JP4187668B2 - 画像形成装置および自動リブート方法 - Google Patents

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Description

本発明は画像形成装置および自動リブート方法に関する。
コピー機等の画像形成装置にあっては、課金やその他の管理上の必要性から、プリントを行う毎にカウント値がアップ(UP)するハードウェアもしくはソフトウェアによる各種のカウンタが設けられている。例えば、次のようなカウンタが設けられている。
・コントローラ側のトータルカウンタ
・コントローラ側の課金装置のカウンタ
・エンジン側のメカカウンタ
・エンジン側の課金装置のカウンタ
これらのカウンタはプリントを行う毎に正確にカウント値がアップすることが要求され、その値に不整合が発生する場合には課金やその他の管理に影響を与えることになる。
図8は画像形成装置における通常時のカウンタ関連動作を示すシーケンス図である。なお、ここでは連続して2枚のプリントを行う場合を想定している。
図8において、コピー等の実行を制御するアプリ201からECS(エンジンコントロールサービス)等のxCS204にプリントのジョブスタートが通知されると(ステップS501)、xCS204はSCS(システムコントロールサービス)203に対して1枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS502)、SCS203はエンジン206に対して1枚目のプリントのプロセススタートを通知する(ステップS503)。これを受けてエンジン206が1枚目の給紙を開始し、その旨をSCS203に通知すると(ステップS504)、SCS203はそれを更にxCS204に伝える(ステップS505)。これを受けてxCS204はSCS203に対して2枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS506)、SCS203はエンジン206に対して2枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS507)、エンジン206は2枚目の給紙を開始するとその旨をSCS203に伝える(ステップS508)。なお、1枚目の給紙の段階で2枚目のプロセススタートを通知しているのは、プリントのパフォーマンスを上げるためである。
エンジン206は1枚目のプリントを実行し、定着が終わった段階でエンジン側のメカカウンタをアップし(ステップS509)、1枚目の定着完了をSCS203に通知する(ステップS510)。これを受けてSCS203はコントローラ側のトータルカウンタをアップし(ステップS511)、エンジン206に対してカウント要求を行う(ステップS512)。これを受けてエンジン206はエンジン側の課金装置のカウンタをアップする(ステップS513)。
その後、エンジン206は1枚目を正常に排紙した段階でSCS203に対してその旨を通知し(ステップS514)、SCS203はそれを更にxCS204に伝え(ステップS515)、xCS204はそれを更にアプリ201に伝える(ステップS516)。これを受けてアプリ201はSCS203に対してカウント要求を行い(ステップS517)、SCS203はコントローラ側の課金装置のカウンタをアップする(ステップS518)。
同様に、エンジン206は2枚目の定着が終わった段階でエンジン側のメカカウンタをアップし(ステップS519)、2枚目の定着完了をSCS203に通知する(ステップS520)。これを受けてSCS203はコントローラ側のトータルカウンタをアップし(ステップS521)、エンジン206に対してカウント要求を行う(ステップS522)。これを受けてエンジン206はエンジン側の課金装置のカウンタをアップする(ステップS523)。
その後、エンジン206は2枚目を正常に排紙した段階でSCS203に対してその旨を通知し(ステップS524)、SCS203はそれを更にxCS204に伝え(ステップS525)、xCS204はそれを更にアプリ201に伝える(ステップS526)。これを受けてアプリ201はSCS203に対してカウント要求を行い(ステップS527)、SCS203はコントローラ側の課金装置のカウンタをアップする(ステップS528)。
以上の動作においては、1枚目および2枚目とも、コントローラ側のトータルカウンタ、コントローラ側の課金装置のカウンタ、エンジン側のメカカウンタ、エンジン側の課金装置のカウンタの値は整合性が保たれている。
ところで、画像形成装置にあってはハードウェアもしくはプログラム(ソフトウェア)の種々の原因に基づく故障が発生する場合がある。故障は例えば次のようなA〜Dの4つのタイプに分類されている。なお、これらのタイプ分けは便宜的なものであって、必ずしも故障の重大性の序列を意味しているものではない。
タイプA・・緊急性を要し、サービスマンによる修理が必要な故障
タイプB・・特定のユニットの故障で、基本機能に影響のない故障
タイプC・・ログのみのSC
タイプD・・電源のオフ(OFF)/オン(ON)により復旧可能なその他の故障
従来、上記の故障のうち、タイプDに該当するものについては、それが所定の回数に満たない場合には、ユーザの手を煩わすことなくシステム側で自動的にリブートを実行するようにしていた。
図9はリブート対象故障発生時の従来の動作を示すシーケンス図であり、リブート対象の故障が発生した場合(ステップS601)、SCS203からxCS204へ、SRM(システムリソースマネージャ)205を介してエンジン206へ、そしてアプリ201、202へ、ほぼ同時に動作抑制の通知を行い(ステップS602〜S606)、各部に動作抑制処理(仕掛かり中の処理を区切りのよいリブートが安全に行える状態で動作停止するための後処理、インタフェースの抑制を行うことによる新たな動作の抑制等)を行わせ(ステップS607)、各部から動作抑制の応答があった後(ステップS608〜S612)、リブートを実行するようにしていた(ステップS613)。
従来の故障発生時におけるリブート処理は上述したように行われていたが、課金やその他の管理上の必要性から設けられる各種のカウンタの値に不整合が生ずるという問題点があった。
図10はリブート対象故障発生時の従来のカウンタ関連動作を示すシーケンス図であり、連続して2枚のプリントを行う場合を想定している。
図10において、アプリ201からxCS204にプリントのジョブスタートが通知されると(ステップS701)、xCS204はSCS203に対して1枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS702)、SCS203はエンジン206に対して1枚目のプリントのプロセススタートを通知する(ステップS703)。これを受けてエンジン206が1枚目の給紙を開始し、その旨をSCS203に通知すると(ステップS704)、SCS203はそれを更にxCS204に伝える(ステップS705)。これを受けてxCS204はSCS203に対して2枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS706)、SCS203はエンジン206に対して2枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS707)、エンジン206は2枚目の給紙を開始するとその旨をSCS203に伝える(ステップS708)。
この後、リブート対象の故障が発生すると(ステップS709)、SCS203からエンジン206に対して動作抑制およびプロセスキャンセルの通知が行われ(ステップS710〜S712)、ほぼ同時にxCS204およびアプリ201に対しても動作抑制の通知が行われる(ステップS713、S714)。
エンジン206は可能な範囲でプロセスのキャンセルを試みるが、既に処理に入ってしまった1枚目のプリントのキャンセルが間に合わなかったものとすると、そのプリントを実行し、定着が終わった段階でエンジン側のメカカウンタをアップし(ステップS715)、1枚目の定着完了をSCS203に通知する(ステップS716)。これを受けてSCS203はコントローラ側のトータルカウンタをアップし(ステップS717)、エンジン206に対してカウント要求を行い(ステップS718)、これを受けてエンジン206はエンジン側の課金装置のカウンタをアップする(ステップS719)。
その後、エンジン206は1枚目を正常に排紙した段階でSCS203に対してその旨を通知し(ステップS720)、SCS203はそれを更にxCS204に伝え(ステップS721)、xCS204はそれを更にアプリ201に伝えようとする(ステップS722)。しかしながら、この時点では既にxCS204は動作抑制に入っているため、インタフェースの抑制によりアプリ201に対する通知は行えない状態になっている。従って、続くアプリ201からSCS203に対して行われるはずのカウント要求(ステップS723)も行えず、SCS203はコントローラ側の課金装置のカウンタをアップすることができない(ステップS724)。
その後、エンジン206は2枚目のプリントをキャンセルしたことにより、異常排紙(白紙のままの排紙)を行い、その旨をSCS203に伝え(ステップS725)、SCS203はそれを更にxCS204に伝える(ステップS726)。
以上の動作から明らかなように、1枚目のプリントは正常に行われ、エンジン側のメカカウンタ、エンジン側の課金装置のカウンタ、コントローラ側のトータルカウンタについてはアップが行われるが、コントローラ側の課金装置のカウンタについてはアップが行われず、カウンタの値の不整合が生ずるものである。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障に対し自動リブートを行う場合に、課金やその他の管理上の必要性から設けられる各種カウンタの値に不整合が生じない画像形成装置および自動リブート方法を提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、請求項1に記載されるように、画像形成にかかるプリントプロセスを実行し、プリントプロセスのキャンセルが要求された場合に新たなプリントプロセスの制御を行わず、既に開始されたプリントプロセスを続行するエンジンと、当該エンジンによってプリントを行う毎にカウントアップが行われるエンジン側カウンタと、上記エンジンに対し上位のアプリからプリントプロセスの指示を伝えるコントローラと、上記エンジンから定着完了の通知を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側トータルカウンタと、上記エンジンから上記コントローラを介して上記アプリが正常排紙の通知を受け、上記アプリからカウント要求を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側課金装置カウンタとを有する画像形成装置であって、上記コントローラ内にあって、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障のうちリブート対象となる故障を検出する手段と、上記コントローラ内にあって、上記リブート対象となる故障を検出した直後に、上記アプリに対してプリントジョブの停止を指示する動作停止を要求する手段と、上記コントローラ内にあって、上記動作停止の要求に応答して上記アプリから処理のキャンセルが要求された場合に、上記エンジンに対してプリントプロセスのキャンセルを要求する手段と、上記コントローラ内にあって、上記アプリからの動作停止の応答を確認した場合に、上記アプリに対し、仕掛かり中の処理を区切りのよい状態で停止し、新たな動作を行わない動作抑制を要求する手段と、上記コントローラ内にあって、上記エンジンおよび上記アプリからの動作抑制の応答を確認した場合に、上記画像形成装置のリブートを実行する手段とを備えるようにしている。
また、請求項に記載されるように、リブート対象となる故障は、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障が所定の枚数の印刷を行う間に所定の回数に達しない範囲で発生した場合とすることができる。
また、請求項に記載されるように、上記所定の枚数は10とし、上記所定の回数は2とすることができる。
また、請求項に記載されるように、上記画像形成装置のリブートは、エンジンのリセット、ハードディスクドライブのアクセス停止、エンジン電源のOFF、エンジン電源のON、アプリのリブートを順次に行うようにすることができる。
また、請求項に記載されるように、上記リブート対象となる故障を検出した場合に自動リブートの実行開始を知らせる画面を表示するようにすることができる。
また、請求項に記載されるように、上記自動リブートの実行開始を知らせる画面は、上記ハードウェア資源および上記プログラムの後処理の進行状況を示す表示を含むようにすることができる。
また、請求項に記載されるように、上記自動リブートの実行開始を知らせる画面は、リブート実行までの時間を示す表示を含むようにすることができる。
また、請求項に記載されるように、上記自動リブートの実行開始を知らせる画面は、即座にリブートの開始を指示するボタンを含むようにすることができる。
また、請求項に記載されるように、上記リブートの実行後にユーザに確認を求める画面を表示するようにすることができる。
また、請求項10に記載されるように、画像形成にかかるプリントプロセスを実行し、プリントプロセスのキャンセルが要求された場合に新たなプリントプロセスの制御を行わず、既に開始されたプリントプロセスを続行するエンジンと、当該エンジンによってプリントを行う毎にカウントアップが行われるエンジン側カウンタと、上記エンジンに対し上位のアプリからプリントプロセスの指示を伝えるコントローラと、上記エンジンから定着完了の通知を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側トータルカウンタと、上記エンジンから上記コントローラを介して上記アプリが正常排紙の通知を受け、上記アプリからカウント要求を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側課金装置カウンタとを有する画像形成装置の制御方法であって、上記コントローラ内にあって、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障のうちリブート対象となる故障を検出する工程と、上記コントローラ内にあって、上記リブート対象となる故障を検出した直後に、上記アプリに対してプリントジョブの停止を指示する動作停止を要求する工程と、上記コントローラ内にあって、上記動作停止の要求に応答して上記アプリから処理のキャンセルが要求された場合に、上記エンジンに対してプリントプロセスのキャンセルを要求する工程と、上記コントローラ内にあって、上記アプリからの動作停止の応答を確認した場合に、上記アプリに対し、仕掛かり中の処理を区切りのよい状態で停止し、新たな動作を行わない動作抑制を要求する工程と、上記コントローラ内にあって、上記エンジンおよび上記アプリからの動作抑制の応答を確認した場合に、上記画像形成装置のリブートを実行する工程とを備える自動リブート方法として構成することができる。
本発明にあっては、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障に対し自動リブートを行う場合に、課金やその他の管理上の必要性から設けられる各種カウンタの値に不整合が生じないという効果がある。
以下、本発明の好適な実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の構成図である。
図1において、画像形成装置1は、ソフトウェア群2と、画像形成装置起動部3と、ハードウェア資源4とを含むように構成される。
画像形成装置起動部3は画像形成装置1の電源投入時に最初に実行され、アプリケーション層5およびプラットホーム層6を起動する。例えば画像形成装置起動部3は、アプリケーション層5およびプラットホーム層6のプログラムを、ハードディスク装置(以下、HDDという)などから読み出し、読み出した各プログラムをメモリ領域に転送して起動する。ハードウェア資源4は、スキャナ25と、プロッタ26と、ADF(Auto Document Feeder)などのハードウェアリソース24とを含む。
また、ソフトウェア群2は、UNIX(登録商標)などのオペレーティングシステム(以下、OSという)上に起動されているアプリケーション層5とプラットホーム層6とを含む。アプリケーション層5は、プリンタ、コピー、ファックスおよびスキャナなどの画像形成にかかるユーザサービスにそれぞれ固有の処理を行うプログラムを含む。
アプリケーション層5は、プリンタ用のアプリケーションであるプリンタアプリ9と、コピー用アプリケーションであるコピーアプリ10と、ファックス用アプリケーションであるファックスアプリ11と、スキャナ用アプリケーションであるスキャナアプリ12とを含む。
また、プラットホーム層6は、アプリケーション層5からの処理要求を解釈してハードウェア資源4の獲得要求を発生するコントロールサービス層7と、1つ以上のハードウェア資源4の管理を行ってコントロールサービス層7からの獲得要求を調停するシステムリソースマネージャ(以下、SRMという)21と、SRM21からの獲得要求に応じてハードウェア資源4の管理を行うハンドラ層8とを含む。
コントロールサービス層7は、ネットワークコントロールサービス(以下、NCSという)13、デリバリーコントロールサービス(以下、DCSという)14、オペレーションパネルコントロールサービス(以下、OCSという)15、ファックスコントロールサービス(以下、FCSという)16、エンジンコントロールサービス(以下、ECSという)17、メモリコントロールサービス(以下、MCSという)18、ユーザインフォメーションコントロールサービス(以下、UCSという)19、システムコントロールサービス(以下、SCSという)20など、一つ以上のサービスモジュールを含むように構成されている。
なお、プラットホーム層6は予め定義されている関数により、アプリケーション層5からの処理要求を受信可能とするAPI28を有するように構成されている。OSは、アプリケーション層5およびプラットホーム層6の各ソフトウェアをプロセスとして並列実行する。
NCS13のプロセスは、ネットワークI/Oを必要とするアプリケーションに対して共通に利用できるサービスを提供するものであり、ネットワーク側から各プロトコルによって受信したデータを各アプリケーションに振り分けたり、各アプリケーションからのデータをネットワーク側に送信する際の仲介を行う。
例えばNCS13は、ネットワークを介して接続されるネットワーク機器とのデータ通信をhttpd(HyperText Transfer Protocol Daemon)により、HTTP(HyperText Transfer Protocol)で制御する。
DCS14のプロセスは、蓄積文書の配信などの制御を行う。OCS15のプロセスは、オペレータと本体制御との間の情報伝達手段となるオペレーションパネルの制御を行う。FCS16のプロセスは、アプリケーション層5からPSTNまたはISDN網を利用したファックス送受信、バックアップ用のメモリで管理されている各種ファックスデータの登録/引用、ファックス読み取り、ファックス受信印刷などを行うためのAPIを提供する。
ECS17のプロセスは、スキャナ25、プロッタ26、その他のハードウェアリソース24などのエンジン部の制御を行う。MCS18のプロセスは、メモリの取得および解放、HDDの利用などのメモリ制御を行う。UCS19は、ユーザ情報の管理を行うものである。
SCS20のプロセスは、アプリケーション管理、操作部制御、システム画面表示、LED表示、ハードウェア資源管理、割り込みアプリケーション制御などの処理を行う。
SRM21のプロセスは、SCS20と共にシステムの制御およびハードウェア資源4の管理を行うものである。例えばSRM21のプロセスは、スキャナ25やプロッタ26などのハードウェア資源4を利用する上位層からの獲得要求に従って調停を行い、実行制御する。
具体的に、SRM21のプロセスは獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能であるか(他の獲得要求により利用されていないかどうか)を判定し、利用可能であれば獲得要求されたハードウェア資源4が利用可能である旨を上位層に通知する。また、SRM21のプロセスは上位層からの獲得要求に対してハードウェア資源4を利用するためのスケジューリングを行い、要求内容(例えば、プリンタエンジンによる紙搬送と作像動作、メモリ確保、ファイル生成など)を直接実施している。
また、ハンドラ層8は後述するファックスコントロールユニット(以下、FCUという)の管理を行うファックスコントロールユニットハンドラ(以下、FCUHという)22と、プロセスに対するメモリの割り振り及びプロセスに割り振ったメモリの管理を行うイメージメモリハンドラ(以下、IMHという)23とを含む。SRM21およびFCUH22は、予め定義されている関数によりハードウェア資源4に対する処理要求を送信可能とするエンジンI/F27を利用して、ハードウェア資源4に対する処理要求を行う。
画像形成装置1は、各アプリケーションで共通的に必要な処理をプラットホーム層6で一元的に処理することができる。次に、画像形成装置1のハードウェア構成について説明する。
図2は本発明の一実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成図である。
図2において、画像形成装置1は、コントローラボード30と、オペレーションパネル43と、FCU44と、エンジン47とを含む。また、FCU44は、G3規格対応ユニット45と、G4規格対応ユニット46とを有する。
また、コントローラボード30は、CPU31と、ASIC40と、HDD42と、システムメモリ(MEM−P)32と、ローカルメモリ(MEM−C)41と、ノースブリッジ(以下、NBと記す)33と、サウスブリッジ(以下、SBと記す)34と、NIC35(Network Interface Card)と、USBデバイス36と、IEEE1394デバイス37と、セントロニクスデバイス38とを含む。
オペレーションパネル43は、コントローラボード30のASIC40に接続されている。また、SB34と、NIC35と、USBデバイス36と、IEEE1394デバイス37と、セントロニクスデバイス38とは、NB33にPCIバスで接続されている。
また、FCU44と、エンジン47は、コントローラボード30のASIC40にPCIバスで接続されている。
なお、コントローラボード30は、ASIC40にMEM−C41、HDD42などが接続されると共に、CPU31とASIC40とがCPUチップセットのNB33を介して接続されている。このように、NB33を介してCPU31とASIC40とを接続すれば、CPU31のインタフェースが公開されていない場合に対応できる。
また、ASIC40とNB33とはPCIバスを介して接続されているのでなく、AGP(Accelerated Graphics Port)39を介して接続されている。このように、図1のアプリケーション層5やプラットホーム層6を形成する一つ以上のプロセスを実行制御するため、ASIC40とNB33とを低速のPCIバスでなくAGP39を介して接続し、パフォーマンスの低下を防いでいる。
CPU31は、画像形成装置1の全体制御を行うものである。CPU31は、図1のNCS13、DCS14、OCS15、FCS16、ECS17、MCS18、UCS19、SCS20、SRM21、FCUH22、IMH23をOS上にそれぞれプロセスとして起動して実行させると共に、アプリケーション層5を形成するプリンタアプリ9、コピーアプリ10、ファックスアプリ11、スキャナアプリ12を起動して実行させる。
NB33は、CPU31、MEM−P32、SB34およびASIC40を接続するためのブリッジである。MEM−P32は、画像形成装置1の描画用メモリなどとして用いるメモリである。SB34は、NB33とPCIバス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。また、MEM−C41はコピー用画像バッファ、符号バッファとして用いるメモリである。
ASIC40は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのICである。HDD42は、画像の蓄積、プログラムの蓄積、フォントデータの蓄積、フォームの蓄積などを行うためのストレージである。また、オペレーションパネル43は、ユーザからの入力操作を受け付けると共に、ユーザに向けた表示を行う操作部である。
図3は故障対応のために図1のSCS20内に設けられた機能部の構成例を示すブロック図である。なお、故障対応に関する部分のみを示している。
図3において、SCS20には、前述したタイプAおよびタイプDの故障を検出する故障検出部20aと、発生した故障をログに書き込むログ書込部20bと、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高いタイプDの故障のうちリブート対象となる故障(例えば印刷枚数をカウントするトータルカウンタが10カウントアップする間にタイプDの故障が2回に達しない範囲で発生する場合、すなわち1回目のタイプDの故障)を検出するリブート対象故障検出部20cとを含んでいる。
また、SCS20には、故障発生時に自動通報および自動リブートに関する画面を表示する画面表示制御部20dと、タイプAの故障もしくはタイプDの故障が所定の頻度で発生した場合(例えば印刷枚数をカウントするトータルカウンタが10カウントアップする間にタイプDの故障が2回発生した場合)にCSS(Customer Satisfaction Service)と呼ばれる自動通報機能あるいはネットワークを利用した診断サービスであるNRS(New Remote Service)を使用してサービスセンタに自動通報を行う自動通報制御部20eとを含んでいる。
更に、SCS20には、リブート対象となる故障を検出した直後に、リブートに先立って、画像形成装置1のハードウェア資源4であるエンジンやプログラム(ソフトウェア群2)に対して動作停止(ジョブの停止、新たなプロセス制御の発生停止等を含む)を行う動作停止制御部20fと、動作停止の応答を待ってエンジンやプログラムに対して動作抑制(新たな動作の抑制、プロセス間通信の抑制、HDDへのアクセスの抑制等を含む)を行う動作抑制制御部20gと、画像形成装置1のエンジンやプログラムに対して一連のリブート(リセット)処理を行うリブート実行制御部20hとを含んでいる。
図4は故障発生時における画像形成装置の動作を示す操作フロー図である。
図4において、タイプAもしくはタイプDの故障が発生すると(ステップS101)、タイプAの故障の場合もしくはタイプDの故障であってリブート対象とならない場合(印刷枚数をカウントするトータルカウンタが10カウントアップする間にタイプDの故障が2回発生した場合)には、画像形成装置1にCSSもしくはNRSによる自動通報機能があってその機能が有効である場合は、故障時自動通報画面を表示してサービスセンタに自動通報を行う(ステップS102)。そして、通報が成功した場合はサービスマンによる修理を待つ旨が表示され(ステップS103)、あるいは別パターンとして営業時間外であるため対応が次営業日になる旨が表示され(ステップS105)、電源のOFF/ONを待つ状態になる(ステップS104、S106)。また、通報が失敗した場合はユーザにサービスセンタへ連絡すべき旨が表示され(ステップS107)、電源のOFF/ONを待つ状態になる(ステップS108)。
また、タイプDの故障であってリブート対象となる場合(1回目の発生の場合)には、画像形成装置1の自動通報機能が有効である場合であっても自動通報は行われず、自動リブートの実行開始を知らせる画面が表示される(ステップS109)。この画面では、リブートにより処理内容が消去されるため再び作業をやり直す必要がある旨が表示されるほか、ハードウェア資源およびプログラムのリブートのための後処理の進行状況を示す表示と、リブート実行までの時間を示す表示と、即座にリブートの開始を指示するボタンとが含まれている。ここで、後処理は、動作停止および動作抑制による処理であり、各種カウンタの不整合を起こさないようにジョブの停止や新たなプロセス制御の発生停止を行うとともに、エンジンに紙が残らないようにしたり、HDDの故障等を起こさないよう、適切なリブートが行えるようにするための処理である。また、リブート実行までの時間として、後処理が終了してリブートが行えるようになってから例えば30秒の待機時間を設けている。これは、後処理が短時間に終了した場合には自動リブートの開始を伝える画面が短時間しか表示されず、ユーザに充分に認識させることができないからである。また、即座にリブートの開始を指示するボタンを設けているのは、作業を急いでいる場合に所定の待機時間を待つことなくリブートを実施し、早急な復旧を図るためである。
自動リブートの実行開始を知らせる画面が表示されてから所定の待機時間が経過した場合には自動リブートが実行され(ステップS110)、自動リブートを実行したことをユーザに伝えて確認を求める画面が表示される(ステップS111)。そして、ユーザが確認のボタンを押すことで、通常画面に移行する(ステップS112)。
また、自動リブートの実行開始を知らせる画面からユーザによって即座にリブートの開始を指示するボタンが押された場合には、所定の待機時間を経ることなしに自動リブートが実行され(ステップS113)、通常画面に移行する(ステップS112)。この場合は自動リブートを実行したことをユーザに伝えて確認を求める画面(ステップS111)は省略される。
一方、画像形成装置1の自動通報機能が無効であるか自動通報機能自体が存在しない機種である場合、タイプAの故障の場合もしくはタイプDの故障であってリブート対象とならない場合には、ユーザにサービスセンタへ連絡すべき旨が表示され(ステップS117)、電源のOFF/ONを待つ状態になる(ステップS118)。
また、タイプDの故障であってリブート対象となる場合には、自動通報機能が有効な場合(ステップS109)と同様の自動リブートの実行開始を知らせる画面が表示され(ステップS114)、所定の待機時間が経過した場合には自動リブートが実行され(ステップS115)、自動リブートを実行したことをユーザに伝えて確認を求める画面が表示され(ステップS111)、ユーザが確認のボタンを押すことで通常画面に移行する(ステップS112)。また、自動リブートの実行開始を知らせる画面からユーザによって即座にリブートの開始を指示するボタンが押された場合には、所定の待機時間を経ることなしに自動リブートが実行され(ステップS116)、通常画面に移行する(ステップS112)。
以上の動作により、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障であって自動通報を行うまでもないと考えられる故障については、ユーザの手を煩わすことなく適切かつ自動的にリブートが行われることになる。
次に、図5はリブート対象故障発生時における画像形成装置の動作を示すシーケンス図である。
図5において、SCS20およびSRM21は図1に同符号を付して示したものに対応している。また、アプリ101、102は、図1におけるプリンタアプリ9、コピーアプリ10、ファックスアプリ11、スキャナアプリ12に対応しており、エンジン103は図1におけるハードウェア資源4に対応している。xCS104は図1におけるNCS13、DCS14、FCS16、ECS17、MCS18、UCS19等のコントロールサービス層7のプロセスに対応している。なお、リブートにかかる処理は図3に示したSCS20内の機能部によって主として行われる。
図5において、リブート対象となる故障(タイプDの故障であって1回目の発生の場合)が発生し、SCS20がこれを検出すると(ステップS201)、自動リブートの実行開始を知らせる画面を表示し(ステップS202)、ほぼ同時に、アプリ101、102に対して動作停止を通知するとともに(ステップS203、S204)、SRM21を介してエンジン103に対して動作停止を通知する(ステップS205、S206)。これにより、アプリ101、102は動作停止処理に入り、ジョブの停止等を行い(ステップS207)、動作停止処理が完了した段階で動作停止の応答をSCS20に通知する(ステップS210、S211)。また、エンジン103も新たなプロセス制御を行わない状態となり、動作停止の応答をSCS20に通知する(ステップS208、S209)。
次いで、SCS20は各部からの応答を確認した上で(ステップS212)、xCS104へ、SRM21を介してエンジン103へ、そしてアプリ101、102へ、ほぼ同時に動作抑制の通知を行い(ステップS213〜S217)、各部に動作抑制処理(仕掛かり中の処理を区切りのよいリブートが安全に行える状態で動作停止するための後処理、インタフェースの抑制を行うことによる新たな動作の抑制等)を行わせ、各部から動作抑制の応答があった後(ステップS218〜S222)、リブートを実行する(ステップS223)。そして、自動リブートを実行したことをユーザに伝えて確認を求める画面を表示する(ステップS224)。
次に、図6はリブート対象故障発生時におけるカウンタ関連動作を示すシーケンス図である。なお、図6は、プリントの途中で図5におけるリブート対象となる故障が発生(ステップS201)してから動作抑制通知(ステップS216、S217)が行われるまでを示している。また、図6では連続して2枚のプリントを行う場合を想定している。
図6において、アプリ101からxCS104にプリントのジョブスタートが通知されると(ステップS301)、xCS104はSCS20に対して1枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS302)、SCS20はエンジン103に対して1枚目のプリントのプロセススタートを通知する(ステップS303)。これを受けてエンジン103が1枚目の給紙を開始し、その旨をSCS20に通知すると(ステップS304)、SCS20はそれを更にxCS104に伝える(ステップS305)。これを受けてxCS104はSCS20に対して2枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS306)、SCS20はエンジン103に対して2枚目のプリントのプロセススタートを通知し(ステップS307)、エンジン103は2枚目の給紙を開始するとその旨をSCS20に伝える(ステップS308)。
この後、リブート対象の故障が発生すると(ステップS309)、SCS20はアプリ101に対して動作停止要求を行う(ステップS310)。これを受けてアプリ101はxCS104に対してジョブキャンセルを通知し(ステップS311)、xCS104はSCS20に対して1枚目のプロセスキャンセルを通知し(ステップS312)、SCS20はそれをエンジン103に伝える(ステップS313)。続いて、同様に、xCS104はSCS20に対して2枚目のプロセスキャンセルを通知し(ステップS314)、SCS20はそれをエンジン103に伝える(ステップS315)。
エンジン103は可能な範囲でプロセスのキャンセルを試みるが、既に処理に入ってしまった1枚目のプリントのキャンセルが間に合わなかったものとすると、そのプリントを実行し、定着が終わった段階でエンジン側のメカカウンタをアップし(ステップS316)、1枚目の定着完了をSCS20に通知する(ステップS317)。これを受けてSCS20はコントローラ側のトータルカウンタをアップし(ステップS318)、エンジン103に対してカウント要求を行い(ステップS319)、これを受けてエンジン103はエンジン側の課金装置のカウンタをアップする(ステップS320)。
その後、エンジン103は1枚目を正常に排紙した段階でSCS20に対してその旨を通知し(ステップS321)、SCS20はそれを更にxCS104に伝え(ステップS322)、xCS104はそれを更にアプリ101に伝える(ステップS323)。この場合、動作抑制とは異なり動作停止ではインタフェース等の抑制は行われないので、正常に伝わる。従って、これを受けてアプリ101はSCS20に対してカウント要求を行い(ステップS324)、SCS20はコントローラ側の課金装置のカウンタをアップする(ステップS325)。
その後、エンジン103は2枚目のプリントをキャンセルしたことにより、異常排紙(白紙のままの排紙)を行い、その旨をSCS20に伝え(ステップS326)、SCS20はそれを更にxCS104に伝え(ステップS327)、xCS104は更にそれをアプリ101に伝える(ステップS328)。これによって継続していたプリントのジョブに関するプロセスの動作停止が完了したため、xCS104はアプリ101に対してジョブ終了を通知し(ステップS329)、アプリ101はSCS20に対して動作停止の応答を通知する(ステップS330)。
その後、SCS20は他の部分からの動作停止応答を待ち(所定のタイムアップが設けられている)、動作抑制の処理に入る(ステップS331、S332)。
以上の動作から明らかなように、正常に行われた1枚目のプリントにつき、エンジン側のメカカウンタ、エンジン側の課金装置のカウンタ、コントローラ側のトータルカウンタ、コントローラ側の課金装置のカウンタのそれぞれが正常にアップすることとなり、不整合が生ずることはない。
次に、図7は図5における動作抑制からリブート実行(ステップS213〜S223)までの動作を示すシーケンス図である。
図7において、SCS20はxCS104、アプリ101、102、エンジン103に対して動作抑制の通知を行う(ステップS401〜S404)。動作抑制の通知を受けた各部は、後処理として、仕掛かり中の処理を区切りのよい、リブートが安全に行える状態で動作停止し、インタフェースの抑制を行うことで新たな動作を抑制し、SCS20に対して応答を通知する(ステップS405〜S408)。SCS20は応答の受付を例えば3分間でタイムアウトする。
次いで、SCS20は例えば30秒間の待機を行い(ステップS409)、リブートの実行に入る。ここで、OCS15に対して操作部ドライバの通信停止要求を行うが、関数内でブロックされるため応答はない(ステップS410)。続いて、SCS20はエンジン103に対してリセット要求を行い(ステップS411)、エンジン103から応答を受け取る(ステップS412)。そして、HDDのアクセス停止処理(ステップS413)、エンジン電源のOFF(ステップS414)、エンジン電源のON(ステップS415)、アプリ101、102のリブート実行(ステップS416)を順次に行い、エンジン103に対してコントローラ起動を行い(ステップS417)、エンジン103からエンジンコンフィグを受け取る(ステップS418)。
このように、各モジュールの動作抑制を行い、動作中の処理の後始末とインタフェースの抑制を行うことで、残紙やHDD故障やデータのゴミ等を生ずることなく、速やかにリブートを行うことができる。
本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の構成図である。 本発明の一実施形態にかかる画像形成装置のハードウェア構成図である。 SCS内の故障対応のための機能部の構成例を示すブロック図である。 故障発生時における画像形成装置の動作を示す操作フロー図である。 リブート対象故障発生時における画像形成装置の動作を示すシーケンス図である。 リブート対象故障発生時におけるカウンタ関連動作を示すシーケンス図である。 動作抑制からリブート実行までの動作を示すシーケンス図である。 通常時のカウンタ関連動作を示すシーケンス図である。 リブート対象故障発生時の従来の動作を示すシーケンス図である。 リブート対象故障発生時の従来のカウンタ関連動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
1 画像形成装置
15 OCS
20 SCS
20a 故障検出部
20b ログ書込部
20c リブート対象故障検出部
20d 画面表示制御部
20e 自動通報制御部
20f 動作停止制御部
20g 動作抑制制御部
20h リブート実行制御部
21 SRM
101 アプリ
102 アプリ
103 エンジン
104 xCS

Claims (10)

  1. 画像形成にかかるプリントプロセスを実行し、プリントプロセスのキャンセルが要求された場合に新たなプリントプロセスの制御を行わず、既に開始されたプリントプロセスを続行するエンジンと、当該エンジンによってプリントを行う毎にカウントアップが行われるエンジン側カウンタと、上記エンジンに対し上位のアプリからプリントプロセスの指示を伝えるコントローラと、上記エンジンから定着完了の通知を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側トータルカウンタと、上記エンジンから上記コントローラを介して上記アプリが正常排紙の通知を受け、上記アプリからカウント要求を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側課金装置カウンタとを有する画像形成装置であって、
    上記コントローラ内にあって、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障のうちリブート対象となる故障を検出する手段と、
    上記コントローラ内にあって、上記リブート対象となる故障を検出した直後に、上記アプリに対してプリントジョブの停止を指示する動作停止を要求する手段と、
    上記コントローラ内にあって、上記動作停止の要求に応答して上記アプリから処理のキャンセルが要求された場合に、上記エンジンに対してプリントプロセスのキャンセルを要求する手段と、
    上記コントローラ内にあって、上記アプリからの動作停止の応答を確認した場合に、上記アプリに対し、仕掛かり中の処理を区切りのよい状態で停止し、新たな動作を行わない動作抑制を要求する手段と、
    上記コントローラ内にあって、上記エンジンおよび上記アプリからの動作抑制の応答を確認した場合に、上記画像形成装置のリブートを実行する手段と
    を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. リブート対象となる故障は、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障が所定の枚数の印刷を行う間に所定の回数に達しない範囲で発生した場合とすることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  3. 上記所定の枚数は10とし、上記所定の回数は2としてなることを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  4. 上記画像形成装置のリブートは、エンジンのリセット、ハードディスクドライブのアクセス停止、エンジン電源のOFF、エンジン電源のON、アプリのリブートを順次に行うことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  5. 上記リブート対象となる故障を検出した場合に自動リブートの実行開始を知らせる画面を表示することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  6. 上記自動リブートの実行開始を知らせる画面は、上記ハードウェア資源および上記プログラムの後処理の進行状況を示す表示を含むことを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  7. 上記自動リブートの実行開始を知らせる画面は、リブート実行までの時間を示す表示を含むことを特徴とする請求項またはのいずれか一項に記載の画像形成装置。
  8. 上記自動リブートの実行開始を知らせる画面は、即座にリブートの開始を指示するボタンを含むことを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  9. 上記リブートの実行後にユーザに確認を求める画面を表示することを特徴とする請求項乃至のいずれか一項に記載の画像形成装置。
  10. 画像形成にかかるプリントプロセスを実行し、プリントプロセスのキャンセルが要求された場合に新たなプリントプロセスの制御を行わず、既に開始されたプリントプロセスを続行するエンジンと、当該エンジンによってプリントを行う毎にカウントアップが行われるエンジン側カウンタと、上記エンジンに対し上位のアプリからプリントプロセスの指示を伝えるコントローラと、上記エンジンから定着完了の通知を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側トータルカウンタと、上記エンジンから上記コントローラを介して上記アプリが正常排紙の通知を受け、上記アプリからカウント要求を受けた場合に、上記コントローラによりカウントアップが行われるコントローラ側課金装置カウンタとを有する画像形成装置の制御方法であって、
    上記コントローラ内にあって、電源のOFF/ONによって復旧する可能性の高い故障のうちリブート対象となる故障を検出する工程と、
    上記コントローラ内にあって、上記リブート対象となる故障を検出した直後に、上記アプリに対してプリントジョブの停止を指示する動作停止を要求する工程と、
    上記コントローラ内にあって、上記動作停止の要求に応答して上記アプリから処理のキャンセルが要求された場合に、上記エンジンに対してプリントプロセスのキャンセルを要求する工程と、
    上記コントローラ内にあって、上記アプリからの動作停止の応答を確認した場合に、上記アプリに対し、仕掛かり中の処理を区切りのよい状態で停止し、新たな動作を行わない動作抑制を要求する工程と、
    上記コントローラ内にあって、上記エンジンおよび上記アプリからの動作抑制の応答を確認した場合に、上記画像形成装置のリブートを実行する工程と
    を備えたことを特徴とする自動リブート方法。
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