JP4185632B2 - Method and apparatus for recycling concrete waste using asphalt plant - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート構造物の解体に伴って発生するコンクリート廃材から骨材を分離回収して再生させる方法、及び装置に関し、特に、道路舗装材であるアスファルト混合物を製造するアスファルトプラントを利用して再生させる方法、及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート構造物の解体に伴って発生するコンクリート廃材は、その大部分が埋立等によって廃棄処分されているが、埋立地の確保も難しくなってきており、その処分にかかる費用も増大していると共に、骨材資源の枯渇化や環境保全といった諸事情から、コンクリート廃材を破砕して道路の路盤材として再利用することが行われるようになってきた。また、最近では、この破砕コンクリート廃材の付加価値を更に高めるために、モルタル分を除去して骨材そのものを回収することが考えられている。
【0003】
このコンクリート廃材の再生方法の一つとして、コンクリート廃材を破砕機等で適当に破砕したものを100℃以上に加熱し、熱膨張によって脆弱化したコンクリート廃材をミル等によって擦り合わせることで廃材中の骨材表面に付着するモルタルを剥離させ、これを粒度別に篩分けて回収する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記コンクリート廃材の再生方法を実現するために専用の設備を設けるとなると多大な設備投資を必要とするが、その投資額に対し再生された骨材価格を考慮すると採算面において問題があると考えられる。
【0005】
そこで、本発明者は、上記コンクリート廃材の再生方法を実現するための基本機能である加熱、篩い分け等の機能を備えているアスファルトプラントに着目した。アスファルトプラントは道路舗装材であるアスファルト混合物を製造する装置で、このアスファルトプラントの設備を利用すれば少ない設備投資にてコンクリート廃材を再生することができると考えた。
【0006】
本発明は上記の点に鑑み、アスファルトプラントを利用して低廉な設備投資でコンクリート廃材を再生する方法、及び装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するための本発明に係るアスファルトプラントを利用したコンクリート廃材の再生方法は、アスファルトプラントの新材用ドライヤにコンクリート廃材を供給して所定温度まで加熱する加熱工程と、加熱したコンクリート廃材をモルタル剥離装置に供給して骨材表面のモルタルを剥離するモルタル剥離工程と、モルタルを剥離したコンクリート廃材をアスファルト舗装廃材用ドライヤに供給して排風機による吸引排気により微細分を分離する微細分の分離工程と、アスファルト舗装廃材用ドライヤから排出される骨材をプラント本体の振動篩に供給して粒度別に篩い分ける篩分け工程とよりなることを特徴としている。
【0008】
また、本発明に係るコンクリート廃材の再生装置は、新材用ドライヤに骨材を供給して加熱し、この加熱骨材をプラント本体上部の振動篩にて粒度別に篩い分けて骨材貯蔵ビンに貯蔵する一方、アスファルト舗装廃材用ドライヤにアスファルト舗装廃材を供給して加熱し、この加熱廃材を廃材貯蔵ビンに貯蔵すると共に、前記各貯蔵ビンから所定量の骨材をミキサに払い出し、アスファルトを添加して混合調整することによってアスファルト混合物を製造するアスファルトプラントに、加熱したコンクリート廃材を擦り合わせて骨材表面のモルタルを剥離するモルタル剥離装置を備えると共に、新材用ドライヤから排出されるコンクリート廃材を前記モルタル剥離装置に供給する経路切替え手段と、モルタル剥離装置から排出されるコンクリート廃材をアスファルト舗装廃材用ドライヤへと搬送する搬送手段と、アスファルト舗装廃材用ドライヤから排出されるコンクリート廃材をプラント本体の振動篩に供給する経路切替え手段とを設けたことを特徴としている。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明に係るアスファルトプラントを利用したコンクリート廃材の再生方法によれば、先ず、適当に破砕したコンクリート廃材をアスファルトプラントの新材用ドライヤに供給して所定温度まで加熱する。この加熱工程でコンクリート廃材中のモルタルは脆弱化すると共に、骨材とモルタルの熱膨張率の差によって骨材表面からモルタルが剥れ易くなる。次に、この加熱したコンクリート廃材をアスファルトプラントに追加設備したモルタル剥離装置に供給して磨砕する。このモルタル剥離工程では、前記加熱工程でモルタルが剥れ易くなった骨材同士を擦り合わせることによって骨材からモルタルを剥離させる。
【0010】
次に、モルタルを剥離させたコンクリート廃材をアスファルトププラントのアスファルト舗装廃材用ドライヤに供給し、加熱しないで排風機による吸引排気のみを行い、コンクリート廃材がドラム内を転動流下する間にコンクリート廃材中の微細分を舞い上がらせて微細分を分離する。この分離工程で舞い上がった微細分は集塵機で捕捉されて回収される。分離工程を経た骨材はアスファルトプラント本体の振動篩に供給されて篩分けられ、粒度別に回収される。
【0011】
このように、この再生方法は、コンクリート廃材を再生するための加熱工程、モルタル剥離工程、微細分の分離工程、篩分け工程のうち、加熱工程、微細分の分離工程、篩分け工程をアスファルトプラントの設備を利用して行うものであり、これによって低廉な設備投資でコンクリート廃材の再生が可能となる。
【0012】
また、本発明に係るコンクリート廃材の再生装置によれば、アスファルト混合物を製造するアスファルトプラントに、モルタル剥離装置を追加設備すると共に、コンクリート廃材が新材用ドライヤ、モルタル剥離装置、アスファルト舗装廃材用ドライヤ、振動篩の順に流れるように経路切替え手段や搬送手段を設けることによって、アスファルト混合物の製造に加えてコンクリート廃材の再生も可能となっている。
【0013】
そして、コンクリート廃材を再生するときは、適当に破砕したコンクリート廃材を新材用ドライヤに供給して所定温度まで加熱し、骨材表面からモルタルを剥れ易くする。次に、新材用ドライヤから排出されるコンクリート廃材を経路切替え手段の操作によってアスファルト混合物の製造時の経路とは異なるモルタル剥離装置側へと供給する。
【0014】
モルタル剥離装置では、骨材同士を擦り合わせることよって骨材からモルタルを剥離させる。次に、モルタル剥離装置から排出されるコンクリート廃材は搬送手段によってアスファルト舗装廃材用ドライヤへと供給される。
【0015】
アスファルト舗装廃材用ドライヤでは排風機による吸引排気を行い、コンクリート廃材がドラム内を転動流下する間に廃材中の微細分を舞い上がらせて微細分を分離する。アスファルト舗装廃材ドライヤから排出されるコンクリート廃材はモルタル付着の少ない骨材となっており、この骨材を経路切替え手段の操作によってアスファルト混合物の製造時の経路とは異なるプラント本体の振動篩側へと供給する。
【0016】
振動篩では骨材を粒度別に篩い分け、下位の骨材貯蔵ビンに一旦貯蔵する。この骨材貯蔵ビンに貯蔵された骨材は粒度毎に適宜取出され、専用の貯蔵設備に貯蔵されて再利用される。
【0017】
このように、アスファルトプラントにモルタル剥離装置、適宜の経路切替え手段及び搬送手段等を追加するだけでアスファルト混合物製造とコンクリート廃材再生の両機能を備える装置となり、低廉な設備投資でコンクリート廃材の再生が可能となる。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0019】
本発明に係るコンクリート廃材の再生装置は、アスファルト混合物を製造するアスファルトプラントに若干の設備を追加したものであるので、追加した装置をわかりやすくするために先ずアスファルトプラントの概略構成を説明する。
【0020】
図中の1は新規骨材を加熱する新材用ドライヤであって、該新材用ドライヤ1は内周部に多数の掻き上げ羽根を設けたドラム2を機台3上に回転自在に傾斜支持し、駆動装置(図示せず)により所定の速度で回転させている。そして、ドラム2の一端部のホットホッパ4に設けたバーナ5よりドラム2内に熱風を送り込む一方、他端部のコールドホッパ6に連結した排気煙道7の下流に設けた排風機8で排ガスを吸引し、排ガス中の粉塵を集塵機9にて捕捉してから煙突10より大気中に放出している。
【0021】
そして骨材貯蔵ホッパ(図示しない)から適宜払い出した骨材を搬送手段11によってドラム2内に送り込み、掻き上げ羽根で掻き上げながらドラム2内を転動流下させる間に高温ガス流と接触させて所望温度まで加熱し、ホットホッパ4側より排出している。
【0022】
12は篩い分け、貯蔵、計量、混合の各機能を有する装置を積み上げたプラント本体であって、前記新材用ドライヤ1より排出された加熱骨材をバケットエレベータ等の搬送手段13によってプラント本体12の最上部の振動篩14に供給し、粒度別に篩い分けて下位の骨材貯蔵ビン15に貯蔵する。そして、骨材貯蔵ビン15に貯蔵した骨材を下位の計量槽16にて所定量計量し、別途計量したアスファルト等と共にミキサ17に払い出し、所定時間混合してアスファルト混合物を製造している。
【0023】
また、18はアスファルト舗装廃材を再生する場合に設置するアスファルト舗装廃材用ドライヤであって、該アスファルト舗装廃材用ドライヤ18は前記新材用ドライヤ1とほぼ同様の構造をしており、内周部に多数の掻き上げ羽根を配設したドラム19を機台20上に回転自在に傾斜支持し、駆動装置(図示せず)により所定の速度で回転させており、ドラム19の一端部のホットホッパ21側に配設したバーナ22より燃焼室23を介してドラム19内に熱風を送り込む一方、他端部のコールドホッパ24に連結した排気煙道25を新材用ドライヤ1の排気煙道7と合流させて排風機8で排ガスを吸引している。
【0024】
そして、廃材貯蔵ホッパ(図示しない)から適宜払い出されたアスファルト舗装廃材を搬送手段26によってドラム19内に送り込み、掻き上げ羽根で掻き上げながらドラム19内を転動流下させる間に高温ガス流と接触させて所望温度まで加熱している。
【0025】
アスファルト舗装廃材用ドライヤ18によって加熱されたアスファルト舗装廃材は適宜の搬送手段27によって廃材貯蔵ビン28へと搬送されて貯蔵され、下位の計量槽29にて所定量計量してミキサ17へ払い出し、前記した骨材貯蔵ビン12から払い出される骨材と混合し、アスファルト舗装廃材の混入されたアスファルト混合物を製造している。
【0026】
次に、コンクリート廃材を再生するために付加した装置について説明する。
【0027】
30は加熱したコンクリート廃材を相互に擦り合わせて骨材表面に付着したモルタルを剥離させるモルタル剥離装置であり、該モルタル剥離装置30は、例えば、ロッドミル、ボールミル、混合機等が採用されるが、何らこれに限定するものではなく、コンクリート廃材を相互に擦り合わせて骨材表面に付着したモルタルを剥離できるものであればどのような装置でも良い。
【0028】
31は新材用ドライヤ1から排出される材料の流れをモルタル剥離装置30側に切替えるための経路切替え手段であり、該経路切替え手段31はダンパー等の切替え操作によって材料をプラント本体12、またはモルタル剥離装置30のいずれか一方に選択供給できるようにしている。
【0029】
前記モルタル剥離装置30から排出される材料は適宜の搬送手段32によってアスファルト舗装廃材用ドライヤ18に供給されるようになっている。
【0030】
33はアスファルト舗装廃材用ドライヤ18から排出される材料の流れをバケットエレエ−タ等の搬送手段34側に切替えて材料をプラント本体12の振動篩に供給するもので、該経路切替え手段33はダンパー等の切替え操作によって材料をプラント本体12の振動篩14、または廃材貯蔵ビン28のいずれか一方に選択供給できるようにしている。
【0031】
しかして、コンクリート廃材から骨材を分離回収する場合には、アスファルト混合物製造時の骨材貯蔵ビン15内に貯蔵されている骨材を全て抜き取った後、新材用ドライヤ1下流の経路切替え手段31、及び廃材用ドライヤ18の下流の経路切替え手段33を操作し、材料の流れが実線で示す側となるように切替える。そして、適宜大きさ、例えば粒径20mm以下に破砕したコンクリート廃材を搬送手段11により新材用ドライヤ1に供給し、バーナ5からドラム2内に熱風を送り込んでコンクリート廃材を100℃以上の適宜温度、例えば、略300℃まで加熱する。これによって、コンクリート廃材中のモルタルは脆弱化すると共に、骨材とモルタルの熱膨張率の差によって骨材表面からモルタルが剥れ易くなる。
【0032】
新材用ドライヤ1によって加熱されたコンクリート廃材は、次に経路切替え手段31によってモルタル剥離装置30へと供給される。このモルタル剥離装置30では骨材同士の擦り合わせによって骨材表面からモルタルを剥離させる。
【0033】
モルタル剥離装置30によって磨砕されたコンクリート廃材は、次にアスファルト舗装廃材用ドライヤ18に供給される。このアスファルト舗装廃材用ドライヤ18では排風機8による吸引排気を行い、コンクリート廃材がドラム19内を転動流下する間にコンクリート廃材中のモルタル等の微細分を排風機8により吸引して集塵機9にて捕捉する。なお、集塵機9にて捕捉した微細分はアスファルト混合物製造時のダストと混じり合わないように専用の貯蔵サイロ(図示せず)に回収される。
【0034】
アスファルト舗装廃材用ドライヤ18によって微細分が除去された骨材は、次に経路切替え手段33によって搬送装置34側に流れ、該搬送装置34によってプラント本体12最上部の振動篩14へと供給される。振動篩14では骨材を所定の粒度毎に篩い分けて下位の骨材貯蔵ビン15に貯蔵する。骨材貯蔵ビン15に貯蔵された骨材は粒度毎に計量槽16、ミキサ17を通過させて取出し、場内の貯蔵設備に貯蔵して再利用に備える。
【0035】
このように、新材用ドライヤ1にてコンクリート廃材加熱する加熱工程と、加熱コンクリート廃材をモルタル剥離装置30にて磨砕するモルタル剥離工程と、磨砕したコンクリート廃材中の微細分をアスファルト舗装廃材用ドライヤ18にて排風機による吸引排気で分離する微細分の分離工程と、微細分を分離した骨材をプラント本体12の振動篩14で粒度別に篩い分ける篩分け工程の各工程を経ることによってモルタル付着の少ない骨材を粒度別に回収することができる。このコンクリート廃材再生方法及び装置はアスファルトプラントに若干の装置を追加するだけで実現でき、低廉な設備投資でコンクリート廃材の再生を可能とし、また、アスファルトプラントもアスファルト混合物製造とコンクリート廃材再生の兼用のプラントとなって稼動率も向上して経済的に好都合となる。
【0036】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係るアスファルトプラントを利用したコンクリート廃材の再生方法によれば、アスファルトプラントの新材用ドライヤにコンクリート廃材を供給して所定温度まで加熱する加熱工程と、加熱したコンクリート廃材をモルタル剥離装置に供給して骨材表面のモルタルを剥離するモルタル剥離工程と、モルタルを剥離したコンクリート廃材をアスファルト舗装廃材用ドライヤに供給して排風機による吸引排気により微細分を分離する微細分の分離工程と、アスファルト舗装廃材用ドライヤから排出される骨材をプラント本体の振動篩に供給して粒度別に篩い分ける篩分け工程とよりなるので、アスファルトプラントに若干の装置を追加するだけでコンクリート廃材を再生することができ、低廉な設備投資でコンクリート廃材の再生を可能とできる。
【0037】
また、本発明に係るコンクリート廃材の再生装置によれば、新材用ドライヤに骨材を供給して加熱し、この加熱骨材をプラント本体上部の振動篩にて粒度別に篩い分けて骨材貯蔵ビンに貯蔵する一方、アスファルト舗装廃材用ドライヤにアスファルト舗装廃材を供給して加熱し、この加熱廃材を廃材貯蔵ビンに貯蔵すると共に、前記各貯蔵ビンから所定量の骨材をミキサに払い出し、アスファルトを添加して混合調整することによってアスファルト混合物を製造するアスファルトプラントに、加熱したコンクリート廃材を擦り合わせて骨材表面のモルタルを剥離するモルタル剥離装置を備えると共に、新材用ドライヤから排出されるコンクリート廃材を前記モルタル剥離装置に供給する経路切替え手段と、モルタル剥離装置から排出されるコンクリート廃材をアスファルト舗装廃材用ドライヤへと搬送する搬送手段と、アスファルト舗装廃材用ドライヤから排出されるコンクリート廃材をプラント本体の振動篩に供給する経路切替え手段とを設けたので、アスファルトプラントにモルタル剥離装置やその他若干の付帯装置を追加設置するだけでアスファルト混合物製造とコンクリート廃材再生の可能な兼用装置となり、低廉な設備投資でコンクリート廃材の再生を可能とできて経済的である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略説明図である。
【符号の説明】
1…新材用ドライヤ 8…排風機
9…集塵機 12…プラント本体
14…振動篩 15…骨材貯蔵ビン
18…アスファルト舗装廃材用ドライヤ 27…廃材貯蔵ビン
30…モルタル剥離装置 31、33…経路切替え手段
2、34…搬送手段[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a method and an apparatus for separating and recovering aggregate from concrete waste generated as a result of demolition of a concrete structure, and particularly to an apparatus for producing an asphalt mixture that is a road pavement. The present invention relates to a reproduction method and apparatus.
[0002]
[Prior art]
Most of the concrete waste generated by the demolition of concrete structures is disposed of by landfill, etc., but it has become difficult to secure a landfill site, and the cost of the disposal has increased. From various circumstances such as depletion of aggregate resources and environmental conservation, concrete waste has been crushed and reused as roadbed material. Recently, in order to further increase the added value of the crushed concrete waste, it has been considered to remove the mortar and recover the aggregate itself.
[0003]
As one method of reclaiming this concrete waste material, the concrete waste material appropriately crushed with a crusher or the like is heated to 100 ° C. or higher, and the concrete waste material weakened by thermal expansion is rubbed together with a mill or the like. There is a method in which mortar adhering to the aggregate surface is peeled off, and this is collected by sieving according to particle size.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, a large amount of capital investment is required when a dedicated facility is provided in order to realize the above-mentioned method for recycling concrete waste, but there is a problem in profitability when considering the aggregate price reclaimed for the investment amount. it is conceivable that.
[0005]
Then, this inventor paid attention to the asphalt plant provided with functions, such as a heating and sieving which are basic functions for realizing the recycling method of the above-mentioned concrete waste material. The asphalt plant is a device that produces asphalt mixture, which is a road pavement material, and it was thought that if the facilities of this asphalt plant were used, it was possible to recycle concrete waste with little capital investment.
[0006]
This invention makes it a subject to provide the method and apparatus which recycle | regenerate a concrete waste material by cheap equipment investment using an asphalt plant in view of said point.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
A method for reclaiming concrete waste using an asphalt plant according to the present invention for solving the above problems includes a heating step of supplying concrete waste to a new material dryer of the asphalt plant and heating it to a predetermined temperature, and heated concrete. A mortar stripping process that strips the mortar on the aggregate surface by supplying the waste material to the mortar stripping device, and a micro-layer that separates the fine components by supplying the concrete waste material stripped from the mortar to the asphalt pavement waste material dryer and sucking and exhausting it with an exhaust fan. And a sieving step in which the aggregate discharged from the asphalt pavement waste dryer is supplied to the vibration sieve of the plant body and sieved according to the particle size.
[0008]
In addition, the concrete waste recycling apparatus according to the present invention supplies aggregate to a new dryer and heats the aggregate, and the heated aggregate is screened according to the particle size by a vibrating sieve at the top of the plant body to form an aggregate storage bin. While storing, supply the asphalt pavement waste material to the asphalt pavement waste dryer and heat it, store this heated waste material in the waste material storage bins, discharge a predetermined amount of aggregate from each storage bin to the mixer and add asphalt Asphalt plant that produces asphalt mixture by mixing and adjusting, equipped with a mortar peeling device that peels off the mortar on the aggregate surface by rubbing the heated concrete waste material, and the concrete waste material discharged from the dryer for new materials The path switching means for supplying to the mortar peeling device and the concrete discharged from the mortar peeling device. Conveying means for conveying the preparative waste into asphalt pavement waste for dryer is characterized in that a means switching path for supplying the vibrating screen plant body concrete waste discharged from asphalt pavement waste for dryer.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
According to the method for recycling concrete waste material using the asphalt plant according to the present invention, first, the concrete waste material appropriately crushed is supplied to a new material dryer of the asphalt plant and heated to a predetermined temperature. In this heating process, the mortar in the concrete waste material becomes brittle, and the mortar easily peels off from the aggregate surface due to the difference in thermal expansion coefficient between the aggregate and the mortar. Next, the heated concrete waste material is supplied to a mortar peeling device additionally installed in the asphalt plant and ground. In this mortar peeling step, the mortar is peeled off from the aggregate by rubbing the aggregates that have been easily peeled off in the heating step.
[0010]
Next, the concrete waste from which the mortar has been peeled is supplied to the asphalt pavement waste dryer in the asphalt plant, and only the suction exhaust is performed by the exhaust fan without heating, and the concrete waste is tumbled down in the drum. The minute content is raised and separated. The fine components that soar in the separation process are captured and collected by a dust collector. The aggregate that has undergone the separation process is supplied to the vibrating sieve of the asphalt plant main body, sieved, and collected according to particle size.
[0011]
As described above, this recycling method includes a heating process, a mortar peeling process, a fine separation process, and a sieving process for regenerating concrete waste material. This makes it possible to recycle concrete waste with a low capital investment.
[0012]
Further, according to the concrete waste material recycling apparatus according to the present invention, a mortar peeling device is additionally installed in the asphalt plant for producing the asphalt mixture, and the concrete waste material is a new material dryer, mortar peeling device, asphalt pavement waste material dryer. By providing the path switching means and the conveying means so as to flow in the order of the vibrating sieve, it is possible to recycle the concrete waste material in addition to manufacturing the asphalt mixture.
[0013]
And when recycling concrete waste material, the concrete waste material suitably crushed is supplied to the dryer for new materials, and it heats to predetermined temperature, and makes it easy to peel mortar from the aggregate surface. Next, the waste concrete material discharged from the dryer for new material is supplied to the mortar peeling device side different from the route at the time of manufacturing the asphalt mixture by operating the route switching means.
[0014]
In the mortar peeling device, the mortar is peeled from the aggregate by rubbing the aggregates together. Next, the concrete waste material discharged from the mortar peeling device is supplied to the asphalt pavement waste material dryer by the conveying means.
[0015]
Asphalt pavement waste material dryers perform suction and exhaust with a blower, and while the concrete waste material rolls down in the drum, the fine content in the waste material rises and is separated. The concrete waste discharged from the asphalt pavement waste dryer is an aggregate with less mortar adhesion, and this aggregate is moved to the vibrating screen side of the plant body different from the route at the time of manufacturing the asphalt mixture by operating the route switching means. Supply.
[0016]
In the vibration sieve, the aggregate is sieved according to the particle size and is temporarily stored in the lower aggregate storage bin. The aggregate stored in the aggregate storage bin is appropriately taken out for each particle size, stored in a dedicated storage facility, and reused.
[0017]
In this way, by adding a mortar stripping device, appropriate route switching means and conveying means to the asphalt plant, it becomes a device equipped with both functions of asphalt mixture production and concrete waste recycling, and recycling of concrete waste can be done with low capital investment. It becomes possible.
[0018]
【Example】
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0019]
Since the concrete waste material recycling apparatus according to the present invention is obtained by adding some equipment to the asphalt plant for producing the asphalt mixture, the schematic configuration of the asphalt plant will be described first in order to make the added equipment easier to understand.
[0020]
In the figure, reference numeral 1 denotes a new material dryer for heating a new aggregate, and the new material dryer 1 tilts a drum 2 provided with a number of scraping blades on an inner periphery thereof on a
[0021]
Then, the aggregate properly discharged from the aggregate storage hopper (not shown) is fed into the drum 2 by the transport means 11 and brought into contact with the high temperature gas flow while rolling down the drum 2 while being scraped up by the scraping blades. It is heated to a desired temperature and discharged from the hot hopper 4 side.
[0022]
[0023]
[0024]
Then, the asphalt pavement waste appropriately discharged from the waste material storage hopper (not shown) is fed into the
[0025]
The asphalt pavement waste material heated by the asphalt pavement
[0026]
Next, the apparatus added in order to recycle | regenerate a concrete waste material is demonstrated.
[0027]
30 is a mortar peeling device that rubs the heated concrete waste together to peel off the mortar attached to the surface of the aggregate. The
[0028]
31 is a path switching means for switching the flow of the material discharged from the new material dryer 1 to the
[0029]
The material discharged from the
[0030]
33 is a switch for switching the flow of the material discharged from the asphalt
[0031]
Therefore, when separating and recovering the aggregate from the concrete waste, after all the aggregate stored in the
[0032]
The concrete waste material heated by the new material dryer 1 is then supplied to the
[0033]
The concrete waste material ground by the
[0034]
The aggregate from which fines have been removed by the asphalt
[0035]
As described above, the heating process of heating the concrete waste material with the new dryer 1, the mortar peeling process of grinding the heated concrete waste material with the
[0036]
【The invention's effect】
As described above, according to the method for reclaiming concrete waste using the asphalt plant according to the present invention, the heating step of supplying the concrete waste to the new material dryer of the asphalt plant and heating it to a predetermined temperature, and the heated concrete waste Mortar peeling process to feed the mortar on the aggregate surface by supplying the mortar to the mortar peeling device, and the fine parts to separate the fine parts by supplying the concrete waste material from which the mortar has been peeled off to the asphalt pavement waste material dryer and sucking and exhausting it with a blower Separation process and a sieving process in which the aggregate discharged from the asphalt pavement waste dryer is supplied to the vibration sieve of the plant body and sieved according to the particle size, so it is necessary to add concrete equipment to the asphalt plant. Waste materials can be recycled, and concrete waste can be invested at low cost. Of it can enable the playback.
[0037]
Further, according to the concrete waste recycling apparatus according to the present invention, the aggregate is supplied to the new dryer and heated, and the aggregate is stored by sieving the heated aggregate according to the particle size with the vibration sieve at the top of the plant body. While being stored in the bins, the asphalt pavement waste dryer is supplied and heated to the asphalt pavement waste dryer, and the heated waste is stored in the waste storage bins, and a predetermined amount of aggregate is discharged from each of the storage bins to the mixer. Asphalt plant which manufactures asphalt mixture by adding and adjusting mixing, equipped with mortar peeling device to peel off mortar on aggregate surface by rubbing heated concrete waste material, and concrete discharged from new material dryer A path switching means for supplying the waste material to the mortar peeling device, and a co Because there is a transport means for transporting the cleat waste to the asphalt pavement waste dryer and a path switching means for supplying the concrete waste discharged from the asphalt pavement dryer to the vibration sieve of the plant body, the mortar is peeled off from the asphalt plant. It is economical because it can be used for both asphalt mixture production and concrete waste recycling simply by installing additional equipment and a few other auxiliary equipment.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic explanatory view showing an embodiment of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 ... Dryer for new materials 8 ... Ventilator 9 ...
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