、PC側から送信を行う際のバッファリングの時間、スピーカ側で受信した際のバッファリング、スピーカ側で音声データをデコードする際の処理時間の積み重ねにより生じるものであり、通常、200ms程度である。
【0012】
また、特許文献1、2に記載されたものは、表示される映像と出力される音声との間の同期を図ることができるものであるが、そのための手段が複雑でありハードウェアの増大を招き、高コストとなってしまうものである。
【0013】
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、簡単な方法で低コストで、映画等の映像情報を再生し、映像に伴う音声をブルートゥース(Bluetooth)、無線LAN等の無線により離れた場所にあるスピーカ等に送信して出力させる際に、表示させる映像と出力させる音声とを容易に同期させることができる音声データの伝送方法を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば前記目的は、記録媒体に記録されている情報と音響情報とからなる映像音響情報を再生装置から読み出し、PCに備えられる映像情報表示装置に映像情報を表示すると共に、離れた場所にあるスピーカ等の音響再生装置に無線により音響情報を音声データとして送信し、前記音響再生装置から出力させる際の音声データの伝送方法において、前記再生装置は、音声データの送信から前記音響再生装置に出力されるまでの伝送遅延時間の2倍に設定される周期時間内に、前記記録媒体から2倍速以上で2回の前記周期時間分の同一時間帯の映像音響情報の読み出しを行い、前記PCは、前記2回の前記周期時間分の映像音響情報を自PCが備えるバッファメモリにバッファリングし、1回目の読み出しで得られた映像音響情報から音声データを抽出すると共にその音声データの無線による送信を開始し、前記音響再生装置は、前記音声データを受信し、受信した音声データのバッファリング、デコード処理を行って前記スピーカから音声として出力し、前記PCは、2回目の読み出しで得られた映像音響情報から映像情報を抽出すると共にその映像情報の前記映像情報表示装置への表示を開始することにより達成される。
【0015】
また、前記目的は、前記音声データの伝送が、ブルートゥースまたは無線LANを用いて行われることにより達成される。
【0016】
本発明は、前述した手段を備えることにより、映画等の映像情報を再生し、映像に伴う音声をブルートゥース、無線LAN等の無線により離れた場所にあるスピーカ等に送信して出力させる際に、表示させる映像と出力させる音声とを容易に同期させることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による音声データの伝送方法の実施形態を図面により詳細に説明する。
【0018】
図1は本発明の一実施形態による音声データの伝送方法を説明する図である。
【0019】
本発明が適用される映像音響システムは、図2により説明したと同様の構成を備えるものであってよい。そして、本発明の実施形態は、DVD再生装置23が、少なくとも通常の2倍の速度でDVDから映像音響信号の読み出しを行うことが可能である必要がある。
【0020】
すなわち、いま、図1に示すように、DVDから映像音響信号の時間tA分の読み出しを行うことを考える。このとき、本発明の実施形態においては、通常の2倍の速度でDVDから映像音響信号の読み出しを行い、その後に直ちに、もう1度、同じ部分の映像音響信号の読み出しを通常の2倍の速度で行う。この結果、1回目のDVDの読み出しで、時間tA分の画像Aと音楽Aとの情報が時間tA/2の間に読み出されることになる。PC21は、ここで得られた1回目の読み出し時の音楽Aの情報をブルートゥースモジュールを介して音声データとしてスピーカ24に送信する。このとき、PC21は、得られた画像Aの画像表示部22への表示を行わない。
【0021】
スピーカ24は、ブルートゥースモジュールを介して音声データを受信すると、音声データのバッファリングを行い、デコード処理を行って音響情報として音楽Aをスピーカから出力する。この場合の音響出力は、時間tA分の音楽Aであるので、全体を時間tAを使用して行われる。
【0022】
また、前述した2回目のDVDの読み出しで、時間tA分の画像Aと音楽Aとの情報が、1回目の読み出しの時間tA/2に続く時間tA/2の間に読み出されることになる。PC21は、ここで得られた2回目の読み出し時の画像Aを画像表示部22に表示する。この場合の表示は、時間tA分の画像Aであるので、全体を時間tAを使用して行われる。
【0023】
従来技術で説明したように、PC21から送られる音声データは、PC21での送信処理の開始からスピーカ24での音響出力の開始までに、伝送遅延時間として凡そ200msの遅延を受けることになる。
【0024】
前述で説明した本発明の実施形態の例は、時間tAを1周期として、2倍速でDVDからの映像音響信号の読み出しを2回行っている。そして、本発明の実施形態は、時間tA/2の間に読み出された時間tA分の画像Aと音楽Aとの情報のそれぞれをバッファリングすることができるバッファメモリを設け、1周期の時間の1/2経過後、すなわち、その周期の開始後、時間tA/2の経過後に音楽Aのデータの送信を開始し、周期の終わりから画像Aの表示を開始することとし、さらに、時間tA/2を音声データの伝送遅延時間である前述の200msに設定することとする。このため、DVDからの映像音響信号の読み出しを2倍速で2回行う1周期の時間は、スピーカ24での音響出力の開始までに要する伝送遅延時間の2倍である凡そ400msとされる。
【0025】
前述したように、時間tA/2を音声データの伝送遅延に相当する200msに設定することにより、スピーカ24において音楽Aの音響出力が開始されるときに、PC21の画像表示部22に画像Aの表示が開始されることになり、音楽Aの音響出力と画像Aの表示とを同期させることができる。
【0026】
前述した本発明の実施形態は、説明を判り易くするために、時間tA/2の間に読み出された時間tA分の画像Aと音楽Aとの情報のそれぞれをバッファリングすることができるバッファメモリを設け、1周期の時間の1/2経過後、すなわち、その周期の開始後、時間tA/2の経過後に音楽Aのデータの送信を開始し、周期の終わりから画像Aの表示を開始するとして説明したが、実際には、PC21は、1回目のDVDの読み出し時に抽出した音楽Aの情報を、1回目の読み出しの開始と同時に、ブルートゥースモジュールを介して音声データとしてスピーカ24に送信する処理を音声データをバッファリングすることなく開始し、2回目のDVDの読み出し時に抽出した画像Aの情報の表示の処理を、2回目の読み出しの開始と同時に開始する。
【0027】
前述のような処理により、画像Aと音楽Aとの情報のそれぞれをバッファリングするバッファの容量を、2倍速で読み出されたデータを通常の速度で出力するために必要な最低限の大きさとすることができる。
【0028】
前述した本発明の実施形態は、PCを使用してDVDに記録されている映像音響情報を読み出して、離れた位置にあるスピーカにブルートゥースモジュールを介して音声データを送信するとして説明したが、本発明は、ブルートゥースモジュール、無線LANモジュールを備え、記録媒体に記録されている映像音響情報を2倍速以上で読み出し可能な機器をPCの代わりとして使用するような場合にも適用することができる。
【0029】
また、前述した本発明の実施形態は、音楽等の音声データを音響出力するスピーカを1台だけ備えるとして説明したが、本発明は、複数台のスピーカを備えるシステム、例えば、ホームシアター等に適用することもできる。
【0030】
また、前述した本発明の実施形態は、音楽等の音声データを離れた位置にあるスピーカに無線により送信するとして説明したが、本発明は、逆に、画像等の映像データを離れた位置にあるディスプレイに無線により送信するような場合にも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、映画等の映像情報を再生し、映像に伴う音声をブルートゥース、無線LAN等の無線により離れた場所にあるスピーカ等に送信して出力させる際に、表示させる映像と出力させる音声とを容易に同期させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態による音声データの伝送方法を説明する図である。
【図2】従来技術による映像音響システムの構成例を示すブロック図である。
【図3】従来技術でのDVDデータの読み出しと音声データの伝送について説明する図である。
【符号の説明】
21 PC
22 画像表示部
23 DVD再生装置
24 スピーカ

Claims (2)

  1. 記録媒体に記録されている情報と音響情報とからなる映像音響情報を再生装置から読み出し、PCに備えられる映像情報表示装置に映像情報を表示すると共に、離れた場所にあるスピーカ等の音響再生装置に無線により音響情報を音声データとして送信し、前記音響再生装置から出力させる際の音声データの伝送方法において、
    前記再生装置は、音声データの送信から前記音響再生装置に出力されるまでの伝送遅延時間の2倍に設定される周期時間内に、前記記録媒体から2倍速以上で2回の前記周期時間分の同一時間帯の映像音響情報の読み出しを行い、
    前記PCは、前記2回の前記周期時間分の映像音響情報を自PCが備えるバッファメモリにバッファリングし、1回目の読み出しで得られた映像音響情報から音声データを抽出すると共にその音声データの無線による送信を開始し、
    前記音響再生装置は、前記音声データを受信し、受信した音声データのバッファリング、デコード処理を行って前記スピーカから音声として出力し、
    前記PCは、2回目の読み出しで得られた映像音響情報から映像情報を抽出すると共にその映像情報の前記映像情報表示装置への表示を開始することを特徴とする音声データの伝送方法。
  2. 前記音声データの伝送が、ブルートゥースまたは無線LANを用いて行われることを特徴とする請求項1記載の音声データの伝送方法。
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