JP4181054B2 - 管制支援装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、空港の管制官の活動を支援する管制支援装置及びプログラムに関する。
管制装置は、空港における航空機や車両などの移動体の監視、誘導に用いられる。
図14は、管制官が用いる従来の管制装置の一例を示すブロック図である。
管制装置1のレーダー2は、空港面3の移動体4の位置を表示する。管制官6は、目視又はレーダー2の表示により空港面3の移動体4を監視する。
管制装置1の通信部5は、管制官6の操作にしたがって移動体4を操縦するパイロット7に指示を与える。
灯火制御装置8は、空港面3の灯火(空港灯火)9の状態を入力し、灯火9の状態を示す灯火表示データを灯火運用装置10の灯火表示部11に出力する。灯火表示部11は、灯火表示データを表示する。
管制官6は、灯火表示データを監視し、灯火運用装置10の灯火操作部12を操作する。灯火操作部12は、管制官6の操作を示す操作データを灯火制御装置8に出力する。灯火制御装置8は、操作データを処理し、灯火9を制御する。
停止線灯制御装置13は、空港面3の停止線灯14の状態を入力し、停止線灯14の状態を示す停止線表示データを停止線灯運用装置15の停止線灯表示部16に出力する。停止線灯表示部16は、停止線表示データを表示する。管制官6は、停止線表示データを監視し、停止線灯運用装置15の停止線灯操作部17を操作する。停止線灯操作部17は、管制官6の操作を示す操作データを停止線灯制御装置13に出力する。停止線灯制御装置13は、操作データを処理し、停止線灯14を制御し、進入制限区域への進入の許可又は禁止を行う。
図15は、従来のレーダー表示画面の一例を示す図である。
従来のレーダー表示画面18では、空港面3が固定的に表示され、また、この空港面3に対する移動体4の位置が表示される。
図16は、従来の灯火表示パネルの一例を示す図である。
従来の灯火表示パネル19でも空港面3が固定的に表示される。また、灯火表示パネル19では、灯火9の点灯又は消灯の状態が表示される。
特許文献1(特開平3−260800号公報)には、空港の管制官にタクシーウェイの航空機情報を提供するタクシーウェイコントロールシステムが開示されている。
特許文献2(特開平9−304526号公報)には、3次元的に航空管制情報を表示するターミナル管制用3次元情報表示方法が開示されている。
特許文献3(特開平10−124800号公報)には、通過予測時刻に基づき航空機の通過予測順序を航空機シンボルの表示順序で表示するユーザインタフェース装置が開示されている。
特開平3−260800号公報 特開平9−304526号公報 特開平10−124800号公報
上述した従来のレーダー表示画面18では、空港面3が固定的に表示されることを理由として管制官6が空港面3の移動体4の状況を迅速かつ適切に把握することが困難な場合がある。
また、従来の灯火運用装置10及び灯火制御装置8を用いることにより、管制官6は、空港面3の灯火9を点灯又は消灯することが可能である。しかしながら、管制官6は、移動体4の位置に応じて灯火9の点灯又は消灯を動的に変更することは困難である。
本発明は、以上のような実情に鑑みてなされたもので、空港の管制官の監視、操作を支援する管制支援装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明を実現するにあたって講じた具体的手段について以下に説明する。
本発明の実施例において、管制支援装置は、空港の地図データと、空港を利用する移動体の位置データと、移動体のシンボル図形データとを取得する取得手段と、視点の指定を入力する入力手段と、移動体の候補経路の経路データに基づいて、移動体が現在地から目的地まで移動する場合の候補経路の各位置に応じた評価値を求めて経路特性データを生成する経路特性生成手段と、位置データに基づいて地図データとシンボル図形データと経路特性データを組み合わせて表示データを生成するデータ統合手段と、表示データに基づいて、視点に応じて地図データとシンボル図形データとに対する視点変更を行った結果を示すとともに、候補経路に沿って当該候補経路の各位置に応じた評価値の変化を前記空港の地表面と垂直な方向で表す視点変更データを生成する視点変更手段と、視点変更データを表示する表示手段とを具備する。
本発明では、空港の管制官の監視、操作が補助されるため、管制官は、空港における移動体の状況を容易、迅速、正確に把握することができる。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各図において、上記各図と同一の要素には同一の符号を付する。
本実施の形態では、表示内容の変更、空港面のコンピュータ情報の入出力、空港面の詳細な監視、制御の簡略化を可能とし、管制官の認識及び操作を補助する管制支援装置について説明する。
図1は、本実施の形態に係る管制支援装置の一例を示すブロック図である。
管制支援装置20は、データ処理装置21、誘導制御装置22、経路設定装置23と各種データを入出力し、連携して動作する。
データ処理装置21は、レーダー2のデータを処理して移動体4の位置や識別などの移動体データを生成する。
誘導制御装置22は、管制支援装置20の操作入力部24からの操作データと経路設定装置23からの経路データに基づいて、停止線灯14や誘導路中心線灯25などの灯火(空港灯火)26を制御し、灯火26の状態と経路データに基づいて、誘導データを生成する。
経路設定装置23は、操作入力部24からの操作データに基づいて候補経路の経路データを生成する。なお、候補経路には、自動的に求められた候補経路に加えて、管制官6によって指定された候補経路も含まれる。
管制支援装置20は、操作入力部24、シンボル図形生成部27、経路特性生成部28、データ統合部29、視点変更部30、領域拡大部31、データ選択部32、表示部33を具備する。
操作入力部24は、管制官6の操作において指示された内容を示す操作データに基づいて、シンボル図形生成部27、経路特性生成部28、視点変更部30、領域拡大部31、データ選択部32を制御するとともに、誘導制御装置22と経路設定装置23を制御する。
シンボル図形生成部27は、データ処理装置21が生成した移動体データ、操作入力部24からの操作データに基づいて、移動体4の位置や識別データを示すシンボル図形データを生成する。
経路特性生成部28は、経路設定装置23が生成した経路データ、操作入力部24からの操作データに基づいて、指定された項目で候補経路を評価した経路特性データを生成する。また、経路特性生成部28は、経路特性をレーダーチャートで表した経路特性グラフデータを生成する。
データ統合部29は、シンボル図形生成部27が生成したシンボル図形データ、経路特性生成部28が生成した経路特性データ、誘導制御装置22が生成した誘導データ、記録部34に記録されている空港面35の地図データ36を統合し、第1の表示データを生成する。
本実施の形態では、データ統合部29は、シンボル図形データ、経路特性データ、誘導データ、地図データ36を取得する取得部29aと、取得部29aで取得された各種データを統合する統合部29bとを具備する。
視点変更部30は、データ統合部29が生成した第1の表示データと操作入力部24からの操作データとに基づいて、第1の表示データの回転角度や傾斜角度を変更した第2の表示データ(視点変更データ)を生成する。
なお、統合部29bと視点変更部30とを組み合わせて、一つの構成要素としてもよい。
領域拡大部31は、視点変更部30が生成した第2の表示データと操作入力部24からの操作データに基づいて、第2の表示データに対して領域を指定して拡大した第3の表示データを生成する。なお、領域拡大部31は、第1の表示データと操作データに基づいて、第1の表示データに対して領域を指定して拡大した第3の表示データを生成するとしてもよい。
データ選択部32は、データ統合部29が統合した第1の表示データ、第1の表示データを視点変更部30が加工した第2の表示データ、第2の表示データを領域拡大部31が加工した第3の表示データ、経路特性生成部28が生成した経路特性グラフデータとのうち、操作入力部24からの操作データで指定されたデータを選択する。
表示部33は、データ選択部32によって選択されたデータを表示する。
管制官6は、空港面35の移動体4を目視又は管制装置1のレーダー2の表示により監視し、管制装置1の通信部5を操作して移動体4を操縦するパイロット7に指示を与える。
また、管制官6は、管制支援装置20の操作入力部24を操作し、操作データにより管制支援装置20、誘導制御装置22、経路設定装置23を制御して灯火26を点灯又は消灯し、移動体4の走行を誘導する。例えば、移動体4の移動方向の灯火26を点灯させ、移動体4の通過した後の灯火26を消灯させる。これにより、パイロット7は、移動方向を容易、迅速、正確に認識できる。
管制官6は、管制支援装置20の表示部33にデータ選択部32によって選択されたデータが表示されると、この表示内容を監視し、移動体4の情報、経路の情報、誘導に関する情報を得る。
上記のような管制支援装置20を、空港の管制システムに組み込むことにより、様々な周辺装置からのデータを取り込み、走行誘導を行うことができる。
図2は、管制支援装置20の表示の一例を示す図である。
管制支援装置20の表示画面37は、空港面35の移動体4と全経路38を表示する。管制官6は、ポインティングデバイスでカーソル39を操作し、例えば表示内容の変更や操作入力方法の変更などの各種設定を、キーボード入力、画面上又は操作卓上の複数のボタン40a〜40fなどを用いて行う。この時、複数の画面が表示されており、管制官6は、複数の画面に対して操作を行うとしてもよい。
この画面37により、移動体4、経路38、誘導に関する情報が1画面で表示され、管制官6の設定の変更が容易になる。
図3から図6は、それぞれ視点変更された第2の表示データの表示例を示す図である。
図3の画面41は、滑走路横断方向真上からの空港面35の表示例を示している。図4の画面42は、滑走路直進方向真上からの空港面35の表示例を示している。図5の画面43は、滑走路横断方向斜め上からの空港面35の表示例を示している。図6の画面45は、滑走路直進方向斜め上からの空港面35の表示例を示している。
管制支援装置20の操作入力部24は、キーボード入力により視点座標の指定を入力するか、ポインティングデバイスを用いたカーソルの操作により視点座標の指定を入力する。この指定の内容にしたがって、視点変更部30は、制御される。
管制支援装置20の視点変更部30は、空港面35を表示する座標軸の回転角度や傾斜角度を変更し、空港面35を表示する視点を任意の方向に変更する。
管制支援装置20の表示部33は、視点変更後の空港面35を表示する。
図3から図6に示すように、空港面35を表示する視点を変更して表示することで、空港面35における移動体4と経路と誘導の状況を多角的に監視でき、誤認識を防止することができる。
図7は、シンボル図形データの表示の一例を示す図である。
この図7では、管制支援装置20の表示部33は、空港面35に、2つの移動体の位置を示すシンボル図形データ46a,46bと移動体の識別を表すシンボル図形データ47a,47bの内容とを同時に表示している。なお、移動体の識別には、移動体の種別、移動体の識別番号などが含まれる。
管制支援装置20のシンボル図形生成部27は、個々の移動体に対し、位置を示すシンボル図形データ46a,46bと、識別を示すシンボル図形データ47a,47bを生成する。
管制支援装置20のデータ統合部29は、シンボル図形データ46a,46b,47a,47bと、他のデータとを統合し、表示部33は、移動体の位置を示すシンボル図形データ46a,46bと移動体の識別を示すシンボル図形データ47a,47bとを同時に表示する。
なお、管制支援装置20は、2つの移動体間の間隔が所定の距離よりも短い場合にのみ、位置を示すシンボル図形データ46a,46bを表示するとしてもよい。
上記図7に示すように、移動体の位置を示すシンボル図形データ46a,46bと、移動体の識別を示すシンボル図形データ47a,47bとを同時に表示することにより、管制官6は、移動体の位置関係を監視しながら移動体の種類や特性を監視できる。
なお、シンボル図形生成部27は、移動体の識別毎に色分けした移動体の位置を示すシンボル図形データを生成することにより、移動体の接近などの状況判断が容易となる。
図8は、候補経路の指定方法の第1例を示す図である。
候補経路51を指定する画面48では、経路の交差点間の全区間に対して経路指定ボタン50が割り当てられ、配置されている。
表示部33は、交差点間の区間に対して割り当てられている経路指定ボタン50を表示する。
操作入力部24は、キーボード入力による経路指定ボタン50の番号の指定、又はポインティングデバイスにより経路指定ボタン50にカーソルを重ねてクリックする指定を入力する。
経路設定装置23は、経路指定ボタン50の指定順序、指定された経路指定ボタン50に対応する区間に基づいて、経路指定ボタン50を選択した区間をつなぎ、候補経路51の経路データを生成する。
管制官6は、ポインティングデバイスなどでカーソル39と経路指定ボタン50とを重ね、クリックする。すると、指定された経路指定ボタン50に対応する区間がつながれ、候補経路51が指定される。これにより、管制官6は、任意の候補経路51をすばやく指定できる。
図9は、候補経路51の指定方法の第2例を示す図である。
候補経路51を指定する画面49では、交差点間の予め決められた区間に対して経路指定ボタン50が割り当てられ、配置されている。
この画面49のように、全ての交差点間の区間に対して経路指定ボタン50が割り当てられていない場合でも、経路指定ボタン50により指定された区間の最短距離をつないで候補経路51が指定される。これにより、任意の候補経路51をすばやく指定できる。
なお、上記図8及び図9では、区間の脇に経路指定ボタン50が配置されているが、区間上に経路指定ボタン50を配置してもよい。また画面48,49上の経路指定ボタン50の指定は、タッチボタンにより行われるとしてもよい。
図10は、複数の候補経路と特性との関係を表す画面の第1例を示す図である。
この画面52では、候補経路55,56とレーダーチャート57とが同時に表示されている。
画面52の一方の領域52aでは、移動体4の現在位置53から目的地54までの2つの候補経路55,56が表示されている。
画面52の他方の領域52bでは、レーダーチャート57が表示されている。このレーダーチャート57では、候補経路55,56毎の特性58,59が、例えば、移動体4の現在位置53から目的地54までの予測時間、所要距離、旋回の角度を表す旋回量、別経路と交差する交差数、同候補経路55,56に対する別移動体の割当て率、同候補経路55,56の自移動体の優先度などのような各種の評価項目60〜65により、表示されている。
カーソル39がポインティングデバイスなどで移動され、このカーソル39が候補経路55,56又は候補経路55,56の特性58,59と重なると、表示部33は、カーソル位置に対応する候補経路とカーソル位置に対応する候補経路の特性とを点滅させるなどにより対応関係を明確に表示するための制御を行う。
管制支援装置20の経路特性生成部28は、複数の候補経路55,56を複数の評価項目で評価し、経路特性グラフデータを生成する。
データ統合部29は、地図データ36、シンボル図形データ、誘導データなどの複数のデータを統合して第1の表示データを生成する。
データ選択部32は、第1の表示データに加えて経路特性グラフデータを選択する。
表示部は、選択された第1の表示データと経路特性グラフデータとに基づいて、現在位置53から目的地54までの複数の候補経路55,56を表示するとともに、候補経路55,56の特性58,59をレーダーチャートにより表示する。
この画面52のように、候補経路55,56が複数の場合、候補経路55の特性58と候補経路56の特性59とが表示されることにより、管制官6は、状況に応じた最適な候補経路をすばやく選択できる。
なお、本実施の形態においては、データ選択部32により、移動体の位置と候補経路とを表すデータと経路特性グラフデータの双方が選択され、移動体の位置と候補経路とを表すデータと経路特性グラフデータとが表示される。しかしながら、データ統合部29により移動体の位置と候補経路とを表すデータと経路特性データとを統合した第1の表示データが生成され、データ選択部32によりこの第1の表示データが選択されることで、移動体の位置と候補経路とを表すデータと経路特性グラフデータとが表示されるとしてもよい。
図11は、複数の候補経路55,56と特性との関係を表す画面の第2例を示す図である。
画面66では、候補経路55,56と評価値との関係が3次元で表示されている。
画面66は、空港座標をX軸とY軸とし、移動体4の現在位置53から目的地54までの候補経路55,56にそった評価値の変化をZ軸で表示する。なお、評価値としては、例えば、上記評価項目60〜65のいずれかの値が用いられる。
カーソル39がポインティングデバイスなどにより移動され、いずれかの候補経路の評価値と重なると、表示部33は、カーソル39と重なっている候補経路の評価値を点滅させるなどにより候補経路と評価値との対応関係を明確に表示するための制御を行う。
管制支援装置20の経路特性生成部28は、複数の候補経路55,56を指定された評価項目で評価し、経路特性データを生成する。
データ統合部29は、地図データ36、シンボル図形データ、誘導データ、経路特性データなどの複数のデータを統合して第1の表示データを生成する。
視点変更部30は、第1の表示データに基づいて、空港面を一定の傾斜に変更して地表面から垂直方向で評価項目の評価値を表す。
そして、視点変更部30は、現在位置53から目的地54までの複数の候補経路55,56に沿って、候補経路55,56の位置に応じた評価値67,68の変化を地表面から垂直方向に3次元で表示する。
候補経路55,56が複数の場合、この画面66のように3次元表示することにより、管制官6は、候補経路55,56の干渉やボトルネックを判別して最適な候補経路をすばやく選択できる。
なお、本実施の形態において、レーダーチャート57の表示と画面66の3次元表示とを、並行して行ってもよい。
図12は、空港面35のメッシュ1区画の拡大表示の一例を示す図である。
画面69では、メッシュ状に分割された空港面35が表示されている。管制官6は、例えば、ポインティングデバイスによりカーソル39をメッシュ1区画70に重ねてクリックし、メッシュ1区画70を指定する。これにより、指定されたメッシュ1区画70を拡大した画面71が表示される。
管制支援装置20の表示部33は、メッシュ状に分割された空港面35を表す画面69を表示する。
操作入力部24は、キーボード入力によるメッシュ1区画70の区画番号の指定、又はポインティングデバイスによりカーソル39を重ねてクリックされたメッシュ1区画70の指定を入力する。
領域拡大部31は、第2の表示データのうちメッシュ1区画70に相当する区域のデータを、所定の倍率又は指定された倍率に拡大し、第3の表示データ(区域拡大データ)を生成する。
データ選択部32は、第3の表示データを選択し、表示部33は、第3の表示データを表示する。
画面69及び画面71のように、空港面35の特定の区域を拡大表示することで、移動体72a,72bや灯火73a,73bの詳細な状態を監視及び制御できる。
図13は、空港面35のうち管制官6に指定された範囲の拡大表示の一例を示す図である。
画面74では、拡大する範囲を指定するために用いられる空港面35が表示されている。管制官6は、例えば、ポインティングデバイスなどによりカーソル39を移動させ、任意の範囲75をドラッグして指定する。これにより、指定された任意の範囲75を拡大した画面76が表示される。
管制支援装置20の表示部は、範囲指定用の画面74を表示する。
操作入力部24は、キーボード入力による空港面座標の指定、又はポインティングデバイスによるカーソル39の移動とドラッグによる任意の範囲75の指定を入力する。
領域拡大部31は、第2の表示データのうち範囲75に相当するデータを、所定の倍率又は指定された倍率に拡大し、第3の表示データ(範囲拡大データ)を生成する。
データ選択部32は、第3の表示データを選択し、表示部33は、第3の表示データを表示する。
画面74及び画面76のように、空港面35における任意の範囲のデータを任意に設定される倍率に合わせて拡大表示することで、移動体77a,77bや灯火78a,78bの詳細な状態を監視及び制御できる。
以上説明した本実施の形態では、キーボード入力により視点座標が指定され、又はポインティングデバイスによりカーソルが操作され、空港面35を表示する座標軸の回転角度や傾斜角度が変更される。これにより、空港面35を表示する視点を任意の方向に変更できる。
また、本実施の形態では、ある移動体4に対して位置を示すシンボル図形データと識別を示すシンボル図形データとが生成され、シンボル図形データを他のデータとが統合され、移動体4の位置を示すシンボル図形データと移動体4の識別データを示すシンボル図形データとが同時に表示される。
また、本実施の形態では、候補経路の交差点間の区間に沿って経路指定ボタンが割り当てられ、キーボード入力により経路指定ボタンの番号が指定され、又はポインティングデバイスにより経路指定ボタンとカーソルとが重なった状態でクリックされ、経路指定ボタンの指定順序と経路指定ボタンに対応した区間とから候補経路が指定される。
また、本実施の形態では、現在位置から目的地までの複数の候補経路が複数の評価項目で評価され、候補経路の特性がレーダーチャートにより表示される。
また、本実施の形態では、指定された評価項目について現在位置から目的地までの複数の候補経路を評価した経路特性データが生成され、経路特性データが候補経路に沿って他のデータと統合され、一定の傾斜に変更された空港面35が表示されるとともに、空港の地表面の垂直方向で評価値が表示される。これにより、候補経路の位置に応じた評価値の変化を地表面から垂直方向に3次元で表示することができる。
また、本実施の形態では、空港面35全体がメッシュ状に分割した状態で表示され、キーボード入力により区画の番号が指定されるか、又はポインティングデバイスによりカーソルが重ねられた状態でクリックされたメッシュ1区画が指定され、指定された区域のデータが倍率にしたがって拡大される。
また、本実施の形態では、キーボード入力により空港面座標が指定されるか、ポインティングデバイスによるカーソルの移動とドラッグにより任意の範囲が指定され、指定された範囲のデータが倍率にしたがって拡大される。
本実施の形態に係る管制支援装置20を用いることで、管制官6は、様々なデータを表示し、操作し、自己の活動に利用することができる。管制支援装置20を用いることにより、移動体4が密集した状態や天候が不良の場合であっても、管制官6は容易に移動体4の状態を認識し、運行させることができる。管制支援装置20を用いることにより、管制官6の負荷を軽減できる。
なお、本実施の形態において、各構成要素は同様の動作を実現可能であれば配置を変更させてもよく、また、各構成要素を自由に組み合わせてもよく、各構成要素を自由に分割してもよい。
例えば、管制支援装置20、データ処理装置21、誘導制御装置22、経路設定装置23を自由に組み合わせてもよい。
また、本実施の形態では、各種データを統合後に、視点変更又は領域拡大を行うとしているが、視点変更又は領域拡大の後の各データを統合するとしてもよい。また、本実施の形態では、視点変更後に領域拡大を行うとしているが、領域拡大後に視点変更を行うとしてもよい。
また、管制支援装置20のシンボル図形生成部27、経路特性生成部28、データ統合部29、視点変更部30、領域拡大部31、データ選択部32としての機能は、コンピュータに読み込まれたプログラムにより実現されるとしてもよい。このプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録可能とする。
本発明は、例えば、空港における航空機や車両などの移動体の監視、誘導に用いられる装置の分野に有効である。
本発明の実施の形態に係る管制支援装置の一例を示すブロック図。 同実施の形態に係る管制支援装置の表示の一例を示す図。 同実施の形態における滑走路横断方向真上からの空港面の表示例を示す図。 同実施の形態における滑走路直進方向真上からの空港面の表示例を示す図。 同実施の形態における滑走路横断方向斜め上からの空港面の表示例を示す図。 同実施の形態における滑走路直進方向斜め上からの空港面の表示例を示す図。 シンボル図形データの表示の一例を示す図。 候補経路の指定方法の第1例を示す図。 候補経路の指定方法の第2例を示す図。 複数の候補経路と特性との関係を表す画面の第1例を示す図。 複数の候補経路と特性との関係を表す画面の第2例を示す図。 空港面のメッシュ1区画の拡大表示の一例を示す図。 空港面のうち管制官に指定された範囲の拡大表示の一例を示す図。 従来の管制装置の一例を示す図。 従来のレーダー表示画面の一例を示す図。 従来の灯火表示パネルの一例を示す図。
符号の説明
1…管制装置、2…レーダー、4…移動体、5…通信部、6…管制官、7…パイロット、14…停止線灯、20…管制支援装置、21…データ処理装置、22…誘導制御装置、23…経路設定装置、24…操作入力部、25…誘導路中心線灯、26…灯火、27…シンボル図形生成部、28…経路特性生成部、29…データ統合部、30…視点変更部、31…領域拡大部、32…データ選択部、33…表示部、34…記録部、35…空港面、36…地図データ

Claims (7)

  1. 空港の地図データと、前記空港を利用する移動体の位置データと、前記移動体のシンボル図形データとを取得する取得手段と、
    視点の指定を入力する入力手段と、
    前記移動体の候補経路の経路データに基づいて、前記移動体が現在地から目的地まで移動する場合の候補経路の各位置に応じた評価値を求めて経路特性データを生成する経路特性生成手段と、
    前記位置データに基づいて前記地図データと前記シンボル図形データと前記経路特性データを組み合わせて表示データを生成するデータ統合手段と、
    前記表示データに基づいて、前記視点に応じて前記地図データと前記シンボル図形データとに対する視点変更を行った結果を示すとともに、前記候補経路に沿って当該候補経路の各位置に応じた評価値の変化を前記空港の地表面と垂直な方向で表す視点変更データを生成する視点変更手段と、
    前記視点変更データを表示する表示手段と
    を具備する管制支援装置。
  2. 請求項1記載の管制支援装置において、
    前記入力手段は、前記視点変更データにおける複数の区域の中から選択された区域の指定を入力し、
    前記視点変更データ中の前記選択された区域に相当するデータを拡大した区域拡大データを生成する手段をさらに具備し、
    前記表示手段は、前記区域拡大データを表示する
    ことを特徴とする管制支援装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載の管制支援装置において、
    前記入力手段は、前記視点変更データにおける任意の範囲の指定を入力し、
    前記視点変更データ中の前記任意の範囲に相当するデータを拡大した範囲拡大データを生成する手段をさらに具備し、
    前記表示手段は、前記範囲拡大データを表示する
    ことを特徴とする管制支援装置。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の管制支援装置において、
    前記評価値をグラフで示したグラフデータを生成する手段をさらに具備し、
    前記表示手段は、前記グラフデータを表示する
    ことを特徴とする管制支援装置。
  5. 請求項乃至請求項のいずれか1項に記載の管制支援装置において、
    前記入力手段は、前記地図データにおける交差点間の経路指定による前記候補経路の指定を入力することを特徴とする管制支援装置。
  6. 請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載の管制支援装置において、
    前記シンボル図形データは、前記移動体の識別を表すことを特徴とする管制支援装置。
  7. コンピュータに、
    空港の地図データと、前記空港を利用する移動体の位置データと、前記移動体のシンボル図形データとを取得する取得機能、
    視点の指定を入力する入力機能、
    前記移動体の候補経路の経路データに基づいて、前記移動体が現在地から目的地まで移動する場合の候補経路の各位置に応じた評価値を求めて経路特性データを生成する経路特性生成機能、
    前記位置データに基づいて前記地図データと前記シンボル図形データと前記経路特性データを組み合わせて表示データを生成するデータ統合機能、
    前記表示データに基づいて、前記視点に応じて前記地図データと前記シンボル図形データとに対する視点変更を行った結果を示すとともに、前記候補経路に沿って当該候補経路の各位置に応じた評価値の変化を前記空港の地表面と垂直な方向で表す視点変更データを生成する視点変更機能
    を実現させるためのプログラム。
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