JP4189060B2 - コンクリート表面の遊離石灰抽出方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼橋等の床版などコンクリート表面の劣化を検査するためのコンクリート表面の遊離石灰抽出方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
橋梁や鋼橋等の床版等のコンクリートは、雨水等により経年劣化を起こすため、定期的にその健全性を検査している。
【0003】
このコンクリート表面が劣化する過程は、先ずひび割れが発生する。次に劣化が進むと、そのひび割れ部分からコンクリートの石灰成分が雨水等により表面に流れ出す。これを遊離石灰と呼ぶ。
【0004】
従来、この橋梁や鋼橋等コンクリート表面の検査は、検査員が目視観察によって評価していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、人間の目による評価であるため、経験等による個人差が生じ易く、また定性的な判断しかできないため、キメの細かいグレード分析は不可能である。
【0006】
そこで、コンクリート表面を画像に収め、その画像情報を基にフィルタサイズの異なる濃淡モフォロジィ処理を行ってひび割れ部と遊離石灰部と分離して抽出することが提案されているが、この画像処理は、初期劣化には有効であるが、遊離石灰部が進行している場合には有効ではない。
【0007】
すなわち、遊離石灰部は、それ自体が一様でなく、核となる真っ白い領域を持っていて、その周辺に行くに従って薄い白色になっており、しかも、この遊離石灰部は成長していくため、フィルタサイズを固定した濃淡モホロジィ2値化処理では、遊離石灰部の全領域を抽出できない、また検査のたびにフィルタサイズのパラメータを変えたのでは、検査の都度プログラムを変更しなければならず、かといって予めフィルタサイズを大きくしたのでは、濃淡処理が十分に行えない問題がある。
【0008】
そこで、本発明の目的は、上記課題を解決し、画像情報として入力した被検査対象から画像処理技術を用いて、遊離石灰を抽出するコンクリートの表面の遊離石灰抽出方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1の発明は、検査すべきコンクリート面の画像情報を取り込み、その原画像を正規化処理を行い、その正規化画像に対して、白を検出できる十分高い閾値(T0)で2値化し、他方、正規化画像を濃淡モフォロジィ処理した画像に対して、遊離石灰を抽出できる範囲の高い閾値(T1)から低い閾値(T3)間で多段に閾値を変えて2値化して、各閾値での遊離石灰部の候補領域を抽出し、上記白を検出できる十分高い閾値(T0)で2値化し得られた領域と高い閾値(T1)で2値化して得られた遊離石灰部の候補領域を合わせた遊離石灰の核領域を抽出し、この抽出した核領域に対して、次の閾値(T2)で近接している遊離石灰部の候補領域を連結し、以後順次低い閾値(T3)の候補領域画像まで、近接している遊離石灰部の候補領域を連結して遊離石灰領域を抽出するようにしたコンクリート表面の遊離石灰抽出方法である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下本発明の好適実施の形態を説明する。
【0013】
先ず、鋼橋の床版等のコンクリート表面の画像情報を得るには、検査対象となるコンクリート面を、カメラ、ビデオカメラなどで撮像して取り込み、これを画像処理装置に入力して行う。
【0014】
次に図1により処理フローを説明する。
【0015】
被検査対象の画像入力10がなされる。この原画像は、撮像日の天候や照明条件、撮像位置等によりコントラストが相違するため、その影響を取り除くために原画像に対して正規化処理11がなされる。
【0016】
この正規化処理後、遊離石灰核領域の抽出処理12を行う。
【0017】
この抽出処理12を説明すると、コンクリート表面の一般的な劣化過程は、まずひびわれが発生し、次に、ひびわれに雨水が浸入して石灰が溶け出して遊離石灰が発生する。この遊離石灰は、経年劣化と共に成長するが、その核部分は、真っ白のため、正規化処理11を行った画像を、白を検出できる十分高い閾値で2値化して遊離石灰核領域の抽出を行う。また、遊離石灰部の全体の領域を正規化画像に対して濃淡モフォロジィ処理を行って濃淡ムラの影響をなくした後、高い閾値で2値化して遊離石灰部の領域候補を抽出し、この領域候補を抽出した画像と遊離石灰核領域を抽出した画像との論理和を取って核領域を抽出する。
【0018】
この遊離石灰核領域の抽出処理12を行った後、遊離石灰領域の拡張処理13を行う。
【0019】
上述したように、遊離石灰部は、真っ白い領域から周辺が薄い白色となっているため、遊離石灰核領域を基にしてその近傍を連結して遊離石灰領域の拡張を行う。すなわち正規化処理11を行った正規化画像に濃淡モフォロジィ処理を行い、核領域の抽出時の十分高い閾値と、それより低い閾値間の範囲で、閾値を段階的に下げて2値化を行ってそれぞれの閾値に基づく遊離石灰候補を抽出し、閾値の高い遊離石灰候補領域と十分高い閾値での遊離石灰核領域との近接の有無を調べ、近接している候補領域を核領域と連結し、以下順次低い閾値まで核領域を拡張して行き、遊離石灰部を抽出する。
【0020】
この後、遊離石灰部の個数とその各面積及び検査領域における遊離石灰領域の占有率(%)面積比率を計算し、これらの特徴量の算出14を行って、劣化度の評価・判定を行う。
【0021】
以下これらの処理を詳細に説明する。
【0022】
a.画像入力および前処理
入力した画像に対し、前処理として正規化処理を行う。正規化処理とは、下式1を用いて、濃度平均値m、標準偏差σの画像を濃度平均値mN ,標準偏差σN の画像に変換する処理をいう。
【0023】
IN (x,y)=(σN /σ)(I(x,y)−m)+mN …(1)
式(1) で、I(x,y)は正規化前の画像(x,y)における濃度値、IN (x,y)は正規化画像(x,y)における濃度値である。
【0024】
図2(a)は、取り込んだ原画像の濃淡ヒストグラムを示しており、濃度平均mが低く画像全体が暗く、しかも標準偏差σが小さくコントラストがない濃淡ヒストグラムを表している。
【0025】
そこで、この原画像を式(1) を用いてヒストグラム変換を行う。図2(b)は正規化後の濃淡ヒストグラムを示したもので、正規化処理後は、濃度平均値mN に対し偏差σN が大きくなり、全体に明るさのバランスがとれ、コントラストの良い画像に変換される。
【0026】
従って、画像入力時の照明条件によって、暗すぎたり、明るすぎたり、或いはコントラストがないような画像が得られたとしても、正規化することによって、照明条件の影響を取り除くことができる。そして、この後における画像処理パラメータもほぼ固定することが可能となる。
【0027】
b.遊離石灰核領域の抽出
図3(a)は、正規化処理した後の正規化画像を濃淡モフォロジィ処理した画像15を示したものである。この画像15には、256諧調の濃淡で明度が分布するが、便宜上、背景部16を除いて3段階で示しており、白地の領域R1 は最大閾値T1 以上を、梨地の領域R2 は、十分高い閾値T1 以下でT1 よりやや低い閾値T2 以上を、黒地R3 は、閾値T2 以下でT2 よりさらに低い閾値T3 以上の濃淡を示している。
【0028】
遊離石灰は、上述したように真っ白い領域を持っていて、その周辺に行くに従って、薄い白色になっていくという特徴を持っている。この特徴から、先ず始めに、確実に遊離石灰である領域、つまり真っ白い領域を抽出する。
【0029】
この核領域の抽出は、正規化画像に対して十分に高い閾値T0 で2値化した領域と、正規化画像を濃淡モフォロジィ処理した画像に対して十分高い閾値T1 で2値化した領域を合わせ、図3(b)に示したように遊離石灰の核領域17を抽出した2値化画像18とする。
【0030】
核領域画像18として正規化2値化画像を使用しているのは、モフォロジィ2値化では、フィルタサイズの関係で抽出できない領域、つまりフィルタサイズより大きい範囲に広がっている領域を抽出するためである。逆に、正規化2値化では、単純に抽出できない領域、つまり濃淡ムラによって、遊離石灰の領域であるが、2値化したときの閾値より低い閾値となっているために、抽出できない領域があるため、濃淡モフォロジィ2値化画像を合わせて使用し、遊離石灰の核領域を抽出する。
【0031】
c.遊離石灰拡張処理
図3で核領域17を抽出した画像18に対して、その核領域17に近接する次に明るい領域を拡張していくことによって、遊離石灰領域を抽出する。この拡張領域画像は、正規化画像濃淡モフォロジィ処理した画像を2値化することによって求める。
【0032】
図4はこの拡張処理を示したものである。
【0033】
先ず、濃淡モフォロジィ処理した画像に閾値T1 よりやや低い閾値範囲{T2 <T<T1 (T2 >0)}の遊離石灰候補領域21を抽出した第1拡張画像22を求める。
【0034】
次に、核領域17を抽出した画像18と第1拡張画像22とを比べ、核領域17に近接している遊離石灰候補領域21を調べ、核領域17と近接した遊離石灰候補領域21L を核領域17と連結し、拡張遊離石灰領域23を抽出した第1拡張結果画像24を求める。これにより、核領域17と近接していないノイズ領域21N は除去できる。
【0035】
さらに、第1拡張画像22を求めたときの閾値T2 に対し、それよりも低い閾値範囲{T3 <T<T2 (T3 >0)}の遊離石灰候補領域25を抽出した第2拡張画像26を求める。
【0036】
この第2拡張画像26と拡張結果画像24とを比べ、拡張遊離石灰領域23に近接している遊離石灰候補領域25を調べ、拡張遊離石灰領域23と近接した遊離石灰候補領域25L を拡張遊離石灰領域23と連結し、ノイズ領域25N を除去した拡張遊離石灰領域27を抽出した第2拡張結果画像28を求める。
【0037】
以上のような方法で、核領域に近接している遊離石灰の候補領域を核領域に連結しながら遊離石灰領域を拡張登録していき、最終的に遊離石灰領域全体を抽出する。
【0038】
d.特徴量算出
以上の処理で抽出した遊離石灰領域について、処理領域の面積(画素数)に対する、抽出された遊離石灰全体の面積(画素数)の割合(%)と、抽出された遊離石灰の個数を算出して特徴量とする。
【0039】
【発明の効果】
以上要するに本発明によれば、コンクリート表面の濃淡ムラに影響されることなく、遊離石灰のみを良好に抽出でき、さらに照明条件に左右されることなく、同一の画像処理パラメータで処理することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の処理フローを示す図である。
【図2】本発明において、正規化処理を説明する図である。
【図3】本発明において、遊離石灰核領域と遊離石灰領域の抽出処理を説明する図である。
【図4】本発明において、遊離石灰拡張処理を説明する図である。
【符号の説明】
15 正規化画像
17 核領域
21,25 遊離石灰部の候補領域
27 遊離石灰領域
Claims (1)
- 検査すべきコンクリート面の画像情報を取り込み、その原画像を正規化処理を行い、その正規化画像に対して、白を検出できる十分高い閾値(T0)で2値化し、他方、正規化画像を濃淡モフォロジィ処理した画像に対して、遊離石灰を抽出できる範囲の高い閾値(T1)から低い閾値(T3)間で多段に閾値を変えて2値化して、各閾値での遊離石灰部の候補領域を抽出し、上記白を検出できる十分高い閾値(T0)で2値化し得られた領域と高い閾値(T1)で2値化して得られた遊離石灰部の候補領域を合わせた遊離石灰の核領域を抽出し、この抽出した核領域に対して、次の閾値(T2)で近接している遊離石灰部の候補領域を連結し、以後順次低い閾値(T3)の候補領域画像まで、近接している遊離石灰部の候補領域を連結して遊離石灰領域を抽出することを特徴とするコンクリート表面の遊離石灰抽出方法。
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