JP4177370B2 - 移動インターネットプロトコル通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供するための方法 - Google Patents

移動インターネットプロトコル通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、移動インターネットプロトコル(移動Internet Protocol;以下、‘移動IP’と称する)方式を使用する通信システム(以下、‘移動IP通信システム’と称する)に関し、特に、ソースノード(source node)として動作する移動通信端末機(Mobile Node;MN)のハンドオフ(handoff)に従うマルチキャストサービス(multicast service)を提供する方法に関する。
一般に、移動IP方式を使用する場合に、移動通信端末機がハンドオフすると、上記ハンドオフに従う時間遅延(time delay)が発生することによって、パケットデータの損失が発生する。従って、上記ハンドオフに従う時間遅延の発生によるパケットデータの損失を最小化するために、高速のハンドオフ(fast handoff)方式が提案された。上記高速のハンドオフ方式は、上記移動通信端末機のハンドオフの遂行に必要とされる時間遅延を最小化させることによって、上記パケットデータの損失を最小化させる方式である。
一方、上記移動IP通信システムにより提供するマルチキャストサービス方式は、パケットデータのマルチキャストサービスのために、あらかじめ予約されているIPアドレス、すなわち、マルチキャストサービスIPアドレスにパケットデータをマルチキャスティングする方式である。上記マルチキャストサービス方式を使用する場合に、受信器(receiver)は、上記パケットデータがネットワークを介して送信される時に、上記パケットデータの宛先IPアドレス(destination IP Address)を参照して、上記パケットデータの宛先IPアドレスが、上記受信器が受信することを望むマルチキャストサービスIPアドレスと一致する場合にのみ、上記パケットデータを受信する。上記マルチキャストサービス方式を使用する場合に、送信器(transmitter)、すなわち、ソースノードは、一回のパケットデータの送信のみで、複数の受信器に同時にパケットデータを送信することができるので、すなわち、パケットデータをマルチキャスティングすることができるので、同一のパケットデータの重複送信によるネットワーク資源の浪費を防止することができる。
また、上記マルチキャストサービス方式を使用する場合には、パケットデータを送信する送信器と、上記パケットデータを受信する受信器との間の経路を決定しなければならないが、上記経路は、ツリー(tree)方式にて決定される。上記ツリー方式は、送信器に基づくツリー(source-base tree;以下、‘ソース−ベースツリー’と称する)方式と共有ツリー(shared tree;以下、‘共有ツリー’と称する)方式とに大別される。上記ソース−ベースツリー方式を使用して、上記送信器と受信器との間に経路が決定されると、上記送信器と受信器との間に最善の経路が保持されるので、時間遅延が減少される。これとは異なって、上記共有ツリー方式を使用して、上記送信器と受信器との間に経路が決定されると、あらかじめ設定された区間の間では、1つの経路を共有する。
一方、上述した高速のハンドオフ方式は、上記移動通信端末機が一般的な移動IP方式を使用して、パケットデータを送受信する場合に適用される方式である。しかしながら、上記移動通信端末機が、マルチキャストサービス方式を使用して、マルチキャストサービスを提供しているか、あるいは、提供を受けている間にハンドオフを遂行する場合にも、上記移動通信端末機が一般的な移動IP方式を使用してパケットデータを送受信する場合と同様に、ハンドオフに従う時間遅延によるパケットデータの損失が発生する。
ここで、図1を参照して、一般的な移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機がハンドオフする動作について説明する。
図1は、一般的な移動IP通信システムにおけるマルチキャストサービスを提供する移動通信端末機がハンドオフする動作を概略的に示す。
図1を説明するに先立って、一般的な移動IP方式及び高速の移動IP方式を使用してサービスを提供する移動通信端末機がハンドオフする場合に、上記ハンドオフに必要とされる時間を最小化させ、パケットデータの損失を最小化させる方案に対する研究が活発に進められている。しかしながら、上記マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機、すなわち、ソースノードがハンドオフする場合に、上記ハンドオフに必要とされる時間を最小化させ、パケットデータの損失を最小化させる方案に対する研究は、ほとんどなされていない。
図1を参照すると、マルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機100は、アクセスルータ(Access Router;AR)(AR#1)110のサービス領域で、アクセスルータ110と通信を遂行する間に、アクセスルータ(AR#2)120のサービス領域にハンドオフする。移動通信端末機100が、アクセスルータ110からアクセスルータ120にハンドオフすると、移動通信端末機100からマルチキャストサービスの提供を受信している受信器、すなわち、受信器(R#1)150と、受信器(R#2)160と、受信器(R#3)170とは、上記マルチキャストサービスを提供するソースノードがハンドオフしたので、上記ソースノード、すなわち、移動通信端末機100を中心とするマルチキャストツリー、すなわち、ソース−ベースツリーを新たに構成しなければならない。
しかしながら、現在の移動IP通信システムでは、上記マルチキャストサービスを提供するソースノードがハンドオフする場合に、上記ソース−ベースツリーを再構成する方案に対する考慮がほとんど行われないので、上記ソース−ベースツリーを再構成するためには、長時間を必要とする。すなわち、ソースノードがハンドオフを遂行すると、上記ソースノードがハンドオフした新規アクセスルータ(New Access Router;NAR)は、上記ソースノードがマルチキャストサービスを提供するソースノードであることを認知しなければならず、また、受信器は、上記ソースノードのハンドオフを認知することができない。従って、上記ソースノードのハンドオフに従う時間遅延と、上記ソースノードのハンドオフによって、上記受信器が新たなソース−ベースツリーに加入(join)した後に、実際のマルチキャストサービスデータを受信するまでの時間遅延とが発生し、これによって、上記遅延時間の間に送信されるマルチキャストサービスデータは、損失されるよりほかはない。上記ソースノードのハンドオフに従う時間遅延を最小化するために、上記高速のハンドオフ方式を使用しても、上記ソースノードは、上記ハンドオフを遂行した後に、マルチキャストサービスを提供するために、ソース−ベースツリーの再構成の動作を遂行しなければならないので、上記マルチキャストサービスデータは、損失されるよりほかはない。
上述したように、上記ソースノードのハンドオフに従う時間遅延と上記ソース−ベースツリー再構成による時間遅延とは、マルチキャストサービスデータの損失をもたらし、上記移動IP通信システムの全体の性能を低下させる。
上記背景に鑑みて、本発明の目的は、移動IP通信システムにおいて、ソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、移動IP通信システムにおいて、ソースノードのハンドオフに従って、高速でマルチキャストサービスの提供のためのツリーを構成する方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明の1つの特徴によれば、複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、上記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフする場合に、上記マルチキャストサービスを提供する方法は、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、上記第1のアクセスルータが上記高速のハンドオフ情報要求に応じて、上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かを上記移動通信端末機へ通知するステップと、上記移動通信端末機が上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後に、上記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを上記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを通知するステップと、上記第1のアクセスルータが、次に発生するマルチキャストサービスデータを上記第2のアクセスルータが送信しなければならない通知を受けると、上記第2のアクセスルータへ上記移動通信端末機のハンドオフ開始を通知するステップと、上記第2のアクセスルータが上記ハンドオフ開始の通知を受けた後、上記ハンドオフ開始の通知に対する応答を上記第1のアクセスルータへ通知するステップと、上記第1のアクセスルータが上記ハンドオフ開始に対する応答の通知を受けると、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフしたことを上記受信器へ通知して、上記受信器が上記マルチキャストサービスの提供を受けるためのツリーを再構成するように制御するステップと、を具備することを特徴とする。
本発明の他の1つの特徴によれば、複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、上記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから上記第2のアクセスルータへハンドオフする場合に、上記マルチキャストサービスを提供する方法は、上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフしなければならないことを認知すると、上記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、上記高速のハンドオフ情報を要求した後に、上記第1のアクセスルータから上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けるステップと、上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後に、上記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを上記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを通知するステップと、上記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを上記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを通知した後に、上記第2のアクセスルータが上記第1のアクセスルータへ上記第2のアクセスルータが送信することを通知するステップと、上記第2のアクセスルータが上記第1のアクセスルータへ、上記第2のアクセスルータが送信することを通知した後に、上記第1のアクセスルータが上記受信器へ上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを通知すると、上記移動通信端末機が上記受信器へ上記マルチキャストサービスデータを送信して、上記受信器が再構成したツリーを介して上記マルチキャストサービスデータを上記受信器が受信するように制御するステップとを具備することを特徴とする。
本発明の更に他の特徴によれば、複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、上記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフする場合に、上記マルチキャストサービスを提供する方法は、上記移動通信端末機は、上記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、上記第1のアクセスルータは、上記高速のハンドオフ情報要求に応じて、上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かを上記移動通信端末機へ通知するステップと、上記移動通信端末機は、上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後に、上記第1のアクセスルータとの接続を解除し、上記第2のアクセスルータとの接続を設定するステップと、上記移動通信端末機は、上記第2のアクセスルータとの接続を設定した後、上記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを上記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを示す情報と一緒に、上記第1のアクセスルータとの接続を解除し、上記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知するステップと、上記第2のアクセスルータは、上記移動通信端末機の上記第2のアクセスルータへの接続が完了した通知を受けた後に、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを上記受信器に通知して、上記受信器が上記マルチキャストサービスの提供を受信するためのツリーを再構成するように制御するステップと、を具備することを特徴とする。
本発明のさらなる特徴によれば、複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、上記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフする場合に、上記マルチキャストサービスを提供する方法は、上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしなければならないことを認知すると、上記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、上記高速のハンドオフ情報を要求した後に、上記第1のアクセスルータから上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受信するステップと、上記第2のアクセスルータの上記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後、上記第1のアクセスルータとの接続を解除し、上記第2のアクセスルータとの接続を設定した後、上記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを上記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを示す情報と一緒に、上記第1のアクセスルータとの接続を解除し、上記第2のアクセスルータへの接続を完了したことを通知するステップと、上記移動通信端末機が上記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知した後、上記第2のアクセスルータが、上記移動通信端末機が上記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを上記受信器に通知すると、上記移動通信端末機が上記受信器へ上記マルチキャストサービスデータを送信して、上記受信器が再構成したツリーを介して上記マルチキャストサービスデータを上記受信器が受信するように制御するステップとを具備することを特徴とする。
本発明は、移動IP通信システムにおいてマルチキャストサービスを提供するソースノードがハンドオフする場合に、高速で上記マルチキャストサービスの提供のためのツリーを再構成することによって、上記ソースノードのハンドオフによる時間遅延及び上記ツリー再構成による時間遅延を最小化させて、マルチキャストサービスデータの損失を最小化させる、という長所がある。上記マルチキャストサービスデータの損失の最小化は、結果的に、上記移動IP通信システムの全体の性能を向上させ、サービス品質を向上させる、という長所がある。
以下、本発明の好適な一実施形態を添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記の説明において、本発明の要旨のみを明瞭にする目的で、関連した公知の機能又は構成に関する具体的な説明は省略する。
本発明は、移動インターネットプロトコル方式を使用する通信システムにおいて、ソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する方法を提案する。以下、本発明を説明するにあたって、上記ソースノードを移動通信端末機であると仮定する。
特に、本発明は、上記移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスデータの損失を最小化するために、(1)移動通信端末機の自身がマルチキャストサービスを提供中であることを示す情報を現在属しているアクセスルータ(Access Router;AR)、すなわち、サービング(serving)アクセスルータである既存のアクセスルータ(Previous Access Router;以下、‘PAR’と称する)へ通知し、(2)上記PARは、上記移動通信端末機が上記PARでターゲット(target)アクセスルータである新規のアクセスルータ(New Access Router;以下、‘NAR’と称する)にハンドオフを遂行する場合に、上記移動通信端末機がマルチキャストサービスを提供中であることを上記NARへ通知して、上記NARが上記移動通信端末機のマルチキャストサービスの提供を認知するようにし、(3)上記NARが上記移動通信端末機の新規の気付アドレス(New Care Of Address;以下、‘NCOA’と称する)を決定すると、上記移動IP通信システムであらかじめ設定されているハンドオフ方式に従って、上記PAR又はNARが上記マルチキャストサービスを受信している受信器に上記移動通信端末機のハンドオフ情報を提供することによって、上記受信器があらかじめツリー(tree)を生成し、(4)上記移動通信端末機は、上記ハンドオフを遂行すると直ぐに、上記生成されたツリーを介して上記受信器に上記マルチキャストサービスを提供する。
また、本発明では、送信器に基づくツリー(source-base tree;以下、‘ソース−ベースツリー’と称する)方式を使用して上記ツリーを生成し、移動IP通信システムを構成するすべてのアクセスルータがマルチキャストサービスの支援のためのマルチキャストサービスルーティング(routing)を支援すると仮定する。また、本発明では、上記移動通信端末機の高速のハンドオフ(fast handoff)を支援し、マルチキャストサービスの提供を支援するために、上記移動IP通信システムを構成するすべてのアクセスルータのそれぞれは、自身の隣接(neighbor)アクセスルータに関する情報を認知しているし、上記アクセスルータのそれぞれは、自身の隣接アクセスルータのマルチキャストサービスを提供するか否かに関する情報まで認知していると仮定する。
次いで、図2を参照して、本発明の第1実施形態及び第2実施形態による移動IP通信システムにおけるマルチキャストサービスを提供する移動通信端末機がハンドオフする動作について説明する。
図2は、本発明の第1実施形態及び第2実施形態による移動IP通信システムにおけるマルチキャストサービスを提供する移動通信端末機がハンドオフする動作を概略的に示す。
図2を説明するに先立って、上記移動IP通信システムで使用するハンドオフ方式がプレディクティブ高速ハンドオフ(predictive fast handoff)方式であるか、あるいは、リアクティブ高速ハンドオフ(reactive fast handoff)方式であるかに従って、上記移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する動作が相互に異なる。本発明の第1実施形態では、上記移動IP通信システムで使用するハンドオフ方式がプレディクティブ高速ハンドオフ方式である場合の上記移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスの提供方法を提案し、本発明の第2実施形態は、上記移動IP通信システムで使用するハンドオフ方式がリアクティブ高速ハンドオフ方式である場合の上記移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスの提供方法を提案する。また、図2に示されている4つのアクセスルータ、すなわち、アクセスルータ(AR#1)210と、アクセスルータ(AR#2)230と、アクセスルータ(AR#3)270と、アクセスルータ(AR#4)280とは、インターネットプロトコルバージョン(version)6(以下、‘IPv6’と称する)方式を支援し、ハンドオフ方式、すなわち、プレディクティブ高速ハンドオフ方式及びリアクティブ高速ハンドオフ方式を支援すると仮定する。
次いで、一番目に、本発明の第1実施形態による移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する動作について説明する。
まず、移動通信端末機200は、PARであるアクセスルータ210のサービス領域で、ソースノードとして受信器にマルチキャストサービスを提供する。このように、移動通信端末機200は、マルチキャストサービスを提供する間に、アクセスルータ210で、NAR、すなわち、アクセスルータ230にハンドオフしなければならないことを認知すると、アクセスルータ210、代理ルータ要求(Router solicitation for proxy;RtSolPr)メッセージ及び代理ルータ広告メッセージ(proxy router advertisement;PrRtAdv)を送受信して(ステップ202)、アクセスルータ230のマルチキャストサービスを提供するか否を認知することができる。上記代理ルータ要求メッセージ及び代理ルータ広告メッセージについては、下記で具体的に説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
下記では、移動通信端末機200は、高速バインディングアップデート(Fast Binding Update;FBU)メッセージに移動通信端末機200がマルチキャストサービスを提供するか否かを示す情報と、移動通信端末機200が上記マルチキャストサービスを提供するホスト(host)、すなわち、ソースノードであるか否かを示す情報と、移動通信端末機200が提供しているマルチキャストサービスに関する情報とを含んで、アクセスルータ210へ送信することによって、高速のハンドオフを開始する(ステップ204)。上記高速バインディングアップデートメッセージについては、下記で具体的に説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。アクセスルータ210は、移動通信端末機200から高速バインディングアップデートメッセージを受信した後、上記高速バインディングアップデートメッセージに含まれているマルチキャストサービス情報をハンドオフ開始(Handoff Initiate;HI)メッセージに含ませて、アクセスルータ230へ送信する(ステップ222)。上記ハンドオフ開始メッセージを受信したアクセスルータ230は、上記ハンドオフ開始メッセージに対する応答メッセージであるハンドオフ応答(Handover Acknowledgement;HACK)メッセージをアクセスルータ210へ送信する(ステップ224)。上記ハンドオフ開始メッセージ及びハンドオフ応答メッセージについては、下記で具体的に説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
アクセスルータ210は、アクセスルータ230からハンドオフ応答メッセージを受信するに従って、移動通信端末機200がアクセスルータ210からアクセスルータ230にハンドオフすることを移動通信端末機200からマルチキャストサービスを受信している受信器へ通知する(ステップ212)。これとは異なって、移動通信端末機200がアクセスルータ210から接続解除(disconnect)がすでになされた状態であれば、アクセスルータ230が移動通信端末機200からマルチキャストサービスを受信している受信器へ、移動通信端末機200がアクセスルータ210からアクセスルータ230にハンドオフしたことを通知しなければならない(ステップ227)。これについては、下記で具体的に説明するので、ここでは、その詳細な説明を省略する。アクセスルータ210又はアクセスルータ230が移動通信端末機200からマルチキャストサービスを受信している受信器に、移動通信端末機200がアクセスルータ210からアクセスルータ230にハンドオフしたことを通知した後に、移動通信端末機200がマルチキャストサービスデータを送信すると、上記受信器が新たに生成したツリーを介して、上記マルチキャストサービスデータが上記受信器へ伝達される。
移動通信端末機200は、ハンドオフした後に、高速隣接広告(Fast Neighbor Advertisement;FNA)メッセージをアクセスルータ230へ送信して、移動通信端末機200がアクセスルータ230に接続されたことを通知する(ステップ232)。上記高速隣接広告メッセージを受信したアクセスルータ230は、アクセスルータ210から伝達(forwarding)される一般データを移動通信端末機200へ伝達する(ステップ234)。ここで、上記一般データとは、上記マルチキャストサービスデータではないデータを示し、ステップ234の場合において、移動通信端末機200は、上記マルチキャストサービスを提供するソースノードではない一般的な受信器として動作する。
二番目に、本発明の第2実施形態による移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する動作について説明する。
まず、移動通信端末機290は、PARであるアクセスルータ270のサービス領域で、ソースノードとして受信器にマルチキャストサービスを提供する。移動通信端末機290は、このようにマルチキャストサービスを提供する間に、アクセスルータ270から、NAR、すなわち、アクセスルータ280にハンドオフしなければならないことを認知すると、アクセスルータ270と代理ルータ要求メッセージ及び代理ルータ広告メッセージを送受信して(ステップ272)、アクセスルータ280がマルチキャストサービスを提供するか否かを認知することができる。
この後、移動通信端末機290は、ハンドオフを遂行するに従って、アクセスルータ280に高速バインディングアップデートメッセージをカプセル化(encapsulation)した高速隣接広告メッセージを送信する(ステップ282)。アクセスルータ280は、上記高速隣接広告メッセージを受信するに従って、移動通信端末機290からマルチキャストサービスを受信している受信器に関する情報を獲得することができる。従って、アクセスルータ280は、移動通信端末機290がアクセスルータ270からアクセスルータ280にハンドオフした事実をアクセスルータ270を介して上記受信器へ通知する(ステップ262)。アクセスルータ280が移動通信端末機290からマルチキャストサービスを受信している受信器へ、移動通信端末機290がアクセスルータ270からアクセスルータ280にハンドオフしたことを通知した後に、移動通信端末機290がマルチキャストサービスデータを送信する。
また、アクセスルータ280は、アクセスルータ270と、高速バインディングアップデートメッセージと、高速バインディング応答メッセージとを送受信してトンネルを設定し(ステップ264)、アクセスルータ270は、上記設定されたトンネルを介して移動通信端末機290によって受信された一般データをアクセスルータ280へ伝達する(ステップ266)。アクセスルータ280は、アクセスルータ270から伝達された一般データを移動通信端末機290へ伝達する(ステップ284)。ステップ284の場合において、移動通信端末機290は、上記マルチキャストサービスを提供するソースノードではない一般的な受信器として動作する。
図2では、本発明の第1実施形態及び第2実施形態による移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフ動作について説明した。次いで、図3を参照して、本発明の第1実施形態による、すなわち、プレディクティブ高速ハンドオフ方式を使用する移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスの提供動作について具体的に説明する。
図3は、本発明の第1実施形態による移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する過程を示す信号フローチャートである。
図3を参照すると、まず、マルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機300は、サービングアクセスルータ、すなわち、PAR340へ高速のハンドオフのための情報を要求するメッセージである代理ルータ要求メッセージを送信する(ステップ311)。PAR340は、移動通信端末機300から上記代理ルータ要求メッセージを受信すると、移動通信端末機300へ、移動通信端末機300がハンドオフするNAR370の情報、すなわち、NAR370のマルチキャストサービスを提供するか否かに関する情報を含む代理ルータ広告メッセージを送信する(ステップ313)。上記代理ルータ広告メッセージのフォーマット(format)は、表1に示す通りである。ここで、上記代理ルータ広告メッセージは、インターネット制御メッセージプロトコルバージョン6(Internet Control Message Protocol version 6;以下、‘ICMPv6’と称する)フィールドヘッダー(header)にて実現される。
Figure 0004177370
表1において、各フィールド(field)の括弧内の数字は、各フィールドを構成するビット数を示し、タイプフィールドは、現在送信されるメッセージの移動プロトコルタイプ(mobility protocol type)を示すフィールドであり、コードフィールドは、その記載される値、すなわち、1から4であるかに従って、次のような意味を示すフィールドである。
1:現在送信される代理ルータ広告メッセージが移動通信端末機によって要請されない、すなわち、非要請された(unsolicited)メッセージであることを示す。
2:現在送信される代理ルータ広告メッセージがNARに関する何の情報も含まないことを示す。
3:現在送信される代理ルータ広告メッセージがNARに関する情報を含むが、移動通信端末機によって要請されたアクセスポイント(Access Point;以下、‘AP’と称する)のサブセット(subset)に関する情報のみを含むことを示す。
4:現在送信される代理ルータ広告メッセージがAPのサブセットに関する情報を含むが、これは、ハンドオフトリガー(handoff trigger)ではないことを示す。
表1において、Checksumフィールドは、上記代理ルータ広告メッセージのチェックサム(Checksum)を示すフィールドであり、Subtypeフィールドは、現在送信される代理ルータ広告メッセージのサブタイプを示すフィールドである。表1において、Mフィールドは、本発明で新たに提案するフィールドであって、NARのマルチキャストサービスを提供するか否かを示すフィールドであり、例えば、上記Mフィールドのフィールド値が‘1’で表記されていると、上記NARがマルチキャストサービスを提供することができることを示し、これとは反対に、例えば、上記Mフィールドのフィールド値が‘0’で表記されていると、上記NARがマルチキャストサービスを提供することができないことを示す。表1において、Reservedフィールドは、今後の使用のために予約されたフィールドであり、Identifierフィールドは、上記代理ルータ要求メッセージに含まれている識別子と同一の識別子を示すフィールドである。
PAR340から上記代理ルータ広告メッセージを受信した移動通信端末機300は、上記代理ルータ広告メッセージに含まれているMフィールドを分析して、NAR370が上記マルチキャストサービスを提供することができるか否かを認知することができる。NAR370が上記マルチキャストサービスを提供することができると仮定すると、移動通信端末機300は、移動通信端末機300自身がサービスしているマルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを高速バインディングアップデートメッセージに含ませてPAR340へ送信する。
上記高速バインディングアップデートメッセージは、移動通信端末機300がPAR340へトラヒック(traffic)、すなわち、データをNAR370へ送信(redirect)しなければならないことを示すメッセージであって、上記高速バインディングアップデートメッセージは、移動通信端末機300の既存の気付アドレス(Previous COA;以下、‘PCOA’と称する)及びNCOAをバインディングする権限をPAR340に与えて、移動通信端末機300がハンドオフした領域に上記データがトンネリング(tunneling)されるようにするためのメッセージである。
上記高速バインディングアップデートメッセージのフォーマットは、表2に示す通りであり、上記高速バインディングアップデートメッセージは、IPフィールド内の移動ヘッダー(mobility header)にて実現される。
Figure 0004177370
表2において、各フィールドの括弧内の数字は、各フィールドを構成するビット数を示し、Payload Protoフィールドは、上記移動ヘッダー(mobility header)の以後に接続されるIPv6ヘッダーのタイプを示すフィールドであり、Header Lenフィールドは、上記高速バインディングアップデートメッセージの長さを8オクテット(octets)単位で示したもので、最初の8オクテットを除いた値を示すフィールドであり、MH Typeフィールドは、移動メッセージ(Mobility message)を区分するのに使用されるフィールドであり、Checksumフィールドは、上記高速バインディングアップデートメッセージのチェックサムを示すフィールドであり、Sequenceフィールドは、受信器がバインディングアップデート(Binding Update;BU)メッセージを順序化すると共に、ソースノードがバインディング応答(Binding Acknowledgement;BA)メッセージを上記バインディングアップデートメッセージに対応するメッセージであることを示すために使用されるシーケンスを示すフィールドである。
表2において、A(Acknowledge)フィールドは、移動通信端末機が受信器にバインディング応答メッセージを要求するか否かを示すフィールドであり、H(Home Registration)フィールドは、受信器が上記移動通信端末機のホームエージェント(Home Agent;以下、‘HA’と称する)として動作することを要求するか否かを示すフィールドであり、L(Link-Local Address Compatibility)フィールドは、上記移動通信端末機のホームアドレス(home Address)が、上記移動通信端末機のリンクローカルアドレス(link-local Address)と同一のインターフェースを有することを示すか否かを示すフィールドであり、K(Key Management Mobility Capability)フィールドは、手動IPsec configurationが使用されるか否かを示すフィールドである。
表2において、Mフィールド及びSフィールドは、本発明で新たに提案するフィールドであって、上記Mフィールドは、上記移動通信端末機がマルチキャストサービスを提供するか否かを示すフィールドであり、上記Sフィールドは、上記移動通信端末機が上記マルチキャストサービスを提供するホスト(host)、すなわち、ソースノードであることを示すフィールドである。ここで、例えば、上記Mフィールドが‘1’で示されていると、下記表3で説明する高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプション(multicast service option)のようなマルチキャストサービス情報が含まれることを示す。上記マルチキャストサービス情報とは、上記移動通信端末機が提供しているマルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを示す。上記Mフィールド及びSフィールドを使用して、上記移動通信端末機をソースとし、上記マルチキャストサービスIPアドレスを受信器とするツリーを構成することができる。表2において、Reservedフィールドは、今後の使用のために予約されたフィールドであり、Lifetimeフィールドは、バインディングが終了される前に残っている時間単位(time unit)の個数を示すフィールドであって、一例では、上記時間単位は、4秒に設定される。
また、上記高速バインディングアップデートメッセージのMbitが設定されていると、すなわち、上記高速バインディングアップデートメッセージのMフィールドが‘1’の値を有すると、マルチキャストサービス情報が含まなければならないと共に、このような情報を含むマルチキャストサービスオプションのフォーマットは、表3に示す通りである。ここで、上記マルチキャストサービスオプションは、移動ヘッダーの移動オプション(mobility option)と類似した移動ヘッダーのオプションにて実現される。
Figure 0004177370
表3を説明するに先立って、上記移動通信端末機は、複数のマルチキャストサービスを提供することができ、表3に示すように、上記高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプションには、上記複数のマルチキャストサービスのそれぞれに関するマルチキャストサービス情報が含まれる。上記高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプションは、本発明で新たに提案するもので、表3において、各フィールドの括弧内の数字は、各フィールドを構成するビット数を示し、Typeフィールドは、上記高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプションのタイプを示すフィールドであり、Lengthフィールドは、上記高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプションの長さを示すフィールドであり、Numberフィールドは、上記高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプションで含んでいるマルチキャストサービスIPアドレスの個数を示すフィールドであり、Reservedフィールドは、今後使用のために予約されたフィールドであり、Multicast Addressフィールドは、実際マルチキャストサービスIPアドレスを示すフィールドである。表3では、上記高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプションで含むマルチキャストサービスIPアドレスの個数が2つである場合を仮定したものである。
移動通信端末機300から高速バインディングアップデートメッセージを受信したPAR340は、NAR370へ移動通信端末機300のハンドオフ開始を示すハンドオフ開始メッセージを送信する(ステップ317)。ここで、PAR340は、上記高速バインディングアップデートメッセージに含まれているマルチキャストサービスオプションを上記ハンドオフ開始メッセージのICMPv6マルチキャストサービスオプションに含ませることによって、移動通信端末機300は、移動通信端末機300がマルチキャストサービスを提供するソースノードであることをNAR370へ通知することができる。ここで、上記ハンドオフ開始メッセージのマルチキャストサービスオプションのフォーマットは、表4に示す通りである。上記オプションは、ICMPv6フィールドに含まれる。
Figure 0004177370
表4において、各フィールドの括弧内の数字は、各フィールドを構成するビット数を示し、Typeフィールドは、上記ハンドオフ開始メッセージのマルチキャストサービスオプションのタイプを示すフィールドであり、Lengthフィールドは、上記ハンドオフ開始メッセージのマルチキャストサービスオプションの長さを示すフィールドであり、Sub−Typeフィールドは、上記ハンドオフ開始メッセージのマルチキャストサービスオプションのサブタイプを示すフィールドであり、例えば、“0”に設定する。表4において、Numberフィールドは、上記ハンドオフ開始メッセージのマルチキャストサービスオプションで含んでいるマルチキャストサービスIPアドレスの個数を示すフィールドであり、Sフィールドは、本発明で新たに提案したフィールドであって、上記移動通信端末機がマルチキャストサービスのソースノードであるか否かを示すフィールドであり、Reservedフィールドは、今後使用のために予約されたフィールドであり、Multicast Addressフィールドは、実際のマルチキャストサービスIPアドレスを示すフィールドである。表4では、上記ハンドオフ開始メッセージのICMPv6ヘッダーのマルチキャストサービスオプションで含むマルチキャストサービスIPアドレスの個数が2つである場合を仮定したものである。ここで、上記ハンドオフ開始メッセージのマルチキャストサービスオプションで含むマルチキャストサービスIPアドレスは、上記高速バインディングアップデートメッセージのマルチキャストサービスオプションに含まれるマルチキャストサービスIPアドレスと同一である。
PAR340からハンドオフ開始メッセージを受信したNAR370は、上記ハンドオフ開始メッセージに対する応答メッセージであるハンドオフ応答メッセージをPAR340へ送信する(ステップ319)。ここで、上記ハンドオフ応答メッセージは、移動通信端末機300が生成した予想NCOAをそのままに使用することができるか否かに関する情報と、NAR370が移動通信端末機300によって現在提供されているマルチキャストサービスを提供することができるか否かに関する情報とを含む。上記ハンドオフ応答メッセージのフォーマットは、表5に示す通りである。上記オプションは、ICMPv6フィールドに含まれる。
Figure 0004177370
表5において、各フィールドの括弧内の数字は、各フィールドを構成するビット数を示し、Typeフィールドは、上記ハンドオフ応答メッセージの実験移動プロトコルタイプ(Experimental Mobility Protocol Type)を示すフィールドであり、Codeフィールドは、その記載される値に基づいて、次のような意味を示すフィールドである。
0:ハンドオフが許容(accept)され、移動通信端末機が生成した予想NCOAが有効である。
1:ハンドオフが許容されたが、移動通信端末機が生成した予想NCOAが有効ではない。
2:ハンドオフが許容されたが、移動通信端末機が生成した予想NCOAがすでに他の移動通信端末機に割り当てられる。
3:ハンドオフが許容され、移動通信端末機が生成した予想NCOAを移動通信端末機に割り当てる。
4:ハンドオフが許容されたが、移動通信端末機が生成した予想NCOAは、移動通信端末機に割り当てられない。
5:ハンドオフが拒否(reject)され、ハンドオフ拒否の理由が不明である。
128:ハンドオフが拒否され、ハンドオフは、管理者によって拒否される(administratively prohibited)。
130;資源の不足
表5において、Checksumフィールドは、上記ハンドオフ応答メッセージのチェックサムを示すフィールドであり、Subtypeフィールドは、上記ハンドオフ応答メッセージのサブタイプを示すフィールドであって、‘5’の値が割り当てられる。表5において、Mフィールド及びSフィールドは、本発明で新たに提案するフィールドであって、上記Mフィールドは、上記NARが上記PARから受信したハンドオフ開始メッセージに含まれているマルチキャストサービスIPアドレスに該当するマルチキャストサービス、すなわち、上記移動通信端末機が現在提供しているマルチキャストサービスを提供することができるか否かを示すフィールドであり、上記Sフィールドは、上記移動通信端末機が上記マルチキャストサービスを提供するソースノードであるか否かを示すフィールドである。表5において、Reservedフィールドは、今後の使用のために予約されたフィールドであり、Identifierフィールドは、上記ハンドオフ開始メッセージに含まれているメッセージの識別子と同一の識別子を示すフィールドである。
一方、上記ハンドオフ開始メッセージは、表4で説明したように、移動通信端末機300が提供することを望むマルチキャストサービスに関する情報自体をすべて含んでいるが、上記ハンドオフ応答メッセージは、表5で説明したように、移動通信端末機300が提供することを望むマルチキャストサービスを提供することができるか否かに関する情報のみを上記Mフィールドを介して通知する。従って、NAR370が、移動通信端末機300が提供することを望むマルチキャストサービスのうちの一部のマルチキャストサービスに対して、サービスの提供が可能であり、残りのマルチキャストサービスに対しては、サービスの提供が不可能である場合に、上記Mフィールドのみをもって、このような内容をPAR340へ通知することは不可能になる。従って、表5のハンドオフ応答メッセージを上記ハンドオフ開始メッセージに含まれているマルチキャスト情報のそれぞれに対して提供することが可能であるか否かを示すことができるように変更することができ、これは、下記のような2種類の方式にて実現されることができる。
一番目の方式は、表5で説明したReservedフィールドを拡張する方式であって、上記Mフィールドを上記ハンドオフ開始メッセージを介して伝達されたマルチキャストサービスの個数と同一なビット数で拡張する方式である。例えば、上記ハンドオフ開始メッセージに総計5つのマルチキャストサービス情報が含まれていると仮定すると、上記Mフィールドを5つで生成する。もちろん、上記Reservedフィールドのビット数が限定されているので、上記一番目の方式の場合、上記拡張が可能なMフィールドの個数は、上記Reservedフィールドのビット数に限定される。
二番目の方式は、上記ハンドオフ応答メッセージに上記ハンドオフ開始メッセージと同一なマルチキャストサービスオプションを追加する方式である。上記二番目の方式を使用する場合に、NAR370は、上記ハンドオフ開始メッセージに含まれたすべてのマルチキャストサービス情報に対してNAR370がサービスを提供することができるか否かを通知することもでき、又は、移動通信端末機300が提供可能なマルチキャストサービスに関する情報のみを通知することもできる。
NAR370から上記ハンドオフ応答メッセージを受信したPAR340は、移動通信端末機300からマルチキャストサービスを受信している受信器へ、移動通信端末機300がPAR340からNAR370にハンドオフしたことを通知する(ステップ321)。ここで、PAR340は、PAR340自身のIPアドレスを送信IPアドレス(source IP Address)として設定し、上記マルチキャストサービスIPアドレス、すなわち、受信器のアドレスを宛先アドレスとして設定して、移動通信端末機300のNCOAを伝達情報として設定して、移動通信端末機300のハンドオフを上記受信器へ通知する。すると、上記受信器は、移動通信端末機300のハンドオフを認知して、遅延時間を最小化させることによって、マルチキャストサービスデータの損失を最小化することができる。すなわち、PAR340が移動通信端末機300からマルチキャストサービスを受信している受信器へ、移動通信端末機300がPAR340からNAR370にハンドオフしたことを通知した後に、移動通信端末機300がマルチキャストサービスデータを送信すると、上記受信器が新たに生成したツリーを介して、上記マルチキャストサービスデータが上記受信器へ伝達される。
また、PAR340は、上記高速バインディングアップデートメッセージに対する応答メッセージである高速バインディング応答(Fast Binding Acknowledgement;FBACK)メッセージを移動通信端末機300及びNAR370へ送信する(ステップ323及びステップ325)。上記高速バインディング応答メッセージのフォーマットは、表6に示す通りである。ここで、上記高速バインディング応答メッセージは、移動ヘッダーにて実現される。
Figure 0004177370
表6において、各フィールドの括弧内の数字は、各フィールドを構成するビット数を示し、Payload Protoフィールドは、上記高速バインディング応答メッセージの移動ヘッダーの後に接続されるIPv6ヘッダーのタイプを示すフィールドであり、Header Lenフィールドは、上記高速バインディング応答メッセージの長さを8オクテット(octets)単位で示すものであって、最初の8オクテットを除いた値を示すフィールドであり、MHTypeフィールドは、移動メッセージ、すなわち、上記高速バインディング応答メッセージを区分する値を示すフィールドであり、Checksumフィールドは、上記高速バインディング応答メッセージのチェックサムを示すフィールドであり、Reservedフィールドは、今後の使用のために予約されたフィールドであり、Statusフィールドは、高速バインディングアップデートの成功(disposition)がなされたか否かを示すフィールドである。
表6において、K(Key Management Mobility Capability)フィールドは、手動IPsec configurationが使用されるか否かを示すフィールドであり、Sフィールド及びMフィールドは、本発明で新たに提案するフィールドであって、上記Mフィールドは、表2で説明したように、上記移動通信端末機がマルチキャストサービスを提供するか否かを示すフィールドであり、上記Sフィールドは、上記移動通信端末機が上記マルチキャストサービスを提供するホスト、すなわち、ソースノードであることを示すフィールドである。表6において、Sequence Numberフィールドは、上記高速バインディング応答メッセージが上記高速バインディングアップデートメッセージに対応するメッセージであることを示すシーケンス番号を示すフィールドであり、Lifetimeフィールドは、上記高速バインディング応答メッセージが破棄される前に、残っている時間単位の個数を示すフィールドであって、上記高速バインディング応答メッセージの送信器は、トラヒック再送信(traffic redirection)のためのバインディング情報を有する。
一方、図3には図示していないが、移動通信端末機300がすでにPAR340との接続を解除した(disconnect)場合であれば、NAR370が上記受信器へ移動通信端末機300のハンドオフを通知しなければならない。この場合に、NAR370は、移動通信端末機300のPCOAを送信IPアドレスとして設定し、マルチキャストサービスIPアドレスを受信アドレスとして設定して、移動通信端末機300のNCOAをデータとして設定したパケットデータ、すなわち、移動通信端末機300のNCOAに関する情報を示すパケットデータを送信するが、送信器としてのNAR370及び受信器としてのPAR340を使用して、上記パケットデータをカプセル化してPAR340へ送信する。PAR340は、NAR370からパケットデータ、すなわち、移動通信端末機300のNCOAに関する情報を示すパケットデータを受信すると、カプセル解除(decapsulation)して、移動通信端末機300のNCOA情報を最終の受信器である移動通信端末機300からマルチキャストサービスを受信している受信器へ送信する。
PAR340から高速バインディング応答メッセージを受信した移動通信端末機300は、PAR340との接続を解除し、また、PAR340は、移動通信端末機300によって受信された一般データをNAR370へ伝達する(ステップ327)。ステップ327の場合において、移動通信端末機300は、上記マルチキャストサービスを提供するソースノードではない一般的な受信器として動作する。
移動通信端末機300は、高速隣接広告メッセージをNAR370へ送信する(ステップ329)。ここで、移動通信端末機300は、移動通信端末機300がPAR340から高速バインディング応答メッセージを受信して、NCOAを確定すると同時に、NAR370に接続されることを示すために、上記高速隣接広告メッセージを送信する。この場合に、移動通信端末機300は、上記高速隣接広告メッセージの移動ヘッダーマルチキャストサービスオプションを送信することによって、マルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機300がNAR340に接続したことを通知する。上記高速隣接広告メッセージの移動ヘッダーマルチキャストサービスオプションは、表7に示す通りである。
Figure 0004177370
上記高速隣接広告メッセージのマルチキャストサービスオプションは、本発明で新たに提案したものであって、表7で各フィールドの括弧内の数字は、各フィールドを構成するビット数を示し、Typeフィールドは、上記高速隣接広告メッセージのマルチキャストサービスオプションのタイプを示すフィールドであり、Lengthフィールドは、上記高速隣接広告メッセージのマルチキャストサービスオプションの長さを示すフィールドであり、Numberフィールドは、上記高速隣接広告メッセージのマルチキャストサービスオプションで含んでいるマルチキャストサービスIPアドレスの個数を示すフィールドであり、Reservedフィールドは、今後の使用のために予約されたフィールドであり、Multicast Addressフィールドは、実際のマルチキャストサービスIPアドレスを示すフィールドである。
移動通信端末機300から高速隣接広告メッセージを受信したNAR370は、PAR340から受信した一般データを移動通信端末機300へ送信する(ステップ331)。ステップ331でも、移動通信端末機300は、上記マルチキャストサービスを提供するソースノードではない一般的な受信器として動作する。
図3では、本発明の第1実施形態による移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する動作について説明した。次いで、図4を参照して、図3に示した移動通信端末機300の動作について説明する。
図4は、図3に示した移動通信端末機300の動作過程を示すフローチャートである。
図4を参照すると、まず、ステップ411で、移動通信端末機300は、移動通信端末機300自身がマルチキャストサービスを提供しているか否かを検査する。上記検査の結果、移動通信端末機300自身がマルチキャストサービスを提供していない場合に、移動通信端末機300は、ステップ413に進行する。ステップ413で、移動通信端末機300は、移動通信端末機300自身がマルチキャストサービスを提供していないので、一般的な高速のハンドオフ動作を遂行した後に終了する。
ステップ411の検査の結果、移動通信端末機300自身がマルチキャストサービスを提供している場合に、移動通信端末機300は、ステップ415に進行する。ステップ415で、移動通信端末機300は、移動通信端末機300がハンドオフするNAR370がソースノードとしての移動通信端末機300によって現在提供されているマルチキャストサービスを提供することができるか否かを検査する。ここで、NAR370がソースノードとしての移動通信端末機300によって提供されているマルチキャストサービスを提供することができるか否かは、代理ルータ広告メッセージのMフィールドを介して確認することができる。上記検査の結果、NAR370がソースノードとしての移動通信端末機300によって提供されているマルチキャストサービスを提供することができない場合に、移動通信端末機300は、ステップ413に進行する。
ステップ415の検査の結果、NAR370が、ソースノードとしての移動通信端末機300によって提供されているマルチキャストサービスを提供することができる場合に、移動通信端末機300は、ステップ417に進行する。ステップ417で、移動通信端末機300は、高速バインディングアップデートメッセージに移動通信端末機300で提供するマルチキャストサービス情報を含ませてNAR370へ送信し、ステップ419に進行する。ステップ419で、PAR340は、NAR370からハンドオフ応答メッセージを受信すると、上記ハンドオフ応答メッセージに含まれている移動通信端末機300のNCOAを移動通信端末機300からマルチキャストサービスを受信している受信器へ送信して、移動通信端末機300がPAR340からNAR370にハンドオフすることを通知する。移動通信端末機300のハンドオフの通知は、図3で説明したように、移動通信端末機300が現在PAR340との接続が解除されたか否かに基づいて、2種類の方式のうちのいずれか1つの方式にて遂行され、これは、図3で説明したものと同一であるので、ここでは、その詳細な説明を省略する。
図4では、図3に示した移動通信端末機300の動作について説明した。次いで、図5を参照して、本発明の第2実施形態による、すなわち、リアクティブ高速ハンドオフ方式を使用する移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する動作について説明する。
図5は、本発明の第2実施形態に従う移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供するステップを示す信号フローチャートである。
図5を説明するに先立って、本発明の第2実施形態による移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する過程は、一般的なリアクティブ高速ハンドオフ方式を使用する高速ハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する過程と、高速バインディングアップデートメッセージを高速隣接広告メッセージにカプセル化して送信する時点で、移動ヘッダーのマルチキャストサービスオプションを介して上記マルチキャスト情報を送信する動作のみが相異しているだけで、残りの動作は、すべて同一である。
図5を参照すると、まず、マルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機500は、サービングアクセスルータ、すなわち、PAR540へ高速のハンドオフのための情報を要求するメッセージである代理ルータ要求メッセージを送信する(ステップ511)。PAR540は、移動通信端末機500から上記代理ルータ要求メッセージを受信すると、移動通信端末機500がハンドオフするNAR570に関する情報、すなわち、NAR570がマルチキャストサービスを提供することができるか否かに関する情報を含む代理ルータ広告メッセージを移動通信端末機500へ送信する(ステップ513)。ここで、上記代理ルータ広告メッセージは、表1で説明したように、本発明で新たに提案するMフィールドを使用して、NAR570がマルチキャストサービスを提供することができるか否かを示す。
PAR540から代理ルータ広告メッセージを受信した移動通信端末機500は、PAR540との接続を解除する。また、移動通信端末機500は、PAR540から高速バインディング応答メッセージを受信することができない場合に、すなわち、移動通信端末機500が高速バインディングアップデートメッセージをPAR540へ送信しないことによって、PAR540から高速バインディング応答メッセージを受信することができないか、あるいは、移動通信端末機500が高速バインディングアップデートメッセージをPAR540へ送信したが、PAR540から高速バインディング応答メッセージを受信する前に、PAR540との接続を解除して高速バインディング応答メッセージを受信することができない場合に、移動通信端末機500は、NAR570に高速バインディングアップデートメッセージをカプセル化した高速隣接広告メッセージを送信する(ステップ515)。上記高速バインディングアップデートメッセージについては、表2を参照してすでに説明した。従って、その具体的な説明は、省略するものとする。
上記高速バインディングアップデートメッセージをカプセル化した高速隣接広告メッセージを送信する理由は、移動通信端末機500が新たに生成したNCOAをNAR570で使用することができるか否かを確認するためである。移動通信端末機500が新たに生成したNCOAをNAR570ですでに割り当てて使用中であれば、NAR570は、上記高速バインディングアップデートメッセージのパケットデータを削除した後に、移動通信端末機500が使用するNCOAを隣接広告応答(Neighbor Advertisement acknowledge;NAACK)オプションを設定して、ルータ広告(Router Advertisement;RA)を通して送信しなければならない。
NAR570は、移動通信端末機500から高速隣接広告メッセージを受信すると、移動通信端末機500からマルチキャストサービスを受信している受信器へ、移動通信端末機500がPAR540からNAR570にハンドオフしたことを通知する。この場合に、移動通信端末機500のPCOAを送信アドレスとして設定し、マルチキャストサービスIPアドレスを受信アドレスとして設定し、NCOAをデータとして設定して、パケットデータ、すなわち、移動通信端末機500のNCOAに関するパケットデータを送信する。送信器としてのNAR570及び受信器としてのPAR540を使用して、上記パケットデータをカプセル化してPAR540へ送信する。PAR540は、上記パケットデータ、すなわち、移動通信端末機500のNCOAに関するパケットデータのカプセル解除を行って、最終の受信器である移動通信端末機500からマルチキャストサービスを受信する受信器へ送信する(ステップ517)。NAR570が移動通信端末機500からマルチキャストサービスを受信している受信器へ、移動通信端末機500がPAR540からNAR570にハンドオフしたことを通知した後に、移動通信端末機500がマルチキャストサービスデータを送信すると、上記受信器が新たに生成したツリーを介して、上記マルチキャストサービスデータが上記受信器へ伝達される。
NAR570は、上記受信器へ移動通信端末機500のハンドオフを通知した後に、PAR540へ高速バインディングアップデートメッセージを送信する(ステップ519)。ここで、上記高速バインディングアップデートメッセージは、上述したように、移動通信端末機500がNAR570に接続されているので、データをNAR570へ送信すべきことを通知するメッセージであって、移動通信端末機500のPCOA及びNCOAをバインディングする権限をPAR540に与えて、移動通信端末機500が移動した領域、すなわち、NAR570にデータをトンネリングすることができる。
NAR570から高速バインディングアップデートメッセージを受信したPAR540は、上記高速バインディングアップデートメッセージに対する応答メッセージとして高速バインディング応答メッセージをNAR570へ送信する(ステップ521)。PAR540は、移動通信端末機500によって受信された一般データをNAR570へ送信する(ステップ523)。NAR570は、PAR540から受信した一般データを移動通信端末機500へ送信する(ステップ525)。ステップ523及びステップ525の場合において、移動通信端末機500は、上記マルチキャストサービスを提供するソースノードではない一般的な受信器として動作する。
図5では、本発明の第2実施形態による移動IP通信システムにおいて、マルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する動作について説明した。次いで、図6を参照して、図5に示した移動通信端末機500の動作について説明する。
図6は、図5に示した移動通信端末機500の動作過程を示すフローチャートである。
図6を参照すると、まず、ステップ611で、移動通信端末機500は、移動通信端末機500自身がマルチキャストサービスを提供しているか否かを検査する。上記検査の結果、移動通信端末機500自身がマルチキャストサービスを提供していない場合に、移動通信端末機500は、ステップ613に進行する。ステップ613で、移動通信端末機500は、移動通信端末機500自身がマルチキャストサービスを提供していないので、一般的な高速ハンドオフ動作を遂行した後に終了する。
ステップ611の検査の結果、移動通信端末機500自身がマルチキャストサービスを提供している場合に、移動通信端末機500は、ステップ615に進行する。ステップ615で、移動通信端末機500は、移動通信端末機500がハンドオフするNAR570がソースノードとしての移動通信端末機500によって現在提供されているマルチキャストサービスを提供することができるか否かを検査する。ここで、NAR570がソースノードとしての移動通信端末機500によって提供されているマルチキャストサービスを提供することができるか否かは、代理ルータ広告メッセージのMフィールドを介して確認することができる。上記検査の結果、NAR570がソースノードとしての移動通信端末機500によって提供されているマルチキャストサービスを提供することができない場合に、移動通信端末機500は、ステップ613に進行する。
ステップ615の検査の結果、NAR570が、ソースノードとしての移動通信端末機500によって提供されているマルチキャストサービスを提供することができる場合に、移動通信端末機500は、ステップ617に進行する。ステップ617で、移動通信端末機500は、NAR570に高速バインディングアップデートメッセージをカプセル化した高速隣接広告メッセージを送信することによって、移動通信端末機500で提供するマルチキャストサービス情報を通知した後、ステップ619に進行する。ステップ619で、NAR570は、高速隣接広告メッセージ内の高速バインディングアップデートメッセージに含まれている移動通信端末機500のNCOAを移動通信端末機500からマルチキャストサービスを受信している受信器へ送信して、移動通信端末機500がPAR540からNAR570にハンドオフすることを通知する。
以上、本発明の詳細について具体的な実施の形態に基づき説明してきたが、本発明の範囲を逸脱しない限り、各種の変形が可能なのは明らかである。従って、本発明の範囲は、上記実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載及び該記載と同等なものにより定められるべきである。
従来の移動IP通信システムにおけるマルチキャストサービスを提供する移動通信端末機がハンドオフする場合の動作を概略的に示す図である。 本発明の第1実施形態及び第2実施形態による移動IP通信システムにおけるマルチキャストサービスを提供する移動通信端末機がハンドオフする場合の動作を概略的に示す図である。 本発明の第1実施形態による移動IP通信システムにおけるマルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する過程を示す信号フローチャートである。 図3に示した移動通信端末機300の動作過程を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態による移動IP通信システムにおけるマルチキャストサービスを提供する移動通信端末機のハンドオフに従うマルチキャストサービスを提供する過程を示す信号フローチャートである。 図5に示した移動通信端末機500の動作過程を示すフローチャートである。
符号の説明
100 移動通信端末機
110 アクセスルータ(Access Router;AR)(AR#1)
120 アクセスルータ(AR#2)
150 受信器(R#1)
160 受信器(R#2)
170 受信器(R#3)
200 移動通信端末機
210 アクセスルータ(AR#1)
230 アクセスルータ(AR#2)
270 アクセスルータ(AR#3)
280 アクセスルータ(AR#4)
290 移動通信端末機
300 移動通信端末機
340 PAR
370 NAR
500 移動通信端末機
540 PAR
570 NAR

Claims (30)

  1. 複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、前記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフする場合に、前記マルチキャストサービスを提供する方法であって、
    前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、
    前記第1のアクセスルータが前記高速のハンドオフ情報要求に応じて、前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かを前記移動通信端末機へ通知するステップと、
    前記移動通信端末機が前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後に、前記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを通知するステップと、
    前記第1のアクセスルータが、次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならない通知を受けると、前記第2のアクセスルータへ前記移動通信端末機のハンドオフ開始を通知するステップと、
    前記第2のアクセスルータが前記ハンドオフ開始の通知を受けた後、前記ハンドオフ開始の通知に対する応答を前記第1のアクセスルータへ通知するステップと、
    前記第1のアクセスルータが前記ハンドオフ開始に対する応答の通知を受けると、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフしたことを前記受信器へ通知して、前記受信器が前記マルチキャストサービスの提供を受けるための新たなツリーを構成するように制御するステップと
    を具備することを特徴とする移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  2. 前記第1のアクセスルータが、前記移動通信端末機がハンドオフしたことを前記受信器へ通知すると、前記移動通信端末機が、前記受信器へ前記マルチキャストサービスデータを送信して、前記受信器が前記再構成したツリーを介して、前記マルチキャストサービスデータを受信するように制御するステップをさらに具備することを特徴とする請求項1記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  3. 前記第1のアクセスルータが、前記移動通信端末機がハンドオフしたことを前記受信器へ通知した後に、前記移動通信端末機及び前記第2のアクセスルータに前記マルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信することを通知するステップと、
    前記第1のアクセスルータが、前記第2のアクセスルータが前記マルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータへ送信することを通知した後に、前記移動通信端末機によりターゲットとして受信される前記送信マルチキャストサービスデータ以外の受信マルチキャストを含む一般データを前記第2のアクセスルータへ送信するステップと、
    前記移動通信端末機が、前記第2のアクセスルータが前記マルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータへ送信する旨の通知を受けた後に、前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータへの接続を完了したことを通知するステップと、
    前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機から前記第2のアクセスルータへの接続完了の通知を受けると、前記第1のアクセスルータから受信した前記送信マルチキャストサービスデータ以外の受信マルチキャストを含む一般データを前記移動通信端末機へ送信するステップと
    をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  4. 前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータへ、次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを通知するステップは、
    前記移動通信端末機が、前記マルチキャストサービスを提供するソースノードであることを示す情報と前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報と一緒に、次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが前記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを通知することを特徴とする請求項1記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  5. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを具備することを特徴とする請求項4記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  6. 前記第1のアクセスルータが前記第2のアクセスルータへ前記移動通信端末機のハンドオフの開始を通知するステップは、
    前記移動通信端末機が前記マルチキャストサービスを提供するソースノードであることを示す情報と前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報と一緒に、前記第2のアクセスルータへ前記移動通信端末機のハンドオフの開始を通知することを特徴とする請求項1記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  7. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを具備することを特徴とする請求項6記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  8. 前記第2のアクセスルータが前記ハンドオフ開始の通知に対する応答を前記第1のアクセスルータへ通知するステップは、
    前記第1のアクセスルータのハンドオフの開始を通知する時に含まれたマルチキャストサービス情報に該当するマルチキャストサービスの提供が可能であるか否かを示す情報と一緒に、前記第1のアクセスルータへ前記ハンドオフ開始の通知に対する応答を通知することを特徴とする請求項6記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  9. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを具備することを特徴とする請求項8記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  10. 前記第1のアクセスルータが、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフしたことを前記受信器へ通知するステップは、
    前記第1のアクセスルータ自身のIPアドレスを宛先IPアドレスとして設定し、前記マルチキャストサービスIPアドレスを前記移動通信端末機の新規の気付アドレスとして設定して、前記受信器へ前記移動通信端末機のハンドオフを通知することを特徴とする請求項9記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  11. 前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機のハンドオフ開始の通知を受けた後に、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータとの接続を解除することを検出するステップと、
    前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機の前記第1のアクセスルータとの接続解除を検出した後に、前記移動通信端末機の既存の気付アドレスを送信IPアドレスとして設定し、前記マルチキャストサービスIPアドレスを目的地IPアドレスとして設定した後に、前記移動通信端末機の新規の気付アドレスをデータとして設定したパケットデータを生成し、前記パケットデータの送信器としての前記第2のアクセスルータで前記パケットデータをカプセル化し、前記パケットデータの受信器としての前記第1のアクセスルータで前記パケットデータをカプセル化して、前記第1のアクセスルータへ送信するステップと、
    前記第1のアクセスルータが、前記第2のアクセスルータからパケットデータを受信し、前記受信されたパケットデータのカプセル解除を行って、前記移動通信端末機の新規の気付アドレスを前記受信器へ送信して、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフしたことを通知するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項7記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  12. 前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータへの接続を完了したことを通知するステップは、前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報と一緒に、前記第2のアクセスルータへの接続を完了したことを通知することを特徴とする請求項3記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  13. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを具備することを特徴とする請求項12記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  14. 複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、前記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから前記第2のアクセスルータへハンドオフする場合に、前記マルチキャストサービスを提供する方法であって、
    前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータへハンドオフしなければならないことを認知すると、前記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、
    前記高速のハンドオフ情報を要求した後に、前記第1のアクセスルータから前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けるステップと、
    前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後に、前記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを通知するステップと、
    前記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを通知した後に、前記第2のアクセスルータが前記第1のアクセスルータへ前記第2のアクセスルータが送信することを通知するステップと、
    前記第2のアクセスルータが前記第1のアクセスルータへ、前記第2のアクセスルータが送信することを通知した後に、前記第1のアクセスルータが前記受信器へ前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを通知すると、前記移動通信端末機が前記受信器へ前記マルチキャストサービスデータを送信して、前記受信器が再構成した新たなマルチキャストツリーを介して前記マルチキャストサービスデータを前記受信器が受信するように制御するステップと
    を具備することを特徴とする移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  15. 前記第2のアクセスルータが前記第1のアクセスルータへ次に発生するマルチキャストサービスデータを送信しなければならないことを通知した後に、前記第1のアクセスルータから前記マルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信する通知を受けるステップと、
    前記マルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信する通知を受けた後に、前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知するステップと、
    前記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知した後に、前記第2のアクセスルータから前記送信マルチキャストサービスデータ以外の受信マルチキャストデータと、ユニキャストデータまたはエニーキャストデータを含む一般受信データを受信するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項14記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  16. 前記第1のアクセスルータへ、次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを通知するステップは、
    前記移動通信端末機が前記マルチキャストサービスを提供するソースノードであることを示す情報と、前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報と一緒に、前記第2のアクセスルータが前記第1のアクセスルータへ次に発生するマルチキャストサービスデータを送信しなければならないことを通知することを特徴とする請求項15記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  17. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを具備することを特徴とする請求項15記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  18. 前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知するステップは、前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報と一緒に、前記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知することを特徴とする請求項15記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  19. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを具備することを特徴とする請求項18記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  20. 複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、前記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフする場合に、前記マルチキャストサービスを提供する方法であって、
    前記移動通信端末機が、前記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、
    前記第1のアクセスルータが、前記高速のハンドオフ情報要求に応じて、前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かを前記移動通信端末機へ通知するステップと、
    前記移動通信端末機が、前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後に、前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータとの接続を設定するステップと、
    前記移動通信端末機が、前記第2のアクセスルータとの接続を設定した後に、前記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを示す情報と一緒に、前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知するステップと、
    前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機の前記第2のアクセスルータへの接続が完了した通知を受けた後に、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを前記受信器に通知して、前記受信器が前記マルチキャストサービスの提供を受信するためのツリーを再構成するように制御するステップと、
    を具備することを特徴とする移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  21. 前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを前記受信器に通知すると、前記移動通信端末機が、前記受信器に前記マルチキャストサービスデータを送信して、前記受信器が前記再構成したツリーを介して前記マルチキャストサービスデータを受信するように制御するステップをさらに具備することを特徴とする請求項20記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  22. 前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを前記受信器に通知した後に、前記第1のアクセスルータへ次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを通知するステップと、
    前記第1のアクセスルータが、次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータへ送信しなければならない通知を受けた後に、前記第2のアクセスルータに前記マルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを通知するステップと、
    前記第1のアクセスルータが、前記マルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを通知した後に、前記移動通信端末機によりターゲットとして受信される前記送信マルチキャストサービスデータ以外の受信マルチキャストを含む一般データを前記第2のアクセスルータへ伝達するステップと、
    前記第2のアクセスルータが、前記第1のアクセスルータから受信した一般データを前記移動通信端末機へ伝達するステップとをさらに具備することを特徴とする請求項21記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  23. 前記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを示す情報は、前記移動通信端末機が前記マルチキャストサービスを提供するソースノードであることを示す情報と、前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報とを含むことを特徴とする請求項21記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  24. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを含むことを特徴とする請求項23記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  25. 前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを前記受信器に通知するステップは、
    前記移動通信端末機の既存の気付アドレスを送信アドレスとして設定し、前記マルチキャストサービスIPアドレスを目的地IPアドレスとして設定し、前記移動通信端末機の新規の気付アドレスをデータとして設定して、パケットデータを生成し、前記パケットデータの送信器としての前記第2のアクセスルータで前記パケットデータをカプセル化し、前記パケットデータの受信器としての前記第1のアクセスルータで前記パケットデータをカプセル化して、前記第1のアクセスルータへ送信するステップと、
    前記第1のアクセスルータが、前記第2のアクセスルータからパケットデータを受信し、前記受信されたパケットデータをカプセル解除して、前記移動通信端末機の新規の気付アドレスを前記受信器へ送信して、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを通知するステップとを具備することを特徴とする請求項24記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  26. 前記第2のアクセスルータが前記第1のアクセスルータへ、次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを通知するステップは、
    前記移動通信端末機が前記マルチキャストサービスを提供するソースノードであることを示す情報と、前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報と一緒に、次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを前記第1のアクセスルータへ通知することを特徴とする請求項22記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  27. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを含むことを特徴とする請求項26記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  28. 複数の受信器にマルチキャストサービスを提供するソースノードである移動通信端末機が現在通信を遂行している第1のアクセスルータと、前記第1のアクセスルータと相異な第2のアクセスルータとを含む移動インターネットプロトコル(移動IP)通信システムにおいて、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフする場合に、前記マルチキャストサービスを提供する方法であって、
    前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしなければならないことを認知すると、前記第1のアクセスルータに高速のハンドオフのための情報を要求するステップと、
    前記高速のハンドオフ情報を要求した後に、前記第1のアクセスルータから前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受信するステップと、
    前記第2のアクセスルータの前記マルチキャストサービスの提供が可能であるか否かの通知を受けた後、前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータとの接続を設定した後に、前記第2のアクセスルータが次に発生するマルチキャストサービスデータを前記第1のアクセスルータへ送信しなければならないことを示す情報と一緒に、前記第1のアクセスルータとの接続を解除し、前記第2のアクセスルータへの接続を完了したことを通知するステップと、
    前記移動通信端末機が前記第2のアクセスルータへの接続が完了したことを通知した後、前記第2のアクセスルータが、前記移動通信端末機が前記第1のアクセスルータから第2のアクセスルータにハンドオフしたことを前記受信器に通知すると、前記移動通信端末機が前記受信器へ前記マルチキャストサービスデータを送信して、前記受信器が再構成した新たなマルチキャストツリーを介して前記マルチキャストサービスデータを前記受信器が受信するように制御するステップと
    を具備することを特徴とする移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  29. 前記第1のアクセスルータに、今後に発生するマルチキャストサービスデータを前記第2のアクセスルータが送信しなければならないことを示す情報は、前記移動通信端末機が前記マルチキャストサービスを提供するソースノードであることを示す情報と、前記マルチキャストサービスに関するマルチキャストサービス情報を含むことを特徴とする請求項28記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
  30. 前記マルチキャストサービス情報は、前記マルチキャストサービスのマルチキャストサービスIPアドレスを含むことを特徴とする請求項29記載の移動IP通信システムにおけるソースノードのハンドオフに従うマルチキャストサービス提供方法。
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