JP4172044B2 - 線材固定金具 - Google Patents

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Description

本発明は、配線・配管材を支持すべく金属線材によって網状に形成される受具どうしの連結又は該受具の組立て等に使用される受具用の線材固定金具に関し、特に、受具どうしの連結又は該受具の組み立ての際の線材固定作業が簡易且つ迅速に行うことが可能な線材固定金具に関するものである。
配線・配管材を支持する受具として、ラダー形状のものの他に、金属線材を格子状に溶接し網体を形成して、この網体を組み付けて相互に連結することによって受具とする、「メッシュタイプの受具」が従来より提案されている。このメッシュタイプの受具を連結するための固定金具として、ドイツ連邦共和国出願公開公報第2036325号等に記載の技術に係る固定金具が提案されている。
この公報に記載の技術に係る連結固定金具は、図25に示すように、相互に連結される受具に係る、並設される2本の金属線材を、2枚の金具をビス止めして挟持することにより、前記受具の連結固定を行うものである。
しかし、上記公報に記載の技術に係る連結金具により連結固定するためには、連結箇所において逐一ビス止め作業が必要となる。このビス止め作業は、ドライバー或いはレンチ等の工具を「回す」作業を伴う面倒な作業であり、特に、連結する受具の下に潜り、上を向いての無理な姿勢で連結作業を行う場合には非常に不都合である。
また、前記受具が長距離にわたって配設される場合には、必然的に連結作業を要する箇所も多数に及ぶこととなる。そのような場合に、全ての連結箇所において面倒なビス締め作業をしなければならないとなると、その作業に長時間を要することとなり、問題がある。
本発明は、上記互いに並設された金属線材に対する、連結・固定作業が簡易且つ確実に行うことが可能となり、その作業に要する時間を短縮することが可能となる、線材固定金具を提案するものである。
請求項1に係る発明は、配線・配管材を支持すべく金属線材によって網状に形成される受具どうしの連結又は該受具の組立て等に使用される受具用の線材固定金具100であって、開口と両側部11とを備えた断面略コ字形状に設けられてなり、前記両側部11に設けられ、前記開口から内部に配設された並設する2本の前記金属線材と当接して該両線材が離間するのを防止すると共に、互いに外方に拡開することを防止する拡開防止ボルトを挿入するためのボルト穴40を前記内部に配設される2本の金属線材よりも開口側に備えた離間防止部10と、前記両側部11又は一方の側部に設けられ、前記両金属線材を挟持すべく塑性変形する、前記離間防止部10とスリットを介して形成された線材挟持部20とにより、前記2本の金属線材を並設状態に固定することを特徴とする受具用の線材固定金具100である。
すなわちこの請求項1に係る発明の線材固定金具100によれば、まず、離間防止部10が、前記「2本の線材(A)」の両外側に配設され、尚かつ当該「2本の線材(A)」に当接することにより当該両線材(A)の離間を防止して「仮組み」する。そして、この「仮組み」された前記2本の線材(A)、又は当該金属線材(A)と直交する他の金属線材(B)を、線材挟持部20が塑性変形することにより挟持して、前記2本の線材(A)を並設状態に固定することとなるのである。
また、本請求項に係る発明の線材固定金具100は、前記離間防止部10において「両側部11」を断面略コ字形状に設けて「開口」を形成し、この開口から内部に配設されて両側部11の当接により「仮組み」がなされた2本の金属線材を、前記線材挟持部20が塑性変形することによって並設状態に固定することとなるのである。更に、本請求項に係る発明の線材固定金具100は、離間防止部10が互いに向き合って配置され、これら双方の離間防止部10には、それぞれボルト穴40を形成して、これらのボルト穴40を連係して拡開防止ボルトを挿通して螺嵌させることとなる。かかる構成により、線材固定金具100が、その内側に配設された金属線材から非常に強い負荷を受けた際にも、前記の離間防止部10が外方へ拡開することを防止できることとなるのである。尚ここで、前記金属線材(A)と直交する「他の金属線材(B)」というのは、例えば、図3の(b)においては、金属線材(A)の下側に直交して配設されている金属線材(B)を指すものである。本発明において、これら金属線材(A)及び金属線材(B)は、溶接等によって相互に固着されている場合、及び、一切固着されていない場合の、何れも含むものである。
請求項に係る発明は、請求項に記載の線材固定金具100において、線材挟持部20が、ペンチ等の挟み工具による挟み付けにより、前記金属線材を挟持すべく塑性変形することを特徴とするものである。
すなわちこの請求項に係る発明の線材固定金具100は、線材挟持部20により金属線材を挟持させるべく塑性変形を行う際においては、当該線材挟持部20をペンチ等の挟み工具で挟み付けることのみを以て塑性変形させることが可能となり、受具等の連結作業が簡易迅速且つ確実に行うことが可能となるものである。
請求項に係る発明は、請求項に記載の線材固定金具100において、線材挟持部20が、ペンチ等の挟み工具に対応した幅を有することを特徴とするものである。
すなわちこの請求項に係る発明の線材固定金具100は、線材挟持部20がペンチ等の挟み工具に対応した幅を有することにより、作業者が現場においてペンチ等の挟み工具で挟み付ける際に、意外の変形を防止するべく必要な強度を確保し、確実且つ容易な塑性変形作業を行うことが可能となるものである。
請求項1に係る発明の受具用の線材固定金具は、配線・配管材を支持すべく金属線材によって網状に形成される受具どうしの連結又は該受具の組立て等に使用される受具用の線材固定金具であって、開口と両側部とを備えた断面略コ字形状に設けられてなり、前記両側部に設けられ、前記開口から内部に配設された並設する2本の前記金属線材と当接して該両線材が離間するのを防止すると共に、互いに外方に拡開することを防止する拡開防止ボルトを挿入するためのボルト穴を前記内部に配設される2本の金属線材よりも開口側に備えた離間防止部と、前記両側部又は一方の側部に設けられ、前記両金属線材を挟持すべく塑性変形する、前記離間防止部とスリットを介して形成された線材挟持部とにより、前記2本の金属線材を並設状態に固定することにその構成上の特徴を有するものである。そして、この請求項1に係る発明の線材固定金具によれば、離間防止部は「両側部」を断面略コ字形状に設けて「開口」を形成する。この開口から内部に配設されて両側部の当接により「仮組み」がなされた2本の金属線材を、線材挟持部が塑性変形することにより、並設状態に固定可能とする効果を奏するものである。また、本請求項に係る発明の線材固定金具によれば、拡開防止ボルトが前記両離間防止部を拡開不可に係合するため、両離間防止部において金属線材から負荷が掛かった際にも、前記両離間防止部が外方へ拡開してしまうことを防止することが可能となるのである。
請求項に係る発明の受具用の線材固定金具は、請求項に記載の線材固定金具において、線材挟持部が、ペンチ等の挟み工具による挟み付けにより、前記金属線材を挟持すべく塑性変形することにその構成上の特徴を有するものである。そして、この請求項に係る発明の線材固定金具によれば、線材挟持部をペンチ等の挟み工具で挟み付けることのみを以て塑性変形させることが可能となり、受具等の連結作業が簡易迅速且つ確実に行うことを可能とする効果を奏するものである。
請求項に係る発明の受具用の線材固定金具は、請求項に記載の線材固定金具において、線材挟持部が、ペンチ等の挟み工具に対応した幅を有することにその構成上の特徴を有するものである。そして、この請求項に係る発明の線材固定金具によれば、作業者が現場においてペンチ等の挟み工具で挟み付ける際には、確実且つ容易な塑性変形作業を行うことを可能とする効果を奏するものである。
本発明に係る線材固定金具100は、特に、離間防止部10と線材挟持部20とを備えたことを特徴とするものである。当該線材固定金具100は、例えば、「鋼板」により形成することが考えられるが、特段これに限定されるものではなく、本発明の目的を達成できるのであれば、如何なる材質のものとしてもよい。以下、各構成要件ごとに説明する。まず「離間防止部10」は、並列に配置された2本の金属線材を並設状態に固定するためのものである。すなわち、配線・配管材を支持すべく金属線材によって網状に形成される受具どうしの連結又は該受具の組立て等に使用される受具用の線材を固定する際において、この「離間防止部10」によって、まず、並列に配置された2本の金属線材を並設状態で「仮組み」する。そして、後述する「線材挟持部20」を塑性変形させた後には、前記2本の金属線材が離脱することなく固定することとなる。
この「離間防止部10」の構成は、上記作用を奏することが可能であれば如何なる構成のものとしてもよいが、例えば、図2に示す構成とすることが考えられる。同図は本発明に係る固定金具100に、二点鎖線にて示した「挟持する金属線材」を収容させた状態を示した模式断面図であるが、この図2中において前記「離間防止部10」は、両側部11における線材挟持部20の間に形成された「切り欠き」に対する残存部分であって、二点鎖線にて示した金属線材(A)と当接する部分がこれに該当する。
また、この「離間防止部10」には、何らかの拡開防止手段を設けることも考えられる。この拡開防止手段として具体的には、前記離間防止部10を、金属線材を内包した状態で、互いにボルト締めすることが考えられる。
すなわち、まず相互に向かい合って立設する離間防止部10にボルト穴40を形成する。このボルト穴40については、如何なる構成のものとしてもよいが、具体的には、その一方を挿通穴とし、他方を螺刻穴とすることが考えられる。そして、図13又は図14に示すように、前記の挿通穴に拡開防止ボルト41を挿入し、その先端に当接するであろう螺刻穴に対して螺合乃至螺嵌し、前記離間防止部10における外方への拡開不可とすることが考えられる。勿論、前記ボルト穴40は、その一方を螺刻穴とすることなく双方を挿通穴とし、これら挿通穴の何れにも拡開防止ボルト41を挿通させて、更に別部材に係るナットにて前記拡開防止ボルト41を螺嵌するものとしてもよい。
さらに、図15に示すように、前記「離間防止部10」には「回転防止部50」を設けて、線材固定金具100が金属線材上において回転してしまうこと防止するものとしてもよい。この「回転防止部50」は、図15或いは図16に示すように、線材当接部12と相対向して配置され、金属線材Bの背面に係合するものである。そのため、この回転防止部50は前記線材当接部12とともに金属線材A及び金属線材Bを挟み込むこととなり、線材固定金具100が金属線材A上にて回転してしまうことを防止することが可能となるものである。従って、線材固定金具100が「回転」することによる、当該線材固定金具100の金属線材A上における固定位置の「ズレ」或いは「緩み」を防止できるのである。
なお、本発明に係る線材固定金具100において「線材当接部12(13)」というのは、主に金属線材の側周面と当接するものであり、当該線材当接部12(13)の側端部からは「離間防止部10」或いは「線材挟持部20」が立設されることとなる。
次に「線材挟持部20」は、塑性変形することにより金属線材を挟持して、前記金属線材を固定するものである。すなわち、前述した離間防止部10によって「仮組み」2本の金属線材を、当該「線材挟持部20」が塑性変形することにより、確実に「固定」するものである。
ここで、上記の線材挟持部20に対して「塑性変形」を行う際には、ペンチ等の挟み工具で挟み付けることによって行うことが考えられる。図7から図9は、ペンチ等の挟み工具(P)によって線材挟持部20を塑性変形させているところを示したものである。これらの図面に示すように、線材挟持には、ペンチ等の挟み工具との係合を容易なものとする「係合部21」を形成して、簡易且つ迅速確実に塑性変形を施すことができるように構成することが考えられる。この係合部21は、線材挟持部20を塑性変形させてるべく、ペンチ等の挟み工具にて挟み付ける際に、係合部21自体が変形してしまわない程度の強度を確保すべきと考えられる。
本発明に係る線材固定金具100は、図3(a)に示すように、その挟持する金属線材の長手方向への形成寸法を、前記線材と直交する他の金属線材と、当該「他の金属線材」と平行に配置された金属線材との間隔と略同一の寸法に形成することによって、線材固定金具100のズレ止めを行うことが可能となる。また、図3(b)に示すように、線材挟持部20に、前記の直交する「他の金属線材」と係合可能な空間を形成することにより「ズレ止め部30」を設けるものとしてもよい。
なお、本発明に係る線材固定金具100は、その断面形状を図7又は図11に示す構成として、相互に並設状態に配設された2本の金属線材を収容させることが考えられる。
まず図7に示す構成というのは、「両側部11」を「断面略コ字形状」に配置して「開口」を形成し、この「開口」から2本の金属線材を内部に配設し、これら2本の金属線材の外側と前記「両側部11」とを当接させ、前記2本の金属線材の「仮組み」乃至「固定」を行うものである。
一方、図11に示す構成というのは、前述の「両側部11」の間に「仕切壁14」を設けて、「断面略ヨ字形状」に形成したものである。そして、これら各両側部11と前記仕切壁14との間に「開口」を形成し、これらの「開口」のそれぞれに金属線材を配設しこれら2本の金属線材の外側と前記「両側部11」とを当接させ、前記2本の金属線材の「仮組み」乃至「固定」を行うものである。
以下の各実施例においては、図7に示す「断面略コ字形状」に係る構成にて説明するが、本発明に係る線材固定金具100において、複数の金属線材が並設される部分については、上記「断面略ヨ字形状」にて構成してもよい。
以下、本発明に係る線材固定金具100の実施例及び参考例を、図面を参照して説明する。
参考例1)
図1から図6は、本発明の参考例1に係る線材固定金具100aを示したものである。本参考例に係る線材固定金具100aは、金属線材を収容した際に前記金属線材が当接する「線材当接部12」の両側端に、離間防止部10と線材挟持部20とを一体的に形成してなる「両側部11」を立設している。前記線材当接部12の幅寸法は、金属線材の2本分に係る直径と略同一の寸法にて形成している。すなわち、本参考例において両側部11は、金属線材2本分の直径と略同一の寸法を隔て相互に向かい合って立設したものである。
当該線材固定金具100aにより金属線材を固定する際には、図4から図6に示すように、金属線材(A)を、互いに向かい合って配置される両側部11の間の開口から、固定金具の内部に配設させて離間防止部10に当接させる。そして、図7乃至図10の模式図に示すように、係合部21にペンチ等の挟み工具(P)を係合させ、当該ペンチ等の挟み工具(P)にて挟み付けて線材挟持部20を塑性変形させることにより、金属線材(A)を固定するものである。
参考例に係る線材固定金具100aは、離間防止部10と線材挟持部20とは連続的乃至一体的に形成されているため、金属線材を固定した際にも高い強度を発揮することが可能となるものである。
参考例に係る線材固定金具100aは、ズレ止め部30に係る空間に「直交する他の線材B」が入り込み、線材挟持部20が挟持する金属線材の軸方向へのズレを防止することが可能となるものである。この金属線材(B)は、前記線材挟持部20が挟持する金属線材(A)の直ぐ下側に配設され、溶接されて成るものである。
なお、本参考例に係る線材固定金具100aに係る線材当接部12の幅寸法は、金属線材2本分の直径と略同一の寸法とし、一方、ズレ止め部30に係る空間の切り欠き寸法は金属線材1本分の直径の寸法と略同一としたが、特段この形状に限定されるものではない。すなわち、線材固定金具100aが配置される場所により、任意に線材当接部12の幅寸法、或いは、ズレ止め部30の切り欠き寸法を変更するものとしてもよい。
また、本参考例に係る線材固定金具100aは、図3に示すが如く、その挟持する金属線材(A)の長手方向への形成寸法L1を、前記線材(A)と直交する他の金属線材(B1)と、当該「他の金属線材(B1)」と互いに平行に配置された金属線材(B2)との間隔L2と、略同一の寸法に形成してもよい。前記の寸法L1にて形成し、線材固定金具100aを前記「他の金属線材(B1),(B2)」間に収納することにより、挟持する金属線材(A)の長手方向へのズレ止めが可能となるのである。勿論、受具に係る金属線材(B1),(B2)の組み付け間隔L2を、線材固定金具100aの形成寸法L1に合わせて組み付けることによって、ズレ止めを行うものとしてもよい。
参考例に係る線材固定金具100aは、前記「ズレ止め部30」によるズレ止め作用と、上述した線材固定金具100aの形成寸法L1を金属線材の間隔L2と略同一とすることによるズレ止め作用とを、同時に発生させる構成としてもよいのである。
参考例に係る線材固定金具100aの用途としては、図23に示すように、受具どうしの連結金具としての使用であって、受具の端部を構成する金属線材を並設状態にて固定するのに好適である。
(実施例2)
図12から図14は、本発明の実施例2に係る線材固定金具100bを示したものである。本実施例に係る線材固定金具100bは、金属線材を収容した際に前記金属線材が当接する「線材当接部12」の両側端に、離間防止部10と線材挟持部20とをスリットを介して形成してなる「両側部11」を立設している。前記線材当接部12の幅寸法は、金属線材の2本分に係る直径と略同一の寸法にて形成している。すなわち、本実施例に係る固定金具100bにおいて両側部11は、金属線材2本分の直径と略同一の寸法を隔て相互に向かい合って立設しており、そしてこれら両側部11のうち、特に離間防止部10にはボルト穴40を設けている。
このボルト穴40は、前記両側部11が金属線材からの負荷によって拡開してしまうことを防止するべく、互いに向き合って立設した離間防止部10を連係して螺嵌する別部材に係る拡開防止ボルト41を、挿入するためのものである。但し、前記拡開防止ボルト41は必須の構成要件ではなく、本実施例に係る線材固定金具100bの用途が、それほど負荷が掛からない部位の連結固定であるのならば、拡開防止ボルト41にて離間防止部10を螺嵌する必要はない。
当該線材固定金具100bにより金属線材を固定する際には、図13又は図14に示すように、金属線材(A)を、互いに向かい合って配置される両側部11の間の開口から、固定金具の内部に配設させて離間防止部10に当接させる。次に、図7から図10に示すように、係合部21にペンチ等の挟み工具(P)を係合させ、当該ペンチ等の挟み工具(P)にて挟み付けて線材挟持部20を塑性変形させることにより、金属線材(A)を挟持する。そして、図13又は図14に示すように、金属線材を挟んだ位置にて相互に向き合っている離間防止部10に対し、拡開防止ボルト41を螺入して固定するのである。
また、本実施例に係る線材固定金具100bは、拡開防止ボルト41を備えているため、その挟持する金属線材(A)において多大な負荷が掛かった場合にも、離間防止部10が外方へ開いてしまうことを防止できることとなる。
本実施例に係る線材固定金具100bの用途としては、図24に示すように、受具におけるコーナー部分を形成する金属線材の連結固定に用いることが好適である。
参考例3)
図15及び図16は、本発明の参考例3に係る線材固定金具100cを示したものであり、本参考例に係る線材固定金具100cは、金属線材を収容した際に前記金属線材が当接する「線材当接部12」の両側端に、離間防止部10と線材挟持部20とを一体的に形成してなる「両側部11」を立設している。前記線材当接部12の幅寸法は、金属線材の2本分に係る直径と略同一の寸法にて形成している。すなわち、本参考例において両側部11は、金属線材2本分の直径と略同一の寸法を隔て相互に向かい合って立設している。そして本参考例に係る線材固定金具は、離間防止部10の一端並びに前記線材当接部12の一端には回転防止部50を形成し、線材当接部12の一端には高さ合わせ手段60を設けたものである。
ここで、高さ合わせ手段60は、受具の立ち上がり部における金属線材に当接した際に、若干の撓みが発生することとなる。この撓みによりスプリングの如き作用が働くため、線材固定金具100c自体を上方に押し上げる作用が働く。そのため、前記「立ち上がり部」における線材固定金具100cの上下位置が整合されることとなるのである。
当該線材固定金具100cは図16に示すように、主に受具の立上がり部に使用され、この線材固定金具100cにより金属線材を固定する際には、図15又は図16に示すように、金属線材(A)を、互いに向かい合って配置される両側部11の間の開口から、固定金具の内部に配設させて離間防止部10に当接させるとともに、回転防止部50を金属線材の外面に当接させる。そして、図7から図10に示すように、係合部21にペンチ等の挟み工具(P)を係合させ、当該ペンチ等の挟み工具(P)にて挟み付けて線材挟持部20を塑性変形させることにより、金属線材(A)を固定するものである。
当該参考例に係る線材固定金具100cは、離間防止部10において「回転防止部50」を備えている。この「回転防止部50」は、図15或いは図16に示すように、線材当接部12と相対向して配置され、金属線材(B)の背面に係合する。そのため、この回転防止部50は前記線材当接部12とともに金属線材(A)及び金属線材(B)を挟み込むこととなり、線材固定金具100が金属線材(A)上にて回転してしまうことを防止することが可能となる。そのため、線材固定金具100cが「回転」することによる、当該線材固定金具100cの金属線材(A)上における固定位置の「ズレ」或いは「緩み」を防止できる。
また、当該線材固定金具100cの下部においては「高さ合わせ手段60」を形成しているため、当該高さ合わせ手段60が線材固定金具100c自体を上方に押し上げることとなる。そのため、線材固定金具100cは受具の立ち上がり部において上下方向に対する位置が整合されることとなり、前記「回転防止部50」とともに、連結する受具の「緩み」等の発生を防止することが可能となる。
参考例に係る線材固定金具100cの用途としては、図23に示す、受具の「立ち上がり部分」の連結固定に用いることが好適である。
参考例4)
図17及び図18は、本発明の参考例4に係る線材固定金具100dを示したものである。本参考例に係る線材固定金具100dは、受具を構成する金属線材のうち、特に、直交して並設配置された金属線材を固定するものであり、その具体的構成は以下のとおりである。
参考例に係る固定金具100dは、図17に示すように、上下2段階にわたって第1線材当接部12及び第2線材当接部13を備えるものである。これらの線材当接部12,13のうち、まず第1線材当接部12から下方に向けて離間防止部10が形成されており、当該離間防止部10には第2線材当接部13が形成されている。そして、この第2線材当接部13から下方に向けて線材挟持部20が形成されている。本参考例において線材挟持部20は、前記離間防止部10とは直交する方向に形成されることとなる。
参考例においては、離間防止部10と線材挟持部20の内側端面とが連続的につながっている。そのため、線材挟持部20の内側端面も、前記離間防止部10の一部としても作用することとなるのである。
参考例においては、第1線材当接部12の幅寸法を金属線材2本分の直径と略同一とし、第2線材当接部13の幅寸法を金属線材1本分の直径と略同一としている。
当該線材固定金具100dにより金属線材を固定する際には、図18に示すように、相互に並設状態にある金属線材(B1),(B2)を、互いに向かい合って配置される離間防止部10の間の開口から、固定金具の内部に配設させて前記離間防止部10間の第1線材当接部12に当接させる。それとともに、前記金属線材(B1),(B2)と直交して配設され、それぞれT字状に溶着された金属線材(A1),(A2)を、互いに向かい合って配置される線材挟持部20の間の開口から収容し、第2線材当接部13に当接させる。そして、図7から図10に示すように、係合部21にペンチ等の挟み工具(P)を係合させ、当該ペンチ等の挟み工具(P)にて挟み付けて前記線材挟持部20を塑性変形させることによって金属線材(A1),(A2)を挟持して、金属線材(B1),(B2)を並設状態にて固定するものである。
なお、本参考例に係る線材固定金具100dにおいて、第1線材当接部12の幅寸法は金属線材2本分の直径と略同一の寸法とし、一方、第2線材当接部13の幅寸法は金属線材1本分の直径と略同一の寸法としたが、特段この形状に限定されるものではない。すなわち、線材固定金具100dが配置される場所により、任意に各線材当接部12,13の幅寸法を変更するものとしてもよい。
参考例に係る線材固定金具100dの用途としては、図17に示すように、受具どうしの連結金具としての使用であって、受具端部におけるT字状に構成された金属線材を並設状態にて固定するのに好適である。
参考例5)
図19及び図20は、本発明の参考例5に係る線材固定金具100eを示したものである。本参考例に係る線材固定金具100eは、図19に示すように、本体を略コ字状に形成し、この本体の一端を線材当接部12とする。そして線材当接部12の一端を基端として開口部70を隔てて線材挟持部20をそれぞれ延設している。前記「開口部70」は、金属線材(A1),(A2)と直交する「他の金属線材(B1),(B2)」の2本分の直径と略同一の幅にて形成している。前記線材挟持部20におけるそれぞれの内側端面に離間防止部10が備えられており、互いに並設する前記「他の金属線材(B1),(B2)」を離間不可に係合することとなる。
参考例に係る線材固定金具100eにより金属線材を固定する際には、図20に示すように、まず、金属線材(A1),(A2)を開口から線材当接部12に当接させることともに、2本の金属線材(B1),(B2)における曲部を、線材挟持部20の内側に形成した開口部70から配設させる。前記線材挟持部20の内側端面には離間防止部10が設けられており、この離間防止部10が、前記「2本の金属線材(B1),(B2)」の周面に離間不可に係合する。次に、前記の線材当接部12に金属線材(A1),(A2)が当接した状態において、前記線材挟持部20に対して塑性変形を施す。この塑性変形というのは、図7から図10に示すように、線材挟持部20の先端および線材当接部12の端部に形成した係合部21に、ペンチ等の挟み工具(P)を係合させ、当該ペンチ等の挟み工具(P)にて挟み付けて線材挟持部20を変形させることを示す。以上から、分断されている金属線材(A1),(A2)を連結し、相互に並設している金属線材(B1),(B2)を離間不可に連結固定することが可能となるものである。
参考例6)
図21及び図22は、本発明の参考例6に係る線材固定金具100fを示したものである。
参考例に係る線材固定金具100fは、挟持する線材の軸方向について、受具の幅寸法と略同一の寸法とし、受具の断面形状に沿わせるべく、その全体を略U字状に形成したことを特徴とするものである。そして、固定金具100fの長手方向において連続的に離間防止部10を形成し、受具の立ち上がり部分に当接する部分並びに受具の底部に当接する部分の数カ所に、線材挟持部を設けたものである。
参考例に係る線材固定金具100fにて受具を連結乃至固定する際には、図22に示すように、線材固定金具100fを断面略U字状の受具に沿わせて収納して、当該固定金具100fに設けた線材挟持部20を、図7乃至図10に示すように、塑性変形を施して金属線材を挟持させる。
かかる構成乃至作用により、線材固定金具100fにおける長手方向へのズレが生じることなく、受具を離間不可に連結・固定することとなるのである。
参考例1に係る線材固定金具100(100a)の斜視図である。 図1の線材固定金具100(100a)のA−A線断面図である。 (a)は、挟持する金属線材(A)と直交する「他の金属線材(B1),(B2)」どうしの間に、図1の線材固定金具100を配設させた状態での側面図であり、一方(b)は、ズレ止め部30に直交する「他の金属線材B」を収容した状態での、図1に係る線材固定金具100(100a)の側面図である。 図1の線材固定金具100(100a)の使用状態を上方から示した図である。 図4の線材固定金具100(100a)の使用状態を下方から示した図である。 図1の線材固定金具100(100a)の他の使用状態を示した図である。 本発明に係る線材固定金具100に対して塑性変形を施すプロセスを示す第1図である。 上記プロセスの第2図である。 上記プロセスの第3図である。 上記プロセスの第4図である。 図7に係る線材固定金具100に対して、両側部11間に仕切壁14を設け、断面略ヨ字形状とした線材固定金具100の断面図である。 実施例2に係る線材固定金具100(100b)の斜視図である。 図12の線材固定金具100(100b)の使用状態を上方から示した図である。 図12の線材固定金具100(100b)の使用状態を下方から示した図である。 参考例3に係る線材固定金具100(100c)の斜視図である。 図15の線材固定金具100(100c)の使用状態を上方から示した図である。 参考例4に係る線材固定金具100(100d)の斜視図である。 図17の線材固定金具100(100d)の使用状態を上方から示した図である。 参考例5に係る線材固定金具100(100e)の斜視図である。 図19の線材固定金具100(100e)の使用状態を上方から示した図である。 参考例6に係る線材固定金具100(100f)の斜視図である。 図21の線材固定金具100(100f)の使用状態を上方から示した図である。 受具の直線部分を本発明に係る線材固定金具によって連結固定した状態を示す図である。 受具の交叉部分を本発明に係る線材固定金具によって連結固定した状態を示す図である。 従来技術に係る線材固定金具の使用状態を示した図である。
符号の説明
10 離間防止部
11 両側部
12 線材当接部(第1線材当接部)
13 第2線材当接部
14 仕切壁
20 線材挟持部
21 係合部
30 ズレ止め部
40 ボルト穴
41 拡開防止ボルト
50 回転防止部
60 高さ合わせ手段
70 開口部
100 線材固定金具
A 金属線材(A)
B 金属線材(B)
P 挟み工具

Claims (3)

  1. 配線・配管材を支持すべく金属線材によって網状に形成される受具どうしの連結又は該受具の組立て等に使用される受具用の線材固定金具であって、
    開口と両側部とを備えた断面略コ字形状に設けられてなり、
    前記両側部に設けられ、前記開口から内部に配設された並設する2本の前記金属線材と当接して該両線材が離間するのを防止すると共に、互いに外方に拡開することを防止する拡開防止ボルトを挿入するためのボルト穴を前記内部に配設される2本の金属線材よりも開口側に備えた離間防止部と、
    前記両側部又は一方の側部に設けられ、前記両金属線材を挟持すべく塑性変形する、前記離間防止部とスリットを介して形成された線材挟持部とにより、
    前記2本の金属線材を並設状態に固定することを特徴とする受具用の線材固定金具。
  2. 前記線材挟持部は、ペンチ等の挟み工具による挟み付けにより、前記金属線材を挟持すべく塑性変形することを特徴とする、請求項1に記載の線材固定金具。
  3. 前記線材挟持部は、ペンチ等の挟み工具に対応した幅を有することを特徴とする、請求項2に記載の線材固定金具。
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