JP4168696B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被写体を撮像して画像データを生成する撮像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
報道番組等の撮影用として、或いは盗難等の犯罪防止用として、監視カメラが用いられることが多い。監視カメラは、撮影箇所において長時間にわたり設置して撮影対象物を連続撮影することにより、当該対象物の状況や事態の推移をリアルタイムに観察することができ、また撮影した画像データを所定の記録媒体等へ順次記録することにより事後的な分析に役立てることも可能である。
【0003】
この監視カメラにより対象物を撮影する際において、例えば会社の看板や住居の窓等ようなプライバシーを侵害する事物(以下、私的対象物という。)が付近に存在している場合にこれらの同時撮影を回避する必要があり、特にEU諸国においてかかる私的対象物の撮影は、法律により禁じられている。
【0004】
このため従来では、監視カメラを設置して対象物を撮影する場合において、かかる私的対象物の同時撮影を回避すべく、監視カメラの画像データから得られる出力画面を局所的に遮蔽できるプライバシーマスク機能を、監視カメラと別に後段のシステムにおいて設けていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このプライバシーマスク機能において、出力画面上に示される私的対象物に対し、実際にプライバシーマスクを設定する際には、直交座標系より示されるプライバシーマスクの座標位置やサイズ等を規定した位置情報を詳細に設定する必要がある。実際には、先ず出力画面上に示される私的対象物に対してプライバシーマスクをある程度見当を付けて粗調整し、次に直交座標系においてプライバシーマスクのX座標、Y座標を微調整することにより位置情報を設定する必要がある。
【0006】
しかしながら、上記従来のプライバシーマスク機能では、出力画面領域内のプライバシーマスクの位置を示唆する指示情報が表示されないため、ユーザは、直交座標系における当該プライバシーマスクの相対的な位置を把握することができず、上述した位置情報の設定を容易に行うことができないという問題点があった。
【0007】
またプライバシーマスク機能に加えて、直交座標系において当該プライバシーマスクの指示情報を表示する指示情報表示機能を、監視カメラとは別個の後段のシステム上で設定すると負担が増大してしまう。特に監視カメラの汎用性を高め、さらにフレキシブルな使用環境を実現するためには、監視カメラ内に、プライバシーマスク機能と指示情報表示機能とを実装する必要があった。
【0008】
そこで本発明は上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、後段のシステムの負担を軽減しつつ、私的対象物の同時撮影を回避することができる撮像装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る撮像装置は、私的対象物を含む被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段と、出力画面上における上記私的対象物を遮蔽する遮蔽領域の位置情報を含む制御信号に基づき、上記遮蔽領域の輝度データを生成する遮蔽領域設定手段と、上記出力画面上における上記遮蔽領域の位置を示唆し、上記出力画面を移動可能でかつ上記出力画面を等分できるように制御された複数のグリッドラインにより構成された指示情報を、上記制御信号に基づいて生成する指示情報生成手段と、平、垂直方向に配列される上記各グリッドラインの長さを出力画面の有効画面長よりも短く設定する指示情報制御手段と、上記出力画面上の私的対象物を含む領域に対しては、上記遮蔽領域の輝度データを、上記出力画面上の私的対象物を含まない領域に対しては、上記指示情報を、それぞれ上記画像データよりも優先して、上記私的対象物を上記遮蔽領域で遮蔽し、かつ、上記被写体に上記指示情報を重畳させた状態で表示されるように、上記画像データと、上記輝度データと、上記指示情報とを合成する合成手段とを備える。
【0010】
この撮像装置は、被写体を撮像して画像データを生成し、出力画面上における遮蔽領域の位置情報を含む制御信号に応じて遮蔽領域の輝度データを生成し、出力画面上における遮蔽領域の位置を示すための指示情報を制御信号に応じて生成し、さらに画像データに対して、遮蔽領域の輝度データ及び/又は指示情報が優先されるように合成する。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0012】
本発明は、例えば図1に示すような撮像装置1に適用される。この撮像装置1は、対象物を撮影する際において、例えば会社の看板や住居の窓等ようなプライバシーを侵害する事物(以下、私的対象物という。)の同時撮影を回避すべく、監視カメラの画像データから得られる出力画面を局所的に遮蔽できるプライバシーマスクを設定する。この撮像装置1は、レンズ部10と、CCD(Charge Coupled Device)11と、増幅部12と、A/D変換部13と、Y/C信号生成部14と、ユーザインターフェース15と、表示処理部16と、ビデオ信号生成部17と、D/A変換部18とを備える。
【0013】
レンズ部10には、図示しない制御部から供給された動作信号に基づき、自動絞り制御動作や自動焦点制御動作等が実行される。CCD11は、レンズ部10を介して入射される被写体像を電気信号に変換した撮像信号を生成し、これを増幅部12へ出力する。
【0014】
増幅部12は、CCD11により出力される撮像信号をサンプリング及びホールドしてタイミング処理を行い、或いは当該撮像信号に対してゲインを増幅させる処理、さらにはサンプル毎のオフセット成分を除去する処理等を行う。A/D変換部13は、増幅部12から入力される撮像信号をアナログ/デジタル変換処理してこれをY信号生成部14a及びC信号生成部14bへ出力する。
【0015】
Y信号生成部14aは、入力される撮像信号に基づき、明るさを表す輝度信号(Y信号)を生成する。このY信号生成部14aは、生成したY信号をビデオ信号生成部17へ送信する。
【0016】
C信号生成部14bは、入力される撮像信号に基づき、色相等を表す色信号(C信号)を生成する。このC信号生成部14bは、生成したC信号をビデオ信号生成部17へ送信する。
【0017】
ユーザインターフェース15は、例えば、キーボード、マウス、操作ボタン等からなり、ユーザが出力画面領域に示される私的対象物に対し、実際にプライバシーマスクを設定するためのインターフェースである。ユーザは、かかるユーザインターフェースを介して、直交座標系より示されるプライバシーマスクの座標位置やサイズ等を規定した位置情報を詳細に設定することができる。このユーザインターフェース15は、ユーザからの入力された位置情報に応じて制御信号を生成し、これをシリアル通信により表示処理部16へ送信する。
【0018】
表示処理部16は、ユーザインターフェース15よりシリアル通信により送信された制御信号に応じて、プライバシーマスクの輝度データを生成する。また、この表示処理部16は、出力画面領域内のプライバシーマスクの位置を示す指示情報を上記制御信号に応じて生成する。この指示情報は、出力画面上においてプライバシーマスクの位置を示唆する情報であればいかなる方法であってもよく、例えば出力画面上において水平、垂直方向に配列されるグリッドラインとしてもよい。また、当該グリッドラインの代替として、プライバシーマスクを設定するためのマウスカーソル位置の座標を画面上において表示してもよい。
【0019】
表示処理部16は、生成したプライバシーマスクの輝度データと、その指示情報をビデオ信号生成部17へ送信する。この表示処理部16の詳細については後に詳細に説明する。
【0020】
ビデオ信号生成部17は、Y信号生成部14a、C信号生成部14bから送信される各Y、C信号に対して、表示処理部16から入力されるプライバシーマスクの輝度データ及び/又は指示情報が優先されるように合成してビデオ信号を生成し、D/A変換部18へ送信する。D/A変換部18は、受信したビデオ信号をデジタル/アナログ変換処理して後段のシステムに出力する。
【0021】
次に、表示処理部16の詳細について図2を用いて説明をする。表示処理部16は、図2に示すようにシリアル通信部31と、映像信号通信部32と、情報制御部33と、第1の合成部36と、指示情報切換スイッチ37と、マスク切換スイッチ38と、第2の合成部39とを備えている。
【0022】
シリアル通信部31は、ユーザインターフェース15からシリアル通信で制御信号を受信する。ちなみにこのシリアル通信部31は、上記制御信号として、図2に示すように、チップセレクト信号と、クロック信号と、データ信号とを受信する。チップセレクト信号は、HiレベルとLowレベルを自在に切り換えられることにより、シリアル通信の開始、終了を規定する。またクロック信号は、データの送受信の間隔等を規定する。さらに、データ信号は、出力画面上に設定するプライバシーマスクの表示位置を規定する。このデータ信号をHiレベル又はLowレベルへ切り換えることにより、プライバシーマスクのON/OFFを切り換えることができる。シリアル通信部31は、このような各信号から構成される制御信号を情報制御部33へ送信する。
【0023】
映像信号通信部32は、ユーザインターフェース15から制御信号を受信する。ちなみにこの映像信号通信部32は、上記制御信号として、プライバシーマスクの輝度や、指示情報の表示方法等をも規定した映像信号を受信し、これを情報制御部33へ送信する。
【0024】
情報制御部33は、指示情報制御部34と、マスク制御部35から構成される。
【0025】
指示情報制御部34は、シリアル通信部31から受信したチップセレクト信号、クロック信号、データ信号並びに受信した映像信号に応じて、出力画面上に表示する指示情報を生成する。指示情報制御部34は、指示情報を例えば出力画面上において水平、垂直方向に配列されるグリッドラインとして構成する場合に、かかるグリッドラインにより出力画面を等分できるように制御してもよい。この配列されるグリッドラインは、線種を実線とする他、例えば点線で表示してもよく、線幅や色も自在に設定してよい。図3(a)は、かかるグリッドラインを実線と点線で構成した例を示している。ちなみに、ユーザは、ユーザインタフェース15を介して位置情報を入力することにより、例えばグリッドラインで構成される指示情報を出力画面上において上下左右に移動させることも可能である。これにより、撮像装置1の後段に設けられたシステムにおいてNTSC(National TV System Committee)方式とPAL(Phase Alternation by Line)方式が切り換えられても、指示情報の水平ラインの数、センター位置を容易に設定し直すことができる。
【0026】
また、この指示情報制御部34は、例えば指示情報をグリッドラインにより構成する場合において、水平、垂直方向に配列される各グリッドラインの長さを出力画面の有効画面長よりも短く設定してもよい。これにより、輝度の高いグリッドラインが出力画面の端部において表示されるのを防止することができ、テレビジョン受像機やモニタ側において実際に表示されるグリッドラインの歪みを防ぐことができる。すなわち、一部のテレビジョン受像機やモニタ側において、図示しない同期分離回路によって生成される水平/垂直同期信号が、輝度信号の影響によって正しく分離されず、グリッドラインを含んだ表示される画像が水平あるいは垂直に歪んでしまうが、かかる現象を本発明により抑えることが可能となる。
【0027】
また指示情報制御部34は、例えばNTSC方式やPAL方式等のように有効画面長が相違するいかなるテレビジョン方式においても、配列されるグリッドラインの間隔を出力画面上において見かけ上等しくなるように構成してもよい。
【0028】
例えばNTSC方式において、水平720×垂直480で構成される有効画面をアスペクト比4:3で構成される画面に表示し、またPAL方式において、水平720×垂直576で構成される有効画面をアスペクト比4:3で構成される画面に表示する。ここで水平方向に配列するラインを縦6等分で表示する場合、NTSC方式では、480÷6=80(本)毎に表示することになり、PAL方式では、576÷6=96(本)毎に表示することになる。すなわち指示情報制御部34は、水平或いは垂直方向に配列するラインを、縦横何等分するかにつき設定することで、出力画面上においてみかけ上等しい間隔に制御することができる。
【0029】
マスク制御部35は、シリアル通信部31から受信したチップセレクト信号、クロック信号、データ信号に基づいて、出力画面上に表示するプライバシーマスクの位置を制御する。またこのマスク制御部35は、映像信号通信部32から受信した映像信号に応じて、プライバシーマスクの輝度データを生成する。図3(b)は、このマスク制御部35により出力画面上において生成され得るプライバシーマスクの例を示している。ちなみに本発明では、図2の如くマスク制御部35を、マスク制御部35a〜35c等のように複数構成することにより、出力画面上において私的対象物を複数含む場合においても、プライバシーマスクを複数設けることができる。なお、このマスク制御部35a〜35cの数は3つに限定されることなく、私的対象物の数に応じて増減させてよいことは勿論である。
【0030】
第1の合成部36は、マスク制御部35a〜35cから入力されたプライバシーマスクの輝度データを夫々合成して、マスク切換スイッチ38へ出力する。
【0031】
指示情報切換スイッチ37は、指示情報制御部34から出力される指示情報のON/OFFを切り換える。またマスク切換スイッチ38は、第1の合成部36から入力されるプライバシーマスクの輝度データのON/OFFを切り換える。この指示情報切換スイッチ37或いはマスク切換スイッチ38のON/OFFを切り換えることにより、出力画面上において私的対象物が存在しない場合には指示情報のみを表示させることができ、或いはプライバシーマスクの設定完了後、指示情報を画面上から消去させることにより、出力画面の表示をより見やすくすることができる。
【0032】
第2の合成部39は、指示情報切換スイッチ37により切り換えられた指示情報と、マスク切換スイッチ38により切り換えられたプライバシーマスクの輝度データが夫々入力される。この第2の合成部39は、入力される指示情報とプライバシーマスクの輝度データを合成する。図4(a)は、この第2の合成部39により合成された指示情報とプライバシーマスクの輝度データを示している。ユーザは、この図4(a)の如き示される出力画面を視認することにより、私的対象物の位置を容易に知ることができる。またユーザは、私的対象物の位置に基づいてユーザインターフェース15を介してプライバシーマスクを容易に設定することができるため、設定時間を大幅に短縮することも可能となる。
【0033】
なお、この第2の合成部39は、出力画面上において指示情報をプライバシーマスクより上書き表示となるように合成することもでき、またプライバシーマスクを指示情報より上書き表示となるように合成することも可能である。
【0034】
次に本発明を適用した撮像装置1の動作について説明をする。
【0035】
先ずユーザは、対象物の撮影時において出力画面上における私的対象物の有無を確認する。そして私的対象物の存在を確認した場合に、出力画面上において表示されている指示情報に基づき、私的対象物の位置を識別する。ユーザは、指示情報が例えばグリッドラインで構成されている場合には、この私的対象物の位置を当該グリッドラインにより示される座標により容易に識別することができる。
【0036】
次にユーザは、ユーザインターフェース15を介してプライバシーマスクの位置設定を行う。このプライバシーマスクの設定は、例えば図4(b)に示すように、中心の座標(x、y)を入力し、次に幅(w)と高さ(h)を入力するようにしてもよい。
【0037】
このようにして入力されたプライバシーマスクの設定情報は、データ信号としてユーザインタフェース15から表示処理部16におけるシリアル通信部31へ送られる。このシリアル通信部31へ送られたデータ信号は、情報制御部33へ送信され、夫々指示情報並びにプライバシーマスクの輝度データの生成に寄与することとなる。
【0038】
生成された指示情報並びにプライバシーマスクの輝度データは、図4(a)により示されるように第2の合成部39にて合成され、ビデオ信号生成部17へ送信される。ビデオ信号生成部17では、プライバシーマスクの輝度データ及び指示情報が、Y、C信号に対して優先的に表示されるように合成される。これにより、私的対象物を構成するY、C信号については、プライバシーマスクが優先されることになるため、撮像装置1内部において私的対象物を完全に遮蔽したビデオ信号を生成することができる。また、Y、C信号よりもこの指示情報を優先的に表示させることにより、出力画面上において、対象物に指示情報を重畳させて表示させることができる。これにより、ユーザは、プライバシーマスクのの相対的な位置を指示情報に応じて把握し、また当該指示情報に応じて微調整を容易に行うことができる。
【0039】
以上詳細に説明したように本発明に係る撮像装置1は、内部にプライバシーマスク機能と指示指示情報表示機能を実装するため、撮像装置1とは別個の後段のシステム上において当該機能を設定する必要性がなくなる。これにより、本発明に係る撮像装置1は、私的対象物の同時撮影を回避しつつ、後段のシステムの負担を軽減させることができ、より汎用性を高めてフレキシブルな使用環境を実現することが可能となる。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る撮像装置は、私的対象物を含む被写体を撮像して画像データを生成し、出力画面上における私的対象物を遮蔽する遮蔽領域の位置情報を含む制御信号に基づき、遮蔽領域の輝度データを生成し、出力画面上における遮蔽領域の位置を示唆し、出力画面を移動可能でかつ出力画面を等分できるように制御された複数のグリッドラインにより構成された指示情報を、制御信号に基づいて生成し、平、垂直方向に配列される各グリッドラインの長さを出力画面の有効画面長よりも短く設定し、出力画面上の私的対象物を含む領域に対しては、遮蔽領域の輝度データを、出力画面上の私的対象物を含まない領域に対しては、指示情報を、それぞれ画像データよりも優先して、私的対象物を遮蔽領域で遮蔽し、かつ、被写体に指示情報を重畳させた状態で表示されるように、画像データと、輝度データと、指示情報とを合成する。これにより、本発明に係る撮像装置は、輝度の高いグリッドラインが出力画面の端部で表示されるのを防止することができ、テレビジョン受像機やモニタ側で実際に表示されるグリッドラインの歪みを防ぐことができる、換言すれば、一部のテレビジョン受像機やモニタのテレビジョン受像機やモニタ側で発生する、図示しない同期分離回路によって生成される水平/垂直同期信号が、輝度信号の影響によって正しく分離されず、グリッドラインを含んだ表示される画像が水平あるいは垂直に歪んでしまう現象を抑えることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した撮像装置の構成例を示した図である。
【図2】表示処理部の具体的な構成例を示した図である。
【図3】出力画面上において、指示情報とプライバシーマスクを設定する例を示した図である。
【図4】指示情報とプライバシーマスクを合成して表示する例を示した図である。
【符号の説明】
1 撮像装置、10 レンズ部、11 CCD、12 増幅部、13 A/D変換部、14 Y/C信号生成部、15 ユーザインターフェース、16 表示処理部、17 ビデオ信号生成部、18 D/A変換部、31 シリアル通信部、32 映像信号通信部、33 情報制御部、36 第1の合成部、37 指示情報切換スイッチ、38 マスク切換スイッチ、39 第2の合成部

Claims (8)

  1. 私的対象物を含む被写体を撮像して画像データを生成する撮像手段と、
    出力画面上における上記私的対象物を遮蔽する遮蔽領域の位置情報を含む制御信号に基づき、上記遮蔽領域の輝度データを生成する遮蔽領域設定手段と、
    上記出力画面上における上記遮蔽領域の位置を示唆し、上記出力画面を移動可能でかつ上記出力画面を等分できるように制御された複数のグリッドラインにより構成された指示情報を、上記制御信号に基づいて生成する指示情報生成手段と、
    平、垂直方向に配列される上記各グリッドラインの長さを出力画面の有効画面長よりも短く設定する指示情報制御手段と、
    上記出力画面上の私的対象物を含む領域に対しては、上記遮蔽領域の輝度データを、上記出力画面上の私的対象物を含まない領域に対しては、上記指示情報を、それぞれ上記画像データよりも優先して、上記私的対象物を上記遮蔽領域で遮蔽し、かつ、上記被写体に上記指示情報を重畳させた状態で表示されるように、上記画像データと、上記輝度データと、上記指示情報とを合成する合成手段とを備えること
    を特徴とする撮像装置。
  2. 上記指示情報生成手段は、上記指示情報を、出力画面上において水平、垂直方向に配列されるラインとして構成すること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 上記指示情報生成手段は、上記ラインの線種、輝度を調整自在に構成されていること
    を特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  4. 上記指示情報生成手段は、有効画面長が相違するいかなるテレビジョン方式においても、有効画面長を所定の定数で除算することにより、上記配列されるラインの間隔を得ること
    を特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  5. 上記指示情報生成手段は、上記水平、垂直方向に配列されるラインの長さを、夫々有効画面長より短く設定すること
    を特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  6. 上記指示情報生成手段は、上記制御信号に応じて、上記ラインを水平、垂直方向へ移動させること
    を特徴とする請求項2記載の撮像装置。
  7. 上記合成手段は、上記画像データに対して、上記遮蔽領域の輝度データが優先され、更に上記指示情報が優先されるように合成すること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  8. 入力される上記遮蔽領域の位置情報に基づき、上記制御信号を生成する制御信号生成手段をさらに備えること
    を特徴とする請求項1記載の撮像装置。
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