JP4171305B2 - Packing agent using water-soluble nonwoven fabric - Google Patents

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Description

技術分野
本発明はパック剤に関する。更に詳細には顔、首、体等に用いる化粧品用、医薬品用または医薬部外品用として使用されるパック剤に関する。
背景技術
パック剤としては皮膚の清浄化、整肌、美容を目的としたピールオフタイプ、洗い流すタイプ、ジェルシートタイプ、化粧水含浸シートタイプの化粧品あるいは医薬部外品等が知られている。例えば、特開2000−86440号公報においてはポリビニルアルコール10〜30質量%、平均分子量400〜4,000のポリエチレングリコール1〜10質量%及び酸化プロピレン付加量が10モル以下のポリオキシプロピレンジグリセリルエーテル1〜10質量%を含有させてなるピールオフ型パック化粧料、特開2001−19617号公報においてはハマメリス抽出物とユキノシタ抽出物を除く毛穴ひきしめ成分と粘剤を含有し、外観が不透明のシート状に形成されている毛穴ひきしめパック料、特開2000−302639号公報においてはデキストリンと高分子化合物とを含有してなる貼付層を有するシート状パック剤等がそれぞれ開示されている。
一方、ジェル剤あるいはローション剤としては、保湿、ひきしめ、皮脂抑制等に使用する化粧品、美白、しわ、にきび防止等に使用する医薬部外品、更に皮膚炎治療、殺菌消毒、肩こり・筋肉痛治療、にきび治療、水虫・タムシ治療、虫刺されカユミ止め等に使用する医薬品が知られている。
しかしながら、従来のパック剤は決して使用者が満足できるものではない。すなわち、ピールオフタイプについては使用感不良、面倒さ、剥がすときの痛み、パック残り、発赤、カブレ等、洗い流すタイプについては使用感不良や保湿・美肌効果が少ない等、ジェルシートタイプについてはジェル中美肌成分の利用率が低い、保湿・美肌効果が少ない、高価格等、化粧水含浸シートタイプについては使用感不良、面倒さ、液ダレ、保湿・美肌効果の持続がない等の未解決の問題点をそれぞれ有している。さらに従来のジェル剤あるいはローション剤についても課題は多い。すなわちこれらの剤は使用感不良、発赤、カブレ、保湿・美肌効果の持続がない等の問題点を有している。
発明の開示
したがって、本発明の課題は、上記の問題点に鑑み、効率的に作用効果を示し、肌に対して安全であることは勿論、使用感に優れ、しかも簡便で経済的なパック剤を提供することである。
上記の課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、本願発明者らはパック剤の支持体材料として、従来、医療用、介護用(特開平11−181660号公報)または農薬包装用(特開2001−3255号公報)等に用いられていた水溶性不織布を選択することによって、ローション剤、ジェル剤およびパック剤それぞれのメリットのみが集約されたパック剤の調製が可能になり、上記課題が解決されることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、水溶性不織布および該不織布に含浸させるとジェルを形成せしめるローション剤を含むことを特徴とするパック剤に関する。
また、本発明は、水溶性不織布の組成が、鹸化度88.0〜99.5%のポリビニルアルコールであることを特徴とする前記パック剤に関する。
さらに、本発明は、水溶性不織布の水中溶解温度が、0〜100℃であることを特徴とする前記パック剤に関する。
また、本発明は、水溶性不織布の繊度が、1.5〜3.0dtexであることを特徴とする前記パック剤に関する。
さらに、本発明は、ローション剤の水含量が、50質量%以上であることを特徴とする前記パック剤に関する。
また、本発明は、ローション剤の低級アルコール含量が、40質量%以下であることを特徴とする前記パック剤に関する。
さらに、本発明は、ローション剤の保湿剤含量が、30質量%以下であることを特徴とする前記パック剤に関する。
また、本発明は、ローション剤のpHが、3〜7であることを特徴とする前記パック剤に関する。
さらに、本発明は、ローション剤が、薬効成分を含むことを特徴とする前記パック剤に関する。
また、本発明は、ローション剤が、美肌成分を含むことを特徴とする前記パック剤に関する。
さらに、本発明は、ジェルの粘度が、0.3〜4Pa.sであることを特徴とする前記パック剤に関する。
また、本発明は、ジェルを乾燥すると皮膜が形成されることを特徴とする前記パック剤に関する。
さらに、本発明は、皮膜の引張強度が1〜10N/25mmであることを特徴とする前記パック剤に関する。
また、本発明は、皮膜形成時間が、30℃において3〜26分であることを特徴とする、前記パック剤に関する。
さらに、本発明は、ピールオフタイプであることを特徴とする前記パック剤に関する。
また、本発明は、水溶性不織布にローション剤を含浸させてジェルを形成し、次いで該ジェルを乾燥して皮膜を形成する方法に関する。
本願発明のパック剤は支持体材料として水溶性不織布を用いるため、ローション剤を吹きかけてジェル化させた後にマッサージしながら使用すれば、肌に美肌成分あるいは薬効成分が浸透し、乾燥後に皮膜を自己形成することによって美肌成分あるいは薬効成分の浸透を促す効果に優れる。また、剥がし取るタイプ(ピールオフタイプ)であり、従来のものより使用感優れかつ安全であるため、好適に用いることができる。
発明を実施するための形態
本パック剤に使用する水溶性不織布としては、組成がポリビニルアルコールであり、ポリビニルアルコールの鹸化度が88.0〜99.5質量%であるものが好適である。この範囲を逸脱すると水に対する溶解性が著しく低下するため好ましくない。
またこのとき水溶性不織布の水中溶解温度が0〜100℃、好ましくは5〜50℃より好ましくは5〜30℃である。水中溶解温度が5℃以下になるにつれ、ローション剤と併用した場合に粘度低下による液ダレ、使用感低下、乾燥後の皮膜形成能の低下、パック残り等の傾向が認められ、0℃未満ではその傾向が著しいので好ましくない。また水中溶解温度が30℃以上になるにつれ、ローション剤に対する溶解性低下、ジェル化能低下、使用感低下等の傾向が認められ、100℃を越えるとその傾向が著しいので好ましくない。
また、水溶性不織布の繊度が1.5〜3.0dtexであるものが好ましい。繊度が1.5dtex未満では取扱い難さ、使用感低下等の傾向が著しいので好ましくない。また繊度が3.0dtexを越えるとジェル化能低下、使用感低下等の傾向が著しいので好ましくない。
水溶性不織布の目付に関しては15〜200g/mであることが好ましく、より好ましくは30〜100kg/mである。支持体の目付が30g/m以下になるにつれ、破れなどの形状破壊、ローション剤併用時の液ダレを招く傾向が見られ、15g/m未満では特にその傾向が著しいので好ましくない。また支持体の目付が100g/m以上になるにつれ、ローション併用時のジェル化能低下、使用感低下やコストアップを招く傾向が見られ、200g/mを越えると特にその傾向が著しいので好ましくない。
水溶性不織布の引張強度に関しては5〜200N/50mmであることが好ましく、より好ましくは10〜100N/50mmである。引張強度が10N/50mm以下になるにつれ、破れなどの形状破壊、ローション剤併用時の液ダレを招く傾向が見られ、5N/50mm未満では特にその傾向が著しいので好ましくない。また支持体の破断強度が100N/50mm以上になるにつれ、ローション併用時のジェル化能低下、使用感低下を招く傾向が見られ、200N/50mmを越えると特にその傾向が著しいので好ましくない。
尚、該水溶性不織布には、上記特性を保持しつつ、目的と必要に応じ従来公知である薬効成分、美肌成分、保湿成分、水溶性高分子、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、粘着付与剤、溶解剤、色素、香料、界面活性剤、紫外線吸収剤、無機充填剤およびpH調整剤等を適宜適量配合することが出来る。
また本発明に使用するローション剤としては水、低級アルコール、保湿剤の成分を含んでなる構成からなる。また目的と必要に応じて薬効成分、美肌成分、保湿成分、水溶性高分子、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、粘着付与剤、溶解剤、色素、香料、界面活性剤、紫外線吸収剤、無機充填剤およびpH調整剤等を適宜適量配合することができる。
ローション剤に使用する水としては、精製水や滅菌水、ハーブ水、天然水のいずれかが、単独あるいは組み合わせで用いられる。水は水溶性高分子、保湿剤、薬効成分、美肌成分、保湿成分、キレート剤、防腐剤等の分散・溶解剤として働き、特に本発明に使用する水溶性不織布をジェル化させるために最も重要である。また、水自身も使用時および使用後の使用感を著しく向上させ、また保湿成分とともに皮膚へ移行し潤いやハリを与えるなどの効果をもたらすものである。更に、ジェルの皮膜形成後は皮膚を膨潤させ、美肌成分あるいは薬効成分を効率良く浸透させる働き、いわゆるODT効果を発揮することができる。このため水の配合量は50質量%以上、好ましくは70質量%以上、より好ましくは80質量%以上と多量に添加する必要がある。多量の水を製剤中に含有させることにより、肌に潤いを与え、また外部に水が揮散することにより気化熱を奪い、心地よい清涼感を与えることができる。更に、美肌成分あるいは薬効成分の作用効果を十分に発揮できるものである。水の配合量が80質量%以下になるにつれ、ジェル化能の低下、使用時における使用感の低下、使用後の作用・効果の低下を招く傾向があり、50質量%未満ではその傾向が著しいので好ましくない。
低級アルコールとしてはエチルアルコール、イソプロパノール、変性アルコールのいずれか単独あるいは組み合わせで用いられる。低級アルコールの配合量は40質量%以下、好ましくは30質量%以下、より好ましくは10質量%以下である。配合量が10質量%以上になるにつれ、ジェル化能の低下、使用感の低下、コストアップ、発赤、カブレを招く傾向が認められ、40質量%を越えると特にその傾向が著しいので好ましくない。
保湿剤としてはグリコール類および/または多価アルコール類のいずれか単独あるいは組み合わせにより用いることができる。保湿剤の基剤全体量に占める配合量は30質量%以下、好ましくは20質量%以下、より好ましくは10質量%以下である。配合量が10質量%以上になるにつれ、皮膜形成能の低下、使用感の低下、コストアップを招く傾向が認められ、30質量%を越えると特にその傾向が著しいので好ましくない。尚、保湿剤におけるグリコール類は水溶性高分子、保湿成分、キレート剤、美肌成分、薬効成分、防腐剤等の分散・溶解剤あるいは可塑剤として用いられるとともに、水の放出性や揮散性を促進させることができる。ここであげるグリコール類はポリエーテルの構造を有し、一般に用いられる低分子量の多価アルコールと比較して水酸基が少ないため親水性が劣るので、この性質を利用することにより、水を除いた基剤成分の臨界相対湿度を低下させることができ、使用時において、より多くの水を外部に放出することができる。その結果として肌に潤いを与え、また外部に水が揮散することにより気化熱を奪い、顔の火照りや炎症を抑えると同時に心地よい清涼感を与えるものである。また、粘度の温度依存性が小さく、製剤中に配合したときにも、環境変化に左右されない安定な性状を示すことができる。
ポリエーテルの構造を有するグリコール類としては、平均分子量が200〜600のポリエチレングリコールと平均分子量が500〜3000のポリプロピレングリコールが好ましく、これらの1種もしくは2種以上を配合し用いることができる。また、保湿剤における多価アルコール類は水溶性高分子、保湿成分、架橋剤、美肌成分、薬効成分、防腐剤等の分散・溶解剤あるいは可塑剤として用いられるとともに、水の放出性や揮散性を抑制させることができる。ここであげる多価アルコール類は1分子中2〜4個の水酸基を持つ低分子量の多価アルコールであり、親水性に優れるので、水を除いた基剤成分の臨界相対湿度を向上させることができ、使用時において、水の放出や揮散を抑制することができる。多価アルコール類としては、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、グリセリンおよびジグリセリンが好ましく、これらの1種もしくは2種以上を配合し用いることができる。
これら保湿剤と水と低級アルコールの配合バランスにより、適度な水溶性不織布のジェル化と皮膜形成化が可能となり、肌に対する適度な保湿を与え、貼付時の心地よい使用感、剥離後の使用実感、美肌成分あるいは薬効成分の作用・効果が著しく向上されるものである。
本発明のシート状貼付剤は、上記の基剤成分に加えて、貼付剤の用途に応じ従来公知である薬効成分、美肌成分、保湿成分、水溶性高分子、キレート剤、防腐剤、酸化防止剤、粘着付与剤、溶解剤、色素、香料、界面活性剤、紫外線吸収剤、無機充填剤およびpH調整剤等を適宜適量配合することができる。
薬効成分としては経皮吸収可能な薬物であれば特に制限されるものではなく1種または2種以上配合することができる。例えばプレドニゾロン、デキサメタゾン、ヒドロコルチゾン、フルオシノロンアセトニド、吉草酸ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酪酸クロベタゾン、コハク酸プレドニゾロン等のステロイド系抗炎症剤、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、インドメタシン、ケトプロフェン、ジクロフェナク、イブプロフェン、フルルビプロフェン、フェルビナク、ケトロラク、ロキソプロフェン、スプロフェン、プラノプロフェン、チアプロフェン、フルフェナム酸、テニダップ、アスピリン、アクタリット、ミゾリビン、オキサプロジン、モフェゾラク、エトドラク、オーラノフィン、インドメタシンファネルシル等の非ステロイド系抗炎症剤およびそのエステル誘導体、トラニラスト、アゼラスチン、ケトチフェン、イブジラスト、オキサトミド、エメダスチン、エピナスチン等の抗アレルギー剤、ジフェンヒドラミン、クロルフェニラミン、プロメタジン、トリペレナミン等の抗ヒスタミン剤、クロルプロマジン、ニトラゼパム、ジアゼパム、フェノパルビタール、レセルピン等の中枢神経作用薬、インシュリン、テストステロン、ノルエチステロン、メチルテストステロン、プロゲステロン、エストラジオール等のホルモン剤、クロニジン、レセルピン、硫酸グアネチジン、エホニジピン、アルプレノロール、ニフェジピン等の抗高血圧症剤、ジギトキシン、ジゴキシン等の強心剤、塩酸プロプラノロール、塩酸プロカインアミド、アジマリン、ピンドロール、塩酸ツロブテロール等の抗不整脈用剤、ニトログリセリン、硝酸イソソルビド、塩酸パパベリン、ニフェジピン、ジルチアゼム、ニコランジル等の冠血管拡張剤、リドカイン、プロカイン、塩酸プロカイン、ベンゾカイン、テトラカイン等の局所麻酔剤、モルヒネ、アスピリン、コデイン、アセトアニリド、アミノピリン等の鎮痛剤、チザニジン、エペリゾン、トルペリゾン、イナペリゾン、ダントロレン等の筋弛緩剤、アセトフェニルアミン、ニトロフラゾン、ペンタマイシン、ナフチオメート、ミコナゾール、オモコナゾール、クロトリマゾール、塩酸ブテナフィン等の抗真菌剤、5−フルオロウラシル、ブスルファン、アクチノマイシン、プレオマイシン、マイトマイシン等の抗悪性腫瘍剤、塩酸テロリジン、塩酸オキシブチニン等の尿失禁症剤、ニトラゼパム、メプロバメート等の抗てんかん剤、クロルゾキサゾン、レポドパ、アマンタジン、塩酸セレギリン、塩酸ラノラジン、塩酸ロピニロール等の抗パーキンソン剤、グラニセトロン、アザセトロン、オンダンセトロン、ラモセトロン等の制吐剤、オキシブチン等の頻尿治療剤、ニフェジピン等のCa拮抗剤、フェンタニール、モルヒネ、イミビラミン等の向精神薬、ジフェニドール、ベタヒスチン等の抗めまい剤、ベンゾチアゼピン等の心臓・血管系薬剤、ケトチフェン、ツロブテロール、トラニラスト等の鎮咳去痰剤、ビンポセチン、ニセルゴリン、ニコランジル、マレイン酸クレンチアゼム、塩酸ファスジル、塩酸ベニジピン、塩酸エホニジピン等の脳循環改善剤、ドコサヘキサエン酸、塩酸ビンコナート、フマル酸ネブラセタム等の脳血管性痴呆剤、塩酸ドネペジル、塩酸アミリジン、塩酸メマンチン等のアルツハイマー治療剤、ルーティイナイジングホルモン−リリージングホルモン、サイロトロビンリリージングホルモン等のポリペプチド系ホルモン剤、ポリサッカライド類、オーラノフィン、ロベンザリット等の免疫調節剤、ウルソデスオキシコール酸等の利胆剤、ヒドロフルメチアジド等の利尿剤、トルブタミド等の糖尿病用剤、コルヒチン等の痛風治療剤、ニコチン等の禁煙補助剤、更にはビタミン類、プロスタグランジン類、興奮覚醒剤、催眠鎮静剤、自律神経用剤、末梢血管拡張剤等の薬物があげられる。
美肌成分としてはアラントイン、グリチルリチン酸、酵母エキス、海水乾燥物、塩、無水カフェイン、l−メントール、dl−メントール、グリチルリチン酸ジカリウム、パパイン酵素、L−アルギニン、アルブチン、フラボノイド、コラーゲン、ヨーグルトエキス、レシチン、エラグ酸、アミノ酸類、コウジ酸、タンパク質、糖類、ホルモン類、水溶性プラセンタエキス等の胎盤抽出物、シルクあるいはシルク抽出物、またはアロエ、ヘチマおよびカンゾウ等の各種生薬からの抽出成分、またはアシタバエキス、アスパラサスリネアリスエキス、アセンヤクエキス、アボガドエキス、アマチャエキス、アマチャヅルエキス、アルテアエキス、アルニカエキス、アルモンドエキス、アロエエキス、アンソッコウエキス、イザヨイバラエキス、イタドリエキス、イチョウエキス、イラクサエキス、イリス根エキス、ウーロン茶エキス、ウイキョウエキス、ウコンエキス、エイジツエキス、エゾウコギエキス、エチナシ葉エキス、エンドウエキス、オウゴンエキス、オウバクエキス、オウレンエキス、オオアザミエキス、オオバナサルスベリエキス、オオムギエキス、オオムギ発酵エキス、オクラエキス、オトギリソウエキス、オドリコソウエキス、オノニスエキス、オランダカラシエキス、オレンジエキス、オレンジフラワー水、海藻エキス、カキタンニン、カッコンエキス、カノコソウエキス、ガマエキス、カモミラエキス、カモミラ水、カラスムギエキス、カリンエキス、カロットエキス、カワラヨモギエキス、カンゾウ抽出液、キイチゴエキス、ギンナンエキス、バナバ茶エキス、エンジュエキス、ソバエキス、ネロリエキス、モクレンエキス、セイヨウニワトコエキス、ハイビスカスエキス、コケモモエキス、タラエキス、グァバフェノン、クジン、ノゲイトウ、ムクナエキス、メロスリアエキス、ユリ球根エキス、ラズベリーエキス、ルムプヤン、グリーンティーエキス、アップルフェノン、トウキエキス、アプリコットエキス、ティートリーエキス、ピーチエキス、マカデミアオイル、アーモンドオイル、キウイエキス、キナエキス、キューカンバーエキス、キョウニンエキス、クインスシードエキス、クチナシエキス、クマザサエキス、クミンエキス、クララエキス、クルミ殻エキス、グレープフルーツエキス、クレマティスエキス、クロレラエキス、クワエキス、クワ葉エキス、ケイケットウエキス、ケイヒエキス、ゲンチアナエキス、ゲンノショウコエキス、ケンポナシエキス、コーヒーエキス、紅茶エキス、コウホネエキス、ゴボウエキス、コムギ胚芽エキス、コメヌカエキス、コメヌカ発酵エキス、コンフリーエキス、サイシンエキス、サフランエキス、サボンソウエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、シイタケエキス、ジオウエキス、シコンエキス、シソエキス、シナノキエキス、シモツケソウエキス、シャクヤクエキス、ジュズダマエキス、ショウキョウエキス、ショウブ根エキス、シラカバエキス、シラカバ樹液、スイカズラエキス、スギナエキス、ステビアエキス、セージエキス、セージ水、セイヨウキズタエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウニワトコエキス、セイヨウネズエキス、セイヨウノコギリソウエキス、セイヨウハッカエキス、ゼニアオイエキス、セロリエキス、センキュウエキス、センキュウ水センブリエキス、ダイズエキス、タイソウエキス、タイムエキス、チャエキス、チャ実エキス、チョウジエキス、チョレイエキス、チンピエキス、ツバキエキス、ツボクサエキス、デュークエキス、テルミナリアエキス、テンチャエキス、トウガシエキス、トウキエキス、トウキンセンカエキス、トウキ水、冬虫夏草エキス、トウニンエキス、トウヒエキス、トウモロコシエキス、ドクダミエキス、トマトエキス、トルメンチラエキス、納豆エキス、ニンジンエキス、ニンニクエキス、ノバラエキス、バクガエキス、バクガ根エキス、バクモンドウエキス、パセリエキス、蒸留ハッカ水、ハマナシエキス、ハマメリスエキス、ハマメリス抽出液、バラエキス、パリエタリアエキス、ヒキオコシエキス、ヒノキ水、ビャクダンエキス、ビワ葉エキス、フキタンポポエキス、ブクリョウエキス、ブッチャーブルームエキス、ブドウエキス、ブドウ水、ブドウ葉エキス、ブナエキス、プルーンエキス、ヘイフラワーエキス、ヘチマエキス、ヘチマ水、ベニバナエキス、ボタンエキス、ホップエキス、マツエキス、マツリカエキス、マリアアザミエキス、マロニエエキス、ムクロジエキス、ムラサキセンブリエキス、ムラヤコエンジーエキス、メリッサエキス、メリロートエキス、モモ葉エキス、モヤシエキス、ヤグルマギクエキス、ヤグルマキク水、ユーカリエキス、ユーカリ水、ユキノシタエキス、ユズエキス、ユリエキス、ヨクイニンエキス、ヨモギエキス、ヨモギ水、ラベンダーエキス、ラベンダー水、藍藻エキス、緑茶エキス、リンゴエキス、リンゴ水、レイシエキス、レタスエキス、レモンエキス、レンゲソウエキス、ローズマリーエキス、ローズマリー水、ローズ水、ローマカミツレエキス、ロッグウッドエキス、ワレモコウエキス等の植物性抽出物、またはビタミンA、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンEおよびその他のビタミン類やアスコルビン酸リン酸マグネシウム、アスコルビン酸リン酸ナトリウム、アスコルビン酸−2−グルコシド等のビタミンC誘導体等があげられる。あるいは塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、タンニン酸ジフェンヒドラミン、塩酸トリプロリジン、メキタジン、マレイン酸クロルフェニラミン、d−マレイン酸クロルフェニラミン、フマル酸クレマスチン、塩酸プロメタジン、トラニラスト、クロモグリク酸ナトリウム、ケトチフェン、アリルスルファターゼB、ブフェキサマック、ベンダザック、フルフェナム酸ブチル、イブプロフェン、インドメタシン、アスピリン、フルルビプロフェン、ケトプロフェン、ピロキシカムおよび2−ピリジンメチルメフェナム酸、5,6−デヒドロアラキドン酸、5,6−メタノ−LTA4 、エスクレチン、ユーパチリン、4−デメチルユーパチリン、カフェイン酸、ベノキサプロフェン等の美白作用を有する薬物があげられ、1種または2種以上配合することができる。
保湿成分としてはサクシニルケフィラン水溶液、アセチルケフィラン水溶液、マレイルケフィラン水溶液、麦芽根エキス、エイジツエキス、オレンジエキス、オレンジ果汁、キイチゴエキス、キウイエキス、キューカンバーエキス、クチナシエキス、グレープフルーツエキス、サンザシエキス、サンショウエキス、セイヨウサンザシエキス、セイヨウネズエキス、タイソウエキス、ナツメエキス、デュークエキス、トマトエキス、ブドウエキス、ヘチマエキス、ライム果汁、リンゴエキス、リンゴ果汁、レモンエキス、レモン果汁、シソエキス、ソウハクヒエキス、アルテア、マロニエエキス、ボタンピエキス、ハトムギエキス、オリーブオイル、オリゴメール、キチン、キトサン、小麦胚芽エキス、米ヌカエキス、タイソウ、ヒアルロン酸、ビタミンA、ホホバオイル、ホワイトルピン、リノール酸、クインスシードエキス、ローヤルゼリー、バラエキス、カミツレエキス、アロエベラ、ニンジンエキス、β−カロチン、アカブドウエキス、メリッサエキス、スクワラン、シルクプロテイン、コラーゲン、ヒアルロン酸ソーダ、バイオヒアルロン酸ソーダ、トレハロース、レイシエキス、紅茶エキス、クロレラエキス、酵母エキス、大豆エキス、ニンニクエキス、ヨモギエキス、アロエエキス、海藻抽出液、トリメチルグリシン、ソルビトール等の糖類、L−プロリン、ピロリドンカルボン酸ソーダ等の天然保湿因子等を1種または2種以上配合することができる。
水溶性高分子としては、ゼラチン、寒天、アルギン酸ナトリウム、ポリアクリル酸またはその塩、あるいは部分中和物、カルボキシメチルセルロースまたはその塩、ポリビニルアルコール部分ケン化物、ポリビニルピロリドン、N−ビニルアセトアミド、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシビニルポリマー、キサンタンガム等が挙げられ、いずれか単独あるいは2種以上配合することができる。
キレート剤としては、ヒドロキシエタンジホスホン酸、ヒドロキシエタンジホスホン酸四ナトリウム、クエン酸ナトリウム、グルコン酸塩類、酒石酸、エチレンジアミン四酢酸塩類、ヒドロキシエチルエチレンジアミン三酢酸塩類、1.3プロパンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミン五酢酸塩類、トリエチレンテトラアミン六酢酸塩類、ニトリロ三酢酸塩類、ヒドロキシエチルイミノ二酢酸塩類等が挙げられ、いずれか単独あるいは2種以上配合することができる。
防腐剤としては、パラオキシ安息香酸エステル(例えば、メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン)、1,2−ペンタンジオール、安息香酸、安息香酸塩、サリチル酸塩、ソルビン酸、ソルビン酸塩、デヒドロ酢酸塩、4−イソプロピル−3−メチルフェノール、2−イソプロピル−5−メチルフェノール、フェノール、フェノキシエタノール、ヒノキチオール、クレゾール、2,4,4’−トリクロロ−2’−ヒドロキシジフェニルエーテル、3,4,4’−トリクロロカルバニド、クロロブタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が挙げられ、これらの1種もしくは2種以上を配合して用いることができる。
酸化防止剤としてはアスコルビン酸、没食子酸プロピル、ブチルヒドロキシアニソール、ジブチルヒドロキシトルエン、ノルジヒドログアヤレチン酸、トコフェロール、酢酸トコフェロール、天然ビタミンE等を配合することができる。
粘着付与剤としてはカゼイン、プルラン、寒天、デキストラン、アルギン酸ソーダ、可溶性デンプン、カルボキシデンプン、デキストリン、カルボキシメチルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコール、ポリエチレンオキサイド、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルエーテル、ポリマレイン酸共重合体、メトキシエチレン無水マレイン酸共重合体、イソブチレン無水マレイン酸共重合体、ポリエチレンイミン等を配合できる。
溶解剤としてはベンジルアルコール、ピロチオデカン、ハッカ油、ミリスチン酸イソプロピル、クロタミトン等を配合できる。
色素としては赤色2号(アマランス)、赤色3号(エリスロシン)、赤色102号(ニューコクシン)、赤色104号の(1)(フロキシンB)、赤色105号の(1)(ローズベンガル)、赤色106号(アシッドレッド)、黄色4号(タートラジン)、黄色5号(サンセットエローFCF)、緑色3号(ファストグリーンFCF)、青色1号(ブリリアントブルーFCF)、青色2号(インジゴカルミン)等の法定色素を配合できる。特に色素については限定されないが、製剤イメージに大きく影響を与え、使用感や肌の活性化感の向上につながるものである。
界面活性剤としてはジオクチルスルホコハク酸ナトリウム、アルキルサルフェート塩、2−エチルヘキシルアルキル硫酸エステルナトリウム塩、ノルマルドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム等の陰イオン界面活性剤、ヘキサデシルトリメチルアンモニウムクロライド、オクタデシルジメチルベンジルアンモニウムクロライド、ポリオキシエチレンドデシルモノメチルアンモニウムクロライド等の陽イオン界面活性剤、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレントリデシルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンモノステアレート、ソルビタンモノステアレート、ソルビタンモノパルミネート、ソルビタンセスキオレエート、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレート、ポリオキシエチレンソルビタンモノオレエート、グリセロールモノステアレート、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンオクタデシルアミン、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油等の非イオン界面活性剤が配合できる。
紫外線吸収剤としてはパラアミノ安息香酸、パラアミノ安息香酸エステル、パラジメチルアミノ安息香酸アミル、サリチル酸エステル、アントラニル酸メンチル、ウンベリフェロン、エスクリン、ケイ皮酸ベンジル、シノキサート、グアイアズレン、ウロカニン酸、2−(2−ヒドロキシ−5−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、ジオキシベンゾン、オクタベンゾン、ジヒドロキシジメトキシベンゾフェノン、スリソベンゾン、ベンゾレソルシノール、オクチルジメチルパラアミノベンゾエート、エチルヘキシルパラメトキシサイナメート等を配合できる。
無機充填剤としては酸化チタン、タルク、酸化亜鉛、含水シリカ、炭酸マグネシウム、リン酸水素カルシウム、ケイ酸マグネシウム、ケイソウ土、無水ケイ酸、ベントナイト、水酸化アルミニウム、水酸化アルミニウムゲル、含水ケイ酸アルミニウム、合成ケイ酸アルミニウム、カオリン、酢酸アルミニウム、乳酸アルミニウム、ステアリン酸アルミニウム、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、ケイ酸アルミン酸マグネシウム等を配合できる。
pH調整剤としては酢酸、蟻酸、乳酸、酒石酸、シュウ酸、安息香酸、グリコール酸、リンゴ酸、クエン酸、塩酸、硝酸、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、メチルアミン、エチルアミン、プロピルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジプロピルアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロピルアミン、モノメタノールアミン、モノエタノールアミン、モノプロパノールアミン、ジメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、トリプロパノールアミン、クエン酸バッファー、リン酸バッファー、グリシンバッファー、酢酸バッファー、その他緩衝液等が配合できる。
上記各成分を適宜適量配合したローション剤は皮膚に刺激を与えないように配慮することが望まれるため、そのpH値は3〜7の範囲であることが好ましい。 本発明のパック剤は前述した水溶性不織布とローション剤を併用してなるもので、ローション剤の製造方法としては撹拌機中で前述した成分を均一に混合および/または溶解するものである。またこのとき水溶性不織布は、体や顔の部分的な箇所に用いることを目的として、胸用、背中用、腕用、足用、腰用、肩用、肘膝用、首用、指用、手首用、足首用、首用、顔用、鼻用、目もと用等のように目的の部位にうまく適用できる形状に加工することができる。尚、水溶性不織布とローション剤は、保存中の汚染、吸湿、揮発性物質の蒸散等による効果の減少等を防止する意味から、使用時まで密封性の袋または容器に保存しておくことが望ましい。
以上の構成よりなる本願発明のパック剤は、ローション剤とジェル剤およびパック剤それぞれのメリットのみを集約して効率的に優れた作用効果を示し、肌に対して安全であることは勿論、使用感が良く、しかも簡便で経済的なものである。
本発明のパック剤の使用に際しては、まず、適当なサイズの水溶性不織布を手に取り、ローションを吹きかけて該不織布全体を濡らす。次に、濡れた不織布を患部に押し当てマッサージを行うが、該不織布は速やかにジェル状になるので、マッサージを行いながら該ジェルを適当な広さに患部に塗り広げる。マッサージの後、10〜15分間、皮膜が形成されるまで乾燥させることによって、美肌成分あるいは有効成分を皮膚に浸透させる。最後に、該皮膜を剥離し除去する。
患部への適用は、濡れた不織布を手で擦って該不織布を予めジェル化した後、適量の該ジェルを手指で取って行うこともできる。
[実施例]
以下本発明のパック剤について、実施例および試験例によって更に詳しく説明するが、これらは本発明を何ら限定するものではない。
実施例1
まず、繊度3.0dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水80.084質量%、エチルアルコール7質量%、プロピレングリコール10質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、レモンエキス0.01質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.626質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例2
まず、繊度3.0dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水70.084質量%、エチルアルコール7質量%、プロピレングリコール20質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、レモンエキス0.01質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.626質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例3
まず、繊度1.5dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水50.084質量%、エチルアルコール17質量%、プロピレングリコール30質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、レモンエキス0.01質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.626質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例4
まず、繊度1.5dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水60.084質量%、エチルアルコール30質量%、ポリエチレングリコール7質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、レモンエキス0.01質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.626質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例5
まず、繊度1.5dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水50.084質量%、エチルアルコール30質量%、イソプロピルアルコール10質量%、1.3−ブチレングリコール7質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、レモンエキス0.01質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.626質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例6
まず、繊度1.7dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水86.87質量%、プロピレングリコール10質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、レモンエキス0.1質量%、天然ビタミンE0.01質量%、シルク抽出液0.1質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.63質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%、香料0.01質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤(pH=5)を調製し、50ml容器に充填した。
実施例7
まず、繊度1.7dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水89.31質量%、1.3−ブチレングリコール10質量%、アロエエキス0.1質量%、カイソウエキス0.1質量%、シルク抽出液0.1質量%、酵母エキス0.1質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%、香料0.01質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例8
まず、繊度1.7dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水54.31質量%、エチルアルコール40質量%、ポリエチレングリコール5質量%、アロエエキス0.1質量%、カイソウエキス0.1質量%、シルク抽出液0.1質量%、酵母エキス0.1質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%、香料0.01質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例9
まず、繊度1.7dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次にハーブ水99.85質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例10
まず、繊度1.7dtex・日付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水54.31質量%、1.3−ブチレングリコール40質量%、ポリエチレングリコール5質量%、アロエエキス0.1質量%、カイソウエキス0.1質量%、シルク抽出液0.1質量%、酵母エキス0.1質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%、香料0.01質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
実施例11
まず、繊度1.7dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水87.35質量%、1.3−ブチレングリコール10質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.36質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%、香料0.01質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤(pH=3)を調製し、50ml容器に充填した。
実施例12
まず、繊度1.7dtex・目付50g/mの水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水87.004質量%、1.3−ブチレングリコール10質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.706質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%、香料0.01質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤(pH=7)を調製し、50ml容器に充填した。
[比較例]
比較例1
まず、繊度1.7dtex・水溶性不織布を3×3cmに裁断した。次に精製水47.08質量%、1.3−ブチレングリコール40質量%、プロピレングリコール10質量%、アスコルビン酸−2−グルコシド2質量%、レモンエキス0.01質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、水酸化ナトリウム0.63質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
比較例2
精製水89.31質量%、1.3−ブチレングリコール10質量%、アロエエキス0.1質量%、カイソウエキス0.1質量%、シルク抽出液0.1質量%、酵母エキス0.1質量%、無水クエン酸0.03質量%、リン酸水素二ナトリウム0.05質量%、パラオキシ安息香酸メチル0.15質量%、エデト酸二ナトリウム0.05質量%、香料0.01質量%を均一に溶解するまで攪拌したローション剤を調製し、50ml容器に充填した。
[試験例]
試験例1 粘度試験
実施例7、9、10および比較例1について、粘度試験を実施した。試験は25℃−60%Rh雰囲気の試験室で行い、水溶性不織布10gにローション剤を加え100gとし溶解した時の粘度(25℃)を測定した。尚、試験機器はTOKIMEC製 DIGITAL VISCOMETER DVM−BIIを使用し、試験条件はROTOR No.3で12RPMとした。表1に試験結果を示す。

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試験例2 皮膜形成試験
実施例7、8、9、10および比較例1について、皮膜形成試験を実施した。試験は25℃−60%Rh雰囲気の試験室で行い、水溶性不織布0.04gにローション剤0.4gを加えジェル化した後、30℃プレート上のφ40mm円内に全量塗布したときの皮膜形成時間(30℃)を測定した。尚、塗布直後から、破れないフィルム状で剥がれる時点まで要する時間を皮膜形成時間とした。また試験機器には井内DIGITAL HOT PLATE/STIRRER PMC−720を使用した。表2に試験結果を示す。
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試験例3 皮膜引張強度試験
実施例7、8、9、10および比較例1について、皮膜破断強度試験を実施した。まず、水溶性不織布0.08gにローション剤0.8gを加えジェル化した後、30℃プレート上の幅25mm×長さ100mm型枠内に全量塗布し、30℃プレート上で30分間放置した後の皮膜を試料として使用した。尚、試験は25℃−60%Rh雰囲気の試験室で行い、クロスヘッド移動速度は300mm/minとし、ツカミ間隔(試料初期長)を50mmの条件とした。また試験機器には井内DIGITAL HOT PLATE/STIRRER PMC−720およびORIENTEC製 テンシロン RTA−100を使用した。表3に試験結果を示す。
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試験例4 皮膚安全性試験
実施例1、2、3、4、5、6、7および比較例1について、48時間クローズドパッチテストを実施した。試験は男性30名の背部にそれぞれのサンプルをフィンチャンバーで覆い48時間貼付し、剥離1時間後、剥離24時間後の皮膚刺激を判定した。表4に試験結果を示す。
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試験例5 官能試験
実施例1、2、3、4、5、6、7および比較例1、2についてそれぞれ10名ずつの被験者を用い、官能試験を実施した。被験者の頬に試料を30分塗布し、それぞれの試料について絶対評価を行った。その後、被験者に〔使用感〕〔剥離性〕〔効果感〕の項目について評価させた。表5に〔使用感〕、表6に〔剥離性〕、表7に〔効果感〕についての試験結果を示す。
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以上の結果から、本発明のパック剤は効率に優れた作用効果を示し、肌に対して安全であることは勿論、使用感が良く、しかも簡便で経済的なパック剤であることが明らかになった。
産業上の利用可能性
本発明のパック剤は以下の優れた特徴を示す。
a.皮膜形成によるODT効果を有し、美肌成分の浸透を促して整肌する。
b.角質の汚れや余分な皮脂を取り除き、皮膚を清浄にする。
c.皮膚に対して安全であるため、整肌および美容、あるいは損傷部位への治療にも利用できる。
すなわち、本発明のパック剤は肌に対して安全で、使用感が良く、かつ優れた作用効果を示し、治療や整肌および美容のために用いる医薬品、医薬部外品または化粧品分野での応用が可能であり、産業上極めて有用なものである。 Technical field
The present invention relates to a pack agent. More specifically, the present invention relates to a pack agent used for cosmetics, pharmaceuticals or quasi drugs for the face, neck, body and the like.
Background art
As pack agents, there are known peel-off type, cleansing type, gel sheet type, lotion-impregnated sheet type cosmetics or quasi-drugs for skin cleansing, skin conditioning and beauty purposes. For example, in Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-86440, polyoxypropylene diglyceryl ether having 10 to 30% by weight of polyvinyl alcohol, 1 to 10% by weight of polyethylene glycol having an average molecular weight of 400 to 4,000, and an addition amount of propylene oxide of 10 mol or less. Peel-off type pack cosmetic containing 1 to 10% by mass, JP-A-2001-19617 contains a pore-squeezing component and a sticky agent excluding Hamelis extract and Yukinoshita extract, and has an opaque appearance In Japanese Patent Application Laid-Open No. 2000-302039, a sheet-like pack agent having an adhesive layer containing dextrin and a polymer compound is disclosed.
On the other hand, as gel or lotion, cosmetics used for moisturizing, tightening, sebum control, quasi-drugs used for whitening, wrinkles, acne prevention, dermatitis treatment, bactericidal disinfection, shoulder stiffness / muscular pain treatment Pharmaceuticals used for acne treatment, athlete's foot / beetle treatment, insect bites and scab stops are known.
However, the conventional pack is never satisfactory for the user. In other words, the peel-off type has poor feeling of use, hassle, pain when peeling, pack residue, redness, fogging, etc. Unresolved issues such as low usage rate of ingredients, low moisturizing / skin effect, high price, and lotion-impregnated sheet type, such as poor feeling of use, troublesomeness, dripping, and no moisturizing / skinning effect Respectively. Furthermore, there are many problems with conventional gels or lotions. That is, these agents have problems such as poor usability, redness, fogging, and lack of moisturizing / skin-beautifying effects.
Disclosure of the invention
Therefore, in view of the above-mentioned problems, an object of the present invention is to provide a pack agent that exhibits an effective effect and is safe to the skin as well as excellent in feeling of use and simple and economical. That is.
As a result of intensive research in order to solve the above problems, the inventors of the present invention have conventionally used medical materials, nursing care (Japanese Patent Laid-Open No. 11-181660), or agricultural chemical packaging (specialty) as support materials for pack agents. By selecting a water-soluble non-woven fabric used in Japanese Laid-Open Patent Publication No. 2001-3255) and the like, it becomes possible to prepare a pack agent in which only the merits of the lotion agent, gel agent and pack agent are concentrated. As a result, the present invention has been completed.
That is, the present invention relates to a water-soluble nonwoven fabric and a pack agent comprising a lotion agent that forms a gel when impregnated in the nonwoven fabric.
The present invention also relates to the pack agent, wherein the composition of the water-soluble nonwoven fabric is polyvinyl alcohol having a saponification degree of 88.0 to 99.5%.
Furthermore, this invention relates to the said pack agent characterized by the water dissolution temperature of a water-soluble nonwoven fabric being 0-100 degreeC.
Moreover, this invention relates to the said pack agent characterized by the fineness of a water-soluble nonwoven fabric being 1.5-3.0 dtex.
Furthermore, this invention relates to the said pack agent characterized by the water content of a lotion agent being 50 mass% or more.
In addition, the present invention relates to the pack agent, wherein the lotion preparation has a lower alcohol content of 40% by mass or less.
Furthermore, this invention relates to the said pack agent characterized by the moisturizing agent content of a lotion agent being 30 mass% or less.
Moreover, this invention relates to the said pack agent characterized by the pH of a lotion agent being 3-7.
Furthermore, this invention relates to the said pack agent characterized by a lotion agent containing a medicinal component.
In addition, the present invention relates to the pack agent, wherein the lotion agent contains a beautifying skin component.
Further, in the present invention, the gel has a viscosity of 0.3 to 4 Pa.s. It is related with the said pack agent characterized by being s.
The present invention also relates to the pack agent, wherein a film is formed when the gel is dried.
Furthermore, this invention relates to the said pack agent characterized by the tensile strength of a film | membrane being 1-10 N / 25mm.
Moreover, this invention relates to the said pack agent characterized by the film formation time being 3 to 26 minutes in 30 degreeC.
Furthermore, this invention relates to the said pack agent characterized by being a peel-off type.
The present invention also relates to a method of forming a gel by impregnating a water-soluble nonwoven fabric with a lotion agent and then drying the gel.
Since the pack agent of the present invention uses a water-soluble non-woven fabric as a support material, if it is used while massaging after spraying a lotion agent, the skin beautifying component or medicinal component penetrates into the skin, and the film is self-dried after drying. By forming, it is excellent in the effect of promoting the penetration of a beautifying skin component or a medicinal component. Further, it is a peel-off type (peel-off type), which is superior in use feeling and safer than conventional ones, and thus can be suitably used.
BEST MODE FOR CARRYING OUT THE INVENTION
As a water-soluble nonwoven fabric used for this pack agent, the composition is polyvinyl alcohol and the saponification degree of polyvinyl alcohol is 88.0-99.5 mass%. Deviating from this range is not preferable because the solubility in water is significantly reduced.
At this time, the water-soluble nonwoven fabric has a dissolution temperature in water of 0 to 100 ° C, preferably 5 to 50 ° C, more preferably 5 to 30 ° C. As the dissolution temperature in water decreases to 5 ° C or less, when used in combination with a lotion agent, liquid dripping due to a decrease in viscosity, a decrease in feeling of use, a decrease in film-forming ability after drying, a pack residue, etc. are observed. Since the tendency is remarkable, it is not preferable. Further, as the dissolution temperature in water becomes 30 ° C. or higher, the tendency of lowering the solubility in the lotion agent, lowering of gelling ability, lowering the feeling of use, etc. is observed.
Moreover, that whose fineness of a water-soluble nonwoven fabric is 1.5-3.0 dtex is preferable. If the fineness is less than 1.5 dtex, it tends to be difficult to handle and the feeling of use is reduced. On the other hand, if the fineness exceeds 3.0 dtex, the tendency to decrease the gelling ability and the feeling of use is remarkable, which is not preferable.
Regarding the basis weight of the water-soluble nonwoven fabric, it is 15 to 200 g / m.2And more preferably 30 to 100 kg / m.2It is. The basis weight of the support is 30 g / m2As it becomes below, there is a tendency to cause shape breakage such as tearing and dripping at the time of using lotion, 15 g / m2If the ratio is less than 1, the tendency is particularly remarkable. The basis weight of the support is 100 g / m2As it became above, there was a tendency to reduce gelling ability, use feeling and cost increase when combined with lotion, 200 g / m2Since the tendency is particularly remarkable, it is not preferable.
The tensile strength of the water-soluble nonwoven fabric is preferably 5 to 200 N / 50 mm, more preferably 10 to 100 N / 50 mm. As the tensile strength becomes 10 N / 50 mm or less, there is a tendency to cause shape breakage such as tearing and dripping at the time of combined use with the lotion agent. Further, as the breaking strength of the support becomes 100 N / 50 mm or more, there is a tendency to cause a decrease in gelling ability and a feeling of use when using a lotion, and when it exceeds 200 N / 50 mm, the tendency is particularly remarkable, which is not preferable.
It should be noted that the water-soluble nonwoven fabric has the above-mentioned properties, and conventionally known medicinal ingredients, skin-beautifying ingredients, moisturizing ingredients, water-soluble polymers, chelating agents, preservatives, antioxidants, and adhesives, if necessary and necessary. Appropriate amounts of an imparting agent, a solubilizer, a dye, a fragrance, a surfactant, an ultraviolet absorber, an inorganic filler, a pH adjuster, and the like can be appropriately blended.
The lotion used in the present invention comprises water, a lower alcohol, and a humectant component. In addition, medicinal ingredients, skin beautifying ingredients, moisturizing ingredients, water-soluble polymers, chelating agents, preservatives, antioxidants, tackifiers, solubilizers, dyes, fragrances, surfactants, UV absorbers, as needed and necessary An inorganic filler, a pH adjuster, etc. can be suitably mix | blended suitably.
As water used for the lotion preparation, purified water, sterilized water, herb water, or natural water is used alone or in combination. Water works as a dispersing / dissolving agent for water-soluble polymers, moisturizers, medicinal ingredients, skin beautifying ingredients, moisturizing ingredients, chelating agents, preservatives, etc. It is. In addition, the water itself significantly improves the feeling of use during and after use, and also brings about effects such as transfer to the skin together with the moisturizing component to give moisture and firmness. Further, after the gel film is formed, the skin is swollen and the skin beautifying component or the medicinal component is efficiently penetrated, so-called ODT effect can be exhibited. For this reason, it is necessary to add water in a large amount of 50% by mass or more, preferably 70% by mass or more, more preferably 80% by mass or more. By containing a large amount of water in the preparation, the skin can be moisturized, and water can be vaporized to the outside to remove heat of vaporization and give a pleasant refreshing feeling. Furthermore, the effect of the skin beautifying component or medicinal component can be sufficiently exhibited. As the blending amount of water becomes 80% by mass or less, there is a tendency to reduce gelling ability, a feeling of use at the time of use, and a decrease in action and effect after use, and the tendency is remarkable at less than 50% by mass. Therefore, it is not preferable.
As the lower alcohol, any of ethyl alcohol, isopropanol, and modified alcohol may be used alone or in combination. The blending amount of the lower alcohol is 40% by mass or less, preferably 30% by mass or less, more preferably 10% by mass or less. As the blending amount becomes 10% by mass or more, gelation ability, use feeling, cost increase, redness, and fogging tend to be observed. Exceeding 40% by mass is not preferable because the tendency is particularly remarkable.
As the humectant, any of glycols and / or polyhydric alcohols can be used alone or in combination. The amount of the humectant in the total amount of the base is 30% by mass or less, preferably 20% by mass or less, more preferably 10% by mass or less. As the blending amount becomes 10% by mass or more, a tendency to cause a decrease in film forming ability, a decrease in feeling of use, and an increase in cost is recognized, and when the amount exceeds 30% by mass, the tendency is particularly remarkable, which is not preferable. Glycols in moisturizers are used as dispersing / dissolving agents or plasticizers for water-soluble polymers, moisturizing ingredients, chelating agents, beautifying skin ingredients, medicinal properties, preservatives, etc., and promote water release and volatility. Can be made. The glycols mentioned here have a polyether structure, and are less hydrophilic than low-molecular-weight polyhydric alcohols generally used, and therefore have poor hydrophilicity. The critical relative humidity of the agent component can be reduced, and more water can be released to the outside during use. As a result, the skin is moisturized and water is vaporized to the outside so that the heat of vaporization is taken away. Moreover, the temperature dependency of the viscosity is small, and even when blended in the preparation, stable properties that are not affected by environmental changes can be exhibited.
As glycols having a polyether structure, polyethylene glycol having an average molecular weight of 200 to 600 and polypropylene glycol having an average molecular weight of 500 to 3000 are preferable, and one or more of these can be used in combination. In addition, polyhydric alcohols in moisturizers are used as dispersing / dissolving agents or plasticizers for water-soluble polymers, moisturizing ingredients, cross-linking agents, skin-beautifying ingredients, medicinal properties, preservatives, etc. Can be suppressed. The polyhydric alcohols mentioned here are low molecular weight polyhydric alcohols having 2 to 4 hydroxyl groups in one molecule and are excellent in hydrophilicity, so that the critical relative humidity of the base component excluding water can be improved. It is possible to suppress the release and volatilization of water during use. As polyhydric alcohols, propylene glycol, dipropylene glycol, 1,3-butylene glycol, glycerin and diglycerin are preferable, and one or more of these can be used in combination.
The blending balance of these moisturizers, water and lower alcohol enables gelation and film formation of an appropriate water-soluble non-woven fabric, giving appropriate moisture retention to the skin, comfortable feeling when applying, feeling of use after peeling, The action and effect of the beautifying skin component or the medicinal component is remarkably improved.
In addition to the above base components, the sheet-like patch of the present invention is a conventionally known medicinal component, skin beautifying component, moisturizing component, water-soluble polymer, chelating agent, preservative, antioxidant, depending on the application of the patch. An appropriate amount of an agent, a tackifier, a solubilizer, a dye, a fragrance, a surfactant, an ultraviolet absorber, an inorganic filler, a pH adjuster, and the like can be appropriately blended.
The medicinal component is not particularly limited as long as it is a percutaneously absorbable drug, and one or more can be blended. For example, steroidal anti-inflammatory agents such as prednisolone, dexamethasone, hydrocortisone, fluocinolone acetonide, betamethasone valerate, betamethasone dipropionate, clobetasone butyrate, prednisolone succinate, methyl salicylate, glycol salicylate, indomethacin, ketoprofen, diclofenac, ibuprofen, Nonsteroidal anti-inflammatory drugs such as flurbiprofen, felbinac, ketorolac, loxoprofen, suprofen, pranoprofen, thiaprofen, flufenamic acid, tenidap, aspirin, actarit, mizoribine, oxaprozin, mofezolac, etodolac, auranofin, indomethacin funnelsyl Agent and its ester derivatives, tranilast, azelastine, ketotifen, ibudilas , Antiallergic agents such as oxatomide, emedastine and epinastine, antihistamines such as diphenhydramine, chlorpheniramine, promethazine, tripelenamine, central nervous system drugs such as chlorpromazine, nitrazepam, diazepam, phenoparbital, reserpine, insulin, testosterone, norethisterone Hormonal agents such as testosterone, progesterone, estradiol, clonidine, reserpine, guanethidine sulfate, efonidipine, alprenolol, nifedipine, and other antihypertensive agents, digitoxin, digoxin, and other cardiotonic agents, propranolol hydrochloride, procainamide hydrochloride, ajmarin, pindolol, hydrochloric acid Antiarrhythmic agents such as tulobuterol, nitroglycerin, isosorbide nitrate, papaverine hydrochloride, nif Coronary vasodilators such as dipine, diltiazem, nicorandil, local anesthetics such as lidocaine, procaine, procaine hydrochloride, benzocaine, tetracaine, analgesics such as morphine, aspirin, codeine, acetanilide, aminopyrine, tizanidine, eperisone, tolperisone, inaperisone , Muscle relaxants such as dantrolene, acetophenylamine, nitrofurazone, pentamycin, naphthomate, miconazole, omoconazole, clotrimazole, butenafine hydrochloride and other antifungal agents, 5-fluorouracil, busulfan, actinomycin, pleomycin, mitomycin, etc. Antineoplastic agents, urinary incontinence agents such as terolidine hydrochloride and oxybutynin hydrochloride, antiepileptic agents such as nitrazepam and meprobamate, chlorzoxazone, repodopa, amanta Anti-parkinsonian drugs such as gin, selegiline hydrochloride, ranolazine hydrochloride, ropinirole hydrochloride, antiemetics such as granisetron, azasetron, ondansetron, ramosetron, frequent urine treatments such as oxybutine, Ca antagonists such as nifedipine, fentanyl, morphine, imiviramine Psychotropic drugs such as diphenidol and betahistine, heart and vascular drugs such as benzothiazepine, antitussive expectorants such as ketotifen, tulobuterol and tranilast, vinpocetine, nicergoline, nicorandil, clentiazem maleate, and fasudil hydrochloride , Brain circulation improving agents such as benidipine hydrochloride and efonidipine hydrochloride, cerebral vascular dementia agents such as docosahexaenoic acid, vinconate hydrochloride and nebracetam fumarate, Alzha such as donepezil hydrochloride, amylidine hydrochloride and memantine hydrochloride Therapeutic agents, polypeptide hormones such as ruinizing hormone-releasing hormone, thyrotropin releasing hormone, polysaccharides, immunomodulators such as auranofin and lobenzalit, and ursodeoxycholic acid Bile, diuretics such as hydroflumethiazide, antidiabetic agents such as tolbutamide, gout treatment agents such as colchicine, smoking cessation aids such as nicotine, and vitamins, prostaglandins, stimulant stimulants, hypnotic sedatives, autonomous Drugs such as nerve agents and peripheral vasodilators are listed.
As skin beautifying ingredients, allantoin, glycyrrhizic acid, yeast extract, seawater dried product, salt, anhydrous caffeine, l-menthol, dl-menthol, dipotassium glycyrrhizinate, papain enzyme, L-arginine, arbutin, flavonoid, collagen, yogurt extract, Lecithin, ellagic acid, amino acids, kojic acid, protein, sugars, hormones, placenta extract such as water-soluble placenta extract, silk or silk extract, or extract components from various herbal medicines such as aloe, loofah and licorice, or Ashitaba Extract, Asparagus Linea Alice Extract, Acacia Yaku Extract, Avocado Extract, Achacha Extract, Achacha Extract, Altea Extract, Arnica Extract, Almond Extract, Aloe Extract, Anthony Extract, Izayoi Rose Extract, Lily extract, Ginkgo biloba extract, Nettle extract, Iris root extract, Oolong tea extract, Fennel extract, Turmeric extract, Ages extract, Ezocogi extract, Echinacea leaf extract, Pea extract, Ogon extract, Oat extract, Auren extract, Milk thistle extract Barley extract, Barley fermented extract, Okra extract, Hypericum extract, Odori extract, Ononis extract, Dutch mustard extract, Orange extract, Orange flower water, Seaweed extract, Oyster tannin, Cascon extract, Valerian extract, Gama extract, Chamomile extract, Chamomile water, Oats Extract, Karin extract, Carrot extract, Kawara mugwort extract, Licorice extract, Raspberry extract, Ginnan extract, Banaba tea ex , Enju extract, buckwheat extract, neroli extract, magnolia extract, elderberry extract, hibiscus extract, bilberry extract, cod extract, guavaphenone, kudin, nogateto, mucuna extract, melosria extract, lily bulb extract, raspberry extract, lumpuyan, green tea extract, Apple phenone, Toki extract, Apricot extract, Tea tree extract, Peach extract, Macadamia oil, Almond oil, Kiwi extract, Kina extract, Cucumber extract, Kyonin extract, Quince seed extract, Gardenia extract, Kumazasa extract, Cumin extract, Clara extract, Walnut shell extract , Grapefruit extract, clematis extract, chlorella extract, mulberry extract, mulberry leaf extract, caquette extract, kehi Extract, gentian extract, gentian pepper extract, kemponashi extract, coffee extract, tea extract, citrus extract, burdock extract, wheat germ extract, rice bran extract, rice bran extract, comfrey extract, saffron extract, savon extract, hawthorn extract, Salamander extract, Shiitake extract, Giant extract, Shikon extract, Perilla extract, Linden extract, Shimotake extract, Peonies extract, Juzudama extract, Pepper extract, Shobu root extract, Birch extract, Birch sap, Honeysuckle extract, Sugi extract, Stevia extract, Sage extract , Sage water, Kizuta extract, hawthorn extract, elderberry extract, juniper extract, yarrow extract, Japanese pepper extract, mallow extract, celery extract, nematode extract, nematode water assembly extract, soybean extract, tiso extract, thyme extract, tea extract, tea seed extract, clove extract, chorei extract, chimpi extract, camellia extract, camellia extract, duke extract, Terminaria extract, tencha extract, red pepper extract, red snapper extract, red snapper extract, red snapper water, cordyceps extract, spruce extract, spruce extract, corn extract, dodami extract, tomato extract, tormentilla extract, natto extract, carrot extract, garlic extract, Wild rose extract, Bakuga extract, Bakuga root extract, Bakumondo extract, Parsley extract, Distilled mint water, Hamanashi extract, Hamamelis extract, Hamamelis extract, Baba Extract, parietalia extract, cypress extract, cypress water, sandalwood extract, loquat leaf extract, dandelion extract, butterfly extract, butcher bloom extract, grape extract, grape water, grape leaf extract, beech extract, prune extract, hay flower extract, loofah extract , Loofah water, safflower extract, button extract, hop extract, pine extract, pine extract, maria thistle extract, malonie extract, mugwort extract, purple clover extract, muraya coenzyme extract, melissa extract, mellow extract, peach leaf extract, coconut extract, Cornflower extract, Cornflower water, Eucalyptus extract, Eucalyptus water, Yukinoshita extract, Yuzu extract, Lily extract, Yokuinin extract, Artemisia extract, Artemisia water, Lavender extract, La Bender water, cyanobacteria extract, green tea extract, apple extract, apple water, litchi extract, lettuce extract, lemon extract, forsythia extract, rosemary extract, rosemary water, rose water, roman chamomile extract, logwood extract, bitumen extract, etc. And vitamin C derivatives such as vitamin A, vitamin C, vitamin D, vitamin E and other vitamins, magnesium ascorbate phosphate, sodium ascorbate phosphate, and ascorbic acid-2-glucoside. Or diphenhydramine hydrochloride, diphenhydramine salicylate, diphenhydramine tannate, triprolidine hydrochloride, mequitazine, chlorpheniramine maleate, chlorpheniramine maleate, clemastine fumarate, promethazine hydrochloride, tranilast, sodium cromoglycate, ketotifen, allylsulfatase B, Bufexamac, bendazac, flufenamic acid butyl, ibuprofen, indomethacin, aspirin, flurbiprofen, ketoprofen, piroxicam and 2-pyridinemethylmefenamic acid, 5,6-dehydroarachidonic acid, 5,6-methano-LTA4, esculetin , Eupatiline, 4-demethyl eupatiline, caffeic acid, benoxaprofen and other drugs having a whitening effect. It may be formulated alone or in combination.
As moisturizing ingredients, succinyl kefiran aqueous solution, acetyl kefiran aqueous solution, maleil kefiran aqueous solution, malt root extract, age extract, orange extract, orange juice, raspberry extract, kiwi extract, cucumber extract, gardenia extract, grapefruit extract, hawthorn extract, salamander Extract, hawthorn extract, Atlantic rat extract, turkey extract, jujube extract, duke extract, tomato extract, grape extract, loofah extract, lime juice, apple extract, apple juice, lemon extract, lemon juice, perilla extract, Soraku extract, Altea, maronier Extract, button pea extract, pearl barley extract, olive oil, oligomer, chitin, chitosan, wheat germ extract, rice bran extract, tisoiso, hyaluronic acid Vitamin A, jojoba oil, white lupine, linoleic acid, quince seed extract, royal jelly, rose extract, chamomile extract, aloe vera, carrot extract, β-carotene, red grape extract, melissa extract, squalane, silk protein, collagen, sodium hyaluronate, Biohyaluronic acid soda, trehalose, litchi extract, black tea extract, chlorella extract, yeast extract, soybean extract, garlic extract, mugwort extract, aloe extract, seaweed extract, saccharides such as trimethylglycine, sorbitol, L-proline, pyrrolidone carboxylic acid One or more natural moisturizing factors such as soda can be blended.
Examples of the water-soluble polymer include gelatin, agar, sodium alginate, polyacrylic acid or a salt thereof, or a partially neutralized product, carboxymethyl cellulose or a salt thereof, polyvinyl alcohol partially saponified product, polyvinyl pyrrolidone, N-vinylacetamide, hydroxyethyl cellulose, Hydroxypropyl methylcellulose, carboxyvinyl polymer, xanthan gum and the like can be mentioned, and any one or two or more can be blended.
Chelating agents include hydroxyethanediphosphonic acid, hydroxyethanediphosphonic acid tetrasodium, sodium citrate, gluconates, tartaric acid, ethylenediaminetetraacetic acid salts, hydroxyethylethylenediaminetriacetic acid salts, 1.3 propanediaminetetraacetic acid, diethylenetriamine Examples thereof include pentaacetic acid salts, triethylenetetraamine hexaacetic acid salts, nitrilotriacetic acid salts, hydroxyethyliminodiacetic acid salts, and the like, and any of them can be used alone or in combination.
As preservatives, paraoxybenzoic acid esters (for example, methylparaben, ethylparaben, propylparaben), 1,2-pentanediol, benzoic acid, benzoate, salicylate, sorbic acid, sorbate, dehydroacetate, 4 -Isopropyl-3-methylphenol, 2-isopropyl-5-methylphenol, phenol, phenoxyethanol, hinokitiol, cresol, 2,4,4'-trichloro-2'-hydroxydiphenyl ether, 3,4,4'-trichlorocarbanide Chlorobutanol, benzalkonium chloride, benzethonium chloride, and the like, and one or more of these may be used in combination.
As the antioxidant, ascorbic acid, propyl gallate, butylhydroxyanisole, dibutylhydroxytoluene, nordihydroguaiaretic acid, tocopherol, tocopherol acetate, natural vitamin E and the like can be blended.
As tackifiers, casein, pullulan, agar, dextran, sodium alginate, soluble starch, carboxy starch, dextrin, carboxymethyl cellulose, sodium carboxymethyl cellulose, methyl cellulose, ethyl cellulose, hydroxyethyl cellulose, polyvinyl alcohol, polyethylene oxide, polyacrylamide, polyacrylic acid Polyvinylpyrrolidone, carboxyvinyl polymer, polyvinyl ether, polymaleic acid copolymer, methoxyethylene maleic anhydride copolymer, isobutylene maleic anhydride copolymer, polyethyleneimine, and the like can be blended.
As a solubilizer, benzyl alcohol, pyrothiodecane, mint oil, isopropyl myristate, crotamiton and the like can be blended.
As pigments, Red No. 2 (Amaranth), Red No. 3 (Erythrosin), Red No. 102 (New Coxin), Red No. 104 (1) (Phloxine B), Red No. 105 (1) (Rose Bengal), Red No. 106 (Acid Red), Yellow No. 4 (Tartrazine), Yellow No. 5 (Sunset Yellow FCF), Green No. 3 (Fast Green FCF), Blue No. 1 (Brilliant Blue FCF), Blue No. 2 (Indigo Carmine) Legal pigments such as can be blended. The pigment is not particularly limited, but it greatly affects the image of the preparation and leads to improvement in the feeling of use and skin activation.
Surfactants include anionic surfactants such as sodium dioctyl sulfosuccinate, alkyl sulfate salts, sodium 2-ethylhexyl alkyl sulfate, sodium normal dodecyl benzene sulfonate, hexadecyl trimethyl ammonium chloride, octadecyl dimethyl benzyl ammonium chloride, poly Cationic surfactants such as oxyethylene dodecyl monomethyl ammonium chloride, polyoxyethylene stearyl ether, polyoxyethylene tridecyl ether, polyoxyethylene nonyl phenyl ether, polyoxyethylene octyl phenyl ether, polyoxyethylene monostearate, sorbitan mono Stearate, sorbitan monopalinate, sorbitan sesquioleate, polio Shi sorbitan monolaurate, polyoxyethylene sorbitan monooleate, glycerol monostearate, polyglycerin fatty acid esters, polyoxyethylene octadecylamine, nonionic surfactants such as polyoxyethylene hydrogenated castor oil can be blended.
Examples of ultraviolet absorbers include paraaminobenzoic acid, paraaminobenzoic acid ester, amyl paradimethylaminobenzoic acid, salicylic acid ester, menthyl anthranilate, umbelliferone, esculin, benzyl cinnamate, cinoxalate, guaiazulene, urocanic acid, 2- (2 -Hydroxy-5-methylphenyl) benzotriazole, 4-methoxybenzophenone, 2-hydroxy-4-methoxybenzophenone, dioxybenzone, octabenzone, dihydroxydimethoxybenzophenone, soribenzone, benzoresorcinol, octyldimethylparaaminobenzoate, ethylhexylparamethoxycynamate Etc. can be blended.
Inorganic fillers include titanium oxide, talc, zinc oxide, hydrous silica, magnesium carbonate, calcium hydrogen phosphate, magnesium silicate, diatomaceous earth, anhydrous silicic acid, bentonite, aluminum hydroxide, aluminum hydroxide gel, hydrous aluminum silicate Synthetic aluminum silicate, kaolin, aluminum acetate, aluminum lactate, aluminum stearate, magnesium metasilicate aluminate, magnesium aluminate silicate, and the like can be blended.
Examples of pH adjusters include acetic acid, formic acid, lactic acid, tartaric acid, oxalic acid, benzoic acid, glycolic acid, malic acid, citric acid, hydrochloric acid, nitric acid, sulfuric acid, sodium hydroxide, potassium hydroxide, methylamine, ethylamine, propylamine, Dimethylamine, diethylamine, dipropylamine, trimethylamine, triethylamine, tripropylamine, monomethanolamine, monoethanolamine, monopropanolamine, dimethanolamine, diethanolamine, dipropanolamine, trimethanolamine, triethanolamine, tripropanolamine Citrate buffer, phosphate buffer, glycine buffer, acetate buffer, and other buffer solutions can be blended.
Since it is desired that a lotion preparation containing appropriate amounts of each of the above components not give irritation to the skin, the pH value is preferably in the range of 3-7. The pack agent of the present invention is a combination of the above-described water-soluble nonwoven fabric and lotion agent. The lotion agent is produced by uniformly mixing and / or dissolving the above-described components in a stirrer. At this time, the water-soluble non-woven fabric is intended for partial use on the body and face, for chest, back, arm, foot, waist, shoulder, elbow knee, neck, and fingers. , Such as for wrist, ankle, neck, face, nose, and eye, can be processed into a shape that can be applied to a target site. The water-soluble nonwoven fabric and lotion agent should be stored in a sealed bag or container until use, in order to prevent reduction of effects due to contamination during storage, moisture absorption, evaporation of volatile substances, etc. desirable.
Packing agent of the present invention having the above-mentioned constitution is used as a matter of course, which is safe for the skin, exhibiting an excellent action effect by integrating only the merits of the lotion agent, gel agent and packing agent. It has a good feeling and is simple and economical.
When using the pack agent of the present invention, first, a water-soluble nonwoven fabric of an appropriate size is picked up and a lotion is sprayed to wet the whole nonwoven fabric. Next, the wet non-woven fabric is pressed against the affected area and massage is performed. Since the non-woven fabric quickly becomes a gel, the gel is spread over the affected area to an appropriate size while performing massage. After the massage, the skin beautifying component or active ingredient is allowed to penetrate into the skin by drying for 10 to 15 minutes until a film is formed. Finally, the film is peeled off and removed.
Application to the affected area can also be carried out by rubbing a wet nonwoven fabric by hand to gel the nonwoven fabric in advance and then taking an appropriate amount of the gel with fingers.
[Example]
Hereinafter, the pack agent of the present invention will be described in more detail with reference to Examples and Test Examples, but these do not limit the present invention.
Example 1
First, a fineness of 3.0 dtex and a basis weight of 50 g / m2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 80.084 mass%, ethyl alcohol 7 mass%, propylene glycol 10 mass%, ascorbic acid-2-glucoside 2 mass%, lemon extract 0.01 mass%, anhydrous citric acid 0.03% mass, phosphorus Prepare a lotion preparation that was stirred until 0.05% by mass disodium oxyhydrogen, 0.626% by mass sodium hydroxide, 0.15% by mass methyl paraoxybenzoate, and 0.05% by mass disodium edetate were uniformly dissolved. And filled into a 50 ml container.
Example 2
First, a fineness of 3.0 dtex and a basis weight of 50 g / m2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 70.084% by mass, ethyl alcohol 7% by mass, propylene glycol 20% by mass, ascorbic acid-2-glucoside 2% by mass, lemon extract 0.01% by mass, anhydrous citric acid 0.03% by mass, phosphorus Prepare a lotion preparation that was stirred until 0.05% by mass disodium oxyhydrogen, 0.626% by mass sodium hydroxide, 0.15% by mass methyl paraoxybenzoate, and 0.05% by mass disodium edetate were uniformly dissolved. And filled into a 50 ml container.
Example 3
First, fineness of 1.5 dtex / weight per unit of 50 g / m2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 50.084% by mass, ethyl alcohol 17% by mass, propylene glycol 30% by mass, ascorbic acid-2-glucoside 2% by mass, lemon extract 0.01% by mass, anhydrous citric acid 0.03% by mass, phosphorus Prepare a lotion preparation that was stirred until 0.05% by mass disodium oxyhydrogen, 0.626% by mass sodium hydroxide, 0.15% by mass methyl paraoxybenzoate, and 0.05% by mass disodium edetate were uniformly dissolved. And filled into a 50 ml container.
Example 4
First, the fineness is 1.5 dtex and the basis weight is 50 g / m.2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 60.084% by mass, ethyl alcohol 30% by mass, polyethylene glycol 7% by mass, ascorbic acid-2-glucoside 2% by mass, lemon extract 0.01% by mass, anhydrous citric acid 0.03% by mass, phosphorus Prepare a lotion preparation that was stirred until 0.05% by mass disodium oxyhydrogen, 0.626% by mass sodium hydroxide, 0.15% by mass methyl paraoxybenzoate, and 0.05% by mass disodium edetate were uniformly dissolved. And filled into a 50 ml container.
Example 5
First, fineness of 1.5 dtex / weight per unit of 50 g / m2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 50.084% by mass, ethyl alcohol 30% by mass, isopropyl alcohol 10% by mass, 1.3-butylene glycol 7% by mass, ascorbic acid-2-glucoside 2% by mass, lemon extract 0.01% by mass, Uniformity: 0.03% by mass of anhydrous citric acid, 0.05% by mass of disodium hydrogen phosphate, 0.626% by mass of sodium hydroxide, 0.15% by mass of methyl paraoxybenzoate, 0.05% by mass of disodium edetate A lotion preparation stirred until dissolved was prepared and filled into a 50 ml container.
Example 6
First, the fineness is 1.7 dtex and the basis weight is 50 g / m.2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, 86.87 mass% purified water, 10 mass% propylene glycol, 2 mass% ascorbic acid-2-glucoside, 0.1 mass% lemon extract, 0.01 mass% natural vitamin E, 0.1 mass% silk extract , 0.03% by mass of anhydrous citric acid, 0.05% by mass of disodium hydrogen phosphate, 0.63% by mass of sodium hydroxide, 0.15% by mass of methyl paraoxybenzoate, 0.05% by mass of disodium edetate, A lotion agent (pH = 5) stirred until 0.01% by mass of the fragrance was uniformly dissolved was prepared and filled in a 50 ml container.
Example 7
First, the fineness is 1.7 dtex and the basis weight is 50 g / m.2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 89.31 mass%, 1.3-butylene glycol 10 mass%, aloe extract 0.1 mass%, diatomaceous earth 0.1 mass%, silk extract 0.1 mass%, yeast extract 0.1 Mass%, anhydrous citric acid 0.03% by mass, disodium hydrogen phosphate 0.05% by mass, methyl paraoxybenzoate 0.15% by mass, disodium edetate 0.05% by mass, fragrance 0.01% by mass A lotion agent stirred until it was uniformly dissolved was prepared and filled in a 50 ml container.
Example 8
First, the fineness is 1.7 dtex and the basis weight is 50 g / m.2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 54.31% by weight, ethyl alcohol 40% by weight, polyethylene glycol 5% by weight, aloe extract 0.1% by weight, diatomaceous earth extract 0.1% by weight, silk extract 0.1% by weight, yeast extract 0 0.1% by mass, anhydrous citric acid 0.03% by mass, disodium hydrogen phosphate 0.05% by mass, methyl parahydroxybenzoate 0.15% by mass, disodium edetate 0.05% by mass, fragrance 0.01% by mass % Lotion was stirred until it was uniformly dissolved and filled into a 50 ml container.
Example 9
First, the fineness is 1.7 dtex and the basis weight is 50 g / m.2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, a lotion agent stirred until 99.85% by mass of herb water and 0.15% by mass of methyl paraoxybenzoate were uniformly dissolved was prepared and filled in a 50 ml container.
Example 10
First, fineness 1.7dtex / date 50g / m2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 54.31 mass%, 1.3-butylene glycol 40 mass%, polyethylene glycol 5 mass%, aloe extract 0.1 mass%, diatomaceous earth 0.1 mass%, silk extract 0.1 mass% , Yeast extract 0.1% by mass, anhydrous citric acid 0.03% by mass, disodium hydrogen phosphate 0.05% by mass, methyl paraoxybenzoate 0.15% by mass, disodium edetate 0.05% by mass, fragrance A lotion agent stirred until 0.01% by mass was uniformly dissolved was prepared and filled in a 50 ml container.
Example 11
First, the fineness is 1.7 dtex and the basis weight is 50 g / m.2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 87.35% by mass, 1.3-butylene glycol 10% by mass, ascorbic acid-2-glucoside 2% by mass, anhydrous citric acid 0.03% by mass, disodium hydrogen phosphate 0.05% by mass, Lotion agent (pH = 3) stirred until 0.36% by mass of sodium hydroxide, 0.15% by mass of methyl paraoxybenzoate, 0.05% by mass of disodium edetate, and 0.01% by mass of fragrance were uniformly dissolved. Was prepared and filled into a 50 ml container.
Example 12
First, the fineness is 1.7 dtex and the basis weight is 50 g / m.2The water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 87.004 mass%, 1.3-butylene glycol 10 mass%, ascorbic acid-2-glucoside 2 mass%, anhydrous citric acid 0.03% mass, disodium hydrogen phosphate 0.05 mass%, Lotion agent (pH = 7) stirred until 0.706% by mass of sodium hydroxide, 0.15% by mass of methyl parahydroxybenzoate, 0.05% by mass of disodium edetate, and 0.01% by mass of fragrance were uniformly dissolved. Was prepared and filled into a 50 ml container.
[Comparative example]
Comparative Example 1
First, a fineness of 1.7 dtex / water-soluble nonwoven fabric was cut into 3 × 3 cm. Next, purified water 47.08 mass%, 1.3-butylene glycol 40 mass%, propylene glycol 10 mass%, ascorbic acid-2-glucoside 2 mass%, lemon extract 0.01 mass%, anhydrous citric acid 0.03 Stir until homogeneously dissolve mass%, disodium hydrogen phosphate 0.05 mass%, sodium hydroxide 0.63 mass%, methyl paraoxybenzoate 0.15 mass%, and disodium edetate 0.05 mass%. A lotion was prepared and filled into a 50 ml container.
Comparative Example 2
Purified water 89.31% by weight, 1.3-butylene glycol 10% by weight, aloe extract 0.1% by weight, diatom extract 0.1% by weight, silk extract 0.1% by weight, yeast extract 0.1% by weight , 0.03% by mass of anhydrous citric acid, 0.05% by mass of disodium hydrogen phosphate, 0.15% by mass of methyl paraoxybenzoate, 0.05% by mass of disodium edetate, 0.01% by mass of fragrance A lotion agent stirred until dissolved was prepared and filled into a 50 ml container.
[Test example]
Test example 1  Viscosity test
Viscosity tests were performed on Examples 7, 9, 10 and Comparative Example 1. The test was conducted in a test room at 25 ° C.-60% Rh atmosphere, and the viscosity (25 ° C.) when a lotion was added to 10 g of the water-soluble nonwoven fabric to make 100 g was measured. The test equipment used was DIGITAL VISCOMETER DVM-BII manufactured by TOKIMEC, and the test conditions were ROTOR No. 3 to 12 RPM. Table 1 shows the test results.
Figure 0004171305
Figure 0004171305
Test example 2  Film formation test
For Examples 7, 8, 9, 10 and Comparative Example 1, a film formation test was performed. The test was conducted in a 25 ° C.-60% Rh atmosphere test room, and after 0.4 g of a lotion agent was added to 0.04 g of a water-soluble non-woven fabric to form a gel, a coating was formed when the entire amount was applied in a φ40 mm circle on a 30 ° C. plate. Time (30 ° C.) was measured. In addition, the time required from the time immediately after coating to the time when the film was peeled in an unbreakable film was defined as the film formation time. Moreover, Iuchi DIGITAL HOT PLATE / STIRRE PMC-720 was used for the test equipment. Table 2 shows the test results.
Figure 0004171305
Test example 3  Film tensile strength test
For Examples 7, 8, 9, 10 and Comparative Example 1, a film breaking strength test was performed. First, after adding 0.8 g of a lotion agent to 0.08 g of a water-soluble nonwoven fabric and gelling, the whole amount was applied in a 25 mm width × 100 mm length frame on a 30 ° C. plate and left standing on a 30 ° C. plate for 30 minutes. The film was used as a sample. The test was performed in a test room at 25 ° C.-60% Rh atmosphere, the crosshead moving speed was 300 mm / min, and the distance between the jaws (initial sample length) was 50 mm. Moreover, Iuchi DIGITAL HOT PLATE / STIRRE PMC-720 and ORIENTEC Tensilon RTA-100 were used for the test equipment. Table 3 shows the test results.
Figure 0004171305
Test example 4  Skin safety test
For Examples 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 and Comparative Example 1, a 48-hour closed patch test was performed. In the test, each sample was covered with a fin chamber on the back of 30 males and applied for 48 hours, and skin irritation after 1 hour peeling and 24 hours peeling was determined. Table 4 shows the test results.
Figure 0004171305
Figure 0004171305
Test Example 5  Sensory test
For each of Examples 1, 2, 3, 4, 5, 6, 7 and Comparative Examples 1 and 2, a sensory test was performed using 10 subjects. Samples were applied to the subject's cheeks for 30 minutes, and each sample was subjected to absolute evaluation. Thereafter, the subjects were evaluated for items of [use feeling], [peelability] and [effect feeling]. Table 5 shows the test results for [Usability], Table 6 for [Peelability], and Table 7 for [Effect].
Figure 0004171305
Figure 0004171305
Figure 0004171305
From the above results, it is clear that the pack agent of the present invention is an effective and effective pack effect, and is a safe and easy-to-use and economical pack agent as well as safe for the skin. became.
Industrial applicability
The pack agent of the present invention exhibits the following excellent characteristics.
a. It has an ODT effect due to film formation and promotes skin penetration by promoting the penetration of skin-beautifying ingredients.
b. Removes keratinous dirt and excess sebum and cleans the skin.
c. Since it is safe against the skin, it can be used for skin conditioning and cosmetic treatment, or for treatment of damaged sites.
That is, the pack preparation of the present invention is safe against the skin, has a good feeling of use, and exhibits an excellent action and effect, and is applied in the pharmaceutical, quasi-drug or cosmetic field used for treatment, skin conditioning and beauty. It is possible and is extremely useful in industry.

Claims (16)

水溶性不織布および該不織布に含浸させるとジェルを形成せしめるローション剤を含むことを特徴とするパック剤。  A pack agent comprising a water-soluble nonwoven fabric and a lotion agent which forms a gel when impregnated in the nonwoven fabric. 水溶性不織布の組成が、鹸化度88.0〜99.5%のポリビニルアルコールを含む組成物を有することを特徴とする、請求項1に記載のパック剤。The pack agent according to claim 1, wherein the composition of the water-soluble nonwoven fabric has a composition containing polyvinyl alcohol having a saponification degree of 88.0 to 99.5%. 水溶性不織布が、0〜100℃の水中溶解温度を有することを特徴とする、請求項1または2に記載のパック剤。The pack agent according to claim 1 or 2, wherein the water-soluble nonwoven fabric has a dissolution temperature in water of 0 to 100 ° C. 水溶性不織布が、1.5〜3.0dtexの繊度を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のパック剤。The pack agent according to any one of claims 1 to 3 , wherein the water-soluble nonwoven fabric has a fineness of 1.5 to 3.0 dtex. ローション剤が、50質量%以上の水含量を有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記載のパック剤。The pack agent according to any one of claims 1 to 4, wherein the lotion agent has a water content of 50% by mass or more. ローション剤が、40質量%以下の低級アルコール含量を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のパック剤。The pack agent according to any one of claims 1 to 5, wherein the lotion agent has a lower alcohol content of 40% by mass or less. ローション剤が、30質量%以下の保湿剤含量を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれかに記載のパック剤。The pack agent according to any one of claims 1 to 6, wherein the lotion agent has a humectant content of 30% by mass or less. ローション剤が、3〜7のpHを有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載のパック剤。The pack agent according to any one of claims 1 to 7 , wherein the lotion agent has a pH of 3 to 7 . ローション剤が、薬効成分を含むことを特徴とする、請求項1〜8のいずれかに記載のパック剤。  The pack agent according to any one of claims 1 to 8, wherein the lotion contains a medicinal component. ローション剤が、美肌成分を含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載のパック剤。  The pack agent according to any one of claims 1 to 9, wherein the lotion agent contains a beautifying skin component. ジェルが、0.3〜4Pa.sの粘度を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれかに記載のパック剤。Gel of 0.3-4 Pa. The pack agent according to any one of claims 1 to 10, which has a viscosity of s. ジェルが、乾燥すると皮膜形成ることを特徴とする、請求項1〜11のいずれかに記載のパック剤。Gel is, when dried, characterized that you form a film, pack agent according to any one of claims 1 to 11. 皮膜が、1〜10N/25mmの引張強度を有することを特徴とする、請求項12に記載のパック剤。The pack agent according to claim 12 , wherein the film has a tensile strength of 1 to 10 N / 25 mm. 皮膜が、30℃において3〜26分の皮膜形成時間を有することを特徴とする、請求項12または13に記載のパック剤。 Coating, and having a film formation time of 3 to 26 minutes at 30 ° C., pack agent according to claim 12 or 13. ピールオフタイプであることを特徴とする、請求項1〜14のいずれかに記載のパック剤。  The pack agent according to any one of claims 1 to 14, which is a peel-off type. 水溶性不織布および該不織布に含浸させるとジェルを形成せしめるローション剤のパック剤としての使用であって、前記水溶性不織布に前記ローション剤を含浸させてジェルを形成し、次いで該ジェルを乾燥して皮膜を形成する前記使用 A use as pack agent of the impregnating water-soluble nonwoven fabric and the nonwoven fabric lotion allowed to form a gel, said impregnated with a lotion to form a gel, then drying the gel in the water-soluble nonwoven fabric Said use to form a film.
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