JP4172328B2 - 電池および組電池 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,ラミネートフィルムにて発電要素が密封された電池およびその電池を組み合わせてなる組電池に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から,複数個の電池を繋ぎ合わせた組電池が各種の電子機器に利用されている。組電池の構成要素となる電池としては,例えばリチウムイオン電池がある。近年,リチウムイオン電池は,携帯型PCや携帯電話を始めとする電子機器のみならず,ハイブリッド車や電気自動車の電源として注目されている。
【0003】
リチウムイオン電池には,発電要素(電極体や電解液等)がラミネートフィルムに密封された状態で使用されるものがある。そのような形態の電池は,図10に示すような手順で作成される。まず,図10(A)に示すような電極シート12,13とセパレータとを重ね合わせて捲回させたもの(以下,「発電要素10」とする)を用意する。次に,図10(B)に示すように正極端子38と負極端子39とをそれぞれ電極シート12,13に取り付ける。次に,図10(C)に示すように発電要素10をラミネートフィルム41で包み,ラミネートフィルム41の縁辺を熱溶着にてシールする。以上によりラミネートフィルム41に密封された電池(単セル)300が作成される。このような電池の記載としては,例えば特許文献1がある。
【0004】
また,前述した単セル300を組み合わせた組電池は,図11および図12に示すような手順で作成される。まず,図11(A)に示すようにケース71と,正極端子38および負極端子39を拘束する端子拘束部材53とを用意する。そして,単セル300をケース71内に収納し,図11(B)に示すように端子拘束部材53とともに単セル300を密閉する。そして,図12(A)に示すようにケース71に収納された単セル301〜304を同一平面上に並べて配置する。さらに,図12(B)に示すように単セル拘束部材81にて単セル301〜304をまとめて拘束する。以上により組電池400が作成される。このように単セルを同一平面上(幅方向)に並べて配置する組電池の記載としては,例えば特許文献1がある。また,単セルを厚さ方向に並べて配置する組電池の記載としては,例えば特許文献2がある。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−117828号公報
【特許文献2】
特開昭60−205958号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,前記した従来の技術には以下のような問題があった。すなわち,リチウムイオン電池は,充電および放電により電極シートの厚みが変化する。そのため,図10に示した電池300(特許文献1に記載されている電池)のように,発電要素10が拘束されていない状態,すなわち自由に膨張および収縮が可能な状態では,電極シートに皺が生じる。そしてその皺により電極シート間のスムーズな電荷の移動が阻害される恐れがある。
【0007】
また,組電池としては,次のような問題がある。図12に示した組電池のように単セルを同一平面上に並べる場合には,単セルごとにケース71を用意しなければならない。このケース71は,発電要素10の大きさだけではなく,当然ラミネートフィルム41のシール部分を収納できる大きさのものでなければならない。そのため,そのようなサイズのケース71を組み合わせると,組電池400の全体のサイズが大きくなる。また,図12に示したように各単セルをまとめて拘束すると,単セル拘束部材81の撓みにより単セルごとに加えられる圧力が異なる可能性がある。また,特許文献2に記載された組電池のように単セルを厚さ方向に重ね合わせて配置する場合には,ケースの内壁に発電要素が接触することで各セルに同等の圧力を与えることができる。しかしながらこの配置では,厚さ方向のサイズが大きく,扁平形状(薄型)であるリチウムイオン電池の特徴を生かしきれない。また,どちらの配置の組電池であっても,単セルをまとめて拘束する必要があるため,単セルの配置の設計自由度が小さい。
【0008】
本発明は,前記した従来の技術が有する問題点を解決するためになされたものである。すなわちその課題とするところは,発電要素の膨張を抑制し,コンパクトな組電池とすることができる電池およびその電池にて構成された組電池を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この課題の解決を目的としてなされた電池は,電極体を備えた発電要素と,発電要素を挟んで対向し,発電要素全体発電要素の厚さ方向の両側から拘束し,発電要素の厚さ方向から見て発電要素のうちの電極積層箇所と重ならない位置で互いを固定する一対の拘束部材と,拘束部材および発電要素をまとめて密封するラミネートフィルムとを有するものである。また,本発明の組電池は,本発明の電池を組み合わせてなるものである。
【0010】
すなわち,本発明の電池では,拘束部材により発電要素が拘束されている。そのため,発電要素の膨張が抑制される。また,ラミネートフィルムにて発電要素と拘束部材とがまとめて密封されている。すなわち,本発明の電池は,発電要素が拘束された状態で密封されている。そのため,本発明の電池を組み合わせて組電池とする場合に,単セルを収納するケースや各電池をまとめて拘束する単セル拘束部材を設ける必要がない。よって,組電池の全体のサイズがコンパクトである。また,電池の配置における設計自由度が大きい。
【0011】
また,本発明の電池の拘束部材は,発電要素にて発生した熱が伝達される放熱部を有し,放熱部は,発電要素の電極体から絶縁されていることとするとよりよい。これにより,発電要素の過熱を抑制することができる。放熱部の材質としては,例えばアルミ,銀等の金属が該当する。また,金属(合金を含む)でなくても熱伝導率が高い材質のものであれば本発明に適用可能である。例えば,窒化アルミ等の高熱伝導率セラミックスや,放熱性は劣るが電極体拘束という点ではPE等の樹脂も使用できる。
【0012】
また,本発明の電池は,発電要素の電極体に取り付けられた端子部材を有し,拘束部材は,端子部材に固定されていることとするとよりよい。これにより,本発明の電池を組み合わせて組電池とした場合に,発電要素,拘束部材および端子部材が一体となるために安定する。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下,本発明を具体化した実施の形態について,添付図面を参照しつつ詳細に説明する。なお,本実施の形態は,電気自動車等の車両に搭載されるリチウムイオン電池に本発明を適用したものである。
【0014】
実施の形態に係るリチウムイオン電池100は,図1に示すように発電要素10がラミネートフィルム41に密封された状態のものである。ラミネートフィルム41は,アルミ箔の両面に樹脂層を配したものである。リチウムイオン電池100の側面からは,正極集電端子31および負極集電端子32が突出している。
【0015】
図2は,リチウムイオン電池100の密封前の状態を示す図である。本形態のリチウムイオン電池100は,発電要素10と,発電要素拘束板21,22と,正極集電端子31と,負極集電端子32とを有している。正極集電端子31は,発電要素10の正極の電極シートと導通している。負極集電端子32は,発電要素10の負極の電極シートと導通している。また,発電要素10は,一対の発電要素拘束板21,22により挟持され,適当に加圧されている。すなわち,発電要素10は,発電要素拘束板21,22により拘束されている。さらに発電要素拘束板21は,正極集電端子31および負極集電端子32に固定されている。同様に,発電要素拘束板22も正極集電端子31および負極集電端子32に固定されている。
【0016】
発電要素10は,図3に示すように正極の電極シート12と,負極の電極シート13とを有するものである。さらに発電要素10には,セパレータや電解液が含まれている。また,発電要素10は,電極シート12,13をセパレータとともに重ね合わせて捲回したものである。なお,図4に示すように適当な大きさでカットした電極シート12,13をセパレータとともに重ね合わせて積層したものであってもよい。発電要素10の具体例としては,例えば正極の電極シート12としてコバルト酸リチウム,負極の電極シート13として黒鉛化炭素材料,セパレータとしてポリエチレン等の樹脂,さらに電解液としてリチウム塩を溶解させた有機溶媒が利用される。
【0017】
発電要素拘束板21は,図5に示すように金属部211と,金属部211を囲む枠体212とを有している。金属部211は,熱伝導率が高い材質のものである。例えば,アルミが該当する。また,枠体212は,絶縁性を有するものである。例えば,PET,ABS等の熱可塑性樹脂が該当する。また,枠体212には,正極集電端子31および負極集電端子32に固定するためのネジ穴213,214が設けられている。
【0018】
正極集電端子31は,図6に示すように拘束部材311,314からなっている。なお,負極集電端子32も同様である。この拘束部材311と拘束部材314との間に正極の電極シート12が挟み込まれ,超音波溶接等にて接合される。また,正極集電端子31の拘束部材311には,突起部312が設けられている。この突起部312は,ラミネートフィルム41の外側に突出し,リチウムイオン電池100の全体の正極端子として利用される部分である。また,拘束部材311には,発電要素拘束板21と結合するための有底のネジ穴313が設けられている。なお,拘束部材314にも,同様のネジ穴315が設けられている。
【0019】
図7は,図2に示した状態におけるリチウムイオン電池100を組み合わせる前の状態を示す図である。リチウムイオン電池100では,発電要素10の正極部12を挟んで,正極集電端子31の拘束部材311,314が配置される。なお,拘束部材311および拘束部材314は,互いにネジ穴が設けられていない面で対向させる。また,負極部13を挟んで,負極集電端子32の拘束部材321,324が配置される。また,発電要素10を挟んで,発電要素10上に発電要素拘束板21,22が配置される。そして,発電要素拘束板21のネジ穴213と正極集電端子31のネジ穴313とが面上同じ位置に配置される。また,正極集電端子31のネジ穴315と発電要素拘束板22のネジ穴223とが面上同じ位置に配置される。そして,リベット等により,発電要素拘束板21と正極集電端子31とが接合される。また,正極集電端子31と発電要素拘束板22とが接合される。同様に,発電要素拘束板21のネジ穴214と負極集電端子32のネジ穴323とが面上同じ位置に配置される。また,負極集電端子32のネジ穴325と発電要素拘束板22のネジ穴224とが面上同じ位置に配置される。そして,これらの構成部品がリベット等で接合される。なお,発電要素拘束板21,正極集電端子31,および発電要素拘束板22をまとめて接合してもよい。その場合には,正極集電端子31の各ネジ穴を貫通穴とし,さらに正極部12にも貫通穴を設ける。そして,それらの貫通穴を発電要素拘束板21,22の各ネジ穴とともに面上同じ位置に配置し,それらをまとめて接合する。
【0020】
次に,本形態のリチウムイオン電池100(単セル)の作成手順について説明する。まず,図3に示したような正極の電極シート12および負極の電極シート13を有する発電要素10を用意とする。次に,図8示すように正極集電端子31が発電要素10に接合される。また,負極集電端子32も同様に接合される。具体的には,発電要素10の電極シート12が正極集電端子31の拘束部材311,314に挟み込まれ,超音波溶接等により接合される。これにより正極集電端子31は,リチウムイオン電池100の正極端子となる。また,発電要素10の電極シート13が負極集電端子32の拘束部材321,324に挟み込まれ,超音波溶接等により接合される。これにより負極集電端子32は,リチウムイオン電池100の負極端子となる。
【0021】
次に,図2に示したように発電要素拘束部材21,22が発電要素10上に配置され,正極集電端子31および負極集電端子32に固定される。これにより発電要素10は,発電要素拘束部材21,22に拘束される。よって,発電要素10の膨張が抑制される。また,発電要素拘束部材21の金属部211が発電要素10と接しているため,発電要素10で発生した熱が金属部211に伝達される。すなわち,金属部211は,発電要素10の放熱板となっている。よって,発電要素10の過熱を抑制することができる。また,発電要素拘束板21は,枠体212で正極集電端子31および負極集電端子32に固定される。そのため,正極集電端子31および負極集電端子32と金属部211とは絶縁されている。次に,図1に示したように正極集電端子31,負極集電端子32,および発電要素拘束板21,22が装着された発電要素10がラミネートフィルム41にて被覆される。そして,ラミネートフィルム41の縁辺が熱溶着等でシールされる。これにより,本形態のリチウムイオン電池100(単セル)が作成される。
【0022】
次に,単セル100を組み合わせた組電池200の作成手順について説明する。まず,図9(A)に示すように単セル101〜104を平面上に並べて配置する。各単セルは,前述した単セルの作成手順にて作成されたものである。すなわち,各単セルの発電要素は,剛性がある発電要素拘束部材21,22により拘束されている。そのため,各単セルの膨張を抑制するための部材は不要である。また,各単セルの集電端子をまとめて拘束する集電端子拘束部材51,52が配置されている。さらには,各単セル上に保護プレート61,62が配置されている。この保護プレート61,62は,各単セルのラミネートフィルムの外傷を防止するためのものである。このように配置された各構成部品を1つに組み合わせると,図9(B)に示すような組電池200が作成される。
【0023】
以上詳細に説明したように本形態のリチウムイオン電池100は,発電要素10を一対の発電要素拘束板21,22で拘束することとしている。これにより,発電要素10の膨張を抑制することができている。さらに,発電要素拘束板21,22により発電要素10が保護されるため,釘刺し等に対する安全性が高い。また,発電要素拘束板21,22を正極集電端子31および負極集電端子32に固定することとしている。そして,発電要素拘束板21,22,正極集電端子31および負極集電端子32を装着した状態で,ラミネートフィルム41を被せることとしている。すなわち,発電要素10が拘束された状態で被覆されている。そのため,組電池とする際に,発電要素10を拘束するためのケースや拘束部材等を用意する必要がない。そのため,組電池とする際の,単セルの配置,サイズ等の設計自由度が大きい。また,剛性がある発電要素拘束板21,22,正極集電端子31,負極集電端子32が固定されているため,組電池とした場合に安定する。よって,発電要素の膨張を抑制し,組電池とする際の設計自由度が大きい電池およびその電池にて構成された組電池が実現されている。
【0024】
また,発電要素拘束板21は金属部211を有することとしている。そして,その金属部211を発電要素10と接するように配置することとしている。これにより,発電要素10から発生する熱を外部に逃がすことができ,発電要素10の過熱を抑制することができている。
【0025】
また,本形態の組電池では,先に発電要素10を拘束して後にラミネートフィルム41で被覆している。従来の組電池では,先にラミネートフィルム41で被覆して後に発電要素10を拘束しているため,ラミネートフィルム41も収納できるサイズのケースを用意しなければならない。しかしながら本形態の発電要素拘束部材21,22は,発電要素10と同等のサイズである。従って,組電池の全体のサイズがコンパクトである。
【0026】
なお,本実施の形態は単なる例示にすぎず,本発明を何ら限定するものではない。したがって本発明は当然に,その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良,変形が可能である。例えば,組電池の構成部品である電池はリチウムイオン電池に限るものではない。すなわち,ニッケル水素電池やニッカド電池でも本発明を適用できる。
【0027】
なお,上述した本発明の実施形態には,特許請求の範囲に記載した発明以外にも,以下の付記に示すような発明が含まれる。
【0028】
[付記1] 複数個の電池を組み合わせてなる組電池において,
各電池は,
電極体を備えた発電要素と,
前記発電要素を挟んで対向し,前記発電要素を両側から拘束する拘束部材と,
前記拘束部材および前記発電要素をまとめて密封するラミネートフィルムとを有することを特徴とする組電池。
【0029】
[付記2] 付記1に記載する組電池において,
前記拘束部材は,前記発電要素にて発生した熱が伝達される放熱部を有し,
前記放熱部は,前記発電要素の電極体から絶縁されていることを特徴とする組電池。
【0030】
[付記3] 付記1または付記2に記載する組電池において,
前記発電要素の電極体に取り付けられた端子部材を有し,
前記拘束部材は,前記端子部材に固定されていることを特徴とする組電池。
【0031】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば,発電要素の膨張を抑制し,コンパクトな組電池とすることができる電池およびその電池にて構成された組電池が提供されている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るリチウムイオン電池の外観を示す図である。
【図2】 図1に示したリチウムイオン電池におけるラミネートフィルムの密封前の外観を示す図である。
【図3】 リチウムイオン電池の発電要素の構成(捲回型)を示す図である。
【図4】 リチウムイオン電池の発電要素の構成(積層型)を示す図である。
【図5】 本形態の電池に係る発電要素拘束部材を示す図である。
【図6】 本形態の電池に係る正極集電端子を示す図である。
【図7】 リチウムイオン電池を組み合わせる前の状態を示す図である。
【図8】 集電端子が溶接された状態の発電要素を示す図である。
【図9】 実施の形態に係る組電池の作成手順を示す図である。
【図10】 従来の形態のリチウムイオン電池に係る単電池の作成手順を示す図である。
【図11】 従来の形態のリチウムイオン電池に係る組電池の作成手順(その1)を示す図である。
【図12】 従来の形態のリチウムイオン電池に係る組電池の作成手順(その2)を示す図である。
【符号の説明】
10 発電要素
21 発電要素拘束板
31 正極集電端子
32 負極集電端子
41 ラミネートフィルム
100 リチウムイオン電池
200 組電池
211 金属部
212 枠体

Claims (4)

  1. 電極体を備えた発電要素と,
    前記発電要素を挟んで対向し,前記発電要素全体前記発電要素の厚さ方向の両側から拘束し,前記発電要素の厚さ方向から見て前記発電要素のうちの電極積層箇所と重ならない位置で互いを固定する一対の拘束部材と,
    前記拘束部材および前記発電要素をまとめて密封するラミネートフィルムとを有することを特徴とする電池。
  2. 請求項1または請求項2に記載する電池において,
    前記拘束部材は,前記発電要素にて発生した熱が伝達される放熱部を有し,
    前記放熱部は,前記発電要素の電極体から絶縁されていることを特徴とする電池。
  3. 請求項1から請求項3のいずれか1つに記載する電池において,
    前記発電要素の電極体に取り付けられた端子部材を有し,
    前記拘束部材は,前記端子部材に固定されていることを特徴とする電池。
  4. 複数個の電池を組み合わせてなる組電池において,
    各電池は,
    電極体を備えた発電要素と,
    前記発電要素を挟んで対向し,前記発電要素全体前記発電要素の厚さ方向の両側から拘束し,前記発電要素の厚さ方向から見て前記発電要素のうちの電極積層箇所と重ならない位置で互いを固定する一対の拘束部材と,
    前記拘束部材および前記発電要素をまとめて密封するラミネートフィルムとを有することを特徴とする組電池。
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