JP4177357B2 - 首から吊るすようにしたリコーダーの携帯具 - Google Patents

首から吊るすようにしたリコーダーの携帯具 Download PDF

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Description

本発明は、リコーダーを首からつるして保持する携帯具に関するものである。
リコーダーは学童が音楽を学ぶ時の教材として広く使用されている。教室で使用し、音楽会のステージの上で演奏し、運動会等で集団で使用することもある。
リコーダーは管体を主体として一方の端に歌口を形成して、他の端は筒のまま開口している。歌口側が太く、開口側が細くなっている。そして、図6に示すように3つの管体に分かれており、歌口が開設している部分を頭部管A、音孔が開設している部分を中部管B、小指の音孔が開設している部分を足部管Cと呼んでいる。それぞれの管は受入部、差込部によって接続して、リコーダーの管体を形成する。 頭部管の受入部は一般に膨らみDを形成して接続部分を頑強にして形状にアクセントをつけている。この膨らみDは、中部管との接続端面に近い部分に装飾用の小さな凸状帯Eを形成し、続いて小さな溝Fを、そして続いて膨らみDを持つように構成している。

また図7に示すように受入部に膨らみを形成しない単純な形状の頭部管A'もあり、これに中部管B'を接続した時の外観は歌口側が太く、管端側が細くなるような単純なテーパーを形成する。学童が使用しているリコーダーにはこのように頭部管に膨らみDが形成されているものと形成されていないものがあり、好みに合わせて使用している。
この楽器を例えば教室で実際に教材として使用する時には、机の上に置いて先生の指示にしたがって手に持って演奏する。その場合に、机の上に置いたり、手に持ったりを繰り返すことになる。音楽会のステージの上では、或は運動会では指揮者の指揮棒の動きに合わせて(指示にしたがって)、楽器の吹き口をくわえて(手に持って)演奏したり、口から離したりする。
このような時に、図8、図9に示すような簡単な携帯具Gにより楽器を首からつるして楽器を携帯できるなら、教室での音楽の勉強に、音楽会のステージに、そして運動会での演奏に大変便利である。
また、このような首から吊るすようにした携帯具であっても、首から吊るしたままリコーダーを吹く時は携帯具から離し、リコーダーを吹かない時は携帯具に装着できたら学童にとって前述のように便利である。
この携帯具Gは図9で示したように、吊り紐Hで首から吊るし、吊り紐Hの一方の端を携帯具Gのリングの円周の一部に固定し、当該吊り紐Hの他の一方を当該円周に固定した相対する位置に固定したリング状のリコーダー携帯具として知られている(例えば、特許文献1参照)。なお、出願人は本明細書に記載した先行技術文献情報で特定される先行技術文献以外には、本発明に密接に関連する先行技術文献を出願時までに見付け出すことは出来なかった。
米国特許第6616024号明細書
前記米国特許第6616024号明細書に記載され、且つ図面にFIG4、FIG5、FIG6に記載されているリコーダーを首から吊るす携帯具は、リング形状の円の中に、接続部分に膨らみがついていない単純なテーパーに形成されている頭部管A'を差し込み、テーパーに形成している頭部管の外周がリングの内周に係合、固定して、当該頭部管に中部管を接続して、リコーダーを首から吊るすようにして携帯する。
しかし、図6のような接続する際の受入部が膨らんでいる頭部管Aに、このリング状の携帯具Gを係合しようとしても当該膨らみDのために、単に係合することは出来るものの固定することは出来ないために、リコーダーを首から吊るしたまま演奏したり、携帯したりすると演奏の際には携帯具Gが指操作している指の上に落ちてしまい、指操作の邪魔になってしまう。
あるいは携帯具を首から吊るしたままリコーダーを当該携帯具から自由に着脱することは不可能である。
上記の欠点を解決するために、実施例の図面の符号を用いて本発明の概要を説明する。
請求項1に記載した発明は、リング形状のリコーダー携帯具1外周の所定の箇所に突出するように、吊り紐6を固定する為の吊り紐固定部2を形成し、且当該突出する吊り紐固定部2と相対する箇所に同様の突出する吊り紐固定部2を形成して、それぞれの吊り紐固定部2に吊り紐6の端部を固定したリコーダー携帯具1において、リコーダー携帯具1のリング状の内周に上方が大きく下方が小さな円になるようなテーパー状内周面3を形成し、当該内周面3の底部に内周に沿って、内周側に突出する段部4を形成し、当該リング形状の外周に形成した吊り紐固定部2が位置する内周面3の一部にそれぞれ爪5を形成したことを特徴とする、頭部管の膨らみDを形成した受入部を有するリコーダーを首から吊って係合し、固定できるリコーダー携帯具を提供するものである。
以上説明したように、本発明のリコーダー携帯具は既製の受入部Dが膨らんでいる頭部管Aに接続しているリコーダーであっても、請求項1に示した如く、当該携帯具1のテーパー状内周面3の底部に段4を形成し、内周面3に爪5を形成しているので、当該爪5と受入部の膨らみDの部分に形成している凸状帯Eとが簡単に係合固定したままリコーダーの演奏ができる。
従って、本発明のリコーダー携帯具を使用して、リコーダーの演奏をする時は演奏中に指揮者に合わせて、音を出したり、音を止めたりしても首から吊るしたまま簡単に携帯できるので、音楽室で、ステージの上で、運動場でリコーダーの演奏をする時には大変有益である。さらに携帯具を首から吊るしたまま携帯具からリコーダーを脱着できるので、同様に有益である。
本発明の実施例を図面をもとに説明をする。
図1、図2、図3、図4、図5は本発明の実施例にかかるリコーダーを首から吊るす携帯具である。
図1は斜視図、図2は図1におけるK−Kの断面図である。図3は図1におけるL−Lの断面図、図4は既存の受入部に膨らみDを形成している頭部管Aを接続したリコーダーに本発明のリコーダー携帯具1を係合、固定したことを説明した当該携帯具1の断面図、図5は本発明のリコーダー携帯具の使用状態を説明した図である。
1は図1、図2、図3で分かるように本発明の携帯具を示したものであり、総じてリング形状になっている。2は当該携帯具1のリング外周の所定のところに吊り紐を固定するための吊り紐固定部、3は携帯具1のリング状の内周に形成する上方が大きく下方が小さな円になるようなテーパー状の内周面、4は携帯具の内周面3の底部に内周に沿って形成した段、5は吊り紐固定部2が位置する内周面3の一部にそれぞれ形成した爪、6は首から吊るす吊り紐である。
本発明の実施例のリコーダー携帯具1は前述した如く、図1の斜視図、図2、図3の断面図にあるように、総じてリング形状になっており、図1、図2に説明するように携帯具1の外周には所定の箇所に吊り紐を固定するための吊り紐固定部2を相対する箇所に一対形成する。この吊り紐固定部2、2はリング形状の本体の高さhと同等でも良いが、本体の高さhよりも高くすることによって、吊り紐を固定した時に固定した結び目を当該固定部6の中に納めることができ、見た目にスマートである。
そして図1、図2、図3にあるように本発明の実施例にかかる携帯具1のリング内周面3の底部に内周に沿って段4を形成し、更にそれぞれの当該図より分かるように当該リングの外周に形成した吊り紐固定部2が位置するテーパー状の内周面3の一部にそれぞれ爪5を一対形成する。図4は本発明のリコーダー携帯具1を既製の受入部に膨らみDを形成している頭部管Aに係合した時の状態を説明したものである。当該携帯具1のテーパー状の内周面3に沿って、頭部管Aの凸状帯Eが挿入し、当該凸状帯Eが段4に突き当たり、その時に、携帯具1の内周面3に突出して形成されている爪5は溝Fに係合し固定される。このようにして当該リコーダー携帯具1はリコーダーの頭部管Aに固定される。またこの頭部管Aに係合固定する爪5は携帯具1の外周に突出して形成されている吊り紐固定部2が位置するリング内周面3に突出するように形成されているので、当該吊り紐固定部2を手に当てて少々の力を加えるだけで、係合固定されている凸状帯Eを簡単に外すことが出来る。
図5は学童が音楽室で、ステージの上で、運動場で本発明のリコーダー携帯具1を使用して、リコーダーを携帯している状態を説明した者である。頭部管Aに固定されたリコーダー携帯具1は当該頭部管Aに中部管B、足部管Cを接続してリコーダーの演奏をした時に、指揮者の指示に合わせて、音を出さない時に簡単に携帯することができる。
本発明はリコーダー以外の木管楽器の外形に膨らみを形成すれば、適用することができる。
本発明の実施例にかかるリコーダー携帯具 図1におけるK−Kの断面図 図1におけるL−Lの断面図 既製の膨らんでいる受入部の頭部管に係合固定したことを説明した本発明の断面図 本発明の実施例にかかる携帯具の使用状態を説明した正面図 既製の受入部が膨らんでいる頭部管が接続しているリコーダーの正面図 既製の受入部が膨らんでいない頭部管が接続しているリコーダーの正面図 従来のリコーダー携帯具の使用状態を説明した正面図 従来のリコーダー携帯具の斜視図
符号の説明
1 本発明の実施例にかかるリコーダー携帯具
2 吊り紐固定部
3 本発明の実施例にかかる携帯具の内周面
4 段
5 爪
6 吊り紐
h 本発明のリコーダー携帯具の本体の高さ
A 頭部管
A' 頭部管
B 中部管
B' 中部管
C 足部管
D 膨らみ
E 凸状帯
F 溝

Claims (1)

  1. リング形状のリコーダー携帯具の外周の所定の箇所に当該リング形状より外側に突出する吊り紐固定部を形成し、且当該突出する吊り紐固定部と相対する箇所に同様の突出する吊り紐固定部を形成して、それぞれの吊り紐固定部に吊り紐の端部を固定したリコーダー携帯具において、
    リコーダー携帯具のリング形状の内周に上方に大きく下方に小さな円になるようなテーパー状内周面を形成し、当該内周面の底部に内周に沿って、内周側に突出する段部を形成し、当該リング形状の外周に形成した吊り紐固定部が位置する内周面の一部にそれぞれ爪5を形成したリコーダー携帯具。
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