JP4172354B2 - 穀物排出装置 - Google Patents
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Description
固定オーガ筒の先端には筒状のガイド部材を設けているが、ガイド部材は移動オーガ筒の内面と面接触し、接触抵抗が大きい。
本発明は、グレンタンク4内の穀粒を排出する縦揚穀装置5に接続した固定オーガ7に手動操作により長さ方向に伸縮自在に移動オーガ8を取付けて横排出オーガ6を構成し、前記固定オーガ7の固定オーガ筒9の先端には横排出オーガ6内に設けたオーガ螺旋の搬送方向中間部を軸装する中間側軸受部11を設け、該中間側軸受部11またはその付近の固定オーガ筒9には、移動オーガ筒14の摺動を支持案内する横軸61回転の摺動案内ローラ60を設け、該摺動案内ローラ60は横軸61に軸装した金属ローラ62の前記移動オーガ筒14との接触面を合成樹脂層63により被覆して構成し、前記移動オーガ筒14には、該移動オーガ筒14の移動をロックするロック装置30を設け、該ロック装置30は、固定オーガ筒9の外周に当接するロック位置と固定オーガ筒9の外周より離隔するアンロック位置との間変位するロック体31を設けて構成し、該ロック体31はゴム等の弾性部材により形成し、該ロック体31は前記移動オーガ筒14に設けた透孔を前記移動オーガ筒14の外側から出入りして前記固定オーガ筒9の外周と当接したロック位置と離脱したアンロック位置との間変位する構成とし、前記ロック体31を操作するロック操作ハンドル35を前記移動オーガ筒14の下面に取付け、前記移動オーガ筒14の先端の排出口40を有する排出部41には前記固定オーガ螺旋10および伸縮螺旋15へ伝達する回転を入り切りさせるクラッチ50の伝動操作レバー51を設け、該伝動操作レバー51と前記クラッチ50とはワイヤ等の操作伝達部材52により接続し、操作伝達部材52の中間部には前記横排出オーガ6の伸縮に伴って伝動操作レバー51とクラッチ50との間の距離の変動に対応するテンション機構53を設け、該テンション機構53は、多数のコマ部材54をピン55により連結し、連結したコマ部材54の一端を固定オーガ筒9側に接続し、他端を移動オーガ筒14側に接続し、この連結したコマ部材54の中間部を円形状に配置し、このコマ部材54の円の内周側に前記操作伝達部材52を這わせ、前記コマ部材54の前記円形状部分の直径を変更することで、常時、操作伝達部材52を緊張させるように付勢する構成としたことを特徴とする穀物排出装置としたものであるため、機体を走行させて刈取部3により圃場の穀稈を刈取って脱穀装置2で脱穀し、脱穀した穀粒をグレンタンク4にて一時貯留し、グレンタンク4が一杯になると、圃場近傍の運搬車にまで移動し、縦揚穀装置5により揚穀し、揚穀した穀粒を横排出オーガ6により前記運搬車のタンクに放出する。
しかして、横排出オーガ6は、縦揚穀装置5に接続した固定オーガ7と、該固定オーガ7に伸縮自在に取付けた移動オーガ8とにより分割形成しているので固定オーガ7に対して移動オーガ8を移動させて横排出オーガ6を伸縮させて、横排出オーガ6の先端をトラックのタンクに位置合わせする。次に、排出作業が終了すると、横排出オーガ6は縮小させて格納し、次ぎの作業を再開する。
このとき、固定オーガ筒9の摺動案内ローラ60が移動オーガ筒14の内周に当接し、移動オーガ筒14を固定オーガ筒9に対して伸縮させると、摺動案内ローラ60が転動して移動オーガ筒14を支持しながら摺動案内し、金属の移動オーガ筒14と摺動案内ローラ60の合成樹脂層63の接触のため、移動オーガ筒14の摩耗が抑制され、移動オーガ筒14の破損・摺動不良を防止し、耐久性を向上させる。
前記横排出オーガ6は、前記縦揚穀装置5に接続した固定オーガ7と、該固定オーガ7に伸縮自在に取付けた移動オーガ8とにより分割形成する。前記固定オーガ7の固定オーガ筒9の基部と縦揚穀装置5との接続部分は公知であり、横排出オーガ6の先端が上下動自在および縦揚穀装置5の軸心を中心に旋回するように構成する。固定オーガ筒9内には固定オーガ螺旋10を設ける。固定オーガ螺旋10の基部は縦揚穀装置5内の縦揚穀螺旋(図示省略)と接続し、固定オーガ螺旋10の先端は固定オーガ筒9に設けた中間側軸受部11に軸装する。
前記移動オーガ8の移動オーガ筒14は固定オーガ筒9の外周に移動自在に嵌合させ、移動オーガ筒14内には伸縮螺旋15を設ける。伸縮螺旋15の構成も任意であるが、一例を示すと、前後方向(伸縮方向を説明の都合上「前後」とする)の筒形状の移動部材16の前後端に夫々前後方向に突き出るように板状の係合部材17を形成し、係合部材17の前後両端には夫々前後側係合部18、19を形成し、移動部材16の前後の係合部材17の外面には前後両端に亘って移動側螺旋翼20を形成して一つの移動螺旋ピース21を構成し、各移動螺旋ピース21は、夫々の移動部材16に形成した異径形状の異径挿通孔を、外周面が異径挿通孔と同一形状の伝達軸部材23に摺動のみ自在に挿通して伸縮螺旋15を構成する。
この場合、前記各移動螺旋ピース21は、前後に位置する移動螺旋ピース21の係合部材17の前側係合部18と後側係合部19とが互いに係合するように組合せて伝達軸部材23に挿通する。
したがって、移動オーガ筒14と共に伝達軸部材23が伸長すると、最先端の移動螺旋ピース21は伝達軸部材23との係止部分により牽引され、次に、最先端の移動螺旋ピース21の後側係合部19が搬送方向上手側(後側)の移動螺旋ピース21の前側係合部18に係合して牽引して各移動螺旋ピース21が伝達軸部材23に対して移動し、反対に移動オーガ筒14と共に伝達軸部材23が縮小すると、最先端の移動螺旋ピース21が後側の移動螺旋ピース21を後側に押して各移動螺旋ピース21が伝達軸部材23に対して移動して間隔が縮小する。
しかして、前記移動オーガ筒14は固定オーガ筒9に対して人力による手動操作により移動するようにし、所定位置にて移動オーガ筒14の移動をロック(固定)するロック装置30を設ける。ロック装置30は、固定オーガ筒9の外周に当接するロック位置と固定オーガ筒9の外周より離隔するアンロック位置との間変位するロック体31を設けて構成する。ロック体31はゴム等の弾性部材により形成し、ロック体31はアーム32の先端に取付け、アーム32の中間部を移動オーガ筒14の下面に固定の取付部材33に軸34により回動自在に取付け、アーム32の基部にロック操作ハンドル35を取付ける。36はロック体31をロックするように付勢するバネであり、バネ36はロック操作ハンドル35を元の位置に戻すようにも作用する。
前記ロック体31は移動オーガ筒14の長さ方向の何れの場所に設けてもよいが、最も伸長させたときに固定オーガ筒9と重合する部分の移動オーガ筒14に設けると、いつでもロックでき、好適である。
また、移動オーガ筒14の先端の排出口40を有する排出部41にもロック装置30の先端側ロック操作ハンドル43を取付けると、排出口40近傍で横排出オーガ6の伸縮操作が可能となって、操作性が向上し、好適である。先端側ロック操作ハンドル43にはワイヤ等の操作伝達部材44の一端を接続し、操作伝達部材44の他端は前記ロック操作ハンドル35に接続し、先端側ロック操作ハンドル43は操作伝達部材44を介してロック操作ハンドル35を操作してロック操作する。
しかして、前記排出部41には、前記固定オーガ螺旋10および伸縮螺旋15へ伝達する回転を入り切りさせるクラッチ50の伝動操作レバー51を設ける。伝動操作レバー51にはワイヤ等の操作伝達部材52の一端を接続し、操作伝達部材52の他端は前記クラッチ50に接続する。53は前記操作伝達部材52の中間部に設けたテンション機構であり、前記横排出オーガ6の伸縮に伴って伝動操作レバー51とクラッチ50との間の距離の変動に対応させるようにしたものである。実施例では、多数のコマ部材54をピン55により連結し、この連結したコマ部材54を円形状に配置し、連結したコマ部材54の一端を固定オーガ筒9側に接続し、他端を移動オーガ筒14側に接続し、このコマ部材54の円の内周側に操作伝達部材52を這わせ、コマ部材54の直径を変更することで、常時、操作伝達部材52を緊張させるように付勢するように構成している。
しかして、固定オーガ筒9の中間側軸受部11の付近には、移動オーガ筒14の摺動を支持案内する摺動案内ローラ60を設ける。摺動案内ローラ60は横軸61に軸装する金属ローラ62の前記移動オーガ筒14との接触面を合成樹脂層63により被覆して二重構造に構成して構成する。
横排出オーガ6の伸縮構成を手動操作にした場合、伸縮操作の操作力の軽減が要求され、一方、摺動案内ローラ60の支持面積を大にして移動オーガ筒14の支持の確実性を向上させると、移動オーガ筒14と摺動案内ローラ60との接触抵抗が大きくなって操作力が重くなる。
そのため、金属ローラ62の接触面に合成樹脂層63を設けることで、接触抵抗を減少させ、伸縮操作の操作力を軽減させる。
また、接触面を合成樹脂層63にすることで、移動オーガ筒14の摩耗も抑制され、移動オーガ筒14の破損・摺動不良を防止し、耐久性を向上させる。
実施例で前記摺動案内ローラ60は、中間側軸受部11を固定オーガ筒9に取付ける取付部材65に横軸61により軸装し、取付部材65は円筒状のチューブメタル64に取付ける。前記摺動案内ローラ60は、その上面を、チューブメタル64に設けた開口部66から固定オーガ筒9外周より外側に突出させて、移動オーガ筒14の内周面に当接させる。67はチューブメタル64の小径部、68はチューブメタル64のガイド部である。
摺動案内ローラ60の外周を円弧面に形成すると、移動オーガ筒14の内周に摺動案内ローラ60の外周の母線方向において全体的に接触し、一部に応力が集中するのを回避する。
そのため、摺動案内ローラ60の外周の面圧を低くなるように構成し、移動オーガ筒14の荷重や振動による摺動案内ローラ60の摩耗や割れの破損を防止する。また、面圧を低くしているので、移動オーガ筒14の摺動抵抗も軽減して伸縮操作も円滑に軽くなる。
面ファスナー71は固定オーガ筒9の外周に移動オーガ筒14を挿入するときには起毛状(ループ状)の各繊維部分が夫々根本より折れて厚みを減少させて挿入を円滑にし、挿入されると弾性復元して起毛状態となって固定オーガ筒9の外周と移動オーガ筒14の内周との隙間を塞いで穀粒が漏れるのを防止している。このように移動オーガ筒14の伸縮の度に面ファスナー71は無数の起毛状(ループ状)の各繊維部分が折れたり起立したりするので、応力や摺動抵抗を分散させ、耐久性を向上指せる。
また、チューブメタル64の下面側に位置する面ファスナー71と基材72の間には厚さ方向に弾性を有する不織布等に形成した下面側部材74を挟んで形成する。下面側部材74はシール部材70の下面側の厚みを厚くして、移動オーガ筒14が伸長して先端が自重で下がることで、生じる隙間の発生を抑制している。
即ち、移動オーガ筒14を伸長させて先端が垂れ下がると、移動オーガ筒14の下側内周面と固定オーガ筒9の外周下面との間に隙間ができ、この隙間を塞ぐためにシール部材70全体厚さ(肉厚)を厚くすると、摺動抵抗が増加し、薄くすると隙間ができるが、本願ではシール部材70の下面側に下面側部材74を上下に挟んでシール部材70の下面側の厚みのみを厚くして部分を厚くし、横部分は薄くできるので、抵抗を余り増加させずに、穀粒漏れを防止する。
前記舌片部77は、先端に至るに従い薄くなるように形成すると共に、先端に至るに従い直径を大にして固定オーガ筒9の外周より外側に位置するように構成する。
そのため、舌片部77は移動オーガ筒14の内径より外側に位置し、舌片部77は弾性変形させて移動オーガ筒14内に挿入して常時移動オーガ筒14の内周面に当接させ、穀粒が漏れるのを防止し、製造誤差(公差内)による移動オーガ筒14の内径の変化にも追随して当接する。
シール部材70はガイド部材80を設けた部分よりも更に小径の小径部67に設けているから、移動オーガ筒14の伸縮の際の抵抗を厚み方向に分散させられ、破損や剥離を防止する。
シール部材70は固定オーガ筒9の外周に設けることにより、移動オーガ筒14の内周面との厚みを厚くすることがで、移動オーガ筒14の伸縮の際の抵抗を厚み方向に分散させられ、破損や剥離を防止する。
そこで、本願の移動オーガ筒14は、移動オーガ筒14の先端に設ける排出口40を有する排出部41は除いて一本の筒部材により構成する。したがって、移動オーガ筒14は各合わせ面がないので、この部分が原因の振動発生がなく、また、終始同径に加工するのも容易であり、搬送も円滑になり、また、軽量化できて伸縮操作も容易になる。
機体を走行させて刈取部3により圃場の穀稈を刈取って脱穀装置2で脱穀し、脱穀した穀粒をグレンタンク4にて一時貯留し、グレンタンク4が一杯になると、圃場近傍の運搬車にまで移動し、縦揚穀装置5により揚穀し、揚穀した穀粒を横排出オーガ6により前記運搬車のタンクに放出する。
前記横排出オーガ6は、縦揚穀装置5に接続した固定オーガ7と、該固定オーガ7に伸縮自在に取付けた移動オーガ8とにより分割形成しているから、固定オーガ7に対して移動オーガ8を移動させて横排出オーガ6を伸縮させると、横排出オーガ6の先端をトラックのタンクに位置合わせするのが容易となる。
また、排出作業が終了すると、横排出オーガ6は縮小させて格納し、次ぎの作業を再開するので、作業の邪魔にならず、作業性を向上させる。
しかして、横排出オーガ6には伸縮螺旋15を設け、縮螺旋15は前後方向の円筒形状の移動部材16と、移動部材16の外周に固定した前後方向に長い板形状の係合部材17と、係合部材17の前後両端の外面に固定した移動側螺旋翼20により構成した移動螺旋ピース21を、各移動螺旋ピース21の係合部材17の前後両端の前側係合部18と後側係合部19とが互いに係合するように伝達軸部材23に順に挿通して構成しているから、移動オーガ筒14が伸長すると、移動オーガ筒14の先端側の移動螺旋ピース21はその後側係合部19が後側の移動螺旋ピース21の前側係合部18を牽引するまで、伝達軸部材23に対して移動し、後側の移動螺旋ピース21はその後側の移動螺旋ピース21の前側係合部18を牽引するまで、伝達軸部材23に対して移動し、これを反復して、各移動螺旋ピース21の移動側螺旋翼20の間隔(ピッチ)が広くなって、移動オーガ筒14の伸長に対応して伸縮螺旋15も伸長する。
しかして、前記移動オーガ筒14は固定オーガ筒9に対して人力による手動操作により移動するようにし、所定位置にて移動オーガ筒14の移動をロック(固定)するロック装置30を設けているから、ロック操作ハンドル35を握ると、アーム32を軸34中心にシーソーのように回動させ、アーム32はロック体31を固定オーガ筒9の外周より離してアンロック状態にし、この状態で移動オーガ筒14を固定オーガ筒9に対して移動させて伸縮させ、所望位置にてロック操作ハンドル35を離すとバネ36の弾力により元の位置に戻り、これによりアーム32を回動させ、ロック体31を固定オーガ筒9の外周に押し付けてロックする。
また、移動オーガ筒14の先端の排出口40を有する排出部41の先端側ロック操作ハンドル43を操作すると、操作伝達部材44が牽引され、前記ロック操作ハンドル35を握ったのと同じアンロック状態になり、ロック体31を固定オーガ筒9の外周より離して伸縮操作を行い、所望位置にて先端側ロック操作ハンドル43を離すと、ロック体31がバネ36の弾力により固定オーガ筒9の外周に当接(押し付け)してロックする。
したがって、先端側ロック操作ハンドル43の存在により排出口40近傍で横排出オーガ6の伸縮操作が可能となって、操作性が向上し、好適である。
この場合、固定オーガ筒9に対して移動オーガ筒14が移動することで横排出オーガ6の全長が長短変化し、伝動操作レバー51とクラッチ50との間の距離が変動することになるが、操作伝達部材52の中間部には多数のコマ部材54をピン55により連結し、連結した円形状のコマ部材54の一端を固定オーガ筒9側に接続し、他端を移動オーガ筒14側に接続したテンション機構30を設けているから、横排出オーガ6の伸縮に伴って円形状のコマ部材54の直径を変化させて常時、操作伝達部材52を緊張させる。
なお、前記した各実施例は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示、あるいは説明しているが、これらは特に記載しない場合でも夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
Claims (1)
- グレンタンク(4)内の穀粒を排出する縦揚穀装置(5)に接続した固定オーガ(7)に手動操作により長さ方向に伸縮自在に移動オーガ(8)を取付けて横排出オーガ(6)を構成し、前記固定オーガ(7)の固定オーガ筒(9)の先端には横排出オーガ(6)内に設けたオーガ螺旋の搬送方向中間部を軸装する中間側軸受部(11)を設け、該中間側軸受部(11)またはその付近の固定オーガ筒(9)には、移動オーガ筒(14)の摺動を支持案内する横軸(61)回転の摺動案内ローラ(60)を設け、該摺動案内ローラ(60)は横軸(61)に軸装した金属ローラ(62)の前記移動オーガ筒(14)との接触面を合成樹脂層(63)により被覆して構成し、前記移動オーガ筒(14)には、該移動オーガ筒(14)の移動をロックするロック装置(30)を設け、該ロック装置(30)は、固定オーガ筒(9)の外周に当接するロック位置と固定オーガ筒(9)の外周より離隔するアンロック位置との間変位するロック体(31)を設けて構成し、該ロック体(31)はゴム等の弾性部材により形成し、該ロック体(31)は前記移動オーガ筒(14)に設けた透孔を前記移動オーガ筒(14)の外側から出入りして前記固定オーガ筒(9)の外周と当接したロック位置と離脱したアンロック位置との間変位する構成とし、前記ロック体(31)を操作するロック操作ハンドル(35)を前記移動オーガ筒(14)の下面に取付け、前記移動オーガ筒(14)の先端の排出口(40)を有する排出部(41)には前記固定オーガ螺旋(10)および伸縮螺旋(15)へ伝達する回転を入り切りさせるクラッチ(50)の伝動操作レバー(51)を設け、該伝動操作レバー(51)と前記クラッチ(50)とはワイヤ等の操作伝達部材(52)により接続し、操作伝達部材(52)の中間部には前記横排出オーガ(6)の伸縮に伴って伝動操作レバー(51)とクラッチ(50)との間の距離の変動に対応するテンション機構(53)を設け、該テンション機構(53)は、多数のコマ部材(54)をピン(55)により連結し、連結したコマ部材(54)の一端を固定オーガ筒(9)側に接続し、他端を移動オーガ筒(14)側に接続し、この連結したコマ部材(54)の中間部を円形状に配置し、このコマ部材(54)の円の内周側に前記操作伝達部材(52)を這わせ、前記コマ部材(54)の前記円形状部分の直径を変更することで、常時、操作伝達部材(52)を緊張させるように付勢する構成としたことを特徴とする穀物排出装置。
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JP2005040090A JP2005040090A (ja) | 2005-02-17 |
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KR101322526B1 (ko) * | 2013-01-04 | 2013-10-28 | 엘에스엠트론 주식회사 | 콤바인 곡물이송장치 |
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2003
- 2003-07-24 JP JP2003279187A patent/JP4172354B2/ja not_active Expired - Fee Related
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KR101322526B1 (ko) * | 2013-01-04 | 2013-10-28 | 엘에스엠트론 주식회사 | 콤바인 곡물이송장치 |
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