JP4177657B2 - データ通信装置及びその利用システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、データ通信装置及びその利用システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
PHS(Personal Handyphone System)データ通信端末は、データ通信の他に音声による通話が可能である。また、PHSデータ通信端末は、小型化、省電力化が可能であり、そのため、マルチメディアカードやSD(Secure Digital)カード等、比較的ピン数の少ないカードを実装することができる。
例えば、9本の信号端子を備えたSDカードを例示すれば、少ないピンで高速情報転送を実現するために2本以上のデータ線を使うことが必須となっているが、コストダウンや、高速性が必要ない等の要求仕様によっては、1本のデータ線だけで情報転送することも可能である。その際には、2本以上の空き(遊休)データ端子ができることになる。
【0003】
上記したPHSデータ通信端末で音声通話を行うには、カード上に実装されたスピーカ及びマイクジャックを用い、ヘッドセットにより行なうのが普通である。
一方、PC(Personal Computer)カードやコンパクトフラッシュカード(登録商標)等、多ピンの標準化されたインターフェースカードでは、スピーカ、マイク端子を独立して設けることが可能であり、その端子を利用してホスト装置となるパソコンのスピーカやマイクを利用することが可能であった。
また、PCカードと情報端末からなり、情報端末のユーザインタフェース機能(操作部や表示部等)とPCカードの無線通信機能によりデータ通信を行う移動機システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−164171号公報(第3図、第1図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
これに対し、上記したマルチメディアカードやSDカード等、ピン数の少ないカードでは、スピーカ、マイク端子が割り付けられていないため、現状ではカード上にスピーカ及びマイク端子を付加する以外に音声通話を行なうことが出来ず、このため、コストアップを回避できない状況になっていた。また、小型化を阻害する要因にもなっていた。
【0006】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、データ線として定義されている端子を、一時的、もしくは定常的に音声通話のために使用される端子に切替える仕組みを構築することにより、装置上にスピーカマイクジャックの実装を不要とし、結果的にコスト削減、小型化をはかった、データ通信装置及びその利用装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記した課題を解決するために本発明は、音声通信のための専用の信号端子を持たない、少なくとも3本の信号端子を備えたデータ通信装置であって、前記少なくとも3本の信号端子のうち、少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子に切替える信号端子切替え手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、信号端子切替え手段が、少なくとも3本の信号端子のうち、2本を音声通信のための信号端子に切替え、音声通信を実現させるため、音声通信のための専用端子を不要とし、結果的に、コストダウン、小型化可能なデータ通信装置を提供することができる。
【0008】
また、本発明のデータ通信装置において、前記信号端子切替え手段は、接続されるデータ通信装置利用システムからの要求に基づき、前記信号端子のうちの少なくとも1本を用いて自身が音声通信のために信号端子の切替えが可能なデータ通信装置であることを通知する切替え機能属性通知手段と、前記データ通信装置利用システムからの指示に基づき、前記信号端子のうち少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子に切替え制御する切替え制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、切替え機能属性通知手段が、音声通信のために信号端子の切替えが可能なデータ通信装置であることをデータ通信装置利用システムに通知し、切替え制御手段が、データ通信装置利用システムからの指示に基づき信号端子のうち2本を音声通信のための信号端子に切替え制御するため、音声通信のための専用端子を不要としたデータ通信装置を提供することができる。
【0009】
また、本発明のデータ通信装置において、前記信号端子切替え手段は、接続されるデータ通信利用システムからの指示に基づき前記信号端子のうちの少なくとも1本を用いて、前記信号端子の残りの少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子に切替え制御する切替え制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、切替え制御手段が、データ通信利用システムからの指示に基づき信号端子のうちの少なくとも1本を用いて、信号端子の残りの2本を音声通信のための信号端子に切替え制御するため、音声通信のための専用端子を不要としたデータ通信装置を提供することができる。
【0010】
また、本発明のデータ通信装置において、前記信号端子切替え手段は、前記信号端子のうちの少なくとも1本を用い、接続されるデータ通信装置利用システムの制御に従い前記1本の信号端子を伝播する信号により、前記信号端子の残りの少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子に固定的に置替える置替手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、置替手段が、信号端子のうちの少なくとも1本を用い、データ通信装置利用システムの制御に従いその信号端子を伝播する信号により、残りの2本を音声通信のための信号端子に固定的に置替えるため、必要に応じて通常はデータ線として使用される信号端子を音声通信のための専用端子とするデータ通信装置を提供することができる。
【0011】
また、本発明のデータ通信装置において、前記信号端子切替え手段は、音声発呼あるいは音声着信を契機にして、前記音声通信のための信号端子の切替えを行うことを特徴とする。
この発明によれば、音声通話時に自動的に信号端子の切替えが実行される。
【0012】
上記した課題を解決するために本発明は、音声通信のための専用の信号端子を持たない、少なくとも3本の信号端子を備えたデータ通信装置を用い、データ通信または音声通信を行なうデータ通信装置利用システムであって、前記少なくとも3本の信号端子のうち、少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子に切替える信号端子切替え手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、信号端子切替え手段が、少なくとも3本の信号端子のうち、2本を音声通信のための信号端子に切替え、音声通信を実現させるため、音声通信のための専用端子を不要とし、結果的に、コストダウン、小型化可能なデータ通信装置を実装可能なデータ通信装置利用システムを提供することができる。
【0013】
また、本発明のデータ通信装置利用システムにおいて、前記信号端子切替え手段は、前記データ通信装置から、音声通信のために信号端子を切替え可能なデータ通信装置であるか否かの情報を取り込む属性情報取得手段と、前記データ通信装置が音声通信のために信号端子を切替え可能であったときに、前記少なくとも3本の信号端子のうち少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子に切替え制御する切替え制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明によれば、属性情報取得手段が、データ通信装置から音声通信のために信号端子を切替え可能なデータ通信装置であるか否かの情報を取り込み、その内容に従って切替え制御手段が、データ通信のための信号端子のうち2本を音声通信のための信号端子に切替え制御するため、音声通信のための専用端子を不要としたデータ通信装置を実装可能なデータ通信装置利用システムを提供することができる。
【0014】
また、本発明のデータ通信装置利用システムにおいて、前記信号端子切替え手段は、前記信号端子のうちの少なくとも1本を用い、当該1本を伝播する信号により、前記信号端子の残りの少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子に切替え制御する切替え制御手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、切替え制御手段が、信号端子のうちの少なくとも1本を用いて信号端子の残りの2本を音声通信のための信号端子に切替え制御するため、音声通信のための専用端子を不要としたデータ通信装置を実装可能なデータ通信装置利用システムを提供することができる。
【0015】
また、本発明のデータ通信装置利用システムにおいて、前記信号端子切替え手段は、通信環境に応じ、前記少なくとも3本の信号端子のうち少なくとも2本を前記音声通信のための信号端子にダイナミックに切替える切替え手段を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、信号端子切替え手段が、通信環境に応じて少なくとも3本の信号端子のうち2本を音声通信のための信号端子にダイナミックに切替えることにより、トラフィックの状況に応じてデータ通信装置の信号端子割当て(ピンアサイン)を決定可能なデータ通信装置利用システムを提供することができる。
【0016】
また、本発明のデータ通信装置利用システムにおいて、前記信号端子切替え手段は、音声発呼あるいは音声着信を契機にして、前記音声通信のための信号端子の切替えを行うことを特徴とする。
本発明はデータ通信利用システムに接続するための信号端子と、前記信号端子を音声通信のための信号端子に切り替えるスイッチと前記スイッチを切り替えるための切り替え制御部からなる信号端子切替手段と、前記スイッチに接続され前記データ通信利用システムとの間でデジタル音声信号を入出力するデジタル音声信号制御部と、前記デジタル音声信号制御部に接続されデジタル音声信号を入出力すると共に前記切り替え制御部を制御する通信制御部とからなるデータ通信装置を構成することを特徴とする。ここで、前記デジタル音声信号がPCM信号であり、前記デジタル音声制御部を前記PCM信号を入出力するPCM信号制御部とすることも可能である。
本発明は、データ通信装置に接続するための信号端子と、前記信号端子を音声通信のための信号端子に切り替えるスイッチと前記スイッチを切り替える切り替え制御部と、前記スイッチを介して前記データ通信装置と接続されデジタル音声信号を入出力する音声変復調部と、前記音声変復調部で復号化とアナログ化されたアナログ音声信号を出力する音声出力部と、入力されたアナログ信号を前記音声変復調部に入力する音声入力部と、前記音声変復調部に接続されデジタル音声信号を入出力すると共に前記切り替え制御部を制御する通信制御部とからなるデータ通信利用システムとからなる。ここで、前記音声変復調部がクロックと同期信号とPCM入力データを入力し、PCM出力データを出力する音声用のコーデックとすることも可能である。
この発明によれば、音声通話時に自動的に信号端子の切替えが実行される。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明におけるデータ通信装置及びその利用システムの一実施形態を示すブロック図である。
図1において、1は、データ通信装置としてのSDカード、2はデータ通信装置利用システムとしてのホスト装置であり、両者は、ホスト装置2のスロット4にSDカード1のコネクタ3を挿入することにより、電気的、機械的に接続される。
【0018】
SDカード1は、メモリカードとして機能する他に、入出力をサポートすることができる。ここでは、無線通信のためのデータ通信装置として用いられる。SDカード1は、通信制御部11を制御中枢とし、無線部12、情報記憶部13、スピーカ出力部14、マイク入力部15、切替え制御部16、スイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)、アンテナ19で構成される。
図8に、本発明実施形態で使用されるSDカード1のピン配置が示されている。図8に示されるように、SDカード1は、信号端子として9ピン実装され、動作モード(SDモード/SPIモード)によりそのピン配置は異なるが、ここでは、コマンド(CMD)転送用に1本、データ(DAT)転送用にn本(データ1〜データn)定義されており、それぞれ利用するものとする。
【0019】
図1において、通信制御部11はCPU(図示せず)を内蔵し、同じく内蔵するメモリ(図示せず)に記録された制御プログラムを実行することにより、ホスト装置2とのインタフェースを制御する他に、無線部12他、各ブロックを制御するもので、その内部構成は図4に機能展開して示されている。詳細は後述する。
無線部12は、アンテナ19を介して接続される無線網との間で通信データあるいは音声データの送受信を行なうための変復調を行う。また、情報記憶部13には、データ通信を行う際に必要となるキャリアの情報や、ユーザ個人情報等が格納されている。
スピーカ出力部14は、通信制御部11によるコントロールの下、無線部12を介して送られてくる音声信号をホスト装置2で再生するためにスイッチ部17(sw1’)を介してホスト装置2へ供給し、また、マイク入力部15は、ホスト装置2が持つマイク23からスイッチ部18(sw2’)を介して送られてくる音声信号を無線部12経由で相手装置へ送信する機能を持つ。
【0020】
スイッチ部17(sw1’)には、通信制御部11の信号端子(データ3)とスピーカ出力部14、ならびにホスト装置2が内蔵するスイッチ25(sw1)がコネクタ3を介して接続され、通信制御部11によるコントロールの下、切替え制御部16を介して生成出力される切替え信号により、SDカード1においてデータ3の信号端子をデータ通信のための信号端子として、あるいは音声通信のための信号端子として使用するための切替えが行なわれる。また、スイッチ部18(sw2’)には、通信制御部11の信号端子(データn)と、マイク入力部15、ならびにホスト装置2が内蔵するスイッチ26がコネクタ3を介して接続され、通信制御部11によるコントロールの下、切替え制御部16を介して生成出力される切替え信号により、SDカード1内においてデータnの信号端子をデータ通信のための信号端子として、あるいは音声通信のための信号端子として使用するための切替えが行なわれる。
【0021】
ホスト装置2は、通信制御部21を制御中枢とし、スピーカ22、マイク23、切替え制御部24、スイッチ部25(sw1)、26(sw2)で構成される。
通信制御部21は、CPUを内蔵し、同じく内蔵するメモリに記録された制御プログラムを実行することにより、SDカード1とのインタフェースを制御するもので、その内部構成は、図5に機能展開して示されている。詳細は後述する。また、スピーカ22、マイク23は、ホスト装置2においてそれぞれが本来持つ機能の他に、SDカード1を介して利用者により音声通話用の音声入出力手段としても用いられる。
【0022】
一方、スイッチ部25(sw1)には、SDカード1のスイッチ部17(sw1’)、および通信制御部21の信号端子(データ3)とスピーカ22が接続され、通信制御部21によるコントロールの下、切替え制御部24により生成出力される切替え信号により、データ3の信号端子をデータ通信のための信号端子として、あるいは音声通信のための信号端子として使用するための切替えが行なわれる。また、スイッチ部26(sw2)には、SDカード1のスイッチ部18(sw2’)、および通信制御部21の信号端子(データn)とマイク23が接続され、通信制御部21によるコントロールの下、切替え制御部24により生成出力される切替え信号により、データnの信号端子をデータ通信のための信号端子として、あるいは音声通信のための信号端子として使用するための切替えが行なわれる。
【0023】
図1に示す実施形態では、ホスト装置2の通信制御部21は、コマンド信号端子を介して発せられるコマンドにより、切替え制御部24を介してスイッチ部25、26をスピーカ22、マイク23へ切替える処理を行なう他に、コマンドを受信したSDカード1は、内蔵する通信制御部11が、切替え制御部16を介してスイッチ部17(sw1’)、18(s w2’)をスピーカ出力部14、マイク入力部15へ切替えるための処理を行なう。
ここでは、コマンド信号端子とデータ1、2信号端子は、通常のコマンド、データ伝播用に利用することができ、SDカード1において、スイッチ部17(sw1’)、18(sw12’)が切替えられたことで、無線部12から送られてくる音声信号をホスト装置2がスピーカ22を介して再生でき、また、ホスト装置2のマイク23から送られてくる音声信号をSDカード1の無線部12を介して相手へ送信することが可能になる。
【0024】
図2は、本発明におけるデータ通信装置及びその利用システムの他の実施形態を示すブロック図である。
図1に示す実施形態との差異は、データ2の信号端子がホスト装置2側で電源電圧VDDにプルアップされており、切替え制御部24がGNDレベルに切替えることで、スイッチ部25(sw1)、26(sw2)がそれぞれスピーカ22、マイク23側に切替わり、このことにより、通信制御部21のデータ3とデータnの信号端子を音声信号端子として使用することにある。
当然、SDカード1においてもスイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)がそれぞれスピーカ出力部14、マイク入力部15側に切替わり、このことにより通信制御部11のデータ3とデータnの信号端子を音声信号端子として使用することができる。
【0025】
図3は、本発明におけるデータ通信装置及びその利用システムの更に他の実施形態を示すブロック図である。
図1、図2に示す実施形態との差異は、ホスト装置2が、スイッチ部25(sw1)、26(sw2)および周辺の回路24を持たないことにある。すなわち、SDカード1における通信制御部11のデータ2の信号端子は、コネクタ3を介して接続されるホスト装置2においてGNDレベルに固定されており、このことにより、SDカード1のスイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)が通信制御部11のデータ3とデータnの信号端子に固定的に接続され、スイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)がそれぞれスピーカ出力部14、マイク入力部15との接続に置替わり、通信制御部11のデータ3とデータnの信号端子を音声信号端子として使用することができる。
【0026】
なお、このとき、通信制御部11、21のコマンドとデータ1信号端子は、それぞれ通常のコマンド、データ線として利用可能である。ここでは、ホスト装置2として、スピーカ22とマイク23しか持たないアダプタ装置を想定しており、スイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)が切替えられたことで無線部12から送られてくる音声信号をホスト装置2がスピーカ22を介して再生でき、また、ホスト装置2のマイク23から送られてくる音声信号をSDカード1の無線部12を介して相手へ送信することが可能になる。
【0027】
図4は、図1〜図3に示すSDカードにおける通信制御部のうち、中枢となる信号端子切替え部110のみ抽出して機能展開して示したブロック図である。
信号端子切替え部110は、音声通信のための専用の信号端子を持たない、少なくとも3本の信号端子のうち、2本を音声通信のための信号端子に切替える機能を持ち、切替え機能属性通知部111と、切替え制御部A(112)、切替え制御部B(113)、置替制御部114で構成される。なお、信号端子切替え部110は、切替え制御部A(112)と切替え制御部B(113)、置替制御部114とを組で持つ必要はなく、それぞれ、図1、2、3に示す実施形態に応じて適宜備える。
【0028】
切替え機能属性通知部111は、接続されるデータホスト装置2からコマンド信号端子を介して発せられる要求に基づき、自身が音声通信のために信号端子の切替えが可能なデータ通信装置であることを通知する機能を持ち、切替え制御部A(112)は、ホスト装置2からの指示に基づき、信号端子のうちのデータ用に定義された2本を音声通信のための信号端子に切替え制御する機能を持つ。
また、切替え制御部B(113)は、ホスト装置2からの指示に基づきデータ用に定義された信号端子のうちの少なくとも1本を用いて、残りの2本を音声通信のための信号端子に切替え制御する機能を持つ。更に、置替制御部114は、信号端子のうちデータ用に定義された少なくとも1本の信号端子を用い、接続されるホスト装置2の制御に従い、その信号端子を伝播する信号により、データ用に定義された残りの2本の信号端子を音声通信のための信号端子に固定的に置替える機能を持つ。
【0029】
図5は、図1〜図3に示すホスト装置における通信制御部のうち、中枢となる信号端子切替え部210のみ抽出して機能展開して示したブロック図である。
信号端子切替え部210は、音声通信のための専用の信号端子を持たない、少なくとも3本の信号端子のうち、2本を音声通信のための信号端子に切替える機能を持ち、属性情報取得部211と、切替え制御部A(212)と、切替え制御部B(213)と、トラフィック検知部214と、切替え制御部C(215)で構成される。なお、信号端子切替え部210は、切替え制御部A(212)と、切替え制御部B(213)と、トラフィック検知部214と、切替え制御部C(215)とを組で持つ必要はなく、それぞれ、図1、図2に示す実施形態に応じて適宜備える。
【0030】
属性情報取得部211は、SDカード1から、コマンドにより音声通信のために信号端子を切替え可能なデータ通信装置であるか否かの属性情報を取り込む機能を持ち、切替え制御部A(212)は、SDカード2が音声通信のために信号端子を切替え可能であったときに、少なくともデータ用に定義された少なくとも3本の信号端子のうち2本を音声通信のための信号端子に切替え制御する機能を持つ。
また、切替え制御部B(213)は、データ用に定義された信号端子のうちの少なくとも1本を用い、当該1本を伝播する信号により、残りの少なくとも2本を音声通信のための信号端子に切替え制御する機能を持つ。
更に、トラフィック検知部214は、あらかじめ定義されたトラフィック量に基づく通信環境を検知して切替え制御部C(215)を起動する機能を持ち、切替え制御部C(215)は、データ用に定義された少なくとも3本の信号端子のうち2本を音声通信のための信号端子にダイナミックに切替える機能を持つ。
【0031】
図6、図7は、本発明実施形態の動作を説明するために引用した図であり、図1に示す実施形態、図2に示す実施形態のそれぞれ対応したホスト装置とSDカードの動作シーケンスが示されている。
以下、図6、図7を参照しながら図1、図2の本発明実施形態の動作について詳細に説明する。
【0032】
図6において、まず、ホスト装置2は、通信制御部21のコマンド信号端子を介しSDカード1に対して動作モード(SD/SPI)の通知と、SDカード1が音声通信のための信号端子切替え機能を持つデバイスであるかか否かの属性情報を取得するためのコマンド1を発行する(ステップS61)。
これを受信したSDカード1は、通信制御部11がコマンド1を解釈して、コマンド1に対する応答を行う。具体的には、自身は「音声通信のための信号端子切替え機能を持つデバイスである」ことを示す属性情報を、データ1信号端子を用いてホスト装置2に通知する(ステップS62)。
【0033】
次に、実装されたSDカード1が音声通信のための信号端子切替え機能を持つデバイスであることを認識したホスト装置2は、更に、通信制御部21のコマンド信号端子を介し、SDカード1に対して音声信号端子割付けのためのコマンド2を発行する(ステップS63)。同時に切替え制御部24を介して内蔵するスイッチ部25(sw1)、26(sw2)を切替え、データ3とデータnのための信号端子を音声信号送受信用として利用するための切替え制御を行なう(ステップS64)。
一方、コマンド2を受信したSDカード1は、通信制御部11がそのコマンド2を解釈して、内蔵する切替え制御部16を介してスイッチ部17(sw1’)と18(sw2’)を切替え、データ3とデータnのための信号端子を音声信号送受信用として利用するための切替え制御を行なう(ステップS65)。スイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)が切替えられたことで無線部12から送られてくる音声信号をホスト装置2がスピーカ22を介して再生でき、また、ホスト装置2のマイク23から送られてくる音声信号をSDカード1の無線部12を介して相手へ送信することが可能になる(ステップS66)。
【0034】
図7において、図6に示す動作シーケンスとの差異は、スイッチの切替えをコマンドによらず、データ用に定義された信号端子を利用することにある。
ここでは、ホスト装置2における通信制御部21のデータ2のための信号端子が電源電圧VDDにプルアップされており、通信制御部21の切替え制御部B(213)が切替え制御部24をGNDレベルに切替える(ステップS73)ことでスイッチ部25(sw1)、26(sw2)、そして、SDカード1のスイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)が切替わる(ステップS74、S75)。
【0035】
スイッチ部17(sw1’)、18(sw2’)が切替えられたことで、無線部12から送られてくる音声信号をホスト装置2がスピーカ22を介して再生でき、また、ホスト装置2のマイク23から送られてくる音声信号をSDカード1の無線部12を介して相手へ送信することが可能になる(ステップS76)。
なお、このとき、SDカード1とホスト装置2における通信制御部11、21のコマンドとデータ1信号端子とは、それぞれ通常のコマンド、データ線として利用可能であり、また、コマンド1を発行してSDカード1の属性情報を取り込む動作は図6に示す例と同様である。
【0036】
以上説明のように本発明は、音声通信のための専用の信号端子を持たないデータ通信装置、あるいはデータ通信装置利用システムにおいて、少なくとも3本の信号端子のうち2本を適宜音声通信のための信号端子に切替えることで、データ通信装置にスピーカやマイクジャック等の部品取り付けを不用とし、データ通信装置のコストダウン、小型化をはかったものである。
【0037】
次に、SDカード1とホスト装置2の間で音声信号をデジタル伝送する実施形態を説明する。図9は該実施形態を示すブロック図である。図9において、ホスト装置2は音声用のコーデック(codec)32を備える。また、SDカード1は、該コーデック32との間で、デジタル音声データであるPCM(Pulse Code Modulation)データを送受するPCM信号制御部31を備える。PCM信号制御部31は、コーデック32へ入力する3つの信号(クロックと同期信号とPCM入力データ)を出力し、コーデック32は1つの信号(PCM出力データ)をPCM信号制御部31へ出力する。これら4つのPCM用信号(クロック、同期信号、PCM入力データ、PCM出力データ)は、一般的な音声用コーデックの入出力信号である。
【0038】
図9の移動機システムでは、図8に示すデータ(DAT)転送用の信号線であるデータ0〜データ3(DAT0〜3)の4本を用いて、上記4つのPCM用信号をSDカード1とホスト装置2間で伝送する。SDカード1のスイッチ部(SW)40〜43は、切換え制御部16の指示によりデータ0〜データ3と各PCM用信号をそれぞれ切換える。ホスト装置2のSW50〜53は、切換え制御部24の指示によりデータ0〜データ3と各PCM用信号をそれぞれ切換える。SDカード1の切換え制御部16は、通信制御部11の指示によりSW40〜43を制御する。ホスト装置2の切換え制御部24は、通信制御部21の指示によりSW50〜53を制御する。
【0039】
音声通話時には、SW40〜43およびSW50〜53は、PCM信号制御部31とコーデック32を接続するように制御される。そして、PCM信号制御部31は、無線部12により受信された音声通話のPCMデータを通信制御部11から受け取り、クロック及び同期信号とともにPCM入力データとして、SW40〜42へそれぞれ出力する。これらクロックと同期信号とPCM入力データは、SW40〜42及びSW50〜52をそれぞれ介してコーデック32に入力される。コーデック32は、入力されたPCM入力データを復号化及びアナログ化し、該アナログ音声信号をスピーカ22へ出力する。
【0040】
また、コーデック32は、マイク23から入力されたアナログ音声信号を、デジタル化及び符号化し、該PCMデータをSW53へ出力する。このPCM出力データは、SW53及びSW43を介してPCM信号制御部31に入力され、さらにPCM信号制御部31から通信制御部11を経由して無線部12に転送され、音声通話のPCMデータとして送信される。
【0041】
なお、SDカード1の通信制御部11とホスト装置2の通信制御部21は、コマンド(CMD)転送用の一本の信号線を介して、SDカードインタフェース機能のコマンドのやり取りを行うことができる。
【0042】
次に、図10〜図13を参照して、図9の移動機システムにおける音声通話開始時の動作を説明する。図10〜図13は、図9の移動機システムにおける第1〜4の実施例の音声通話開始時の処理の流れを示すシーケンスチャートである。図10は音声発呼時の一実施例を示している。図10において、利用者が音声通話するために発呼操作を行うと(ステップS101)、ホスト装置2は音声発呼コマンドを発行する(ステップS102)。SDカード1はこの音声発呼コマンドを受信すると、SW40〜43を通信制御部11側からPCM信号制御部31側へ切換え(ステップS103)、該音声発呼コマンドに対する応答を発行する(ステップS104)。ホスト装置2は、この応答を受信すると、SW50〜53を通信制御部21側からコーデック32側へ切換える(ステップS105)。これにより、PCM信号制御部31とコーデック32との間でPCMデータが送受可能となる。
【0043】
次いで、SDカード1が発呼処理を実行し、これにより音声通話が開始される(ステップS106)。音声通話中において、SDカード1側の音声送受信(ステップS107)によるPCMデータ、及びホスト装置2側の音声送受信(ステップS108)によるPCMデータが、SDカード1とホスト装置2の間で相互に送受される。また、ホスト装置2は、SDカード1の状態(通信切断情報等)を適宜参照する(ステップS109)。
【0044】
次に、図11は音声発呼時の他の実施例を示している。図11において、利用者が音声通話するために発呼操作を行うと(ステップS101)、ホスト装置2は信号端子切換コマンドを発行する(ステップS121)。SDカード1はこの信号端子切換コマンドを受信すると、SW40〜43を通信制御部11側からPCM信号制御部31側へ切換え(ステップS122)、該信号端子切換コマンドに対する応答を発行する(ステップS123)。ホスト装置2は、この応答を受信すると、SW50〜53を通信制御部21側からコーデック32側へ切換える(ステップS124)。これにより、PCM信号制御部31とコーデック32との間でPCMデータが送受可能となる。
【0045】
次いで、ホスト装置2は音声発呼コマンドを発行する(ステップS125)。SDカード1はこの音声発呼コマンドを受信すると、発呼処理を実行し、これにより上記図10の実施例と同様にして音声通話が行われる(ステップS106〜108)。また、図10の実施例と同様にホスト装置2は、SDカード1の状態(通信切断情報等)を適宜参照する(図示せず)。この図11の実施例によれば、SDカード1とホスト装置2の間でPCMデータの伝送経路が確保されてから、発呼処理を行うことができる。
【0046】
次に、図12は音声着信時の一実施例を示している。図12において、SDカード1は、音声着信があると(ステップS201)、音声着信ステータスをホスト装置2からの状態参照時に返答し(ステップS202)、SW40〜43を通信制御部11側からPCM信号制御部31側へ切換える(ステップS203)。ホスト装置2は、音声着信ステータスを受信すると、SW50〜53を通信制御部21側からコーデック32側へ切換える(ステップS204)。これにより、PCM信号制御部31とコーデック32との間でPCMデータが送受可能となり、音声通話が行われる(ステップS205、S206)。また、ホスト装置2は、SDカード1の状態(通信切断情報等)を適宜参照する(図示せず)。
【0047】
次に、図13は音声着信時の他の実施例を示している。図13において、SDカード1は、音声着信があると(ステップS201)、音声着信ステータスをホスト装置2からの状態参照時に返答する(ステップS202)。ホスト装置2は、音声着信ステータスを受信すると、利用者の着信応答操作により音声着信コマンドを発行する(ステップS210)。SDカード1はこの音声着信コマンドを受信すると、SW40〜43を通信制御部11側からPCM信号制御部31側へ切換え(ステップS211)、該音声着信コマンドに対する応答を発行する(ステップS212)。ホスト装置2は、この応答を受信すると、SW50〜53を通信制御部21側からコーデック32側へ切換える(ステップS213)。これにより、PCM信号制御部31とコーデック32との間でPCMデータが送受可能となり、音声通話が行われる(ステップS205、S206)。また、ホスト装置2は、SDカード1の状態(通信切断情報等)を適宜参照する(図示せず)。この図13の実施例によれば、利用者は着信を拒否することができる。
【0048】
なお、上述した図10〜図13の実施例では、音声発呼あるいは音声着信を契機にしてSW40〜43及びSW50〜53を切換え、PCMデータ伝送が可能となるようにしたが、ホスト装置2にSDカード1を装着したことを検出して、SW40〜43及びSW50〜53をPCMデータ伝送が可能となるように切換えてもよい。このようにすれば、携帯電話専用の移動機システムなど、音声通話機能がメインの移動機システムにおいて有効となる。
【0049】
上述した図9に示す実施形態によれば、データ通信装置(SDカード1)とデータ通信装置利用システム(ホスト装置2)との間で音声信号をデジタル伝送するので、データ通信装置(SDカード1)にアナログ音声信号のデジタル化回路(コーデック32)を備える必要がない。これにより、データ通信装置(SDカード1)のコストダウン、小型化を図ることが可能となる。
【0050】
なお、上記実施形態では、データ通信装置としてSDカードのみ例示したが、他に、マルチメディアカード等ビン数の少ないデータ通信装置に利用可能である。
【0051】
また、図4、図5に示す、信号端子切替え部110を構成する切替え機能属性通知部111、切替え制御部A(112)、B(113)、置替制御部114、そして、ホスト装置2の信号端子切替え部210を構成する属性情報取得部211、切替え制御部A(212)、B(213)、C(215)、トラフィック検知部214のそれぞれで実行される手順、または、図10〜図13に示す各ステップを実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、本発明のデータ通信装置及びその利用装置が実現されるものとする。ここでいうコンピュータシステムとは、OSや周辺機器等のハードウアを含むものである。
【0052】
更に、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、ROMの他に、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のシステムやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
【0053】
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0054】
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明のように本発明によれば、データ線として定義されている端子を、一時的もしくは定常的に音声通話のために使用される端子に切替える仕組みを構築することにより、カード上にスピーカやマイクジャックの実装を不要とし、結果的にコスト削減、小型化をはかった、データ通信装置及びその利用装置を提供することができる。
また、データ通信利用装置がデータ通信装置の信号端子の割付けを通信環境に応じてダイナミックに切替えることにより、データ通信装置の利用者に利便性を提供することも可能である。
また、音声発呼あるいは音声着信を契機にして音声通信のための信号端子の切替えを行うことにより、音声通話時に自動的に音声通信用の信号端子接続構成にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明におけるデータ通信装置及びその利用システムの一実施形態を示すブロック図である。
【図2】 本発明におけるデータ通信装置及びその利用システムの他の実施形態を示すブロック図である。
【図3】 本発明におけるデータ通信装置及びその利用システムの更に他の実施形態を示すブロック図である。
【図4】 図1に示すSDカードにおける通信制御部の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図5】 図1に示すホスト装置における通信制御部の内部構成を機能展開して示したブロック図である。
【図6】 本発明実施形態の動作を説明するために引用した図であり、図1に示す実施形態におけるホスト装置とSDカードの動作シーケンス図である。
【図7】 本発明実施形態の動作を説明するために引用した図であり、図2に示す実施形態におけるホスト装置とSDカードの動作シーケンス図である。
【図8】 本発明実施形態において使用されるSDカードのピン配置を説明するために引用した図である。
【図9】 本発明におけるデータ通信装置及びその利用システムの更に他の実施形態を示すブロック図である。
【図10】 図9の移動機システムにおける第1の実施例の音声通話開始時の処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【図11】 図9の移動機システムにおける第2の実施例の音声通話開始時の処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【図12】 図9の移動機システムにおける第3の実施例の音声通話開始時の処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【図13】 図9の移動機システムにおける第4の実施例の音声通話開始時の処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1…SDカード(データ通信装置)
2…ホスト装置(データ通信装置利用システム)
3…コネクタ
4…スロット
11…通信制御部
12…無線部
13…情報記憶部
14…スピーカ出力部
15…マイク入力部
16…切替え制御部
17、18…スイッチ部
19…アンテナ、21…通信制御部
22…スピーカ
23…マイク
24…切替え制御部
25、26…スイッチ部
31…PCM信号制御部
32…コーデック
40〜43…スイッチ部
50〜53…スイッチ部
110…信号端子切替え部
111…切替え機能属性通知部
112…切替え制御部A
113…切替え制御部B
114…置替制御部
210…信号端子切替え部
211…属性情報取得部
212…切替え制御部A
213…切替え制御部B
214…トラフィック検知部
215…切替え制御部C

Claims (2)

  1. 音声通信を行う音声通信部と、データ通信を行うデータ通信部と、前記音声通信部とデータ通信部を外部のデータ通信装置利用システムに接続する複数本の信号端子とを備えたデータ通信装置であって、
    前記音声通信部およびデータ通信部と、前記信号端子との間にスイッチ手段を設け、
    音声発呼あるいは音声着信を契機にして、前記スイッチ手段を切替えて前記信号端子に前記データ通信部もしくは前記音声通信部を選択的に接続する信号端子切り替え手段を備えたことを特徴とするデータ通信装置。
  2. 音声通信を行う音声通信部と、データ通信を行うデータ通信部と、前記音声通信部とデータ通信部を外部のデータ通信装置に接続する複数本の信号端子とを備え、
    前記信号端子に接続されるデータ通信装置を用いてデータ通信または音声通信を行うデータ通信装置利用システムであって、
    前記音声通信部およびデータ通信部と、前記信号端子との間にスイッチ手段を設け、
    音声発呼あるいは音声着信を契機にして、前記スイッチ手段を切替えて前記信号端子に前記データ通信部もしくは前記音声通信部を選択的に接続する信号端子切り替え手段を備えたことを特徴とするデータ通信装置利用システム。
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