JP4180678B2 - 露光方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえばレチクルに形成されたマスクパターンを投影光学系を介してウェーハ上に投影露光する露光方法に関するもので、特に、素子の回路パターンを半導体ウェーハ上のレジストに焼き付けるためのリソグラフィ工程にて用いられる、ステップ・アンド・リピート方式の縮小投影型光露光装置の露光方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
周知のように、VLSIなどの半導体集積回路素子の製造工程、特に、リソグラフィ工程においては、主に、ステップ・アンド・リピート方式による縮小投影型光露光装置(光ステッパ)が用いられている。
【0003】
この光ステッパは、レチクルに形成された半導体集積回路素子の回路パターンを投影レンズを介して、順次、半導体ウェーハ上に縮小して投影することによって、該ウェーハ上のレジストに回路パターンの投影パターン像を転写するようになっている。
【0004】
その際、投影レンズの焦点位置を正確に調整しないと、レチクルに形成されている回路パターンの投影像がウェーハ上に正確に結像せず、ウェーハ上にフォーカスがボケた状態の投影パターン像が形成されることになるため、いわゆる解像不良という問題が生じる。
【0005】
このように、投影レンズの焦点位置を含め、光ステッパの露光条件を正しく設定しないと、所期の特性を満足する半導体集積回路素子を得ることができなくなる。
【0006】
そこで、このような不具合を防ぐために、従来は、以下のような方法がとられていた。
たとえば、レチクルに形成された、回路パターンの最小線幅よりも小さなパターンを含む線幅の異なる複数の矩形状のパターンを、1ショットごとに露光条件(投影レンズの焦点位置および露光量)を変えて、順次、半導体ウェーハ上に転写する。
【0007】
次いで、現像処理が施されてウェーハ上に形成されたレジストパターンの線幅を、たとえば、走査型電子顕微鏡によるSEM測長法、テレビカメラ(ITV)による画像処理法、あるいは、スポット光をレジストパターンに照射して、その散乱光を検出する方法などを用いて測定する。
【0008】
そして、その線幅からレジストパーンの最適形成条件を決定し、この最適形成条件に応じて投影レンズの焦点位置や露光量など、光ステッパの露光条件を調整する。
【0009】
このようにして、露光条件を設定し直した後に、リソグラフィ工程を開始して、半導体集積回路用のレチクルに形成された回路パターンを、順次、半導体ウェーハ上に転写することで、常に、最適露光条件のもとでの回路パターンの形成が可能となる。
【0010】
しかし、上記したレジストパターンの線幅の測定に走査型電子顕微鏡を用いる方法の場合、顕微鏡それ自体が非常に高価であり、また、測定に時間を要するという問題があった。
【0011】
また、上記ITVあるいはスポット光を用いて線幅を測定する方法の場合、線幅がサブ・ミクロン程度になると測定するのが困難になり、測定できたとしても誤差が大きいなどの問題があった。
【0012】
近年、上記のような問題点に鑑み、レジストパターンの測定精度の低下などを防止して、最適形成条件を高精度で、しかも、短時間に算出でき、ステッパのセットアップタイムを短縮することが可能な露光方法が提案されている(たとえば、特開平1−187817号公報)。
【0013】
図12は、上記した提案によって開示された、最適形成条件の算出に用いられる直線状パターンの一例を示すものである。
同図(a)は、直線状パターンとして用いられる、たとえば、先端が鋭角的に尖った2つのくさび型パターンを対称に組み合わせた、長さLCPを有する略ひし形状のパターンCPを示すものである。
【0014】
同図(b)は、投影レンズの焦点ずれ(デフォーカス)にともなう、上記パターンCPの投影パターン像(レジストパターン)RPの長さLRPの変化を示すものである。
【0015】
同図(c)は、上記投影パターン像RPの長さLRPの変化とデフォーカス量との関係を示すものである。
このように、上記パターンCPの投影により半導体ウェーハ上に形成されるレジストパターンRPの長さLRPは、投影レンズのフォーカス位置からのデフォーカス量に比例して変化する。このため、たとえば、光ステッパのアライメント検出器でレジストパターンRPの長さLRPを測定することで、投影パターン像の形成に最適な投影レンズのフォーカス位置が検出できる。
【0016】
すなわち、この方法は、アライメント検出器による測定の結果、レジストパターンRPの長さLRPが最大となる投影レンズの位置を、投影パターン像の形成に最適な投影レンズのフォーカス位置として検出するものであった。
【0017】
しかしながら、上記したパターンCPは、両端が鋭く尖った形状をしているため、たとえば図13(a)に示すように、レジストパターンRPの長さLRPが10μm、中心部の幅が0.5μm、両端が0.1μm程度の大きさになると、現像時にパターンCPの両端に対応するレジストパターンRPの一部(図13(b)の破線部分RP´)が欠ける、いわゆるパターン剥がれが発生しやすくなる。
【0018】
これは、レジストパターンRPの細くなった部分(RP´)は、下地である半導体ウェーハHWとの密着性が弱くなるためである。
このような場合、レジストパターンRPの形成において、パターンCPを忠実に再現できなくなるため、たとえば図13(b)に示すように、レジストパターンRPの実際の長さLRPとアライメント検出器によって測定される測定値LRP´との間に誤差が生じる。
【0019】
このように、レジストパターンRPの実際の長さLRPを正確に測定できなくなることにより、レジストパターンRPの形成に最適な投影レンズのフォーカス位置を検出するのが困難になるという欠点があった。
【0020】
また、上記したように、レジストパターンRPの形成における精度が保障されない場合、後のレチクル欠陥検査において、該パターンRPが欠陥として誤認識される結果にもつながる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】
上記したように、従来においては、最適形成条件の算出に用いられる直線状パターンは両端が鋭く尖った形状をしているため、いわゆるパターン剥がれが発生しやすく、このパターン剥がれが発生した場合にはレジストパターンの長さを正確に測定できなくなる結果、レジストパターンの形成に最適な投影レンズのフォーカス位置を検出できないという欠点があった。
【0022】
そこで、この発明は、投影パターン像の形成に最適な露光処理条件を正確に算出でき、露光装置の露光条件を高精度に制御することが可能な露光方法を提供することを目的としている。
【0023】
【課題を解決するための手段】
本願発明の一態様によれば、レチクルに形成された、露光条件の変化にともなって光近接効果による影響が発生しやすい形状のパターンを含む焦点検出用パターンを、投影光学系を介して、ウェーハ上に転写する工程と、前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像より、該投影パターン像の形成に最適な露光処理条件を算出する工程と、前記算出された最適な露光処理条件にもとづいて、前記露光条件を制御する工程と、前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像をアライメント用の2ndマークとして用い、前記ウェーハ上に形成されているアライメント用の1stマークとの位置ずれ量により、前記レチクルおよび前記ウェーハの位置の合わせずれ量を算出する工程と、その算出された合わせずれ量によって、前記レチクルに対する前記ウェーハの位置を調整する工程とを備えることを特徴とする露光方法が提供される。
【0024】
また、本願発明の一態様によれば、レチクルに形成された所定のマスクパターンを投影光学系を介してウェーハ上に投影露光する露光方法において、前記レチクルに形成された、デフォーカス量および露光量の変化にともなって光近接効果による影響が発生しやすい形状のパターンを含む焦点検出用パターンを、前記投影光学系を介して、前記ウェーハ上に転写する工程と、前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像より、少なくとも該投影パターン像の形成に最適な前記投影光学系のデフォーカス量の補正値を算出する工程と、前記算出された補正値にもとづいて、前記投影光学系のデフォーカス量を調整する工程と、前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像をアライメント用の2ndマークとして用い、前記ウェーハ上に形成されているアライメント用の1stマークとの位置ずれ量により、前記レチクルおよび前記ウェーハの位置の合わせずれ量を算出する工程と、その算出された合わせずれ量によって、前記レチクルに対する前記ウェーハの位置を調整する工程と、前記ウェーハの位置および前記デフォーカス量を調整した状態で、前記レチクルに形成された所定のマスクパターンを、前記投影光学系を介して、前記ウェーハ上に投影露光する工程とを備えることを特徴とする露光方法が提供される。
【0025】
上記の構成により、ウェーハ上に結像される投影パターン像に、光近接効果により影響が出やすい形状の焦点検出用パターンを用いるようにしているため、投影パターン像の一部が欠ける、いわゆるパターン剥がれの発生を防止できるようになる。これにより、投影パターン像の形成における精度を保障できるとともに、それを正確に測定することが可能となるものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明にかかる、ステップ・アンド・リピート方式の縮小投影型光露光装置(光ステッパ)の概略構成を示すものである。
【0027】
すなわち、光源11からの照明光は、コンデンサ・レンズ21を介して、投影原版としてのレチクル(マスク)Rに照射される。すると、レチクルRからの投影像が、両面もしくは片面がテレセントリックな投影レンズ(投影光学系)41により縮小されて、ウェーハHW上に投影される。
【0028】
このとき、上記ウェーハHWの露光面にはフォトレジストが塗られており、このレジストが、上記投影レンズ41を経て投影される縮小パターン像により露光される。
【0029】
光源11には、上記ウェーハHWの露光面に塗られたフォトレジストを感光させるのに有効な光、たとえば、g線やi線の光を発する水銀ランプが用いられる。
【0030】
レチクルRには、たとえば、上記縮小パターン像に相当する、半導体集積回路素子の回路パターン(マスクパターン)が形成されている。また、その回路パターンの非形成領域である、たとえば、ダイシングライン(スクライブライン)上には、焦点検出用パターン(詳細については後述する)が設けられている。
【0031】
レチクルRは、上記照明光の光軸上に固定されたレチクルステージ31上に搭載されるようになっている。このレチクルステージ31には、上記投影像を透過させるための、上記レチクルR上の回路パターンよりも大きな開口部31aが設けられている。
【0032】
投影レンズ41には、たとえば、上記レチクルR側が非テレセントリックで、上記ウェーハHW側がテレセントリックな光学系が用いられる。この投影レンズ41は、たとえば、後述する制御系61による投影倍率の設定に応じて、上記照明光の光軸方向に移動可能に設けられている。
【0033】
ウェーハHWには、その露光面に、上記光源11からの照明光によって容易に感光されるフォトレジストが塗られている。ウェーハHWは、上記照明光の光軸方向に垂直なX軸方向,Y軸方向、および、上記照明光の光軸方向に平行なZ軸方向に、それぞれ移動可能なウェーハステージ51上に搭載されるようになっている。
【0034】
ウェーハステージ51のX軸方向の移動、Y軸方向の移動、および、Z軸方向への移動は、それぞれ、図示していない各軸方向の駆動機構を介して、上記制御系61によって制御されるようになっている。
【0035】
そして、上記ウェーハステージ51は、たとえば、そのZ軸方向の位置がレーザ干渉計52によって検出されるようになっている。同様に、ウェーハステージ51のX軸方向の位置およびY軸方向の位置も、それぞれ、図示していないレーザ干渉計によって検出され、それぞれの出力が、上記制御系61に供給されるようになっている。
【0036】
また、この光ステッパには、レチクルRからの投影像を、ウェーハHW上の露光面に対して高精度に合焦させるための、たとえば、アライメント検出器を兼ねる寸法測定装置71が設けられている。
【0037】
この寸法測定装置71は、たとえば、ウェーハHWの露光面上に形成された、焦点検出用パターンに対応する投影パターン像にスポット光を照射することが可能なランプ71a、上記投影パターン像による反射光(回折光または散乱光)を検出する光電変換器71b、および、この光電変換器71bに上記反射光を導くハーフミラー71cによって構成されている。
【0038】
制御系61は、この光ステッパの全体的な制御を司るものであって、たとえば、上記光源11の点灯、上記投影レンズ41の移動、および、上記ウェーハステージ51の移動の他、上記寸法測定装置71の光電変換器71bの出力から、縮小パターン像(レジストパターン)の形成に最適な露光処理条件としての、上記投影レンズ41のフォーカス位置からの位置ずれ(焦点ずれ)を補正するための補正値(デフォーカス量、または、合焦点位置との差分)を算出するとともに、上記レーザ干渉計52からの出力をチェックしつつ、その補正値にしたがって上記ウェーハステージ51のZ軸方向の位置(露光条件)を制御するようになっている。
【0039】
また、上記制御系61では、上記寸法測定装置71の光電変換器71bの出力にもとづいて、上記ウェーハステージ51のX軸方向およびY軸方向の位置を制御し、上記レチクルRと上記ウェーハHWとの位置合わせ(アライメント)を行うようになっている。
【0040】
図2は、上記した補正値の算出に用いられる、焦点検出用パターンの一例を示すものである。
焦点検出用パターンCPaは、たとえば同図(a)に示すように、上記投影レンズ41の焦点ずれ(露光条件の変化)により、上記ウェーハHW上に結像される投影パターン像RPaに、光近接効果による影響(コーナー部分が丸くなる、いわゆるコーナーラウンディング現象)が発生しやすい、略正方形のほぼ90°とされた各コーナー部分を上下左右方向にそれぞれ配置した矩形状の単独パターンとなっている。
【0041】
この焦点検出用パターンCPaの場合、たとえば同図(b)に示すように、上記投影レンズ41の焦点ずれにともなって、投影パターン像RPaのコーナー部分の丸まりが徐々に大きくなる。
【0042】
したがって、たとえば同図(c)に示すように、上記投影パターン像RPaの横方向の長さLxRPa または縦方向の長さLyRPa を求めることにより、デフォーカスごとのフォーカス位置との焦点ずれの量(補正値ΔF)を正確に算出できる。
【0043】
次に、本発明の実施の一形態にかかる露光方法について、上記した構成の光ステッパを例に簡単に説明する。
露光時には、たとえば、1ショットごとに光源11およびウェーハステージ51を制御系61により駆動して、レチクルRに形成されている素子の回路パターンを投影レンズ41を介して投影し、ウェーハHW上に上記回路パターンに対応した縮小パターン像を転写する。
【0044】
そして、ウェーハHWの位置を変えながら、上記回路パターンの投影を繰り返すことにより、ウェーハHWの露光面上に縮小パターン像をステップ・アンド・リピート方式によりマトリックス状に転写する。
【0045】
その際、上記制御系61では、上記寸法測定装置71の測定結果をもとに、上記投影レンズ41のフォーカス位置からの焦点ずれを補正するための補正値ΔFを算出し、その補正値ΔFにしたがって上記ウェーハステージ51のZ軸方向の位置を制御する。
【0046】
また、上記寸法測定装置71の測定結果にもとづいて、上記ウェーハステージ51のX軸方向およびY軸方向の位置を制御し、上記レチクルRと上記ウェーハHWとの位置合わせを行う。
【0047】
すなわち、上記回路パターンの露光にともなって、上記ウェーハHW上に転写される、上記レチクルR上に形成されている焦点検出用パターンCPaの投影パターン像RPaの、たとえば、対向する2コーナー間の長さ(サイズ長)を上記寸法測定装置71によって測定し、その結果を光電変換器71bの出力として取り込む。
【0048】
そして、その測定結果より、たとえば、投影パターン像RPaの横方向の長さLxRPa を割り出すとともに、割り出した横方向の長さLxRPa を、上記投影レンズ41のフォーカス位置での投影パターン像RPaの長さ(設計値など)と比較することで、実際の上記投影レンズ41のデフォーカス量を求め、それを補正値ΔFとして算出する。
【0049】
さらに、上記レーザ干渉計52からの出力をチェックしつつ、その補正値ΔFにしたがって上記ウェーハステージ51のZ軸方向の位置を制御し、上記投影レンズ41のフォーカス位置からの焦点ずれを補正する。
【0050】
また、その際に、たとえば図3に示すように、上記光電変換器71bの出力O71から、上記焦点検出用パターンCPaの投影パターン像RPaと、上記ウェーハHW上に設けられた周知のアライメントマーク(バーインバーの1stマーク)AMとの位置ずれの量ΔLxを算出する。
【0051】
そして、その位置ずれの量ΔLxを補正するように、上記ウェーハステージ51のX軸方向の位置を制御するとともに、同様にして、Y軸方向の位置を制御することにより、上記レチクルRと上記ウェーハHWとを位置合わせする。
【0052】
このようにして、上記投影レンズ41のフォーカス位置からの焦点ずれの補正、および、上記レチクルRと上記ウェーハHWとの位置合わせを行いながら、上記レチクルRに形成されている回路パターンの、上記ウェーハHWの露光面上への投影をステップ・アンド・リピート方式により繰り返すことによって、光ステッパによる露光処理が常に最適な露光条件のもとで行われる。
【0053】
上記したように、投影レンズのフォーカス位置からの焦点ずれを検出するための焦点検出用パターンの、投影パターン像の一部が欠ける、いわゆるパターン剥がれの発生を防止できるようにしている。
【0054】
すなわち、ウェーハ上に結像される投影パターン像に、光近接効果による影響が出やすい矩形状パターンを焦点検出用パターンとして用いるようにしている。これにより、焦点検出用パターンによる投影パターン像を忠実に再現できるようになるため、投影パターン像の形成における精度を保障することが可能となる。したがって、高価な測定機器を用いることなく、投影パターン像の形成に最適な投影レンズのフォーカス位置(デフォーカス量)を正確に算出でき、露光装置の露光条件を高精度に制御することが可能となるものである。
【0055】
特に、焦点検出用パターンを回路用のレチクル上に形成するようにしているため、現像処理を必要とすることなしに、露光処理と並行して投影レンズの焦点ずれを補正でき、回路パターンの転写を常に最適な露光条件のもとで実行できる。
【0056】
しかも、焦点検出用パターンの投影パターン像を、バーインバー方式のアライメント機構における2ndマークとしても利用することによって、焦点ずれの補正と同時に、レチクルとウェーハとの位置合わせをも容易に行うことが可能である。
【0057】
また、投影パターン像の形成における精度を保障できるようになるため、後のレチクル欠陥検査において、該パターン像が欠陥として誤認識されるのを軽減することも可能となる。
【0058】
なお、上記した本発明の実施の一形態においては、焦点検出用パターンの投影パターン像の横方向の長さLxRPa をもとに投影レンズの焦点ずれを補正するようにした場合について説明したが、これに限らず、たとえば投影パターン像の縦方向の長さLyRPa によっても同様に実施できるものであり、また、縦と横の両方向の長さによって補正するようにした場合には、いずれか一方向の長さによって補正する場合よりもより高精度な制御が可能となる。
【0059】
また、焦点検出用パターンのみが設けられた補正用のレチクルを用いて、あらかじめ投影レンズの焦点ずれを補正した後に、回路用のレチクルを用いて回路パターンの露光を行うようにしても良い。
【0060】
また、投影レンズの焦点ずれを補正する場合、ウェーハステージの位置を制御する場合に限らず、直接、投影レンズの位置を制御することによって補正することも可能である。
【0061】
また、露光条件としては、露光量にかかわらず、投影レンズの焦点ずれを補正することも可能であるし、たとえば、露光量を一定に保った状態で投影レンズの焦点ずれを補正することも、もしくは、投影レンズを焦点位置に保った状態で露光量の調整を行うことも可能である。
【0062】
また、寸法測定装置としては、たとえば、投影レンズを介さずに焦点検出用パターンの投影パターン像を測定するようにしても良く、または、電子ビームを用いることもできる。
【0063】
さらに、焦点検出用パターンは、略正方形状を有する1つの矩形状パターンからなる単独パターンに限らず、たとえば図4に示すように、いくつかの矩形状パターンからなる複数の単独パターン(第二の構成例)によって構成することも可能である。
【0064】
同図(a)は、2つの矩形状パターンcp1 ,cp2 が横方向に並べられた焦点検出用パターンCPbを示すもので、この場合、2つの矩形状パターンcp1 ,cp2 の投影パターン像(RPb)における全長(LaRPb)が最大で、かつ、投影パターン像間における間隔長(LbRPb)が最小となるように露光条件を制御するようにした場合には、上記した、かかる露光方法の√2(ルート2)倍程度の高感度での寸法測定装置による測定を行うことが可能となる。
【0065】
同図(b)は、n個の矩形状パターンcp1 ,cp2 ,…,cpn が横方向に並べられた焦点検出用パターンCPb´を示すもので、この場合も、同様にして露光条件を制御するようにした場合には、上記した、かかる露光方法の√n(ルートn)倍程度の高感度での寸法測定装置による測定を行うことが可能となる。
【0066】
また、焦点検出用パターンとしては、複数の矩形状パターンを任意に組み合わせてなる集合パターンによって構成することも可能である。
図5は、たとえば、複数の矩形状パターンcpを大小の矩形の枠状に連続して並べた焦点検出用パターン(第三の構成例)CPcを示すものであり、この場合、その一方の投影パターン像における横方向の長さ(LxRPc (または、縦方向の長さ(LyRPc )))および他方の投影パターン像における縦方向の長さ(LyRPc (または、横方向の長さ(LxRPc )))が共に(もしくは、いずれか一方が)最大となるように露光条件を制御することによっても、上記した、かかる露光方法とほぼ同様の効果が期待できる。
【0067】
なお、たとえば図6に示すように、投影パターン像RPcの一方のパターン像RPc1 または他方のパターン像RPc2 を、バーインバー方式のアライメント機構における1stマークまたは2ndマークとして利用するようにした焦点検出用パターン(CPc´)においては、上述した通り、投影レンズの焦点ずれの補正と同時に、レチクルとウェーハとの位置合わせ(横方向の位置ずれの量ΔLxおよび縦方向の位置ずれの量ΔLyの算出)をも容易に行うことが可能となる。
【0068】
図7は、たとえば、上下および左右の各方向がそれぞれ線対称となるように、複数の矩形状パターンcpを縦横方向に隙間なく連続して並べた焦点検出用パターン(第四の構成例)CPdを示すものであり、この場合、その投影パターン像(RPd)における横方向の長さ(LxRPd )および縦方向の長さ(LyRPd )が共に(もしくは、いずれか一方が)最大となるように露光条件を制御することによっても、上記した、かかる露光方法とほぼ同様の効果が期待できる。
【0069】
図8は、たとえば、ある方向(ここでは、左上から右下方向)の対角線に対して線対称となるように、複数の矩形状パターンcpを縦横方向に隙間なく連続して並べた焦点検出用パターン(第五の構成例)CPeを示すものであり、この場合、その投影パターン像(RPe)における外向きのコーナー部分(o)から内向きのコーナー部分(i)までの横方向の長さ(LxRPe )および縦方向の長さ(LyRPe )が共に(もしくは、いずれか一方が)最大となるように露光条件を制御することによっても、上記した、かかる露光方法とほぼ同様の効果が期待できる。
【0070】
なお、図7に示した焦点検出用パターンCPdおよび図8に示した焦点検出用パターンCPeは、それぞれ、単独パターンとして構成する場合の他、たとえば図4に示したように、いくつかのパターンを並べて1つの焦点検出用パターンとして構成することも可能である。
【0071】
図9は、たとえば、焦点検出用パターン(第六の構成例)CPfとして、複数の矩形状パターンcpを少なくとも縦方向に連続して並べた1つの集合パターンCPfaと、光近接効果による影響が発生しにくい長方形状のパターンCPfbとを対向配置させて構成した場合を例に示すものである。
【0072】
この場合、長方形状のパターンCPfbは、デフォーカス時におけるパターンの変形の度合いが小さいため、集合パターンCPfaとの間の距離が算出しやすく、その結果、焦点検出用パターンCPfの投影パターン像(RPf)における間隔長(LRPf)が最小となるように露光条件を制御することによっても、上記した、かかる露光方法とほぼ同様の効果が期待できる。
【0073】
なお、上記した各構成の焦点検出用パターンにおいては、いずれも略正方形状の矩形状パターンを用いて構成した場合についてそれぞれ説明したが、他の形状(角度)の矩形状パターンを用いて構成することも可能である。
【0074】
さらに、光近接効果による影響が発生しやすい形状の焦点検出用パターンとしては、たとえば図10に示すように、ひし形状の矩形状パターンcpaの、より鋭角となっているコーナー部分の先端部を複数に分割した構造の焦点検出用パターン(第七の構成例)CPgにより構成することもできる。
【0075】
この場合、焦点検出用パターンCPgは、露光条件の変化により、その投影パターン像(RPg)の先端部が短くなる、いわゆるパターンショートニング現象の発生を抑えることができるようになるため、投影パターン像の長さ(LRPg )を正確に測定することが可能となり、上記した、かかる露光方法とほぼ同様の効果が期待できる。
【0076】
同様に、たとえば図11に示すように、長方形状の矩形状パターンcpbの先端部を複数に分割した構造の焦点検出用パターン(第八の構成例)CPhを構成した場合にも、その投影パターン像(RPh)の長さ(LRPh )を正確に測定することが可能であり、十分な効果が期待できる。
【0077】
なお、図10に示した焦点検出用パターンCPgおよび図11に示した焦点検出用パターンCPhは、それぞれ、単独パターンとして構成する場合の他、たとえば、いくつかのパターンを並べて1つの焦点検出用パターンとして構成することも可能である。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論である。
【0078】
【発明の効果】
以上、詳述したようにこの発明によれば、投影パターン像の形成に最適な露光処理条件を正確に算出でき、露光装置の露光条件を高精度に制御することが可能な露光方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる、ステップ・アンド・リピート方式の縮小投影型光露光装置の概略を示す構成図。
【図2】本発明の実施の一形態にかかる、動作を説明するために示す焦点検出用パターンの概略図。
【図3】同じく、焦点検出用パターンを用いた、レチクルとウェーハとのアライメント動作を説明するために示す概略図。
【図4】焦点検出用パターンの他の構成例(第二の構成例)を示す概略図。
【図5】焦点検出用パターンの他の構成例(第三の構成例)を示す概略図。
【図6】第三の構成例である焦点検出用パターンを用いた場合のアライメント動作を説明するために示す概略図。
【図7】焦点検出用パターンの他の構成例(第四の構成例)を示す概略図。
【図8】焦点検出用パターンの他の構成例(第五の構成例)を示す概略図。
【図9】焦点検出用パターンの他の構成例(第六の構成例)を示す概略図。
【図10】焦点検出用パターンの他の構成例(第七の構成例)を示す概略図。
【図11】焦点検出用パターンの他の構成例(第八の構成例)を示す概略図。
【図12】従来技術とその問題点を説明するために示す、直線状パターンの概略図。
【図13】同じく、従来の直線状パターンを示す概略図。
【符号の説明】
11…光源
21…コンデンサ・レンズ
31…レチクルステージ
31a…開口部
41…投影レンズ
51…ウェーハステージ
52…レーザ干渉計
61…制御系
71…寸法測定装置
71a…ランプ
71b…光電変換器
71c…ハーフミラー
AM…アライメントマーク
CPa,CPb,CPb´,CPc,CPd,CPe,CPf,CPg,CPh…焦点検出用パターン
cp,cp1 ,cp2 ,cp3 ,cpn …矩形状パターン
cpa…ひし形状の矩形状パターン
cpb…長方形状の矩形状パターン
CPfa…集合パターン
CPfb…長方形状パターン
HW…ウェーハ
R…レチクル
RPa,RPc,RPc1 ,RPc2 …投影パターン像
Claims (3)
- レチクルに形成された、露光条件の変化にともなって光近接効果による影響が発生しやすい形状のパターンを含む焦点検出用パターンを、投影光学系を介して、ウェーハ上に転写する工程と、
前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像より、該投影パターン像の形成に最適な露光処理条件を算出する工程と、
前記算出された最適な露光処理条件にもとづいて、前記露光条件を制御する工程と、
前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像をアライメント用の2ndマークとして用い、前記ウェーハ上に形成されているアライメント用の1stマークとの位置ずれ量により、前記レチクルおよび前記ウェーハの位置の合わせずれ量を算出する工程と、
その算出された合わせずれ量によって、前記レチクルに対する前記ウェーハの位置を調整する工程と
を備えることを特徴とする露光方法。 - レチクルに形成された所定のマスクパターンを投影光学系を介してウェーハ上に投影露光する露光方法において、
前記レチクルに形成された、デフォーカス量および露光量の変化にともなって光近接効果による影響が発生しやすい形状のパターンを含む焦点検出用パターンを、前記投影光学系を介して、前記ウェーハ上に転写する工程と、
前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像より、少なくとも該投影パターン像の形成に最適な前記投影光学系のデフォーカス量の補正値を算出する工程と、
前記算出された補正値にもとづいて、前記投影光学系のデフォーカス量を調整する工程と、
前記ウェーハ上に形成された前記焦点検出用パターンの投影パターン像をアライメント用の2ndマークとして用い、前記ウェーハ上に形成されているアライメント用の1stマークとの位置ずれ量により、前記レチクルおよび前記ウェーハの位置の合わせずれ量を算出する工程と、
その算出された合わせずれ量によって、前記レチクルに対する前記ウェーハの位置を調整する工程と、
前記ウェーハの位置および前記デフォーカス量を調整した状態で、前記レチクルに形成された所定のマスクパターンを、前記投影光学系を介して、前記ウェーハ上に投影露光する工程と
を備えることを特徴とする露光方法。 - 前記焦点検出用パターンは、複数の矩形状パターンを組み合わせてなる光近接効果による影響が発生しやすい集合パターンと、ある間隔長を保って前記集合パターンと対向配置された光近接効果による影響が発生しにくい形状の長方パターンとを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の露光方法。
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