JP4178852B2 - 情報処理装置および情報処理方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、情報処理装置および情報処理方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラムに関し、特に、複数の機器を接続することにより、個々の機器が実現可能な機能以外の機能を実現可能にした、情報処理装置および情報処理方法、情報処理システム、記録媒体、並びにプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、テレビジョン放送などの映像信号を受信して、その映像信号を表示する場合、ユーザが所望したシーンにおいて、スローモーション再生を行ったり、拡大表示を行う技術がある。例えば、テレビジョン受像機や、テレビジョン信号の受信および再生機能を有するパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などの情報処理装置は、入力された画像に対して、時間方向の解像度を創造する(例えば、補間処理によりフレーム数を増やす)ことにより、滑らかな画像でのスローモーション再生を実施することができ、空間方向の解像度を創造する(例えば、補間処理により画素数を増やす)ことにより、不自然に荒い画像などを表示することなく、拡大表示を実施することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、現在放映されているテレビジョン放送の画像をスローモーション再生し、ユーザの所望のシーンのスローモーション再生の終了後、再び通常再生を行わせる場合、ユーザは、放送の一部を見ることができない。
【0004】
例えば、図1に示されるように、実時間再生において、時間tのシーンaに対して、時間方向に2倍の時間解像度創造処理が実行されて、シーンa´が時間2tでスローモーション再生され、その後、実時間再生処理に処理が戻された場合、ユーザは、実時間再生でシーンaに続いて再生されるはずであった、時間tのシーンbを見ることができない。
【0005】
また、拡大表示が行われる場合においても、図2に示されるように、例えば、画像を表示するテレビジョン受像機、PDA、もしくはパーソナルコンピュータなどの表示画面1の大きさは不変なのであるから、表示画面1と同一の大きさの画像に対して、例えば、縦横とも2倍の大きさになるように空間解像度創造処理を行ったとき、その中央部の領域11のみが拡大表示され、その周囲の領域12の画像は、表示画面1に表示されない。すなわち、拡大表示が行われた場合、ユーザは、領域12の画像を見ることができない。
【0006】
また、特に、PDAや携帯型電話機などの小さな表示画面に画像が表示される場合や、表示するべき画像と画像を表示する機器の表示画面の縦横比率が異なる場合にも、画像の一部が画面内に納まらないで、画像の一部が表示されないか、もしくは、全体を表示させるために、縮小して表示されるので、画像が見にくくなってしまうという課題があった。
【0007】
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、複数の装置を接続し、それぞれの装置が単独で実行することができる以外の処理を、複数の装置によって実行させることができるようにするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理システムは、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対する画素間補間処理が可能な第2の装置とで構成される情報処理システムであり、第1の装置および第2の装置は、相互に接続されることにより、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、第1の装置および第2の装置において、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理を協調して行うことを特徴とする。
【0009】
第1の装置には、第2の装置と接続されたか否かを検出する第1の検出手段と、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する第1の処理制御手段とを備えさせるようにすることができ、第1の処理制御手段には、第1の検出手段により、第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行を制御させるようにすることができ、第1の検出手段により、第2の装置と接続されていることが検出された場合、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御させるようにすることができ、第2の装置には、第1の装置と接続されたか否かを検出する第2の検出手段と、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する第2の処理制御手段とを備えさせるようにすることができ、第2の処理制御手段には、第2の検出手段により、第1の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第2の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行を制御させるようにすることができ、第2の検出手段により、第1の装置と接続されていることが検出された場合、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御させるようにすることができる。
【0010】
第1の装置には、第1の検出手段により、第2の装置と接続されていることが検出された場合、自分自身が複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する装置となるか否かを判断する第1の判断手段を更に備えさせるようにすることができ、第2の装置には、第2の検出手段により、第1の装置と接続されていることが検出された場合、自分自身が複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する装置となるか否かを判断する第2の判断手段を更に備えさせるようにすることができる。
【0011】
第1の装置には、他の装置から第1の装置に供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、1区切りごとに交互に、区間の動画像データが第1の装置で再生されるデータ、または、第2の装置で再生されるデータであると判断する判断手段と、判断手段により、第2の装置で再生されるデータであると判断された第1の動画像データを第2の装置に送信する第1の送信手段と、判断手段により、第1の装置で再生されるデータであると判断された第2の動画像データに対するフレーム間補間処理を行って、第2の動画像データを、スローモーション再生するための第3の動画像データに変換する第1の変換手段と、第1の変換手段により変換された第3の動画像データの画像を表示する第1の表示手段とを更に備えさせるようにすることができ、第2の装置には、第1の送信手段により送信された第1の動画像データを受信する第1の受信手段と、第1の受信手段により受信された第1の動画像データに対するフレーム間補間処理を行って、第1の動画像データを、スローモーション再生するための第4の動画像データに変換する第2の変換手段と、第2の変換手段により変換された第4の動画像データの画像を表示する第2の表示手段とを更に備えさせるようにすることができる。
【0015】
本発明の第1の情報処理方法は、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対する画素間補間処理が可能な第2の装置とで構成される情報処理システムの情報処理方法であって、第1の装置においては、第2の装置と接続されたか否かを検出する第1の検出ステップと、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する第1の処理制御ステップとを含む処理が実行され、第1の処理制御ステップの処理では、第1の検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、第1の検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていることが検出された場合、第2の装置と協調して、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、第1の装置および第2の装置において、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御され、第2の装置においては、第1の装置と接続されたか否かを検出する第2の検出ステップと、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する第2の処理制御ステップとを含む処理が実行され、第2の処理制御ステップでは、第2の検出ステップの処理により、第1の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第2の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、第2の検出ステップの処理により、第1の装置と接続されていることが検出された場合、第1の装置と協調して、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御されることを特徴とする。
【0016】
本発明の情報処理装置は、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の情報処理装置と、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対する画素間補間処理が可能な第2の情報処理装置とで構成される情報処理システムの、第1の情報処理装置であって、第2の情報処理装置と接続されたか否かを検出する検出手段と、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する処理制御手段とを備え、処理制御手段は、検出手段により、第2の情報処理装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の情報処理装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行を制御し、検出手段により、第2の情報処理装置と接続されていることが検出された場合、第2の情報処理装置と協調して、他の装置から第1の情報処理装置または第2の情報処理装置の何れかに供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、第1の情報処理装置および第2の情報処理装置において、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御することを特徴とする。
情報処理装置には、検出手段により、第2の情報処理装置と接続されていることが検出された場合、自分自身が、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する装置となるか否かを判断する判断手段を更に備えさせるようにすることができる。
情報処理装置には、他の装置から第1の情報処理装置に供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、1区切りごとに交互に、区間の動画像データが第1の情報処理装置で再生されるデータ、または、第2の情報処理装置で再生されるデータであると判断する判断手段と、判断手段により、第2の情報処理装置で再生されるデータであると判断された第1の動画像データを第2の情報処理装置に送信する第送信手段と、判断手段により、第1の情報処理装置で再生されるデータであると判断された第2の動画像データに対するフレーム間補間処理を行って、スローモーション再生するための第3の動画像データに変換する変換手段と、変換手段により変換された第3の動画像データの画像を表示する表示手段とを更に備えさせるようにすることができる。
情報処理装置には、第2の情報処理装置により第1の情報処理装置で再生されるデータであると判断されて、第2の情報処理装置から送信されてきた区間の動画像データである第1の動画像データを受信する受信手段と、受信手段により受信された第1の動画像データに対するフレーム間補間処理を行って、第1の動画像データを、スローモーション再生するための第2の動画像データに変換する変換手段と、変換手段により変換された第2の動画像データの画像を表示する表示手段とを更に備えさせるようにすることができる。
【0017】
本発明の第2の情報処理方法は、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対する画素間補間処理が可能な第2の装置とで構成される情報処理システムの、第1の装置の情報処理方法であって、第2の装置と接続されたか否かを検出する検出ステップと、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する処理制御ステップとを含み、処理制御ステップの処理では、検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていることが検出された場合、第2の装置と協調して、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、第1の装置および第2の装置において、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御されることを特徴とする。
【0018】
本発明の記録媒体に記録されているプログラムは、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対する画素間補間処理が可能な第2の装置とで構成される情報処理システムの、第1の装置用のプログラムであって、第2の装置と接続されたか否かを検出する検出ステップと、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する処理制御ステップとを含み、処理制御ステップの処理では、検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていることが検出された場合、第2の装置と協調して、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、第1の装置および第2の装置において、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御されることを特徴とする。
【0019】
本発明のプログラムは、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対する画素間補間処理が可能な第2の装置とで構成される情報処理システムの、第1の装置を制御するコンピュータが実行可能なプログラムであって、第2の装置と接続されたか否かを検出する検出ステップと、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行を制御する処理制御ステップとを含み、処理制御ステップの処理では、検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、検出ステップの処理により、第2の装置と接続されていることが検出された場合、第2の装置と協調して、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理を行って、第1の装置および第2の装置において、複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御されることを特徴とする。
【0020】
本発明の情報処理システムにおいては、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または動画像データに対する画素間補間処理が可能な第2の装置とが、相互に接続されることにより、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データが、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切られ、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理が行われて、第1の装置および第2の装置において、複数の区間が交互にスローモーション再生される処理が協調して行われる。
【0021】
本発明の第1の情報処理方法においては、第1の装置において、第2の装置と接続されたか否かが検出され、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行が制御され、第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、第2の装置と接続されていることが検出された場合、第2の装置と協調して、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データが、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切られ、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理が行われて、第1の装置および第2の装置において、複数の区間が交互にスローモーション再生される処理の実行が制御され、第2の装置において、第1の装置と接続されたか否かが検出され、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行が制御され、第1の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第2の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、第1の装置と接続されていることが検出された場合、第1の装置と協調して、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理が行われて、複数の区間が交互にスローモーション再生される処理の実行が制御される。
【0022】
本発明の情報処理装置および第2の情報処理方法、並びに、プログラムにおいては、第2の装置と接続されたか否かが検出され、動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の実行が制御され、第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から第1の装置に供給された動画像データに対するフレーム間補間処理または画素間補間処理の単独での実行が制御され、第2の装置と接続されていることが検出された場合、第2の装置と協調して、他の装置から第1の装置または第2の装置の何れかに供給された動画像データが、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切られ、複数の区間の動画像データに対してフレーム間補間処理が行われて、第1の装置および第2の装置において、複数の区間が交互にスローモーション再生される処理の実行が制御される。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して、本発明の実施の形態について説明する。
【0024】
図3は、本発明を適応した画像表示システムを構成する、PDA21−1およびPDA21−2の外観を示す図である。
【0025】
PDA21−1およびPDA21−2は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)などで構成されている表示画面31−1および31−2をそれぞれ備えており、ここに、画像やテキストを表示可能になされている。また、表示画面31−1および31−2を、いわゆるタッチパネルとして構成すれば、ユーザが、表示画面31−1、もしくは31−2に指などを触れることにより、操作入力を行うことが可能となる。
【0026】
PDA21−1およびPDA21−2は、更に、入力デバイス群32−1および入力デバイス群32−1をそれぞれ備えており、ユーザにより操作入力を受けることができるようになされている。入力デバイス群32−1および入力デバイス群32−1は、例えば、ボタン、キー、タッチパッド、ジョイスティック、ジョグダイヤルなどの入力デバイスで構成されている。
【0027】
図4は、本発明を適応した画像表示システムを構成する、図1のPDA21−1およびPDA21−2の内部構成を示すブロック図である。
【0028】
PDA21−1の制御部41−1は、操作入力部42−1から入力されるユーザの操作を示す信号や、接続インターフェース44−1を介して、他の機器(例えば、PDA21−2)から入力される制御信号に基づいて、PDA21−1の動作を制御するものであり、例えば、データ入力部43−1から入力された画像データを解像度創造処理部45−1を介してデータ蓄積部46−1に供給して蓄積させたり、操作入力部42−1からユーザの操作を示す信号の入力を受け、ユーザの操作内容に基づいて、データ蓄積部46−1に蓄積されているデータを解像度創造処理部45−1で処理させて、表示部47−1に出力させて表示させたり、接続インターフェース44−1を介して、他の機器(例えば、PDA21−2)に出力する。
【0029】
操作入力部42−1は、例えば、入力デバイス群32−1、もしくは、タッチパネルとして構成されている表示画面31−1を用いてユーザが入力した操作内容を示す信号を、制御部41−1に供給する。
【0030】
データ入力部43−1は、外部からのデータの入力を受けるものであり、例えば、テレビジョン放送を受信するアンテナ、および受信した放送信号を検波、復調する信号処理部を備えて、放送信号から解像度創造処理部45−1が処理可能な画像信号を得たり、所定のケーブルなどを介して画像信号の入力を受け、制御部41−1に供給するものである。
【0031】
接続インターフェース44−1は、例えば、PDA21−2などの他の機器と接続され、制御部41−1の制御に基づいて、接続先の機器とデータを授受する。
【0032】
解像度創造処理部45−1は、画像データの空間方向、または、時間方向の解像度を創造する処理を実行する。
【0033】
具体的には、解像度創造処理部45−1は、時間解像度創造処理として、供給された画像データフレームに対して、フレーム間補間を行ってフレーム数を増加する。そして、解像度創造処理部45−1は、フレーム数が増加した処理後の画像データを、処理前の画像データが通常再生される場合と同様の速度で再生する(すなわち、単位時間当たりのフレーム数が増える)ことにより、処理前の動画像よりも動きの滑らかな動画像を表示させたり、フレーム数が増加した処理後の画像データを、処理前の画像データが通常再生される場合より遅い速度で再生する(例えば、単位時間当たりのフレーム数を処理前の画像データと同様にする)ことにより、いわゆるスローモーション再生されたデータを表示させることができる。以下、時間解像度創造処理の実行が指令された場合、スローモーション再生が行われるものとして説明する。
【0034】
また、解像度創造処理部45−1は、空間解像度創造処理として、フレーム内の画素数を画素間の補間処理などにより増加させ、増加させた画素をすべて表示させることにより、表示画像の解像度を上げたり、その一部を表示させることにより、ユーザにとって違和感のない拡大表示を行うことができる。以下、空間解像度創造処理の実行が指令された場合、拡大表示が行われるものとして説明する。
【0035】
データ蓄積部46−1は、供給されたデータを蓄積し、必要に応じて、解像度創造処理部45−1に供給する。表示部47−1は、図3の表示画面31−1と、表示データの変換処理部で構成され、解像度創造処理部45−1から供給された画像データを、表示画面31−1の表示方法に適したデータに変換し、表示画面31−1に表示させる。
【0036】
また、制御部41−1には、必要に応じて、ドライブ48−1が接続される。ドライブ48−1には、磁気ディスク51、光ディスク52、光磁気ディスク53、または、半導体メモリ54などの記録媒体が適宜装着され、データの授受が可能なようになされている。
【0037】
そして、PDA21−2の制御部41−2乃至ドライブ48−2も、PDA21−1の制御部41−1乃至ドライブ48−1と基本的に同様の構成を有するものであるので、その詳細な説明は省略する。
【0038】
なお、PDA21−1とPDA21−2との接続は、所定のケーブルを介して有線で行われるものであっても、赤外線や電波などを用いた無線の接続であってもよい。
【0039】
PDA21−1およびPDA21−2は、自分自身に他のPDAが接続されているか否かを判断する。PDA21−1およびPDA21−2は、他のPDAと接続されている場合と、接続されていない場合とで、実行可能な処理が異なり、自分自身に他のPDAが接続されていない場合、自分自身の状態を単体処理実行状態であると認識する。一方、他のPDAが接続されている場合、PDA21−1およびPDA21−2は、2つの装置で、それぞれが単独で行う処理とは異なる処理を、協調して実行することが可能な画像処理システムとして機能するので、自分自身の状態を、サーバ、もしくはクライアントのいずれかの状態における協調処理実行状態であると認識する。
【0040】
図5を用いて、PDA21−1およびPDA21−2が実行する接続確認処理について説明する。ここでは、PDA21−1が接続確認処理を実行するものとして説明するが、PDA21−2も、同様に接続確認処理を実行する。
【0041】
ステップS1において、制御部41−1は、接続インターフェース44−1を介して、他のPDA(例えば、PDA21−2)が接続されているか否かを判断する。
【0042】
ステップS1において、他のPDAが接続されていないと判断された場合、ステップS2において、制御部41−1は、自分自身の状態を単体処理実行状態とする。
【0043】
ステップS1において、他のPDAが接続されていると判断された場合、ステップS3において、制御部41−1は、自分自身は、サーバとして処理を行うか否かを判断する。自分自身がサーバであるか、クライアントであるかの判断基準は、例えば、ユーザによる操作入力や、機器の接続順番など、いかなる方法で決定するようにしても良いが、ここでは、後述する処理において用いられる画像データの入力を受けている機器をサーバとして認識するものとする。
【0044】
ステップS3において、データ入力部43−1が後述する処理に用いられる画像データの入力を受けていることから、自分自身がサーバであると判断された場合、ステップS4において、制御部41−1は、自分自身をサーバとして認識し、協調処理実行状態とする。
【0045】
ステップS3において、データ入力部43−1が後述する処理に用いられる画像データの入力を受けていないので、自分自身がサーバであると判断されなかった場合、ステップS5において、制御部41−1は、自分自身をクライアントとして認識し、協調処理実行状態とする。
【0046】
ステップS2、ステップS4、もしくは、ステップS5の処理の終了後、ステップS6において、制御部41−1は、操作入力部42−1から入力されるユーザの操作入力を示す信号に基づいて、接続確認処理が終了されるか否かを判断する。
【0047】
ステップS6において、接続確認処理が終了されないと判断された場合、処理は、ステップS1に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS6において、接続確認処理が終了されたと判断された場合、処理は、終了される。
【0048】
図5を用いて説明した処理により、制御部41−1は、他のPDAが接続されているか否か、また、他のPDAが接続されている場合は、自分自身がサーバであるかクライアントであるかに基づいて、自分自身の処理の実行状態を変更する。
【0049】
図6のフローチャートを参照して、PDA21−1またはPDA21−2が単体で実行する処理の例として、画像表示処理について説明する。ここでは、PDA21−1が処理を実行するものとして説明する。
【0050】
ステップS11において、データ入力部43−1は、処理対象となるデータの入力を受け、制御部41−1に供給する。
【0051】
ステップS12において、制御部41−1は、入力されたデータを、解像度創造処理部45−1を介して、データ蓄積部46−1に出力する。データ蓄積部64−1は、入力されたデータを蓄積する。
【0052】
ステップS13において、制御部41−1は、操作入力部42−1から入力された、ユーザの操作入力の内容を示す信号を基に、ユーザから、処理モードの指令が入力されたか否かを判断する。
【0053】
ステップS13において、ユーザから処理モードの指令が入力されていないと判断された場合、処理は、ステップS11に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0054】
ステップS13において、ユーザから処理モードの指令が入力されたと判断された場合、ステップS14において、制御部41−1は、操作入力部42−1から入力された、ユーザの操作入力の内容を示す信号を基に、時間解像度創造処理が指令されたか否かを判断する。
【0055】
時間解像度創造処理とは、上述したように、例えば、フレーム間補間を行ってフレーム数を増やし、かつ、単位時間あたりの再生フレーム数を実時間再生と同一にすることにより、いわゆる、スローモーション再生を行うための画像処理である。
【0056】
ステップS14において、時間解像度創造処理が指令されたと判断された場合、ステップS15において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1を制御し、データ蓄積部46−1に蓄積されたデータを読み出させて、時間解像度創造処理を実行させる。解像度創造処理部45−1は、時間解像度創造処理を実行して、生成した、スローモーション再生用のデータフレームを、表示部47−1に出力する。
【0057】
ステップS14において、時間解像度創造処理が指令されていないと判断された場合、ステップS16において、制御部41−1は、操作入力部42−1から入力された、ユーザの操作入力の内容を示す信号を基に、空間解像度創造処理が指令されたか否かを判断する。
【0058】
空間解像度創造処理とは、上述したように、例えば、画素間補間処理を行って画素数を増やすことなどにより、画像の拡大処理を行うための画像処理である。
【0059】
ステップS16において、空間解像度創造処理が指令されたと判断された場合、ステップS17において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1を制御し、データ蓄積部46−1に蓄積されたデータを読み出させて、空間解像度創造処理を実行させる。解像度創造処理部45−1は、空間解像度創造処理を実行して、生成した、拡大処理された画像データを、表示部47−1に出力する。
【0060】
ステップS16において、空間解像度創造処理が指令されていないと判断された場合、ユーザは、通常再生(実時間再生)を指令したので、ステップS18において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1を制御し、データ蓄積部46−1に蓄積されたデータを読み出させて、未処理のデータ(すなわち、拡大表示されていない、実時間再生されるデータ)を表示部47−1に出力させる。
【0061】
ステップS19において、表示部47−1は、供給されたデータの表示を行う。すなわち、ステップS15で、時間解像度創造処理が行われた場合、表示部47−1は、スローモーション再生画像を表示し、ステップS17で、空間解像度創造処理が行われた場合、表示部47−1は、拡大画像を表示し、いずれの処理も行われなかった場合、表示部47−1は、実時間再生された、拡大されていない画像を表示する。
【0062】
ステップS20において、制御部41−1は、操作入力部42−1から入力された、ユーザの操作入力の内容を示す信号を基に、ユーザより、処理終了が指令されたか否かを判断する。ステップS20において、操作終了が指令されていないと判断された場合、処理は、ステップS11に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS20において、操作終了が指令されたと判断された場合、処理は、終了される。
【0063】
図6のフローチャートを用いて説明したように、単体処理実行状態における画像表示処理において、PDA21−1およびPDA21−2は、時間解像度創造処理と、空間解像度創造処理が実行可能である。
【0064】
これに対して、協調処理実行状態においては、時間解像度創造処理、および、空間解像度創造処理とは異なる処理が実行される。
【0065】
図7のフローチャートを参照して、図5を用いて説明した接続確認処理においてサーバであることを認識したPDA21−1またはPDA21−2が実行する処理について説明する。ここでは、PDA21−1が処理を実行するものとして説明する。
【0066】
制御部41−1は、ステップS31において、操作入力部42−1から入力された信号を基に、ユーザから操作が入力されたか否かをチェックし、ステップS32において、接続インターフェース44−1を介して、クライアントであるPDA21−2に、ユーザからの指令入力があったか否かを問い合わせる問い合わせ信号を送信する。
【0067】
ステップS33において、制御部41−1は、接続インターフェース44−1から供給される信号を基に、クライアントであるPDA21−2から、問い合わせに対する応答があったか否かを判断する。ステップS33において、問い合わせに対する応答がなかったと判断された場合、問い合わせに対する応答があったと判断されるまで、ステップS33の処理が繰り返される。
【0068】
ステップS33において、問い合わせに対する応答があったと判断された場合、ステップS34において、制御部41−1は、サーバである自分自身(PDA21−1)、もしくはクライアントであるPDA21−2のいずれかが、ユーザから、処理モードを指令する操作の入力を受けたか否かを判断する。ステップS34において、ユーザから処理モードを指令する操作の入力を受けていないと判断された場合、処理は、ステップS31に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0069】
ステップS34において、ユーザから処理モードを指令する操作の入力を受けたと判断された場合、ステップS35において、制御部41−1は、ユーザの操作入力に基づいて、サーバである自分自身(PDA21−1)、およびクライアントであるPDA21−2が実行する処理アルゴリズムを決定する。
【0070】
ステップS36において、制御部41−1は、決定した処理アルゴリズムを、接続インターフェース44−1を介して、クライアントであるPDA21−2に送信する。
【0071】
ステップS37において、データ入力部43−1は、処理対象となるデータの入力を開始する。
【0072】
ステップS38において、制御部41−1は、ユーザによってリアルタイムスローモーション表示が指令され、処理アルゴリズムにこの処理が指定されているか否かを判断する。
【0073】
ステップS38において、リアルタイムスローモーション表示が指令されたと判断された場合、ステップS39において、図9を用いて後述する、リアルタイムスローモーション表示処理が実行され、処理が終了される。
【0074】
ステップS38において、リアルタイムスローモーション表示が指令されていないと判断された場合、ステップS40において、制御部41−1は、ユーザによって実時間空間倍密表示が指令され、処理アルゴリズムにこの処理が指定されているか否かを判断する。
【0075】
ステップS40において、実時間空間倍密表示が指令されたと判断された場合、ステップS41において、図12を用いて後述する実時間空間倍密表示処理が実行され、処理が終了される。
【0076】
ステップS40において、実時間空間倍密表示が指令されていないと判断された場合、ステップS42において、図17、もしくは図18を用いて後述する、スローモーション倍密表示処理が実行され、処理が終了される。
【0077】
図7を用いて説明した処理により、ユーザの操作入力に基づいて、リアルタイムスローモーション表示処理、実時間空間倍密表示処理、もしくは、スローモーション倍密表示処理のいずれの処理が実行されるかが判断され、決定した処理アルゴリズムがクライアントであるPDA21−2に送信され、クライアントとの協調処理が実行される。
【0078】
次に、図8のフローチャートを参照して、図7を用いて説明したサーバの処理と並行して実行される、図5を用いて説明した接続確認処理において、クライアントであることを認識したPDA21−1またはPDA21−2が実行する処理について説明する。ここでは、PDA21−2が処理を実行するものとして説明する。
【0079】
ステップS51において、制御部41−2は、操作入力部42−2から入力された信号を基に、ユーザからの操作入力をチェックする。
【0080】
ステップS52において、制御部41−2は、接続インターフェース44−2から供給される信号を基に、サーバであるPDA21−1から、ユーザからの操作入力を問い合わせる問い合わせ信号を受信したか否かを判断する。
【0081】
ステップS52において、問い合わせ信号を受信したと判断された場合、ステップS53において、制御部41−2は、ステップS51のチェック結果(ユーザからの操作入力があったか否か、操作入力があった場合は、何の処理を指令しているか)に基づいて、サーバであるPDA21−1から供給された問い合わせ信号に対する応答信号を生成し、接続インターフェース44−2を介して、PDA21−1に送信する。
【0082】
ステップS52において、問い合わせ信号を受信していないと判断された場合、もしくは、ステップS53の処理の終了後、ステップS54において、制御部41−2は、接続インターフェース44−2から供給される信号を基に、サーバであるPDA21−1から、図7のステップS35の処理において決定され、ステップS36の処理において送信された、協調処理において実行される処理アルゴリズムを示す信号を受信したか否かを判断する。ステップS54において、処理アルゴリズムを示す信号を受信していないと判断された場合、処理は、ステップS51に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
【0083】
ステップS54において、処理アルゴリズムを示す信号を受信したと判断された場合、ステップS55において、制御部41−2は、ユーザによってリアルタイムスローモーション表示が指令され、サーバであるPDA21−1から送信された処理アルゴリズムにこの処理が指定されているか否かを判断する。
【0084】
ステップS55において、リアルタイムスローモーション表示が指令されたと判断された場合、ステップS56において、図11を用いて後述する、リアルタイムスローモーション表示処理が実行され、処理が終了される。
【0085】
ステップS55において、リアルタイムスローモーション表示が指令されていないと判断された場合、ステップS57において、制御部41−2は、ユーザによって実時間空間倍密表示が指令され、サーバであるPDA21−1から送信された処理アルゴリズムにこの処理が指定されているか否かを判断する。
【0086】
ステップS57において、実時間空間倍密表示が指令されたと判断された場合、ステップS58において、図14を用いて後述する実時間空間倍密表示処理が実行され、処理が終了される。
【0087】
ステップS57において、実時間空間倍密表示が指令されていないと判断された場合、ステップS59において、図17、もしくは図18を用いて後述する、スローモーション倍密表示処理が実行され、処理が終了される。
【0088】
図8を用いて説明した処理により、クライアントであるPDA21−2において、ユーザの操作入力に基づいてサーバであるPDA21−1で決定された処理アルゴリズムの入力を受け、サーバとの協調処理が実行される。
【0089】
サーバとクライアントとの協調処理によって実行される処理には、上述したリアルタイムスローモーション表示処理、実時間空間倍密表示処理、および、スローモーション倍密表示処理がある。
【0090】
リアルタイムスローモーション表示処理とは、図1を用いて説明した、従来のスローモーション処理においてユーザが視聴することができないシーンbを、ユーザが視聴可能なようにするものである。実時間空間倍密表示処理とは、図2を用いて説明した、従来の拡大表示において表示画面から外れてしまい、表示されることのない領域12のうちの一部、もしくは全部を表示させるようにするものである。スローモーション倍密表示処理は、上述したリアルタイムスローモーション表示処理、および実時間空間倍密表示処理をあわせた処理であり、ユーザが、リアルタイムスローモーション表示処理中に、拡大表示を指令した場合に実行される処理である。
【0091】
図9のフローチャートを参照して、図7のステップS39において実行される、サーバ(PDA21−1)のリアルタイムスローモーション表示処理について説明する。
【0092】
ステップS61において、制御部41−1は、データ入力部43−1に入力された、所定の長さ(例えば、1秒)で実時間再生されるデータは、サーバでスローモーション再生されるデータであるか否かを判断する。
【0093】
図10を用いて、データの分割について説明する。リアルタイムスローモーション処理とは、上述したように、全てのシーンをユーザが視聴することができるようにしたスローモーション処理である。従って、制御部41−1は、データ入力部43−1に入力されたデータを、時間ごとに振り分けて、実時間再生において所定の時間(例えば、1秒)で再生されるシーンaに対応するデータをシーンa´として、自分自身で実時間再生の2倍の時間をかけてスローモーション再生し、シーンaに続く、シーンaと同時間のシーンbに対応するデータをクライアントであるPDA21−2に出力し、シーンb´として、実時間再生の2倍の時間をかけて、シーンa´と開始のタイミングをずらして(例えば、1秒間だけ、開始タイミングをずらして)スローモーション再生させる。
【0094】
そして、シーンbに続くシーンcは、サーバであるPDA21−1において、シーンc´として再生され、シーンcに続くシーンdは、クライアントであるPDA21−2において、シーンd´として、シーンc´から所定の時間(例えば、1秒)遅れて再生が開始され、以下のシーンも同様に、PDA21−1とPDA21−2に振り分けられて、それぞれ開始タイミングをずらして再生される。
【0095】
従って、ステップS61において、制御部41−1は、データ入力部43に入力されたデータは、サーバとクライアントの、いずれの機器でスローモーション再生されるべきデータであるかを判断するものである。
【0096】
ステップS61において、データ入力部43に入力されたデータは、サーバでスローモーション再生されるデータであると判断された場合、ステップS62において、制御部41−1は、データ入力部43に入力されたデータを、解像度創造処理部45−1を介して、データ蓄積部46−1に供給して、データ蓄積部46−1に蓄積する。
【0097】
ステップS61において、データ入力部43−1に入力されたデータは、サーバでスローモーション再生されるデータではない、すなわち、クライアントでスローモーション再生されるデータであると判断された場合、ステップS63において、制御部41−1は、データ入力部43−1に入力されたデータを、接続インターフェース44−1を介して、クライアントであるPDA21−2に送信する。
【0098】
ステップS62もしくは、ステップS63の処理の終了後、ステップS64において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1を制御し、時間解像度創造処理を実行させる。解像度創造処理部45−1は、データ蓄積部46−1に蓄積されたデータを読み出して、例えば、フレーム間補間することなどにより、2倍の時間で再生されるスローモーション再生用のデータを生成し、表示部47−1に出力する。
【0099】
ステップS65において、表示部47−1は、解像度創造処理部45−1から供給されたデータの表示、すなわち、2倍のスローモーション再生を行う。
【0100】
ここでは、スローモーション再生を、実時間の1/2倍の速度で行うものとしている。そして、画像データの1/2がクライアントに送信されて、クライアントでスローモーション再生され、残りの1/2の画像データがサーバにおいてスローモーション再生されるので、図6を用いて説明した、単体処理実行状態における画像表示処理と同様の処理速度で時間解像度創造処理を実行することにより、サーバとクライアントとのいずれかにおいて、全てのシーンのスローモーション再生を、途切れることなく実行させることができる。
【0101】
ステップS66において、制御部41−1は、操作入力部42−1から供給される信号、もしくは、接続インターフェース44−1を介して、PDA21−2から供給される信号を基に、ユーザより、処理終了が指令されたか否かを判断する。ステップS66において、処理終了が指令されていないと判断された場合、処理は、ステップS61に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS66において、処理終了が指令されたと判断された場合、処理は終了される(図7のステップS39の処理が終了される)。
【0102】
図9を用いて説明した処理により、入力されたデータが、サーバにおいてスローモーション再生されるデータと、クライアントにおいてスローモーション再生されるデータとに分割され、クライアントにおいてスローモーション再生されるデータはクライアントに送信される。そして、サーバ自身でスローモーション再生するデータは、時間解像度創造処理により、スローモーション再生データに変換(時間解像度創造)されて、表示される。
【0103】
図11のフローチャートを参照して、図9を用いて説明したサーバのリアルタイムスローモーション表示処理と並行して、図8のステップS56において実行される、クライアントのリアルタイムスローモーション表示処理について説明する。
【0104】
ステップS81において、制御部41−2は、接続インターフェース44−2を介して、サーバであるPDA21−1から新規データ(すなわち、図9のステップS63において、サーバが送信したデータ)を受信したか否かを判断する。
【0105】
ステップS81において、新規データを受信したと判断された場合、ステップS82において、制御部41−2は、解像度創造処理部45−2を介して、受信したデータをデータ蓄積部46−2に供給して、データ蓄積部46−2に蓄積する。
【0106】
ステップS81において、新規データを受信していないと判断された場合、もしくは、ステップS82の処理の終了後、ステップS83において、制御部41−2は、解像度創造処理部45−2を制御し、時間解像度創造処理を実行させる。解像度創造処理部45−2は、データ蓄積部46−2に蓄積されたデータを読み出して、例えば、フレーム間補間することなどにより、2倍の時間で再生されるスローモーション再生用のデータを生成し、表示部47−2に出力する。
【0107】
ステップS84において、表示部47−2は、解像度創造処理部45−2から供給されたデータの表示、すなわち、2倍のスローモーション再生を行う。クライアントにおけるデータの再生タイミングは、図10を用いて説明したように、サーバにおけるデータの再生タイミングと所定の時間(例えば、1秒間)だけずらされる。
【0108】
ここでは、画像データの1/2のみがサーバから送信されて、実時間の1/2倍の速度でスローモーション再生される。従って、図6を用いて説明した、単体処理実行状態における画像表示処理と同様の処理速度で時間解像度創造処理を実行することにより、供給された全データのスローモーション再生を、途切れることなく行うことができる。
【0109】
ステップS85において、制御部41−2は、操作入力部42−2から供給される信号、もしくは、接続インターフェース44−2を介して、PDA21−1から供給される信号を基に、ユーザより、処理終了が指令されたか否かを判断する。ステップS85において、処理終了が指令されていないと判断された場合、処理は、ステップS81に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS85において、処理終了が指令されたと判断された場合、処理は終了される(図8のステップS56の処理が終了される)。
【0110】
図11を用いて説明した処理により、クライアントであるPDA21−2は、サーバであるPDA21−1から、全体の1/2のデータを、時系列で振り分けられて供給され、そのデータを、供給された順番でスローモーション再生する。クライアントであるPDA21−2は、スローモーション再生の開始タイミングをサーバとずらすようになされるので、図10に示されるように、全てのシーンが2つの表示画面に交互にスローモーション再生される。従って、ユーザは、所望のシーンをスローモーション再生でじっくりと視聴しつつ、全てのシーンを抜け落ちなく視聴することが可能となる。
【0111】
次に、図12のフローチャートを参照して、図7のステップS41において実行される、サーバの実時間空間倍密処理について説明する。
【0112】
ステップS91において、制御部41−1は、データ入力部43−1に入力されたデータを、空間方向に2分割する。
【0113】
例えば、図13Aに示される画像データが入力された場合について述べる。
【0114】
この画像データは、縦よりも横の比率が長い(例えば、表示画面31−1に対して、縦が1/2倍、横が1倍の比率であるものとする)ため、PDA21−1が単独で、この画像データを処理し、縦長の表示画面31−1に表示する場合、制御部41−1は、図13Bに示されるように、表示画面31−1の上下の一部分をブランクにして、画像が全て表示される(ただし、表示が小さくなる)ようにするか、図13Cに示されるように、表示画面31−1の縦横比に合うように画像データの一部を抽出させて拡大させ、画像データの一部のみが表示画面31−1に表示されるようにする。
【0115】
これに対して、PDA21−2と接続され、実時間空間倍密処理の実行を指令されたPDA21−1の制御部41−1は、この画像データを、図10Aにおいて、図中、入力画像データの中央に縦に描かれているラインLにより、図中向かって左側に位置する画像Aと、図中向かって右側に位置する画像Bとに、空間方向に2分割する。
【0116】
ステップS92において、制御部41−1は、分割したデータのうちの一方を、接続インターフェース44−1を介して、クライアントであるPDA21−2に送信する。制御部41−1が、例えば、光学センサなどによる相互位置の検出や、その他の方法を用いて、PDA21−1とPDA21−2との位置関係(例えば、表示画面31−1および表示画面31−2のうちのどちらがユーザから見て右に置かれているか)を検出することができる場合、制御部41−1は、位置関係の検出結果を基に、位置関係に対応する分割されたデータを、PDA21−2に送信することができるようにしても良い。
【0117】
ステップS93において、制御部41−1は、分割したデータのうちの、PDA21−2に送信しない方のデータを、解像度創造処理部45−1を介して、データ蓄積部46−1に供給して、データ蓄積部46−1に蓄積する。
【0118】
ステップS94において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1を制御し、空間解像度創造処理を実行させる。解像度創造処理部45−1は、データ蓄積部46−1に蓄積されたデータを読み出して、例えば、画素間補間することなどにより、画素数を増加して、拡大表示用のデータを生成し、表示部47−1に出力する。
【0119】
ステップS95において、表示部47−1は、解像度創造処理部45−1から供給されたデータ、すなわち、入力された画像データの1/2に対応する画像の拡大画像を表示する。
【0120】
ステップS96において、制御部41−1は、操作入力部42−1から供給される信号、もしくは、接続インターフェース44−1を介して、PDA21−2から供給される信号を基に、ユーザより、処理終了が指令されたか否かを判断する。ステップS96において、処理終了が指令されていないと判断された場合、処理は、ステップS91に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS96において、処理終了が指令されたと判断された場合、処理は終了される(図7のステップS41の処理が終了される)。
【0121】
図12を用いて説明した処理により、入力されたデータが、サーバにおいて拡大表示されるデータと、クライアントにおいて拡大表示されるデータとに、空間方向に分割され、クライアントにおいて拡大表示されるデータは、クライアントに送信されて、サーバが自分自身で拡大表示するデータは、空間解像度創造処理により拡大表示データに変換(空間解像度創造)されて、表示される。
【0122】
次に、図14のフローチャートを参照して、図12を用いて説明した、サーバの実時間空間倍密処理と並行して、図8のステップS58において実行される、クライアントの実時間空間倍密処理について説明する。
【0123】
ステップS101において、制御部41−2は、接続インターフェース44−2を介して、図12のステップS92において、サーバであるPDA21−1から送信された、図13Aに示されるラインLにより1/2に分割されたうちの一方のデータを受信する。
【0124】
ステップS102において、制御部41−2は、解像度創造処理部45−2を介して、受信したデータをデータ蓄積部46−2に供給して、データ蓄積部46−2に蓄積する。
【0125】
ステップS103において、制御部41−2は、解像度創造処理部45−2を制御し、空間解像度創造処理を実行させる。解像度創造処理部45−2は、データ蓄積部46−2に蓄積されたデータを読み出して、例えば、画素間補間することなどにより、画素数を増加して、拡大表示用のデータを生成し、表示部47−2に出力する。
【0126】
ステップS104において、表示部47−2は、解像度創造処理部45−2から供給されたデータ、すなわち、図13Aに示されるラインLによって1/2に分割されたうちの一方のデータを拡大表示する。
【0127】
ステップS105において、制御部41−2は、操作入力部42−2から供給される信号、もしくは、接続インターフェース44−2を介して、PDA21−1から供給される信号を基に、ユーザより、処理終了が指令されたか否かを判断する。ステップS105において、処理終了が指令されていないと判断された場合、処理は、ステップS101に戻り、それ以降の処理が繰り返される。ステップS85において、処理終了が指令されたと判断された場合、処理は終了される(図8のステップS58の処理が終了される)。
【0128】
図12を用いて説明した、サーバの実時間空間倍密表示処理、および、図14を用いて説明した、クライアントの実時間空間倍密表示処理が実行されることにより、図15に示されるように、サーバであるPDA21−1の表示画面31−1に、図13Aに示されるラインLによって空間方向に2分割されたうちの一方である画像Aが拡大表示され、クライアントであるPDA21−2の表示画面31−2に、図13Aに示されるラインLによって空間方向に2分割されたうちの他方である画像Bが拡大表示される。これにより、拡大表示においても、2つの表示画面を有効に使って、表示されない部分をできるだけ少なくする、あるいは、表示されない部分をなくすことが可能となる。
【0129】
続いて、図7のステップS42、もしくは、図8のステップS59において実行されるスローモーション倍密表示処理について説明する。
【0130】
図16に示されるように、リアルタイムスローモーション処理実行中において、PAD21−1の表示画面31−1と、PDA21−2の表示画面31−2には、実時間再生であれば連続して再生される、所定の長さ(例えば、実時間再生であれば1秒間に対応する長さ)の異なるシーンが、それぞれの開始タイミングをずらして、順次スローモーション再生される。
【0131】
ここで、ユーザは、PAD21−1の表示画面31−1、または、PDA21−2の表示画面31−2に表示されている画像のうちのいずれかを拡大表示することを希望する場合、入力デバイス群32−1、または、入力デバイス群32−1のうちの、拡大表示を希望する画像が表示されている方の入力デバイス群を操作するか、あるいは、表示画面31−1および表示画面31−2がタッチパネルで構成され、ユーザの操作入力を受けることが可能である場合は、表示画面31−1または表示画面31−2のうち、拡大表示を希望する画像が表示されている方の表示画面に触れることにより、所望するシーンのスローモーション倍密表示処理を指令することができる。
【0132】
すなわち、スローモーション倍密表示処理は、リアルタイムスローモーション処理に続いて実行される処理である。
【0133】
図17のフローチャートを参照して、ユーザからスローモーション倍密表示処理の操作を受けたPDA21−1、もしくはPDA21−2を、第1のPDAとした場合の、第1のPDAのスローモーション倍密表示処理について説明する。第1のPDAのスローモーション倍密表示処理は、図7のステップS42、もしくは、図8のステップS59において実行される処理である。ここでは、PDA21−2が、第1のPDAである場合について説明する。
【0134】
ステップS111において、制御部41−2は、解像度創造処理部45−2を制御して、リアルタイムスローモーション処理において、まだ再生されずに、データ蓄積部46−2に蓄積されているデータを読み出させる。
【0135】
ステップS112において、解像度創造処理部45−2は、読み出したデータに対して、時間解像度創造処理を実行する。すなわち、解像度創造処理部45−2は、読み出したデータに対して、例えば、フレーム間補間することなどにより、フレーム数を増加して、スローモーション再生用のデータを生成する。
【0136】
ステップS113において、制御部41−2は、解像度創造処理部45−2によって、時間解像度創造処理されたデータの供給を受け、接続インターフェース44−2を介して、第2のPDAであるPDA21−1に送信する。
【0137】
ステップS114において、制御部41−2は、接続インターフェース44−2を介して、第2のPDAであるPDA21−1において、後述する図18のステップS123の処理により、空間解像度創造処理され、図18のステップS124の処理により、1/2に分割され、後述する図18のステップS125の処理により、送信されたデータを受信する。
【0138】
ステップS115において、制御部41−2は、受信したデータを、解像度創造処理部45−2を介して、表示部47−2に供給する。表示部47−2は、供給されたデータの表示、すなわち、スローモーション再生用に時間解像度が創造され、拡大表示用に空間解像度が創造された、全体の1/2のデータの表示を行って、処理が終了される(図8のステップS59の処理が終了される)。
【0139】
次に、図18のフローチャートを参照して、図17を用いて説明した第1のPDAのスローモーション倍密表示処理と並行して実行される、第2のPDAのスローモーション倍密表示処理について説明する。第2のPDAのスローモーション倍密表示処理は、図7のステップS42、もしくは、図8のステップS59において実行される処理である。ここでは、PDA21−1が第2のPDAのスローモーション倍密表示処理を実行するものとして説明する。
【0140】
ステップS121において、制御部41−1は、接続インターフェース44−1を介して、第1のPDAであるPDA21−2において、図17のステップS112の処理により、時間解像度創造処理され、図17のステップS113の処理により、送信されたデータを受信する。
【0141】
ステップS122において、制御部41−1は、ステップS121において受信したデータを、解像度創造処理部45−1を介して、データ蓄積部46−1に供給する。データ蓄積部46−1は、供給されたデータを蓄積する。
【0142】
ステップS123において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1を制御して、データ蓄積部46−1に蓄積されているデータを読み出させ、空間解像度創造処理を実行させる。解像度創造処理部45−1は、読み出したデータ、すなわち、第1のPDAであるPDA21−2において時間解像度創造処理されたデータに対して、空間解像度創造処理を実行する。
【0143】
ステップS124において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1により空間解像度創造処理されたデータを、図13を用いて説明した場合と同様に、空間方向に1/2に分割する。
【0144】
ステップS125において、制御部41−1は、ステップS124において、解像度創造処理部45−1が分割したデータのうちの一方を読み込み、接続インターフェース44−1を介して、第1のPDAであるPDA21−2に送信する。
【0145】
ステップS125において、制御部41−1は、解像度創造処理部45−1を制御して、分割したデータのうち、第1のPDAであるPDA21−2に送信されない、残りの1/2のデータを表示部47−1に出力させる。表示部47−1は、供給されたデータ、すなわち、スローモーション再生用に時間解像度が創造され、拡大表示用に空間解像度が創造された、全体の1/2のデータの表示を行って、処理が終了される(図7のステップS42の処理が終了される)。
【0146】
図17および図18を用いて説明した処理により、リアルタイムスローモーション表示処理中の図16を用いて説明した2つの表示画面31−1または表示画面31−2のうち、いずれかの表示画面のスローモーション表示画面が、図19に示されるように、2つの表示画面31−1および表示画面31−2にわたって拡大表示される。
【0147】
以上の処理においては、2つのPDAを接続した場合について説明したが、2つ以上のPDAを接続した場合にも、本発明と同様の処理が実行可能である。
【0148】
なお、ここでは、画像の表示が可能な装置として、PDAを例として説明したが、例えば、パーソナルコンピュータ、携帯型電話機、テレビジョン受像機などの他の装置においても本発明は適用可能である。
【0149】
更に、ここでは、同一の構成を有するPDA同士を接続して協調処理を行わせる場合について説明したが、例えば、PDAとパーソナルコンピュータ、PDAと携帯型電話機、あるいは、パーソナルコンピュータとテレビジョン受像機など、本発明を適用した、異なる構成を有する機器同士を接続して、協調処理を行わせるようにしてもよい。
【0150】
また、時間解像度倍密処理(スローモーション表示)は、実時間の2倍で行われるものとして説明したが、時間解像度倍密処理(スローモーション表示)は、実時間の2倍以外の倍率で行われてもよいことは言うまでもない。その場合、サーバおよびクライアントのそれぞれにおいて実行される時間解像度倍密処理の処理速度は、時間解像度の変更倍率にあわせて、適宜変更される。
【0151】
上述した一連の処理は、ソフトウェアにより実行することもできる。そのソフトウェアは、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、記録媒体からインストールされる。
【0152】
この記録媒体は、図4に示されるように、コンピュータとは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク51(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク52(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク53(MD(Mini-Disk)(商標)を含む)、もしくは半導体メモリ54などよりなるパッケージメディアなどにより構成される。
【0153】
また、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
【0154】
なお、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
【0155】
【発明の効果】
このように、本発明によれば、入力されたデータを処理することができる。特に、複数の機器を接続することにより、単独の機器で実行可能な処理と異なる処理を実行して、入力されたデータを処理することができる。
【0156】
また、他の本発明によれば、他の機器と接続されることにより、他の機器と協調して入力されたデータを処理することができる。特に、他の機器と接続されたか否かを判断して、他の機器と接続されていた場合と接続されていない場合とで、異なる処理を実行するようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の時間解像度創造処理について説明する図である。
【図2】従来の空間解像度創造処理について説明する図である。
【図3】本発明を適用した画像処理システムを構成する、2つのPDAの外観を示す図である。
【図4】本発明を適用した画像処理システムを構成する、2つのPDAの構成を示すブロック図である。
【図5】接続確認処理について説明するフローチャートである。
【図6】単体処理の例として画像表示処理について説明するフローチャートである。
【図7】サーバの処理を説明するフローチャートである。
【図8】クライアントの処理を説明するフローチャートである。
【図9】サーバのリアルタイムスローモーション表示処理を説明するフローチャートである。
【図10】リアルタイムスローモーション表示処理を説明する図である。
【図11】クライアントのリアルタイムスローモーション表示処理を説明するフローチャートである。
【図12】サーバの実時間空間倍密表示処理を説明するフローチャートである。
【図13】従来の表示例と画像データの分割について説明する図である。
【図14】クライアントの実時間空間倍密表示処理を説明するフローチャートである。
【図15】実時間空間倍密表示処理により表示される画像を説明する図である。
【図16】スローモーション倍密表示処理が指令される状態について説明する図である。
【図17】サーバのスローモーション倍密表示処理を説明するフローチャートである。
【図18】クライアントのスローモーション倍密表示処理を説明するフローチャートである。
【図19】スローモーション倍密表示処理により表示される画像を説明する図である。
【符号の説明】
21−1,21−2 PDA, 31−1,31−2 表示画面, 32−1,32−2 入力デバイス群, 41−1,41−2 制御部, 42−1,42−2 操作入力部, 43−1,43−2 データ入力部, 44−1,44−2 接続インターフェース, 45−1,45−2 解像度創造処理部, 46−1,46−2 データ蓄積部, 47−1,47−2 表示部

Claims (12)

  1. 単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または前記動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、
    単独で前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理、または前記動画像データに対する前記画素間補間処理が可能な第2の装置と
    で構成される情報処理システムにおいて、
    前記第1の装置および前記第2の装置は、相互に接続されることにより、他の装置から前記第1の装置または前記第2の装置の何れかに供給された前記動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の装置および前記第2の装置において、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理を協調して行う
    ことを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記第1の装置は、
    前記第2の装置と接続されたか否かを検出する第1の検出手段と、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する第1の処理制御手段と
    を備え、
    前記第1の処理制御手段は、
    前記第1の検出手段により、前記第2の装置と接続されていないことが検出された場合、前記他の装置から前記第1の装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行を制御し、
    前記第1の検出手段により、前記第2の装置と接続されていることが検出された場合、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御し、
    前記第2の装置は、
    前記第1の装置と接続されたか否かを検出する第2の検出手段と、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する第2の処理制御手段と
    を備え、
    前記第2の処理制御手段は、
    前記第2の検出手段により、前記第1の装置と接続されていないことが検出された場合、前記他の装置から前記第2の装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行を制御し、
    前記第2の検出手段により、前記第1の装置と接続されていることが検出された場合、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記第1の装置は、前記第1の検出手段により、前記第2の装置と接続されていることが検出された場合、自分自身が、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する装置となるか否かを判断する第1の判断手段を更に備え、
    前記第2の装置は、前記第2の検出手段により、前記第1の装置と接続されていることが検出された場合、自分自身が、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する装置となるか否かを判断する第2の判断手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記第1の装置は、
    前記他の装置から前記第1の装置に供給された前記動画像データを、時間方向に連続する前記複数の区間の動画像データに区切り、1区切りごとに交互に、前記区間の動画像データが前記第1の装置で再生されるデータ、または、前記第2の装置で再生されるデータであると判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記第2の装置で再生されるデータであると判断された第1の動画像データを前記第2の装置に送信する第1の送信手段と、
    前記判断手段により、前記第1の装置で再生されるデータであると判断された第2の動画像データに対する前記フレーム間補間処理を行って、前記第2の動画像データを、前記スローモーション再生するための第3の動画像データに変換する第1の変換手段と、
    前記第1の変換手段により変換された前記第3の動画像データの画像を表示する第1の表示手段と
    を更に備え、
    前記第2の装置は、
    前記第1の送信手段により送信された前記第1の動画像データを受信する第1の受信手段と、
    前記第1の受信手段により受信された前記第1の動画像データに対する前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の動画像データを、前記スローモーション再生するための第4の動画像データに変換する第2の変換手段と、
    前記第2の変換手段により変換された前記第4の動画像データの画像を表示する第2の表示手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または前記動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、
    単独で前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理、または前記動画像データに対する前記画素間補間処理が可能な第2の装置と
    で構成される情報処理システムの情報処理方法において、
    前記第1の装置においては、
    前記第2の装置と接続されたか否かを検出する第1の検出ステップと、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する第1の処理制御ステップと
    を含む処理が実行され、
    前記第1の処理制御ステップの処理では、
    前記第1の検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から前記第1の装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行が制御され、
    前記第1の検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていることが検出された場合、前記第2の装置と協調して、前記他の装置から前記第1の装置または前記第2の装置の何れかに供給された前記動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の装置および前記第2の装置において、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御され、
    前記第2の装置においては、
    前記第1の装置と接続されたか否かを検出する第2の検出ステップと、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する第2の処理制御ステップと
    を含む処理が実行され、
    前記第2の処理制御ステップでは、
    前記第2の検出ステップの処理により、前記第1の装置と接続されていないことが検出された場合、前記他の装置から前記第2の装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行が制御され、
    前記第2の検出ステップの処理により、前記第1の装置と接続されていることが検出された場合、前記第1の装置と協調して、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御される
    ことを特徴とする情報処理方法。
  6. 単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または前記動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の情報処理装置と、
    単独で前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理、または前記動画像データに対する前記画素間補間処理が可能な第2の情報処理装置と
    で構成される情報処理システムの、前記第1の情報処理装置であって、
    前記第2の情報処理装置と接続されたか否かを検出する検出手段と、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する処理制御手段と
    を備え、
    前記処理制御手段は、
    前記検出手段により、前記第2の情報処理装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から前記第1の情報処理装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行を制御し、
    前記検出手段により、前記第2の情報処理装置と接続されていることが検出された場合、前記第2の情報処理装置と協調して、前記他の装置から前記第1の情報処理装置または前記第2の情報処理装置の何れかに供給された前記動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の情報処理装置および前記第2の情報処理装置において、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  7. 前記検出手段により、前記第2の情報処理装置と接続されていることが検出された場合、自分自身が、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行を制御する装置となるか否かを判断する判断手段を更に備える
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記他の装置から前記第1の情報処理装置に供給された前記動画像データを、時間方向に連続する前記複数の区間の動画像データに区切り、1区切りごとに交互に、前記区間の動画像データが前記第1の情報処理装置で再生されるデータ、または、前記第2の情報処理装置で再生されるデータであると判断する判断手段と、
    前記判断手段により、前記第2の情報処理装置で再生されるデータであると判断された第1の動画像データを前記第2の情報処理装置に送信する第送信手段と、
    前記判断手段により、前記第1の情報処理装置で再生されるデータであると判断された第2の動画像データに対する前記フレーム間補間処理を行って、前記スローモーション再生するための第3の動画像データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記第3の動画像データの画像を表示する表示手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  9. 前記第2の情報処理装置により前記第1の情報処理装置で再生されるデータであると判断されて、前記第2の情報処理装置から送信されてきた前記区間の動画像データである第1の動画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記第1の動画像データに対する前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の動画像データを、前記スローモーション再生するための第2の動画像データに変換する変換手段と、
    前記変換手段により変換された前記第2の動画像データの画像を表示する表示手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  10. 単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または前記動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、
    単独で前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理、または前記動画像データに対する前記画素間補間処理が可能な第2の装置と
    で構成される情報処理システムの、前記第1の装置の情報処理方法であって、
    前記第2の装置と接続されたか否かを検出する検出ステップと、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する処理制御ステップと
    を含み、
    前記処理制御ステップの処理では、
    前記検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から前記第1の装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行が制御され、
    前記検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていることが検出された場合、前記第2の装置と協調して、前記他の装置から前記第1の装置または前記第2の装置の何れかに供給された前記動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の装置および前記第2の装置において、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御される
    ことを特徴とする情報処理方法。
  11. 単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または前記動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、
    単独で前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理、または前記動画像データに対する前記画素間補間処理が可能な第2の装置と
    で構成される情報処理システムの、前記第1の装置用のプログラムであって、
    前記第2の装置と接続されたか否かを検出する検出ステップと、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する処理制御ステップと
    を含み、
    前記処理制御ステップの処理では、
    前記検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から前記第1の装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行が制御され、
    前記検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていることが検出された場合、前記第2の装置と協調して、前記他の装置から前記第1の装置または前記第2の装置の何れかに供給された前記動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の装置および前記第2の装置において、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御される
    ことを特徴とするコンピュータが読み取り可能なプログラムが記録されている
    記録媒体。
  12. 単独で動画像データに対するフレーム間補間処理、または前記動画像データに対するフレーム内の画素間補間処理が可能な第1の装置と、
    単独で前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理、または前記動画像データに対する前記画素間補間処理が可能な第2の装置と
    で構成される情報処理システムの、前記第1の装置を制御するコンピュータが実行可能なプログラムであって、
    前記第2の装置と接続されたか否かを検出する検出ステップと、
    前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の実行を制御する処理制御ステップと
    を含み、
    前記処理制御ステップの処理では、
    前記検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていないことが検出された場合、他の装置から前記第1の装置に供給された前記動画像データに対する前記フレーム間補間処理または前記画素間補間処理の単独での実行が制御され、
    前記検出ステップの処理により、前記第2の装置と接続されていることが検出された場合、前記第2の装置と協調して、前記他の装置から前記第1の装置または前記第2の装置の何れかに供給された前記動画像データを、時間方向に連続する複数の区間の動画像データに区切り、前記複数の区間の動画像データに対して前記フレーム間補間処理を行って、前記第1の装置および前記第2の装置において、前記複数の区間を交互にスローモーション再生する処理の実行が制御される
    ことを特徴とするプログラム。
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