JP4174315B2 - 腹筋台 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、足の脛部と大腿部を固定する手段を持つ、腹筋運動時にも揺動しない軽量腹筋台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に腹筋台は、運動者の身長より長く構成され、足首や膝、大腿部をベルト等で固定し、台の上で腹筋運動を行うものであった。また、脚部から頭部までを伸ばして腹筋運動を行うと腰椎に負担がかかるので、脚部や上体を曲げて腹筋運動ができるような補助具を腹筋台に付加する提案されている(例えば特許文献1)。さらに、平面板を基本材料として、軽量、コンパクトで安価な腹筋台を提供する提案もなされている(例えば特許文献2)。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−84114号公報
【特許文献2】
登録実用新案3000544号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、台の上で腹筋運動を行う腹筋台は、安定感がある反面大型となり、保管スペースや使用場所への移動が困難である。脚部を曲げて固定するための補助具を付加すれば、さらに質量が増加するという問題を有していた。
【0005】
また、平面板を基本材料とした軽量腹筋台は、腹筋運動時に腹筋台全体が揺動するので安定性に劣り、平面板の肉厚は薄いので、脚部の固定用ベルトや固定用ベルトを取り付けるための金具を腹筋台に取り付けると、腹筋台本体の耐久性が落ちるという問題を有していた。
【0006】
本発明は、かかる問題点を考慮してなされ、腹筋台本体に穴や切り欠きを設けることなく脚部の固定手段を取り付ける構造を設け、軽量でありながら耐久性に優れ、しかも腹筋運動時にも安定して揺動しない腹筋台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
かかる問題点を解決するための請求項1の発明は、中空状に一体形成され、使用者の屈曲させた脚の大腿部を支持する内方面と、下腿部を支持する外方面とを備える凸部と、該凸部の内方面側の底部から前記外方面側とは反対の方向に向けて延在し、使用者の臀部及び/又は、腰部を支持する板状部とを有する腹筋台本体と、前記腹筋台本体の裏側であって、前記凸部の底部に取り付けられる板状材料からなる基盤部材と、前記基盤部材の両端側で前記凸部を挟み込むように上方に屈曲した両端部の各々に機械的方法で取り付けられる連結部材と、前記連結部材に接続され、前記凸部の外方面側で使用者の脛を固定する脛固定手段と、前記凸部の内方面側で使用者の大腿部を固定する大腿部固定手段と、からなる腹筋台であって前記脛固定手段と、前記大腿部固定手段は、前記連結部材に設けられた孔に挿通される閉ループとなった一本のベルトで構成されていることを特徴とする腹筋台である。
【0008】
脚を伸ばしたまま脛または大腿部を固定して腹筋運動を行うと、腰部に負担がかかるので、腹筋台本体の一端に脚部を屈曲させて保持する凸部を設けた。この凸部の内側が空洞になるように、板状の合成樹脂材料を用いてブロー形成で一体成形することで軽量化を実現できる。
【0009】
また、凸部の外方面で脛を固定すると、腹筋運動時には、凸部の外側斜面に垂直な方向に力が働く。一方で、凸部の内方面で大腿部を固定すると、凸部の内側斜面に垂直な方向に力が働く。この二つの力の水平分力は互いに相殺するから、腹筋台の水平方向への揺動が減少する。
【0010】
一方、二つの力の垂直分力は、腹筋台本体を持ち上げ流方向に作用するが、使用者の体重により、腹筋台の垂直方向への揺動が抑えられる。また、この効果を得るには、使用者の体重が腹筋台に作用すればよいから、腹筋台は使用者の身長よりも短くしても良く、さらに軽量化をすることが可能である。
【0011】
さらに、基盤部材は、腹筋台本体の裏側に接着や両面テープなどの手段で取り付けられ、腹筋台本体に穴などの強度的に不安定になる要素を加えずに装着するので、腹筋運動時の繰り返し荷重によって、基盤部材の取り付け部分から腹筋台本体が破損することもない。
【0012】
連結部材は、基盤部材の両端に機械的方法で取り付ける。機械的方法は、ネジ止めや溶接が適している。連結部材は、脛を固定する手段と、大腿部を固定する手段が連結され、腹筋運動の荷重が直接加わる部材であるから、直接腹筋台本体の側面に接しないように取り付ける。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下にこの発明の実施例を、図面を参照して説明する。図1は、中空状に一体形成した腹筋台本体1を有する腹筋台であって、前記腹筋台本体1の一端には脚を屈曲して乗せるための凸部5と、前記凸部5の外方面6で脛を固定する手段と、前記凸部5の内方面7で大腿部を固定する手段と、板状の材料からなり、両端部8が同一方向に屈曲され、前記両端部8が前記腹筋台本体1を挟み込むように腹筋台本体1の裏側に取り付けられた基盤部材2と、前記基盤部材2の両端部8に機械的方法で取り付けられる、連結部材3と、からなることを特徴とする腹筋台である。
【0014】
軽量化のために、腹筋台本体1は、板状の樹脂材料をブロー成形で中空状に形成する。また、腹筋台本体を構成するパーツを熱成形、あるいは射出成形で形成し、それぞれを組み立てて中空状にしても良い。用いる樹脂は、ポリエチレン・ポリプロピレンなど比重が1.0以下の樹脂が適している。
【0015】
また、基盤部材2は、直接樹脂製の腹筋台本体1と接触するので、発砲材等を介して腹筋台本体1に取り付けることが望ましい。また、連結部材3を通じて腹筋運動時の荷重が伝わるので、基盤部材2の、特に屈曲された両端部8の捩れ剛性と曲げ剛性は高い方が望ましい。このため、強度と質量を考慮すると、用いる材料は、金属であればアルミニウム合金やチタン合金、マグネシウム合金が好ましい。樹脂材料であれば、ポリカーボネートなどが望ましい。基盤部材2の小型化に留意して質量を抑えれば、安価なステンレス等の鉄系材料を用いることも可能である。
【0016】
連結部材3は、脛と大腿部の支持部に加わる荷重を直接受ける部材であるが、ベルト4との摩擦を考慮して前記ベルト4と同素材を使用する事が望ましい。用いる材料としてはナイロンが好ましい。
【0017】
また腹筋運動時に、凸部5の外方面6に垂直な方向に力が作用する、外方面6で脛を固定する手段と、凸部5の内方面7に垂直な方向に力が作用する、内方面7で大腿部を固定する手段を、連結部材3を介して連結して荷重を相殺し、連結部材3に加わる力を低く抑えることができる。軽量化のために板状の材料を加工した腹筋台本体1は、外部から加わる力に対して変形しやすいから、基盤部材2を介して腹筋台本体1に連結される連結部材3に加わる力を低く抑えることで、腹筋台の耐久性を改善することができる。
【0018】
【実施例】
本発明の好ましい実施例を、図を用いて説明する。図1に示すベルト4は、途中で切れているのではなく、奥方向に伸び、閉ループ状に構成されている。従って、凸部5の外方面6で脛を固定する手段と、凸部5の内方面7で大腿部を固定する手段は、連結部材3に挿通された一本のベルト4で繋がっている。
【0019】
閉ループ状のベルト4にかかる張力は均一になるから、連結部材3に外方面6と内方面7方向に作用する力はほぼ相殺され、上方にのみ作用する。従って、腹筋台本体1の耐久性はさらに改善される。
【0020】
図5は、本発明の腹筋台本体1と基盤部材2の取り付け位置関係を示す図である。基盤部材2は、その両端部8を同方向へほぼ直角に曲げ、両端部8の内側の寸法は、腹筋台本体1の幅よりもわずかに広くして、腹筋台本体1の側面と基盤部材2が接触しないようにする。
【0021】
そして、基盤部材2は、基盤部材2の幅Wよりもわずかに広くした腹筋台本体1の底面に設けられた溝15に嵌め込まれる。基盤部材2と溝15は両面テープや接着剤により固着され、腹筋台本体1に応力集中の要因となる形態はとらない。また、溝15は基盤部材2の厚みよりも深くなるように設け、基盤部材2を取り付けた上体で腹筋台を設置しても、基盤部材2が床に接しないようにした。
【0022】
連結部材3から基盤部材2に作用する力は、腹筋台を上方に持ち上げる方向に作用するから、連結部材2が溝15から外れることはない。本実施例においては、さらに溝にノッチ16を設けることにより基盤部材2が外れにくくした。
【0023】
図3は、連結部材3の好ましい実施例である。ベルト4にかかる張力を均一にするためには、連結部材3とベルト4の間の摩擦抵抗を減らす必要があるので、連結部材3に設けられる外方孔9の上方面13は、少なくともベルト4の厚さ分以上基準面11からずらし、内方孔10は、基準面11と、少なくともベルト4の厚さ分以上、上方面13とは反対側にずらして設けたガイド面12で形成することが望ましい。
【0024】
いうまでもなく、外方孔9と内方孔10の配置は、腹筋台本体に対して逆にしても同様の効果を得ることができる。また、基盤部材2に、連結部材3の折り返し孔14と対応する位置に長孔を設け、基盤部材2にもベルト4を通すことで、さらに耐久性を改善することができる。
【0025】
【発明の効果】
本発明は、以上のように、腹筋台本体に穴や切り欠きを設けることなく脚部の固定用ベルトを取り付ける構造を設け、軽量でありながら耐久性に優れ、水平方向の荷重は脛と大腿部を固定する装置にかかる荷重で相殺し、上下方向の荷重は、脛と大腿部を固定する装置と体重で相殺できるので、腹筋運動時にも揺動しない腹筋台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の腹筋台の側面図。
【図2】本発明の腹筋台本体の側面図と底面図
【図3】本発明の連結部材の部品図
【図4】本発明の基盤部材の部品図
【図5】本発明の腹筋台本体と基盤部材と連結部材の組み立て関係を示す図
【符号の説明】
1 腹筋台本体、2 基盤部材、3 連結部材、4 ベルト、5 凸部、6 外方面、7 内方面、8 両端部、9 外方孔、10 内方孔、11 基準面、12 ガイド面、13 上方面、14 折り返し孔、15溝、16 ノッチ、W 基盤部材の幅

Claims (4)

  1. 中空状に一体形成され、
    使用者の屈曲させた脚の大腿部を支持する内方面(7)と、下腿部を支持する外方面(6)とを備える凸部(5)と、
    該凸部(5)の内方面(7)側の底部から前記外方面(6)側とは反対の方向に向けて延在し、使用者の臀部及び/又は、腰部を支持する板状部とを有する腹筋台本体(1)と、
    前記腹筋台本体(1)の裏側であって、前記凸部(5)の底部に取り付けられる板状材料からなる基盤部材(2)と、
    前記基盤部材(2)の両端側で前記凸部(5)を挟み込むように上方に屈曲した両端部(8)の各々に機械的方法で取り付けられる連結部材(3)、(3)と、
    前記連結部材(3)、(3)に接続され、前記凸部(5)の外方面(6)側で使用者の脛を固定する脛固定手段と、前記凸部(5)の内方面(7)側で使用者の大腿部を固定する大腿部固定手段と、からなる腹筋台であって
    前記脛固定手段と、前記大腿部固定手段は、前記連結部材(3)、(3)に設けられた孔に挿通される閉ループとなった一本のベルト(4)で構成されていることを特徴とする腹筋台。
  2. 前記連結部材(3)に形成される孔は、外方孔(9)と内方孔(10)とを有し、前記外方孔(9)の上方面(13)は、少なくともベルト(4)の厚さ分以上、基準面(11)からずらし、内方孔(10)は、少なくともベルト(4)の厚さ分以上、前記基準面(11)から前記上方面(13)とは反対側にずらして設けたガイド面(12)で形成することを特徴とする請求項1記載の腹筋台。
  3. 前記基盤部材(2)は、前記腹筋台本体(1)の裏側であって、前記凸部(5)の底部に両面テープ或いは、接着剤により固着されていることを特徴とする請求項1記載の腹筋台。
  4. 前記基盤部材(2)は、前記腹筋台本体(1)の裏側であって、前記凸部(5)の底部に形成された溝(15)に嵌め込まれることを特徴とする請求項1又は、3記載の腹筋台。
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