JP3465668B2 - 復調装置 - Google Patents

復調装置

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JP3465668B2
JP3465668B2 JP2000215533A JP2000215533A JP3465668B2 JP 3465668 B2 JP3465668 B2 JP 3465668B2 JP 2000215533 A JP2000215533 A JP 2000215533A JP 2000215533 A JP2000215533 A JP 2000215533A JP 3465668 B2 JP3465668 B2 JP 3465668B2
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昭彦 松岡
憲一 ▲たか▲橋
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Panasonic Holdings Corp
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は時分割多重方式(以
下、TDMと略す)またはディジタル変調方式を用いた
ディジタル無線通信システムの受信器に利用される復調
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、TDMを用いたディジタル移動体
通信システムの研究開発が盛んである。1つの周波数帯
を時分割して使用するTDMでは、送信側と受信側で信
号の周波数と位相を一致させるシンボル同期とフレーム
同期が必要である。送信側と受信側の同期をとる手段の
1つとして、既知のパイロットシンボルを送信し、受信
側で上記パイロットシンボルを検出して周波数と位相の
ずれを推定する方法がある。
【0003】以下に従来の復調装置について説明する。
【0004】図8は従来の復調装置の同期部のブロック
構成を示すものである。
【0005】図8において、801は受信した信号を非
同期直交検波した直交ベースバンド信号である。802
は受信信号中のパイロット信号を検出するパイロット信
号検出部で、803はその検出されたパイロット信号で
ある。804は位相検出部で、パイロット信号803と
既知パイロット信号805との位相誤差を求め、位相信
号806として出力する。807は周波数検出部で、位
相信号806の時間的な変化から周波数を検出する。8
08はその周波数情報、809は位相信号806と周波
数情報808を用いてフレーム同期信号810とシンボ
ル同期信号811を生成する同期信号生成部である。
【0006】以上のように構成された復調装置の同期部
について、以下その動作について説明する。
【0007】まず、受信した信号を非同期直交検波した
直交ベースバンド信号801からパイロット信号803
がパイロット信号検出部802で検出される。つぎに、
検出されたパイロット信号803と既知パイロット信号
805との位相誤差が、位相検出部804で計算され、
位相信号806が出力される。周波数検出部807で、
位相信号806の時間的な変化から周波数が検出され周
波数情報808として出力される。同期信号生成部80
9で、位相信号806と周波数情報808を用いてフレ
ーム同期信号810とシンボル同期信号811が生成さ
れる。また、周波数情報808を用いて周波数オフセッ
ト補償を行うことも可能である。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、マルチパス・フェージングなどで受信信
号が大きなひずみを含んでいる場合、パイロット信号の
検出速度と精度が低下し、受信信号の周波数ずれや位相
ずれを推定するときに、速度と精度の点で大きく性能が
劣化してしまうという課題を有していた。
【0009】本発明は上記従来の課題を解決するもの
で、TDMを用いたディジタル無線通信システムの受信
器において、大きな伝送路ひずみが存在するマルチパス
・フェージング環境下でも、引き込み時間が短く精度の
高いフレーム同期や周波数オフセット補償が可能な復調
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に第1の発明は、受信変調波を定期的にサンプリングす
る標本部と、推定されたオフセット周波数によりコント
ロールされた周波数で、サンプリングされた受信変調波
を直交復調する直交復調部と、前記直交復調された信号
から前記オフセット周波数を推定する周波数オフセット
推定部とを具備した復調装置である。第2の発明は、受
信変調波を定期的にサンプリングする標本部と、推定さ
れたオフセット周波数に基づいた補正値と初期値により
位相更新される位相情報により生成された回転子を用い
て、サンプリングされた受信変調波を直交復調する直交
復調部と、前記直交復調された信号から前記オフセット
周波数を推定する周波数オフセット推定部とを具備した
復調装置である第3の発明は、受信変調波を定期的に
サンプリングする標本部と、あらかじめ設定されてある
サンプリング毎の位相更新値と推定されたオフセット周
波数を位相更新値として換算した周波数調整信号の値を
加算あるいは減算して位相更新される位相情報により生
成される回転子を用いて、サンプリングされた受信変調
波を直交復調する直交復調部と、前記直交復調された信
号から前記オフセット周波数を推定する周波数オフセッ
ト推定部とを具備した復調装置である。
【0011】
【0012】
【0013】
【発明の実施の形態】(実施例1)以下、本発明の第1
の実施例について、図面を参照しながら説明する。図1
は本発明の第1の実施例における復調装置にブロック結
線図である。
【0014】図1において、101は受信変調波、10
2は受信変調波101を直交検波してフィルタを通して
不要な信号を取り除いてベースバンド信号103を出力
する直交復調部、104はベースバンド信号103をサ
ンプリングしサンプリングベースバンド信号105を出
力する標本部、106は標本部104に標本タイミング
制御信号107を供給する標本タイミング制御部、10
8はサンプリングベースバンド信号105を用いてオフ
セット周波数を推定してそのオフセット周波数を標本タ
イミング制御部106のカウンタ値として換算した値を
周波数調整信号109として出力する周波数オフセット
推定部である。
【0015】以上のように構成された復調装置につい
て、図1を用いてその動作を説明する。まず、受信変調
波101は直交復調部102で直交検波されフィルタ等
(図示せず)を通して不要な信号を取り除かれベースバ
ンド信号103となる。標本部104では標本タイミン
グ制御部106から出力される標本タイミング制御信号
107がたとえばLからHへの変化の時点で、ベースバ
ンド信号103をサンプリングしサンプリングベースバ
ンド信号105を出力する。この際、標本タイミング制
御部106では周波数オフセット推定部108から出力
される周波数調整信号109が、たとえばnであれば動
作カウンタ106Aにセットする値にnを加えたり、あ
るいは減じたりすることで、動作カウンタ106Aの周
期を調整する。動作カウンタ106Aの状態がたとえば
0になると標本タイミング制御部106は標本タイミン
グ制御信号107をLからHへと変化させ、一定時間後
にまたLへと戻す。
【0016】周波数オフセット推定部108ではサンプ
リングベースバンド信号105を用いてオフセット周波
数を推定し、そのオフセット周波数を標本タイミング制
御部106のカウンタ値として換算した値を周波数調整
信号109として出力し、動作カウンタ106Aの周期
を制御するため当該周波数調整信号109に応じた値を
更新値格納部106Bに更新・格納する。
【0017】ここで、周波数調整信号109はオフセッ
ト周波数を標本タイミング制御部106のカウンタ値と
して換算した値として動作説明を行ったが、オフセット
周波数の推定値が+である時は+1、−である時は−1
として動作させてもよく、この場合は調整に時間がかか
るが、推定値が大幅に間違った場合でも安定して動作す
るなどの特徴がある。
【0018】また、初期動作時には、周波数調整信号1
09にオフセット周波数の推定値を標本タイミング制御
部106のカウンタ値として換算した値を用い、予め設
定した期間が過ぎたら、あるいはオフセット周波数の推
定値が一定値以下の値になっったら前述のように+1と
−1の制御に移すことも可能である。この場合、収束が
早く、且つ安定度の高い装置としての動作が期待でき
る。
【0019】このように周波数調整信号109はオフセ
ット周波数の推定値が+であれば標本タイミング制御部
106の動作カウンタ周期が長くなるような値、−であ
れば動作カウンタ周期が短くなるような値を用いること
で正常な動作が可能である。ここで、オフセット周波数
の推定値はサンプリング周波数が目標周波数よりも高い
ときが+、低いときが−として説明している。
【0020】以上、本実施例によれば推定したオフセッ
ト周波数によりサンプリングタイミングをコントロール
することで、サンプリングしたベースバンド信号のオフ
セット分を調整することが可能となる。このことにより
サンプリングしたベースバンド信号からオフセット周波
数成分を取り除くための積算部分が必要なくなるため、
装置の小型化をはかることが可能となる。また、電圧制
御発振器(VCO)などのアナログ部を持たない構造で
あるため、無調整で行うことが可能となる。また、系全
体としてディジタルの技術のみで行うことが可能であ
り、1チップにまとめるなど、従来より簡単に受信装置
を構成する事が可能となる。
【0021】(実施例2)以下、本発明の第2の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図2は本発明
の第2の実施例における復調装置にブロック結線図であ
る。
【0022】図2において、201は受信変調波、20
2は標本部、203はサンプリング受信変調波、204
は直交復調部、205はベースバンド信号、206は標
本タイミング制御部、206Aは動作カウンタ、206
Bは更新値格納部、207は標本タイミング制御信号、
208は周波数オフセット推定部、209は周波数調整
信号である。図2において、図1の構成と異なる点は、
図1においては直交復調部102を標本部104の前段
に設けていたものを、図2では直交復調部204を標本
部102の前段に設けた点である。
【0023】以上のように構成された復調装置につい
て、図2を用いてその動作について説明する。
【0024】まず、標本部202は標本タイミング制御
部206から出力される標本タイミング制御信号207
がたとえばLからHに変化した時点で、受信変調波20
1をサンプリングしサンプリング受信変調信号203を
出力する。サンプリング受信変調波203は直交復調部
204で直交復調されフィルタ等(図示せず)を通して
不要な信号を取り除かれベースバンド信号205とな
る。
【0025】標本タイミング制御部206では周波数オ
フセット推定部208から出力される周波数調整信号2
09が、たとえばnであれば動作カウンタ206Aにセ
ットする値にnを加えたり、あるいは減じたりすること
で、動作カウンタ206Aの周期を調整する。動作カウ
ンタ206Aは一定周期で状態を変化させており、その
状態がたとえば0になると標本タイミング制御部206
は標本タイミング制御信号207をLからHへと変化さ
せ、一定時間後にまたLへと戻す。
【0026】周波数オフセット推定部208ではベース
バンド信号205を用いてオフセット周波数を推定し、
そのオフセット周波数を標本タイミング制御部206の
カウンタ値として換算した値を周波数調整信号209と
して出力し、動作カウンタ206Aの周期を制御するた
め当該周波数調整信号209に応じた値を更新値格納部
206Bに更新・格納する。
【0027】ここで、周波数調整信号209はオフセッ
ト周波数を標本タイミング制御部206のカウンタ値と
して換算した値として動作説明を行ったが、オフセット
周波数の推定値が+である時は+1、−である時は−1
として動作させてもよく、この場合は調整に時間がかか
るが、推定値が大幅に間違った場合でも安定して動作す
るなどの特徴がある。
【0028】また、初期動作時には、周波数調整信号2
09にオフセット周波数の推定値を標本タイミング制御
部206のカウンタ値として換算した値を用い、予め設
定した期間が過ぎたら、あるいはオフセット周波数の推
定値が一定値以下の値になっったら前述のように+1と
−1の制御に移すことも可能である。この場合、収束が
早く、且つ安定度の高い装置としての動作が期待でき
る。
【0029】このように周波数調整信号609はオフセ
ット周波数の推定値が+であれば標本タイミング制御部
606の動作カウンタ周期が長くなるような値、−であ
れば動作カウンタ周期が短くなるような値を用いること
で正常な動作が可能である。ここで、オフセット周波数
の推定値は現状のサンプリング周波数が目標周波数より
も高いときが+、低いときが−となるものとして説明し
ている。
【0030】以上、本実施例によれば推定したオフセッ
ト周波数によりサンプリングタイミングをコントロール
することで、サンプリングしたベースバンド信号のオフ
セット分を調整することが可能となる。このことにより
サンプリングしたベースバンド信号からオフセット周波
数成分を取り除くための積算部分が必要なくなるため、
装置の小型化をはかることが可能となる。また、電圧制
御発振器(VCO)などのアナログ部を持たない構造で
あるため、無調整で行うことが可能となる。また、系全
体としてディジタルの技術のみで行うことが可能であ
り、1チップにまとめるなど、従来より簡単に受信装置
を構成する事が可能となる。
【0031】(実施例3)以下、本発明の第3の実施例
について、図面を参照しながら説明する。図3は本発明
の第3の実施例における復調装置にブロック結線図であ
る。
【0032】図3において、302は標本部で、一定周
期ごとに、受信変調波301をサンプリングしサンプリ
ング受信変調波303を出力する。304は直交復調部
で、オフセット周波数により直交復調の周波数をコント
ロールする。当該直交復調部304は、後述する周波数
調整信号に基づいた補正値と初期値とにより位相更新さ
れる位相更新部304A、この位相更新部304Aから
の位相情報に対応する余弦値と正弦値とを生成する直交
回転子304B、この直交回転子304Bが出力する余
弦値と正弦値とをサンプリング受信変調波303に乗算
する乗算器304C,Dよりなる。306は直交復調部
304が出力するベースバンド信号305により周波数
オフセット周波数を推定する周波数オフセット推定部
で、直交復調部304に周波数調整信号307を出力す
る。
【0033】以上のように構成された復調装置につい
て、図3を用いてその動作について説明する。
【0034】まず、標本部302は一定周期ごとに、受
信変調波301をサンプリングしサンプリング受信変調
波303を出力する。次に、直交復調部304ではあら
かじめ設定されてある各サンプリングタイミング毎の位
相更新値に周波数オフセット推定部306から出力され
た周波数調整信号307の値を加算、あるいは減算して
位相を更新する。すなわち、直交回転子304Bでは位
相更新部304Aから得られた位相情報に対応する余弦
(以下cosと略す)値と、正弦(以下sinと略す)
値とを生成する。そして、標本部302から出力された
サンプリング受信変調信号303に前述のcos値とs
in値を乗算器304C,Dで掛け合わせたものをそれ
ぞれフィルタ等(図示せず)により不要な信号を取り除
いた後、ベースバンド信号305として出力する。
【0035】次に、周波数オフセット推定部306では
ベースバンド信号305を用いてオフセット周波数を推
定し、そのオフセット周波数を直交復調部304の位相
更新部304Aの位相更新値として換算し周波数調整信
号307として出力する。
【0036】ここで、周波数調整信号307はオフセッ
ト周波数を直交復調部304の位相更新値に換算した値
として動作説明を行ったが、オフセット周波数の推定値
が+である時は+1、−である時は−1として動作させ
てもよく、この場合は調整に時間がかかるが、推定値が
大幅に間違った場合でも安定して動作するなどの特徴が
ある。
【0037】また、初期動作時には、周波数調整信号3
07にオフセット周波数の推定値を直交復調部304の
位相更新値として換算した値を用い、予め設定した期間
が過ぎたら、あるいはオフセット周波数の推定値が一定
値以下の値になったら前述のように+1と−1の制御に
移すことも可能である。この場合、収束が早く、且つ安
定度の高い装置としての動作が期待できる。
【0038】このように周波数調整信号307はオフセ
ット周波数の推定値が+であれば直交復調部304の位
相更新が小さくなるような値、−であれば位相更新が大
きくなるような値を用いることで正常な動作が可能であ
る。
【0039】ここで、オフセット周波数の推定値は現状
のサンプリングした信号の周波数が目標周波数よりも高
いときが+、低いときが−となるものとして説明してい
る。
【0040】(参考例1)以下、本発明の第1の参考例
について図面を参照しながら説明する。図4は本発明の
第1の参考例における復調装置にブロック結線図であ
る。
【0041】図4において、401は受信変調波を非同
期直交検波した直交ベースバンド信号、402は直交ベ
ースバンド信号401から間隔が受信変調波の1シンボ
ル分の信号の差分をとった差分ベクトルを1シンボル当
たり1つ以上連続的に生成し正規化する差分ベクトル生
成部、403は差分ベクトル生成部402の出力である
差分ベクトル信号、404はその正規化した差分ベクト
ル信号403と既知差分ベクトル信号405との間でベ
クトル系列相関をとりフレーム系列相関信号406を生
成するベクトル相関部、407はフレーム系列相関信号
406から分散値408を計算する分散計算部、410
は分散値408と分散基準値409とを比較する比較
部、411は比較信号、412は比較部410の比較結
果である比較信号411から相関しきい値413を決定
する相関しきい値決定部、414はベクトル相関部40
4から出力されたベクトル相関信号406の大きさを相
関しきい値413と比較してフレーム同期信号415を
生成するフレーム同期信号生成部である。
【0042】以上のように構成された復調装置につい
て、図4を用いてその動作について説明する。
【0043】まず、受信信号を直交検波した直交ベース
バンド信号401を、差分ベクトル生成部402に入力
する。差分ベクトル生成部402では、1シンボル前の
直交ベースバンド信号の複素共役と現在の直交ベースバ
ンド信号401のベクトル積を正規化することによって
差分ベクトル信号403を生成し、直交ベースバンド信
号401のサンプリング時間毎に連続的に出力する。
【0044】次に、ベクトル相関部404では、差分ベ
クトル信号403と既知差分ベクトル405のベクトル
積を累積することにより、ベクトル相関信号406を計
算する。そしてフレーム同期信号生成部414では、ベ
クトル相関部404から出力されたベクトル相関信号4
06の大きさを相関しきい値413と比較して、フレー
ム同期信号415を生成する。
【0045】なお一方、分散計算部407では、ベクト
ル相関信号406から分散値408を計算する。上記分
散値408と、あらかじめ設定した分散基準値409と
を比較部410で比較し、分散値408が分散基準値4
09より大きいときは「1」を、分散値408が分散基
準値409より小さいときには「0」を比較信号411
として出力する。そして、相関しきい値決定部412で
は、比較信号411が「1」のときには相関しきい値4
13をあらかじめ設定した割合だけ小さくし、比較信号
411が「0:」のときには相関しきい値413をあら
かじめ設定した割合だけ大きくする。ここで、相関しき
い値413を変化させる割合は、加減する量でも乗除す
る比率でもよい。
【0046】以上本実施例によれば、分散計算部40
7、比較部410、相関しきい値決定部412を設け、
ベクトル相関部404から出力されるベクトル相関信号
406の分散値408が、あらかじめ設定した分散基準
値409を越えたときに、相関しきい値413を小さく
し、越えないときには大きくすることによって、受信信
号に大きな伝送路ひずみが存在するマルチパス・フェー
ジング環境下において、ベクトル相関の絶対値が大きく
変動するような場合でも、適応的に相関しきい値を設定
し、高速で安定したフレーム同期の捕捉を行うことがで
きる。
【0047】(参考例2)以下、本発明の第2の参考例
について図面を参照しながら説明する。図5は本発明の
第2の参考例における復調装置にブロック結線図であ
る。
【0048】図5において、501は受信変調波を非同
期直交検波した直交ベースバンド信号、502は差分ベ
クトル生成部、503は差分ベクトル信号、504はベ
クトル相関部、505は既知差分ベクトル系列信号、5
06はベクトル相関信号、507は最大値検出部、10
8は検出した最大値、509は比較部、510は比較信
号、511は相関しきい値決定部、512は相関しきい
値、513はフレーム同期信号生成部、514は生成し
たフレーム同期信号で、図4に示した基本構成と概略同
一である。
【0049】図5において、図4の構成と異なる点は、
第1に、図4においてはベクトル相関部104の出力で
あるベクトル相関信号106から分散値108を分散計
算部107で計算していた構成に代えて、図5ではベク
トル相関部504の出力であるベクトル相関信号506
から最大値508を最大値検出部507で検出するよう
にした点である。
【0050】また、第2には、図4においては比較部1
10の一方の入力として分散基準値109を入力として
いた構成に代えて、図5の構成では比較部509の一方
の入力として相関しきい値決定部511が出力する相関
しきい値512を、最大値検出部507が検出した最大
値508と比較するように構成した点である。
【0051】以上のように構成された復調装置につい
て、図5を用いてその動作について説明する。
【0052】まず、受信信号を直交検波した直交ベース
バンド信号501を、差分ベクトル生成部502に入力
する。差分ベクトル生成部502では、1シンボル前の
直交ベースバンド信号の複素共役と現在の直交ベースバ
ンド信号501のベクトル積を正規化することによって
差分ベクトル信号503を生成し、直交ベースバンド信
号501のサンプリング時間毎に連続的に出力する。
【0053】次に、ベクトル相関部504では、上記差
分ベクトル信号503と既知差分ベクトル505のベク
トル積を累積することにより、ベクトル相関信号506
を計算する。フレーム同期信号生成部513では、ベク
トル相関部504から出力されたベクトル相関信号50
6の大きさを相関しきい値512と比較して、フレーム
同期信号514を生成する。
【0054】なお一方、ベクトル相関信号506の中
で、1フレーム期間で一番絶対値が大きいものを最大値
検出部507で検出し、最大値508としてその情報を
出力する。
【0055】上記最大値508と、相関しきい値512
を比較部509で比較し、最大値508が相関しきい値
512より大きいときは「1」を、最大値508が相関
しきい値512より小さいときには「0」を比較信号5
10として出力する。相関しきい値決定部511では、
比較信号510が「1」のときには相関しきい値512
をあらかじめ設定した割合だけ大きくし、比較信号51
0が「0」のときには相関しきい値512をあらかじめ
設定した割合だけ小さくする。ここで、相関しきい値5
12を変化させる割合は、加減する量でも、乗除する比
率でも、最大値508と相関しきい値512の差に一定
の割合を乗じたものでもよい。
【0056】以上本実施例によれば、最大値検出部50
7、比較部509、相関しきい値決定部511を設け、
ベクトル相関部504から出力されるベクトル相関信号
506の1フレーム期間中の最大値508が、現在の相
関しきい値512を越えたときに、相関しきい値512
を大きくし、越えないときには小さくすることによっ
て、受信信号に大きな伝送路ひずみが存在するマルチパ
ス・フェージング環境下において、ベクトル相関の絶対
値が大きく変動するような場合でも、適応的に相関しき
い値を設定し、高速で安定したフレーム同期の捕捉を行
うことができる。
【0057】(参考例3)以下、本発明の第3の参考例
について、図面を参照しながら説明する。図6は本発明
の第3の参考例における復調装置にブロック結線図であ
る。
【0058】図6において、601は受信変調波を非同
期直交検波した直交ベースバンド信号、602は差分ベ
クトル生成部、603は差分ベクトル信号、604はベ
クトル相関部、605は既知差分ベクトル系列信号、6
06はベクトル相関信号、607は分散計算部、608
は計算した分散値、609は分散基準値、610は比較
部、611は比較信号、612は波形等化部、613は
波形等化された直交ベースバンド信号である。図6にお
いて、図4の構成と異なる点は、相関しきい値決定部4
12及びフレーム同期信号生成部414の代わりに等化
器612を設けて等化信号613を出力するように構成
した点である。
【0059】以上のように構成された復調装置につい
て、図6を用いてその動作について説明する。
【0060】まず、受信信号を直交検波した直交ベース
バンド信号601を、差分ベクトル生成部602に入力
する。差分ベクトル生成部602では、1シンボル前の
直交ベースバンド信号の複素共役と現在の直交ベースバ
ンド信号601のベクトル積を正規化することによって
差分ベクトル信号603を生成し、直交ベースバンド信
号601のサンプリング時間毎に連続的に出力する。
【0061】次に、ベクトル相関部604で、上記差分
ベクトル信号603と既知差分ベクトル605のベクト
ル積を累積することにより、ベクトル相関信号606を
計算する。さらに、ベクトル相関信号606から分散計
算部607で分散値608を計算する。上記分散値60
8と、あらかじめ設定した分散基準値609を比較部6
10で比較し、分散値608が分散基準値609より大
きいときは「1」を、分散値608が分散基準値609
より小さいときには「0」を比較信号611として出力
する。
【0062】波形等化部612では、比較信号611が
「1」のときには直交ベースバンド信号601を用いて
波形等化を行い、比較信号611が「0」のときには波
形等化を行わず直交ベースバンド信号601をそのまま
出力する。
【0063】以上本実施例によれば、分散計算部60
7、比較部610、波形等化部612を設け、ベクトル
相関部604から出力されるベクトル相関信号606の
分散値608が、あらかじめ設定した分散基準値609
を越えたときに、波形等化部612を動作して波形等化
を行い、越えないときには波形等化を行わずに直交ベー
スバンド信号601をそのまま通過させることによっ
て、受信信号の遅延分散が時間とともに変動するマルチ
パス・フェージング環境下において、受信信号の遅延分
散が小さいときの波形等化部による誤り率特性の劣化を
回避することが出来る。
【0064】(参考例4)以下、本発明の第4の参考例
について、図面を参照しながら説明する。図7は本発明
の第4の参考例における復調装置にブロック結線図であ
る。
【0065】図7において、701は受信変調波を非同
期直交検波した直交ベースバンド信号、702は直交ベ
ースバンド信号701から間隔が受信変調波の1シンボ
ル分の信号の差分をとった差分ベクトルを1シンボル当
たり1つ以上連続的に生成し正規化する差分ベクトル生
成部、703はその差分ベクトル生成部702の出力で
ある差分ベクトル信号、704は正規化した差分ベクト
ル信号703と既知差分ベクトル系列信号705との間
でベクトル系列相関をとりフレーム系列相関信号706
を生成するベクトル相関部、707はフレーム系列相関
信号706及び714からフレーム同期信号708を生
成するとともに当該フレーム同期信号708の位相補正
を行うフレーム同期信号生成部、709はフレーム同期
信号708に基づき直交ベースバンド信号701の波形
等化制御を行なう波形等化部、710は波形等化された
直交ベースバンド信号、711は1シンボル前の波形等
化した直交ベースバンド信号の複素共役と現在の波形等
化した直交ベースバンド信号710のベクトル積を正規
化することによって差分ベクトル信号712を生成する
差分ベクトル生成部、712は差分ベクトル信号、71
3は正規化した差分ベクトル信号712と既知差分ベク
トル系列信号705との間でベクトル系列相関をとりフ
レーム系列相関信号714を生成するベクトル相関部で
ある。
【0066】以上のように構成された復調装置につい
て、図7を用いてその動作について説明する。
【0067】まず、受信信号を直交検波した直交ベース
バンド信号701を、差分ベクトル生成部702に入力
する。差分ベクトル生成部702では、1シンボル前の
直交ベースバンド信号の複素共役と現在の直交ベースバ
ンド信号701のベクトル積を正規化することによって
差分ベクトル信号703を生成し、直交ベースバンド信
号701のサンプリング時間毎に連続的に出力する。
【0068】次に、ベクトル相関部704では、上記差
分ベクトル信号703と既知差分ベクトル系列信号70
5のベクトル積を累積することにより、ベクトル相関信
号706を計算する。そして、フレーム同期信号生成部
707ではベクトル相関信号706を用いてフレーム同
期信号708を生成する。
【0069】波形等化部709では、そのフレーム同期
信号708のタイミングで直交ベースバンド信号701
を用いて波形等化を行い、波形等化した直交ベースバン
ド信号710を出力する。
【0070】次に、差分ベクトル生成部711では、1
シンボル前の波形等化した直交ベースバンド信号の複素
共役と現在の波形等化した直交ベースバンド信号710
のベクトル積を正規化することによって差分ベクトル信
号712を生成し、波形等化部709のトレーニング期
間中、連続的に出力する。そして、ベクトル相関部71
3では、差分ベクトル信号712と既知差分ベクトル系
列信号705のベクトル積を累積することにより、ベク
トル相関信号714を計算する。フレーム同期信号生成
部707では、上記ベクトル相関信号714を用いてフ
レーム同期信号の位相補正を行う。
【0071】以上本実施例によれば、フレーム同期信号
生成部707、波形等化部709、差分ベクトル生成部
711、ベクトル相関部713を設け、波形等化部70
9で波形等化した直交ベースバンド信号710からベク
トル相関信号714を生成し、フレーム同期信号生成部
707でフレーム同期信号708の位相を微調整するこ
とによって、受信信号の遅延分散が時間とともに変動す
るマルチパス・フェージング環境下において、波形等化
部を動作させるフレーム同期信号の位相を適応的に最適
化することが出来る。
【0072】なお、本実施例では差分ベクトル生成部7
11とベクトル相関部713を、差分ベクトル生成部7
02とベクトル相関部704とは別に設ける構成とした
が、動作内容は同じであるため、1つにまとめる構成も
可能である。
【0073】以上、推定したオフセット周波数により直
交復調の周波数をコントロールすることで、ベースバン
ド信号の周波数オフセット分を調整することが可能とな
る。この周波数オフセット分の調整は周波数調整を位相
情報で行っているため細かい制御が可能となる。また、
中間周波(IF)サンプリング周波数をシンボル周波数
の8倍以上行った場合、直交復調部での積算部分が必要
になるため、周波数補正も兼用させることで回路の増加
は事実上ない。
【0074】また、電圧制御発振器(VCO)などのア
ナログ部を持たない構造であるため、無調整で行うこと
が可能となる。系全体としてディジタルの技術のみで行
うことが可能であり、1チップにまとめられるなど、従
来より簡単に受信装置を構成する事が可能となる。
【0075】
【発明の効果】以上のように本発明は、受信した直交ベ
ースバンド信号のサンプルタイミングを、サンプル周波
数と目標周波数との差(オフセット周波数)に応じて順
次変化させることで、サンプルしたベースバンド信号の
サンプルオフセットの除去が可能となるため、目標周波
数と異なったサンプル周波数を有する受信システムにお
いての復調が可能となる。
【0076】また、受信した変調信号のサンプリングタ
イミングを、サンプル周波数と目標周波数との差(オフ
セット周波数)に応じて順次変化させることで、サンプ
ル変調信号のオフセット、すなわち、ベースバンド信号
におけるオフセットを除去することが可能となるため、
目標周波数と異なったサンプル周波数を有する受信シス
テムにおいての復調が可能となる。また、ベースバンド
信号でのオフセット周波数除去は、積算演算が必要とな
るが、本発明ではサンプリングタイミングの調整でオフ
セット周波数除去を行うため、これを必要としない。こ
のため、装置の小型化に貢献する。
【0077】受信し、サンプルした変調信号を、ベース
バンド信号から推定されたオフセット周波数で制御され
た直交回転子との積算により、ベースバンド信号へ変換
する事により、ベースバンド信号におけるオフセット周
波数を除去することが可能となる。また、周波数オフセ
ット分の調整を位相情報を用いて行っているため、その
制御を細かくすることが可能で、高い周波数オフセット
の除去能力を有する
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における復調装置のブロ
ック結線図
【図2】本発明の第2の実施例における復調装置のブロ
ック結線図
【図3】本発明の第3の実施例における復調装置のブロ
ック結線図
【図4】本発明の第1の参考例における復調装置のブロ
ック結線図
【図5】本発明の第2の参考例における復調装置のブロ
ック結線図
【図6】本発明の第3の参考例における復調装置のブロ
ック結線図
【図7】本発明の第4の参考例における復調装置のブロ
ック結線図
【図8】従来の復調装置のブロック結線図
【符号の説明】
102、204、304 直交復調部 104、202、302 標本部 106、206 標本タイミング制御部 108、208、306 周波数オフセット推定部 402、502、602、702、711 差分ベクト
ル生成部 404、504、604、704、713 ベクトル相
関部 407、607 分散計算部 410、509、610 比較部 412、511、602 相関しきい値決定部 414、513、707 フレーム同期信号生成部 507 最大値検出部 612、709 波形等化部 802 パイロット信号検出部 804 位相検出部 807 周波数検出部 809 同期信号生成部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−253347(JP,A) 特開 平1−117451(JP,A) 特開 平6−284159(JP,A) 特開 平6−350663(JP,A) 特開 昭59−149440(JP,A) 特開 昭53−89349(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/38 H04L 7/00 H04L 27/22

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信変調波を定期的にサンプリングする
    標本部と、推定されたオフセット周波数によりコントロ
    ールされた周波数で、サンプリングされた受信変調波を
    直交復調する直交復調部と、前記直交復調された信号か
    ら前記オフセット周波数を推定する周波数オフセット推
    定部とを具備した復調装置。
  2. 【請求項2】 受信変調波を定期的にサンプリングする
    標本部と、推定されたオフセット周波数に基づいた補正
    値と初期値により位相更新される位相情報により生成さ
    れた回転子を用いて、サンプリングされた受信変調波を
    直交復調する直交復調部と、前記直交復調された信号か
    ら前記オフセット周波数を推定する周波数オフセット推
    定部とを具備した復調装置
  3. 【請求項3】 受信変調波を定期的にサンプリングする
    標本部と、あらかじめ設定されてあるサンプリング毎の
    位相更新値と推定されたオフセット周波数を位相更新値
    として換算した周波数調整信号の値を加算あるいは減算
    して位相更新される位相情報により生成される回転子を
    用いて、サンプリングされた受信変調波を直交復調する
    直交復調部と、前記直交復調された信号から前記オフセ
    ット周波数を推定する周波数オフセット推定部とを具備
    した復調装置。
  4. 【請求項4】 前記回転子は正弦値及び余弦値であるこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3記載の復調装
    置。
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