JP4188041B2

JP4188041B2 - Mark forming method for rubber product and mark forming body used in the method

Info

Publication number: JP4188041B2
Application number: JP2002267113A
Authority: JP
Inventors: 総斉藤
Original assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Current assignee: Yokohama Rubber Co Ltd
Priority date: 2002-09-12
Filing date: 2002-09-12
Publication date: 2008-11-26
Anticipated expiration: 2022-09-12
Also published as: JP2004098621A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ゴム支承からなるゴム製品へのマーク形成方法及びその方法に使用されるマーク形成体に関し、更に詳しくは、コストの大幅な増加を招くことがなく、またマークの寸法自由度が高く、更にマークが不鮮明になることなくマーク成形体を繰り返し使用できるようにしたゴム製品へのマーク形成方法及びその方法に使用されるマーク形成体に関する。
【０００２】
【従来の技術】
例えば、ゴム製品として道路の橋桁に設置されるゴム支承がある。このゴム支承は、その側面の中央部に製造者や納入者の社標またはロゴマーク、ゴム支承の種類を示す記号など（以下、これらをマークと称する）を表示することが定められている。
【０００３】
従来、上述したマークを形成する方法として、例えば、図３に示すように、予めマークに対応する形状に彫り込んだマーク成形部１１を成形面１２に設けた金型１３を使用し、その中で未加硫のゴム支承１４を加硫することにより、凸状のマークを形成する方法がある。
【０００４】
また、図４に示すように、厚さ０．１〜０．２ｍｍのアルミテープからなるマーク形成体１５にエンボス刻印機１６で凹凸状のエンボス加工を施し、そのマーク形成体１５を用いて未加硫のゴム支承１４を金型１７内で加硫することにより、凹状のマークを形成するようにしている。
【０００５】
しかしながら、前者は、寸法の異なるゴム支承１４の種類が非常に多く、ゴム支承１４の側面中央部にマークを形成するマーク成形部１１を備えた専用の金型１２を数多く用意する必要があるため、コストが大幅に増加するという問題があった。
【０００６】
他方、後者は、刻印機１６の能力によりマークの大きさが決まり、寸法が限定される。しかも、加硫時の圧力によりマーク形成体１５が押圧されるので、凹凸部分が押し戻されて凹凸量が減少し、その結果、繰り返し使用すると、マークが次第に不鮮明になり、何度も繰り返し使用できない。
【０００７】
また、タイヤやゴルフボールなどのゴム製品にマークを形成する技術として、他にも様々な技術が提案されている（例えば、特許文献１，２，３参照）。
【０００８】
【特許文献１】
特開昭５４−１４８０８０号公報
【特許文献２】
特開昭５９−１６２０２９号公報
【特許文献３】
特開昭６４−１１８２４号公報
【０００９】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、コストの大幅な増加を招くことがなく、またマークの寸法自由度が高く、かつマークが不鮮明になることなくマーク成形体を繰り返し使用することが可能なゴム製品へのマーク形成方法及びその方法に使用されるマーク形成体を提供することにある。
【００１０】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明のゴム製品へのマーク形成方法は、ゴム支承からなるゴム製品の表面にマークを形成する方法であって、未加硫ゴム製品を金型により加硫する際に、前記マークの形状に切り抜いた切り抜き部を有する厚さ０．３〜０．５ｍｍの金属板からなるマーク形成体を前記未加硫ゴム製品の表面に接着剤により貼り付けた後、該未加硫ゴム製品を金型にセットして加硫することを特徴とする。
【００１１】
本発明のマーク形成体は、ゴム支承からなるゴム製品の表面にマークを形成する際に、金型にセットして加硫される未加硫ゴム製品の表面に接着剤により貼り付けて使用されるマーク形成体であって、前記マークの形状に切り抜いた切り抜き部を有する厚さ０．３〜０．５ｍｍの金属板からなることを特徴とする。
【００１２】
上記構成からなる本発明によれば、上述したマーク形成体を用いてマークをゴム製品に形成するので、マーク成形部を備えた専用の金型が不要になるため、コストが大幅に増加することがなく、しかもマークをゴム製品の任意の位置に容易に形成することができる。
【００１３】
また、マークの形状に切り抜いた切り抜き部を彫刻機やレーザー加工機などで形成することができるため、マークの寸法を自由に設定することができ、マークの寸法自由度が高い。
【００１４】
更に、マークを形成する箇所を切り抜き部に形成するので、加硫時の圧力によりマーク形成体が押圧されても切り抜き部の形状が容易に変わることがないため、繰り返し使用してもマークが不鮮明になることがない。
【００１５】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
【００１６】
図１は、本発明のゴム製品へのマーク形成方法に使用されるマーク形成体の一例を示し、このマーク成形体１は、マークの形状に切り抜いた切り抜き部２を有する厚さ０．３〜０．５mmの金属板３から構成されている。
【００１７】
本発明のゴム製品へのマーク形成方法は、上述したマーク形成体１を用いて以下のように行う。先ず、図２（ａ）に示すように、未加硫ゴム製品４の表面４ａにゴム糊などの接着剤によりマーク成形体１を貼り付ける。次いで、図２（ｂ）に示すように金型５にセットした後、加硫する。
【００１８】
加硫後、金型５から加硫済のゴム製品４’を取り出し、マーク形成体１の切り抜き部２から外側に出たバリをサンドペーパーなどにより削りとって除去する（図２（ｃ））。マーク形成体１を加硫済のゴム製品４’から取り除き、図２（ｄ）に示すように表面４'aの凹部４'bに凸状のマークＭを形成したゴム製品４’を得る。
【００１９】
上述した本発明では、マーク形成体１を用いてマークＭをゴム製品４’に形成するので、マーク成形部を備えた専用の金型を使用する必要がなく、従って、コストの大幅な増加を招くことがなく、更にマークＭをゴム製品４’の表面４'aの任意の位置に容易に形成することができる。
【００２０】
また、マークＭの形状に切り抜いた切り抜き部２を彫刻機やレーザー加工機などで形成することができるので、マークＭの寸法に制限を受けることがなく、高い自由度を得ることができる。
【００２１】
しかも、マークＭを形成する部分が切り抜き部２になっているので、加硫時の圧力によりマーク形成体１が押圧されても切り抜き部２の形状が容易に変わらないため、繰り返し使用してもマークＭを鮮明に保つことができる。
【００２２】
金属板３の厚さが０．３mmより薄いと、加硫時の圧力によりマーク形成体１が大きく弾性変形し易くなり、その結果、切り抜き部２が形状変化してマークＭが不鮮明になることがある。逆に０．５mmより厚いと、柔軟性が不足するため、加硫時のゴム流れを阻害する恐れがあり、好ましくない。望ましくは、０．３〜０．４mmにするのがよい。
【００２３】
本発明において、マーク形成体１に使用する金属としては、上述した効果を得ることができるものであれば、いずれの金属を使用してもよく、例えば、鋼板、ステンレス合金、アルミ合金、チタン合金などを挙げることができる。特にステンレス合金が、加硫時の圧力に対する形状保持と、柔軟性のバランスの点から好ましい。
【００２４】
上記鋼板としては、例えば、ＳＳ３３０、ＳＳ４００、ＳＳ４９０、ＳＳ５４０などを好ましく使用することができる。
【００２５】
上記ステンレス合金としては、オーステナイト系の場合はＳＵＳ３０４、ＳＵＳ３１０など、オーステナイト・フェライト系の場合はＳＵＳ３２９など、フェライト系の場合はＳＵＳ４１０、ＳＵＳ４３０など、マルテンサイト系の場合はＳＵＳ４３１、ＳＵＳ４４０など、析出硬化系の場合はＳＵＳ６３０、ＳＵＳ６３１などを好ましく例示することができる。
【００２６】
上記アルミ合金としては、例えば、１０８５、２０１４、３００３、５００５、６０６１、７０７５などを好ましく挙げることができ、また上記チタン合金としては、Ti-6Al-4V 、Ti-15V-3Cr-3Al-3Snなどを好ましく例示することができる。
【００２８】
本発明は、マークＭの位置が側面中央部に規定されるゴム支承からなるゴム製品に適用される。
【００２９】
【実施例】
縦、横、厚さ、及び素材を表１に示すように構成した各マーク成形体を使用し、未加硫ゴム製品の表面にマーク成形体を貼り付けた後、金型にセットし、加圧加熱して未加硫ゴム製品を加硫して表面にマークを形成したゴム製品を作製した。
【００３０】
その際の成形性（未加硫ゴム製品に対するマーク成形体の貼り付け易さ）、形成性（得られたゴム製品のマークの鮮明さ）、及び耐久性（加硫時のマーク成形体の塑性変形し難さ、及び錆などによる腐食のし難さ）を調べたところ、表１に示す結果を得た。
【００３１】
なお、成形性において、×は非常に成形し難い、△は成形し難い、○は成形しやすい、◎は非常に成形しやすいことを示す。また、形成性及び耐久性において、×は悪い、△はあまり良くない、○は普通、◎は良いことを示す。
【００３２】
【表１】

表１から、本発明の方法でマークを形成した実施例は、成形性及び形成性が○以上であることがわかる。また、耐久性は△以上であることがわかる。
【００３３】
【発明の効果】
上述したように本発明は、マークの形状に切り抜いた切り抜き部を有する上記マーク形成体を未加硫ゴム製品の表面に接着剤により貼り付けて加硫するので、コストの大幅な増加を招くことがなく、またマークの寸法自由度が高く、かつマークが不鮮明になることなくマーク成形体を繰り返し使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のゴム製品へのマーク形成方法に使用されるマーク成形体の一例を示す斜視図である。
【図２】（ａ）〜（ｄ）は本発明のゴム製品へのマーク形成方法を示し、（ａ）はマーク形成体を未加硫ゴム製品に貼り付けた状態を示す要部断面図、（ｂ）は金型にセットした状態を示す斜視図、（ｃ）はバリを除去した状態を示す要部断面図、（ｄ）はマークを形成したゴム製品の要部断面図である。
【図３】従来のゴム製品へのマーク形成方法の一例を示し、（ａ）は使用される金型の斜視図、（ｂ）は金型に未加硫のゴム支承をセットした状態を模式的に示す要部断面図である。
【図４】従来のゴム製品へのマーク形成方法の他の例を示し、（ａ）はマーク形成体にエンボス刻印機で凹凸状のエンボス加工を施す工程を示す説明図、（ｂ）は金型にマーク形成体を貼り付けた未加硫のゴム支承をセットした状態を模式的に示す要部断面図である。
【符号の説明】
１マーク形成体２切り抜き部
３金属板４未加硫ゴム製品
４ａ表面４’加硫済のゴム製品
４'a 表面５金型
５ａ成形面Ｍマーク[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method for forming a mark on a rubber product comprising a rubber bearing and a mark forming body used in the method, and more specifically, without causing a significant increase in cost and a high degree of dimensional freedom of the mark. Furthermore, the present invention relates to a method of forming a mark on a rubber product that allows the mark molded body to be repeatedly used without the mark becoming unclear, and a mark formed body used in the method.
[0002]
[Prior art]
For example, there is a rubber bearing installed on a road bridge girder as a rubber product. This rubber bearing is specified to display a manufacturer's or supplier's company mark or logo mark, a symbol indicating the type of rubber bearing, etc. (hereinafter referred to as a mark) at the center of the side surface.
[0003]
Conventionally, as a method of forming the above-described mark, for example, as shown in FIG. 3, a mold 13 having a molding surface 12 provided with a mark molding portion 11 previously engraved in a shape corresponding to the mark is used. There is a method of forming a convex mark by vulcanizing the unvulcanized rubber support 14.
[0004]
Further, as shown in FIG. 4, the embossing machine 16 is used to emboss a mark forming body 15 made of an aluminum tape having a thickness of 0.1 to 0.2 mm, and the mark forming body 15 is not used. The vulcanized rubber support 14 is vulcanized in a mold 17 to form a concave mark.
[0005]
However, the former has a very large number of types of rubber bearings 14 having different dimensions, and it is necessary to prepare a large number of dedicated molds 12 having a mark molding portion 11 for forming a mark at the center of the side surface of the rubber bearing 14. There was a problem that the cost increased significantly.
[0006]
On the other hand, in the latter, the size of the mark is determined by the capability of the stamping machine 16, and the size is limited. Moreover, since the mark forming body 15 is pressed by the pressure during vulcanization, the uneven portion is pushed back and the amount of unevenness is reduced. As a result, when repeatedly used, the mark gradually becomes unclear and cannot be used repeatedly. .
[0007]
In addition, various other techniques have been proposed as techniques for forming marks on rubber products such as tires and golf balls (see, for example, Patent Documents 1, 2, and 3).
[0008]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 54-148080 [Patent Document 2]
JP 59-162029 A [Patent Document 3]
Japanese Patent Application Laid-Open No. 64-11824
[Problems to be solved by the invention]
An object of the present invention is to provide a mark on a rubber product that does not cause a significant increase in cost, has a high degree of dimensional freedom of the mark, and can repeatedly use the mark molded body without the mark becoming unclear. An object of the present invention is to provide a forming method and a mark forming body used in the forming method.
[0010]
[Means for Solving the Problems]
A method of forming a mark on a rubber product of the present invention that achieves the above object is a method of forming a mark on the surface of a rubber product comprising a rubber support, and when vulcanizing an unvulcanized rubber product with a mold, After a mark forming body made of a metal plate having a thickness of 0.3 to 0.5 mm having a cut-out portion cut into the shape of the mark is attached to the surface of the unvulcanized rubber product with an adhesive, the unvulcanized The rubber product is set in a mold and vulcanized.
[0011]
The mark forming body of the present invention is used by attaching an adhesive to the surface of an unvulcanized rubber product which is set in a mold and vulcanized when forming a mark on the surface of a rubber product comprising a rubber support. A mark forming body comprising a metal plate having a thickness of 0.3 to 0.5 mm having a cutout portion cut out in the shape of the mark.
[0012]
According to the present invention having the above-described configuration, since the mark is formed on the rubber product using the above-described mark forming body, a dedicated mold having a mark forming portion is not necessary, and the cost is greatly increased. In addition, the mark can be easily formed at an arbitrary position of the rubber product.
[0013]
Moreover, since the cut-out part cut out in the shape of the mark can be formed by an engraving machine or a laser processing machine, the dimension of the mark can be set freely, and the degree of dimensional freedom of the mark is high.
[0014]
Further, since the mark forming portion is formed in the cutout portion, the shape of the cutout portion does not easily change even if the mark forming body is pressed by the pressure during vulcanization, so that the mark is unclear even after repeated use. Never become.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, the configuration of the present invention will be described in detail with reference to the accompanying drawings.
[0016]
FIG. 1 shows an example of a mark forming body used in the method for forming a mark on a rubber product of the present invention. This mark forming body 1 has a thickness of 0.3 to 0.3 having a cutout portion 2 cut out in the shape of a mark. It is composed of a 0.5 mm metal plate 3.
[0017]
The method for forming a mark on a rubber product according to the present invention is performed as follows using the mark forming body 1 described above. First, as shown to Fig.2 (a), the mark molded object 1 is affixed on the surface 4a of the unvulcanized rubber product 4 with adhesives, such as rubber glue. Next, as shown in FIG. 2 (b), the mold 5 is set and then vulcanized.
[0018]
After vulcanization, the vulcanized rubber product 4 ′ is taken out from the mold 5 and the burrs protruding outward from the cutout portion 2 of the mark forming body 1 are removed by sandpaper or the like (FIG. 2 (c)). . The mark forming body 1 is removed from the vulcanized rubber product 4 ′ to obtain a rubber product 4 ′ in which convex marks M are formed in the concave portions 4′b of the surface 4′a as shown in FIG.
[0019]
In the present invention described above, since the mark M is formed on the rubber product 4 ′ using the mark forming body 1, it is not necessary to use a dedicated mold having a mark forming portion, and therefore, a significant increase in cost can be achieved. Further, the mark M can be easily formed at any position on the surface 4′a of the rubber product 4 ′ without incurring.
[0020]
Further, since the cutout portion 2 cut out in the shape of the mark M can be formed by an engraving machine or a laser processing machine, the dimension of the mark M is not limited and a high degree of freedom can be obtained.
[0021]
In addition, since the portion where the mark M is formed is the cutout portion 2, the shape of the cutout portion 2 does not easily change even when the mark forming body 1 is pressed by the pressure during vulcanization. The mark M can be kept clear.
[0022]
If the thickness of the metal plate 3 is less than 0.3 mm, the mark forming body 1 is greatly elastically deformed by the pressure during vulcanization, and as a result, the cutout portion 2 changes in shape and the mark M becomes unclear. There is. On the other hand, if it is thicker than 0.5 mm, the flexibility is insufficient, which may hinder the rubber flow during vulcanization, which is not preferable. Desirably, the thickness is 0.3 to 0.4 mm.
[0023]
In the present invention, as the metal used for the mark forming body 1, any metal may be used as long as the above-described effects can be obtained. For example, a steel plate, a stainless alloy, an aluminum alloy, a titanium alloy. And so on. In particular, a stainless alloy is preferable from the viewpoint of balance of shape retention against pressure during vulcanization and flexibility.
[0024]
As said steel plate, SS330, SS400, SS490, SS540 etc. can be used preferably, for example.
[0025]
Examples of the stainless steel alloy include SUS304 and SUS310 in the case of austenite, SUS329 in the case of austenite and ferrite, SUS410 and SUS430 in the case of ferrite, and SUS431 and SUS440 in the case of martensite. In this case, SUS630, SUS631, etc. can be preferably exemplified.
[0026]
Preferred examples of the aluminum alloy include 1085, 2014, 3003, 5005, 6061, and 7075, and examples of the titanium alloy include Ti-6Al-4V and Ti-15V-3Cr-3Al-3Sn. Can be preferably exemplified.
[0028]
The present invention, the position of the mark M is applied to rubber products comprising a rubber bearing as defined in the side surface center portion.
[0029]
【Example】
Using each mark molded body configured as shown in Table 1 in length, width, thickness, and material, the mark molded body is affixed to the surface of an unvulcanized rubber product, set in a mold, and added. A rubber product in which a mark was formed on the surface by vulcanizing an unvulcanized rubber product by pressure heating was produced.
[0030]
Formability (easiness of application of mark molded product to unvulcanized rubber product), formability (clearness of mark of obtained rubber product), and durability (plasticity of mark molded product during vulcanization) The results shown in Table 1 were obtained when the difficulty of deformation and the difficulty of corrosion due to rust and the like were examined.
[0031]
In the moldability, × indicates that it is very difficult to mold, Δ indicates that it is difficult to mold, ○ indicates that molding is easy, and 成形 indicates that molding is very easy. In addition, in terms of formability and durability, “x” is bad, “Δ” is not so good, “◯” is normal, and “◎” is good.
[0032]
[Table 1]

From Table 1, it can be seen that Examples in which marks are formed by the method of the present invention have a formability and formability of ◯ or more. Moreover, it turns out that durability is more than (triangle | delta).
[0033]
【The invention's effect】
As described above, in the present invention, since the mark forming body having the cutout portion cut out in the shape of the mark is attached to the surface of the unvulcanized rubber product with an adhesive and vulcanized, the cost is significantly increased. In addition, the mark has a high degree of dimensional freedom and the mark molded body can be repeatedly used without the mark becoming unclear.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an example of a mark molded body used in a method for forming a mark on a rubber product of the present invention.
FIGS. 2A to 2D show a mark forming method on a rubber product of the present invention, and FIG. 2A is a cross-sectional view of a main part showing a state where a mark formed body is attached to an unvulcanized rubber product. (B) is a perspective view showing a state set in a mold, (c) is a main part sectional view showing a state where burrs are removed, and (d) is a main part sectional view of a rubber product in which a mark is formed.
FIGS. 3A and 3B show an example of a conventional mark forming method on a rubber product, where FIG. 3A is a perspective view of a mold to be used, and FIG. FIG.
FIG. 4 shows another example of a conventional method for forming a mark on a rubber product, (a) is an explanatory view showing a step of embossing the mark forming body with an embossing stamp, and (b) is a gold It is principal part sectional drawing which shows typically the state which set the unvulcanized rubber bearing which affixed the mark formation body on the type | mold.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Mark formation body 2 Cutout part 3 Metal plate 4 Unvulcanized rubber product 4a Surface 4 'Surface of vulcanized rubber product 4'a 5 Mold 5a Molding surface M mark

Claims

A method of forming a mark on the surface of a rubber product comprising a rubber support, and having a cutout portion cut out in the shape of the mark when vulcanizing an unvulcanized rubber product with a mold A mark on a rubber product to be vulcanized by attaching a mark forming body made of a metal plate of 0.5 mm to the surface of the unvulcanized rubber product with an adhesive and then setting the unvulcanized rubber product in a mold. Forming method.

The method of forming a mark on a rubber product according to claim 1, wherein after the vulcanization is completed, burrs protruding outward from the cutout portion of the mark forming body are removed, and then the mark forming body is removed from the vulcanized rubber product. .

The method for forming a mark on a rubber product according to claim 1, wherein the metal plate is made of a stainless alloy.

The method of forming a mark on a rubber product according to claim 1, 2 or 3, wherein the mark forming body has a thickness of 0.3 to 0.4 mm .

When forming a mark on the surface of a rubber product comprising a rubber support, it is a mark forming body that is used by being attached to the surface of an unvulcanized rubber product that is set in a mold and vulcanized with an adhesive , The mark formation body which consists of a 0.3-0.5-mm-thick metal plate which has the cutout part cut out in the shape of the said mark.

The mark forming body according to claim 5, wherein the metal plate is made of a stainless alloy.

The mark forming body according to claim 5 or 6, wherein the mark forming body has a thickness of 0.3 to 0.4 mm .