JP4173394B2 - 中継サーバ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信装置を遠隔制御する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯通信端末(以降、移動機と呼ぶ)は、その携帯性ゆえに、紛失や盗難が生じやすく、その場合、第三者による移動機の不正使用の恐れがある。そのため、紛失や盗難の際、端末に対して速やかに通信停止処理を行うための提案が従来からなされている(例えば、特許文献1)。なお、これ以降、通信停止とは、移動機が移動通信網経由で移動通信網外の他の通信装置との間で通話およびデータ通信を停止することを指し、基地局や交換局など移動通信網内の装置との間では通信が可能である。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−78001号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、アプリケーションプログラムを実行できる環境を備えた移動機が実用化されている。アプリケーションプログラムの例としては、代金の決済を行うためのクレジット機能を移動機に実現させるプログラムがある。このプログラムを搭載した移動機には、例えば赤外線を用いた通信を可能とする近距離無線通信装置が搭載されており、店頭の端末との間で通信可能となっている。店頭の端末はクレジット会社のサーバ装置と接続されており、代金決済に関する情報の送受信が店頭の端末を介してサーバと移動機との間で行われる。
【0005】
ところで、ユーザが移動機を紛失したり盗難に遭ったりした場合、その移動機を拾得した第三者による移動機の不正使用を防止するために、ユーザが通信事業者に依頼して移動機を通信停止とすることができる。このような通信停止作業により停止されるのは、通信事業者により提供される通信サービスを利用した通信だけである。つまり、近距離無線通信やクレジット機能の使用が禁止される訳ではない。従って、移動機を通信停止状態にしても、この移動機を拾得した第三者によって上述のクレジット機能が不正使用されてしまう虞がある。このような不正使用は金銭的被害や個人情報の漏洩につながるから、避けるべき事態である。
【0006】
このような事態を回避する方法としては、通信事業者により提供される通信サービスを利用した遠隔操作により移動機の近距離無線通信やクレジット機能の使用を禁止してから当該移動機を通信停止状態にする、という方法が考えられる。しかし、紛失や盗難に伴う通信停止は即座に行われねば効果が薄れることを考慮すると、移動機を通信停止とするまでにやらねばならないことが多い上記の方法は不適切である。やはり、通信停止状態にある移動機の機能を遠隔操作で制限することができるのであれば、それが望ましい。
【0007】
また、ユーザが通信料金を払わないことを理由に、通信事業者が当該ユーザの使用する移動機を通信停止状態にした場合が想定できる。この場合でも、近距離無線通信は使用可能であるから、ユーザは例えば定期券のアプリケーションプログラムを使用し続けることができる。ところが、定期券のアプリケーションプログラムのバージョンアップが行われた場合、端末が通信停止状態にあると、ネットワークを介したプログラムのダウンロードができず、ユーザは定期券を使用できなくなってしまう。このような問題を避けるためには、通信停止状態にある移動機の機能を遠隔操作で変更することができればよい。
【0008】
本発明は上述した事情に鑑みてなされたものであり、通信停止状態にある移動機の機能を遠隔操作で変更することのできる技術の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明は、プログラムを実行する実行手段と通信網から転送されてきた情報を受信する受信手段とプログラムの実行の許否を表す実行許否情報が該受信手段により受信されると該実行許否情報の内容に従って前記実行手段によるプログラムの実行を制限する制限手段とを備えた複数の通信装置の1つを宛先とする着信通知を管理サーバから受信する着信通知受信手段と、前記複数の通信装置の各々について前記通信網を介した通信の許否を記憶したサービス記憶装置に対して、前記着信通知の宛先である通信装置による前記通信網を介した通信の許否を問い合わせる問い合わせ手段と、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、当該通信装置による前記通信網を介した通信が許可されていない場合であって、前記実行許否情報の送信に関する情報であることを示す識別子が前記着信通知に含まれている場合に、前記管理サーバから当該通信装置に該当する実行許否情報を受信し、該実行許否情報を当該通信装置へ転送する転送手段と、前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、当該通信装置による前記通信網を介した通信が許可されていない場合であって、前記実行許否情報の送信に関する情報であることを示す識別子が前記着信通知に含まれていない場合に、前記着信通知に対する応答が不可能である旨、前記管理サーバに通知する通知手段とを有することを特徴とする中継サーバ装置を提供する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。これ以降、移動機を遠隔操作で制御することを「リモート制御」と呼ぶ。
【0014】
(1.構成)
(1−1.システム全体の構成)
図1は、本発明の実施形態にかかるシステム全体の構成を示すブロック図である。移動機(通信装置)100は、通常の携帯電話機能の他、移動通信網200を通じてデータ通信を行うことができる。また、移動機100は、移動通信網200を通じてアプリケーションプログラムをダウンロードする機能を備え、ダウンロードしたアプリケーションプログラムを記憶部101に記憶させる。記憶部101は書き換え可能な不揮発性メモリである。また、移動機100は、近距離無線通信装置102を備える。近距離無線通信装置102は、例えば赤外線やFM(Frequency Modulation)波を用いて数m程度の距離内での通信を行うことのできる通信装置である。または、Bluetooth(登録商標)などの通信規格に従って通信を行うことのできる通信装置でもよい。
【0015】
サービス記憶装置400、管理サーバ(管理サーバ装置)600、CPサーバ800は、以下に述べる点を除いて通常のサーバ装置と同様の構成を有している。
CPサーバ800は、コンテンツ配信サービスを提供するコンテンツプロバイダ(以降、CPと呼ぶ)によって管理されており、記憶部801を有し、記憶部801にコンテンツを記憶させ、記憶部801に記憶されたコンテンツを移動機100へ宛てて移動通信網200経由で送信する。なお、本実施形態において、「コンテンツ」とは移動機100が実行可能なアプリケーションプログラムを指す。
【0016】
管理サーバ600は通信事業者によって管理されており、CPサーバ800から送信された移動機100宛のコンテンツを受信し、中継サーバ300へ転送する。また、管理サーバ600は、移動機100と他の移動機との間で電子メールを中継する機能を持つ。
【0017】
管理サーバ600は、記憶部601を有し、記憶部601には実行許否情報テーブル602が格納されている。通信事業者は、CPからの依頼に従って、あらかじめ実行許否情報を実行許否情報テーブル602に書き込んでおく。実行許否情報の構成の一例を図2に示す。同図には複数の実行許否情報が示されている。実行許否情報は、リモート制御の対象とする移動機の電話番号、当該移動機が処理を施すアプリケーションプログラムの識別番号(以降、APIDと呼ぶ)、当該アプリケーションプログラムに施す処理内容、当該アプリケーションプログラムを提供するCPの識別番号(以降、CPIDと呼ぶ)から構成される。リモート制御によって移動機に行わせる処理内容は、「停止」、「装置停止」、「更新」、「再開」、「装置再開」の5種類である。CPは、ひとつのアプリケーションプログラムに対して上記の処理内容からいずれかひとつを選択することができる。「停止」とは、アプリケーションプログラムの使用を禁止することを表す。「装置停止」とは、近距離無線通装置の使用を禁止することを表す。「更新」とは、アプリケーションプログラムを更新することを表す。「再開」とは、使用を禁止していたアプリケーションプログラムの使用を許可することを表す。「装置停止」とは、使用を禁止していた近距離無線通装置の使用を許可することを表す。
【0018】
サービス記憶装置400は、移動機100が在圏する在圏エリア、移動機100が通信停止状態かどうかを示す識別子を記憶部401に記憶させる。
なお、移動機、CPサーバは複数存在するが、簡単のためひとつの移動機100とひとつのCPサーバ800のみ図示している。
【0019】
(1−2.中継サーバの構成)
図3は、中継サーバ(中継サーバ装置)300の内部構成を示すブロック図である。ROM302には中継プログラムが格納されており、CPU304はRAM303をワークエリアとして、中継プログラムを実行する。中継プログラムは、例えばフロッピーディスクなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。記憶部305は、例えばハードディスクドライブなどの書き換え可能な不揮発性メモリである。記憶部305には、リモート制御可能な移動機の機種を示す機種情報が記憶されている。中継サーバ300と外部との通信は、通信インターフェイス(以降、通信IF)306を介して行われる。
【0020】
図4は、CPU304が中継プログラムを実行している間に中継サーバ300が行う処理の流れを示すフローチャートである。まず、中継サーバ300が管理サーバ600から移動機100宛の着信通知を受信する(ステップF01)。着信通知がリモート制御に関するものかどうかを判定する(ステップF02)。本実施形態においては、リモート制御に関する通信を行う際、管理サーバ600は、リモート制御のための信号であることを示すリモート制御識別子を信号に付加して送信する。着信通知にリモート制御識別子が含まれているならば、移動機100に対するリモート制御を行うことを示す情報を記憶部305に記憶させる(ステップF03)。
【0021】
次に、中継サーバ300は、サービス記憶装置400へ移動機100の在圏エリアと移動機100が通信停止状態か否かを問い合わせる(ステップF04)。中継サーバ300はこの問い合わせに対する応答を受信し、移動機100が通信停止状態か否かの判定を行う(ステップF05)。移動機100が通信停止状態である場合、当該着信がリモート制御に関するものであるか否かを判定し(ステップF06)、リモート制御であるならば処理を続行し、リモート制御でないならば着信応答NGを管理サーバ600へ送信する(ステップF07)。また、移動機100が通信停止状態でない場合、当該着信がリモート制御に関するものであるか否かを判定し(ステップF08)、リモート制御であるならば処理を続行し、リモート制御でないならば通常の通信処理を行う(ステップF09)。
【0022】
次に、中継サーバ300は、移動機100へ着信通知を送信する(ステップF10)。移動機100から応答があったかどうかを判定し(ステップF11)、通信圏外または電源切断のため移動機100からの応答がない場合には、通信圏内復帰または電源投入によって新たに移動機100の位置登録が行われたことを確認した時点でステップF10へ戻る(ステップF12)。移動機100からの応答には移動機100の機種を表す機種情報が含まれている。移動機100からの応答を受信すると、応答に含まれている機種情報を記憶部305に記憶されている機種情報と比較し、移動機100がリモート制御可能な機種であるかどうかを判定する(ステップF13)。移動機100がリモート制御可能でない場合には、処理を終了する。移動機100がリモート制御可能である場合には、接続通知を管理サーバ600へ送信し、リモート制御を行うことを表すリモート制御通知を移動機100へ送信する(ステップF14)。
【0023】
なお、中継サーバ300と管理サーバ600は一体であってもよい。
【0024】
(2.動作例)
(2−1.リモート制御の通知)
本実施形態の動作について説明する。実行許否情報テーブル602には、CPからの依頼に従って図2に示すように実行許否情報が入力されているとする。ここでは、移動機100の電話番号がxxx-yyyy-zzzzであるとする。実行許否情報テーブル602の最初のレコードには、電話番号がxxx-yyyy-zzzzである移動機に搭載されているAPIDがA01、CPIDがC11であるプログラムを使用禁止とすることを表すデータが、次のレコードには、同じ移動機に搭載されているAPIDがA02、CPIDがC25であるプログラムを起動し、近距離無線通信装置102の使用を禁止することを表すデータが、更に次のレコードには、同じ移動機に搭載されているAPIDがA05、CPIDがC12であるプログラムを更新することを表すデータが格納されている。
【0025】
図5は本実施形態にかかるシステム全体の動作を示すシーケンスチャートである。ここで、移動機100は通信停止状態にあるとする。また、移動機100はリモート制御可能な機種であるとする。移動機100に対するリモート制御をCPまたはユーザが通信事業者に申し込むと、通信事業者は、電話番号がxxx-yyyy-zzzzである移動機100に対してリモート制御を行うことを通知するリモート制御通知を管理サーバ600から中継サーバ300へ送信する(ステップS01)。管理サーバ600からリモート制御通知を受信すると、中継サーバ300は、当該着信が移動機100に対するリモート制御通知であるという情報を記憶部305に記憶させる。次に、中継サーバ300は、サービス記憶装置400に対して、移動機100の在圏エリアと移動機100が通信停止状態か否かを問い合わせる(ステップS02)。この問い合わせを受けると、サービス記憶装置400は、移動機100の在圏エリアと移動機100が通信停止状態であること表す情報を中継サーバ300に返信する(ステップS03)。
【0026】
次に、中継サーバ300は、移動機100の在圏エリアをカバーする基地局を介して、移動機100に着信通知を送信する(ステップS04)。中継サーバ300から着信通知を受信すると、移動機100は、移動機100の機種を表す機種情報を中継サーバ300に返信する(ステップS05)。中継サーバ300は、受信した機種情報を記憶部305に記憶されている機種情報と比較し、移動機100がリモート制御可能な機種であるかどうかを判定する。移動機100はリモート制御可能な機種であるから、接続通知を管理サーバ600へ送信し(ステップS06)、さらにリモート制御通知を移動機100に送信する(ステップS07)。
【0027】
リモート制御通知を受信すると、移動機100は実行許否情報の転送を要求することを表す転送要求を中継サーバ300を介して管理サーバ600宛で送信する(ステップS08)。転送要求を受信すると、管理サーバ600は、移動機100に該当する実行許否情報を中継サーバ300を介して移動機100宛で送信する(ステップS09)。移動機100は、受信した実行許否情報を記憶部101に記憶させる。
【0028】
(2−1−1.アプリケーションプログラムの停止)
実行許否情報が記憶部101に記憶された後、アプリケーションプログラムを起動する操作が移動機100に対して行われた場合、CPU103は記憶部101に記憶されている実行許否情報を参照して、当該プログラムの処理内容が「停止」ならば、起動を中止する。図2に示した実行許否情報テーブル602によると、APIDがA01であるプログラムを停止することとなっているから、当該アプリケーションプログラムを起動する操作が移動機100に対して行われた場合、CPU103は当該プログラムの起動を中止する。
【0029】
(2−1−2.近距離無線通信装置の停止)
実行許否情報が記憶部101に記憶された後、処理内容が「装置停止」であるアプリケーションプログラム(ここではAPIDがA02であるプログラム)に対しては、CPU103が当該アプリケーションプログラムを起動する。このアプリケーションプログラムは、自身が使用するデータを近距離無線通信装置102を用いた通信によって送受信するプログラムである。CPU103は、アプリケーションプログラムを起動した後、近距離無線通信装置102を制御する制御プログラムに対する停止処理を行い、当該アプリケーションプログラムを終了する。
【0030】
(2−1−3.アプリケーションプログラムの更新)
実行許否情報が記憶部101に記憶された後、処理内容が「更新」であるアプリケーションプログラム(ここではAPIDがA05であるプログラム)については、CPU103が新しいバージョンのプログラムのダウンロード要求をCPサーバ800宛で送信する。ダウンロード要求を受信すると、CPサーバ800は、新しいバージョンのプログラムを移動機100宛で送信する。
【0031】
(2−1−4.アプリケーションプログラムの再開)
紛失あるいは盗難のため通信停止とした移動機100がユーザの手元に戻ってきた場合には、ユーザは移動機100の通信を許可するよう通信事業者に依頼する。このときユーザは、使用を禁止したアプリケーションプログラムの使用を許可するようCPまたは通信事業者に依頼することができる。使用を禁止したアプリケーションプログラムの使用を許可するには、処理内容が「再開」である実行許否情報を管理サーバ600から移動機100に宛てて送信する。実行許否情報の一例を図6に示す。この実行許否情報が記憶部101に記憶された後、プログラムを起動する操作が移動機100に対して行われると、CPU103は記憶部101に記憶されている実行許否情報を参照して、当該プログラムのAPIDがA01であるならば当該プログラムの起動を許可する。
【0032】
(2−1−5.近距離無線通信装置の再開)
上記と同様に、ユーザは、使用を禁止した近距離無線通信装置の使用を許可するようCPまたは通信事業者に依頼することができる。使用を禁止した近距離無線通信装置の使用を許可するには、処理内容が「装置再開」である実行許否情報を管理サーバ600から移動機100に宛てて送信する。図6に例示する実行許否情報が送信された場合、この実行許否情報が記憶部101に記憶されると、CPU103はAPIDがA02であるアプリケーションプログラムを起動した後、近距離無線通信装置102を制御する制御プログラムに対する停止処理を解除し、当該アプリケーションプログラムを終了する。
【0033】
以上の動作によって、移動機を通信停止とした後、移動機に搭載されているアプリケーションプログラムを遠隔操作によって使用禁止とすることが可能となる。アプリケーションプログラムは移動機の記憶部に残っているため、これらのプログラムの使用を再開したい場合に、再度プログラムをインストールせずにすむ。
【0034】
また、移動機を通信停止とした後、移動機に搭載されている近距離無線通信装置を遠隔操作によって迅速に使用禁止とすることが可能となる。これによって、近距離無線通信装置を用いた通信を行うアプリケーションプログラムが複数搭載されている場合、これらのプログラムを一括して使用禁止とすることが可能となる。
【0035】
また、移動機を通信停止とした後、移動機に搭載されているアプリケーションプログラムを遠隔操作によって更新することが可能となる。これによって、ユーザが通信停止状態にある移動機を所持している場合、移動機に搭載されている定期券などのアプリケーションプログラムをバージョンアップして使用し続けることができる。
【0036】
また、遠隔操作によって移動機に搭載されたアプリケーションプログラムや近距離無線通信装置の使用を許可することが可能となる。これによって、例えば紛失した移動機がユーザの手元に戻ってきた場合に、アプリケーションプログラムや近距離無線通信装置の使用を再開することができる。
【0037】
また、リモート制御を行うために通信を再開させた移動機に対するリモート制御を目的とする通信以外の通信を禁止することによって、リモート制御中の移動機の不正な使用、例えば、コンテンツ取得やメール送受信を防止することができる。
また、リモート制御可能でない移動機に対しては制御内容を送信しないから、通信網へ無駄な負荷をかけずに済む。
【0038】
(3.変形例)
本発明は種々の態様で実施可能である。変形例としては、たとえば以下のようなものがある。
【0039】
(3−1.変形例1)
リモート制御で行う処理は、アプリケーションプログラムが使用するデータの更新であってもよい。
【0040】
(3−2.変形例2)
移動機に搭載されているアプリケーションプログラムを使用禁止とする場合、リモート制御によってアプリケーションプログラムを移動機の記憶部から削除することとしてもよい。
【0041】
(3−3.変形例3)
移動機がリモート制御可能か否かの情報をサービス記憶装置に記憶させておき、移動機がリモート制御可能か否かを中継サーバがサービス記憶装置に問合せることとしてもよい。
【0042】
(3−4.変形例4)
移動機がリモート制御可能か否かの判定を行うことなく制御内容を送信してもよい。
【0043】
(3−5.変形例5)
通信圏外または電源切断のため移動機からの応答がない場合、通信圏内復帰または電源投入後、移動機から最初に発信要求が行われた時点で中継サーバが移動機にリモート制御通知を送信することとしてもよい。
【0044】
(3−6.変形例6)
通信停止状態にある移動機に搭載されたアプリケーションプログラムを起動した後の動作は、近距離無線通信装置の停止に限らず、管理サーバから受信した情報を用いて種々の動作をすることとしてもよい。
【0045】
(3−7.変形例7)
通信装置は、設置場所を固定した通信装置であってもよい。例えば、屋内に設置して使用する通信装置の通信料金を払い忘れたために通信事業者の判断によって通信停止とされた場合でも、その通信装置に搭載されているプログラムをバージョンアップして使用することができる。
【0046】
【発明の効果】
本発明によれば、移動機を通信停止とした後、移動機に搭載されているアプリケーションプログラムを遠隔操作によって迅速に使用禁止とすることが可能となる。これによって、移動機を紛失したり盗難に遭ったりした場合、移動機の通信機能だけでなく、第三者によるアプリケーションプログラムの不正使用を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態にかかるシステム全体の構成を示すブロック図である。
【図2】 同実施形態にかかる実行許否情報テーブルに書き込まれる情報の一例を示す図である。
【図3】 同実施形態にかかる中継サーバの構成を示すブロック図である。
【図4】 同実施形態にかかる中継プログラムを実行中の中継サーバが行う処理の流れを示すフローチャートである。
【図5】 同実施形態にかかるシステム全体の動作を示すシーケンスチャートである。
【図6】 同実施形態にかかる実行許否情報テーブルに書き込まれる情報の一例を示す図である。
【符号の説明】
100…移動機、200…移動通信網、300…中継サーバ、400…サービス記憶装置、600…管理サーバ、800…CPサーバ。

Claims (5)

  1. プログラムを実行する実行手段と通信網から転送されてきた情報を受信する受信手段とプログラムの実行の許否を表す実行許否情報が該受信手段により受信されると該実行許否情報の内容に従って前記実行手段によるプログラムの実行を制限する制限手段とを備えた複数の通信装置の1つを宛先とする着信通知を管理サーバから受信する着信通知受信手段と、
    前記複数の通信装置の各々について前記通信網を介した通信の許否を記憶したサービス記憶装置に対して、前記着信通知の宛先である通信装置による前記通信網を介した通信の許否を問い合わせる問い合わせ手段と、
    前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、当該通信装置による前記通信網を介した通信が許可されていない場合であって、前記実行許否情報の送信に関する情報であることを示す識別子が前記着信通知に含まれている場合に、前記管理サーバから当該通信装置に該当する実行許否情報を受信し、該実行許否情報を当該通信装置へ転送する転送手段と、
    前記問い合わせ手段による問い合わせの結果、当該通信装置による前記通信網を介した通信が許可されていない場合であって、前記実行許否情報の送信に関する情報であることを示す識別子が前記着信通知に含まれていない場合に、前記着信通知に対する応答が不可能である旨、前記管理サーバに通知する通知手段と
    を有することを特徴とする中継サーバ装置。
  2. 前記転送手段は、前記着信通知を当該通信装置へ転送し、該着信通知に対する当該通信装置からの応答がない場合に、当該通信装置からの位置登録が行われ次第、前記実行許否情報を当該通信装置へ転送することを特徴とする請求項1に記載の中継サーバ装置。
  3. 前記転送手段は、前記着信通知を当該通信装置へ転送し、該着信通知に対する当該通信装置からの応答がない場合に、当該通信装置からの発信要求が行われ次第、前記実行許否情報を当該通信装置へ転送することを特徴とする請求項1に記載の中継サーバ装置。
  4. 前記制限手段を備えた通信装置の機種を表す機種情報を記憶する機種情報記憶手段と、
    前記着信通知の宛先である通信装置の機種を表す機種情報を受信する機種情報受信手段とを有し、
    前記転送手段は、当該通信装置が前記実行許否情報に従って動作を行うことが可能であるか否かを前記機種情報記憶手段に記憶された機種情報と前記機種情報受信手段が受信した機種情報との比較によって判定し、可能であると判定したときにのみ該実行許否情報を当該通信装置へ転送することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の中継サーバ装置。
  5. 前記実行許否情報は、前記通信装置に搭載された近距離無線通信装置の使用に必須のプログラムの実行を禁止することを示す情報であることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の中継サーバ装置。
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