JP4176867B2 - カプセル充填方法および装置 - Google Patents

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    • A61J3/00Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms
    • A61J3/07Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms into the form of capsules or similar small containers for oral use
    • A61J3/071Devices or methods specially adapted for bringing pharmaceutical products into particular physical or administering forms into the form of capsules or similar small containers for oral use into the form of telescopically engaged two-piece capsules
    • A61J3/074Filling capsules; Related operations

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カプセルに製品、特に、医薬製品を充填する方法および装置に関する。より詳細には、本発明は、空のカプセルを供給し、向きを合わせ、開いて、このカプセルに少なくとも1 つの医薬製品を充填し、カプセルを閉じて、排出する方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近時の薬事に関する方法は、特に、カプセルで供給されるとき、医薬製品または混合物、つまり各投薬での活性化薬剤に加えられる補形薬を低減または除去する傾向がある。その結果、製品は、非常に微量であっても正確に計量しなければならず、空のカプセルの重量の違いのために、カプセルに計量、充填される製品の量に誤差が生じる危険が高くなる。更に、実際の薬の管理における重大な過誤を防止するために、各薬のタイプをカプセルに確実に計量、充填することが必須要件となる。最後に、コストを低減すると共に無駄になる製品の量を低減するために、事前に空のカプセルが損傷を受けていないこと、つまり、凹みや裂け目がないことを検査することがよい。
【0003】
既述したタイプの種々の自動カプセル充填装置が公知となっている。特に、米国特許第4615165号には、第1の機械により充填装置に、下シェルと取り外すことのできる上シェルとから成る複数の閉じたカプセルが供給する第1のステップを含む方法が開示されている。
【0004】
上記方法は、また、カプセルがまず上シェルを上側にして鉛直方向に配向し、次いで、装置全体にわたって移送するコンベアの座に配置された下シェルから上シェルを取外し、上シェルを他のコンベアに移送する第2のステップを含んでいる。
【0005】
上記方法は、更に、医薬製品により下シェルを充填する第3のステップと、各カプセルの上シェルを対応の下シェルの上に配置して実質的にこれと係合させてカプセルを閉じ、次いで、包装機械に排出する第4のステップを含む。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記の公知となっている方法には幾つかの欠点がある。より詳細には、供給と取外しのステップが順次に同じ機械で実施されるので、閉じているカプセルの検査、例えば、空のカプセルの状態や重量の検査が、上記機械上または機械の下流で実施することができない。と言うのは、この機械へはカプセルは既に分離された状態で供給されるからである。
【0007】
本発明は、既述した欠点を取り除いた、閉じた空のカプセルの種々の検査を行う、信頼性の高いカプセルの充填方法および装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、カプセルに製品、特に医薬製品を充填する方法において、前記カプセルの各々は下シェルと取外可能な上シェルから形成されており、前記方法は、配向ステーションにおいて、上シェルが上側となるようにカプセルが鉛直方向に向けられる第1のステップと、下シェルから上シェルを取り外すための取外ステーションへカプセルを逐次供給する第2のステップと、充填ステーションに下シェルを逐次供給し、所定量の少なくとも1つの製品を充填する第3のステップと第1と第2のステップの間に、空のカプセルを検査するための検査ステーションにおいて閉じているカプセルを検査する付加ステップを含み、前記付加ステップが、前記所定方向に向けられたカプセルを円筒状の本体の所定角度間隔で配置された複数の第1の座に供給する操作を含み、前記付加ステップが、更に、接点において前記円筒状の本体に接続している前記検査ステーションのディスクへ前記カプセルを前記複数の第1の座から逐次供給する操作と、検査された前記カプセルを前記円筒状の本体の前記所定角度間隔で配置されたの第2の座へ逐次戻す操作とを含み、前記第2の座は前記所定角度間隔で配置されており、かつ、前記第1の座と共に前記角度間隔よりも小さな角度間隔でオフセットされた座から成る複数の対を形成することを特徴とするカプセカプセル充填方法が提供される。
【0009】
本発明によれば、カプセルに製品、特に医薬製品を充填する装置において、前記カプセルの各々は下シェルと着脱自在の上シェルから形成されており、前記装置は、上シェルが上側となるようにカプセルを鉛直方向に向けるための配向装置を具備し、そのように向けられたカプセルは上シェルを取り外すための取外装置へ逐次供給され、前記装置が、前記カプセルの不存在を検査するための少なくとも1つの装置と、未だ閉じた状態の前記カプセルを前記配向装置から前記検査装置を通過させて前記取外装置へ移送する移送手段であって、前記カプセルを前記検査装置を通過させて移送する第1のコンベアを具備する移送手段と、前記配向装置により向きを合わせたカプセルを受承して前記第1のコンベアへ移送し、かつ、前記検査されたカプセルを前記第1のコンベアから受承して前記取外装置へ供給する分配装置であって、所定の回転軸線周りに回転自在の円筒状の本体によって形成される分配装置とを具備し、前記第1のコンベアが、前記円筒状の本体と同期して回転し接点において該円筒状の本体に接続するディスクによって形成され、前記円筒状の本体には所定の角度間隔で設けられ前記配向装置によって配向された前記カプセルを受承し前記ディスクへ移送するための複数の第1の座と、前記ディスクからチェック済みのカプセルを受承し前記取外装置へ供給するための複数の第2の座とを有しており、前記第1の座は、前記第2の座と共に前記角度間隔内でより小さな角度間隔でオフセットされた座から成る複数の対を形成していることを特徴とする装置が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1において、本発明の方法を実施し、カプセルに医薬製品を充填する装置全体を参照番号1で示す。装置1は、複数のカプセル3を供給する第1の機械2(図3)を部位している。カプセル3は、取外し可能な上シェル4と下シェル5とにより形成される。詳細に後述するように、機械2(図1)は、また、上シェル4を対応する下シェル5に対して上方になるように、カプセル3の方向をそろえ、かつ、また、上シェル4を下シェル5から取り外すことによりカプセル3を開く。
【0011】
装置1は、搬送手段としての無端状のベルト6を有するコンベアを具備している。ベルト6は、一連のプーリーにより案内され、図1において二重線で示される装置1内の所定の無端状の経路に沿って下シェル5を移送する。装置1は、また、充填ステーションを具備している。この充填ステーションにおいて、第2の機械7により少なくとも第1の医薬製品が計量されベルト6により移送された下シェル5に供給され、かつ、少なくとも第3の機械8により少なくとも第2の医薬製品が計量され同下シェルに供給される。計量機械7、8の各々は、また、粉体状または粒子状の医薬製品の混合物を計量するようにしてもよい。
【0012】
機械2、7、8の各々は、ベルト6の案内プーリーと統合されており、そのうち機械2のプーリー9を図3、4に示す。ベルト6の案内プーリーを具備する2つの中間伝達装置10が、機械2、7および機械7、8の各間に配設されており、機械2、7、8および中間装置10のプーリーには歯車が備えられており、そのうち機械2の歯車11を図3に示す。歯車11は、固定ベース15上で回転する。全ての歯車は、前記プーリーと同じ直径を有しており、かつ、互いに噛み合って確実にベルト6の案内プーリーを同期、回転させる。
【0013】
装置1は、また、機械2から上シェル4を受承するための機械12を具備している。機械12は、上シェル4をベルト6外の他の無端状の経路に沿って移送するためのコンベアを具備している。2つの経路は、円弧または部分A−Bに沿って重なり合い、かつ、部分A−Bの所定の地点で接し、詳細に後述するように、機械12のコンベアが上シェル4を充填されベルト6により移送された下シェル5に対して一直線上に配置する。
【0014】
装置1は、また、閉鎖ステーションを具備している。閉鎖ステーションでは、機械13により、上シェル4が下シェル5に再び配置されカプセル3が閉じられる。機械13は、閉じられたカプセル3を排出して包装機械に供給するための装置(図示せず)を具備している。最後に、機械8、13の間に第3の中間伝達装置10が配設されており、機械12、13および第3の中間装置10にはベルト6の案内プーリーと、互いに噛み合い、かつ、機械2、8の歯車と噛み合う歯車が備えられており、プーリーを確実に同期、回転させるようになっている。
【0015】
機械2は、所定数の空のカプセル3を受容する容器を具備している。この容器は、該容器と同軸に設けられた円筒面を中心として所定角度を以て互いに離間した複数の鉛直管14(図3)を有しており、かつ、円筒体16により形成された分配装置と一体をなすように設けられている。この分配装置は回転軸を中心として回転し、プーリー9および歯車11と一体に設けられている。分配装置が回転すると、鉛直管14が軸方向に前後に移動して書定数のカプセルを前記容器から吸引し、該カプセルをFで示す所定の角度位置において連続的に機械2へ移送する。
【0016】
円筒体16は、第1の数の座17を有している。座17は、間隔Pを以て離間させて偶数個、例えば16個設けられ、かつ、鉛直管14に対して一直線上に配置され、空のカプセル3を受承する。座17の各々は吸引回路に接続された孔18(図3)を有している。機械2は、また、カプセル3の向きを合わせる配向装置19を具備しており、配向装置は位置Fにおける配向ステーションで作動する。
【0017】
座17の各々のために、装置19は複数のを具備している。は、各管14の部分20および通路21に沿った吸引作用と共に、米国特許第4615165号に記載されているように、上シェル4が上で下シェル5が下になるように、座17に供給すべきカプセル3の方向を合わせる。
【0018】
ベルト6は、該ベルト6の経路に垂直な複数の平行な孔22を具備している。孔22の各々は下シェル5を受容するプッシュ23を有している。機械2(図1をも参照)は、また、経路部分C−Aの点Cと隣接する中間装置10の間に設けられた、下シェル5を上シェル4から取り外すための取外装置24を具備している。
【0019】
装置24は、円筒体16と一体に設けられたディスク25を具備している。ディスク25は、座17の間隔Pと同間隔を以て配設された複数の穴6を有している。ディスク25は、固定された環状の通路27の上方に配設されている。通路27は前記吸引回路に接続された吸引出口28を有している。カプセル3を保持するブッシュ23が穴26を通過する際、出口28を通じての吸引力により下シェル5が上シェル4から取り外される。
【0020】
上シェル4を受承するための機械12のコンベアは、更に円筒状の本体29を具備している。本体29には、上シェル4を受容する複数の座30が設けられている。本体29は、360°回転した後に上シェル4を下シェル5に対して一直線上に位置合わせする。より詳細には、複数の座30の数は、座17の数または倍数に1加えた数であり、座30は奇数(例えば33個)である。
【0021】
座30の間隔は本体16の座17の間隔Pの半分である。本体29の直径は座30に受容されている上シェル4の移送長さが、ベルト6のブッシュ23内の対応の下シェル5の移送距離に等しくなり、本体29が時計回りに回転するので、上シェル4を有する座30が部分A−Bの点Bにおいてブッシュ23に出会うことがない。
【0022】
逆に言えば、本体29は時計回りの方向に連続的に回転しているので、ある上シェル4の座30は、1回転以上した後(図示する例では1回転)に、点Bにおいて対応の下シェル5を受容したベルト6のブッシュ23と出会い、上記の米国特許に記載されているように、機械13が、対応の上シェル4を以て既に充填された下シェル5を閉じる。
【0023】
本発明の重要な特徴によれば、装置1は補助ステーションを具備している。この補助ステーションには、空のカプセルを検査するための機械31が設けられている。機械31は、より詳細に後述する検査装置42と、ディスク32より成るコンベア(図3)とを具備している。ディスク32は、固定ベース部40上で回転し、歯車11と噛み合う歯車33に連結されている。歯車33の歯の数は歯車11の歯の数または倍数に関して1を以て異なっている。ディスク32は、未だ閉じられている状態のカプセル3を受容するための複数の座34を有している。座34の各々は、固定された環状チャンネル36に連通する管路35を有している。環状チャンネル36は、前記吸引装置に接続された吸引出口37を有しており、管路35を通じて吸引力によりカプセル3が座34に保持される。
【0024】
ディスク32は、ベルト6の経路外の無端状の経路に沿ってカプセル3を移送する。前記無端状の経路は、点Cにおいてベルト6の経路に接する。座34の間隔は、本体16の座17の間隔Pの約数に等しくなっている。ディスク32は、座17の数の倍数に関して1異なっている。例えば、図示する例では、本体16は16個の座17を有し、座34の間隔は座17の間隔Pの1/4であり、座34の倍数は4であり、ディスク32は、図5に略示するように、65個の座34を備える直径となっている。図6の変形例では、ディスク32′は、65ではなく33個の座34を備える直径となっている。
【0025】
機械2の円筒状の本体16(図1)は、また、空のカプセル3のための第2の数の座38を有している。座38は、座34の1つの間隔を以て座17に関して時計回りの方向にオフセットされている。こうして本体16は、複数の対の座17、38を備えている。ディスク39(図3)が円筒本体16とプーリー9の間に配設されている。ディスク39は、座17の数ではなく、第2の数の座38に対応する個数の複数の穴41が形成されている。穴41は、下シェル5は通過できるが、上シェル4は通過できないような直径となっている。
【0026】
以下、装置1の作用を説明する。
位置Fにおいて、カプセル3は、既に上シェル4が上方になるように向けられており、本体16の座17に逐次供給され、ディスク39に受容される(図3)。座17の各々が点Cに到達すると、カプセル3は、穴18の吸引力よりも大きな管路35を通じての吸引力により、対面するディスク32の座34内に移送される。空のカプセルは、次いで、座34の円形の経路に沿って時計回りの方向に移送され、検査装置42を通過する。
【0027】
装置42により検査を受けた後、カプセル3は引き続き同じ経路に沿って移送され点Cに帰還する。点Cにおいて、本体16の第2の数の座38に出会い、座34の管路35に沿った吸引力よりも大きな、吸引出口28(図4)、ブッシュ28、穴41を通じての吸引力により、カプセル3は、ディスク34の座34から本体16の座38へ移送される。ディスク32は、従って、接点Cにおいて円筒状の本体16から閉じたカプセル3を受け取り、それを検査装置42(図1)により読み取り、そして、それを同じ接点において本体16に供給する。
【0028】
本体16が回転しているので、検査されたカプセル3がディスク39の穴41内に供給される。上シェル4の直径のために、上シェルは穴41内に落下することがなく、座38内に保持される。そして、座38の経路に沿った実質的に取外点S(図1)において、穴41を通じての吸引力により下シェル5が上シェル4から取り外され、そして、下シェル5が下側のベルト6のブッシュ23内に挿入される。
【0029】
ベルト6は、下シェル5を計量機械7、8を通過させて、点Bまで無端状の経路に沿って移送する。同時に、上シェルは機械12によりピックアップされ、A−Bの部分とカプセル1個分の回転により形成される経路に沿って移送された後、つまり、360°以上の経路に沿って移送された後、点Bにおいて下シェル5に出会って、機械13により閉じられる。
【0030】
装置1は、従って、カプセル3を充填する方法を実施し、この方法は、配向ステーションFにおいて、上シェル4が下シェル5の上側となるようにカプセル3が鉛直方向に向けられる第1のステップと、下シェル5から上シェル4を取り外すための取外ステーションSへカプセル3が逐次供給される第2のステップと、計量装置7、8に下シェル5が逐次供給され、所定量の少なくとも1つの製品が充填される第3のステップと、更に、第1と第2のステップの間に、空のカプセル3を検査するための機械31により閉じているカプセル3を逐次検査する付加ステップとを含む。
【0031】
制御装置42は、複数の検査装置43−46を具備している(図2)。装置43は周知となっているが、閉じられたカプセル3の物理的状態を検知するための装置であり、演算処理装置48により制御されるメモリー47、つまり読み取り専用メモリー(ROM)に格納されている形状データに基づき、裂け目や凹み等の欠陥を検知する。
【0032】
装置44は、メモリー47内に格納されているデータに基づき、上下シェル4、5の色を検査するための装置である。これは、非常に重要な検査であり、患者に間違った薬が提供されないように、薬は、通常、特定の対をなす色が割り当てられている。装置43、44の何れかの装置による検査が負(negative)であると、装置48は排出装置49を作動させて、欠陥のあるカプセルまたは間違ったカプセルを座34から排出する。
【0033】
装置45は、空のカプセル3の重量を検査する装置であり、装置48により制御されてカプセルの重量を読取り書込みメモリー51に記憶させる。
【0034】
最後に、装置46は周知となっているが、座34内でのカプセル3の存在を検知し、装置48にカプセルの不存在信号を供給するための静電容量式の近接センサを具備している。カプセルの不存在信号を受けると、装置48はチェックルーチンを作動させて、センサに所定回数、例えば、3回のチェック動作を行わしめ、カプセルの不存在信号を確認する。不存在信号が確認されると、装置48は、周知の清掃(パージ)装置を作動させて、カプセル3を持たない座34に対応する座17へ供給すべきであった管14(図3)を清掃する。
【0035】
公知技術と比較して、本発明による方法及び装置の利点は、既述の説明から明らかである。特に、空のカプセル3のあらゆる検査を自動的に時間をかけずに、かつ、誤差なく行う。更に、欠陥のあるカプセル3または間違ったカプセル3に医薬製品を計量、供給することが防止される。最後に、空のカプセル3の重量を検査することにより、少量の賦形剤の場合であっても、医薬製品または混合物が正確、微量に計量することが可能となる。
【0036】
既述した方法及び装置が、特許請求の範囲から逸脱することなく変更可能であることは言うまでもない。例えば、ベルト6に沿って作用するステーションまたは機械の数およびタイプを変更可能である。分配装置16および/または円筒本体29は、剛体ではなく柔軟なベルトにより構成してもよい。また、ベルト6は剛性のディスクにより置換可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施する装置の略図である。
【図2】カプセル検査装置のブロック図である。
【図3】図1の矢視線III−IIIに沿う拡大鉛直断面図である。
【図4】図1の矢視線IV−IVに沿った異なる作用位置における拡大部分断面図である。
【図5】図1の装置の詳細図である。
【図6】本発明の変形例による図5と同様の図である。
【符号の説明】
1…カプセル充填装置
3…カプセル
4…上シェル
5…下シェル
6…第2のコンベア(ベルト)
19…配向装置
24…取外装置
29…第3のコンベア(円筒状の本体)
32…第1のコンベア(ディスク)

Claims (17)

  1. カプセルに製品、特に医薬製品を充填する方法において、前記カプセルの各々は下シェル(5)と取外可能な上シェル(4)から形成されており、前記方法は、配向ステーション(F)において、上シェル(4)が上側となるようにカプセル(3)が鉛直方向に向けられる第1のステップと、下シェル(5)から上シェル(4)を取り外すための取外ステーション(S)へカプセル(3)を逐次供給する第2のステップと、充填ステーション(7、8)に下シェル(5)を逐次供給し、所定量の少なくとも1つの製品を充填する第3のステップと第1と第2のステップの間に、空のカプセル(3)を検査するための検査ステーション(31)において閉じているカプセル(3)を検査する付加ステップを含み、
    前記付加ステップが、前記所定方向に向けられたカプセルを円筒状の本体(16)の所定角度間隔で配置された複数の第1の座(17)に供給する操作を含み、
    前記付加ステップが、更に、接点(C)において前記円筒状の本体(16)に接続している前記検査ステーション(31)のディスク(32)へ前記カプセル(3)を前記複数の第1の座(17)から逐次供給する操作と、検査された前記カプセル(3)を前記円筒状の本体(16)の前記所定角度間隔で配置されたの第2の座(38)へ逐次戻す操作とを含み、
    前記第2の座(38)は前記所定角度間隔で配置されており、かつ、前記第1の座(17)と共に前記角度間隔よりも小さな角度間隔でオフセットされた座から成る複数の対(17、38)を形成することを特徴とするカプセル充填方法。
  2. 前記下シェル(5)を対応の上シェル(4)により閉じるための閉鎖ステーション(13)へ充填された前記下シェル(5)を逐次供給するステップを更に含み、無端状の経路に沿って移動する第2のコンベア(6)が、前記下シェル(5)を前記取外ステーション(S)、充填ステーション(7、8)、閉鎖ステーション(13)を通過させて供給し、
    前記ディスク(32)が、前記第2のコンベア(6)の経路外の対応する無端状の経路に沿って移動し、前記経路が互いに接触する接点(C)を有することを特徴とする請求項1に記載の方法
  3. 前記取外ステップにおいて前記下シェル(5)から取り外された前記上シェル(4)が、前記第2のコンベア(6)の経路外の無端状の第3の経路に沿って移動する第3のコンベア(29)へ移送され、かつ、前記第3の経路が前記第2のコンベア(6)の経路に接する部分(A−B)を有することを特徴とする請求項2に記載の方法
  4. 前記検査ステーション(31)が、少なくとも閉じたカプセル(3)の状態検査および/または色検査を実施することを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の方法
  5. 前記カプセルが前記取外ステーション(S)へ供給される前に、前記検査の結果に基づきカプセルを排出する排出操作を含むことを特徴とする請求項4に記載の方法
  6. 前記検査ステーション(31)が、また、前記カプセル(3)の存在の検査を行い、前記第1のコンベア(32)の所定の座(34)に前記カプセル(3)が繰返し存在しないとき、前記カプセル(3)の供給装置の清掃操作が自動的に実施されること特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載の方法
  7. 前記検査ステーション(31)が、また、前記カプセル(3)の重量を検査することを特徴とする請求項1〜6の何れか1項に記載の方法
  8. カプセルに製品、特に医薬製品を充填する装置において、前記カプセルの各々は下シェル(5)と着脱自在の上シェル(4)から形成されており、前記装置は、上シェル(4)が上側となるようにカプセル(3)を鉛直方向に向けるための配向装置(19)を具備し、そのように向けられたカプセル(3)は上シェル(4)を取り外すための取外装置(24)へ逐次供給され、
    前記装置が、前記カプセル(3)の不存在を検査するための少なくとも1つの装置(4 2)と、未だ閉じた状態の前記カプセルを前記配向装置(19)から前記検査装置(42)を通過させて前記取外装置(24)へ移送する移送手段(32、6、29)であって、前記カプセル(3)を前記検査装置(42)を通過させて移送する第1のコンベア(32)を具備する移送手段(32、6、29)と、
    前記配向装置(19)により向きを合わせたカプセル(3)を受承して前記第1のコンベア(32)へ移送し、かつ、前記検査されたカプセル(3)を前記第1のコンベア(32)から受承して前記取外装置(24)へ供給する分配装置(16)であって、所定の回転軸線周りに回転自在の円筒状の本体(16)によって形成される分配装置(16)とを具備し、
    前記第1のコンベア(32)が、前記円筒状の本体(16)と同期して回転し接点(C)において該円筒状の本体に接続するディスク(32)によって形成され、前記円筒状の本体(16)には所定の角度間隔で設けられ前記配向装置(19)によって配向された前記カプセル(3)を受承し前記ディスク(32)へ移送するための複数の第1の座(17)と、前記ディスク(32)からチェック済みのカプセル(3)を受承し前記取外装置(24)へ供給するための複数の第2の座(38)とを有しており、
    前記第1の座(17)は、前記第2の座(38)と共に前記角度間隔よりも小さな角度間隔でオフセットされた座から成る複数の対(17、38)を形成していることを特徴とする装置
  9. 前記移送手段(32、6、29)は、また、無端状の経路に沿って移動し前記取外装置(24)により取外された下シェル(5)を前記円筒状の本体(16)から受承して、前記下シェル(5)に所定量の少なくとも1つの製品を充填するために、該下シェルを少なくとも1つの計量装置(7、8)へ逐次供給し、前記充填された下シェル(5)を上シェル(4)により閉じるための閉鎖機械(13)へ移送する第2のコンベア(6)を具備しており、
    前記ディスク(32)が、前記第2のコンベア(6)の経路外の対応する無端状の経路に沿って移動し、かつ、前記接点(C)で前記第2のコンベア(6)に接続していることを特徴とする請求項8に記載の装置
  10. 前記円筒状の本体(16)が前記第1と第2の数の座(17、38)が設けられている外縁部を有しており、前記第2のコンベア(6)が、互いに同期、回転する複数のプーリー(9)により案内される柔軟な部材(6)により形成され、前記プーリー(9)の1つが前記円筒状の本体(16)と一体的に形成されていることを特徴とする請求項9に記載の装置
  11. 前記円筒状の本体(16)と前記ディスク(32)との間に歯車手段(11、33)が配設さており、該歯車手段は、前記ディスク(32)が360°回転した後、前記各対の座(17、38)のうち第1の座(17)から受承したカプセル(3)が、前記対をなす各座(17、38)において、該対をなす座のうち対応の第2の座(38)に対して一直線上に位置決めされることを特徴とする請求項8〜10の何れか1項に記載の装置
  12. 前記歯車手段が、平行な中心軸線を有し、前記円筒状の本体(16)および前記ディスク(32)に各々一体的に連結された一対の歯車(11、33)を具備し、前記円筒状の本体(16)に連結された前記歯車(11)が偶数の歯を有し、前記ディスク(32)に連結された歯車(33)が、前記円筒状の本体(16)に連結された歯車(11)の歯の数または歯の倍数に対して1異なる数の歯を有している請求項11に記載の装置
  13. 前記取外装置(24)により前記下シェル(5)から取り外された前記上シェル(4)が、前記第2のコンベア(6)の経路に接する部分(A−B)を有した前記第2のコンベア(6)の経路外の無端状の第3の経路に沿って移動する第3のコンベア(12)へ移送され、該第3のコンベア(12)が他の円筒状の本体(29)により形成れ、
    前記他の本体(29)は、該他の本体(29)が360°回転した後に、前記上シェル (4)が対応する下シェル(5)に対して一直線上に配置されるような直径を有していることを特徴とする請求項8〜12の何れか1項に記載の装置
  14. 前記検査装置(42)が、閉じたカプセル(3)の物理的状態を検査するための少なくとも1つの装置(43)および/または前記閉じたカプセル(3)の各々の下シェル(5)および上シェル(4)の色を検査するための装置(44)を具備する請求項8〜13の何れか1項に記載の装置
  15. 前記カプセルが前記取外装置(24)へ供給される前に、前記検査装置(43、44)により実施された検査の結果に基づきカプセルを排出するための排出装置を具備することを特徴とする請求項14に記載の装置
  16. 前記検査装置(42)が、また、前記カプセル(3)の重量を検査するための装置(45)を具備することを特徴とする請求項14または15に記載の装置
  17. 前記検査装置(42)が、また、前記カプセル(3)の存在を検査するための装置(46)と、
    前記第1のコンベア(32)の座(34)に関連する供給装置(14)を清掃するための装置(52)とを具備し、
    前記清掃装置(52)が、自動的に前記第1のコンベアの座(34)にカプセル(3)が存在しないことを繰り返し検知するための演算処理装置(48)により制御される請求項8〜16の何れか1項に記載の装置
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