JP4184264B2 - 周波数ディスクリミネータ - Google Patents

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Description

本発明は、一般に通信に係る。特に、本発明は、通信環境における周波数ディスクリミネータに係る。
CDMA通信システムは、代表的にはセルの中心に置かれた、しかもセルのセクターへ放送する、指向性アンテナを使用する。アンテナは、セルの制御を送信する基地局に接続される。セルは、典型的には、需要家が、家庭で及び移動の間の両方で通信することを可能にするために、主要な大都会の地域、ハイウェーに沿って、及び線路に沿って置かれる。
モービル及び基地局の両者が、互いに知っている周波数で送信しているのであっても、受信された周波数においてエラーを導入する周波数における多重経路エラー及びドップラーシフトのような因子がある。例えば、モービルが基地局に近づいているのであれば、ドップラー効果は、基地局によって観測されたように信号の周波数を増加する。モービルが基地局から遠ざかっているのであれば、基地局は、モービルによって送信された周波数より低い周波数を有する信号を観測する。周波数シフトの量は、モービルの速度の関数である。
周波数エラーの他の原因は、2つのローカルオシレータ(1つは基地局にあり、1つはモービルにあって、“クロック”信号を生成するために使用される)が、厳密に同一の周波数で動作されることが決してないという、事実である。代表的には、搬送周波数が、2GHzの近くである場合、モービルは、10KHzまでの周波数エラーを持ち込む可能性がある安価なローカルオシレータを使用する。
通信の期間に、基地局は、モービルによって受信されたパイロットチャネルを送信する。パイロットシンボルからなる、パイロットチャネルは、情報を含まない。モービルは、時間、周波数、位相、信号強度リファレンスを利用する。
あるシステムでは、モービルは、パイロット信号も送信する。モービルのパイロット信号は、その後、モービルに関係する時間、周波数、位相、信号強度リファレンスを生成するために受信する基地局によって同様に使用される。
ある周波数で基地局がモービルと通信するために、両者は、周波数トラッキングループの周波数ディスクリミネータを使用する必要がある。
図1は、代表的な従来技術の周波数トラッキングループ(FTL)100を示す。この図は、総和器101に入る信号、Δf、を示す。Δfは、連続するパイロットシンボルの入ってくる信号に存在する周波数エラーを表す。総和器101は、Δfから初期の推定値Δf^を差し引く。
周波数ディスクリミネータ105は、周知であり、連続するパイロットシンボルに付随する周波数エラーを管理する。各パイロットシンボルの値は、ここでは変数yによって表される。各シンボルyの期間は、Tによって示される。
パイロットシンボルの入ってくるシーケンスは、入力信号ローテーションの後に、累積され、総和器101からの、Δfresに等しい、残存する周波数エラーに結果としてなる。残存する周波数エラーΔfres を有するパイロットシンボルは、以下のように表されることができる。

Figure 0004184264

ここで、nは、k次シンボルのコラプティング(corrupting)による付加的なノイズであり、Aは、他のものの間で、電流チャネル減衰の関数である複素数偏角(complex amplitude)である。フェーディングは、十分に遅く、その結果、連続するシンボルは、大雑把に同じ複素数偏角を有すると仮定される。
時定数(τ)は、ここでは、FTL100が初期の周波数エラーの1/eに収束するまでにかかる時間として定義される。同期捕捉範囲(pull-in range)は、従来、FTL100が収束できる最大の初期周波数エラーを定義する。設計ゴールは、時定数τを最小化し、絶えず同期捕捉範囲を最大化し、定常状態での周波数エラーの標準偏差を所望レベル内に維持することである。
周波数ディスクリミネータ105の出力に直列接続された、ループフィルタL(z)110は、時定数τ、同期捕捉範囲、及び周波数エラーの標準偏差を調節するために使用される。
周波数ディスクリミネータ105の周知のタイプは、クロス積ディスクリミネータであり、その動作は、Δfres cp=imag(y k−1)として表される。ここで、*は、共役複素数を示す。y及びΔfres cpに関する上記の式から、以下を得る。
Δfres cp=|A|sin(2πTΔfres)+n、
ここで、nは、ノイズ成分である。このようにして、Δfresが1/2Tに近づくにつれ、sin(2πTΔfres)は、小さくなり、以下の状態を生み出す。
第1に、FTL100の同期捕捉範囲は、ノイズの効果に起因して理論的な同期捕捉範囲より小さい。第2に、初期の周波数エラーΔfが、理論的な同期捕捉範囲の1/2より大きい場合、FTL100は、初期の周波数エラーΔfの1/eに収束するために長時間かかる。
[サマリー]
本発明は、改善された周波数ディスクリミネーションに関するプロセス及び装置を含む。特に、本発明は、理論的な同期捕捉範囲の1/2より大きな初期の周波数エラーが検出された場合、大きく有効な同期捕捉範囲及び早い収束特性を提供する周波数トラッキングループ(FTL)を提供する。
ある実施例では、クロス積は、FTLへの入力において最初に決定される。このクロス積は、虚数部(y k−1)の形式である。ここで、yは、受信された信号の1サンプル若しくはシンボルであり、yk−1は、その前のシンボルである。実数部(y k−1)として表されたドット積も、それから決定される。
クロス積が、所定のしきい値より大きい場合、クロス積は、ドット積に所定の定数値を掛け合わせた積だけ減少される。特定のインプリメンテーションでは、値ゼロの所定のしきい値及び0から5の範囲の所定の定数値が、選択される。
逆に言えば、クロス積が、選択された所定のしきい値より小さい場合、クロス積は、ドット積に所定の定数値を掛け合わせた積だけ増加される。クロス積の計算並びにクロス積の増加及び減少は、周波数ディスクリミネータによって生成される。周波数ディスクリミネータの出力は、連続するパイロットシンボルを具備した入ってくる信号に関する残存する周波数エラーを導くために使用される。連続するシンボル信号は、周波数ディスクリミネータに供給され、以前に導かれた残存する周波数エラーは、その後FTLへ新しい出力を供給する周波数ディスクリミネータの出力を調整するために使用される。
以下の説明によって特徴付けられた周波数ディスクリミネータは、周知のクロス積ディスクリミネータと比較して、大きな有効同期捕捉範囲及び早い収束を提供する。
ある実施例にしたがえば、周波数は、単純なクロス積ディスクリミネータ及びドット積ディスクリミネータの両者を含む。上記で使用されたように、cpとして表された、クロス積ディスクリミネータは、次式で表される。
cp=imag(y k−1
ここで、yは、更新された信号のkthのパイロットシンボルであり、y k−1は、kth−1次のパイロットシンボルの共役複素数である。
dpとして表されたドット積ディスクリミネータは、慣例によって以下のように表される。
dp=real(y k−1
上記から、ある実施例にしたがった周波数ディスクリミネータは、以下にさらに詳細に導かれるものは、次のように表されるはずである。
Δf^res new=cp
(dp<θ)の場合、
もし(cp>0)ならば
Δf^res new=Δf^res new−α・dp
そうでなければ
Δf^res new=Δf^res new+α・dp
終わり
終わり
ここで、α及びθは、定数であり、その値は、所望のシステムに基づいた設計パラメータである。
第1の実施例では、αは0から5までの範囲にある。α=0に対して、周波数ディスクリミネータは、単純なクロス積ディスクリミネータに減衰する。これは、Δf^res newに関する上記の式において、αに0を代入することによって見られる。
他の実施例では、αは、2のべき乗であるように選択される。これは、周波数ディスクリミネータハードウェアに特定のインプリメンテーションにおいて導かれる。ここで、αで掛け算することは、ここでαは2倍である、単純に左へ移動する動作になる。
ある実施例では、θは、0より小さい実数の範囲内にある。しかしながら、θに対する他の範囲を同様に使用することができる。
ここで説明した周波数ディスクリミネータの動作が、おそらくデジタルシグナルプロセッサ(DSP)によって実行されることは、さらに評価されるであろう。ドット積管理も、クロス積管理と平行してハードウェアを使用して計算されることができる。“もし(if)”命令は、cp及びdpの符号ビットの計算を出力セレクタとして使用するマルチプレクサとして実行されることができる。
周波数ディスクリミネータの一実施例のハードウェアブロック図は、図2に示される。代わりの実施例が、同一の所望の結果に到達するために異なったハードウェアの変形を含むことができることを、この分野に知識のあるものは、理解するであろう。
図2の周波数ディスクリミネータは、クロス積ブロック201及びドット積ブロック202を含む。両方のブロック201及び202は、連続するパイロット信号y及びyk−1を入力として受信する。
説明的な実施例では、クロス積ブロック201によって生成された出力のクロス積は、実数値(複素数の値とは反対に)である。実数値は、cp=real(y)real(yk−1)+imag(y)imag(yk−1)として表される。
出力ドット積ブロック(202)も、実数値を生成する。この値は、dp=imag(y)real(yk−1)−real(y)imag(yk−1)として表される。
出力クロス積(cp)は、図示されたように、第1のマルチプレクサ235の新しい(0)入力に供給される。この例では、α=0の場合、単純なクロス積は、周波数ディスクリミネータ105によって出力される。
出力ドット積(dp)は、αと掛け合わせられる第1の乗算器215のゼロ(0)入力に供給される。第1の乗算器215の出力は、第2のマルチプレクサ225に入力される。第1の乗算器215の出力も、第2の乗算器220に入力される。第2の乗算器220では、αdp信号の符号は、−1の入力で掛け算されることによって反転させられる。第2の乗算器220の出力も、第2のマルチプレクサ225に入力される。第2のマルチプレクサ225の選択入力は、ディシジョンブロック205から受信される。
ディシジョンブロック205からの出力が真である場合、(すなわち、cp<0)、論理ハイ(high)は、生成され、反転されないαdp信号は、マルチプレクサ225から出力される。真でない場合、すなわち、cp>0、反転されたαdp信号は、マルチプレクサ225によって出力される。
第2のマルチプレクサ225出力は、総和器230に接続され、αdp若しくは(−αdp)のいずれかは、出力に加えられる。総和器230からの出力は、第1のマルチプレクサ235の1(1)入力に入力される。
図2の下を参照して、ディシジョンブロック210の出力は、条件dp<θが真を保持する場合、論理ハイを出力する。第1のマルチプレクサ235への選択入力としての論理ハイ信号は、第1のマルチプレクサ235をもたらすであろう。これは、総和器230の出力を選択するためである。ドット積が0である場合、条件は虚であり、クロス積は、第1のマルチプレクサ235への出力として選択され、ディシジョンブロック210は、第1のマルチプレクサ235の0入力を選択する。
上記で述べた信号選択プロセスは、種々のプログラミング言語で実行されることができることが、理解されるであろう。ある実施例では、そのプロセスは、“C”プログラミング言語で実行されることができ、以下のように表される:
もし、(dp<θ)であるならば、
もし、(cp>0)であるならば、
cp−=alph*dp;
そうでなければ、
cp+=alph*dp;
終わり
終わり
イグゼンプラリな周波数ディスクリミネータは、図1の周波数トラッキングループにおけるような、低い複雑性周波数エスティメータを必要とするいかなる場合において使用されることができる。ある実施例では、周波数ディスクリミネータは、携帯電話のようなモービル通信装置中のFTLにおいて使用される。携帯電話において、周波数ディスクリミネータは、通信のダウンリンク(downlink)方向、すなわち、基地局からモービルリンクへ、において使用される。
ダウンリンクパイロットの信号対ノイズ比(SNR)が比較的高いため、上述したような周波数ディスクリミネータは、特に好ましい。
上記の周波数ディスクリミネータは、アップリンク(uplink)方向、すなわち、モービルから基地局リンク、においても使用されることができる。アップリンクにおいて、パイロットのSNRは、非常に低い。例えば、パイロットSNR(Ec/Io)は、−38dBと低いはずである。上記で説明した周波数ディスクリミネータは、低いSNRアップリンクで使用されることができる。
しかしながら、低いSNRをさらに低いSNRへ補償することは、パイロットシンボルの累積長さを増加させる(すなわち、Tを増加させる)ために好ましい。あるいは、クロス積及びドット積をローパスフィルタリングすることも、有効であろう。そのような組み込みを使用することは、上記の式を変える。低いSNRへ因数分解することは、例えば、アップリンクにおいて使用する周波数ディスクリミネータは、以下のように表すことができる:
cp=imag(y k−1
dp=real(y k−1
cp=(1−β)cp+βcp
dp=(1−β)dp+βdp
Δf^res new=cp
もし(dp<θ)であれば
もし(cp>0)であれば
Δf^res new=Δf^res new−α・dp
そうでなければ
Δf^res new=Δf^res new+α・dp
終わり
終わり
ここで、βは、0と1との間の定数であり、cp及びdp項は、ワンタップ(one-tap)IIRフィルタの出力である。非常に低いパイロットSNRに対して、0に近いβが最善である。β=1に対して、上記の式は、以前に述べた高いSNR周波数ディスクリミネータの式と同じディスクリミネータの結果をもたらす。
図10は、通信システムのアップリンクにおいて見られるであろう本発明のある実施例における周波数ディスクリミネータを示す。このブロック図は、図2に示されたダウンリンクの周波数ディスクリミネータと実質的に同様であるため、詳しく議論されない。しかしながら、アップリンクに対する周波数ディスクリミネータは、クロス積生成器の出力においてワンタップIIRフィルタ1001及びドット積生成器の出力において第2のワンタップIIRフィルタ1005を組み込む。フィルタ1001及び1005は、クロス積及びドット積をそれぞれローパスフィルタリングする責任がある。
本発明の周波数ディスクリミネータを組み込んでいる移動局のブロック図は、図3に示される。移動局は、アンテナ303に接続された送信機302及び受信機301を含む。送信機302は、送信のためにマイクロフォン305からの聴覚信号を変調する。通信装置のタイプに依存して、送信機302若しくは類似の装置は、変調する前にマイクロフォン305からの聴覚信号をデジタル化する。その後、アンテナ303は、指定した目的地に向けて信号を放射する。
受信機301は、ここで説明されように構成されたFTL301’を組み込む。受信機301は、アンテナ303を経由して受信した信号を受信し、復調する責任がある。FTL301’は、所望の受信した周波数に受信機を固定するために、受信機301中で使用される。ある通信装置では、受信機は、スピーカ306によって伝達するためにアナログ同等の信号へ受信したデジタル信号を変換する責任があるであろう。
通信装置は、マイクロプロセッサ若しくは他の制御装置のようなコントローラ304によって制御される。コントローラは、送信機302及び受信機301機能に接続され、これらを制御する。
ディスプレイ307及びキーパッド308は、キーパッド308上でユーザによって入力された情報を表示するためにコントローラ304に接続される。例えば、ユーザは、キーパッド308を使用して電話番号を入力でき、ディスプレイ307に表示され、その後、送信機302を使用して基地局に送信される。
ある実施例では、通信装置は、本発明の周波数ディスクリミネータを組み込んでいるセルラ無線電話である。代わりの実施例は、通信能力があるパーソナルディジタルアシスタンツ及び通信能力があるコンピュータを含む。その結果、FTLを使用して所望の周波数に固定することが必要とされる。
ここで説明されたような周波数ディスクリミネータを含む基地局のブロック図が、図4に示される。その基地局は、基地局がそれに接続されたネットワークからの信号を受信する送信機401から構成される。送信機401は、信号を変調し、アンテナ405を介して、適切な出力レベルで、信号を送信する。
受信信号は、アンテナ405によって受信され、周波数ディスクリミネータ403を有する受信機403へ配信される。受信機403は、FTL403を使用して受信された信号の周波数を追跡し、いずれかの適切な信号を復調する。復調された信号は、適切なあて先に向け基地局に接続されるネットワークを介して送信される。
ある実施例では、図4に示された基地局は、セルラ環境で動作する。代わりの実施例の基地局は、モービル、固定のインフラストラクチャと通信するワイアレス通信装置、を受け入れるいかなる基地局であることができる。
図5は、種々のαの値における実施例の動作にしたがった周波数ディスクリミネータの周波数応答のプロットである。さらに詳しくは、Δf^res newのプロットは、T=256/3.84×10秒を使用して、及びノイズがないと仮定して示される。α=0に対応する曲線は、通常のクロス積ディスクリミネータを表す。図5から、α=2の場合、ディスクリミネータの出力は、f(2πTΔfres)=2πTΔfresに近い近似値を出力し、非常に効果的に実行する周波数トラッキングループを有することが、これから確認することができる。図5の各々のカーブに対して、θは、ゼロの値(0)になると仮定される。
説明的な実施例の周波数ディスクリミネータの出力は、同期捕捉範囲の半分より大きなΔfresの値に対して大きい。通常の解の小さな値のクロスディスクリミネータの結果は、無視される。現在の周波数ディスクリミネータは、大きく有効な同期捕捉範囲を提供する。一方で、初期周波数エラーが大きい場合にも、非常に早く収束する。
図6−9は、ここで説明した周波数ディスクリミネータを使用するシミュレーションの結果を示す。各シミュレーションにおいて、パイロットシンボル累積長は、N=256チップであると仮定する。これは、T=256/3.84×10秒という結果になる。これは、±7.5kHzの理論的な同期捕捉範囲に等しい。
図6は、2つの異なる周波数ディスクリミネータにとって生成された時間の関数として残存する周波数エラー、f、のプロットを示す。1つは、従来のクロス積周波数ディスクリミネータであり、他は、ここで説明した周波数ディスクリミネータである。7.4kHZの初期周波数エラー及びEc/Io=−26dBのパイロットSNRを仮定する。
仮定した周波数エラーで、従来のクロス積ディスクリミネータは、FTL出力が発散することになることが分かる。一方で、本実施例の周波数ディスクリミネータを使用するFTLは、比較的早く収束する。
図7は、パイロット強度が、Ec/Io=−20dBに増加する場合に、何が起きるかを示す。本発明及び従来技術のFTLの両者が、結局は収束するのであるが、ここに開示した周波数ディスクリミネータは、クロス積ディスクリミネータより実質的に早く収束する。
図8及び9のプロットは、それぞれ図6及び7と同様である。図8は、Ec/Io=−26dBのパイロットSNRでの時間の関数としての残存する周波数エラーをよりよく示す。図9は、Ec/Io=−20dBのパイロットSNRでの周波数エラーを示す。図8及び9の両者において、初期周波数エラーは、7.0kHzに変化される。これらのプロットから、本実施例の周波数ディスクリミネータの結果が、従来のクロス積ディスクリミネータより実質的に早い結果にどのようにして収束するかを、簡単に知ることができる。
本発明の周波数ディスクリミネータは、種々の実施形態の特定のエアーインターフェースのいずれかに限定されることはない。1つのインプリメンテーションは、ワイドバンドコード分割多元アクセス(WCDMA)システムの実施形態に利用される。本発明が、汎用CDMAシステム、cdma2000、FDMA、及びTDMAのような変化するエアーインターフェースのいずれかの数を利用してきたことを、この分野に知識のあるものは、容易に理解するであろう。
まとめると、ここに説明した実施例の周波数ディスクリミネータは、周波数推定を必要とするいかなるシステムにおいて使用されることができる比較的複雑性の少ない周波数エスティメータである。ドット積計算を使用することによって、単独で若しくはドット積観測との組み合わせのいずれかにおいて、改善された解の結果は、良く見ても比較、加算、及び単純な掛け算だけを必要とする。
上述した実施例のすべてにおいて、方法の工程は、本発明の範囲から逸脱しないで置き換えられることに注意すべきである。
情報及び信号が、種々の異なる技術及び手法のいずれかを使用して表わされることを、本技術分野に知識のある者は、理解するであろう。例えば、前記の記述を通して示されることができる、データ、指示、命令、情報、信号、ビット、シンボル、及びチップは、電圧、電流、電磁波、磁場若しくは磁力粒子、光場若しくは光粒子、若しくはこれらの任意の組み合わせによって表わされることができる。
ここに開示された実施例に関連して記述された各種の解説的な論理ブロック、モジュール、回路、及びアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、若しくは両者の組み合わせとして実施できることを、知識のある者は、さらに評価するであろう。ハードウェア及びソフトウェアのこの互換性をはっきりと説明するために、各種の解説的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、及びステップは、一般的に機能性の面からこれまでに記述されてきた。そのような機能性が、ハードウェア若しくはソフトウェアとして実行されるか否かは、個々の応用及びシステム全体に課せられた設計の制約に依存する。熟練した職人は、述べられた機能性を各個人の応用に対して違ったやり方で実施することができる。しかし、そのような実施の決定は、本発明の範囲から離れては説明されない。
ここに開示された実施例に関連して述べられた、各種の解説的な論理ブロック、モジュール、及び回路は、汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、アプリケーションスペシフィック集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)若しくは他のプログラマブルロジックデバイス、ディスクリートゲート若しくはトランジスタロジック、ディスクリートハードウェア素子、若しくはここに記述した機能を実行するために設計されたこれらのいかなる組み合わせを、実行若しくは実施されることができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサでることができ、あるいは、プロセッサは、いかなる従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、若しくはステートマシン(state machine)であってよい。プロセッサは、演算装置の組み合わせとして実行されることができる。例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと結合した1若しくはそれ以上のマイクロプロセッサ、若しくはそのようないかなる他の構成であってよい。
ここに開示された実施例に関連して述べられた方法若しくはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールにおいて、若しくは、両者の組み合わせにおいて直接実現されることができる。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、脱着可能なディスク、CD−ROM、若しくは、この分野で知られている他のいかなる記憶媒体の中に存在できる。あるイグゼンプラリな記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み出し、そこに情報を書き込めるようなプロセッサと接続される。その代わりのものでは、記憶媒体は、プロセッサに集積できる。プロセッサ及び記憶媒体は、ASIC中に存在できる。ASICは、ユーザ端末中に存在できる。
この代わりのものでは、プロセッサ及び記憶媒体は、ユーザ端末中に単体の構成部品として存在できる。開示された実施例のこれまでの説明は、本技術分野に知識のあるいかなる者でも、本発明を作成し、使用することを可能にする。これらの実施例の各種の変形は、本技術分野に知識のある者に、容易に実現されるであろう。そして、ここで定義された一般的な原理は、本発明の精神及び範囲から逸脱しないで、他の実施例にも適用できる。それゆえ、本発明は、ここに示された実施例に制限することを意図したものではなく、ここに開示した原理及び卓越した特性と整合する広い範囲に適用されるものである。
図1は、周知の周波数トラッキングループ(FTL)の一般的なブロック図である。 図2は、本発明にしたがって構成された、図1の周波数ディスクリミネータの、より詳細なブロック図を示す。 図3は、本発明の周波数ディスクリミネータを含むFTLを搭載する移動局のブロック図を示す。 図4は、本発明の周波数ディスクリミネータを含むFTLを搭載する基地局のブロック図を示す。 図5は、本発明の周波数ディスクリミネータの応答のプロットを周知の周波数ディスクリミネータと比較して示す。 図6は、第1のパイロット強度を仮定して、本発明の周波数ディスクリミネータを使用して導かれた、時間の関数としての残存する周波数及び第1の初期周波数エラーのプロットを示す。 図7は、第2のパイロット強度及び第1の初期周波数エラーを仮定して、本発明の周波数ディスクリミネータを使用して導かれた、時間の関数としての残存する周波数エラーの他のプロットを示す。 図8は、第2の初期周波数エラー及び第1のパイロット強度を仮定して、時間の関数としての残存する周波数エラーのプロットを示す。 図9は、第2/第3の初期周波数エラー及び第2のパイロット強度を仮定して、時間の関数としての残存する周波数エラーのプロットを示す。 図10は、低い信号対ノイズ比を有する信号で使用するための周波数ディスクリミネータのブロック図を示す。
符号の説明
100…従来技術の周波数トラッキングループ,101…総和器,215…乗算器,220…乗算器,230…総和器,405…アンテナ。

Claims (25)

  1. 送信周波数から周波数エラーだけオフセットされる受信周波数によって特徴付けられた受信した入力信号の周波数ディスクリミネーションを提供する方法であって、その方法は、以下を具備する:
    受信した入力信号からクロス積及びドット積を認識する;
    所定のしきい値に対してクロス積の値を比較する;及び
    ドット積と比較に基づいた定数値との積に等しい調節量だけクロス積を調節する、
    ここにおいて、該クロス積は、該クロス積が該所定のしきい値よりも大きい場合に、該調節量だけ減少され、そして該クロス積は、該クロス積が該所定のしきい値よりも小さい場合に、該調節量だけ増加される。
  2. 請求項1の方法、ここで、クロス積を認識することは、受信した入力信号のサンプル掛ける該入力信号の以前のサンプルの共役複素数の第2の積の虚数部分に等しく該クロス積を設定することを含む。
  3. 請求項1の方法、ここで、所定のしきい値ゼロである。
  4. 請求項1の方法、ここで、調節することは、周波数エラーが最小値に減少するまで繰り返される。
  5. 請求項1の方法、ここで、定数値は、実質的に0から5の範囲である。
  6. 請求項1の方法、ここで、定数値は、0より大きい値である。
  7. 請求項2の方法、ここで、ドット積を認識することは、該第2の積の実数部分に等く該ドット積を設定することを含む
  8. 複数のシンボルによって特徴付けられた、信号の周波数エラーを所定の周波数に収束する方法であって、以下を具備する:
    信号からクロス積及びドット積を認識する;
    周波数調節積を生成するためにドット積と定数値とを掛け算する;
    クロス積がゼロより大きい場合、クロス積を周波数調節積だけ減少する;及び
    クロス積がゼロより小さい場合、クロス積を周波数調節積だけ増加する。
  9. 請求項8の方法、ここで、クロス積を認識することは、(y k−1)の虚数部を計算することを含む、ここで、yは、複数のシンボルのシンボルである。
  10. 請求項8の方法、ここで、ドット積を認識することは、(y k−1)の実数部を計算することを含む、ここで、yは、複数のシンボルのシンボルである。
  11. 請求項8の方法、ここで、クロス積を減少する及び増加するステップは、周波数エラーが最小値になるまで繰り返えされる。
  12. 請求項11の方法、ここで、最小値は、ほぼゼロ周波数エラーである。
  13. 複数のシンボルを具備する入力信号を有する周波数ディスクリミネータ装置であって、その装置は、以下を具備する:
    入力信号のクロス積を生成するために、入力信号に接続された、クロス積生成器;
    入力信号のドット積を生成するために、入力信号に接続された、ドット積生成器;
    ドット積及び定数値に応じて積を生成するためにドット積生成器に接続された乗算器;
    積に接続された第1の入力及び積の負の値に接続され第2の入力を有する第1のマルチプレキシング装置、クロス積に応じて該第1の入力若しくは第2の入力のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレクサ;
    クロス積生成器及び第1のマルチプレキシング装置の出力に接続された総和器、クロス積と積の総和信号を生成する総和器;及び
    クロス積生成器に接続された第1の入力及び総和器に接続され第2の入力を有する第2のマルチプレキシング装置、ドット積に応じて該クロス積若しくは総和信号のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレキシング装置。
  14. 請求項13の装置であって、さらに以下を含む:
    クロス積生成器に接続された第1のコンパレータ、クロス積と第1のしきい値との関係に応じて第1の選択信号を生成する第1のコンパレータ、第1のマルチプレキシング装置の選択入力に接続される第1の選択信号;及び
    ドット積生成器に接続された第2のコンパレータ、ドット積に応じて第2の選択信号を生成する第2のコンパレータ、第2のマルチプレキシング装置の選択入力に接続される第2の選択信号。
  15. 請求項14の装置、ここで第1のしきい値は、実質的にゼロであり、第2のしきい値は、実質的にゼロよりも小さい実数の範囲である。
  16. モービル通信装置は、以下を具備する:
    通信チャネルを経由して受信された受信信号を復調する受信機であって、その受信機は復調された信号の周波数を推定する周波数ディスクリミネータを有する、その周波数ディスクリミネータは以下を具備する:
    入力信号のクロス積を生成するために、入力信号に接続された、クロス積生成器;
    入力信号のドット積を生成するために、入力信号に接続された、ドット積生成器;
    ドット積及び定数値に応じて積を生成するためにドット積生成器に接続された乗算器;
    積に接続された第1の入力及び積の負の値に接続され第2の入力を有する第1のマルチプレキシング装置、クロス積に応じて該第1の入力若しくは第2の入力のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレクサ;
    クロス積生成器及び第1のマルチプレキシング装置の出力に接続された総和器、クロス積と積の総和信号を生成する総和器;及び
    クロス積生成器に接続された第1の入力及び総和器に接続され第2の入力を有する第2のマルチプレキシング装置、ドット積に応じて該クロス積若しくは総和信号のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレキシング装置。
  17. 請求項16のモービル通信装置であって、さらに以下を具備する:
    復調された信号を聴覚信号に変換するスピーカ;
    出力信号を生成するマイクロフォン;
    モービル通信データを表示するディスプレイ;及び
    モービル通信装置を制御するために受信機及びディスプレイに接続されたコントローラ。
  18. 請求項16のモービル通信装置であって、チャネルを経由してコード分割多元アクセス出力信号を変調する送信機をさらに具備する。
  19. 請求項16のモービル通信装置、ここで、受信された信号は、コード分割多元アクセス信号である。
  20. ワイアレス通信ネットワークにおける使用に対して適応された基地局受信機において、受信された信号の周波数を推定する周波数ディスクリミネータであって、その周波数ディスクリミネータは、以下を具備する:
    入力信号のクロス積を生成するために、入力信号に接続された、クロス積生成器;
    入力信号のドット積を生成するために、入力信号に接続された、ドット積生成器;
    フィルタされたクロス積を生成するために、クロス積に接続された、第1のローパスフィルタ;
    フィルタされたドット積を生成するために、ドット積に接続された、第2のローパスフィルタ;
    フィルタされたドット積及び定数値に応じて調節積を生成するためにフィルタされたドット積生成器に接続された乗算器;
    積に接続された第1の入力及び調節積の負の値に接続され第2の入力を有する第1のマルチプレキシング装置、フィルタされたクロス積に応じて該第1の入力若しくは第2の入力のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレクサ;
    フィルタされたクロス積生成器及び第1のマルチプレキシング装置の出力に接続された総和器、フィルタされたクロス積と調節積の総和信号を生成する総和器;及び
    第1のローパスフィルタに接続された第1の入力及び総和器に接続され第2の入力を有する第2のマルチプレキシング装置、該フィルタされたドット積に応じて該フィルタされたクロス積若しくは該総和信号のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレキシング装置。
  21. 信号の周波数をトラッキングするための周波数トラッキングループであって、その周波数は周波数エラーを有する、その周波数トラッキングループは、以下を具備する:
    周波数エラーから残存する周波数エラーの現在の推定値を差し引くことによって残存する周波数エラーを生成する総和器;及び
    残存するエラーに接続された周波数ディスクリミネータ、周波数ディスクリミネータは残存する周波数エラーの現在の推定値を生成する、周波数ディスクリミネータは、以下を具備する:
    残存するエラーのクロス積を決定するための手段;
    残存するエラーのドット積を決定するための手段;
    クロス積が所定のしきい値より大きければ、入力信号のドット積と定数値とを掛け算した積に等しい調節量だけクロス積の減少するための手段;及び
    クロス積が所定のしきい値より小さい若しくは等しければ、調節量だけクロス積の増加するための手段。
  22. 請求項21の周波数トラッキングループであって、周波数ディスクリミネータを総和器に接続するループフィルタをさらに含む。
  23. 複数のシンボルを具備する入力信号を有する周波数ディスクリミネータ装置であって、その装置は、以下を具備する:
    入力信号のクロス積を生成するために、入力信号に接続された、クロス積生成器;
    入力信号のドット積を生成するために、入力信号に接続された、ドット積生成器;
    フィルタされたクロス積を生成するために、クロス積に接続された、第1のローパスフィルタ;
    フィルタされたドット積を生成するために、ドット積に接続された、第2のローパスフィルタ;
    フィルタされたドット積及び定数値に応じて調節積を生成するためにフィルタされたドット積生成器に接続された乗算器;
    積に接続された第1の入力及び調節積の負の値に接続され第2の入力を有する第1のマルチプレキシング装置、フィルタされたクロス積に応じて該第1の入力若しくは第2の入力のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレクサ;
    フィルタされたクロス積生成器及び第1のマルチプレキシング装置の出力に接続された総和器、フィルタされたクロス積と調節積の総和信号を生成する総和器;及び
    第1のローパスフィルタに接続された第1の入力及び総和器に接続され第2の入力を有する第2のマルチプレキシング装置、フィルタされたドット積に応じて該フィルタされたクロス積若しくは総和信号のいずれか1出力として選択する第2のマルチプレキシング装置。
  24. コンピュータ読み取り可能な媒体であって、該媒体は:
    受信した入力信号からクロス積及びドット積を認識するため;
    所定のしきい値に対して該クロス積の値を比較するため;及び
    該比較に基づいて該ドット積掛ける定数値の積に等しい調節量だけ該クロス積を調節するため、
    のコンピュータ実行可能な命令を有する、
    ここにおいて、該クロス積は、該クロス積が該所定のしきい値よりも大きい場合に、該調節量だけ減少され、そして該クロス積は、該クロス積が該所定のしきい値よりも小さい場合に、該調節量だけ増加される
    コンピュータ読み取り可能な媒体。
  25. 周波数ディスクリミネーションを提供するための命令を実行するマイクロプロセッサであって、該命令は、以下を具備する:
    受信した入力信号からクロス積及びドット積を認識すること;
    所定のしきい値に対して該クロス積の値を比較すること;及び
    該比較に基づいて該ドット積掛ける定数値の積に等しい調節量だけ該クロス積を調節すること、
    ここにおいて、該クロス積は、該クロス積が該所定のしきい値よりも大きい場合に、該調節量だけ減少され、そして該クロス積は、該クロス積が該所定のしきい値よりも小さい場合に、該調節量だけ増加される
    マイクロプロセッサ。
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