JP4180082B2 - デジタル受信機 - Google Patents

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本発明は、デジタル受信機に関し、特に、地上波デジタル放送局から送信される直交周波数分割多重(OFDM:Orthogonal Frequency Division Multiplexing)方式で変調された信号を受信するデジタル受信機に関する。
近年、移動体端末向けのデジタル音声放送または地上系のデジタルテレビ放送において、OFDM方式が注目されている。OFDM方式は、伝送するデジタルデータで互いに直交する多数の副搬送波(以下、サブキャリアとも称する)を変調し、それらの変調波を多重して伝送する方式である。
ところで、地上波伝送においてマルチパスが存在し、このマルチパスによって、受信信号の周波数特性が歪むことがある。この歪みを除去するために等化が行なわれる。たとえば、特許文献1では、受信側で、伝送信号中に散在された既知の信号(以下、パイロット信号とも称する)を抽出する。このパイロット信号の伝送路応答を推定し、パイロット信号の伝送路応答と所定の係数との積和演算を行なうことにより、未知信号の伝送路応答を推定する。この推定した伝送路応答で未知信号を除算することによって、未知信号の等化が行なわれる。
特開平11−239115号公報
しかしながら、特許文献1では、未知信号の伝送路応答の推定時に使用される係数が固定なため、デジタル受信機が移動したときなど受信状況が変化したときには、等化の精度、すなわち歪の除去精度が悪くなる。
それゆえに、本発明の目的は、受信状況が変化しても、高い精度で受信信号の歪みを除去することができるデジタル受信機を提供することである。
上記課題を解決するために、各サブキャリアが所定の変調方式で変調された、直交周波数分割多重伝送方式のデジタル変調波信号を受信するためのデジタル受信機であって、デジタル変調波信号内に所定のパターンに従って挿入されたパイロット信号を抽出する第1の抽出部と、デジタル変調波信号内の未知信号を抽出する第2の抽出部と、パイロット信号の伝送路応答を推定する第1の推定部と、パイロット信号の伝送路応答のウエイトを記憶するメモリと、メモリ内のウエイトとパイロット信号の伝送路応答との積和演算を行ない、積和演算結果に基づいて、未知信号の伝送路応答を推定する第2の推定部と、未知信号の伝送路応答で未知信号を除算して等化する除算部と、メモリ内のウエイトを更新する更新部とを備え、更新部は、除算部による除算結果を変調方式に対応する復調方式で復調して、復調ビットデータを生成する復調部と、復調ビットデータを変調方式で変調して、送信信号レプリカを生成する変調部と、送信信号レプリカと未知信号の伝送路応答とを乗算して未知信号レプリカを生成する生成部と、未知信号と未知信号レプリカとの誤差を算出する誤差算出部と、誤差に基づいてウエイトを更新するウエイト演算部とを含む。
好ましくは、ウエイト演算部は、最急降下法に基づくLMSアルゴリズムにしたがって、誤差の2乗平均を最小化する方向にウエイトを更新する。
本発明のデジタル受信機によれば、受信状況が変化しても、高い精度で受信信号の歪みを除去することができる。
以下、本発明に係る実施の形態について図面を参照して説明する。
(デジタル受信機の構成)
図1は、本発明の実施の形態に従うデジタル受信機100の概略ブロック図である。
図1を参照して、アンテナ(図示せず)から入力される高周波信号入力(RF入力)は、チューナ1に入力される。チューナ1では、RF入力信号を中間周波数(IF周波数)にダウンコンバートし、所定の帯域制限を受けてアナログOFDM信号に変換する。アナログOFDM信号は、アナログデジタル変換回路2(A/D回路とも称する)に入力され、アナログOFDM信号をデジタル信号に変換する。ここで、OFDM信号の各サブキャリアは、16QAM(Quadrature Amplitude Modulation)変調方式で変調されているものとする。
次に、デジタル信号に変換されたOFDM信号は、ヒルベルト変換部3により同相検波軸信号(実軸成分の信号)であるI信号および直交検波軸信号(虚軸成分の信号)であるQ信号の複素OFDM信号が生成される。ヒルベルト変換部3で生成された複素OFDM信号は、第1キャリア同期部4に送られる。
第1キャリア同期部4は、シンボル同期部7から出力される後述する相関信号および第2キャリア同期部9からの信号に基づいて搬送波周波数誤差を補正する。
FFT5は、複素OFDM信号に対して高速フーリエ変換処理を施し、時間軸領域から周波数軸領域の信号に変換する。
等化部6は、パイロット信号から伝送路応答を求め、未知信号の伝送路応答を推定し、推定結果に基づいて未知信号の等化を適応的に行なう。
シンボル同期部7は、OFDM信号の特徴である有効シンボル期間の一部をガードインターバル期間として複写することで、1つのシンボルを形成することを利用し、有効シンボル期間遅延した信号と遅延しない信号の相関値に基づいてシンボル同期を算出する。また、シンボル同期部7は、搬送波周波数以内の周波数誤差を補正するために相関値に基づく相関信号を第1キャリア同期部4に出力する。
第2キャリア同期部9は、FFT5の出力信号の周波数軸上の配置から搬送波周波数間隔の誤差を算出し、第1キャリア同期部4に算出結果に基づく信号を出力する。
クロック同期部8は、シンボル同期部7で得られるシンボル同期のタイミングのずれからクロック同期を算出し、A/D回路2のサンプリング周波数を制御する。
周波数デインタリーブ11は、電波の反射などによる特定周波数の信号の欠落を補うために行なわれた周波数インタリーブを元に戻す処理を行なう。周波数デインタリーブ11の出力は、時間デインタリーブ12に与えられ、時間デインタリーブ12は、耐フェージングなどのために施された時間インタリーブを元に戻す処理を行なう。
時間デインタリーブが行なわれた実軸成分の信号(I信号)および虚軸成分の信号(Q信号)は、デマッピング13において4ビットの信号にそれぞれ変換される。
ビットデインタリーブ21は、デマッピングが行なわれた信号に対して誤り訂正を増加させる目的で行なわれたビットインタリーブを解除する。ビタビ復号部15は、送信側で行なわれた畳み込み符号を用いて誤り訂正を行なう。
バイトデインタリーブ16は、ビタビ復号が行なわれた信号に対してビットインタリーブと同様に誤り訂正を増加させる目的で行なわれたバイトインタリーブを解除する。そして、TS再生部17において、トランスポートストリーム形式に沿ったデータの再構成が行なわれ、RS復号部18において、送信側でリードソロモン符号化されたデータが復号される。RS復号部18は、図示しないTSデコーダに対してリードソロモン復号された結果を出力する。
そして、誤り訂正された信号は、図示しないMPEGデコード部において圧縮信号が伸長され、デジタル/アナログ変換によってアナログ映像およびアナログ音声信号に変換された後、出力される。
(等化部の構成)
図2は、等化部6の概略ブロック図である。
図2を参照して、等化部6は、受信バッファ32と、パイロット信号抽出部21と、未知信号抽出部22と、パイロット送信信号メモリ23と、ウエイトメモリ24と、パイロット信号伝送路応答推定部25と、未知信号伝送路応答推定部33と、除算部26と、ウエイト更新部41とを含む。なお、同図において、等化部6の各構成要素を結ぶ線は、I成分とQ成分を一体化して表わしたものであり、等化部6での各構成要素の演算は、複素演算である。
受信バッファ32は、FFT5から出力されたOFDM信号を少なくとも5シンボル分蓄積する。
パイロット信号抽出部21は、受信バッファ32から6個ずつパイロット信号を抽出する。
未知信号抽出部22は、受信バッファ32から11個ずつ未知信号を抽出する。
図3は、パイロット信号および未知信号の配置パターンの例を説明する概念図である。
図3を参照して、○印のついたサブキャリアおよび時刻(シンボル)の位置にはパイロット信号が配置され、その他の位置には未知信号が配置される。つまり、本例においては、1つのシンボルに含まれる12本の搬送波に対して1本の割合でパイロット信号が挿入され、さらに1シンボルごとにパイロット信号の挿入位置が3搬送波ずつシフトされている。
再び、図2を参照して、パイロット送信信号メモリ23は、パイロット送信信号を記憶する。
ウエイトメモリ24は、パイロット信号用伝送路応答推定値のウエイトを記憶する。
除算部26は、未知信号を未知信号用伝送路応答推定値で除算して、等化信号を算出する。
パイロット信号伝送路応答推定部25は、パイロット送信信号メモリ23からパイロット信号に対応するパイロット送信信号を読み出して、パイロット信号をパイロット送信信号で除算して、パイロット信号用伝送路応答推定値を算出する。
未知信号伝送路応答推定部33は、パイロット信号用伝送路応答推定値とウエイトメモリ24内のウエイトとを積和演算して、未知信号用伝送路応答推定値を算出する。
ウエイト更新部41は、ウエイトメモリ24内のウエイトを更新するものであって、デマッピング部27と、マッピング部28と、未知信号レプリカ生成部29と、誤差信号算出部30と、ウエイト演算部31とを含む。
デマッピング部27は、等化信号を16QAM変調方式に対応する復調方式で復調して、4ビットの復調ビットデータを生成する。つまり、デマッピング部27は、16QAM変調方式の16個の基準点のうち等化信号に最も近い基準点を選択して、その基準点を表わす4ビットデータを復調ビットデータとして生成する。
マッピング部28は、4ビットの復調ビットデータを16QAM変調方式で変調して、送信信号レプリカを生成する。
未知信号レプリカ生成部29は、送信信号レプリカと未知信号用伝送路応答推定値とを乗算して、未知信号レプリカを算出する。
誤差信号算出部30は、未知信号と未知信号レプリカとの誤差信号を算出する。
ウエイト演算部31は、最急降下法に基づくLMS(Least Mean Square)アルゴリズムにしたがって、平均2乗誤差(誤差の2乗平均ともいう)を最小化する方向にウエイトを更新する。
(動作)
図4は、本発明の実施形態のデジタル受信機100の適応的等化の動作手順を表わすフローチャートである。
図4を参照して、繰返し回数t=0に設定される(ステップS101)。
次に、パイロット信号抽出部21は、受信バッファ32から6個のパイロット信号rj (t)(j=A〜F)を抽出する(ステップS102)。
次に、未知信号抽出部22は、受信バッファ32から11個の未知信号rk (t)(k=1〜11)を抽出する(ステップS103)。
図5(a)は、繰返し回数t=0でのパイロット信号および未知信号の抽出の例を表わす図である。
図5(a)を参照して、繰返し回数t=0では、A〜Fで記されたサブキャリアと時刻(シンボル)の位置のパイロット信号rj (t)(j=A〜F)が抽出され、1〜11で記されたサブキャリアと時刻(シンボル)の位置の未知信号rk (t)(k=1〜11)が抽出される。
次に、パイロット信号伝送路応答推定部25は、パイロット送信信号メモリ23から、パイロット信号rj (t)に対応するパイロット送信信号sj (t)を読み出して、パイロット信号用伝送路応答推定値hj (t)を次の式(A1)で算出する(ステップS104)。
j (t)=rj (t)/sj (t) ・・・(A1)
次に、未知信号伝送路応答推定部33は、パイロット信号用伝送路応答推定値hj (t)とウエイトメモリ24内のウエイトwkj (t)(k=1〜11、j=A〜F)とを次の式(A2)のように積和演算して、未知信号用伝送路応答推定値hk (t)を算出する(ステップS105)。
k (t)=[wkA (t), wkB (t), wkC (t), wkD (t), wkE (t), wkF (t)]
・[hA (t), hB (t), hC (t), hD (t), hE (t), hF (t)]T ・・・(A2)
次に、除算部26は、未知信号用伝送路応答推定値hk (t)と、未知信号rk (t)に基づいて、等化信号uk (t)を次の式(A3)で算出する(ステップS106)。
k (t)=rk (t)/hk (t) ・・・(A3)
次に、デマッピング部27は、等化信号uk (t)を16QAM変調方式に対応する復調方式で復調して、4ビットの復調ビットデータ(b1, b2, b3, b4)k (t)を生成する(ステップS107)。
次に、マッピング部28は、4ビットの復調ビットデータ(b1, b2, b3, b4)k (t)を16QAM変調方式で変調して、送信信号レプリカdk (t)を生成する(ステップS108)。
次に、未知信号レプリカ生成部29は、送信信号レプリカdk (t)と、未知信号用伝送路応答推定値hk (t)とに基づいて、未知信号レプリカrk'(t)を以下の式(A4)で算出する(ステップS109)。
k'(t)=hk (t)×dk (t) ・・・(A4)
次に、誤差信号算出部30は、次の式(A5)のようにして、未知信号rk (t)と未知信号レプリカrk'(t)との誤差信号ek (t)を算出する(ステップS110)。
k (t)=rk (t)−rk(t)=rk (t)−hk (t)×dk (t) ・・・(A5)
次に、ウエイト演算部31は、次の式(A6)のように最急降下法に基づくLMS(Least Mean Square)アルゴリズムにしたがって、平均2乗誤差({e1 (t)2+e2 (t)2+・・・+e11 (t)2}/11)を最小化する方向にウエイトwkjを更新する(ステップS111)。
kj (t+1)=wkj (t)+μ×dk (t)×ek (t)×hj (t) ・・・(A6)
次に、繰返し回数tは1つだけインクリメントされる(ステップS112)。
次に、受信バッファ32に新たな未知信号が存在する場合(ステップS113でYES)には、ステップS102に戻り、存在しない場合には(ステップS113でNO)、終了する。
ステップS102からの繰返し処理は、前述した処理と同様であるが、ステップS102およびS103におけるパイロット信号および未知信号の抽出処理については、繰返し回数tに応じた抽出処理になる。以下、繰返し回数tが1以降のステップS102およびS103の抽出処理について説明する。
まず、繰返し回数tが増加するごとに、サブキャリア方向に13個ずつ移動した位置のパイロット信号および未知信号が抽出される。
図5(b)は、繰返し回数t=1でのパイロット信号および未知信号の抽出の例を表わす図である。
図5(b)を参照して、繰返し回数t=1では、A〜Fで記されたサブキャリアと時刻(シンボル)の位置のパイロット信号rj (t)(j=A〜F)が抽出され、1〜11で記されたサブキャリアと時刻(シンボル)の位置の未知信号rk (t)(k=1〜11)が抽出される。
次に、繰返し回数t=99でサブキャリア方向への移動が終了したとする。繰返し回数t=100では、時刻(シンボル)方向に1時刻(1シンボル)移動させて、パイロット信号および未知信号が抽出される。
図5(c)は、繰返し回数t=100でのパイロット信号および未知信号の抽出の例を表わす図である。
図5(c)を参照して、繰返し回数t=100では、A〜Fで記されたサブキャリアと時刻(シンボル)の位置のパイロット信号rj (t)(j=A〜F)が抽出され、1〜11で記されたサブキャリアと時刻(シンボル)の位置の未知信号rk (t)(k=1〜11)が抽出される。
以上のように、本発明の実施形態によるデジタル受信機によれば、未知信号の伝送路応答の推定時に使用される係数(ウエイト)を受信状況に応じて適応的に変化させることができるので、高い精度で受信信号の歪みを除去することができる。
(変形例)
本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではなく、たとえば以下のような変形例を含む。
(1) 変調方式
本発明の実施形態では、変調方式として16QAMを用いた場合を例にして説明したが、これに限定するものではなく、その他の変調方式でも同様にして適用することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明の実施の形態に従うデジタル受信機100の概略ブロック図である。 等化部6の概略ブロック図である。 パイロット信号および未知信号の配置パターンの例を説明する概念図である。 本発明の実施形態のデジタル受信機100の適応的等化の動作手順を表わすフローチャートである。 (a)は、繰返し回数t=0でのパイロット信号および未知信号の抽出の例を表わす図であり、(b)は、繰返し回数t=1でのパイロット信号および未知信号の抽出の例を表わす図であり、(c)は、繰返し回数t=100でのパイロット信号および未知信号の抽出の例を表わす図である。
符号の説明
1 チューナ、2 A/D回路、3 ヒルベルト変換部、4 第1キャリア同期部、5,80 FFT、6 等化部、7 シンボル同期部、8 クロック同期部、9 第2キャリア同期部、11 周波数デインタリーブ、12 時間デインタリーブ、13 デマッピング、14 ビットデインタリーブ、15 ビタビ復号部、16 バイトデインタリーブ、17 TS再生部、18 RS復号部、21 パイロット信号抽出部、22 未知信号抽出部、23 パイロット送信信号メモリ、24 ウエイトメモリ、25 パイロット信号伝送路応答推定部、26 除算部、27 デマッピング部、28 マッピング部、29 未知信号レプリカ生成部、30 誤差信号算出部、31 ウエイト演算部、32 受信バッファ、33 未知信号伝送路応答推定部、41 ウエイト更新部。

Claims (2)

  1. 各サブキャリアが所定の変調方式で変調された、直交周波数分割多重伝送方式のデジタル変調波信号を受信するためのデジタル受信機であって、
    前記デジタル変調波信号内に所定のパターンに従って挿入されたパイロット信号を抽出する第1の抽出部と、
    前記デジタル変調波信号内の未知信号を抽出する第2の抽出部と、
    前記パイロット信号の伝送路応答を推定する第1の推定部と、
    前記パイロット信号の伝送路応答のウエイトを記憶するメモリと、
    前記メモリ内のウエイトと前記パイロット信号の伝送路応答との積和演算を行ない、前記積和演算結果に基づいて、前記未知信号の伝送路応答を推定する第2の推定部と、
    前記未知信号の伝送路応答で前記未知信号を除算して等化する除算部と、
    前記メモリ内のウエイトを更新する更新部とを備え
    前記更新部は、
    前記除算部による除算結果を前記変調方式に対応する復調方式で復調して、復調ビットデータを生成する復調部と、
    前記復調ビットデータを前記変調方式で変調して、送信信号レプリカを生成する変調部と、
    前記送信信号レプリカと前記未知信号の伝送路応答とを乗算して未知信号レプリカを生成する生成部と、
    前記未知信号と前記未知信号レプリカとの誤差を算出する誤差算出部と、
    前記誤差に基づいて前記ウエイトを更新するウエイト演算部とを含む、デジタル受信機。
  2. 前記ウエイト演算部は、最急降下法に基づくLMSアルゴリズムにしたがって、前記誤差の2乗平均を最小化する方向に前記ウエイトを更新する、請求項記載のデジタル受信機。
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